JPH07203850A - 製茶揉機の作動点検機構 - Google Patents

製茶揉機の作動点検機構

Info

Publication number
JPH07203850A
JPH07203850A JP1575394A JP1575394A JPH07203850A JP H07203850 A JPH07203850 A JP H07203850A JP 1575394 A JP1575394 A JP 1575394A JP 1575394 A JP1575394 A JP 1575394A JP H07203850 A JPH07203850 A JP H07203850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tea
inspection window
face
drum
window
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1575394A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Masuda
進 増田
Ryuichi Fujita
龍一 藤田
Toshimitsu Nagai
利光 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Kiko Co Ltd
Original Assignee
Kawasaki Kiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Kiko Co Ltd filed Critical Kawasaki Kiko Co Ltd
Priority to JP1575394A priority Critical patent/JPH07203850A/ja
Publication of JPH07203850A publication Critical patent/JPH07203850A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tea And Coffee (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 揉胴内部の作動状態が良く見える新規な製茶
揉機の作動点検機構を提供する。 【構成】 半円筒状の揉胴3と、その上方に連接される
攪散胴8とから成る固定胴Bを具えた製茶装置におい
て、この固定胴Bの端面には、前記揉胴3内を目視でき
るように開口された端面点検窓15を有し、且つこの端
面点検窓15にはこれを閉鎖し得る開閉自在な閉鎖体1
6が具えられ、また端面点検窓15開放時に茶葉Aが外
部へこぼれ出ないように横漏れ防止体12a、飛出防止
網18または送風装置20等を具えていることを特徴と
する。 【効果】 端面点検窓15を開放したときに、茶葉Aが
外部へこぼれ出ることもなく揉胴3底部が良く見え、最
適な揉み込み状態を維持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【産業上の利用分野】本発明は製茶粗揉機、製茶葉打ち
機のように半円筒状の揉胴と、その上方に連接される攪
散胴とから成る固定胴を有する製茶装置に関するもので
あって、特に製茶装置稼動中に製茶装置内部の作動状態
を点検する機構に係るものである。
【0002】
【発明の背景】例えば製茶粗揉機は上方側を開放させた
固定胴内に回転する揉手とさらい手とを設け、蒸熱工程
が完了した茶葉を平均に加熱空気にさらしながら、揉手
と揉胴との間で揉み込むことにより、葉の組織を柔らか
にするとともに水分を蒸発させる機械であるが、良質の
茶を加工するためには、加工途中の茶葉の揉み込み具合
を目視により点検できることが好ましい。このため本出
願人は特願平5−291282号「製茶揉機の作動点検
機構」において、固定胴前面の三角板に揉胴内部の作動
状態が良く見えながらも、加工中の茶葉の塊や粉が外部
へ飛び出すことのない点検窓を具えた製茶揉機の作動点
検機構を提案した。
【0003】しかしながら、このものは専ら製茶揉機の
前面方向から揉胴内を点検することを主眼としており、
更に多方向から揉胴内を点検し、揉胴内部の作動状態を
完全に掌握するという点ではいまだ改良の余地があっ
た。
【0004】
【開発を試みた技術的事項】本発明はこのような背景を
考慮してなされたものであって、揉胴内部の作動状態が
良く見えながらも、加工中の茶葉の塊や粉が外部へ飛び
出すことのない新規な製茶揉機の作動点検機構の開発を
試みたものである。
【0005】
【発明の構成】
