JPH07205242A - 射出成形機の品質モニタ・成形品良否判別方法および装置 - Google Patents

射出成形機の品質モニタ・成形品良否判別方法および装置

Info

Publication number
JPH07205242A
JPH07205242A JP219694A JP219694A JPH07205242A JP H07205242 A JPH07205242 A JP H07205242A JP 219694 A JP219694 A JP 219694A JP 219694 A JP219694 A JP 219694A JP H07205242 A JPH07205242 A JP H07205242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
molding machine
injection molding
measured
measured values
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP219694A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Hayazaki
寛朗 早崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP219694A priority Critical patent/JPH07205242A/ja
Publication of JPH07205242A publication Critical patent/JPH07205242A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 品質モニタ値として最適な測定値を得、成形
工程の安定度合いを成形機の運転者に知らせ、上記測定
値を用いて精度良く成形品の良否判定を行う。 【構成】 波形データ収集ユニット31で収集された波
形データは、波形データ一時保持ユニット32に時系列
的に保持される。設定器33は、XYグラフ生成ユニッ
ト34に、設定値として、2つの計測値をX軸およびY
軸とするように設定する。選択した2つの計測値に対し
て、XYグラフ生成ユニット34は、一方の計測値の最
大値及び/又は最小値を得たときの他方の計測値の値
を、測定値として得る。不良品判別ユニット35は、測
定値と上限値および下限値を比較し、成形品の良否を判
定する。良否判別信号は記憶ユニット36に記憶され
る。また、不良信号は外部設備へ送出されて、そのショ
ットの成形品を不良品として選別される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形機における射出
装置および金型から計測される測定値を用いて成形品の
品質をモニタし、成形工程の安定度合いを成形機の運転
者に知らせると共に、これら測定値を用いて成形品の良
否判定を行い、外部設備に不良信号を出力する射出成形
機の品質モニタ・成形品良否判別方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、射出成形機は、射出シリ
ンダ中で加熱流動化(可塑化)された成形材料(溶融樹
脂)を高圧によりスクリュで金型内に射出し、その金型
中で溶融樹脂を冷却固化、または硬化させ、次いで金型
を開き成形品を取り出す機械である。この操作は、型締
め工程、成形材料(溶融樹脂)の射出工程、保圧工程、
冷却工程、型開き工程、成形品の取出し工程からなる成
形プロセス(成形サイクル)の繰り返しで行われる。各
成形プロセス(成形サイクル)で1回だけ成形材料(溶
融樹脂)が射出シリンダから金型内に射出されるので、
1成形プロセス(1成形サイクル)は1ショットとも呼
ばれる。
【0003】このような射出成形機を用いて射出成形を
行う上で、その生産工程中に品質の良い製品を作ること
は、良品率の上昇による生産効率の向上や、不良品の廃
棄コストの削減等につながり、より多くの利点をもたら
す。この場合、成形工程の射出成形機の運転者が生産工
程中の安定度合いを適確に把握する事が出来れば、不安
定な状態での生産を続ける事がなく、品質の良い製品を
生産することが出来る。また、成形後即座に製品の良否
を判定することが出来れば、その後の不要なコストを掛
けて成形品の選別検査を行う必要がなくなり、この点か
らも大きな効果がある。
【0004】従来、成形工程の安定度合いのモニタや成
形品の良否判定は、次のようにして行っていた。
【0005】すなわち、タイミングや時間を基にして、
スクリュの位置や射出シリンダの圧力を検出する方法を
取っている。従って、この場合、CRTなどの表示器の
表示画面には、横軸にタイミングや時間をとり、縦軸に
スクリュの位置や射出シリンダの圧力をとったグラフが
表れる(例えば、日本ビニル工業会編「プラスチック成
形加工とコンピュータ」(株)工業調査会(昭57.
