JPH07202771A - 車載機器信号伝達装置 - Google Patents
車載機器信号伝達装置Info
- Publication number
- JPH07202771A JPH07202771A JP5334701A JP33470193A JPH07202771A JP H07202771 A JPH07202771 A JP H07202771A JP 5334701 A JP5334701 A JP 5334701A JP 33470193 A JP33470193 A JP 33470193A JP H07202771 A JPH07202771 A JP H07202771A
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- circuit board
- printed circuit
- core coil
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- Pending
Links
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- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 2
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Abstract
(57)【要約】
【目的】車載機器と車両側回路部との間で無接触、高信
頼性、高速で多重伝送できるようにする。 【構成】コンビネ−ションメ−タ1のプリント回路板8
に渦巻状の空心コイルL11,L12を設け、プリント
回路板8内の回路に接続し、車両側回路部11のプリン
ト回路板(図示されず)に空心コイルL11,L12に
対向させて渦巻状の空心コイルL21,L22を設け、
そのプリント回路板内の回路に接続し、両空心コイル間
に相互インダクタンスを発生させる。これにより車載機
器としてのコンビネ−ションメ−タ1の回路と車両側回
路部11の回路とが誘導性結合され、両回路間で高速伝
送が行われる。この車載機器信号伝達装置は、塵埃や外
来光の影響を受けず、無接触、高信頼性、高速で多重伝
送できる装置である。
頼性、高速で多重伝送できるようにする。 【構成】コンビネ−ションメ−タ1のプリント回路板8
に渦巻状の空心コイルL11,L12を設け、プリント
回路板8内の回路に接続し、車両側回路部11のプリン
ト回路板(図示されず)に空心コイルL11,L12に
対向させて渦巻状の空心コイルL21,L22を設け、
そのプリント回路板内の回路に接続し、両空心コイル間
に相互インダクタンスを発生させる。これにより車載機
器としてのコンビネ−ションメ−タ1の回路と車両側回
路部11の回路とが誘導性結合され、両回路間で高速伝
送が行われる。この車載機器信号伝達装置は、塵埃や外
来光の影響を受けず、無接触、高信頼性、高速で多重伝
送できる装置である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両に搭載
された計器群へ信号を送信する車載機器信号伝達装置に
関する。
された計器群へ信号を送信する車載機器信号伝達装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両には、車両の走行状態を
表示する計器群をケースに収納したコンビネーションメ
ータと呼ばれる車載機器が設けられ、これにワイヤーハ
ーネスが接続されて信号の伝達が行われている。
表示する計器群をケースに収納したコンビネーションメ
ータと呼ばれる車載機器が設けられ、これにワイヤーハ
ーネスが接続されて信号の伝達が行われている。
【0003】図4は従来のコンビネーションメータに使
用された車載機器信号伝達装置の一例の斜視図、図5は
図4のコンビネーションメータの側断面図である。であ
る。コンビネーションメータ1は、ケース2を有し、ケ
ース2の前面に透明なカバー3が設けられ、ケース2の
内部に文字板4、指針5、速度計6等の計器群が設けら
れる。速度計6等の計器群は硬質プリント回路板7に接
続され、プリント回路板7に可撓性プリント回路板8が
接続される。可撓性プリント回路板8には図示されない
配線、ランド、取付孔などが形成され、配線にコネクタ
9,10が接続して形成される。コネクタ9に雄コネク