【目的達成の手段】すなわち本出願に係る製茶揉機の作
動点検機構の第一の発明は、機枠に対し固定状態に設け
られる半円筒状の揉胴と、その上方に連接される攪散胴
とから成る固定胴を具え、この固定胴内に揉手とさらい
手とのいずれか一方または双方を取り付けた回転軸を設
けて成る製茶装置において、前記固定胴の端面には、前
記揉胴内を目視できるように開口された端面点検窓を有
し、且つこの端面点検窓にはこれを閉鎖し得る開閉自在
な閉鎖体が具えられていることを特徴として成るもので
ある。
【0006】また本出願に係る製茶揉機の作動点検機構
の第二の発明は、前記要件に加え、前記端面点検窓の側
縁には、横漏れ防止体が具えられていることを特徴とし
て成るものである。
【0007】更にまた本出願に係る製茶揉機の作動点検
機構の第三の発明は、前記要件に加え、前記端面点検窓
には、飛出防止網が具えられることを特徴として成るも
のである。
【0008】更にまた本出願に係る製茶揉機の作動点検
機構の第四の発明は、前記要件に加え、前記飛出防止網
は、回動またはスライドすることにより、開閉自在に構
成されていることを特徴として成るものである。
【0009】更にまた本出願に係る製茶揉機の作動点検
機構の第五の発明は、前記要件に加え、前記端面点検窓
の攪散胴内部側の下方には茶葉返し板が具えられている
ことを特徴として成るものである。
【0010】更にまた本出願に係る製茶揉機の作動点検
機構の第六の発明は、前記要件に加え、前記端面点検窓
の周辺にエアを送風し、茶葉が端面点検窓から飛び出さ
ないようにする送風装置が具えられていることを特徴と
して成るものである。
【0011】更にまた本出願に係る製茶揉機の作動点検
機構の第七の発明は、前記要件に加え、前記送風装置に
は、点検板が開放したときにバルブが開き、閉鎖したと
きにバルブが閉じるエアバルブが具えられていることを
特徴として成るものである。これら発明により前記目的
を達成しようとするものである。
【0012】
【発明の作用】製茶装置を稼動中にまず閉鎖体を開放
し、端面点検窓から揉胴内部を見て、揉手及びさらい手
の茶葉に対する作用状態を確認して回転軸の回転速度等
を調節する。なお閉鎖体を開放時に斜めに係止しておけ
ば、茶葉が外部へこぼれ落ちるのを防ぐ。そして例えば
攪散胴前面に前面点検窓を具えた製茶揉機の攪散胴両端
面に端面点検窓を具えた場合、多方向から揉胴内を見渡
すことができ、死角がなくなる。
【0013】また横漏れ防止体を具えた場合、茶葉が端
面点検窓から外部側方へこぼれ出るのが防がれる。
【0014】また飛出防止網または茶葉返し板を具えた
場合、茶葉の塊が端面点検窓から飛び出そうとするのを
飛出防止網または茶葉返し板が当接して防ぎ、製茶揉機
周辺が散らからない。
【0015】また送風装置を具えた場合、茶葉の粉が端
面点検窓から外部に出るのを防ぎ、製茶揉機周辺が散ら
からない。また送風装置に閉鎖体の開閉に応動するエア
バルブを具えた場合、閉鎖体を開放するとエアが噴出し
て、茶葉の粉が端面点検窓から外部に出るのを防ぎ、閉
鎖体を閉めるとエアの噴出は停止する。
【0016】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的
に説明する。本発明が適用される製茶粗揉機1の概要を
述べると、まず上方が開放するような半円筒状の揉胴3
を、適宜の機枠2に対し固定的に横臥状態に取り付け
る。このものはその内面に杆状のダク板3aを長手方向
に向けて多数密着状態に貼り付けて成るものである。そ
してその上方背部には熱風胴4を設け、ここから茶葉A
の乾燥ないしは加熱用の熱風を供給する。更に機枠2に
対し適宜回転自在に取り付けられた回転軸5を揉胴3の
ほぼ円弧中心に横臥状態に取り付け、このものに揉手6
及びさらい手7を適宜の間隔で取り付けるものである。
そしてこの揉胴3の上方に上部が全部または一部開放さ
れた箱状スペースの攪散胴8を連接するものであり、こ
れら揉胴3と攪散胴8とを総称して固定胴Bと定義す
る。
【0017】そして前記揉胴3にはその下方に加工の完
了した茶葉Aを取り出す取出扉9を設け、更にその下方
に例えば振動コンベヤ等を適用して成る取出コンベヤ1
0を設ける。製茶粗揉機1の前面には前管理扉11を設
けるものであって、この実施例ではこの前管理扉11を
前記攪散胴8の前面の一部を開放し得るような構成とす
る。また前管理扉11の更に上方には、加工中の茶葉A
の上方への飛散を防ぐ三角板12が具えられ、この三角
板12には前面点検窓13が開口されて、且つこの前面
点検窓13を開閉する点検板14が具えられている。更
にこの前面点検窓13の右縁部と左縁部には、茶葉Aが
前面点検窓13から三角板外面へこぼれ出ないように、