7.1)P.93〜98参照)。また、特公平4−65
36号公報には、横軸に時間を、縦軸に温度をとったも
のが開示されている。
【0006】更に、他の成形工程の安定度合いのモニタ
や成形品の良否判定を行う方法が特開平2−78516
号公報に開示されている。この公報では、射出開始後の
経過時間、スクリュ位置、射出圧力の3要素の内、いず
れか1つの要素を基準として検出タイミングを設定して
いる。その1つとして、横軸にスクリュ位置を、縦軸に
射出圧力をとるものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これら方式では、計測
値と予め設定された基準値とを比較器で比較することに
より検出タイミングを得、この検出タイミングでの他の
計測値を測定値とするか、1つの計測値についての最大
値や最小値を測定し、その成形工程の測定値としてい
る。
【0008】しかしながら、これら測定値では品質モニ
タ値もしくは製品判定の項目として十分な精度を得るこ
とができない場合がある。また、計測される項目が限定
されているため、成形品の品種や成形加工条件を変更し
た際に、新規に有用な品質モニタ値もしくは製品判定の
項目を得ることが困難である。
【0009】したがって、本発明の目的は、品質モニタ
値として最適な測定値を得ることができる射出成形機の
品質モニタ方法および装置を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、成形工程の安定度合
いを成形機の運転者に知らせることができる射出成形機
の品質モニタ方法および装置を提供することにある。
【0011】本発明の更に他の目的は、上記測定値を用
いて成形品の良否判定を行うことにより、精度良く成形
品の良否判定を行える射出成形機の成形品良品判別方法
および装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による射出成形機
の品質モニタ方法は、射出成形機によって射出成形され
た成形品の品質をモニタする方法であって、射出成形機
に取り付けられた複数のセンサによって当該射出成形機
の運転状態を示すアナログ波形を計測するステップと、
これら計測されたアナログ波形をデジタルデータに変換
するステップと、この変換されたデジタルデータを保持
するステップと、保持された計測値のうちの2つを選択
するステップと、選択された2つの計測値のうちの一方
の最大値及び/又は最小値を求めるステップと、当該一
方の計測値が最大値及び/又は最小値をとったときの選
択された2つの計測値の他方の値を測定値として求める
ステップとを含む。
【0013】上記品質モニタ方法において、さらに、測
定値をサイクル毎に連続的に記録するステップと、記録
された複数の測定値を数値もしくはグラフを用いて表示
するステップとを含むことが好ましい。この代わりに、
上記品質モニタ方法は、さらに、測定値をサイクル毎に
連続的に記録するステップと、記録された複数の測定値
を統計処理するステップと、この統計処理した結果を表
示するステップとを含むようにしても良い。
【0014】また、本発明による射出成形機の成形品良
品判別方法は、射出成形機によって射出成形された成形
品が良品であるか不良品であるかを判別する方法であっ
て、射出成形機に取り付けられた複数のセンサによって
当該射出成形機の運転状態を示すアナログ波形を計測す
るステップと、これら計測されたアナログ波形をデジタ
ルデータに変換するステップと、この変換されたデジタ
ルデータを保持するステップと、保持された計測値のう
ちの2つを選択するステップと、選択された2つの計測
値のうちの一方の最大値及び/又は最小値を求めるステ
ップと、当該一方の計測値が最大値及び/又は最小値を
とるときの、選択された2つの計測値の他方の値を測定
値として求めるステップと、この測定値に対する上限値
及び下限値を設定するステップと、測定値が上限値もし
くは下限値を越えた場合に不良信号を出力するステップ
とを含む。
【0015】本発明による射出成形機の品質モニタ装置
は、射出成形機によって射出成形された成形品の品質を
モニタする装置であって、射出成形機に取り付けられ、
当該射出成形機の運転状態を示すアナログ波形として計
測する複数のセンサと、アナログ波形をデジタルデータ
に変換する波形データ収集ユニットと、この変換された
デジタルデータを一時的に保持する波形データ一時保持
ユニットと、保持された計測値のうちの2つを選択する
手段と、選択された2つの計測値のうちの一方の最大値
及び/又は最小値を求め、当該一方の計測値が最大値及
び/又は最小値をとったときの選択された2つの計測値
の他方の値を測定値として求めるXYグラフ生成ユニッ
トとを備えたことを特徴とする。
【0016】上記品質モニタ装置において、さらに、測
定値をサイクル毎に連続的に記録する記憶ユニットと、
