JPH0720394Y2 - 排水用水中ポンプ - Google Patents
排水用水中ポンプInfo
- Publication number
- JPH0720394Y2 JPH0720394Y2 JP1988158296U JP15829688U JPH0720394Y2 JP H0720394 Y2 JPH0720394 Y2 JP H0720394Y2 JP 1988158296 U JP1988158296 U JP 1988158296U JP 15829688 U JP15829688 U JP 15829688U JP H0720394 Y2 JPH0720394 Y2 JP H0720394Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strainer
- pump
- drainage
- casing
- submersible pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は排水用水中ポンプに関し、特に、ポンプケーシ
ングの下端部に連結されたストレーナおよび側方に突出
する配管連結部を有する排水用水中ポンプに関する。
ングの下端部に連結されたストレーナおよび側方に突出
する配管連結部を有する排水用水中ポンプに関する。
従来の排水用水中ポンプにおいては、第2図に例示する
ようにケーシングaの下端部にストレーナcを連結して
あるとともに、このケーシングaの側方に配管連結部b
を突出してあり、ストレーナcの下端面をポンプ設置面
に当接してポンプ重量をこのストレーナcにより支持す
るように構成されていた。
ようにケーシングaの下端部にストレーナcを連結して
あるとともに、このケーシングaの側方に配管連結部b
を突出してあり、ストレーナcの下端面をポンプ設置面
に当接してポンプ重量をこのストレーナcにより支持す
るように構成されていた。
しかしながら、上述のような従来の排水用水中ポンプに
おいては、ポンプの荷重をストレーナcのみで支持する
構造であったため、配管連結部bに配管dを連結する
と、配管連結部bがケーシングaの側方に突出している
ので重心が側方に移動し、図示のようにポンプが傾斜し
た状態になり易く、全重量がストレーナcの屈曲部eに
作用し、この屈曲部eで支持することになる。
おいては、ポンプの荷重をストレーナcのみで支持する
構造であったため、配管連結部bに配管dを連結する
と、配管連結部bがケーシングaの側方に突出している
ので重心が側方に移動し、図示のようにポンプが傾斜し
た状態になり易く、全重量がストレーナcの屈曲部eに
作用し、この屈曲部eで支持することになる。
このような状態ではポンプ運転時に異常振動を生じた
り、屈曲部eにおける応力集中によりストレーナcが局
部的に変形して開口面積が減少し、これにより揚程の低
下を招いたりする。
り、屈曲部eにおける応力集中によりストレーナcが局
部的に変形して開口面積が減少し、これにより揚程の低
下を招いたりする。
また、装備当初に配管dを配管連結部bに載置したとき
ポンプが不安定なため、ボルト締結等の連結作業に不便
であるなどの不具合もある。
ポンプが不安定なため、ボルト締結等の連結作業に不便
であるなどの不具合もある。
本考案は上述のような問題点を解決するためになされた
もので、配管荷重に基づく重心移動に拘らずポンプの傾
きを防止して正常かつ安定した状態に支持することがで
き、したがってポンプ運転時における異常振動の発生
や、ストレーナの局部的変形などを防止し得るととも
に、配管連結作業を容易に行なうことができる排水用水
中ポンプを提供することを目的とする。
もので、配管荷重に基づく重心移動に拘らずポンプの傾
きを防止して正常かつ安定した状態に支持することがで
き、したがってポンプ運転時における異常振動の発生
や、ストレーナの局部的変形などを防止し得るととも
に、配管連結作業を容易に行なうことができる排水用水
中ポンプを提供することを目的とする。
本考案は、ポンプケーシングの下端部に連結されたスト
レーナおよび側方に突出された配管連結部を有する排水
用水中ポンプにおいて、 上記配管連結部の下部に、上記ストレーナと離間し、こ
のストレーナの下面と共にポンプ設置面に当接して上記
ポンプケーシングを鉛直姿勢に支持する支柱を突設した
ことを特徴とする。
レーナおよび側方に突出された配管連結部を有する排水
用水中ポンプにおいて、 上記配管連結部の下部に、上記ストレーナと離間し、こ
のストレーナの下面と共にポンプ設置面に当接して上記
ポンプケーシングを鉛直姿勢に支持する支柱を突設した
ことを特徴とする。
本考案によれば、上述のようにストレーナと離間位置し
て配管連結部の下側に支柱を突設し、これらストレーナ
および支柱の下面がポンプ設置面に当たってポンプを鉛
直に支持するようにしたので、ポンプ本体の荷重および
配管連結部にかかる配管荷重は、上記ストレーナと支柱
とによって分担して支持することができる。よって、ポ
