JPH07204556A - 荷役機器用ワイヤーケーブルの蛍光剤付着装置 - Google Patents
荷役機器用ワイヤーケーブルの蛍光剤付着装置Info
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- JPH07204556A JPH07204556A JP2339994A JP2339994A JPH07204556A JP H07204556 A JPH07204556 A JP H07204556A JP 2339994 A JP2339994 A JP 2339994A JP 2339994 A JP2339994 A JP 2339994A JP H07204556 A JPH07204556 A JP H07204556A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種荷役機器における外部露出のワイヤーケ
ーブルを夜間で発光維持し、クレーン作業の安全性や作
業性を向上し、塗布補充作業の煩雑さを無くす。 【構成】 荷役機器Mにおけるワイヤーケーブル4の走
行経路中に配置固定するカバー体P内に蛍光潤滑剤5を
付着する潤滑剤貯留槽11と、この潤滑剤貯留槽11の
前後に外部案内部材10とを配装し、これら11,10
にワイヤーケーブル4を走行挿通する。カバー体Pは開
閉自在な蓋体6、締結部7、挿通孔8の開口内縁に嵌着
した防音性の緩衝被覆材9を備える。潤滑剤貯留槽11
はボックス状に形成し、前、後部挿通孔15,16寄り
に内部案内部材17を配し、内部に充填した蛍光潤滑剤
5を加圧するウエイト20を上方に載置する。
ーブルを夜間で発光維持し、クレーン作業の安全性や作
業性を向上し、塗布補充作業の煩雑さを無くす。 【構成】 荷役機器Mにおけるワイヤーケーブル4の走
行経路中に配置固定するカバー体P内に蛍光潤滑剤5を
付着する潤滑剤貯留槽11と、この潤滑剤貯留槽11の
前後に外部案内部材10とを配装し、これら11,10
にワイヤーケーブル4を走行挿通する。カバー体Pは開
閉自在な蓋体6、締結部7、挿通孔8の開口内縁に嵌着
した防音性の緩衝被覆材9を備える。潤滑剤貯留槽11
はボックス状に形成し、前、後部挿通孔15,16寄り
に内部案内部材17を配し、内部に充填した蛍光潤滑剤
5を加圧するウエイト20を上方に載置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クレーン車、天井走行
クレーン、レッカー車その他の荷役機械器具のワイヤー
やケーブルカー、ロープウエイ、リフト等の牽引ケーブ
ルにおいて、外部に露出しているワイヤーケーブルを夜
間において光らせるための荷役機器用ワイヤーケーブル
の蛍光剤付着装置に関するものである。
クレーン、レッカー車その他の荷役機械器具のワイヤー
やケーブルカー、ロープウエイ、リフト等の牽引ケーブ
ルにおいて、外部に露出しているワイヤーケーブルを夜
間において光らせるための荷役機器用ワイヤーケーブル
の蛍光剤付着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、夜間において荷役作業す
るクレーン車や天井走行クレーンの場合、クレーンフッ
ク部分を外部の照明機器により照明しているが、クレー
ン作業従事者はクレーンフックのみならずワイヤーの張
り具合その他をも注視しているため、ワイヤーが見えな
いときは作業能率が低下していた。すなわち、特にベテ
ランのクレーン作業従事者は、クレーン作業の安全性を
確保するために荷重によるワイヤーの緊張度、張り具合
その他を確認しており、フックのみならず、ワイヤーを
も両者各々を半々程度に見ているから、ワイヤーを視認
できない場合には、作業の続行が極めて困難なものとな
っているものである。そのため、ワイヤーの存在やその
緊張度、張り具合その他を視覚に強く訴求させる目的
で、特開平4ー153298号公報にみられるように、
グリス等に蛍光材料を添加せしめて成る蛍光潤滑剤を予
めワイヤー自体に対し人為的に刷毛塗り等で塗布せしめ
たり、スプレー方式により散布せしめたりするものがあ
った。
るクレーン車や天井走行クレーンの場合、クレーンフッ
ク部分を外部の照明機器により照明しているが、クレー
ン作業従事者はクレーンフックのみならずワイヤーの張
り具合その他をも注視しているため、ワイヤーが見えな
いときは作業能率が低下していた。すなわち、特にベテ
ランのクレーン作業従事者は、クレーン作業の安全性を
確保するために荷重によるワイヤーの緊張度、張り具合
その他を確認しており、フックのみならず、ワイヤーを
