JPH07204778A - 鋳物砂の水分調整装置 - Google Patents

鋳物砂の水分調整装置

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JPH07204778A
JPH07204778A JP2218894A JP2218894A JPH07204778A JP H07204778 A JPH07204778 A JP H07204778A JP 2218894 A JP2218894 A JP 2218894A JP 2218894 A JP2218894 A JP 2218894A JP H07204778 A JPH07204778 A JP H07204778A
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Osamu Nishida
理 西田
Kazuhiro Ota
和弘 太田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回収砂の砂量とそれに対する不足水分量とを
計測して混練機へ適正量供給し、混練調整を行なう装置
を提供することを目的とする。 【構成】 バッチ式高速混練機1、砂ホッパ3、水タン
ク5、砂切出しフィ−ダ8、水分検知器9、水切ユニッ
ト14とこれらに取付ける水排出バルブ4、ロ−ドセル
6.7、水供給配管10.11の電磁開閉弁12.1
3、等をマイコン制御器15に電気的に接続し、高速混
練機1に対して適正な砂量と水量とを供給し、混練調整
するようにした鋳物砂の水分調整装置

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回収鋳物砂に、混練砂
として不足している水分量を供給して混練調整する鋳物
砂の水分調整装置に関する。
【0002】
【従来技術と問題点】従来一般に行なわれている鋳物砂
の水分調整はバッチ式混練機に供給する回収砂の砂量と
この回収砂の水分量とを測定し、その砂量に対する不足
水分量を算出して、この不足水分量を混練機に注水し混
練調整をしているが、このような混練調整に使用される
混練機は1回の処理量が多い大型の混練機が使用されて
いる。その理由としては、多量の回収砂に対し多量の不
足水量を供給して時間をかけて混練調整することによ
り、計測砂量及び水量と実際の砂量と水量との間に若干
の誤差があっても全体として誤差割合が少なくなるとい
う利点があった。このため従来の砂量の計測は、回収砂
を混練機へ供給するベルトコンベヤの作動時間(タイマ
−)等で行なうと共に供給水量も給水管に設けた開閉バ
ルブをタイマ−により開閉させる等の方法がとられてい
たが、それらの計測誤差は全体として許容し得る範囲内
に納まるものであった。
【0003】しかし上記のように大型の混練機を使用し
て一度に多量の鋳物砂を処理した場合、これらの処理砂
を一時溜めておき鋳型造型機の必要量に応じて少しづつ
小分けして供給する必要があり、一時溜めておく間に水
分が蒸発してゆき、初めに供給する鋳物砂と後に供給す
る鋳物砂とではその水分量が異なってくる等の不都合が
あった。上記のような不都合をなくすために小容量の高
速混練機を使用して必要最小限の鋳物砂を短時間のうち
に調整して供給してゆくことが検討されているが1回の
処理量(絶対量)が少なくなると処理する砂量と不足水
分としての注水量にわずかな誤差があってもそれが全体
としての誤差割合が大きくなり許容範囲に納まらなくな
るという問題が新たに発生した。本発明は上記の問題に
鑑みて成されたもので回収砂の砂量とそれに対する不足
水分量を正確に計測して混練機へ適正に供給し、混練調
整を行なう鋳物砂の水分調整装置を提供することを低供
することを目的とする。
【0004】
【問題解決のための手段】上記の目的を達成するために
本発明における鋳物砂の水分調整装置は、バッチ式高速
混練機の上方に、砂排出ゲ−ト付の砂ホッパと、水排出
バルブ付の水タンクとをそれぞれロ−ドセルを介して砂
量及び水量を計測可能にして配設し、該砂ホッパの上方
に砂切出しフィ−ダを配設すると共に該砂切出しフィ−
ダの砂切出しフィ−ダの砂切出し位置上方に水分検知器
を配置し、前記水タンクには該水タンク内に水を供給す
る電磁開閉弁付水供給配管を臨ませると共に該水タンク
とバッチ式高速混練機との間に水切ユニットを出入り可
能に配置し、前記各ロ−ドセル、水分検知器、水排出バ
ルブ、電磁開閉弁、及び水切ユニットは、該ロ−ドセル
による砂量の計測と同時に測定する水分検知器の水分測