タ15が挿入され、コネクタ10に雄コネクタ16が挿
入される。雄コネクタ15に電源線、点火線、接地線等
の電線14が接続される。雄コネクタ16にワイヤーハ
ーネス13が接続され、速度、燃料残量などの多数の信
号が伝送される。
用された車載機器信号伝達装置の一例の斜視図、図5は
図4のコンビネーションメータの側断面図である。であ
る。コンビネーションメータ1は、ケース2を有し、ケ
ース2の前面に透明なカバー3が設けられ、ケース2の
内部に文字板4、指針5、速度計6等の計器群が設けら
れる。速度計6等の計器群は硬質プリント回路板7に接
続され、プリント回路板7に可撓性プリント回路板8が
接続される。可撓性プリント回路板8には図示されない
配線、ランド、取付孔などが形成され、配線にコネクタ
9,10が接続して形成される。コネクタ9に雄コネク
タ15が挿入され、コネクタ10に雄コネクタ16が挿
入される。雄コネクタ15に電源線、点火線、接地線等
の電線14が接続される。雄コネクタ16にワイヤーハ
ーネス13が接続され、速度、燃料残量などの多数の信
号が伝送される。
【0004】可撓性プリント回路板8には、図6に示す
ように、コネクタ9、配線17、ランド18、取付孔1
9などが形成されている。コネクタ9は、可撓性プリン
ト回路板の一部に切り込みを入れて矩形舌状に形成され
たもので、その舌状部分に配線17が伸びて接触子を構
成している。雄コネクタは、コネクタ9に挿入されて舌
状部分の配線17と電気的に接続する。コネクタ10は
図示されていないが、コネクタ9と同様に作られ、同様
の作用をする。
ように、コネクタ9、配線17、ランド18、取付孔1
9などが形成されている。コネクタ9は、可撓性プリン
ト回路板の一部に切り込みを入れて矩形舌状に形成され
たもので、その舌状部分に配線17が伸びて接触子を構
成している。雄コネクタは、コネクタ9に挿入されて舌
状部分の配線17と電気的に接続する。コネクタ10は
図示されていないが、コネクタ9と同様に作られ、同様
の作用をする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
車載機器信号伝達装置では多数の信号の伝達に各信号に
対応した端子を有するコネクタを用いているため、振動
などにより接触不良を起こし、信号が正しく伝達されな
いことがあるという問題がある。この問題を解決するた
め、光伝送による無接触伝達方式が提案されている(特
開昭56─149238号公報、特開昭56─1492
39号公報)。しかしながら、光伝送による無接触伝達
方式は、塵埃などの遮光性の物質、グリースなどの減光
性の物質等の付着に弱いこと、外来光による擾乱に弱い
こと、信号伝達速度が約2kbpsと遅いことなどの問
題がある。
車載機器信号伝達装置では多数の信号の伝達に各信号に
対応した端子を有するコネクタを用いているため、振動
などにより接触不良を起こし、信号が正しく伝達されな
いことがあるという問題がある。この問題を解決するた
め、光伝送による無接触伝達方式が提案されている(特
開昭56─149238号公報、特開昭56─1492
39号公報)。しかしながら、光伝送による無接触伝達
方式は、塵埃などの遮光性の物質、グリースなどの減光
性の物質等の付着に弱いこと、外来光による擾乱に弱い
こと、信号伝達速度が約2kbpsと遅いことなどの問
題がある。
【0006】本発明の目的は、遮光性、減光性の物質の
付着や外来光による擾乱などの影響を受けず、無接触、
高信頼性、高速で信号を伝送できる車載機器信号伝達装
置を提供することにある。
付着や外来光による擾乱などの影響を受けず、無接触、
高信頼性、高速で信号を伝送できる車載機器信号伝達装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の車載機器信号伝
達装置は、ケースに収納され速度計等の計器群を駆動す
る信号を送信するプリント回路板を有する車載機器と、
ケースに収納され前記車載機器のプリント回路板へ信号
を送信するプリント回路板を有する車両側回路部とを備
え、前記車載機器のプリント回路板に渦巻状の空心コイ
ルを少なくとも一つ設けてそのプリント回路板内の回路
に接続し、前記車両側回路部のプリント回路板に前記空
心コイルに対向させて渦巻状の空心コイルを設け、この
空心コイルを前記車両側回路部のプリント回路板内の回
路に接続し、前記車載機器の空心コイルと前記車両側回
