JPH07204638A - 浄水器 - Google Patents

浄水器

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JPH07204638A
JPH07204638A JP6171231A JP17123194A JPH07204638A JP H07204638 A JPH07204638 A JP H07204638A JP 6171231 A JP6171231 A JP 6171231A JP 17123194 A JP17123194 A JP 17123194A JP H07204638 A JPH07204638 A JP H07204638A
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純二 板倉
Kiyoshi Noguchi
潔 野口
Takao Tanno
▲たか▼雄 丹野
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  • Filtration Of Liquid (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原水を瀘過して流出される状態と原水をその
まま流出させる状態とを選択可能にし、また、構成部品
点数を少なくするとともに、瀘材カートリッジの交換作
業を簡素化し、省スペースおよびコストダウンを達成す
る。 【構成】 浄水器本体11と瀘材収納筒部12とからな
り、浄水器本体11が、水道蛇口13に対する取付け部
14を有するとともに、瀘材収納筒部12への原水取出
口16、外部に対する原水供給口17、シャワー供給口
17aを有し、しかも、原水を原水取出口16への流路
または原水供給口17もしくはシャワー供給口17aへ
の流路に切替える切替弁19および切替弁操作機構19
aを有し、瀘材収納筒部12が浄水器本体11からの原
水受入口24と、瀘材28,29を収納した瀘材カート
リッジ26と、瀘過された瀘過水を流出させる瀘過水流
出口25とを有し、瀘材カートリッジ26の外郭壁が瀘
材収納筒部12の外郭壁を兼ねているとともに、外郭壁
の内側の空間が被浄化水の通過経路を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は水道蛇口に取付けられ
る浄水器本体と、瀘材を内部に有する瀘材収納筒部とを
含む浄水器に関し、さらに詳細にいえば、構成部品点数
が少なく装置全体が省スペースである浄水器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、水道蛇口に取付けられる浄水
器として、例えば、図9に示す構成のものが知られてい
る(実開平3−56696号公報参照)。この浄水器
は、図9に示すように、活性炭等の瀘材(瀘過材)が充
填されたカートリッジ1を有する瀘過部2と、水栓部3
とから構成されたものであり、水栓部3を水道蛇口4に
直結し、水栓部3内の流路を瀘過部2の方向もしくは水
栓部3下方の原水供給口5の方向の何れかに切り替える
ことにより、原水を浄化水に変換して瀘過水供給口6か
ら取出すか、もしくはそのままシャワー水として原水供
給口5から取出す公知のものであり、その特徴とすると
ころは、瀘過部2が水栓部3に対して少なくとも約90
度回転可能に連結されている点である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の浄水器は、
浄水器を構成する部品が概ね瀘過部2と水栓部3であ
り、部品点数が2であるため、浄水器が全体として省ス
ペースである。しかし、前記瀘過部2は、図9に示すよ
うに、流路部7と、カートリッジ1と、該カートリッジ
1を流路部7に連通した後、流路部7にネジ止め固定さ
れる筒状カバー8とから構成され、部品点数が3である
から、浄水器全体として構成部品点数が多く、浄水器全
体としての容積が大きくなるとともに、製造コストが高
くなるという不都合がある。
【0004】また、カートリッジ1の交換に際しては、
筒状カバー8を一々流路部7から弛めて取外し、カート
リッジ1を取外し、次いで、新しいカートリッジ1を流
路部7に連通した後に再度筒状カバー8を流路部7に対
して固定しなければならないため、カートリッジ1の交
換作業に手間がかかるという不都合がある。
【0005】
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、構成部品点数が少なく、かつ瀘材カート