定値から回収砂の不足水分量に当る注水水分量を算出す
る演算回路と該演算回路によって算出された注水水分量
を水タンクに供給するための前記電磁開閉弁を前記ロ−
ドセルの水量計測に基づいて開閉して適正水量を水タン
クに溜める制御回路と前記水排出バルブを前記ロ−ドセ
ルによる排出量計測に基づいて開閉させると共に該水排
出バルブの閉鎖と同時に前記水切ユニットを移動作動さ
せて垂れ水を混練機外へ導く水切制御回路とを有するマ
イコン制御器に、電気的にそれぞれ接続したことを特徴
とするものである。
【0005】
【作用】本発明は上記のような解決手段を採用すること
により、回収砂はロ−ドセルによる計測により正確な重
量のものが砂ホッパに供給されると同時に水分検知器に
よって水分が計測されて供給された砂量に対する不足水
分量が算出され水タンクにはロ−ドセルによる計測によ
りその不足水分量に相当する水量(若干多い量)が溜め
られる。このようにして溜められた所定量の回収砂と水
は砂排出ゲ−ト及び水排出バルブの開放により混練機に
供給されると共に前記水タンクのロ−ドセルにより排水
量を計測しながら排水量が所定量に達した時点での水排
出バルブを閉じると同時に水切ユニットを水タンクと混
練機の間位置に移動させて水タンクからの垂れ水を混練
機外に導く。これにより混練機への水の供給は垂れ水を
入れない正確な不足水分量のものがすばやく行なわれる
ようになる。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面により詳しく説明
する。バッチ式高速混練機1の上方には、下部に砂排出
ゲ−ト2を設けた砂ホッパ3及び下部に水排出バルブ4
を設けた水タンク5がそれぞれロ−ドセル6.7を介し
て重量計測可能にして並列配設されている。該砂ホッパ
3の上方にはホッパとベルトコンベヤで成る砂切出しフ
ィ−ダ8が配設されており、該砂切出しフィ−ダ8にお
ける砂切出し位置上方には水分検知器である赤外線水分
計9が配設されている。前記水タンク5には図示されな
い水源に通じる水供給配管10及び該水供給配管10か
ら分岐された分岐管11が臨ませてあり、該水供給配管
10及び分岐管11には電磁開閉弁12.13が設けら
れていて、該電磁開閉弁12を通る水量は多く、電磁開
閉弁13を通る水量は少なくなるようにされている。
【0007】さらに前記高速混練機1と水タンク5との
間には水切ユニット14が出入れ可能にして配設されて
いて、該水切ユニット14が水タンク5の直下に移動し
た場合には水タンク5からの垂れ水が受けられて混練機
1外へ導びかれるように構成されている。また前記水排
出バルブ4、ロ−ドセル6.7、赤外線水分計9、電磁
開閉弁12.13及び水切ユニット14はそれぞれマイ
コン制御器15に電気的に接続されており、該マイコン
制御器15は次のような回路構成にされている。すなわ
ち、赤外線水分計9により測定した回収砂の水分量と前
記ロ−ドセル6により計測した砂量とから回収砂に不足
している水分量を算出する演算回路と、該演算回路によ
って算出された不足水分量を水タンク5に供給するため
の前記電磁開閉弁12.13を前記ロ−ドセル7の水量
計測に基づいて開閉して適正水量を水タンク5に溜めさ
せる制御回路と、前記水排出バルブ4を前記ロ−ドセル
7による排水量計測に基づいて開閉させると共に該水排
水バルブ4の閉鎖と同時に前記水切ユニット14を作動
させて水タンク5からの垂れ水を混練機1外に導く水切
制御回路とを有する。
【0008】このように構成されたものは、水切ユニッ
ト14が水タンク5の下方に移動され高速混練機1にお
いて回収砂と水を混練して水分調整をして排出が行なわ
れる間に、砂切出しフィ−ダ8が作動して回収砂を必要
量ロ−ドセル6により計測しながら砂ホッパ3に供給す
る。一方この間に赤外線水分計9では供給される回収砂
の水分が計測されて前記砂ホッパ3に溜められる回収砂
の砂量に対する不足水分量がマイコン制御器15により
算出される。このようにして不足水分量が算出されると
水供給配管10の電磁開閉弁12が開かれ水タンク5内
に溜められる水量がロ−ドセル7により計測されてゆ
き、算出された前記不足水分量に達する若干手前で電磁
開閉弁12が閉じられると共に電磁開閉弁13が開かれ
水供給の微調整が行なわれながら不足水分量に達したと
ころで電磁開閉弁13も閉じられる。この場合タンク5
内に溜められる水量は不足水分量よりも若干多くなるよ
うにしてある。
【0009】次に水切ユニット14が水タンク5の下方
