JPH0720463A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH0720463A
JPH0720463A JP5165345A JP16534593A JPH0720463A JP H0720463 A JPH0720463 A JP H0720463A JP 5165345 A JP5165345 A JP 5165345A JP 16534593 A JP16534593 A JP 16534593A JP H0720463 A JPH0720463 A JP H0720463A
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JP5165345A
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English (en)
Inventor
Akitoshi Matsuda
章稔 松田
Hideo Kawamura
英夫 川村
Tomio Osone
富雄 大曽根
Masanori Takamori
正典 高森
Kenichi Iwamoto
健一 岩本
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Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 見る角度に係わらずに均一な輝度分布を得
る。 【構成】 導光板3の面の一方に積層した拡散板5、他
方に積層した反射板6、導光板の側面に配置した冷陰極
管4の近傍かつ有効表示領域7の外側に、冷陰極管4側
から有効表示領域方向7にかけて漸次光吸収率が減少す
る濃度勾配を有する光吸収材2を設けた。 【効果】 冷陰極管から直接反射板に反射して液晶表示
素子に指向する光の強度に勾配をもたせることで、液晶
表示装置を斜め方向からみた場合の輝度むらの発生が阻
止され、有効表示領域の全域にわたって均一な輝度分布
が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示装置に係り、特
に表示領域の輝度が均一かつ高輝度のバックライト構造
体を備えた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】透過型の液晶表示装置は、液晶表示素子
の下側に導光板、光源(一般には蛍光灯等の冷陰極
管)、拡散板、反射板からなるバックライト構造を備
え、液晶表示素子に形成した画像を上記バックライト構
造体から放出されるバックライト光で照明し、その透過
光を観察するものである。
【0003】例えば、アクティブ・マトリクス方式の液
晶表示素子は、マトリクス状に配列された複数の画素電
極のそれぞれに対応して非線形素子(スイッチング素
子)を設けたものである。各画素における液晶は理論的
には常時駆動(デューティ比1.0)されているので、
時分割駆動方式を採用する単純マトリクス方式と比べ
て、アクティブ方式はコントラストが良好で、特にカラ
ー液晶表示装置として欠かせない技術となりつつある。
スイッチング素子の代表的なものとしては薄膜トランジ
スタ(TFT)がある。
【0004】なお、薄膜トランジスタを使用したアクテ
ィブ・マトリクス方式の液晶表示装置を記述したものと
しては、例えば「冗長構成を採用した12.5型アクテ
ィブ・マトリクス方式カラー液晶ディスプレイ」(日経
エレクトロニクス、第193〜210頁、1986年1
2月15日、日経マグロウヒル社発行)を挙げることが
できる。
【0005】従来の液晶表示装置は、それぞれ透明電極
と配向膜等を積層した面が対向するように2枚の透明ガ
ラス基板を重ね合わせ、両基板間に液晶をを注入,封止
し、さらに両基板の外側に偏光板を張り付けてなる液晶
表示素子の下側,すなわち表示画面と反対側に液晶表示
素子に光を照射するためのバックライト構造体が配置し
てなる。
【0006】バックライト構造体は、液晶表示素子の下
側に、光源から発せられる光を光源から離れた方に導
き、光を液晶表示素子全体に照射させる半透明の合成樹
脂からなる導光板を配置し、この導光板の1側面または
対向する2側面に隣接して光源である1本または2本の
冷陰極蛍光灯を配置する。また、導光板と液晶表示素子
との間には、不均一な光をぼかして拡散させ、液晶表示
素子に均一に光を照射するための拡散板を配置し、さら
に導光板の下には光を液晶表示素子の方へ反射させる反
射板を配置する。
【0007】図24は従来の導光板方式のバックライト
構造体の説明図で、(a)は平面図、(b)は(a)の
B−B’断に沿った断面図である。同図において、1は
バックライト構造体、2は光吸収材、3は導光板、4は
冷陰極蛍光灯、5は拡散板、6は反射板、7は有効表示
領域である。バックライト構造体1は、導光板3の上側
に拡散板5を、下側に反射板6を積層し、導光板の3の
上下の長辺のそれぞれの側面に隣接して冷陰極蛍光灯4
を配置し、導光板3と反射板6との間の上記有効領域7
の外側に光吸収材2を配置して構成される。
【0008】図25は反射板に設けた光吸収材の説明図
であって、この光吸収材2cは、例えば黒色の粘着テープ
を反射板6に張り付けたり、黒色インクを印刷してな
る。光吸収材2cは冷陰極蛍光灯4の発光光が反射板6に
直接反射する光を遮光して有効表示領域7の端部が明る
くなるのを防止し、有効表示領域7の輝度むらをなくす
ためのものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、有効表示領域を正面からみた場合はその輝度分布は
略々均一であるが、有効表示領域を斜めから見ると、そ
の端部において輝度の低下が観察される。図26は光吸
収材を設けたバックライト構造体を用いて製作した液晶
表示装置の輝度分布の説明図であって、aは有効表示領
域を正面からみた場合の輝度分布、bは同じく45°方
向からみた場合の輝度分布を示す。
【0010】図示したように、有効表示領域を正面から
見た場合、aに示したように、有効表示領域全域で略々
均一な輝度分布が得られる。しかし、45°斜めからみ
た場合は、bに示したように有効表示領域の端部におい
て輝度が低下する。このように、従来のバックライト構
造体では、見る角度によって輝度むらは観察されるとい
う問題があった。
【0011】本発明の目的は、上記従来技術の問題を解
消し、見る角度に係わらずに均一な輝度分布を得ること
のできる液晶表示装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、導光板と、前記導光板の面の一方に積層
した拡散板と、前記導光板の面の他方に積層した反射板
と、前記導光板の少なくとも1側面に隣接して配置した
冷陰極管と、前記導光体と反射板との間の前記冷陰極管
の近傍、かつ有効表示領域の外側に、当該冷陰極管に沿
って設けた光吸収材とからなるバックライト構造体と、
前記バックライトの拡散板の上に液晶表示素子を積層し
てなる液晶表示装置において、前記光吸収材に、前記冷
陰極管側から前記有効表示領域方向にかけて漸次光吸収
率が減少する濃度勾配を有せしめたことを特徴とする。
【0013】上記光吸収材は、遮光性のストライプを、
その幅が有効表示領域方向に漸次狭くなるように形成す
るか、あるいはその間隔が有効表示領域方向に漸次広く
なるように形成することにより得る。また、上記光吸収
材は、遮光性のドットを、その径が有効表示領域方向に
漸次小さくなるように形成するか、あるいはその密度分
布が有効表示領域方向に漸次荒くなるように形成するこ
とにより得る。
【0014】
【作用】上記本発明の構成としたことにより、冷陰極管
から直接反射板に反射して液晶表示素子に指向する光の
強度を冷陰極管から有効領域方向にかけて漸次勾配をも
たせることで、液晶表示装置を斜め方向からみた場合の
輝度むらの発生を阻止し、有効表示領域の全域にわたっ
て均一な輝度分布を得ることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例につき、図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明による液晶表示装置の
第1実施例を説明するバックライト構造体の平面図であ
って、1はバックライト構造体、2は光吸収材、3は導
光板、4は冷陰極管、5は拡散板、6は反射板、7は有
効表示領域である。
【0016】また、図2は図1のA−A’線に沿った断
面図であり、図1と同一符号は同一部分に対応する。図
1,図2において、本実施例におけるバックライト構造
体1は、導光板3と、この導光板3の面の一方に積層し
た拡散板5と、前記導光板3の面の他方に積層した反射
板6と、前記導光板3の長手方向の両側面に隣接して配
置した冷陰極管4と、前記導光体3と反射板6との間の
前記冷陰極管4の近傍で、かつ有効表示領域7の外側に
上記冷陰極管4に沿ってそれぞれ設けた光吸収材2とか
ら構成される。
【0017】このバックライト構造体1の上記拡散板5
上に液晶表示素子を積層して液晶表示装置が構成され
る。そして、上記光吸収材2は反射板6の上に、冷陰極
管4側から有効表示領域7の方向にかけて漸次光吸収率
が減少するような濃度勾配をもって適当な光吸収物質が
連続的に塗布されている。
【0018】本実施例によれば、冷陰極管から直接反射
板に反射して液晶表示素子に指向する光の強度を冷陰極
管から有効領域方向にかけて漸次勾配をもたせること
で、液晶表示装置を斜め方向からみた場合の輝度むらの
発生を阻止し、有効表示領域の全域にわたって均一な輝
度分布を得ることができる。図3は本発明による液晶表
示装置の第2実施例を説明するバックライト構造体を構
成する反射板の平面図であって、2aは光吸収材、6は
反射板である。
【0019】本実施例では、冷陰極管に沿って形成され
る光吸収材2aとして遮光性のストライプ2a−1を、
その幅が有効表示領域方向に漸次狭くなるように形成
し、あるいはその間隔が有効表示領域方向に漸次広くな
るように形成する。なおこのとき、遮光性のストライプ
2a−1の配列間の間隔を当該ストライプの幅との兼ね
合いで漸次変えるパターニングを施すことで所望の吸収
率勾配を得ることができる。
【0020】上記のパターニングは、反射板6に黒色テ
ープを添付した後にこれを縞状にカットして除去する方
法、あるいはスクリーン印刷方法で所望のストライプを
被着することで得られる。なお、予め所望のストライプ
パターンを形成したテープを反射板6に添付する方法等
の適宜の形成方法を採用してよい。本実施例によって
も、上記実施例と同様に、冷陰極管から直接反射板に反
射して液晶表示素子に指向する光の強度を冷陰極管から
有効領域方向にかけて漸次勾配をもたせることで、液晶
表示装置を斜め方向からみた場合の輝度むらの発生を阻
止し、有効表示領域の全域にわたって均一な輝度分布を
得ることができる。
【0021】図4は本発明による液晶表示装置の第3実
施例を説明するバックライト構造体を構成する反射板の
平面図であって、2bは光吸収材、6は反射板である。
本実施例では、冷陰極管に沿って形成される光吸収材2
bとして、遮光性のドット2b−1を、その径が有効表
示領域方向に漸次小さくなるように形成するか、あるい
はその密度分布が有効表示領域方向に漸次荒くなるよう
に形成する。
【0022】この遮光性のドット2b−1は、スクリー
ン印刷や蒸着で所望のストライプを被着する方法、ある
いは予め所望のドットパターンを形成したテープを反射
板6に添付する方法等の適宜の形成方法を採用してよ
い。本実施例によっても、上記各実施例と同様に、冷陰
極管から直接反射板に反射して液晶表示素子に指向する
光の強度を冷陰極管から有効領域方向にかけて漸次勾配
をもたせることで、液晶表示装置を斜め方向からみた場
合の輝度むらの発生を阻止し、有効表示領域の全域にわ
たって均一な輝度分布を得ることができる。
【0023】なお、上記光吸収材2,2a,2bの濃度
勾配は、上記した実施例のストライプパターン、ドット
パターンに限らず、適宜の形状のパターンとすることが
できる。また、上記光吸収材は、反射板6上に形成する
ものに限るものではなく、導光板3の反射板6側、ある
いは拡散板5側、もしくは拡散板5上に形成してもよ
い。さらに、光吸収材を個別部品として設置することも
可能である。
【0024】図5は上記各実施例のバックライト構造体
を用いた本発明の液晶表示装置の輝度分布の説明図であ
って、aは有効表示領域を正面からみた場合の輝度分
布、bは同じく45°方向からみた場合の輝度分布を示
す。図示したように、有効表示領域を正面から見た場合
は、aに示したように、有効表示領域全域で略々均一な
輝度分布が得られると共に、45°斜めからみた場合で
も、bに示したように有効表示領域の全域において略々
均一な輝度分布が得られる。
【0025】次に、上記本発明を適用する液晶表示装置
をTFT方式液晶表示装置を例として詳細に説明する。
図6は本発明を適用したアクティブ・マトリクス方式カ
ラー液晶表示装置の一画素とその周辺を示す平面図、図
7は図6の3−3切断線における断面図、図8は図6の
4−4切断線における断面図である。
