JPH07205858A - 養生用テープ - Google Patents

養生用テープ

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Publication number
JPH07205858A
JPH07205858A JP6006099A JP609994A JPH07205858A JP H07205858 A JPH07205858 A JP H07205858A JP 6006099 A JP6006099 A JP 6006099A JP 609994 A JP609994 A JP 609994A JP H07205858 A JPH07205858 A JP H07205858A
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JP
Japan
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tape
automobile
synthetic resin
curing
resin sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP6006099A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Nishiyama
英敏 西山
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保護カバーのくり抜き部に、自動車のランプ
などの突出部が嵌まり込みやすくし、保護カバーがスム
ースに取り付けられるようにする。しかも、合成樹脂シ
ートによって、布製テープを油や埃の汚れから防ぐ。 【構成】 自動車の組立て作業時にボデイの傷付きを防
止する保護カバーのくり抜き部に貼着して自動車の塗装
面を保護する養生用テープであって、養生用テープの基
材を構成する布製テープ1を帯状に形成し、この布製テ
ープ1の表面に合成樹脂シート2を貼着し、裏面に両面
粘着テープ3を貼着している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、自動車の組立
てラインにおいてボデイの傷付きを防ぐ保護カバーのく
り抜き部の切断面に貼着して自動車の塗装面を保護する
とともに、保護カバーをスムースに装着するための養生
用テープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の組立て作業において、ときとし
て工具や部品等がボデイに接触して塗装面に傷を付けて
しまうことがある。このため、自動車のドアやフェンダ
ー、バンパーなどの外周部を被覆して保護するため、合
成樹脂製の保護カバーが使用されてきた。この保護カバ
ーには、例えばドアの把手やバンパーのランプにあたる
部分をくり抜いているが、このくり抜き部の周縁部は、
ささくれていたり、切りくちが鋭利なため、自動車の塗
装面に傷を付けてしまうおそれがある。そこで、従来、
このくり抜き部の周縁部から自動車の塗装面を保護する
ための養生用テープとして帯状の不織布や電気配線等に
使用する合成樹脂製のテープを使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の養生用
テープの内、不織布でできたものは、油や埃が付いて汚
れが目立ち、しかも滑りが悪いために、保護カバーを取
り付ける場合に作業性が悪いという問題点がある。ま
た、電気配線等に使用する合成樹脂製のテープも滑りが
悪いという問題点がある。
【0004】本発明は、このような従来の問題点を解決
するもので、油や埃が付かず、しかも保護カバーを取り
付ける際に滑りが良い養生用テープを提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の養生用テープ
は、自動車の組立て作業時にボデイの傷付きを防止する
保護カバーに貼着する養生用テープであって、養生用テ
ープの基材を構成する布製テープを帯状に形成し、この
布製テープの表面に合成樹脂シートを貼着し、裏面を粘
着面とした。
【0006】
【作用】前記のように、この養生用テープは表面側に合
成樹脂シートを貼着しているため滑りがよく、自動車の
突出した部分があっても保護カバーのくり抜き部に突出
部が嵌まり込みやすくなり、保護カバーがスムースに取
り付けられる。しかも、合成樹脂シートによって、布製
テープを油や埃の汚れから防ぐことができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例の養生用テープの斜視
図、図2はその縦断面図である。これらの図において、
1は養生用テープの基材を構成する帯状に形成された布
製テープで、幅が約50mm程度の不織布でできている。
ただし、この布製テープ1の基材は、不織布に限定され
ず、通常の布を用いたものであってもよい。
【0008】この布製テープ1の表面側には、合成樹脂
シート2が張り合わされている。この合成樹脂シート2
は、PP(ポリプロピレン)の透明な樹脂シートで、厚
さが0.07または0.09mmのものを使用している。
ただし、この合成樹脂シート2は適度な薄いシートであ
ればその厚さは限定されない。現実には、約0.01mm
