JPH07202776A - ダイバーシチ受信装置 - Google Patents
ダイバーシチ受信装置Info
- Publication number
- JPH07202776A JPH07202776A JP5335349A JP33534993A JPH07202776A JP H07202776 A JPH07202776 A JP H07202776A JP 5335349 A JP5335349 A JP 5335349A JP 33534993 A JP33534993 A JP 33534993A JP H07202776 A JPH07202776 A JP H07202776A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- directivity
- antenna
- antennas
- diversity
- reception
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 移動体通信の基地局におけるダイバーシチ受
信装置における上り方向の干渉保護比の改善を図る。 【構成】 空中線を含めた受信装置はダイバーシチアン
テナ1、2及び夫々に接続される受信機3、4受信機の
出力信号を切り換える受信切換器5より構成されそれぞ
れのダイバーシチアンテナで受けたRF信号の強い方を
選択し、その復調信号を出力する。夫々のダイバーシチ
受信アンテナは同じセクターで使用している送信アンテ
ナの半分のビーム幅を有しそれぞれの方向を変え設置す
る。
信装置における上り方向の干渉保護比の改善を図る。 【構成】 空中線を含めた受信装置はダイバーシチアン
テナ1、2及び夫々に接続される受信機3、4受信機の
出力信号を切り換える受信切換器5より構成されそれぞ
れのダイバーシチアンテナで受けたRF信号の強い方を
選択し、その復調信号を出力する。夫々のダイバーシチ
受信アンテナは同じセクターで使用している送信アンテ
ナの半分のビーム幅を有しそれぞれの方向を変え設置す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイバーシチ受信装置
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のダイバーシチ受信装置は、図2に
示すように2基の受信アンテナ11、13がそれぞれ対
応する受信機(RX1)31、(RX2)33に接続さ
れ、各受信機31、33の出力信号が切換器40により
切換えられ受信信号として出力されている。受信アンテ
ナ11及び13は送信機(TX)32に接続されている
送信アンテナ12の放射パターン22とほぼ同じ放射パ
ターン21、23を有しており、受信アンテナ11と1
3を離す事によりダイバーシチ効果を得ている。受信機
31と受信機33の出力信号は切換器40にて常に高い
レベルの信号が出力される。この結果音質の良い信号を
受ける事ができる。
示すように2基の受信アンテナ11、13がそれぞれ対
応する受信機(RX1)31、(RX2)33に接続さ
れ、各受信機31、33の出力信号が切換器40により
切換えられ受信信号として出力されている。受信アンテ
ナ11及び13は送信機(TX)32に接続されている
送信アンテナ12の放射パターン22とほぼ同じ放射パ
ターン21、23を有しており、受信アンテナ11と1
3を離す事によりダイバーシチ効果を得ている。受信機
31と受信機33の出力信号は切換器40にて常に高い
レベルの信号が出力される。この結果音質の良い信号を
受ける事ができる。
【0003】又、従来のダイバーシチアンテナは図3に
示すように一つの比較的広い指向性を持つ送信アンテナ
101に対し、指向性の鋭い受信アンテナ111〜11
6有している(例えば特開平3−032119号公
報)。受信アンテナ111〜116は指向性が図3の実
線で示す様に狭いもので、それぞれの受信アンテナから
の信号を合成しもっとも強い信号を受ける。この受信ア
ンテナは鋭い指向性をもたせてアンテナゲインを高めて
おり携帯端末からの信号を受信できるようにしている。
示すように一つの比較的広い指向性を持つ送信アンテナ
101に対し、指向性の鋭い受信アンテナ111〜11
6有している(例えば特開平3−032119号公
報)。受信アンテナ111〜116は指向性が図3の実
線で示す様に狭いもので、それぞれの受信アンテナから
の信号を合成しもっとも強い信号を受ける。この受信ア
ンテナは鋭い指向性をもたせてアンテナゲインを高めて
おり携帯端末からの信号を受信できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のダイバーシ
チアンテナは夫々の受信アンテナが同じ指向性を持って
いる為、ダイバーシチによる干渉保護比の改善が困難で
あった。また多数の受信アンテナを使ったダイバーシチ
方式では受信アンテナのゲインを送信アンテナより高く
できるが受信アンテナ数が多い分受信回路が増大してし
まう問題点があった。
チアンテナは夫々の受信アンテナが同じ指向性を持って
いる為、ダイバーシチによる干渉保護比の改善が困難で
あった。また多数の受信アンテナを使ったダイバーシチ
方式では受信アンテナのゲインを送信アンテナより高く
できるが受信アンテナ数が多い分受信回路が増大してし
まう問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の高利得アンテナ
を利用したダイバーシチ受信装置は、移動機端末装置か
らの信号を受ける2基のダイバーシチアンテナと、前記
アンテナで受けた信号を復調し音声信号に変換するそれ
ぞれのアンテナに対応する2台の受信機と、これら受信
機から出力される音声信号を常に音質の良い方へ切り換
える受信切換器を備えている。
を利用したダイバーシチ受信装置は、移動機端末装置か
らの信号を受ける2基のダイバーシチアンテナと、前記
アンテナで受けた信号を復調し音声信号に変換するそれ
ぞれのアンテナに対応する2台の受信機と、これら受信
機から出力される音声信号を常に音質の良い方へ切り換
える受信切換器を備えている。
【0006】
【実施例】次に、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
【0007】図1は本発明の一実施例を示す図であり、
(a)はダイバーシチ受信機の構成図、(b)は受信ア