記録された複数の測定値を数値もしくはグラフを用いて
表示する表示器とを含むことが好ましい。この代わり
に、上記品質モニタ装置は、さらに、測定値をサイクル
毎に連続的に記録する記憶ユニットと、記録された複数
の測定値を統計処理する処理ユニットと、この統計処理
した結果を表示する表示器とを含むようにしても良い。
【0017】また、本発明による射出成形機の成形品良
品判別装置は、射出成形機によって射出成形された成形
品が良品であるか不良品であるかを判別する装置であっ
て、射出成形機に取り付けられ、当該射出成形機の運転
状態を示すアナログ波形として計測する複数のセンサ
と、アナログ波形をデジタルデータに変換する波形デー
タ収集ユニットと、この変換されたデジタルデータを一
時的に保持する波形データ一時保持ユニットと、保持さ
れた計測値のうちの2つを選択する手段と、選択された
2つの計測値のうちの一方の最大値及び/又は最小値を
求め、当該一方の計測値が最大値及び/又は最小値をと
るときの、選択された2つの計測値の他方の値を測定値
として求めるXYグラフ生成ユニットと、この測定値に
対する上限値及び下限値を設定する手段と、測定値が上
限値もしくは下限値を越えた場合に不良信号を出力する
不良品判別ユニットとを備えたことを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明では、選択した2つの計測値に対して、
一方の計測値の最大値及び/又は最小値を得たときの他
方の計測値の値を、測定値として得ている。この測定値
は精度の高い品質モニタ値として使用することができ
る。また、この測定値を使用して成形品の良否判別を精
度良く行うことができる。さらに、本発明では、複数の
アナログ波形を自由に選択することができるので、計測
できる項目の限定をなくすことができる。
【0019】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0020】図1に本発明の一実施例による品質モニタ
・成形品良否判別装置を備えた射出成形機の構成を示
す。図示の射出成形機は、射出装置11と、金型12と
を含む。射出装置11は成形機制御装置20から送られ
てくる動作信号に応答して射出動作を行う。
【0021】射出装置11には複数のセンサ11−1,
11−2,11−3,11−4,および11−5が取り
付けられている。センサ11−1はインクリメンタルエ
ンコーダ(速度センサ)であって、射出速度を検出し、
射出速度検出信号を出力する。センサ11−2はアブソ
リュートエンコーダ(位置センサ)であって、スクリュ
の位置を検出し、スクリュ位置検出信号を出力する。セ
ンサ11−3は圧力センサであって、射出圧力・背圧を
検出し、射出圧力・背圧検出信号を出力する。センサ1
1−4はタコジェネレータ(回転速度センサ)であっ
て、スクリュの回転速度を検出し、スクリュ回転速度検
出信号を出力する。センサ11−5は温度センサであっ
て、射出シリンダの温度を検出し、温度検出信号を出力
する。また、金型12には圧力センサ12−1が取り付
けられている。圧力センサ12−1は金型内の圧力を検
出し、金型内圧力検出信号を出力する。これらセンサ1
1−1〜11−5および12−1は、本発明に係る品質
モニタ・成形品良否判別装置30に接続されている。
【0022】成形品良否判別装置30は、波形データ収
集ユニット31と、波形データ一時保持ユニット32
と、設定器33と、XYグラフ生成ユニット34と、不
良品判別ユニット35と、記憶ユニット36と、表示器
37とを備えている。波形データ収集ユニット31には
成形機制御装置20から工程タイミングが送出されてく
る。波形データ収集ユニット31は、工程タイミングに
応答して、上記センサ11−1〜11−5および12−
1で検出(計測)された検出信号(計測値)を表す波形
データを時系列的に収集する。詳細に説明すると、検出
信号はアナログ波形で表されるので、波形データ収集ユ
ニット31は、これらアナログ波形に時間を加えた全て
のデータをデジタル値(波形データ)に変換する。波形
データ収集ユニット31で収集された波形データは、波
形データ一時保持ユニット32に時系列的に保持され
る。したがって、波形データ一時保持ユニット32に保
持される波形データには、6個の計測値に時間を加えた
7項目が存在する。
【0023】設定器33は、XYグラフ生成ユニット3
4に、設定値として、上記7項目のうちの2項目をX軸
およびY軸とするように設定すると共に、測定値を求め
るデータの開始点および終了点を設定する。XYグラフ
生成ユニット34はこの設定された2項目の波形データ
を1サイクル分読み込んで、XYグラフを生成して表示
器37に表示すると共に、後述するように測定値を求め
る。
【0024】次に、図2乃至図4を参照して、XYグラ
フ生成ユニット34で生成されたXYグラフの具体例と
測定値の求め方について説明する。ここでは、説明を簡