〜0.1mm程度が好ましい。また、材質もPPである必
要はなく、酢酸ビニル製シート、ポリオレフィン系の合
成樹脂シート、エステル系の合成樹脂シートであっても
よくその材質は問わない。
【0009】布製テープ1の裏面の長手方向には二本の
両面粘着テープ3が貼着している。ただし、布製テープ
1の裏面には必ずしも両面粘着テープ3を貼着する必要
はなく、裏面に接着剤を塗布したものであってもよい。
なお、この両面粘着テープ3の露出側の面は使用の時点
迄、剥離紙4で覆われ、使用時において剥離紙4が剥さ
れるようになっている。
【0010】次に、上記実施例の養生用テープの使用状
態を説明する。図3のように、自動車5の組立工場で組
み立て上がったボデイ外面の要所に軟質の樹脂製の保護
カバー6を取り付けるようにし、組み立て作業中にドア
やフェンダー、バンパーなどに傷が付くのを防止する。
この保護カバー6には、ドアの把手の部分や、ランプの
ように突出した部分にあたる部分に、くり抜き部7が形
成されている。このくり抜き部7の周縁部の切断面は、
切り口が鋭いため、自動車5の塗装面に傷を付けてしま
うおそれがある。このため、このくり抜き部7の周縁部
に養生用テープを貼着し、自動車の塗装面を保護する必
要がある。
【0011】そこで、まず養生用テープを長手方向の中
央で折り曲げて折り目を付けた後、剥離紙4を剥がし、
図4のように保護カバー6のくり抜き部7の周縁部に養
生用テープを貼着する。なお、折り曲げる際、両面粘着
テープ3を長手方向に粘着しているため、中央で簡単に
折り曲げるとこができる。この養生用テープは、表面側
に合成樹脂シート2を貼着しているため、例え、自動車
5のランプのように突出した部分があっても滑りがよく
なり、突出した部分にくり抜き部7がスムースにはい
り、取り付け作業が楽になる。しかも、合成樹脂シート
2のために、布製テープ1は油や埃により汚れることが
ない。図4において、8はノンスリップテープで保護カ
バーが自動車の車体からずり落ちるのを防止する。上記
実施例では、保護カバー6のくり抜き部7に使用してい
るが、この養生用テープは、かかるくり抜き部7だけの
使用に限定されない。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の養生用テー
プは、表面側に合成樹脂シートを貼着しているため滑り
がよくなり、自動車の突出した部分があっても保護カバ
ーのくり抜き部に突出部が嵌まり込みやすくなり、保護
カバーがスムースに取り付けられ、作業性がよくなる。
しかも、合成樹脂シートのために、布製テープは油や埃
により汚れることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の養生用テープの斜視図であ
る。
【図2】本発明の一実施例の養生用テープの縦断面図で
ある。
【図3】自動車の組み立て作業現場の斜視図である。
【図4】保護カバーの断面図である。
【符号の説明】
1 布製テープ 2 合成樹脂シート 3 両面貼着テープ 5 自動車 6 保護カバー 7 くり抜き部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の組立て作業時にボデイの傷付き
    を防止する保護カバーに貼着する養生用テープであっ
    て、養生用テープの基材を構成する布製テープを帯状に
    形成し、この布製テープの表面に合成樹脂シートを貼着
    し、裏面を粘着面とした養生用テープ。
JP6006099A 1994-01-25 1994-01-25 養生用テープ Pending JPH07205858A (ja)

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JP6006099A JPH07205858A (ja) 1994-01-25 1994-01-25 養生用テープ

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JP6006099A JPH07205858A (ja) 1994-01-25 1994-01-25 養生用テープ

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JPH07205858A true JPH07205858A (ja) 1995-08-08

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6049204A (ja) * 1983-08-29 1985-03-18 Tokyo Seimitsu Co Ltd 接触検出装置
JPS6432583U (ja) * 1987-08-21 1989-03-01
JPH0249084A (ja) * 1988-04-08 1990-02-19 Kendall Co:The 新規のマスキングテープ

Patent Citations (3)

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JPH0249084A (ja) * 1988-04-08 1990-02-19 Kendall Co:The 新規のマスキングテープ

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