平板状の横漏れ防止体12aが具えられている。なお具
体的な説明は省略するがこの前面点検窓13に、後述す
る端面点検窓15に具えられるような飛出防止網、送風
装置、及び茶葉返し板を具えておくことができる。
【0018】そして本発明の特徴である固定胴Bの端面
に具えられる端面点検窓15について説明する。まず端
面点検窓15の開口場所としては、一例として攪散胴8
端面上方の前面寄りを矩形状に開口する。そしてまたこ
の端面点検窓15にはこれを閉鎖し得る矩形状の閉鎖体
16が具えられる。この閉鎖体16は一例として下辺に
蝶番16aを有し、手前に回動して端面点検窓15を開
放する。また閉鎖体16外面には後述するエアバルブ2
02のバルブロッド202aを操作するための押込片1
6bが具えられている。なお、閉鎖体16の材質として
は三角板12と同様の金属板であってもよいが、その他
合成樹脂板、木板、ガラス板等であってもよい。また矩
形状に開口された端面点検窓15の左右両側縁には、閉
鎖体16を開放したときに茶葉Aが端面点検窓15と閉
鎖体16との間から横へこぼれ出ないように、平板状の
横漏れ防止体17が具えられている。また横漏れ防止体
17には閉鎖体16が開放時に一定角度で止まるように
ストッパ17aが具えられている。なお横漏れ防止体1
7は要は茶葉Aが端面点検窓15から飛び出し、製茶粗
揉機1外部にこぼれ落ちないようにするものであって、
材質としては金属、ガラス、木、プラスチックやビニー
ル等の合成樹脂、布等適宜の材質を適用できるものであ
って、形状としても網状、ブラインド状、柵状など茶葉
Aの横漏れを防ぐ範囲内において適宜の形状を適用でき
る。
【0019】そして閉鎖体16を開放したときに端面点
検窓15から茶葉の塊A1が飛び出さないように、端面
点検窓15には飛出防止網18が具えられている。この
ものは一例として図4で示すように格子状の金網を使用
する。一方、端面点検窓15の上方と下方とには飛出防
止網18が側方へ移動自在となるようにそれぞれスライ
ド溝8aが設けられ、ここに前記飛出防止網18が係合
され、開閉自在な構成となっている。なお飛出防止網1
8の形状としては、特に格子状に限定されるものではな
く、要は茶葉の塊A1が製茶粗揉機1外部に飛び出すの
を阻止しながらも、揉胴3底部が良く見えればよいので
あって、例えば亀甲形あるいは蜘蛛の巣形に編んだ網な
ど種々の形状を適用できるものである。また例えば図5
に示すように矩形平板状のものを格子状に形成して飛出
防止網18の厚みを増すことにより、前記実施例に比べ
茶葉の塊A1の飛び出しを更に抑制するようにしてもよ
い。また開閉自在にする構成としては図6に示すよう
に、例えば蝶番を使用して蝶着し、回動することにより
開閉できるようにしておいてもよい。
【0020】そして前記飛出防止網18と同様の趣旨で
閉鎖体16の開放時に端面点検窓15から茶葉の塊A1
が飛び出さないように、茶葉返し板19が攪散胴8内部
の端面点検窓15下方に具えられている。このものは端
面点検窓15の横寸法よりやや幅広の矩形状平板で、揉
胴3底部に向かって斜めに張り出して取り付けられてい
る。
【0021】そして更に閉鎖体16の開放時に端面点検
窓15から茶葉の粉A2が排出されないように、端面点
検窓15の周辺にエアEを送風する送風装置20が具え
られる。このものは図7に模式的に示すようにエア噴出
管20Aと、エア供給管20Bと、コンプレッサ20C
とを基本部材として成る。エア噴出管20Aは、一例と
して円筒形状の管に噴出孔201が一定間隔で開口され
たもので、端面点検窓15下方の機枠2に沿って取り付
けられている。なお噴出孔201の向きは攪散胴8中央
に向かって斜め上方に開口している。そしてこのエア噴
出管20Aにエア供給管20Bが接続され、製茶粗揉機
1外部に具えられたコンプレッサ20CのエアEが供給
される。なお前記エア供給管20Bには、閉鎖体16が
開放したときにバルブが開き、閉鎖したときにバルブが
閉じるエアバルブ202が具えられている。このものは
一例として図7に示すようにバルブロッド202aが端
面点検窓15側に臨むように横漏れ防止体17に取り付
けられる。なおこのエアバルブ202は、通常はバルブ
ロッド202aがコイルスプリングにより付勢されて突
出した状態で、エアEの供給を遮断しており、このバル
ブロッド202aが図7に示すように前記閉鎖体16の
押込片16bにより押し込まれたときにバルブを開放
し、エアEをエア噴出管20Aに供給するように構成さ
れている。
【0022】なお、エア噴出管20Aの構造としては前
記実施例のように噴出孔201を開口させるような形式
でエアEを噴出させるもののほか、ノズル方式でエアE