単にするために、項目としてスクリュ位置、金型内圧
力、および時間の3項目をとりあげる。
【0025】図2は設定器33によって横軸を時間に縦
軸をスクリュ位置に設定した場合に、XYグラフ生成ユ
ニット34によって生成されたXYグラフの例である。
図3は設定器33によって横軸を時間に縦軸を金型内圧
力に設定した場合に、XYグラフ生成ユニット34によ
って生成されたXYグラフの例である。図2および図3
に示されるように、スクリュ位置や金型内圧力を時間的
に連続なデータとして表示することができる。
【0026】図2および図3から明らかなように、金型
内圧力が最大値となるなるのは、スクリュ位置が図2の
6〜10の目盛り範囲にあるときである。このことを考
慮に入れて、設定器33によって横軸をスクリュ位置に
縦軸を金型内圧力に設定すると共に、図2に示されるよ
うに、スクリュ位置が10以下になる点を開始点TS
よび10以上になる点を終了点TE として設定する。こ
れにより、XYグラフ生成ユニット34によって、図4
に示されるような、横軸をスクリュ位置に(但し、目盛
り範囲は6〜10)、縦軸を金型内圧力にとったXYグ
ラフが生成される。図4に示すXYグラフから、金型内
圧力が最大値を取ったとき(図4の点)のスクリュ位
置(図4の)を、成形品の良否判別用の測定値として
得ることができる。XYグラフ生成ユニット34はこの
測定値を不良品判別ユニット35と記憶ユニット36と
に出力する。
【0027】また、設定器33は、設定値として、不良
品判別ユニット35に上記測定値に対応した上限値およ
び下限値を設定する。
【0028】不良品判別ユニット35は、測定値と上限
値および下限値を比較し、成形品の良否を判定する。測
定値が上限値もしくは下限値を越えた場合に、不良品判
別ユニット35は、良否判別信号として不良信号を出力
する。良否判別信号は記憶ユニット36に記憶される。
また、不良信号は外部設備(図示せず)へ送出されて、
そのショットの成形品を不良品として選別される。
【0029】記憶ユニット36は、上記測定値と良否判
別信号とを実績データとして記憶する。測定値はショッ
ト毎に連続的に記憶ユニット36に記録される。表示器
35は記憶ユニット34に記憶された実績データを、数
値もしくはグラフを用いて表示する。これにより、成形
工程の安定度合いを成形機の運転者に知らせることがで
きる。尚、図1には示していないが、記憶ユニット36
の記憶内容を処理する処理ユニットを設けてもよい。こ
の場合、処理ユニットは記憶ユニット36に記憶された
複数の測定値から、標準偏差の計算や範囲内の統計処理
を行い、この統計処理結果を表示器37で表示させるこ
とにより、安定度合いを成形機の運転者に知らせること
ができる。
【0030】以上、本発明について好ましい実施例によ
って説明したが、本発明はこれに限定せず、本発明の趣
旨を逸脱しない範囲で種々の変形・変更が可能である。
上記実施例では、計測値として、スクリュ位置と金型内
圧力を選択しているが、他の計測値を使用しても良いの
は言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、選択した
2つの計測値に対して、一方の計測値の最大値及び/又
は最小値を得たときの他方の計測値の値を、測定値とし
て得ているので、この測定値を精度の高い品質モニタ値
として使用することができる。また、この測定値を使用
して成形品の良否判別を精度良く行うことができる。さ
らに、本発明では、複数のアナログ波形を自由に選択す
ることができるので、計測できる項目の限定をなくすこ
とができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る品質モニタ・成形品良否判別装置
を含む射出成形機の構成を示すブロック図である。
【図2】横軸(X軸)に時間を、縦軸(Y軸)にスクリ
ュ位置をとった場合のXYグラフの一例を示す図であ
る。
【図3】横軸(X軸)に時間を、縦軸(Y軸)に金型内
圧力をとった場合のXYグラフの一例を示す図である。
【図4】横軸(X軸)にスクリュ位置を、縦軸(Y軸)
に金型内圧力をとった場合のXYグラフの一例を示す図
である。
【符号の説明】
11 射出装置 11−1〜11−5 センサ 12 金型 12−1 圧力センサ 20 成形機制御装置 30 品質モニタ・成形品良否判別装置 31 波形データ収集ユニット 32 波形データ一時保持ユニット 33 設定器 34 XYグラフ生成ユニット 35 不良品判別ユニット 36 記憶ユニット 37 表示器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機によって射出成形された成形
    品の品質をモニタする方法において、前記射出成形機に
    取り付けられた複数のセンサによって当該射出成形機の
    運転状態を示すアナログ波形を計測するステップと、該