リッジの交換作業に要する手間を大幅に低減することが
できる浄水器を提供することを目的としている。また、
瀘材カートリッジと浄水器本体間に水漏れがなく、容易
に脱着結合することができる脱着機構を提供することに
より、省スペースとコストダウンとを達成できる浄水器
を提供することを他の目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、水道
蛇口に取付けられる浄水器本体と、原水を瀘過する瀘材
を内部に有する瀘材収納筒部とを含み、前記浄水器本体
が、水道蛇口に対する取付け部と、瀘材収納筒部に対す
る原水取出口と、原水をそのまま流出させる原水供給口
と、浄水器本体の内部に位置して原水取出口への流路と
原水供給口への流路とを切替える流路切替弁と、流路切
替弁を動作させる流路切替弁操作機構と、原水取出口の
外周近傍に位置する、瀘材収納筒部との連結機構とを有
し、前記瀘材収納筒部が、浄水器本体からの原水を受入
れる原水受入口と、前記瀘材を収納する瀘材カートリッ
ジと、該瀘材により瀘過された瀘過水を吐出する瀘過水
供給口と、原水受入口の外周近傍に位置して前記連結機
構と係合する、浄水器本体との連結機構とを有し、該瀘
材カートリッジの外郭壁が瀘材収納筒部の外郭壁を兼ね
ているとともに、該瀘材カートリッジの外郭壁により包
囲された内部空間が被浄化水流通経路を構成しており、
前記浄水器本体の原水取出口と前記瀘材収納筒部の原水
受入口とが互いに連通されるように該浄水器本体と瀘材
収納筒部とが互いに連結されてなるものである。
【0007】請求項2の浄水器は、前記瀘材収納筒部が
起立状態になるように前記浄水器本体と該瀘材収納筒部
とが互いに連結されてなるものである。請求項3の浄水
器は、前記瀘材収納筒部が水平状態になるように前記浄
水器本体と該瀘材収納筒部とが互いに連結されてなるも
のである。請求項4の浄水器は、前記浄水器本体と瀘材
収納筒部とがバヨネット機構により脱着自在に互いに連
結されているものである。
【0008】請求項5の浄水器は、前記瀘材として活性
炭層と中空糸層との組合せからなるものを採用したもの
である。
【0009】
【作用】請求項1の浄水器であれば、水道蛇口に取付け
られる浄水器本体と、原水を瀘過する瀘材を内部に有す
る瀘材収納筒部とを含み、前記浄水器本体が、水道蛇口
に対する取付け部と、瀘材収納筒部に対する原水取出口
と、原水をそのまま流出させる原水供給口と、浄水器本
体の内部に位置して原水取出口への流路と原水供給口へ
の流路とを切替える流路切替弁と、流路切替弁を動作さ
せる流路切替弁操作機構と、原水取出口の外周近傍に位
置する、瀘材収納筒部との連結機構とを有し、前記瀘材
収納筒部が、浄水器本体からの原水を受入れる原水受入
口と、前記瀘材を収納する瀘材カートリッジと、該瀘材
により瀘過された瀘過水を吐出する瀘過水供給口と、原
水受入口の外周近傍に位置して前記連結機構と係合す
る、浄水器本体との連結機構とを有し、該瀘材カートリ
ッジの外郭壁が瀘材収納筒部の外郭壁を兼ねているとと
もに、該瀘材カートリッジの外郭壁により包囲された内
部空間が被浄化水流通経路を構成しており、前記浄水器
本体の原水取出口と前記瀘材収納筒部の原水受入口とが
互いに連通されるように該浄水器本体と瀘材収納筒部と
が互いに連結されてなるのであるから、両連結機構によ
り浄水器本体と瀘材収納筒部とを互いに連結した状態に
おいて、浄水器本体を水道蛇口に取付けることにより、
水道蛇口から吐出される原水を浄水器本体の原水取出口
に導き、この原水を原水受入口を通して瀘材カートリッ
ジ内の被浄化水通路に導き、瀘材により瀘過を行なって
(不純物、雑菌等を除去して)原水を瀘過水(浄化水)
に変換し、瀘過水供給口から流出させることができる。
また、流路切替弁操作機構により流路切替弁を動作させ
れば、原水が瀘材収納筒部に導かれて瀘過される状態
と、原水が瀘過されることなくそのまま原水供給口から
供給される状態とを選択することができる。さらに、瀘
材カートリッジの外郭壁が瀘材収納筒部の外郭壁を兼ね
ているのであるから、従来の浄水器において必須であっ
た筒状カバーおよび流路部とを不要にすることができ、
この結果、浄水器の構成部品点数を少なくすることがで
きるとともに、コストダウンを達成することができ、し
かも、構成部品点数の減少に伴なう小形化、省スペース
化を達成することができる。
【0010】請求項2の浄水器であれば、前記瀘材収納
筒部が起立状態になるように前記浄水器本体と該瀘材収
納筒部とが互いに連結されてなるのであるから、請求項
1と同様の作用を達成することができる。請求項3の浄
水器であれば、前記瀘材収納筒部が水平状態になるよう
に前記浄水器本体と該瀘材収納筒部とが互いに連結され
てなるのであるから、請求項1と同様の作用を達成する
ことができる。
【0011】請求項4の浄水器であれば、前記浄水器本
体と瀘材収納筒部とがバヨネット機構により脱着自在に
互いに連結されているのであるから、浄水器本体と瀘材
収納筒部とを水漏れがない状態で容易、かつ迅速に連結
することができるほか、請求項1と同様の作用を達成す
ることができる。請求項5の浄水器であれば、前記瀘材
として活性炭層と中空糸層との組合せからなるものを採
用したのであるから、活性炭層と中空糸層とのそれぞれ
の浄化機能により高度に瀘過された瀘過水を得ることが
できるほか、請求項1と同様の作用を達成することがで
きる。
【0012】
【実施例】以下、実施例を示す添付図面によってこの発
明を詳細に説明する。図1はこの発明の浄水器の一実施
例を示す縦断面図、図2は、図1の浄水器の右側面図で
ある。この発明の浄水器10は、浄水器本体11と浄水
器用カートリッジ(以下、瀘材収納筒部と称する)12
とで構成されており、水道蛇口13に対して浄水器本体
11の固定具14で直結される。
【0013】前記浄水器本体11は、上部に水道蛇口1
3からの原水を受入れる原水入口15、側部に設けら
れ、かつ受入れた原水を瀘材収納筒部12に供給するた
めの原水取出口16、および下部に設けられ、かつ原水
をそのままシャワー水として取出す原水供給口17およ
びシャワー供給口17aを有するボディ18の内部に、
原水の流路を前記原水入口15または原水供給口17の
方向に切り替える切替弁19が設けられたものであり、
ボディ18の上部には、前記水道蛇口13と連結するた
めの固定具14が設けられている。尚、該固定具14
は、図1に示すように、リング状ゴムパッキン20、押
えリング21、キャップ22からなり、キャップ11と
ボディ18にそれぞれ形成されたメネジとオネジとによ
り水漏れがない状態で水道蛇口13とボディ18とを連
結する従来公知の構成を採用している。
【0014】前記切替弁19は、切替弁操作機構19a
によりそのスプール軸23上に刻まれた流路を所定角度
回動することにより、前記原水入口15を、前記原水取
出口16、原水供給口17またはシャワー供給口17a
と選択的に連通するものである。前記瀘材収納筒部12
は、側部に原水受入口24を有し、下部に複数のシャワ
ー孔25(瀘過水供給口)を有する容器26の内部に、
複数の中空糸27の開口端部が瀘過水供給口25に対向
して設けられてなるU字状中空糸束層28と、中空糸束
層28と容器26の内周面との間に充填された活性炭層
29とを備えたものである。該中空糸束層28は、両端
部が開口した筒体30の下部において、U字状に折曲げ
られた複数の中空糸27の開口端部のみが開口するよう
に合成樹脂31でポッティングされており、該筒体30
の上部がフィルタ32により容器26の内壁面に固定さ
れているとともに、中空糸27の開口端部が瀘過水供給
口25に対向するように複数の孔が同心状に設けられた
フィルタ33とOリング34とを介して容器26の内部
に装着されている。また、容器26の上部には、中空糸
束層28と活性炭層29とを容器26内に容易に充填で
き、かつ中空糸膜の汚れ具合が外部からよく見えるよう
に透明蓋35が設けられており、さらに透明蓋35の上
部には、二重蓋構造を実現すべく不透明の蓋36が容器
26に対して着脱自在に設けられている。以上から明ら
かなように、瀘材としての中空糸束層28と活性炭層2
9とを収容する瀘材カートリッジの外郭壁が瀘材収納筒
部12の外郭壁を兼ねている。そして、瀘材収納筒部1
2の外郭壁により包囲された内部空間が被浄化水の通過
経路を構成している。
【0015】即ち、瀘材収納筒部12は、以上に述べた
部材で一体に構成されてなるものであり、使用に際して
は以下に述べるバヨネット機構により、リング状ゴムパ
ッキング39を介して浄水器本体11と一体的に連結さ
れて、水道蛇口13に直結される浄水器10を構成す
る。前記バヨネット機構は、図3および図4に示す機構
であり、前記浄水器本体11のスプール軸23の左端部
に対応するボディ18の内部に形成された凹部37と、
前記瀘材収納筒部12の原水受入口24の外周部に形成
された凸部38とから構成され、該凹部37と凸部38
とが係合されるようになっている着脱機構である。該凹
部37と凸部38が形成される位置は、上述の場合と逆
であってもよい。即ち、前記浄水器本体11に凸部38
が、前記瀘材収納筒部12に凹部37が形成されていて
もよい。該凸部38は、図4に示すように、原水受入口
24の外周部の互いに対向する位置に1対が設けられて
おり、それぞれの凸部38は、原水受入口24の周方向
のテーパ角がθで、かつ所定の巻き付け長さを有するテ
ーパネジ38aと、このテーパネジ38aに連なり、ネ
ジ軸方向に延びるストッパ38bとで構成されている。
切欠き部は、この実施例では1対としているが、2対以
上であってもよい。切欠き部を2対以上にした場合に
は、瀘材収納筒部12を浄水器本体11に固定するため
の回動角を少なくできる効果がある。また、前記凹部3
7は、テーパネジ38aとストッパ38bの周方向長さ
Lよりも長い切欠き長さを有する切欠き部37aと、テ
ーパネジ38aと係合する所定長さのメネジ37bとか
ら構成されている。この実施例の場合、前記ストッパ3
8bは、浄水器本体11のメネジ37bの終端が当接し
たとき、図1に示すように瀘材タワー12が起立するよ
うな位置に設けられている。
【0016】したがって、前記瀘材収納筒部12を前記
浄水器本体11に連結する場合には、第1ステップとし
て、図5に示すように、該瀘材収納筒部12を水平に
し、その凸部38を該浄水器本体11の切欠き部37a
内に挿入し、第2ステップとして、図6に示すように該
瀘材収納筒部12を時計方向に90度回動させる。前記
第1ステップでは、メネジ37bが凸部38のメネジミ
ゾ38cに侵入し、第2ステップでは、テーパネジ38
aとメネジ37bとが噛合うにしたがって瀘材収納筒部
12全体が浄水器本体11の方向に移動するとともに、
メネジ37bがストッパ38bに当接した位置で停止す
る。即ち、この実施例の浄水器10は、瀘材収納筒部1
2が浄水器本体11に単に2つのステップのみで一体的
に連結できるのであり、新しい瀘材カートリッジへの交
換に際しては、図9の従来品のように一々筒状カバー8
を取外してカートリッジ1を取出すのではなく、1個の
瀘材収納筒部12のみを一単位として装着し、瀘過寿命
が到来すれば瀘材収納筒部12全体を廃棄するのであ
る。
【0017】以上のように構成されたこの実施例の浄水
器10において、図3および図4に示すように、浄水器
本体11と瀘材収納筒部12とが両図の位置で連結され
た状態を仮定する(この状態における切替弁19の位置
を図3の右側面から見ると12時の状態である)。先
ず、該切替弁19を時計方向に回動させ、3時の状態に
すると、水道蛇口13からの原水は原水入口15から流
入し、スプール軸23を経て原水供給口17からストレ
ート水として流出する。今度は反時計方向に90度切替
弁19を回動させ再度12時の状態に戻すと、原水入口
15から流入した原水はシャワー水に切り替わり、シャ
ワー水供給口17aから流出する。さらに切替弁19を
反時計方向に90度回動させ、9時の状態にすると、原
水入口15から流入した原水は、流路が切り替えられて
原水取出口16に到達する。該原水取出口16に到達し
た原水は、前記バヨネット機構により瀘材収納筒部12
と浄水器本体11とがリング状ゴムパッキン39を介し
て互いに密着しているので、この部分から外部に漏れる
ことはなく、瀘材収納筒部12の原水受入口24に供給
される。該原水受入口24に供給された原水は、フィル
タ33の孔から活性炭層29および中空糸束層28をこ
の順に通過し、ここで瀘過されて瀘過水供給口25から
浄化水として流出する。
【0018】尚、この実施例では、図6に示すように、
瀘材収納筒部12が起立した状態で浄水器としての機能
を達成することができる構成を採用したが、図7および
図8に示すように、図6の瀘過水供給口25に代えて9
0度屈曲させてなる瀘過水供給口25aを採用すること
により、瀘材収納筒部12が水平な状態で浄水器として
の機能を達成するようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明は、流路切替弁を流路切
替弁操作機構により動作させることにより原水が瀘過さ
れた後に流出される状態と原水がそのまま流出される状
態とを切替えることができ、また、瀘材カートリッジの
外郭壁が瀘材収納筒部の外郭壁を兼ねているのであるか
ら、従来の浄水器において必須であった筒状カバーおよ
び流路部とを不要にすることができ、この結果、浄水器
の構成部品点数を少なくすることができるとともに、コ
ストダウンを達成することができ、しかも、構成部品点
数の減少に伴なう小形化、省スペース化を達成すること
ができるという特有の効果を奏する。
【0020】請求項2の発明も、請求項1と同様の効果
を奏する。請求項3の発明も、請求項1と同様の効果を