を噴出させるものであってもよい。また取付位置として
も、適宜の位置に取り付けられ、また適宜の噴出角度を
選択できるものであって、例えば図8のように、製茶粗
揉機1外部の横漏れ防止体17に設けて、端面点検窓1
5に向けエアEを噴出するようにしてもよい。またエア
バルブ202として電動エアバルブを使用し、例えば端
面点検窓15の開閉をレバースイッチや、近接スイッ
チ、光電管スイッチ等の非接触式スイッチで検知して電
動エアバルブを開閉するようにしてももちろんよい。更
に送風装置20としては、以上述べたようなエアを噴出
する装置のほか、モータにより羽根車を回転して風を吹
き送る扇風機形式のものを使用してもよく、例えばこれ
を攪散胴8外部の適宜の位置に端面点検窓15へ臨ませ
て具えておき、一方、レバースイッチ等を使用して、モ
ータの駆動及び停止を閉鎖体16の開閉に応動して風を
吹き送るようにして茶葉の粉A2を端面点検窓15から
排出されないようにすることができる。なお前記前面点
検窓13にもエアを噴出する送風装置を具える場合に
は、上記送風装置20のコンプレッサ20Cとエア供給
管20Bの一部とを共用することができる。
【0023】なお以上述べた横漏れ防止体17、飛出防
止網18、茶葉返し板19及び送風装置20は、説明の
ため一例としてこれら部材をすべて製茶粗揉機1に具え
た実施例として説明したが、特にこれら部材すべてを具
える必要はなく、例えば横漏れ防止体17及び飛出防止
網18のみであってもよいし、その他製茶揉機の種類や
容量等に合わせて適宜の組み合わせで実施することがで
きる。
【0024】本発明は以上のような構成でこれを使用す
るときには、製茶粗揉機1を稼動中に例えばまず前面点
検窓13の点検板14を開放し、それから揉胴3内部を
見て、揉手6及びさらい手7の茶葉Aに対する作用状態
を確認する。そしてこの前面点検窓13から確認しずら
かったような個所を本発明の端面点検窓15から点検す
る。端面点検窓15から揉胴3内を点検するには、まず
閉鎖体16を攪散胴8外側に引っ張り、蝶番15で接続
された下辺を中心に回動させて端面点検窓15を開放
し、ストッパ17aに閉鎖体16を係止させる。そして
端面点検窓15を開放した後は揉胴3内部を目視により
見て、揉手6及びさらい手7の茶葉Aに対する作用状態
を確認して回転軸の回転速度等を調節する。なお特に攪
散胴8右端面に具えられる端面点検窓15からは揉胴3
左底部が良く見え、攪散胴8左端面に具えられる端面点
検窓15からは揉胴3右底部が良く見える。
【0025】また横漏れ防止体17は閉鎖体16を開放
したとき、外部側方へこぼれ出ようとする茶葉Aを揉胴
3内へ押し戻す。また飛出防止網18は、閉鎖体16を
開放したときに茶葉の塊A1が端面点検窓15から飛び
出そうとした場合、これに当接して茶葉の塊A1が外部
へ飛び出すのを防ぐ。因みに飛出防止網18は市販の金
網等を使用すると、防錆加工のメッキが施されており、
端面点検窓15から揉胴3底部を覗いたときに眩しいこ
とがあるため、少なくとも飛出防止網18の外面側は塗
料で着色しておくなどして、防眩加工を施しておくこと
が望ましい。
【0026】また送風装置20は閉鎖体16が開放され
ると、押込片16bによりエアバルブ202のバルブロ
ッド202aが押し込まれてバルブが開放する。すると
エア噴出管20AからエアEが噴出し、端面点検窓15
の近くに空気壁を形成して、端面点検窓15近くに舞い
上がった茶葉の粉A2が端面点検窓15から外部に排出
されないように阻止する。
【0027】また茶葉返し板19は、茶葉の塊A1が端
面点検窓15方向へ掻き上げられたとき、茶葉の塊A1
が端面点検窓15に到達する前に茶葉の塊A1のそれ以
上の上昇を阻止する。
【0028】
【他の実施例】なお以上の端面点検窓15及び閉鎖体1
6の構成は一例であり、次のような改変が行える。例え
ば、図9(a)に示すように、前記実施例では蝶番16
aを具えるのを閉鎖体16の下辺としたが、別に上辺に
具えるようにしてもよいし、図示は省略するが側辺に具
えてもよい。また攪散胴8外側に回動して開放する方式
のほか、攪散胴8内側へ回動して開放するようにしても
よい。また回動するほか、上下方向あるいは側方へスラ
イド自在に構成しておいてもよいし(図9(b)参
照)、脱着式としておいてもよい(図9(c)参照)。
また閉鎖体16の形状として、例えば図10に示すよう
に、平板状のものの両側辺に扇板状の部位を有するもの
を適用し、閉鎖体16自身に横漏れ防止体を具えておく
ような構成としてもよい。なお符号16cのフランジ部
は閉鎖体16を開放したときのストッパとして作用す