も両者各々を半々程度に見ているから、ワイヤーを視認
できない場合には、作業の続行が極めて困難なものとな
っているものである。そのため、ワイヤーの存在やその
緊張度、張り具合その他を視覚に強く訴求させる目的
で、特開平4ー153298号公報にみられるように、
グリス等に蛍光材料を添加せしめて成る蛍光潤滑剤を予
めワイヤー自体に対し人為的に刷毛塗り等で塗布せしめ
たり、スプレー方式により散布せしめたりするものがあ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、蛍光潤
滑剤を人為的に塗布せしめたり、スプレー方式により散
布せしめたりするものであっては、ワイヤーに対する蛍
光潤滑剤の塗布状態に斑が生じたり、ワイヤーを何回か
使用する度に蛍光潤滑剤が剥げ落ちたり、経時的に蛍光
機能が低下したりする。そのため、絶えず蛍光潤滑剤を
塗布補給しなければならず、またその塗布補給作業は、
特に塔形ジブクレーンや橋形クレーンのような高架台ク
レーンの場合にあっては煩雑で危険性が伴う作業とな
り、更には、クレーン作業の安全性や作業能率が低下す
る等の欠点を有するものであった。
滑剤を人為的に塗布せしめたり、スプレー方式により散
布せしめたりするものであっては、ワイヤーに対する蛍
光潤滑剤の塗布状態に斑が生じたり、ワイヤーを何回か
使用する度に蛍光潤滑剤が剥げ落ちたり、経時的に蛍光
機能が低下したりする。そのため、絶えず蛍光潤滑剤を
塗布補給しなければならず、またその塗布補給作業は、
特に塔形ジブクレーンや橋形クレーンのような高架台ク
レーンの場合にあっては煩雑で危険性が伴う作業とな
り、更には、クレーン作業の安全性や作業能率が低下す
る等の欠点を有するものであった。
【0004】そこで、本発明は、叙上のような従来存し
た諸事情に鑑み創出されたもので、主としてクレーン
車、天井走行クレーン、レッカー車その他の荷役機器の
ワイヤーやケーブルカー、ロープウエイ、リフト等の牽
引ケーブルにおいて、外部に露出しているワイヤーケー
ブルを夜間において常時安定した状態にて発光維持させ
ることができ、塗布補充作業の煩雑さを無くしてクレー
ン作業の安全性や作業能率を向上させ得る荷役機器用ワ
イヤーケーブルの蛍光剤付着装置を提供することを目的
とする。
た諸事情に鑑み創出されたもので、主としてクレーン
車、天井走行クレーン、レッカー車その他の荷役機器の
ワイヤーやケーブルカー、ロープウエイ、リフト等の牽
引ケーブルにおいて、外部に露出しているワイヤーケー
ブルを夜間において常時安定した状態にて発光維持させ
ることができ、塗布補充作業の煩雑さを無くしてクレー
ン作業の安全性や作業能率を向上させ得る荷役機器用ワ
イヤーケーブルの蛍光剤付着装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明にあっては、荷役機器用のワイヤーケーブ
ル4を走行挿通させ、内部に充填してある蛍光潤滑剤5
を付着する潤滑剤貯留槽11と、この潤滑剤貯留槽11
の前後に配したワイヤーケーブル4走行案内用の外部案
内部材10とを備えたことを特徴とする。
ため、本発明にあっては、荷役機器用のワイヤーケーブ
ル4を走行挿通させ、内部に充填してある蛍光潤滑剤5
を付着する潤滑剤貯留槽11と、この潤滑剤貯留槽11
の前後に配したワイヤーケーブル4走行案内用の外部案
内部材10とを備えたことを特徴とする。
【0006】潤滑剤貯留槽11、外部案内部材10夫々
は、所定の荷役機器Mにおけるワイヤーケーブル4の走
行経路中に配置固定されるカバー体P内に配装すべく構
成することができる。
は、所定の荷役機器Mにおけるワイヤーケーブル4の走
行経路中に配置固定されるカバー体P内に配装すべく構
成することができる。
【0007】カバー体Pは、潤滑剤貯留槽11上部に連
通する開閉自在な蓋体6と、所定の荷役機器Mに固定す
る締結部7と、ワイヤーケーブル4挿通用の開穿された
前後の挿通孔8と、挿通孔8の開口内縁に嵌着した防音
性の緩衝被覆材9とを備えて構成することができる。
通する開閉自在な蓋体6と、所定の荷役機器Mに固定す
る締結部7と、ワイヤーケーブル4挿通用の開穿された
前後の挿通孔8と、挿通孔8の開口内縁に嵌着した防音
性の緩衝被覆材9とを備えて構成することができる。
【0008】潤滑剤貯留槽11は、蛍光潤滑剤5を充填
するボックス状に形成され、前後にワイヤーケーブル4
挿通用の前、後部挿通孔15,16を開穿し、この前、
後部挿通孔15,16寄りの内部に内部案内部材17を
前後に配し、内部に充填した蛍光潤滑剤5を加圧するウ
エイト20を蛍光潤滑剤5上方に載置し、ワイヤーケー
