JPH072046Y2 - 下死点近傍エリアで剪断作用を呈する成型ランナー等の破砕機 - Google Patents

下死点近傍エリアで剪断作用を呈する成型ランナー等の破砕機

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JPH072046Y2
JPH072046Y2 JP5528091U JP5528091U JPH072046Y2 JP H072046 Y2 JPH072046 Y2 JP H072046Y2 JP 5528091 U JP5528091 U JP 5528091U JP 5528091 U JP5528091 U JP 5528091U JP H072046 Y2 JPH072046 Y2 JP H072046Y2
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JP
Japan
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blade
comb
molding runner
crusher
shearing action
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JP5528091U
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JPH04137743U (ja
Inventor
庄▲蔵▼ 岡
Original Assignee
株式会社明星金属工業所
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Landscapes

  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、合成樹脂成型作業に於
ける工程中に発生する成型ランナー等を、所望せるペレ
ット状(粉々のパウダー状ではなくして、小粒状の剪断
細片を指す)に剪断破砕せしめる為の成型ランナー等の
破砕機に於て、其の剪断破砕効率を100%成らしめる
様、シャーリングポイントPを下死点近傍エリアに特設
せしめた所の、成型ランナー等の破砕機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、此の種の成型ランナー破砕機に在
っては、一般に櫛刃状回転刃と之に噛み合って、剪断破
砕作用を成す櫛刃状固定刃との剪断作用点 (Shearing P
oint)の位置(即ち、櫛刃状回転刃と櫛刃状固定刃との
接点の位置の意なり)は、概ね、櫛刃状回転刃の中心の
高さ位置より上の位置とされていた。従って、次に詳述
する如き幾多の問題点が潜んでいたのであった。即ち、
通常の作用状態では、櫛刃状回転刃に依って、対象材料
即ち成型ランナーが挟み込まれる形と成り、剥くい込ま
れて、終に剪断破砕されるに至るのであるが、……
特有の形状を有する、例えばピンゲート方式金型に依る
門形ランナー等の場合には、櫛刃状回転刃の半径より足
の方が大きく(即ち被破砕材たる成型ランナーの寸法の
方が大きいの意なり)、為に、「くわえ込み」や「踊ら
し」等の剪断破砕直前の剥くい込み動作が不能状態に至
り、之が引いてはブリッヂ現象を呈したり、或いは無人
運転の実施に踏み切れない。 亦、剪断破砕の為の剪
断作用点が櫛刃状回転刃の中心の高さ位置より上方に位
置しているが為、之より下部にワーク体を落下させない
為の例えば、ダスター等を必要不可欠なものとする。
更には、成型ランナー破砕装置の最重要メカ部であ
り、剪断作用点である、シャーリングポイントが、装置
全体の比較的上部に位置しているが為、剪断破砕時の騒
音が煩くてやり切れない。 項に関して、シャーリ
ングポイントが、装置全体の比較的上部に位置している
が為、被破砕材即ち、成型ランナーの「キャッチミス」
や、「飛び跳ね」これが引いては「カットミス」となっ
て了う。……等の問題が幾多存在していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来、此の種成型ラン
ナー破砕機に在っては、前述せる如き数々の問題点が潜
んでいた。依って前述の〜項目の理由から、破砕効
率が低く、亦、破砕細片即ち、成型ランナーとしての再
生使用の目的上の品質が悪い、換言するならば、省資源
廃材再利用,動力エネルギーの省力化等が十二分に達成
されない。…事と成る。本考案は、之等の諸問題を理論
的見地に立って、根本的に解決せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の〜
項の問題を、理論的見地に立ち、最も合理的にして且
つ、根本的に解決せんとするもので、其の考え方の根底
として地球上に存在する総ての物体には、重力 (Gravit
y)の作用が存在すると云う点に着目したものである。即
ち、在来公知の此種、成型ランナー破砕機の殆んどのも
のの、剪断作用点(Shearing Point) Pの位置が、櫛刃
状回転刃中心高さより上方に位置していたのに対し、本
考案に斯るものに於いての剪断作用点Pは、櫛刃状回転
刃の中心の最下点、即ち、下死点(Lower Dead Point)
へ、移し変えたと云う点に在る。斯くの如く、剪断作用
点Pを櫛刃状回転刃の中心高さ付近より、最下点即ち下
死点近傍のエリアに移し変え、特設せしめると云う手段
に依り、被破砕物たる成型ランナーに働く諸々の力、即
ち、遠心力の作用,重力の作用,求心力の作用,…等を
理論的見地より、最も合理的に働かせ、以って破砕機と
してベストコンディションで機能する様、構成せしめた
ものである。即ち、在来公知のものの成型ランナー破砕
機に於ては、櫛刃状回転刃Aに対し、櫛刃状固定刃B’
(実施例の図1に於ては、2点鎖線にて要部のみを図示
した)の相互の噛合いの位置関係即ち、剪断作用点P’