る。また端面点検窓15の形状としては、楕円形など適
宜の形状が選択できる。
【0029】また端面点検窓15から揉胴3底部を積極
的に見やすくするため、製茶粗揉機1に照明灯を具えて
おき、閉鎖体16開放時に端面点検窓15から揉胴3底
部を照らすようにしておいても構わない。例えば端面点
検窓15外部上方の攪散胴8に照明灯を端面点検窓15
へ臨ませて具えておく。そしてこの照明灯の点灯及び消
灯を、例えばレバースイッチにより閉鎖体16の開閉に
伴い行えるようにしておくこともできる。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上のような構成で、従来製茶
粗揉機1の固定胴B端面に端面点検窓15を具えたの
で、茶葉Aの揉み込み状態を確認することができ、特に
攪散胴8両端面に端面点検窓15を具えるとともに、固
定胴B前面に前面点検窓13を具えるようにした場合、
多方向から揉胴3内を見渡すことができ、死角がなくな
る。
【0031】また横漏れ防止体が具えられているので、
茶葉Aが端面点検窓15から側方外部へこぼれ出てしま
うようなことがない。
【0032】また飛出防止網18または茶葉返し板19
を具えた場合、茶葉の塊A1が端面点検窓15から飛び
出そうとするのを防ぎ、製茶揉機周辺が散らからない。
【0033】また送風装置20を具えた場合、茶葉の粉
A2が端面点検窓15から外部に出るのを防ぎ、製茶揉
機周辺が散らからない。また送風装置20に閉鎖体16
の開閉に応動するエアバルブ202を具えた場合、閉鎖
体16を開放するときにエアEを噴出させる作業をその
都度しなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作動点検機構を適用した製茶粗揉機を
示す透視斜視図である。
【図2】同上縦断側面図である。
【図3】本発明の作動点検機構並びにその取付部位周辺
を拡大して示す正面図である。
【図4】本発明の作動点検機構を攪散胴内部から見た状
態を示す斜視図である。
【図5】飛出防止網の他の実施例を示す斜視図である。
【図6】飛出防止網の開閉手段を異ならせた他の実施例
を示す縦断面図である。
【図7】送風装置を構成する諸部材の接続経路を示す模
式図である。
【図8】エア噴出管の取付部位を異ならせた他の実施例
を示す縦断面図である。
【図9】閉鎖体の開閉手段を異ならせた他の実施例を示
す斜視図である。
【図10】閉鎖体の形状を異ならせた他の実施例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 製茶粗揉機 2 機枠 3 揉胴 3a ダク板 4 熱風胴 5 回転軸 6 揉手 7 さらい手 8 攪散胴 8a スライド溝 9 取出扉 10 取出コンベヤ 11 前管理扉 12 三角板 12a 横漏れ防止体 13 前面点検窓 14 点検板 15 端面点検窓 16 閉鎖体 16a 蝶番 16b 押込片 16c フランジ部 17 横漏れ防止体 17a ストッパ 18 飛出防止網 19 茶葉返し板 20 送風装置 20A エア噴出管 20B エア供給管 20C コンプレッサ 201 噴出孔 202 エアバルブ 202a バルブロッド A 茶葉 A1 茶葉の塊 A2 茶葉の粉 B 固定胴 E エア

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠に対し固定状態に設けられる半円筒
    状の揉胴と、その上方に連接される攪散胴とから成る固
    定胴を具え、この固定胴内に揉手とさらい手とのいずれ
    か一方または双方を取り付けた回転軸を設けて成る製茶
    装置において、前記固定胴の端面には、前記揉胴内を目
    視できるように開口された端面点検窓を有し、且つこの
    端面点検窓にはこれを閉鎖し得る開閉自在な閉鎖体が具
    えられていることを特徴とする製茶揉機の作動点検機
    構。
  2. 【請求項2】 前記端面点検窓の側縁には、横漏れ防止
    体が具えられていることを特徴とする請求項1記載の製
    茶揉機の作動点検機構。
  3. 【請求項3】 前記端面点検窓には、飛出防止網が具え
    られることを特徴とする請求項1または2記載の製茶揉
    機の作動点検機構。
  4. 【請求項4】 前記飛出防止網は、回動またはスライド
    することにより、開閉自在に構成されていることを特徴
    とする請求項3記載の製茶揉機の作動点検機構。
  5. 【請求項5】 前記端面点検窓の攪散胴内部側の下方に
    は茶葉返し板が具えられていることを特徴とする請求項
    1、2、3または4記載の製茶揉機の作動点検機構。