ブル4の走行経路上方にウエイトストッパー21を設け
て構成することができる。
するボックス状に形成され、前後にワイヤーケーブル4
挿通用の前、後部挿通孔15,16を開穿し、この前、
後部挿通孔15,16寄りの内部に内部案内部材17を
前後に配し、内部に充填した蛍光潤滑剤5を加圧するウ
エイト20を蛍光潤滑剤5上方に載置し、ワイヤーケー
ブル4の走行経路上方にウエイトストッパー21を設け
て構成することができる。
【0009】外部案内部材10、内部案内部材17は、
支持枠12に適宜回動自在に対向軸支せしめた上下一対
の滑車13,18,19、または上下一対のコロ14、
あるいは滑車13,18,19およびコロ14の組み合
わせから成り、走行するワイヤーケーブル4を両滑車1
3,18,19または両コロ14あるいは滑車13,1
8,19およびコロ14によって挟持案内するようにし
て構成することができる。
支持枠12に適宜回動自在に対向軸支せしめた上下一対
の滑車13,18,19、または上下一対のコロ14、
あるいは滑車13,18,19およびコロ14の組み合
わせから成り、走行するワイヤーケーブル4を両滑車1
3,18,19または両コロ14あるいは滑車13,1
8,19およびコロ14によって挟持案内するようにし
て構成することができる。
【0010】
【作用】本発明に係る荷役機器用ワイヤーケーブルの蛍
光剤付着装置1にあっては、所定の荷役機器Mにおける
ワイヤーケーブル4の走行経路中に取り付けられるもの
で、荷役機器Mの外部に露出しているワイヤーケーブル
4が挿通走行されると、これ4の表面に蛍光潤滑剤5を
付着させ、夜間において常時安定した状態にて発光維持
させる。
光剤付着装置1にあっては、所定の荷役機器Mにおける
ワイヤーケーブル4の走行経路中に取り付けられるもの
で、荷役機器Mの外部に露出しているワイヤーケーブル
4が挿通走行されると、これ4の表面に蛍光潤滑剤5を
付着させ、夜間において常時安定した状態にて発光維持
させる。
【0011】潤滑剤貯留槽11の前後に配した外部案内
部材10は、蛍光潤滑剤5の粘性抵抗に抗して弛まず捩
れず常時緊張した状態にてかつ防音状態でワイヤーケー
ブル4を潤滑剤貯留槽11内外で挿通案内させる。
部材10は、蛍光潤滑剤5の粘性抵抗に抗して弛まず捩
れず常時緊張した状態にてかつ防音状態でワイヤーケー
ブル4を潤滑剤貯留槽11内外で挿通案内させる。
【0012】更に、内部案内部材17は粘度の高い蛍光
潤滑剤5内であってもワイヤーケーブル4と滑車18、
19との間のころがり摩擦を小さくしてスムースに走行
させ、特に重量性のあるワイヤーケーブル4の案内規制
を確実にさせ、途中で捩れたり弛みを生じさせたりしな
い。
潤滑剤5内であってもワイヤーケーブル4と滑車18、
19との間のころがり摩擦を小さくしてスムースに走行
させ、特に重量性のあるワイヤーケーブル4の案内規制
を確実にさせ、途中で捩れたり弛みを生じさせたりしな
い。
【0013】また、ウエイト20は、これの自重圧によ
って潤滑剤貯留槽11内で挿通されるワイヤーケーブル
4の表面に蛍光潤滑剤5を均一に加圧付着させ、走行部
分の経路上方に配設したウエイトストッパー21は、蛍
光潤滑剤5の消耗に伴い沈下するウエイト20がワイヤ
ーケーブル4に接触しないように係止し、沈下を阻止さ
せる。
って潤滑剤貯留槽11内で挿通されるワイヤーケーブル
4の表面に蛍光潤滑剤5を均一に加圧付着させ、走行部
分の経路上方に配設したウエイトストッパー21は、蛍
光潤滑剤5の消耗に伴い沈下するウエイト20がワイヤ
ーケーブル4に接触しないように係止し、沈下を阻止さ
せる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明するに、図において示される符号1は、例えば図2に
示す如く、クレーン車、天井走行クレーンその他の荷役
機器Mを構成する、例えばクレーン伸縮ブーム2先端に
設置されたボックスタイプの本発明に係る荷役機器用ワ
イヤーケーブルの蛍光剤付着装置であり、牽引プーリ3
を介して走行されるワイヤーケーブル4が本発明装置1
内を挿通走行することでワイヤーケーブル4の表面に蛍
光潤滑剤5を均一に加圧付着させるように成してある。
なお、本発明装置1は、図示を省略したが、ケーブルカ
ー、ロープウエイ、リフト等の牽引ケーブルへの蛍光潤
滑剤5の付着に採用しても良い。
明するに、図において示される符号1は、例えば図2に
示す如く、クレーン車、天井走行クレーンその他の荷役
機器Mを構成する、例えばクレーン伸縮ブーム2先端に
設置されたボックスタイプの本発明に係る荷役機器用ワ
イヤーケーブルの蛍光剤付着装置であり、牽引プーリ3
を介して走行されるワイヤーケーブル4が本発明装置1
内を挿通走行することでワイヤーケーブル4の表面に蛍
光潤滑剤5を均一に加圧付着させるように成してある。
なお、本発明装置1は、図示を省略したが、ケーブルカ
ー、ロープウエイ、リフト等の牽引ケーブルへの蛍光潤
滑剤5の付着に採用しても良い。
【0015】蛍光潤滑剤5は、例えば粘着率の高い白色
グリース等の潤滑油にスチルベン系、ベンズイミダゾー
ル系、ベンズオキサゾール系、ナフタルイミド系等の適
宜蛍光増白剤を添加させたもので、夜間作業でのワイヤ
ーケーブル4の表面に塗布された潤滑油が蛍光を発する
ことにより、荷重によるワイヤーケーブル4の緊張度、
張り具合その他を肉眼でも検出確認できるようにしてあ
る。
グリース等の潤滑油にスチルベン系、ベンズイミダゾー
ル系、ベンズオキサゾール系、ナフタルイミド系等の適
宜蛍光増白剤を添加させたもので、夜間作業でのワイヤ
ーケーブル4の表面に塗布された潤滑油が蛍光を発する
ことにより、荷重によるワイヤーケーブル4の緊張度、
張り具合その他を肉眼でも検出確認できるようにしてあ
る。
【0016】本発明装置1自体は、全体がボックスタイ
プのカバー体P内に、荷役機器M用のワイヤーケーブル
4を走行挿通させ、内部に充填してある蛍光潤滑剤5を
付着する潤滑剤貯留槽11と、この潤滑剤貯留槽11の
前後に配したワイヤーケーブル4走行案内用の外部案内
部材10とを備えている。このカバー体Pには、これの
上部中央に、潤滑剤貯留槽11の上部開口に連通する開
閉自在な蓋体6を設け、下部にはクレーン伸縮ブーム2
先端等へ取付けるための螺子等の締結部材をねじ止めさ
せる締結部7を設け、前後にはワイヤーケーブル4貫挿
用の挿通孔8を開穿せしめ、その開口内縁にはワイヤー
ケーブル4の走行時における防音用のゴム等の緩衝被覆
材9を嵌着してある。一方、外部案内部材10は、カバ
ー体P内の前後両サイドにおいて、挿通孔8に相対向す
べく前後一対にして対峙配設し、前後一対の両外部案内
部材10間の中央の挟持空間内には前記蛍光潤滑剤5の
潤滑剤貯留槽11を設置してあるものとしてある(図1
参照)。
プのカバー体P内に、荷役機器M用のワイヤーケーブル
4を走行挿通させ、内部に充填してある蛍光潤滑剤5を
付着する潤滑剤貯留槽11と、この潤滑剤貯留槽11の
前後に配したワイヤーケーブル4走行案内用の外部案内
部材10とを備えている。このカバー体Pには、これの
上部中央に、潤滑剤貯留槽11の上部開口に連通する開
閉自在な蓋体6を設け、下部にはクレーン伸縮ブーム2
先端等へ取付けるための螺子等の締結部材をねじ止めさ
せる締結部7を設け、前後にはワイヤーケーブル4貫挿
用の挿通孔8を開穿せしめ、その開口内縁にはワイヤー
ケーブル4の走行時における防音用のゴム等の緩衝被覆
材9を嵌着してある。一方、外部案内部材10は、カバ
ー体P内の前後両サイドにおいて、挿通孔8に相対向す
べく前後一対にして対峙配設し、前後一対の両外部案内
部材10間の中央の挟持空間内には前記蛍光潤滑剤5の
潤滑剤貯留槽11を設置してあるものとしてある(図1
参照)。
【0017】また、外部案内部材10は、断面でほぼ門
字形の支持枠12に上側の滑車13と下側のコロ14と
を適宜回動自在に上下に対向軸支せしめてあり、走行す
るワイヤーケーブル4を上側の滑車13と下側のコロ1
4とによって挟持案内するようにしてある。尚、支持枠
12への滑車13とコロ14との取付配置は、上側にコ
ロ14で下側に滑車13であっても良く、さらに上下側
共に滑車13であったり、あるいは上下側共にコロ14
であっても良いことは勿論である。
字形の支持枠12に上側の滑車13と下側のコロ14と
を適宜回動自在に上下に対向軸支せしめてあり、走行す
るワイヤーケーブル4を上側の滑車13と下側のコロ1
4とによって挟持案内するようにしてある。尚、支持枠
12への滑車13とコロ14との取付配置は、上側にコ
ロ14で下側に滑車13であっても良く、さらに上下側
共に滑車13であったり、あるいは上下側共にコロ14
であっても良いことは勿論である。
【0018】潤滑剤貯留槽11は、内部に粘度の高い前
記蛍光潤滑剤5を充填してあり、カバー体Pの前後一対
の両挿通孔8に対向して前後に前部挿通孔15と後部挿
通孔16とを開穿せしめ、潤滑剤貯留槽11内部の各々
前、後部挿通孔15,16寄りには前記外部案内部材1
0と構成が略同一であって上下側共に小径の滑車18,
19から成る内部案内部材17を前後で一対にして対峙
立設せしめて蛍光潤滑剤5内に浸漬せしめてあり、走行
するワイヤーケーブル4を両滑車18,19にて挟持さ
