JPH0720440Y2 - 電動式駆動装置 - Google Patents

電動式駆動装置

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JPH0720440Y2
JPH0720440Y2 JP1987048081U JP4808187U JPH0720440Y2 JP H0720440 Y2 JPH0720440 Y2 JP H0720440Y2 JP 1987048081 U JP1987048081 U JP 1987048081U JP 4808187 U JP4808187 U JP 4808187U JP H0720440 Y2 JPH0720440 Y2 JP H0720440Y2
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JP
Japan
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gear
stepped
output shaft
clutch
housing
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JP1987048081U
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JPS63154840U (ja
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努 富永
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、減速機付モータ駆動装置、特にモータの出
力段に複数段の減速歯車列からなる減速機を組込み、こ
の減速機と出力軸間に介装されるクラツチ機構を備えて
なる電動式駆動装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種減速機付モータ駆動装置にあつては、一般
にウオーム減速機又は遊星ギアを採用した減速機が用い
られており、又出力軸の回動角範囲を規制するために、
左右2個のリミツトスイツチを設け、上記出力軸に取付
けたリミツトレバーでリミツトスイツチの操作レバーを
作動させることにより、モータ部への通電を電気的に遮
断せしめることにより、モータの回転を停止させるとい
う手段が採用されており、又上記リミツトスイツチはプ
リント基板に装着されており、リミツトスイツチとハウ
ジングとの直接的な位置決めは行なわず、プリント基板
の両端部をハウジングアーム部にねじ止めするという間
接的な手法が採られていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来のモータ駆動装置において、ウオーム
減速機構は軸方向に縦長の構造となり、それだけ装置全
体が大型化し、又遊星ギア減速機構は逆に軸方向の長さ
は小さくなり小型化されるが、反面機構が複雑化する。
なお上記両減速機構は共に構成部品点数が多く生産コス
トが高くついていた。又上記のようなリミツトスイツチ
の位置決め方法では、装着時において精度が得られて
も、その後プリント基板の熱変形、経時変化等による変
形が生ずると、リミツトスイツチの位置の精度がくる
い、動作点が変化するという問題点があつた。
この考案はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、部品点数の少ない減速機構としてその構造を単純化
すると共に小型軽量化を計り、加えてリミツトスイツチ
の位置決めを強固に精度の低下を防ぐことができる電動
式駆動装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る電動式駆動装置は、モータと出力軸間
に、第1段から第4段の平歯車よりなる段付ギアで構成
された減速機構とクラツチ装置を組込み、しかもこれら
を互いに並行配列構成とし、又プリント基板の片面に固
定装着したリミツトスイツチの複数個の取付孔に対して
ハウジングの突起部を嵌合させることによりプリント基
板の位置を決めるようにしたものである。
〔作用〕
この考案においては、第1段から第4段の段付ギアから
なる減速機構部により所要の減速がなされ、これら段付
ギアを介して伝達される回転がクラツチ装置でON、OFF
操作される。なお上記各段段付ギア及びクラツチ装置は
共に並行配列構造であり、出力軸の軸方向つまり縦方向
の長さが短縮される。なお、モータ部との電気接続およ
び外部引出線との接続をつかさどるプリント基板は、こ
れに取付けたリミツトスイツチとハウジングとの嵌合手
段によつて位置決めされ、形状変形による精度の低下が
防止される。
〔実施例〕
次にこの考案装置の具体的実施例を図面に基づいて説明
する。1は電動式モータ、1aは上記モータの出力軸、2
は上記モータ出力軸1aに固定装着されたピニオンギア、
3はその大歯車3aが上記ピニオンギア2と噛合する第1
段段付ギア、4はその大歯車4aが上記第1段段付ギア3
の小歯車3bと噛合する第2段段付ギア、5は上記第1段
段付ギア3と同軸で支持され、その大歯車5aが上記第2
段段付ギア4の小歯車4bと噛合する第8段段付ギア、6
はその大歯車6aが上記第3段段付ギア5の小歯車5bと噛
合する第4段段付ギアである。7は上記第4段段付ギア
6の小歯車6bと噛合する出力ギアで、8は外周部に歯車
部8aを形成してなる歯車付クラツチ板で、上記出力ギア
7の側端部にリターンバネ9で同軸的に結合装着される
と共に上記出力ギア7及び上記クラツチ板8は、一体的
に出力軸10に遊嵌結合されている。11は上記出力軸10に
一体的に嵌着されたクラツチのロータで、その側端面に
複数個のロツクピン12が植設され、クラツチ作動時に前
記クラツチ板8の歯車部8aに係合し、クラツチ板8をロ
ツクする。つまり第4図に示すように上記クラツチ板
8、リターンバネ9、ロータ11及びロツクピン12から成
るクラツチ装置13が構成される。14は上記クラツチ装置
13の磁気回路を形成するクラツチヨーク、15は上記クラ
ツチヨーク14部に内装されるクラツチコイル、16は上記
出力軸10の一端部に固定ナツト17により固定装着される
と共に外部負荷駆動用ワイヤ18を巻取り駆動するための
回動レバー、19は上記出力軸10の他端部に固定ナツト20
にて固定装着され、上記出力軸10の回動範囲を規制する
リミツトスイツチ21a、21bの操作レバー22a、22bと係合
するリミツトレバー、23は上記リミツトスイツチ21a、2
1bをその一表面側に固定装着すると共に、その他面側に
モータ配線及び外部引出線との接続を可能ならしめたプ
リント基板であり、その両端部をハウジング24のアーム
部に固定している、なお、このプリント基板23をハウジ
ング24の所要箇所に位置決めする手段として、上記リミ
ツトスイツチ21a、21bに設けた複数個の取付孔27へハウ
ジング24に設けた突起部28を嵌合している。つまりプリ
ント基板23はこれに固定したリミツトスイツチ21a、21b
を介してハウジング24に装着しその位置を決めるように