ンテナの指向性を表した図、(c)は同一周波数による
干渉を表した図である。
(a)はダイバーシチ受信機の構成図、(b)は受信ア
ンテナの指向性を表した図、(c)は同一周波数による
干渉を表した図である。
【0008】ダイバーシチ受信装置は、移動機端末装置
からの信号を受ける2基のダイバーシチアンテナ1およ
び2と、前記アンテナ1、2のそれぞれに対応し、これ
らアンテナ1、2で受けた信号を復調し音声信号に変換
する2台の受信機3および4と、これら受信機3および
4から出力される音声信号を常に音質の良い方へ切り換
える受信切換器5とを備えている。
からの信号を受ける2基のダイバーシチアンテナ1およ
び2と、前記アンテナ1、2のそれぞれに対応し、これ
らアンテナ1、2で受けた信号を復調し音声信号に変換
する2台の受信機3および4と、これら受信機3および
4から出力される音声信号を常に音質の良い方へ切り換
える受信切換器5とを備えている。
【0009】前記2基のダイバーシチアンテナ1、2
は、送信アンテナの持つ指向性の半分の鋭い指向性を持
たせ、その指向性の向きは送信アンテナの指向性を満た
す様な角度、すなわち、受信アンテナの主ビームをそれ
ぞれずらし2基の受信アンテナ1、2の指向性の和が送
信アンテナの指向性に等しくなるように固定される。
は、送信アンテナの持つ指向性の半分の鋭い指向性を持
たせ、その指向性の向きは送信アンテナの指向性を満た
す様な角度、すなわち、受信アンテナの主ビームをそれ
ぞれずらし2基の受信アンテナ1、2の指向性の和が送
信アンテナの指向性に等しくなるように固定される。
【0010】同じ方向に向けられたダイバーシチアンテ
ナに比べるとダイバーシチ効果による受信レベルの改善
は減少するが、指向性が鋭いためゲインは増加する。
ナに比べるとダイバーシチ効果による受信レベルの改善
は減少するが、指向性が鋭いためゲインは増加する。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、受信アン
テナの指向性を送信アンテナの指向性の半分に鋭くしそ
れぞれの受信アンテナの方向を別々にしたので、受信ア
ンテナの指向性が鋭くなった分、同一周波数による干渉
を低減させるという結果を有する。
テナの指向性を送信アンテナの指向性の半分に鋭くしそ
れぞれの受信アンテナの方向を別々にしたので、受信ア
ンテナの指向性が鋭くなった分、同一周波数による干渉
を低減させるという結果を有する。
【図1】本発明の一実施例の構成図であり、(a)はダ
イバーシチ受信機の構成図、(b)は受信アンテナの指
向性を表した図、(c)は同一周波数による干渉を表し
た図)
イバーシチ受信機の構成図、(b)は受信アンテナの指
向性を表した図、(c)は同一周波数による干渉を表し
た図)
【図2】従来のダイバーシチアンテナの構成図
【図3】従来のダイバーシチアンテナの構成図
1、2 アンテナ 3、4 受信機 5 受信切換器
Claims (1)
- 【請求項1】 受信機出力信号をその受信機入力の強さ
に応じて切り換える受信切換器と、2つの方向からの電
波をそれぞれ受信する2台の受信機と、これら受信機に
接続される異なる方向に向けた2台の指向性アンテナを
備え、前記指向性アンテナは送信アンテナの持つ指向性
の半分の指向性を持たせ、かつ、それぞれのアンテナの
主ビームをずらして各アンテナの指向性の和が、送信ア
ンテナの指向性に等しくなるように固定されていること
を特徴とするダイバーシチ受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5335349A JPH07202776A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | ダイバーシチ受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5335349A JPH07202776A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | ダイバーシチ受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07202776A true JPH07202776A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18287536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5335349A Pending JPH07202776A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | ダイバーシチ受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07202776A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6339703B1 (en) | 1997-06-26 | 2002-01-15 | Nec Corporation | Diversity reception system |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0332119A (ja) * | 1989-06-28 | 1991-02-12 | Nec Corp | 移動通信基地局 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP5335349A patent/JPH07202776A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0332119A (ja) * | 1989-06-28 | 1991-02-12 | Nec Corp | 移動通信基地局 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6339703B1 (en) | 1997-06-26 | 2002-01-15 | Nec Corporation | Diversity reception system |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970826 |