【0026】図6に示すように、各画素は隣接する2本
の走査信号線(ゲート信号線または水平信号線)GL
と、隣接する2本の映像信号線(ドレイン信号線または
垂直信号線)DLとの交差領域内(4本の信号線で囲ま
れた領域内)に配置されている。各画素は薄膜トランジ
スタTFT、透明画素電極ITO1および保持容量素子
Caddを含む。走査信号線GLは図では左右方向に延在
し、上下方向に複数本配置されている。映像信号線DL
は上下方向に延在し、左右方向に複数本配置されてい
る。
【0027】図7に示すように、液晶層LCを基準にし
て下部透明ガラス基板SUB1側には薄膜トランジスタ
TFTおよび透明画素電極ITO1が形成され、上部透
明ガラス基板SUB2側にはカラーフィルタFIL、遮
光用ブラックマトリクスパターンBMが形成されてい
る。透明ガラス基板SUB1、SUB2の両面にはディ
ップ処理等によって形成された酸化シリコン膜SIOが
設けられている。
【0028】上部透明ガラス基板SUB2の内側(液晶
LC側)の表面には、遮光膜BM、カラーフィルタFI
L、保護膜PSV2、共通透明画素電極ITO2(CO
M)および上部配向膜ORI2が順次積層して設けられ
ている。図9は上下のガラス基板SUB1,SUB2を
含む表示パネルPNLのマトリクス(AR)周辺の要部
平面を、図10はその周辺部を更に誇張した平面を、図
11は図9及び図10のパネル左上角部に対応するシー
ル部SL付近の拡大平面を示す図である。
【0029】また、図12は図7の断面を中央にして、
左側に図11の8a−8a切断線における断面を、右側
に映像信号駆動回路が接続されるべき外部接続端子DT
M付近の断面を示す図である。同様に、図13は左側に
走査回路が接続されるべき外部接続端子GTM付近の断
面(a)を、右側に外部接続端子が無いところのシール
部付近の断面(b)を示す図である。
【0030】このパネルの製造では、小さいサイズであ
ればスループット向上のため1枚のガラス基板で複数個
分のデバイスを同時に加工してから分割し、大きいサイ
ズであれば製造設備の共用のためどの品種でも標準化さ
れた大きさのガラス基板を加工してから各品種に合った
サイズに小さくし、いずれの場合も一通りの工程を経て
からガラスを切断する。
【0031】図9〜図11は後者の例を示すもので、図
9、図10の両図とも上下基板SUB1,SUB2の切
断後を、図11は切断前を表しており、LNは両基板の
切断前の縁を、CT1とCT2はそれぞれ基板SUB
1,SUB2の切断すべき位置を示す。いずれの場合
も、完成状態では外部接続端子群Tg,Td(添字略)
が存在する(図で上下辺と左辺の)部分はそれらを露出
するように上側基板SUB2の大きさが下側基板SUB
1よりも内側に制限されている。
【0032】端子群Tg,Tdはそれぞれ後述する走査
回路接続用端子GTM、映像信号回路接続用端子DTM
とそれらの引出配線部を集積回路チップCHIが搭載さ
れたテープキャリアパッケージTCP(図21、図2
2)の単位に複数本まとめて名付けたものである。各群
のマトリクス部から外部接続端子部に至るまでの引出配
線は、両端に近づくにつれ傾斜している。これは、パッ
ケージTCPの配列ピッチ及び各パッケージTCPにお
ける接続端子ピッチに表示パネルPNLの端子DTM,
GTMを合わせるためである。
【0033】透明ガラス基板SUB1、SUB2の間に
はその縁に沿って、液晶封入口INJを除き、液晶LC
を封止するようにシールパターンSLが形成される。シ
ール材は例えばエポキシ樹脂から成る。上部透明ガラス
基板SUB2側の共通透明画素電極ITO2は、少なく
とも一箇所において、本実施例ではパネルの4角で銀ペ
ースト材AGPによって下部透明ガラス基板SUB1側
に形成されたその引出配線INTに接続されている。
【0034】この引出配線INTは後述するゲート端子
GTM、ドレイン端子DTMと同一製造工程で形成され
る。配向膜ORI1、ORI2、透明画素電極ITO
1、共通透明画素電極ITO2、それぞれの層は、シー
ルパターンSLの内側に形成される。偏光板POL1、
POL2はそれぞれ下部透明ガラス基板SUB1、上部
透明ガラス基板SUB2の外側の表面に形成されてい
る。液晶LCは液晶分子の向きを設定する下部配向膜O
RI1と上部配向膜ORI2との間でシールパターンS
Lで仕切られた領域に封入されている。
【0035】下部配向膜ORI1は下部透明ガラス基板
SUB1側の保護膜PSV1の上部に形成される。この
液晶表示装置は、下部透明ガラス基板SUB1側、上部
透明ガラス基板SUB2側で別個に種々の層を積み重
ね、シールパターンSLを基板SUB2側に形成し、下
部透明ガラス基板SUB1と上部透明ガラス基板SUB
2とを重ね合わせ、シール材SLの開口部INJから液
晶LCを注入し、注入口INJをエポキシ樹脂などで封
止し、上下基板を切断することによって組み立てられ
る。
【0036】次に、図6、図7に戻り、TFT基板SU
B1側の構成を詳しく説明する。薄膜トランジスタTF
Tは、ゲート電極GTに正のバイアスを印加すると、ソ
ース−ドレイン間のチャネル抵抗が小さくなり、バイア
スを零にすると、チャネル抵抗は大きくなるように動作
する。各画素には複数(2つ)の薄膜トランジスタTF
T1、TFT2が冗長して設けられる。薄膜トランジス
タTFT1、TFT2のそれぞれは、実質的に同一サイ
ズ(チャネル長、チャネル幅が同じ)で構成され、ゲー
ト電極GT、ゲート絶縁膜GI、i型(真性、intrinsi
c、導電型決定不純物がドープされていない)非晶質シ
リコン(Si)からなるi型半導体層AS、一対のソー
ス電極SD1、ドレイン電極SD2を有す。
【0037】なお、ソース、ドレインは本来その間のバ
イアス極性によって決まるもので、この液晶表示装置の
回路ではその極性は動作中反転するので、ソース、ドレ
インは動作中入れ替わると理解されたい。しかし、以下
の説明では、便宜上一方をソース、他方をドレインと固
定して表現する。ゲート電極GTは走査信号線GLから
垂直方向に突出する形状で構成されている(T字形状に
分岐されている)。ゲート電極GTは薄膜トランジスタ
TFT1、TFT2のそれぞれの能動領域を越えるよう
突出している。
【0038】薄膜トランジスタTFT1、TFT2のそ
れぞれのゲート電極GTは、一体に(共通のゲート電極
として)構成されており、走査信号線GLに連続して形
成されている。本例では、ゲート電極GTは、単層の第
2導電膜g2で形成されている。第2導電膜g2として
は例えばスパッタで形成されたアルミニウム(Al)膜
が用いられ、その上にはAlの陽極酸化膜AOFが設け
られている。
【0039】このゲート電極GTはi型半導体層ASを
完全に覆うよう(下方からみて)それより大き目に形成
され、i型半導体層ASに外光やバックライト光が当た
らないよう工夫されている。走査信号線GLは第2導電
膜g2で構成されている。この走査信号線GLの第2導
電膜g2はゲート電極GTの第2導電膜g2と同一製造
工程で形成され、かつ一体に構成されている。また、走
査信号線GL上にもAlの陽極酸化膜AOFが設けられ
ている。
【0040】絶縁膜GIは、薄膜トランジスタTFT
1、TFT2において、ゲート電極GTと共に半導体層
ASに電界を与えるためのゲート絶縁膜として使用され
る。絶縁膜GIはゲート電極GTおよび走査信号線GL
の上層に形成されている。絶縁膜GIとしては例えばプ
ラズマCVDで形成された窒化シリコン膜が選ばれ、1
200〜2700Åの厚さに(本実施例では、2000
Å程度)形成される。ゲート絶縁膜GIは図11に示す
ように、マトリクス部ARの全体を囲むように形成さ
れ、周辺部は外部接続端子DTM,GTMを露出するよ
う除去されている。絶縁膜GIは走査信号線GLと映像
信号線DLの電気的絶縁にも寄与している。
【0041】i型半導体層ASは、本例では薄膜トラン
ジスタTFT1、TFT2のそれぞれに独立した島とな
るよう形成され、非晶質シリコンで、200〜2200
Åの厚さに(ここでは、2000Å程度の膜厚)で形成
される。層d0はオーミックコンタクト用のリン(P)
をドープしたN(+)型非晶質シリコン半導体層であ
り、下側にi型半導体層ASが存在し、上側に導電層d
2(d3)が存在するところのみに残されている。
【0042】i型半導体層ASは走査信号線GLと映像
信号線DLとの交差部(クロスオーバ部)の両者間にも
設けられている。この交差部のi型半導体層ASは交差
部における走査信号線GLと映像信号線DLとの短絡を
低減する。また、透明画素電極ITO1は液晶表示部の
画素電極の一方を構成する。この透明画素電極ITO1
は薄膜トランジスタTFT1のソース電極SD1および
薄膜トランジスタTFT2のソース電極SD1の両方に
接続されている。このため、薄膜トランジスタTFT
1、TFT2のうちの1つに欠陥が発生しても、その欠
陥が副作用をもたらす場合はレーザ光等によって適切な
箇所を切断し、そうでない場合は他方の薄膜トランジス
タが正常に動作しているので放置すれば良い。
【0043】透明画素電極ITO1は第1導電膜d1に
よって構成されており、この第1導電膜d1はスパッタ
リングで形成された透明導電膜(Indium-Tin-Oxide I
TO:ネサ膜)からなり、1000〜2000Åの厚さ
に(ここでは、1400Å程度の膜厚)形成される。ソ
ース電極SD1、ドレイン電極SD2のそれぞれは、N
(+)型半導体層d0に接触する第2導電膜d2とその
上に形成された第3導電膜d3とから構成されている。
【0044】第2導電膜d2はスパッタで形成したクロ
ム(Cr)膜を用い、500〜1000Åの厚さに(こ
こでは、600Å程度)で形成される。Cr膜は膜厚を
厚く形成するとストレスが大きくなるので、2000Å
程度の膜厚を越えない範囲で形成する。Cr膜はN
(+)型半導体層d0との接着性を良好にし、第3導電
膜d3のAlがN(+)型半導体層d0に拡散すること
を防止する(いわゆるバリア層の)目的で使用される。
【0045】第2導電膜d2として、Cr膜の他に高融
点金属(Mo、Ti、Ta、W)膜、高融点金属シリサ
イド(MoSi2、TiSi2、TaSi2、WSi2)膜
を用いてもよい。第3導電膜d3はAlのスパッタリン
グで3000〜5000Åの厚さに(本実施例では、4
000Å程度)形成される。Al膜はCr膜に比べてス
トレスが小さく、厚い膜厚に形成することが可能で、ソ
ース電極SD1、ドレイン電極SD2および映像信号線
DLの抵抗値を低減したり、ゲート電極GTやi型半導
体層ASに起因する段差乗り越えを確実にする(ステッ
プカバーレッジを良くする)働きがある。
【0046】第2導電膜d2、第3導電膜d3を同じマ
スクパターンでパターニングした後、同じマスクを用い
て、あるいは第2導電膜d2、第3導電膜d3をマスク
として、N(+)型半導体層d0が除去される。つま
り、i型半導体層AS上に残っていたN(+)型半導体
層d0は第2導電膜d2、第3導電膜d3以外の部分が
セルフアラインで除去される。このとき、N(+)型半
導体層d0はその厚さ分は全て除去されるようエッチン
グされるので、i型半導体層ASも若干その表面部分が
エッチングされるが、その程度はエッチング時間で制御
すればよい。
【0047】映像信号線DLはソース電極SD1、ドレ
イン電極SD2と同層の第2導電膜d2、第3導電膜d
3で構成されている。薄膜トランジスタTFTおよび透
明画素電極ITO1上には保護膜PSV1が設けられて
いる。この保護膜PSV1は主に薄膜トランジスタTF
Tを湿気等から保護するために形成されており、透明性
が高くしかも耐湿性の良いものを使用する。保護膜PS
V1はたとえばプラズマCVD装置で形成した酸化シリ
コン膜や窒化シリコン膜で形成されており、1μm程度
の膜厚で形成する。
【0048】保護膜PSV1は図7に示すように、マト
リクス部ARの全体を囲むように形成され、周辺部は外
部接続端子DTM,GTMを露出するよう除去され、ま
た上基板側SUB2の共通電極COMを下側基板SUB
1の外部接続端子接続用引出配線INTに銀ペーストA
GPで接続する部分も除去されている。保護膜PSV1
とゲート絶縁膜GIの厚さ関係に関しては、前者は保護
効果を考え厚くされ、後者はトランジスタの相互コンダ
クタンスgmを薄くされる。従って図11に示すよう
に、保護効果の高い保護膜PSV1は周辺部もできるだ
け広い範囲に亘って保護するようゲート絶縁膜GIより
も大きく形成されている。
【0049】上部透明ガラス基板SUB2側には、外部
光又はバックライト光がi型半導体層ASに入射しない
よう遮光膜BMが設けられている。図6に示す遮光膜B
Mの閉じた多角形の輪郭線は、その内側が遮光膜BMが
形成されない開口を示している。遮光膜BMは光に対す
る遮蔽性が高いたとえばアルミニウム膜やクロム膜等で
形成されており、本実施例ではクロム膜がスパッタリン
グで1300Å程度の厚さに形成される。
【0050】従って、薄膜トランジスタTFT1、TF
T2のi型半導体層ASは上下にある遮光膜BMおよび
大き目のゲート電極GTによってサンドイッチにされ、
外部の自然光やバックライト光が当たらなくなる。遮光
膜BMは各画素の周囲に格子状に形成され(いわゆるブ
ラックマトリクス)、この格子で1画素の有効表示領域
が仕切られている。従って、各画素の輪郭が遮光膜BM
によってはっきりとし、コントラストが向上する。つま
り、遮光膜BMはi型半導体層ASに対する遮光とブラ
ックマトリクスとの2つの機能をもつ。
【0051】透明画素電極ITO1のラビング方向の根
本側のエッジ部分(図6右下部分)も遮光膜BMによっ
て遮光されているので、上記部分にドメインが発生した
としても、ドメインが見えないので、表示特性が劣化す
ることはない。遮光膜BMは図10に示すように周辺部
にも額縁状に形成され、そのパターンはドット状に複数
の開口を設けた図6に示すマトリクス部のパターンと連
続して形成されている。周辺部の遮光膜BMは図10〜
図13に示すように、シール部SLの外側に延長され、
パソコン等の実装機に起因する反射光等の漏れ光がマト
リクス部に入り込むのを防いでいる。他方、この遮光膜
BMは基板SUB2の縁よりも約0.3〜1.0mm程
内側に留められ、基板SUB2の切断領域を避けて形成
されている。
【0052】カラーフィルタFILは画素に対向する位
置に赤、緑、青の繰り返しでストライプ状に形成され
る。カラーフィルタFILは透明画素電極ITO1の全
てを覆うように大き目に形成され、遮光膜BMはカラー
フィルタFILおよび透明画素電極ITO1のエッジ部
分と重なるよう透明画素電極ITO1の周縁部より内側
に形成されている。
【0053】カラーフィルタFILは次のように形成す
ることができる。まず、上部透明ガラス基板SUB2の
表面にアクリル系樹脂等の染色基材を形成し、フォトリ
ソグラフィ技術で赤色フィルタ形成領域以外の染色基材
を除去する。この後、染色基材を赤色染料で染め、固着
処理を施し、赤色フィルタRを形成する。つぎに、同様
な工程を施すことによって、緑色フィルタG、青色フィ
ルタBを順次形成する。
【0054】保護膜PSV2はカラーフィルタFILの
染料が液晶LCに漏れることを防止するために設けられ
ている。保護膜PSV2はたとえばアクリル樹脂、エポ
キシ樹脂等の透明樹脂材料で形成されている。共通透明
画素電極ITO2は、下部透明ガラス基板SUB1側に
画素ごとに設けられた透明画素電極ITO1に対向し、
液晶LCの光学的な状態は各画素電極ITO1と共通透
明画素電極ITO2との間の電位差(電界)に応答して
変化する。この共通透明画素電極ITO2にはコモン電
圧Vcomが印加されるように構成されている。本実施例
では、コモン電圧Vcomは映像信号線DLに印加される
最小レベルの駆動電圧Vdminと最大レベルの駆動電圧
Vdmaxとの中間直流電位に設定されるが、映像信号駆
動回路で使用される集積回路の電源電圧を約半分に低減
したい場合は、交流電圧を印加すれば良い。なお、共通
透明画素電極ITO2の平面形状は図10、図11を参
照されたい。
【0055】透明画素電極ITO1は、薄膜トランジス
タTFTと接続される端部と反対側の端部において、隣
りの走査信号線GLと重なるように形成されている。こ
の重ね合わせは、図8からも明らかなように、透明画素
電極ITO1を一方の電極PL2とし、隣りの走査信号
線GLを他方の電極PL1とする保持容量素子(静電容
量素子)Caddを構成する。この保持容量素子Caddの誘
電体膜は、薄膜トランジスタTFTのゲート絶縁膜とし
て使用される絶縁膜GIおよび陽極酸化膜AOFで構成
されている。
【0056】保持容量素子Caddは走査信号線GLの第
2導電膜g2の幅を広げた部分に形成されている。な
お、映像信号線DLと交差する部分の第2導電膜g2は
映像信号線DLとの短絡の確率を小さくするため細くさ
れている。保持容量素子Caddの電極PL1の段差部に
おいて透明画素電極ITO1が断線しても、その段差を
またがるように形成された第2導電膜d2および第3導
電膜d3で構成された島領域によってその不良は補償さ
れる。
【0057】図14は表示マトリクスの走査信号線GL
からその外部接続端子GTMまでの接続構造を示す図で
あり、(A)は平面であり(B)は(A)のB−B切断
線における断面を示している。なお、同図は図11下方
付近に対応し、斜め配線の部分は便宜状一直線状で表し
た。AOは写真処理用のマスクパターン、言い換えれば
選択的陽極酸化のホトレジストパターンである。従っ
て、このホトレジストは陽極酸化後除去され、図に示す
パターンAOは完成品としては残らないが、ゲート配線
GLには断面図に示すように酸化膜AOFが選択的に形
成されるのでその軌跡が残る。平面図において、ホトレ
ジストの境界線AOを基準にして左側はレジストで覆い
陽極酸化をしない領域、右側はレジストから露出され陽
極酸化される領域である。陽極酸化されたAL層g2は
表面にその酸化物Al23膜AOFが形成され下方の導
電部は体積が減少する。勿論、陽極酸化はその導電部が
残るように適切な時間、電圧などを設定して行われる。
マスクパターンAOは走査線GLに単一の直線では交差
せず、クランク状に折れ曲がって交差させている。
【0058】図中AL層g2は、判り易くするためハッ
チを施してあるが、陽極化成されない領域は櫛状にパタ
ーニングされている。これは、Al層の幅が広いと表面
にホイスカが発生するので、1本1本の幅は狭くし、そ
れらを複数本並列に束ねた構成とすることにより、ホイ
スカの発生を防ぎつつ、断線の確率や導電率の犠牲を最
低限に押さえる狙いである。従って、本例では櫛の根本
に相当する部分もマスクAOに沿ってずらしている。
【0059】ゲート端子GTMは酸化珪素SIO層と接
着性が良くAl等よりも耐電触性の高いCr層g1と、
更にその表面を保護し画素電極ITO1と同レベル(同
層、同時形成)の透明導電層d1とで構成されている。
なお、ゲート絶縁膜GI上及びその側面部に形成された
導電層d2及びd3は、導電層d3やd2のエッチング
時ピンホール等が原因で導電層g2やg1が一緒にエッ
チングされないようその領域をホトレジストで覆ってい
た結果として残っているものである。又、ゲート絶縁膜
GIを乗り越えて右方向に延長されたITO層d1は同
様な対策を更に万全とさせたものである。
【0060】平面図において、ゲート絶縁膜GIはその
境界線よりも右側に、保護膜PSV1もその境界線より
も右側に形成されており、左端に位置する端子部GTM
はそれらから露出し外部回路との電気的接触ができるよ
うになっている。図では、ゲート線GLとゲート端子の
一つの対のみが示されているが、実際はこのような対が
図11に示すように上下に複数本並べられ端子群Tg
(図10、図11)が構成され、ゲート端子の左端は、
製造過程では、基板の切断領域CT1を越えて延長され
配線SHgによって短絡される。製造過程におけるこの
ような短絡線SHgは陽極化成時の給電と、配向膜OR
I1のラビング時等の静電破壊防止に役立つ。
【0061】図15は映像信号線DLからその外部接続
端子DTMまでの接続を示す図であり、(A)はその平
面を示し、(B)は(A)のB−B切断線における断面
を示す。なお、同図は図11右上付近に対応し、図面の
向きは便宜上変えてあるが右端方向が基板SUB1の上
端部(又は下端部)に該当する。TSTdは検査端子で
ありここには外部回路は接続されないが、プローブ針等
を接触できるよう配線部より幅が広げられている。同様
に、ドレイン端子DTMも外部回路との接続ができるよ
う配線部より幅が広げられている。検査端子TSTdと
外部接続ドレイン端子DTMは上下方向に千鳥状に複数
交互に配列され、検査端子TSTdは図に示すとおり基
板SUB1の端部に到達することなく終端しているが、
ドレイン端子DTMは、図7に示すように端子群Td
(添字省略)を構成し基板SUB1の切断線CT1を越
えて更に延長され、製造過程中は静電破壊防止のためそ
の全てが互いに配線SHdによって短絡される。
【0062】検査端子TSTdが存在する映像信号線D
Lのマトリクスを挟んで反対側にはドレイン接続端子が
接続され、逆にドレイン接続端子DTMが存在する映像
信号線DLのマトリクスを挟んで反対側には検査端子が
接続される。ドレイン接続端子DTMは前述したゲート
端子GTMと同様な理由でCr層g1及びITO層d1
の2層で形成されており、ゲート絶縁膜GIを除去した
部分で映像信号線DLと接続されている。ゲート絶縁膜
GIの端部上に形成された半導体層ASはゲート絶縁膜
GIの縁をテーパ状にエッチングするためのものであ
る。
【0063】端子DTM上では外部回路との接続を行う
ため保護膜PSV1は勿論のこと取り除かれている。A
Oは前述した陽極酸化マスクでありその境界線はマトリ
クス全体をを大きく囲むように形成され、図ではその境
界線から左側がマスクで覆われるが、この図で覆われな
い部分には層g2が存在しないのでこのパターンは直接
は関係しない。
【0064】マトリクス部からドレイン端子部DTMま
での引出配線は図12の(C)部にも示されるように、
ドレイン端子部DTMと同じレベルの層d1,g1のす
ぐ上に映像信号線DLと同じレベルの層d2,d3がシ
ールパターンSLの途中まで積層された構造になってい
るが、これは断線の確率を最小限に押さえ、電触し易い
Al層d3を保護膜PSV1やシールパターンSLでで
きるだけ保護する狙いである。
【0065】表示マトリクス部の等価回路とその周辺回
路の結線図を図16に示す。同図は回路図ではあるが、
実際の幾何学的配置に対応して描かれている。ARは複
数の画素を二次元状に配列したマトリクス・アレイであ
る。図中、Xは映像信号線DLを意味し、添字G、Bお
よびRがそれぞれ緑、青および赤画素に対応して付加さ
れている。Yは走査信号線GLを意味し、添字1,2,
3,…,endは走査タイミングの順序に従って付加され
ている。
【0066】映像信号線X(添字省略)は交互に上側
(または奇数)映像信号駆動回路He、下側(または偶
数)映像信号駆動回路Hoに接続されている。また、走
査信号線Y(添字省略)は垂直走査回路Vに接続されて
いる。SUPは1つの電圧源から複数の分圧した安定化
された電圧源を得るための電源回路やホスト(上位演算
処理装置)からのCRT(陰極線管)用の情報をTFT
液晶表示装置用の情報に交換する回路を含む回路であ
る。
【0067】保持容量素子Caddは、薄膜トランジスタ
TFTがスイッチングするとき、中点電位(画素電極電
位)Vlcに対するゲート電位変化ΔVgの影響を低減す
るように働く。この様子を式で表すと、次のようにな
る。 ΔVlc={Cgs/(Cgs+Cadd+Cpix)}×ΔVg ここで、Cgsは薄膜トランジスタTFTのゲート電極G
Tとソース電極SD1との間に形成される寄生容量、C
pixは透明画素電極ITO1(PIX)と共通透明画素
電極ITO2(COM)との間に形成される容量、ΔV
lcはΔVg による画素電極電位の変化分を表わす。この
変化分ΔVlcは液晶LCに加わる直流成分の原因となる
が、保持容量Caddを大きくすればする程、その値を小
さくすることができる。
【0068】また、保持容量素子Caddは放電時間を長
くする作用もあり、薄膜トランジスタTFTがオフした
後の映像情報を長く蓄積する。液晶LCに印加される直
流成分の低減は、液晶LCの寿命を向上し、液晶表示画
面の切り替え時に前の画像が残るいわゆる焼き付きを低
減することができる。前述したように、ゲート電極GT
はi型半導体層ASを完全に覆うよう大きくされている
分、ソース電極SD1、ドレイン電極SD2とのオーバ
ラップ面積が増え、従って寄生容量Cgsが大きくなり、
中点電位Vlcはゲート(走査)信号Vgの影響を受け易
くなるという逆効果が生じる。しかし、保持容量素子C
addを設けることによりこのデメリットも解消すること
ができる。
【0069】保持容量素子Caddの保持容量は、画素の
書込特性から、液晶容量Cpixに対して4〜8倍(4・
Cpix<Cadd<8・Cpix)、寄生容量Cgsに対して8
〜32倍(8・Cgs<Cadd<32・Cgs)程度の値に
設定する。保持容量電極線としてのみ使用される初段の
走査信号線GL(Y0)は共通透明画素電極ITO2
(Vcom)と同じ電位にする。図11の例では、初段の
走査信号線は端子GT0、引出線INT、端子DT0及
び外部配線を通じて共通電極COMに短絡される。或い
は、初段の保持容量電極線Y0は最終段の走査信号線Ye
ndに接続、Vcom以外の直流電位点(交流接地点)に接
続するかまたは垂直走査回路Vから1つ余分に走査パル
スY0を受けるように接続してもよい。
【0070】つぎに、上述した液晶表示装置の基板SU
B1側の製造方法について図17〜図19を参照して説
明する。なお同図において、中央の文字は工程名の略称
であり、左側は図7に示す画素部分、右側は図14に示
すゲート端子付近の断面形状でみた加工の流れを示す。
【0071】また、工程Dを除き工程A〜工程Iは各写
真処理に対応して区分けしたもので、各工程のいずれの
断面図も写真処理後の加工が終わりフォトレジストを除
去した段階を示している。なお、写真処理とは本説明で
はフォトレジストの塗布からマスクを使用した選択露光