    計測されたアナログ波形をデジタルデータに変換するス
    テップと、この変換されたデジタルデータを保持するス
    テップと、保持された計測値のうちの2つを選択するス
    テップと、選択された2つの計測値のうちの一方の最大
    値及び/又は最小値を求めるステップと、当該一方の計
    測値が最大値及び/又は最小値をとったときの前記選択
    された2つの計測値の他方の値を測定値として求めるス
    テップとを含む射出成形機の品質モニタ方法。
  2. 【請求項2】 さらに、前記測定値をサイクル毎に連続
    的に記録するステップと、記録された複数の測定値を数
    値もしくはグラフを用いて表示するステップとを含む請
    求項1記載の射出成形機の品質モニタ方法。
  3. 【請求項3】 さらに、前記測定値をサイクル毎に連続
    的に記録するステップと、記録された複数の測定値を統
    計処理するステップと、該統計処理した結果を表示する
    ステップとを含む請求項1記載の射出成形機の品質モニ
    タ方法。
  4. 【請求項4】 射出成形機によって射出成形された成形
    品が良品であるか不良品であるかを判別する方法におい
    て、前記射出成形機に取り付けられた複数のセンサによ
    って当該射出成形機の運転状態を示すアナログ波形を計
    測するステップと、該計測されたアナログ波形をデジタ
    ルデータに変換するステップと、この変換されたデジタ
    ルデータを保持するステップと、保持された計測値のう
    ちの2つを選択するステップと、選択された2つの計測
    値のうちの一方の最大値及び/又は最小値を求めるステ
    ップと、当該一方の計測値が最大値及び/又は最小値を
    とるときの、前記選択された2つの計測値の他方の値を
    測定値として求めるステップと、該測定値に対する上限
    値及び下限値を設定するステップと、前記測定値が前記
    上限値もしくは前記下限値を越えた場合に不良信号を出
    力するステップとを含む射出成形機の成形品良否判別方
    法。
  5. 【請求項5】 射出成形機によって射出成形された成形
    品の品質をモニタする装置において、前記射出成形機に
    取り付けられ、当該射出成形機の運転状態を示すアナロ
    グ波形として計測する複数のセンサ(11−1〜11−
    5,12−1)と、前記アナログ波形をデジタルデータ
    に変換する波形データ収集ユニット(31)と、この変
    換されたデジタルデータを一時的に保持する波形データ
    一時保持ユニット(32)と、保持された計測値のうち
    の2つを選択する手段(33)と、選択された2つの計
    測値のうちの一方の最大値及び/又は最小値を求め、当
    該一方の計測値が最大値及び/又は最小値をとったとき
    の前記選択された2つの計測値の他方の値を測定値とし
    て求めるXYグラフ生成ユニット(34)とを備えたこ
    とを特徴とする射出成形機の品質モニタ装置。
  6. 【請求項6】 さらに、前記測定値をサイクル毎に連続
    的に記録する記憶ユニット(36)と、記録された複数
    の測定値を数値もしくはグラフを用いて表示する表示器
    (37)とを含む請求項5記載の射出成形機の品質モニ
    タ装置。
  7. 【請求項7】 さらに、前記測定値をサイクル毎に連続
    的に記録する記憶ユニット(36)と、記録された複数
    の測定値を統計処理する処理ユニットと、該統計処理し
    た結果を表示する表示器(37)とを含む請求項1記載
    の射出成形機の品質モニタ方法。
  8. 【請求項8】 射出成形機によって射出成形された成形
    品が良品であるか不良品であるかを判別する装置におい
    て、前記射出成形機に取り付けられ、当該射出成形機の
    運転状態を示すアナログ波形として計測する複数のセン
    サ(11−1〜11−5,12−1)と、前記アナログ
    波形をデジタルデータに変換する波形データ収集ユニッ
    ト(31)と、この変換されたデジタルデータを一時的
    に保持する波形データ一時保持ユニット(32)と、保
    持された計測値のうちの2つを選択する手段(33)
    と、選択された2つの計測値のうちの一方の最大値及び
    /又は最小値を求め、当該一方の計測値が最大値及び/
    又は最小値をとるときの、前記選択された2つの計測値
    の他方の値を測定値として求めるXYグラフ生成ユニッ
    ト(34)と、該測定値に対する上限値及び下限値を設
    定する手段(33)と、前記測定値が前記上限値もしく
    は前記下限値を越えた場合に不良信号を出力する不良品
    判別ユニット(35)とを備えたことを特徴とする射出
    成形機の成形品良否判別装置。