ンプの傾きや異常振動およびストレーナの局部的変形な
どを生ずることがなく、配管連結作業も容易で、ポンプ
を正常かつ安定した状態で支持することができる。
て配管連結部の下側に支柱を突設し、これらストレーナ
および支柱の下面がポンプ設置面に当たってポンプを鉛
直に支持するようにしたので、ポンプ本体の荷重および
配管連結部にかかる配管荷重は、上記ストレーナと支柱
とによって分担して支持することができる。よって、ポ
ンプの傾きや異常振動およびストレーナの局部的変形な
どを生ずることがなく、配管連結作業も容易で、ポンプ
を正常かつ安定した状態で支持することができる。
以下、本考案について、第1図に示す一実施例にもとづ
き説明する。
き説明する。
第1図において、ポンプ本体のケーシング1は、吐出流
路2を有して側方に突出する配管連結部3を一体に有す
るとともに、適宜手段(図はボルトを用いる場合)によ
りケーシング1の下端部4に連結された有底円筒状のス
トレーナ5を備えている。
路2を有して側方に突出する配管連結部3を一体に有す
るとともに、適宜手段(図はボルトを用いる場合)によ
りケーシング1の下端部4に連結された有底円筒状のス
トレーナ5を備えている。
このストレーナ5は、水の流入を許容するとともに異物
の侵入を阻止する濾過機能を有し、かつ所望の有効開口
面積を有する開口部6を備え、吸込口7を包囲するよう
に配置されている。
の侵入を阻止する濾過機能を有し、かつ所望の有効開口
面積を有する開口部6を備え、吸込口7を包囲するよう
に配置されている。
このストレーナ5の下面は水中のポンプ設置面に当接し
てポンプの荷重を支えるようになっている。
てポンプの荷重を支えるようになっている。
上記ケーシング1は、ストレーナ5と離間位置して、配
管連結部3の下側に突設された支柱8を備えている。こ
の支柱8は、一般的には配管連結部3に連結(図はフラ
ンジを用いる場合)される配管9の中心直下に配設する
のが効果的である。上記支柱8の下端とストレーナ5の
下端は同一平面となるように形成されており、これら支
柱8の下端とストレーナ5の下端がポンプ設置面に同時
に当接するようになっている。
管連結部3の下側に突設された支柱8を備えている。こ
の支柱8は、一般的には配管連結部3に連結(図はフラ
ンジを用いる場合)される配管9の中心直下に配設する
のが効果的である。上記支柱8の下端とストレーナ5の
下端は同一平面となるように形成されており、これら支
柱8の下端とストレーナ5の下端がポンプ設置面に同時
に当接するようになっている。
上記のような実施例においては、ストレーナ5と離間位
置して、配管連結部3の下側に支柱8を突設したので、
配管9を連結したことにより配管連結部3にかかる荷重
が増加しても、この増加分およびポンプ本体の全荷重を
ストレーナ5と支柱8とによって分担して支持すること
ができる。このため、ポンプの傾きが防止され、常に正
常かつ安定した状態に支持される。
置して、配管連結部3の下側に支柱8を突設したので、
配管9を連結したことにより配管連結部3にかかる荷重
が増加しても、この増加分およびポンプ本体の全荷重を
ストレーナ5と支柱8とによって分担して支持すること
ができる。このため、ポンプの傾きが防止され、常に正
常かつ安定した状態に支持される。
したがって、ポンプ運転時に異常振動を発生するような
ことがない。また、ストレーナ5も正常かつ安定した状
態に支持されているから、局部的な応力集中に基づく変
形を生ずるようなことがなく、有効開口面積の減少によ
る揚程低下などの不具合が発生することもない。
ことがない。また、ストレーナ5も正常かつ安定した状
態に支持されているから、局部的な応力集中に基づく変
形を生ずるようなことがなく、有効開口面積の減少によ
る揚程低下などの不具合が発生することもない。
さらに、装備当初に配管9を配管連結部3に載置して
も、支柱8が荷重を支えるから、ケーシング1が傾斜し
たり不安定になることなどがなく、ボルト締めなどの連
結作業を容易に行なうことができる。
も、支柱8が荷重を支えるから、ケーシング1が傾斜し
たり不安定になることなどがなく、ボルト締めなどの連
結作業を容易に行なうことができる。
なお、本考案は上記実施例のみに限定されるものではな
く、たとえば、上記支柱8は上述のように配管9の中心
直下に配設する代りに、ストレーナ5の荷重分担比率を
勘案して適宜の位置に配設するようにしてもよく、かつ
必要に応じて複数併設するようにしてもよい。
く、たとえば、上記支柱8は上述のように配管9の中心
直下に配設する代りに、ストレーナ5の荷重分担比率を
勘案して適宜の位置に配設するようにしてもよく、かつ
必要に応じて複数併設するようにしてもよい。
また、支柱8の長さはポンプ設置面の状況に応じて対応
させるようにすればよく、要するに、ストレーナ5の下
端と支柱8の下端が同時にポンプ設置面に当接して、こ
れによりケーシングを傾けることなく鉛直姿勢に保つよ
うにすればよい。したがって、ポンプ設置面の状況に応
じて支柱8の下端をストレーナ5の下端より下位とす