の位置が、櫛刃状回転刃Aの中心線Lより、少々上方H
に位置しているのに対し、本考案に斯る剪断作用点Pの
位置は、櫛刃状回転刃Aと櫛刃状固定刃Bとの接点を最
下点即ち下死点P近傍のエリアに限定し特設し構成した
ものである。
【0005】
【作用】本考案に斯る、成型ランナー破砕機は、前述せ
る構成に依り成るものであるから、図1に明らかなる如
く、被破砕物である成型ランナーが、櫛刃状回転刃Aの
回転に伴って円運動を行ないつつ、略、水平方向に設け
られた受板Rにて受取められるが、櫛刃状回転刃Aの回
転運動に依って、該、成型ランナーは次第に挟み込まれ
る形から、剥い込まれ終に、櫛刃状回転刃Aと櫛刃状固
定刃Bとの最下接点即ち剪断作用点Pに至り、成型ラン
ナーが剪断破砕されると云うものである。即ち、最下接
点である剪断作用点Pに於て、剪断破砕されるメカニズ
ムについて更に詳述するならば、凡そ次の通りである。
櫛刃状回転刃Aの回転に伴って円運動を行ないつつ移動
する成型ランナーは、櫛刃状回転刃Aと櫛刃状固定刃B
との最下接点近傍即ち、剪断作用点P近傍で且つ、略、
水平方向に設けられた受板Rにて受止められる結果、被
破砕物たる成型ランナーは、確実に剪断作用点に剥い込
まれ乍ら運び込まれるので、100%剪断破砕されるに
至るものである。即ち重力の作用に依り被破砕物は浮上
らない。亦遠心力の作用に依り、的確に剪断作用点Pに
送り込まれると云うものである。斯る構成となした事か
ら、被破砕物たる成型ランナーが、確実に剪断作用点P
迄、運び込まれ、的確に剪断破砕される事となるもので
ある。
【0006】
【実施例】本考案の実施例に関し、図1にて説明する。
尚、本実施例に於ては、櫛刃状回転刃Aの切れ刃数を6
枚刃とし、該、櫛刃状回転刃Aの溝部には切れ刃の無い
ものを示しているが、必要に応じ該、溝部にも切れ刃を
構成し得るは勿論云う迄も無い。成型製品・ランナー分
離器(図は省略する)より分離された成型ランナーが、
櫛刃状回転刃Aの回転に伴って、円運動を行ない乍ら移
動して、略、水平方向に設けられた受板Rにて受取めら
れる。が、該、受板Rは櫛刃状回転刃Aと櫛刃状固定刃
Bとの最下接点即ち剪断作用点P近傍に設けられている
が為、受板Rにて受取められた成型ランナーは、確実に
剪断作用点P迄剥い込まれ乍ら、運び込まれて終に、剪
断破砕点Pに於て、完全に剪断破砕されるに至るもので
ある。
【0007】
【考案の効果】叙上せる如く、本考案に依れば、凡そ次
の如き実用的効果が在る。即ち、櫛刃状回転刃Aと櫛刃
状固定Bとの剪断作用点Pを、最下接点即ち下死点近傍
エリアに限定し特設した事に依り、…… 重力の作
用,遠心力の作用,…等に依り「キャッチミス」,「飛
び跳ね」,「ミスカット」が激減する。 成型ランナ
ーの破砕機槽外への「飛出し」が絶無となる。 特有
の形状をなす、例えばピンゲート方式金型での門型ラン
ナー等は、「くわえ込み」や「踊らし」が全く不能とな
り、為に「ブリッジ」が発生し無人稼働が望み得なかっ
た等の問題が解決される。 確実なる剪断破砕が行な
われる結果、成型ランナーのパウダー化が無くなり、成
型ランナーの破砕効率が優に100%を達成し得る。
剪断破砕点Pが下死点に位置するため、剪断破砕時
の、あの、クラッシング・ノイズの影響を極力押える事
が可能となる。(騒音公害の防止効果) 項に関連
し更に、剪断破砕時に於けるダストの工場内飛散を防止
し得る。 上記〜項に依り、成型ランナー等の再
生利用の効果が、頗る多大にして、之が引いては、省資
源面,省力化,省エネルギー化,…等に甚大なる成果を
もたらす考案と云えよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に斯る一実施例を示すが、本図に在って
は櫛刃状回転刃Aの切れ刃数を6枚刃とし尚且、該櫛刃
状回転刃Aの溝部に切れ刃を設けていない場合の「一部
省略一部断面側面図」を表わし、図中の2点鎖線は在来
公知のものの、櫛刃状固定刃B’を表わす。
【符号の説明】
A 櫛刃状回転刃 B 櫛刃状固定刃 B’在来公知のものの櫛刃状固定刃(2点鎖線部) C 切落部 D 凸条部 h 高さ H 中心線Lより少々上方 L 中心線(水平方向) L’中心線(垂直方向) P 剪断作用点 P’在来公知のものの剪断作用点(2点鎖線部) R 受板 1,2,… 切れ刃

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 丸棒鋼外周部に沿って適当なる厚さ及び
    高さhを形成する様、溝を並列的に多数条切込み櫛型状
    を形設し、該櫛型状の凸条部Dの円周部を所望せる数に
    分割せしめ且つ、之等の分割点より適当なる大きさの切
    落部Cを設ける事に依り、夫々、切れ刃1,2,…を形
    設せる櫛刃状の回転刃Aに対し、該櫛刃状の回転刃Aの
    切れ刃1,2,…の各々の部位にて互いに噛み合い且つ
    相互に独立して剪断破砕作用を為さしむる様、櫛刃状の
    固定刃Bを対設せしめて構成せる、成型ランナー破砕機
    に於て、前記、櫛刃状の回転刃A並びに同櫛刃状の固定
    刃Bの剪断作用点Pを、下死点近傍のエリアに限定した
    事を特徴とせる、下死点近傍エリアで剪断作用を呈する
    成型ランナー等の破砕機。
JP5528091U 1991-06-19 1991-06-19 下死点近傍エリアで剪断作用を呈する成型ランナー等の破砕機 Expired - Lifetime JPH072046Y2 (ja)

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JPH04137743U JPH04137743U (ja) 1992-12-22
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