を経てそれを現像するまでの一連の作業を示すものと
し、繰返しの説明は避ける。以下区分けした工程に従っ
て説明する。
【0072】工程A、図17 7059ガラス(商品名)からなる下部透明ガラス基板
SUB1の両面に酸化シリコン膜SIOをディップ処理
により設けたのち、500℃、60分間のベークを行な
う。下部透明ガラス基板SUB1上に膜厚が1100Å
のクロムからなる第1導電膜g1をスパッタリングによ
り設け、写真処理後、エッチング液として硝酸第2セリ
ウムアンモニウム溶液で第1導電膜g1を選択的にエッ
チングする。それによって、ゲート端子GTM、ドレイ
ン端子DTM、ゲート端子GTMを接続する陽極酸化バ
スラインSHg、ドレイン端子DTMを短絡するバスラ
インSHd、陽極酸化バスラインSHgに接続された陽
極酸化パッド(図示せず)を形成する。
【0073】工程B、図17 膜厚が2800ÅのAl−Pd、Al−Si、Al−S
i−Ti、Al−Si−Cu等からなる第2導電膜g2
をスパッタリングにより設ける。写真処理後、リン酸と
硝酸と氷酢酸との混酸液で第2導電膜g2を選択的にエ
ッチングする。 工程C、図17 写真処理後(前述した陽極酸化マスクAO形成後)、3
%酒石酸をアンモニアによりPH6.25±0.05に
調整した溶液をエチレングリコール液で1:9に稀釈し
た液からなる陽極酸化液中に基板SUB1を浸漬し、化
成電流密度が0.5mA/cm になるように調整する
(定電流化成)。次に所定のAl23膜厚が得られるの
に必要な化成電圧125Vに達するまで陽極酸化を行
う。
【0074】その後、この状態で数10分保持すること
が望ましい(定電圧化成)。これは均一なAl23膜を
得る上で大事なことである。それによって、導電膜g2
を陽極酸化され、走査信号線GL、ゲート電極GTおよ
び電極PL1上に膜厚が1800Åの陽極酸化膜AOF
が形成される。 工程D、図18 プラズマCVD装置にアンモニアガス、シランガス、窒
素ガスを導入して、膜厚が2000Åの窒化Si膜を設
け、プラズマCVD装置にシランガス、水素ガスを導入
して、膜厚が2000Åのi型非晶質Si膜を設けたの
ち、プラズマCVD装置に水素ガス、ホスフィンガスを
導入して、膜厚が300ÅのN(+)型非晶質Si膜を
設ける。
【0075】工程E、図18 写真処理後、ドライエッチングガスとしてSF6、CC
4を使用してN(+)型非晶質Si膜、i型非晶質S
i膜を選択的にエッチングすることにより、i型半導体
層ASの島を形成する。 工程F、図18 写真処理後、ドライエッチングガスとしてSF6を使用
して、窒化Si膜を選択的にエッチングする。
【0076】工程G、図19 膜厚が1400ÅのITO膜からなる第1導電膜d1を
スパッタリングにより設ける。写真処理後、エッチング
液として塩酸と硝酸との混酸液で第1導電膜d1を選択
的にエッチングすることにより、ゲート端子GTM、ド
レイン端子DTMの最上層および透明画素電極ITO1
を形成する。
【0077】工程H、図19 膜厚が600ÅのCrからなる第2導電膜d2をスパッ
タリングにより設け、さらに膜厚が4000ÅのAl−
Pd、Al−Si、Al−Si−Ti、Al−Si−C
u等からなる第3導電膜d3をスパッタリングにより設
ける。写真処理後、第3導電膜d3を工程Bと同様な液
でエッチングし、第2導電膜d2を工程Aと同様な液で
エッチングし、映像信号線DL、ソース電極SD1、ド
レイン電極SD2を形成する。つぎに、ドライエッチン
グ装置にCCl4、SF6を導入して、N(+)型非晶質
Si膜をエッチングすることにより、ソースとドレイン
間のN(+)型半導体層d0を選択的に除去する。
【0078】工程I、図19 プラズマCVD装置にアンモニアガス、シランガス、窒
素ガスを導入して、膜厚が1μmの窒化Si膜を設け
る。写真処理後、ドライエッチングガスとしてSF6
使用した写真蝕刻技術で窒化Si膜を選択的にエッチン
グすることによって、保護膜PSV1を形成する。
【0079】図20は、図9等に示した表示パネルPN
Lに映像信号駆動回路He、Hoと垂直走査回路Vを接
続した状態を示す上面図である。CHIは表示パネルP
NLを駆動させる駆動ICチップ(下側の3個は垂直走
査回路側の駆動ICチップ、左右の6個ずつは映像信号
駆動回路側の駆動ICチップ)である。
【0080】TCPは図21、図22で後述するように
駆動用ICチップCHIがテープ・オートメイティド・
ボンディング法(TAB)により実装されたテープキャ
リアパッケージ、PCB1は上記TCPやコンデンサC
DS等が実装された駆動回路基板で、3つに分割されて
いる。FGPはフレームグランドパッドであり、シール
ドケースSHDに切り込んで設けられたバネ状の破片F
Gが半田付けされる。
【0081】FCは下側の駆動回路基板PCB1と左側
の駆動回路基板PCB1、および下側の駆動回路基板P
CB1と右側の駆動回路基板PCB1とを電気的に接続
するフラットケーブルである。フラットケーブルFCと
しては図に示すように、複数のリード線(りん青銅の素
材にSn鍍金を施したもの)をストライプ状のポリエチ
レン層とポリビニルアルコール層とでサンドイッチして
支持したものを使用する。
【0082】図21は走査信号駆動回路Vや映像信号駆
動回路He,Hoを構成する、集積回路チップCHIが
フレキシブル配線基板に搭載されたテープキャリアパッ
ケージTCPの断面構造を示す図であり、図22はそれ
を液晶表示パネルの、本例では映像信号回路用端子DT
Mに接続した状態を示す要部断面図である。同図におい
て、TTBは集積回路CHIの入力端子・配線部であ
り、TTMは集積回路CHIの出力端子・配線部であ
り、例えばCuから成り、それぞれの内側の先端部(通
称インナーリード)には集積回路CHIのボンディング
パッドPADがいわゆるフェースダウンボンディング法
により接続される。
【0083】端子TTB,TTMの外側の先端部(通称
アウターリード)はそれぞれ半導体集積回路チップCH
Iの入力及び出力に対応し、半田付け等によりCRT/
TFT変換回路・電源回路SUPに、異方性導電膜AC
Fによって液晶表示パネルPNLに接続される。パッケ
ージTCPは、その先端部がパネルPNL側の接続端子
DTMを露出した保護膜PSV1を覆うようにパネルに
接続されており、従って、外部接続端子DTM(GT
M)は保護膜PSV1かパッケージTCPの少なくとも
一方で覆われるので電触に対して強くなる。
【0084】BF1はポリイミド等からなるベースフィ
ルムであり、SRSは半田付けの際半田が余計なところ