JP219694A 1994-01-13 1994-01-13 射出成形機の品質モニタ・成形品良否判別方法および装置 Pending JPH07205242A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP219694A JPH07205242A (ja) 1994-01-13 1994-01-13 射出成形機の品質モニタ・成形品良否判別方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP219694A JPH07205242A (ja) 1994-01-13 1994-01-13 射出成形機の品質モニタ・成形品良否判別方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07205242A true JPH07205242A (ja) 1995-08-08

Family

ID=11522612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP219694A Pending JPH07205242A (ja) 1994-01-13 1994-01-13 射出成形機の品質モニタ・成形品良否判別方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07205242A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001150117A (ja) * 1999-12-01 2001-06-05 Denso Corp ダイカスト鋳造方法およびダイカスト鋳造装置
WO2022153645A1 (ja) * 2021-01-12 2022-07-21 三菱電機株式会社 計測装置、計測方法および射出成形装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001150117A (ja) * 1999-12-01 2001-06-05 Denso Corp ダイカスト鋳造方法およびダイカスト鋳造装置
WO2022153645A1 (ja) * 2021-01-12 2022-07-21 三菱電機株式会社 計測装置、計測方法および射出成形装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0128722B1 (en) Method for supervision of injection molding by use of waveform of internal die pressure
US7261009B2 (en) Monitor for injection molding machine
US4740148A (en) Apparatus for supervising injection stroke of injection molding machines
JPH07205242A (ja) 射出成形機の品質モニタ・成形品良否判別方法および装置
WO2019064734A1 (ja) 演算処理装置、演算処理装置の演算方法及びプログラム
JPS59217119A (ja) 射出成形機の監視方法
JP3321759B2 (ja) プラスチック成形機
JPH0437518A (ja) 射出成形機
JPH07205243A (ja) 射出成形機の成形品良否判別装置および方法
JP4022116B2 (ja) 射出成形機用製品判別装置及び方法
JPH07232366A (ja) 射出成形判定方法及び装置
JPS61229521A (ja) 射出工程監視方法
JP2021066057A (ja) 射出成形機管理装置及び射出成形機
JPS62187009A (ja) 射出成形機
JP2514123B2 (ja) ガラスびん成形機の監視システム及び監視方法
JP2002273773A (ja) モニタリング表示装置および表示方法
JPS63111025A (ja) 射出条件のモニタ方法
JPH05301265A (ja) 射出成形機の製品判別装置
JP2803060B2 (ja) 射出成形機の監視装置
JPH09109217A (ja) 射出成形装置の制御方法
JPH0336016A (ja) 成形機生産監視システム
JPH0798333A (ja) 波形判定装置
JP2521578B2 (ja) 射出成形機のデ―タ処理方法及び装置
US20050133191A1 (en) Method and apparatus for vacuum measurement during die casting
JPH11207793A (ja) 射出成形機の射出状態判定方法および判定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990908