  6. 【請求項6】 前記端面点検窓の周辺にエアを送風し、
    茶葉が端面点検窓から飛び出さないようにする送風装置
    が具えられていることを特徴とする請求項1、2、3、
    4または5記載の製茶揉機の作動点検機構。
  7. 【請求項7】 前記送風装置には、点検板が開放したと
    きにバルブが開き、閉鎖したときにバルブが閉じるエア
    バルブが具えられていることを特徴とする請求項6記載
    の製茶揉機の作動点検機構。
JP1575394A 1994-01-14 1994-01-14 製茶揉機の作動点検機構 Pending JPH07203850A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1575394A JPH07203850A (ja) 1994-01-14 1994-01-14 製茶揉機の作動点検機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1575394A JPH07203850A (ja) 1994-01-14 1994-01-14 製茶揉機の作動点検機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07203850A true JPH07203850A (ja) 1995-08-08

Family

ID=11897543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1575394A Pending JPH07203850A (ja) 1994-01-14 1994-01-14 製茶揉機の作動点検機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07203850A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2012141244A1 (ja) * 2011-04-14 2014-07-28 株式会社ヤクルト本社 微生物菌体乾燥粉末の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2012141244A1 (ja) * 2011-04-14 2014-07-28 株式会社ヤクルト本社 微生物菌体乾燥粉末の製造方法
JP5997692B2 (ja) * 2011-04-14 2016-09-28 株式会社ヤクルト本社 微生物菌体乾燥粉末の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20130006592A (ko) 쇼트 블라스트 장치
JPH0690651A (ja) ドウミキサー
US5421103A (en) Apparatus and method for drying fabrics
CA2515352A1 (en) Hopper opening mechanism
US5711091A (en) Soffit mounted dryer vent
JPH07203850A (ja) 製茶揉機の作動点検機構
DE10134629B4 (de) Innenluft/Außenluft-Schaltvorrichtung mit Schwenkklappe
JP4070171B2 (ja) 木材破砕機
US20130295822A1 (en) Removable high velocity blast cabinet vestibule
JP3867906B2 (ja) 包装食品自動分別処理装置
CN107164987B (zh) 一种大缸损纸及纸屑收集装置
JPH06137630A (ja) レンジフード
JPH07115904A (ja) 製茶揉機の作動点検機構
US3794198A (en) Safety door for the unloading mechanism of self-unloading wagons
KR102274505B1 (ko) 알밥성형기용 교반통
KR20000012674A (ko) 냉면 반죽기
JPH07203851A (ja) 製茶揉機
JP3132193U (ja) 木材破砕機のデフレクタ装置
EP3424641A1 (en) Shot processing apparatus
JP2021042897A (ja) 穀物乾燥機のスロワ
JP2010213783A (ja) 手乾燥装置
JPS5943126Y2 (ja) 車両用送風機
JP2723597B2 (ja) 天井埋込形空気調和機
JP2002263607A (ja) 厨芥処理機
JP2023135326A (ja) トイレ装置