せながら、蛍光潤滑剤5の粘性抵抗に抗して弛まず緊張
した状態にて潤滑剤貯留槽11内で挿通案内すべく成し
てある(図1参照)。
記蛍光潤滑剤5を充填してあり、カバー体Pの前後一対
の両挿通孔8に対向して前後に前部挿通孔15と後部挿
通孔16とを開穿せしめ、潤滑剤貯留槽11内部の各々
前、後部挿通孔15,16寄りには前記外部案内部材1
0と構成が略同一であって上下側共に小径の滑車18,
19から成る内部案内部材17を前後で一対にして対峙
立設せしめて蛍光潤滑剤5内に浸漬せしめてあり、走行
するワイヤーケーブル4を両滑車18,19にて挟持さ
せながら、蛍光潤滑剤5の粘性抵抗に抗して弛まず緊張
した状態にて潤滑剤貯留槽11内で挿通案内すべく成し
てある(図1参照)。
【0019】また、潤滑剤貯留槽11内には、蛍光潤滑
剤5のワイヤーケーブル4への付着圧力を付与すべく、
例えばウエイト20を蛍光潤滑剤5上方に載置させてあ
る。すなわち、蛍光潤滑剤5には粘度があるため加圧す
ることによりワイヤーケーブル4への付着吸着性を良好
にすることとなる。尚、この加圧手段としてピストンシ
リンダー機構やモーター駆動機構(図示せず)その他の
ものでも良いことは勿論である。そして、内部案内部材
17には、この前後一対の上側滑車18側であって互い
に内方へ相対峙すべくかつワイヤーケーブル4の走行部
分経路の直上にピン等のウエイトストッパー21を突設
せしめることで、ウエイト20の沈下を阻止させてワイ
ヤーケーブル4にウエイト20が接触しないようにして
ある。
剤5のワイヤーケーブル4への付着圧力を付与すべく、
例えばウエイト20を蛍光潤滑剤5上方に載置させてあ
る。すなわち、蛍光潤滑剤5には粘度があるため加圧す
ることによりワイヤーケーブル4への付着吸着性を良好
にすることとなる。尚、この加圧手段としてピストンシ
リンダー機構やモーター駆動機構(図示せず)その他の
ものでも良いことは勿論である。そして、内部案内部材
17には、この前後一対の上側滑車18側であって互い
に内方へ相対峙すべくかつワイヤーケーブル4の走行部
分経路の直上にピン等のウエイトストッパー21を突設
せしめることで、ウエイト20の沈下を阻止させてワイ
ヤーケーブル4にウエイト20が接触しないようにして
ある。
【0020】次に、本発明装置1の使用の一例を説明す
るに、図2に示すように、例えばクレーン車、天井走行
クレーンその他の荷役機器Mを構成する、例えばクレー
ン伸縮ブーム2先端上部に締結部7を介して取り付け、
牽引プーリ3を介して走行されるワイヤーケーブル4が
カバー体Pの前後の挿通孔8、潤滑剤貯留槽11の前、
後部挿通孔15,16を貫挿し、また、前後の外部案内
部材10、内部案内部材17夫々の上下の滑車13,1
8,19間または滑車13,18,19とコロ14間に
挟持させられるようにして案内させて装着する。
るに、図2に示すように、例えばクレーン車、天井走行
クレーンその他の荷役機器Mを構成する、例えばクレー
ン伸縮ブーム2先端上部に締結部7を介して取り付け、
牽引プーリ3を介して走行されるワイヤーケーブル4が
カバー体Pの前後の挿通孔8、潤滑剤貯留槽11の前、
後部挿通孔15,16を貫挿し、また、前後の外部案内
部材10、内部案内部材17夫々の上下の滑車13,1
8,19間または滑車13,18,19とコロ14間に
挟持させられるようにして案内させて装着する。
【0021】そして、例えばクレーン駆動機構(図示せ
ず)によるクレーン作業によってワイヤーケーブル4を
走行させると、潤滑剤貯留槽11内で挿通されるワイヤ
ーケーブル4に対し、その表面には蛍光潤滑剤5をウエ
イト20の自重圧により均一に加圧付着させるものであ
る。このときのウエイト20は、蛍光潤滑剤5の消耗に
よって減少することに伴い次第に沈下してもワイヤーケ
ーブル4に接触しないように走行部分の経路上方に配設
したウエイトストッパー21により係止されて沈下が阻
止される。
ず)によるクレーン作業によってワイヤーケーブル4を
走行させると、潤滑剤貯留槽11内で挿通されるワイヤ
ーケーブル4に対し、その表面には蛍光潤滑剤5をウエ
イト20の自重圧により均一に加圧付着させるものであ
る。このときのウエイト20は、蛍光潤滑剤5の消耗に
よって減少することに伴い次第に沈下してもワイヤーケ
ーブル4に接触しないように走行部分の経路上方に配設
したウエイトストッパー21により係止されて沈下が阻
止される。
【0022】また、消耗された蛍光潤滑剤5の補充は、
蓋体6を開いてウエイト20を取り出してから潤滑剤貯
留槽11内に充填し、再度ウエイト20を載置せしめて
蓋体6を閉蓋すれば良い。