る、また支柱8の下端をストレーナ5の下端より上位と
してもよく、あるいは支柱8を伸縮自在に構成するよう
にしてもよい。
させるようにすればよく、要するに、ストレーナ5の下
端と支柱8の下端が同時にポンプ設置面に当接して、こ
れによりケーシングを傾けることなく鉛直姿勢に保つよ
うにすればよい。したがって、ポンプ設置面の状況に応
じて支柱8の下端をストレーナ5の下端より下位とす
る、また支柱8の下端をストレーナ5の下端より上位と
してもよく、あるいは支柱8を伸縮自在に構成するよう
にしてもよい。
その他、本考案の要旨とするところの範囲内で種々の変
更ないし応用が可能である。
更ないし応用が可能である。
以上説明した通り本考案によれば、ポンプに加わる荷重
をストレーナと支柱とで支持するから、配管荷重に基づ
く重心移動に拘らずポンプを正常かつ安定した状態に支
持することができる。したがって、ポンプ運転時におけ
る異常振動の発生やストレーナの局部的変形などを防止
し得るとともに、配管連結作業を容易に行ない得る排水
用水中ポンプを提供することができる。
をストレーナと支柱とで支持するから、配管荷重に基づ
く重心移動に拘らずポンプを正常かつ安定した状態に支
持することができる。したがって、ポンプ運転時におけ
る異常振動の発生やストレーナの局部的変形などを防止
し得るとともに、配管連結作業を容易に行ない得る排水
用水中ポンプを提供することができる。
第1図は本考案の一実施例を示す部分断面図、第2図は
従来例を示す部分断面図である。 1……ケーシング、3……配管連結部、5……ストレー
ナ、8……支柱、9……配管。
従来例を示す部分断面図である。 1……ケーシング、3……配管連結部、5……ストレー
ナ、8……支柱、9……配管。
Claims (1)
- 【請求項1】ポンプケーシングの下端部に連結されたス
トレーナおよび側方に突出された配管連結部を有する排
水用水中ポンプにおいて、 上記配管連結部の下部に、上記ストレーナと離間し、こ
のストレーナの下面と共にポンプ設置面に当接して上記
ポンプケーシングを鉛直姿勢に支持する支柱を突設した
ことを特徴とする排水用水中ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988158296U JPH0720394Y2 (ja) | 1988-12-05 | 1988-12-05 | 排水用水中ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988158296U JPH0720394Y2 (ja) | 1988-12-05 | 1988-12-05 | 排水用水中ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0278793U JPH0278793U (ja) | 1990-06-18 |
JPH0720394Y2 true JPH0720394Y2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=31438492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988158296U Expired - Lifetime JPH0720394Y2 (ja) | 1988-12-05 | 1988-12-05 | 排水用水中ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0720394Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6568961B2 (ja) * | 2018-01-24 | 2019-08-28 | 株式会社川本製作所 | 水中ポンプ装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5322303B2 (ja) * | 1974-11-18 | 1978-07-07 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5237281Y2 (ja) * | 1973-02-20 | 1977-08-25 | ||
JPS5741436Y2 (ja) * | 1976-08-04 | 1982-09-10 |
-
1988
- 1988-12-05 JP JP1988158296U patent/JPH0720394Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5322303B2 (ja) * | 1974-11-18 | 1978-07-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0278793U (ja) | 1990-06-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |