JPH0720561Y2 - 自動車用車輪のハブ取付面のすきま測定装置 - Google Patents

自動車用車輪のハブ取付面のすきま測定装置

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Publication number
JPH0720561Y2
JPH0720561Y2 JP7056186U JP7056186U JPH0720561Y2 JP H0720561 Y2 JPH0720561 Y2 JP H0720561Y2 JP 7056186 U JP7056186 U JP 7056186U JP 7056186 U JP7056186 U JP 7056186U JP H0720561 Y2 JPH0720561 Y2 JP H0720561Y2
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JP
Japan
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wheel
hub
piston
recess
measuring device
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Expired - Lifetime
Application number
JP7056186U
Other languages
English (en)
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JPS62182404U (ja
Inventor
恒平 大阪
Original Assignee
金井 宏之
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Publication date
Application filed by 金井 宏之 filed Critical 金井 宏之
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車用車輪のブレーキドラムへの取付平面の
平面度をピストンの移動量でとらえることにより、精度
が高く、かつ簡単に測定のできる自動車用車輪のハブ取
付面のすきま測定装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、車輪に於ける平面度の測定は、ディスクのブレー
キドラムへの取付平面を、平滑な平面を有する治具上に
静置し、上記ディスクの取付平面と治具の平面との間に
すきまゲージを差し込み、ディスクと治具とのすきまの
大きさを測定することにより行い、その最大値を車輪の
平面度としていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のように、すきまゲージを用いて、最大すきまを測
定しているため、測定時間が長くかかり、しかも測定量
はすきまゲージの目盛量により決まるため、その測定精
度を上げようとすると、さらに測定時間が長くかかると
いう問題点がある。
また人手により測定するため自動化ができず、測定値に
個人差が出来、測定値の信頼性が低くなるという問題点
がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を除去するためになされたものであ
り、中央部に車輪のハブ孔が嵌合されるハブガイドを設
け、かつ外周部に車輪のハブボルト孔に嵌合するガイド
ピンを垂設した円板状の車輪載置台を構成し、車輪の外
側平面測定部を含む断面積を有する2個を1組とした凹
所を上記車輪載置台に設けたガイドピンの外周側で、か
つガイドピンを挾んで形成すると共に、上記凹所と同一
円周上に2個を1組とする複数組の凹所をそれぞれ等間
隔に形成し、上記凹所にスプリングにより上方に押し上
げられ、しかも最下位置において載置台と平面を構成す
るピストンを配置し、上記ピストンの下方にピストンの
移動量を検知する検知手段を設けることにより、ディス
クのブレーキドラムへの取付平面におけるすきまを、ピ
ストンの変化量といった一次元的な変位量に置換するこ
とにより、測定における個人差をなくし、測定精度を向
上し、自動測定を可能とした自動車用車輪のハブ取付面
のすきま測定装置を提供するものである。
〔作用〕
円板状の車輪載置台の中央部に設けた車輪のハブ孔が嵌
合されるハブガイドと、外周部に設けた車輪のハブボル
ト孔に嵌合するガイドピンとにより車輪の位置が固定さ
れているため、位置決めされた車輪のブレーキドラムへ
の接触位置、いわゆる車輪外側平面測定部を含み、この
位置のバラツキを補う範囲の接触面積を有すると共に、
車輪載置台の個々の車輪外側平面測定部に対応する位置
に設けられたピストンが、車輪外側平面測定部に常に接
触するように押しつけられることにより、ピストンの原
位置より最も多く動いたピストンの移動量がすきますな
わち車輪の平面度として測定できるものである。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図に示すように、車輪載置台(1)は円板状で基台
(2)に回転可能、若しくは固定して配置されている。
上記車輪載置台(1)の略中央部には、車輪のディスク
に形成されたハブ孔に嵌合するハブガイド(3)が設け
られ、さらにその周囲の外周部には、車輪のハブボルト
孔に嵌合する1〜数個のガイドピン(4)が垂設されて
いる。
また、第1図及び第2図に示すように、車輪(5)の外
側平面測定部(6)を含む断面積を有する2個を1組と
した凹所(7)を、上記車輪載置台(1)に設けたガイ
ドピン(4)の外周側で、かつガイドピン(4)を挾ん
で形成すると共に、上記凹所(7)と同一円周上に2個
を1組とする凹所(7)を、それぞれ等間隔となるよう
複数組形成する。
上記凹所(7)には夫々スプリング(8)を挿入するた
めのスプリング用穴(9)が設けられ、スプリング
(8)が配置されている。
スプリング用穴(9)の底部にはピストン(10)の下部
に設けられたピストンロッド(11)が貫通する貫通孔
(12)が設けられている。
上記のように形成された凹所(7)に、ピストン(10)
がスプリング(8)により上下移動可能に配置されてい
る。また、上記ピストン(10)の下部に設けられたピス
トンロッド(11)は前記貫通孔(12)に挿通される。
なお、凹所(7)の深さHとピストン(10)の高さhは
H=hとし、ピストン(10)がスプリング(8)の力に
抗して押し下げられて最下位置に達したとき、ピストン
(10)の上面が車輪載置台(1)の上面と平面になるよ
う形成される。
さらに、ピストンロッド(11)の下端には、マイクロメ
ーターのスピンドル先端を当接するか、センサを配置し
てピストン(10)の移動量を検知する。
なお、上記検知手段により検知された移動量はそのまま
読みとるか、電気信号に変換して集中監視するよう構成
することも可能である。
上記実施例において、ピストン(10)の数は8個の場合
を示しているが、車輪の当り面の数に応じて適宜選択で
き、検知手段の数もピストン(10)の数に対応するもの
である。
〔考案の効果〕
本考案の自動車用車輪のハブ取付面のすきま測定装置は
上記構成であるため、上記測定装置のピストン上に車輪
を載置して測定すると、車輪の自重により複数個の凹所
に設けられたピストンのうち、すくなくとも3ケ所にお
いて車輪載置台の平面と一致しすきまは0となる。この
状態において他の何ケ所かのピストンはスプリングによ
り押し上げられ、その上昇量がそのまま車輪のハブ取付
面の平面度として読みとることができる。
このように、車輪の自重により平面を出し、すきまをピ
ストンロッドの下端に配置した検知手段により直読する
ため、測定者の違いによる個人差が出ず、しかも極めて
短時間で測定できるという優れた実用的効果を有するも
のであります。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)は本考案の自動車用車輪のハブ取付面のす
きま測定装置の一実施例を示す平面図、同図(ロ)は
(イ)におけるA−A線断面図、第2図は本考案の測定
装置の要部断面図である。 (1)……車輪載置台、(7)……凹所 (2)……基台、(8)……スプリング (3)……ハブガイド、(9)……スプリング用穴 (4)……ガイドピン、(10)……ピストン (5)……車輪、(11)……ピストンロッド (6)……平面測定部、(12)……貫通孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部に車輪のハブ孔が嵌合されるハブガ
    イドを設け、かつ外周部に車輪のハブボルト孔に嵌合す
    るガイドピンを垂設した円板状の車輪載置台を構成し、
    車輪の外側平面測定部を含む断面積を有する2個を1組
    とした凹所を、上記車輪載置台に設けたガイドピンの外
    周側で、かつガイドピンを挾んで形成すると共に、上記
    凹所と同一円周上に2個を1組とする複数組の凹所をそ
    れぞれ等間隔に形成し、上記各凹所にスプリングにより
    上方に押し上げられ、しかも最下位置において上記車輪
    載置台と平面を構成するピストンを配置し、上記ピスト
    ンの下方にピストンの移動量を検知する検知手段を設け
    てなる自動車用車輪のハブ取付面のすきま測定装置。
JP7056186U 1986-05-10 1986-05-10 自動車用車輪のハブ取付面のすきま測定装置 Expired - Lifetime JPH0720561Y2 (ja)

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JP7056186U JPH0720561Y2 (ja) 1986-05-10 1986-05-10 自動車用車輪のハブ取付面のすきま測定装置

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Publication Number Publication Date
JPS62182404U JPS62182404U (ja) 1987-11-19
JPH0720561Y2 true JPH0720561Y2 (ja) 1995-05-15

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