奏する。請求項4の発明は、浄水器本体と瀘材収納筒部
とを水漏れがない状態で容易、かつ迅速に連結すること
ができるほか、請求項1と同様の効果を奏する。請求項
5の発明は、活性炭層と中空糸層とのそれぞれの浄化機
能により高度に瀘過された瀘過水を得ることができるほ
か、請求項1と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の浄水器の一実施例を示す縦断面図で
ある。
【図2】図1の浄水器の右側面図である。
【図3】図1の浄水器本体に用いられているバヨネット
機構の部分斜視図である。
【図4】図1の瀘材収納筒部に用いられているバヨネッ
ト機構の部分斜視図である。
【図5】図1の浄水器の作用を示す正面図である。
【図6】図1の浄水器の作用を示す正面図である。
【図7】この発明の浄水器の他の実施例を示す平面図で
ある。
【図8】図7の浄水器の正面図である。
【図9】従来の浄水器の概略縦断面図である。
【符号の説明】
10 浄水器 11 浄水器本体 12 瀘材収納筒部 13 水道蛇口 16 原水取出口 17 原水供給口 17a シャワー供給口 19 切替弁 19a 切替弁操作機構 24 原水受入口 25 瀘過水供給口 26 容器 28 中空糸束層 29 活性炭層 37 凹部 38 凸部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道蛇口(13)に取付けられる浄水器
    本体(11)と、原水を瀘過する瀘材(28)(29)
    を内部に有する瀘材収納筒部(12)とを含み、 前記浄水器本体(11)が、水道蛇口(13)に対する
    取付け部(14)と、瀘材収納筒部(12)に対する原
    水取出口(16)と、原水をそのまま流出させる原水供
    給口(17)(17a)と、浄水器本体(11)の内部
    に位置して原水取出口(16)への流路と原水供給口
    (17)(17a)への流路とを切替える流路切替弁
    (19)と、流路切替弁(19)を動作させる流路切替
    弁操作機構(19a)と、原水供給口(16)の外周近
    傍に位置する、瀘材収納筒部(12)との連結機構(3
    7)とを有し、 前記瀘材収納筒部(12)が、浄水器本体(11)から
    の原水を受入れる原水受入口(24)と、前記瀘材(2
    8)(29)を収納する瀘材カートリッジ(26)と、
    該瀘材(28)(29)により瀘過された瀘過水を吐出
    する瀘過水供給口(25)と、原水受入口(24)の外
    周近傍に位置して前記連結機構(37)と係合する、浄
    水器本体(11)との連結機構(38)とを有し、該瀘
    材カートリッジ(26)の外郭壁が瀘材収納筒部(1
    2)の外郭壁を兼ねているとともに、該瀘材カートリッ
    ジ(26)の外郭壁により包囲された内部空間が被浄化
    水流通経路を構成しており、 前記浄水器本体(11)の原水取出口(16)と前記瀘
    材収納筒部(12)の原水受入口(24)とが互いに連
    通されるように該浄水器本体(11)と瀘材収納筒部
    (12)とが互いに連結されてなることを特徴とする浄
    水器。
  2. 【請求項2】 前記瀘材収納筒部(12)が起立状態に
    なるように前記浄水器本体(11)と該瀘材収納筒部
    (12)とが互いに連結されてなる請求項1に記載の浄
    水器。
  3. 【請求項3】 前記瀘材収納筒部(12)が水平状態に
    なるように前記浄水器本体(11)と該瀘材収納筒部
    (12)とが互いに連結されてなる請求項1に記載の浄
    水器。
  4. 【請求項4】 前記浄水器本体(11)と瀘材収納筒部
    (12)とがバヨネット機構(37)(38)により脱
    着自在に互いに連結されている請求項1に記載の浄水
    器。
  5. 【請求項5】 前記瀘材(28)(29)が活性炭層
    (29)と中空糸層(28)との組合せからなるもので
    ある請求項1に記載の浄水器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010167327A (ja) * 2009-01-20 2010-08-05 Toray Ind Inc 水処理カートリッジ
CN103520994A (zh) * 2013-07-24 2014-01-22 李云生 免拆洗陶瓷滤芯净水器
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