から外方に移動されると共に砂ホッパ3の砂排出ゲ−ト
2及び水タンク5の水排出バルブ4が開かれて、回収砂
の全量及び水タンク5の水が混練機1に供給されるが、
水タンク5においては、前記ロ−ドセル7により排出さ
れる水量が計測され、不足水分量に達すると水排出バル
ブ4が閉じられると同時に水切ユニット14が水タンク
5の下方に再び戻されて水タンク5からの垂れ水を受け
止めて混練機1外部に導くようになる。したがって混練
機1には回収砂に対する適正な不足水分量の水が供給さ
れることになり水排出バルブ4等から垂れる水は追加さ
れないようになる。このようにして回収砂と不足水分量
の水が混練機1に供給されると高速混練機1が作動され
て、鋳物砂の水分調整が行なわれ、調整砂が排出され
る。この間に前記砂ホッパ3及び水タンク5には前述と
同様にして回収砂及び不足水分量の水が供給される。以
上の作用をくりかえし行なって順次鋳物砂の水分調整を
行なうものである。
【0010】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなように
回収砂を砂ホッパに供給して溜めておくと共に該砂ホッ
パ内に供給される回収砂の水分を水分検知器により測定
して砂量に対する不足水分量を算出し、その不足水分量
を水タンクに溜めておき、高速混練機に対して砂ホッパ
内の回収砂の全量と水タンク内の水を供給し、水タンク
内の水が所定量排出された時点で水タンクの下部に水切
ユニットを移動させて垂れ水等が高速混練機に入らない
ように構成したから、高速混練機には適正な回収砂量と
水量が供給されて混練調整されるようになり、砂量の少
ない場合の水分調整であっても誤差がほとんどない状態
で処理でき、その効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す概念図である。
【符号の説明】
1 バッチ式高速混練機 3 砂ホッパ 4 水排出バルブ 5 水タンク 6 7 ロ−ドセル 8 砂切出しフィ−ダ 9 赤外線水分計 10 水供給配管 14 水切ユニット 15 マイコン制御器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッチ式高速混練機1の上方に、砂排出
    ゲ−ト2付の砂ホッパ3と水排出バルブ4付の水タンク
    5とをそれぞれロ−ドセル6.7を介して砂量及び水量
    を計測可能にして配設し、該砂ホッパ3の上方に砂切出
    しフィ−ダ8を配設すると共に該砂切出しフィ−ダ8の
    砂切出し位置上方に水分検知器9を配置し、前記水タン
    ク5には該水タンク5内に水を供給する電磁開閉弁1
    2.13付水供給配管10.11を臨ませると共に該水
    タンク5とバッチ式高速混練機1との間に水切ユニット
    14を出入り可能に配置し、前記各ロ−ドセル6.7、
    水分検知器9、水排出バルブ4、電磁開閉弁12.1
    3、及び水切ユニット14は、該ロ−ドセル6による砂
    量の計測と同時に測定する水分検知器9の水分測定値か
    ら回収砂の不足水分量に当る注水水分量を算出する演算
    回路と該演算回路によって算出された注水水分量を水タ
    ンク5に供給するための前記電磁開閉弁12.13を前
    記ロ−ドセル7の水量計測に基づいて開閉して適正水量
    を水タンク5に溜めさせる制御回路と、前記水排出バル
    ブ4を前記ロ−ドセル7による排出量計測に基づいて開
    閉させると共に該水排出バルブ4の閉鎖と同時に前記水
    切ユニット14を移動作動させて垂れ水を混練機1外に
    導く水切制御回路とを有するマイコン制御機15に、電
    気的にそれぞれ接続したことを特徴とする鋳物砂の水分
    調整装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102601302A (zh) * 2012-03-26 2012-07-25 苏州明志科技有限公司 一种中间砂斗
CN103934412A (zh) * 2014-04-17 2014-07-23 无锡华统环保工程有限公司 铸造废砂连续水洗回用装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102601302A (zh) * 2012-03-26 2012-07-25 苏州明志科技有限公司 一种中间砂斗
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