蓋体6を開いてウエイト20を取り出してから潤滑剤貯
留槽11内に充填し、再度ウエイト20を載置せしめて
蓋体6を閉蓋すれば良い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、所
定の荷役機器Mにおいて、例えばクレーン駆動機構によ
り牽引プーリ3を介して走行されるワイヤーケーブル4
を、本発明装置1内に挿通走行させることによりワイヤ
ーケーブル4表面に蛍光潤滑剤5を加圧付着せしめるこ
とができる。そのため、特にクレーン車、天井走行クレ
ーン、レッカー車その他の荷役機器Mのワイヤーやケー
ブルカー、ロープウエイ、リフト等の牽引ケーブルにお
いて、外部に露出しているワイヤーケーブル4を夜間に
おいて常時安定した状態にて発光維持させ、塗布補充作
業の煩雑さを無くすことができ、ひいてはクレーン作業
の安全性や作業性を大きく向上させることができる。
定の荷役機器Mにおいて、例えばクレーン駆動機構によ
り牽引プーリ3を介して走行されるワイヤーケーブル4
を、本発明装置1内に挿通走行させることによりワイヤ
ーケーブル4表面に蛍光潤滑剤5を加圧付着せしめるこ
とができる。そのため、特にクレーン車、天井走行クレ
ーン、レッカー車その他の荷役機器Mのワイヤーやケー
ブルカー、ロープウエイ、リフト等の牽引ケーブルにお
いて、外部に露出しているワイヤーケーブル4を夜間に
おいて常時安定した状態にて発光維持させ、塗布補充作
業の煩雑さを無くすことができ、ひいてはクレーン作業
の安全性や作業性を大きく向上させることができる。
【0024】すなわち、本発明においては、荷役機器M
用のワイヤーケーブル4を走行挿通させ、内部に充填し
てある蛍光潤滑剤5を付着する潤滑剤貯留槽11と、こ
の潤滑剤貯留槽11の前後に配したワイヤーケーブル4
走行案内用の外部案内部材10とを備えたので、蛍光潤
滑剤5の粘性抵抗に抗して弛まず捩れず常時緊張した状
態で潤滑剤貯留槽11内へワイヤーケーブル4を挿通案
内することができる。
用のワイヤーケーブル4を走行挿通させ、内部に充填し
てある蛍光潤滑剤5を付着する潤滑剤貯留槽11と、こ
の潤滑剤貯留槽11の前後に配したワイヤーケーブル4
走行案内用の外部案内部材10とを備えたので、蛍光潤
滑剤5の粘性抵抗に抗して弛まず捩れず常時緊張した状
態で潤滑剤貯留槽11内へワイヤーケーブル4を挿通案
内することができる。
【0025】潤滑剤貯留槽11、外部案内部材10夫々
は、所定の荷役機器Mにおけるワイヤーケーブル4の走
行経路中に配置固定されるカバー体P内に配装すべく構
成したので、ワンボックスタイプのコンパクトな形態で
纏めることができ、各種の荷役機器Mに対する取り付け
等を極めて容易に行なうことができる。
は、所定の荷役機器Mにおけるワイヤーケーブル4の走
行経路中に配置固定されるカバー体P内に配装すべく構
成したので、ワンボックスタイプのコンパクトな形態で
纏めることができ、各種の荷役機器Mに対する取り付け
等を極めて容易に行なうことができる。
【0026】カバー体Pは、潤滑剤貯留槽11上部に連
通する開閉自在な蓋体6と、所定の荷役機器Mに固定す
る締結部7と、ワイヤーケーブル4挿通用の開穿された
前後の挿通孔8と、挿通孔8の開口内縁に嵌着した防音
性の緩衝被覆材9とを備えたので、荷役機器Mに対する
取り付け作業や蛍光潤滑剤5の補充等の作業能率が向上
し、しかも、ワイヤーケーブル4を防音状態で潤滑剤貯
留槽11内へ挿通案内することができ、作業時の騒音の
発生を減少できる。
通する開閉自在な蓋体6と、所定の荷役機器Mに固定す
る締結部7と、ワイヤーケーブル4挿通用の開穿された
前後の挿通孔8と、挿通孔8の開口内縁に嵌着した防音
性の緩衝被覆材9とを備えたので、荷役機器Mに対する
取り付け作業や蛍光潤滑剤5の補充等の作業能率が向上
し、しかも、ワイヤーケーブル4を防音状態で潤滑剤貯
留槽11内へ挿通案内することができ、作業時の騒音の
発生を減少できる。
【0027】潤滑剤貯留槽11は、蛍光潤滑剤5を充填
するボックス状に形成され、前後にワイヤーケーブル4
挿通用の前、後部挿通孔15,16を開穿し、この前、
後部挿通孔15,16寄りの内部に内部案内部材17を
前後に配し、内部に充填した蛍光潤滑剤5を加圧するウ
エイト20を蛍光潤滑剤5上方に載置し、ワイヤーケー
ブル4の走行経路上方にウエイトストッパー21を設け
て構成したので、ワイヤーケーブル4を走行させること
で潤滑剤貯留槽11内に挿通されるワイヤーケーブル4
の表面に蛍光潤滑剤5をウエイト20の自重圧により均
一に加圧付着させると共に、蛍光潤滑剤5の過度な消耗
によってもウエイト20はワイヤーケーブル4に接触す
る惧れは無い。
するボックス状に形成され、前後にワイヤーケーブル4
挿通用の前、後部挿通孔15,16を開穿し、この前、
後部挿通孔15,16寄りの内部に内部案内部材17を
前後に配し、内部に充填した蛍光潤滑剤5を加圧するウ
エイト20を蛍光潤滑剤5上方に載置し、ワイヤーケー
ブル4の走行経路上方にウエイトストッパー21を設け
て構成したので、ワイヤーケーブル4を走行させること
で潤滑剤貯留槽11内に挿通されるワイヤーケーブル4
の表面に蛍光潤滑剤5をウエイト20の自重圧により均
一に加圧付着させると共に、蛍光潤滑剤5の過度な消耗
によってもウエイト20はワイヤーケーブル4に接触す
る惧れは無い。
【0028】外部案内部材10、内部案内部材17は、
支持枠12に適宜回動自在に対向軸支せしめた上下一対
の滑車13,18,19、または上下一対のコロ14、
あるいは滑車13,18,19およびコロ14の組み合
わせから成り、走行するワイヤーケーブル4を両滑車1
3,18,19または両コロ14あるいは滑車13,1
8,19およびコロ14によって挟持案内するようにし
て構成したので、重量性のあるワイヤーケーブル4の案
内規制が確実に行なわれ得、途中で捩れたり弛みを生じ
ることも無く、更に、粘度の高い蛍光潤滑剤5内であっ
てもワイヤーケーブル4と滑車18、19との間のころ
がり摩擦を小さくすることができ、スムースに走行させ
ることができる。
支持枠12に適宜回動自在に対向軸支せしめた上下一対
の滑車13,18,19、または上下一対のコロ14、
あるいは滑車13,18,19およびコロ14の組み合
わせから成り、走行するワイヤーケーブル4を両滑車1
3,18,19または両コロ14あるいは滑車13,1
8,19およびコロ14によって挟持案内するようにし
て構成したので、重量性のあるワイヤーケーブル4の案
内規制が確実に行なわれ得、途中で捩れたり弛みを生じ
ることも無く、更に、粘度の高い蛍光潤滑剤5内であっ
てもワイヤーケーブル4と滑車18、19との間のころ
がり摩擦を小さくすることができ、スムースに走行させ
ることができる。
【図1】本発明の一実施例を示した断面図である。
【図2】本発明の使用状態の一例における概略側面図で
ある。
ある。
1 荷役機器用ワイヤーケーブル蛍光剤の付着装置 2 クレーン伸縮ブーム 3 牽引プーリ 4 ワイヤーケーブル 5 蛍光潤滑剤 6 蓋体 7 締結部 8 挿通孔 9 緩衝被覆材 10 外部案内部材 11 潤滑剤貯
留槽 12 支持枠 13,18,1
9 滑車 14 コロ 15 前部挿通
孔 16 後部挿通孔 17 内部案内
部材 20 ウエイト 21 ウエイト
ストッパー M 荷役機器 P カバー体
留槽 12 支持枠 13,18,1
9 滑車 14 コロ 15 前部挿通
孔 16 後部挿通孔 17 内部案内
部材 20 ウエイト 21 ウエイト
ストッパー M 荷役機器 P カバー体
Claims (5)
- 【請求項1】 荷役機器用のワイヤーケーブルを走行挿
通させ、内部に充填してある蛍光潤滑剤を付着する潤滑
剤貯留槽と、この潤滑剤貯留槽の前後に配したワイヤー
ケーブル走行案内用の外部案内部材とを備えたことを特
徴とする荷役機器用ワイヤーケーブルの蛍光剤付着装
置。 - 【請求項2】 潤滑剤貯留槽、外部案内部材夫々は、所
定の荷役機器におけるワイヤーケーブルの走行経路中に
配置固定されるカバー体内に配装されている請求項1記
載の荷役機器用ワイヤーケーブルの蛍光剤付着装置。 - 【請求項3】 カバー体は、潤滑剤貯留槽上部に連通す
る開閉自在な蓋体と、所定の荷役機器に固定する締結部
と、ワイヤーケーブル挿通用の開穿された前後の挿通孔
と、挿通孔の開口内縁に嵌着した防音性の緩衝被覆材と
を備えている請求項2記載の荷役機器用ワイヤーケーブ
ルの蛍光剤付着装置。 - 【請求項4】 潤滑剤貯留槽は、蛍光潤滑剤を充填する
ボックス状に形成され、前後にワイヤーケーブル挿通用
の前、後部挿通孔を開穿し、この前、後部挿通孔寄りの
内部に内部案内部材を前後に配し、内部に充填した蛍光
潤滑剤を加圧するウエイトを蛍光潤滑剤上方に載置し、
ワイヤーケーブルの走行経路上方にウエイトストッパー
を設けて成る請求項1乃至3のいずれか記載の荷役機器
用ワイヤーケーブルの蛍光剤付着装置。 - 【請求項5】 外部案内部材、内部案内部材は、支持枠
に適宜回動自在に対向軸支せしめた上下一対の滑車、ま
たは上下一対のコロ、あるいは滑車およびコロの組み合
わせから成り、走行するワイヤーケーブルを両滑車また
は両コロあるいは滑車およびコロによって挟持案内する
ようにした請求項1乃至4のいずれか記載の荷役機器用
ワイヤーケーブルの蛍光剤付着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2339994A JPH07204556A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 荷役機器用ワイヤーケーブルの蛍光剤付着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2339994A JPH07204556A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 荷役機器用ワイヤーケーブルの蛍光剤付着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07204556A true JPH07204556A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=12109438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2339994A Pending JPH07204556A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 荷役機器用ワイヤーケーブルの蛍光剤付着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07204556A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0902200A3 (en) * | 1997-09-15 | 2000-02-23 | Teleflex Incorporated | Pigmented remote control cable lubricant |
GB2431912A (en) * | 2005-11-01 | 2007-05-09 | Brian Lawrence Smith | Crane safety flag |
CN102107168A (zh) * | 2011-01-06 | 2011-06-29 | 赣州华坚国际鞋城有限公司 | 加强带过胶器 |
CN107200271A (zh) * | 2017-07-15 | 2017-09-26 | 中国海洋石油总公司 | 一种吊车钢丝绳全绳润滑一体机 |
CN108622803A (zh) * | 2018-06-08 | 2018-10-09 | 天津科技大学 | 一体式高空钢丝绳除油润滑装置 |
CN110860427A (zh) * | 2019-11-12 | 2020-03-06 | 潍坊石花化工建材有限公司 | 一种新型防水卷材用浸油装置 |
CN110876999A (zh) * | 2019-12-06 | 2020-03-13 | 朱昀 | 一种用于光纤的着色涂覆装置 |
-
1994
- 1994-01-24 JP JP2339994A patent/JPH07204556A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0902200A3 (en) * | 1997-09-15 | 2000-02-23 | Teleflex Incorporated | Pigmented remote control cable lubricant |
GB2431912A (en) * | 2005-11-01 | 2007-05-09 | Brian Lawrence Smith | Crane safety flag |
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CN107200271A (zh) * | 2017-07-15 | 2017-09-26 | 中国海洋石油总公司 | 一种吊车钢丝绳全绳润滑一体机 |
CN107200271B (zh) * | 2017-07-15 | 2019-08-09 | 中国海洋石油总公司 | 一种吊车钢丝绳全绳润滑一体机 |
CN108622803A (zh) * | 2018-06-08 | 2018-10-09 | 天津科技大学 | 一体式高空钢丝绳除油润滑装置 |
CN110860427A (zh) * | 2019-11-12 | 2020-03-06 | 潍坊石花化工建材有限公司 | 一种新型防水卷材用浸油装置 |
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