構成されている。
なお、図において25は保護カバー、26は取付板である。
次に本考案装置の作動について説明する。外部引出線
(図示せず)よりモータ1に電源電圧が印加されるとモ
ータ1が駆動され、そのモータトルクは、その出力軸1a
よりピニオンギア2に伝達され、このピニオンギア2と
噛合する第1段段付ギア3に続いて第2段、第3段、第
4段の各段付ギア4、5、6に順次伝達され、最後に出
力ギア7部に伝達される。この状態でクラツチ装置13が
第4図aに示す如くOFFの状態にあれば、出力ギア7及
びリターンバネ9で出力ギア7に結合されたクラツチ板
8は出力軸10の外周部を空転し、従つて出力軸10にはモ
ータトルクは伝達されない。
次に外部引出線(図示せず)よりクラツチコイル15に通
電されたとすると第4図bに示す如く、上記クラツチ板
8はクラツチロータ11に吸引されると共にクラツチロー
タ11のロツクピン12がクラツチ板8の外周歯車8aと係合
するため、クラツチ板8とリターンバネ9で締結された
出力ギア7が出力軸10と結合固定され、従つてモータト
ルクは出力軸10に伝達可能な状態となる。
そして出力軸10の一端側に固定装着された回動レバー16
により外部負荷駆動ワイヤ18が装着されると外部負荷の
駆動が可能となる。さらに出力軸10の他端側に固定装着
されたリミツトレバー19と上記2個のリミツトスイツチ
21a、21bの操作レバー22a22bの係合により出力軸10の回
動範囲が設定される。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したとおり、減速機構として第1段
から第4段の段付ギア及びクラツチ装置を互いに平行配
列構造としているので、出力軸の軸方向つまり縦方向の
長さが短縮され、加えて減速ギアは全て平歯車を適用し
ているので機構が単純化され、しかも部品点数が少な
く、装置の小型軽量化、コストの低減化が達成できる。
又ハウジングに設けた突起部をリミツトスイツチの位置
決め用の取付孔に直接嵌合させることにより、プリント
基板の形状変形が生じてもリミツトスイツチの位置の精
度のくるいがなく、したがつて安定度の高い装置を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は第2
図におけるI−I線に沿う正面図、第2図は第1図にお
けるII−II線に沿う縦断面図、第3図は保護カバーを取
外した後面図、第4図a、bはクラツチ装置を示した部
分断面図、第5図は装置の正面図、第6図は後面図であ
る。 図において、1はモータ、2はピニオンギア、3は第1
段段付ギア、4は第2段段付ギア、5は第3段段付ギ
ア、6は第4段段付ギア、7は出力ギア、8は歯車付ク
ラツチ板、9はリターンバネ、10は出力軸、11はロー
タ、12はロツクピン、13はクラツチ装置、14はクラツチ
チヨーク、15はクラツチコイル、16は回動レバー、19は
リミツトレバー、21a、21bはリミツトスイツチ、22a、2
2bは操作レバー、23はプリント基板、24はハウジング、
25は保護カバー、26は取付板、27は取付孔、28は突起部
である。 尚、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動式モータ、その出力軸に固定されるピ
    ニオンギア、このピニオンギアと大歯車が噛合する第1
    段段付ギア、この第1段段付ギアの小歯車と大歯車が噛
    合する第2段段付ギア、この第2段段付ギアの小歯車と
    大歯車が噛合する第3段段付ギア、この第3段段付ギア
    の小歯車と大歯車が噛合する第4段段付ギア、この第4
    段段付ギアの小歯車と噛合する出力歯車、この出力歯車
    の他端部にリターンバネで結合された歯車付クラツチ板
    と上記出力軸に固定装着され、かつ上記にクラツチ板の
    歯車と係合する固定ピンを設けたクラツチロータ部とか
    ら成るクラツチ装置、上記出力軸の一端側に固定装着さ
    れ負荷駆動用ワイヤを巻取り駆動するための回動レバー
    機構を備えたものにおいて、上記出力軸の他端側に固定
    装着され出力軸の回動角の範囲を規制するための2個の
    リミツトスイツチの操作レバー部と係合するリミツトレ
    バー、片面に上記リミツトスイツチを固定装着し他面で
    モータ部との電気接続および外部引出線との接続を可能
    ならしめるプリント基板、上記リミツトスイツチに設け
    た複数個の取付孔へハウジングに設けた突起部を嵌合す
    る上記プリント基板のハウジングへの位置決め手段、一
    端面に上記ハウジングを固定する取付板およびハウジン
    グ部に組込まれた内部機構を包囲する保護カバーを備え
    たことを特徴とする電動式駆動装置。
JP1987048081U 1987-03-30 1987-03-30 電動式駆動装置 Expired - Lifetime JPH0720440Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987048081U JPH0720440Y2 (ja) 1987-03-30 1987-03-30 電動式駆動装置
KR2019930015669U KR930008219Y1 (ko) 1987-03-30 1993-08-14 전동식 구동장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987048081U JPH0720440Y2 (ja) 1987-03-30 1987-03-30 電動式駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63154840U JPS63154840U (ja) 1988-10-12
JPH0720440Y2 true JPH0720440Y2 (ja) 1995-05-15

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ID=30869285

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987048081U Expired - Lifetime JPH0720440Y2 (ja) 1987-03-30 1987-03-30 電動式駆動装置

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5772409U (ja) * 1980-10-21 1982-05-04
JPS5772412U (ja) * 1980-10-21 1982-05-04
JPS6177662U (ja) * 1984-10-25 1986-05-24

Also Published As

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JPS63154840U (ja) 1988-10-12

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