へつかないようにマスクするためのソルダレジスト膜で
ある。シールパターンSLの外側の上下ガラス基板の隙
間は洗浄後エポキシ樹脂EPX等により保護され、パッ
ケージTCPと上側基板SUB2の間には更にシリコー
ン樹脂SILが充填され保護が多重化されている。
【0085】中間フレームMFRに保持・収納される液
晶表示部LCDの駆動回路基板PCB2は、図20に示
すように、L字形をしており、IC、コンデンサ、抵抗
等の電子部品が搭載されている。この駆動回路基板PC
B2には、1つの電圧源から複数の分圧した安定化され
た電圧源を得るための電源回路や、ホスト(上位演算処
理装置)からのCRT(陰極線管)用の情報をTFT液
晶表示装置用の情報に変換する回路を含む回路SUPが
搭載されている。
【0086】CJは外部と接続される図示しないコネク
タが接続されるコネクタ接続部である。駆動回路基板P
CB2とインバータ回路基板PCB3とはバックライト
ケーブルにより中間フレームMFRに設けたコネクタ穴
を介して電気的に接続される。駆動回路基板PCB1と
駆動回路基板PCB2とは折り曲げ可能なフラットケー
ブルFCにより電気的に接続されている。組立て時、駆
動回路基板PCB2は、フラットケーブルFCを180°
折り曲げることにより駆動回路基板PCB1の裏側に重
ねられ、中間フレームMFRの所定の凹部に嵌合され
る。
【0087】上記の液晶表示装置に前記したバックライ
ト構造体を適用したことにより、有効領域の全域で均一
な輝度分布を得ることができる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
冷陰極管から直接反射板に反射して液晶表示素子に指向
する光の強度に冷陰極管から有効領域方向にかけて漸次
勾配をもたせることで、液晶表示装置を斜め方向からみ
た場合の輝度むらの発生を阻止し、有効表示領域の全域
にわたって均一な輝度分布の液晶表示装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液晶表示装置の第1実施例を説明
するバックライト構造体の平面図である。
【図2】図1のA−A’線に沿った断面図である。
【図3】本発明による液晶表示装置の第2実施例を説明
するバックライト構造体を構成する反射板の平面図であ
る。
【図4】本発明による液晶表示装置の第3実施例を説明
するバックライト構造体を構成する反射板の平面図であ
る。
【図5】本発明の各実施例のバックライト構造体を用い
た液晶表示装置の輝度分布の説明図である。
【図6】本発明が適用されるアクティブ・マトリックス
方式のカラー液晶表示装置の液晶表示部の一画素とその
周辺を示す要部平面図である。
【図7】図6の3−3切断線における1画素とその周辺
を示す断面図である。
【図8】図6の4−4切断線における付加容量の断面図
である。
【図9】表示パネルのマトリクス周辺部の構成を説明す
るための平面図である。
【図10】図9の周辺部をやや誇張し更に具体的に説明
するためのパネル平面図である。
【図11】上下基板の電気的接続部を含む表示パネルの
角部の拡大平面図である。
【図12】マトリクスの画素部を中央に、両側にパネル
角付近と映像信号端子部付近を示す断面図である。
【図13】左側に走査信号端子、右側に外部接続端子の
無いパネル縁部分を示す断面図である。
【図14】ゲート端子GTMとゲート配線GLの接続部
近辺を示す平面と断面の図である。
【図15】ドレイン端子DTMと映像信号線DLとの接
続部付近を示す平面と断面の図である。
【図16】アクティブ・マトリックス方式のカラー液晶
表示装置のマトリクス部とその周辺を含む回路図であ
る。
【図17】基板SUB1側の工程A〜Cの製造工程を示
す画素部とゲート端子部の断面図のフローチャートであ
る。
【図18】基板SUB1側の工程D〜Fの製造工程を示
す画素部とゲート端子部の断面図のフローチャートであ
る。
【図19】基板SUB1側の工程G〜Iの製造工程を示
す画素部とゲート端子部の断面図のフローチャートであ
る。
【図20】液晶表示パネルに周辺の駆動回路を実装した
状態を示す上面図である。
【図21】駆動回路を構成する集積回路チップがフレキ
シブル配線基板に搭載されたテープキャリアパッケージ
の断面構造を示す図である。
【図22】テープキャリアパッケージを液晶表示パネル
の映像信号回路用端子に接続した状態を示す要部断面図
である。
【図23】周辺駆動回路基板と電源回路回路基板との接
続状態を示す上面図である。
【図24】従来の導光板方式のバックライト構造体の説
明図で、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B’断
に沿った断面図である。
【図25】反射板に設けた光吸収材の説明図である。
【図26】光吸収材を設けたバックライト構造体を用い
て製作した液晶表示装置の輝度分布の説明図である。
【符号の説明】
1 バックライト構造体 2 光吸収材 3 導光板 4 冷陰極管 5 拡散板 6 反射板 7 有効表示領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大曽根 富雄 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイス エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 高森 正典 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイス エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 岩本 健一 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導光板と、前記導光板の面の一方に積層し
    た拡散板と、前記導光板の面の他方に積層した反射板
    と、前記導光板の少なくとも1側面に隣接して配置した
    冷陰極管と、前記導光体と反射板との間の前記冷陰極管
    の近傍、かつ有効表示領域の外側に当該冷陰極管に沿っ
    て設けた光吸収材とからなるバックライト構造体と、前
    記バックライトの拡散板の上に液晶表示素子を積層して
    なる液晶表示装置において、 前記光吸収材に、前記冷陰極管側から前記有効表示領域
    方向にかけて漸次光吸収率が減少する濃度勾配を有せし
    めたことを特徴とする液晶表示装置。
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