路部の空心コイルとを誘導性結合させたことを特徴とす
る。
達装置は、ケースに収納され速度計等の計器群を駆動す
る信号を送信するプリント回路板を有する車載機器と、
ケースに収納され前記車載機器のプリント回路板へ信号
を送信するプリント回路板を有する車両側回路部とを備
え、前記車載機器のプリント回路板に渦巻状の空心コイ
ルを少なくとも一つ設けてそのプリント回路板内の回路
に接続し、前記車両側回路部のプリント回路板に前記空
心コイルに対向させて渦巻状の空心コイルを設け、この
空心コイルを前記車両側回路部のプリント回路板内の回
路に接続し、前記車載機器の空心コイルと前記車両側回
路部の空心コイルとを誘導性結合させたことを特徴とす
る。
【0008】
【作用】空心コイルは、プリント回路板を製造する時の
エッチングおよびスクリーン印刷時に同時に作られる。
空心コイルは、渦巻状に作られるからインダクタンスを
有する。車載機器の空心コイルと車両側回路部の空心コ
イルとを対向させると両空心コイル間に相互誘導結合が
発生し、信号の伝達が行われる。この信号伝達は、遮光
性、減光性の物質の付着や外来光による擾乱などの影響
を受けず、無接触、高信頼性、高速で信号を伝送するこ
とができ、多重伝送が可能となる。さらに、コネクタが
不要になるので手作業も減り、コストダウンも図れると
いう利点も得られる。
エッチングおよびスクリーン印刷時に同時に作られる。
空心コイルは、渦巻状に作られるからインダクタンスを
有する。車載機器の空心コイルと車両側回路部の空心コ
イルとを対向させると両空心コイル間に相互誘導結合が
発生し、信号の伝達が行われる。この信号伝達は、遮光
性、減光性の物質の付着や外来光による擾乱などの影響
を受けず、無接触、高信頼性、高速で信号を伝送するこ
とができ、多重伝送が可能となる。さらに、コネクタが
不要になるので手作業も減り、コストダウンも図れると
いう利点も得られる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例の斜視図である。
【0010】この実施例では、接続部に従来のコネクタ
10の代りに、可撓性プリント回路板8に渦巻状の空心
コイルL11,L12を設け、可撓性プリント回路板8
内の回路に接続する。車両側回路部11のプリント回路
板(図示されず)に渦巻状の空心コイルL21,L22
を空心コイルL11,L12に対向させて設け、この空
心コイルL21,L22を車両側回路部11のプリント
回路板内の回路に接続する。空心コイルL11,L1
2,L21,L22は、渦巻状に作られるから、それぞ
れインダクタンスL11,L12,L21,L22を有する。従
って、空心コイルL11と空心コイルL21、空心コイ
ルL12と空心コイルL22は、それぞれ相互インダク
タンスを形成して誘導性結合をする。
10の代りに、可撓性プリント回路板8に渦巻状の空心
コイルL11,L12を設け、可撓性プリント回路板8
内の回路に接続する。車両側回路部11のプリント回路
板(図示されず)に渦巻状の空心コイルL21,L22
を空心コイルL11,L12に対向させて設け、この空
心コイルL21,L22を車両側回路部11のプリント
回路板内の回路に接続する。空心コイルL11,L1
2,L21,L22は、渦巻状に作られるから、それぞ
れインダクタンスL11,L12,L21,L22を有する。従
って、空心コイルL11と空心コイルL21、空心コイ
ルL12と空心コイルL22は、それぞれ相互インダク
タンスを形成して誘導性結合をする。
【0011】図2はコンビネーションメータ及び車両側
回路部のプリント回路板の部分斜視図である。空心コイ
ルL11,L12は、可撓性プリント回路板8を製造す
る時のエッチングおよびスクリーン印刷時に同時に作ら
れる。空心コイルL21,L22は空心コイルL11,
L12に対向させて設けられる。空心コイルL21,L
22も空心コイルL11,L12と同様に車両側回路部
11のプリント回路板15を製造する時のエッチングお
よびスクリーン印刷時に同時に作られる。空心コイルL
11〜L22は、それぞれコイルの中心と最外部から端
子が取出される。
回路部のプリント回路板の部分斜視図である。空心コイ
ルL11,L12は、可撓性プリント回路板8を製造す
る時のエッチングおよびスクリーン印刷時に同時に作ら
れる。空心コイルL21,L22は空心コイルL11,
L12に対向させて設けられる。空心コイルL21,L
22も空心コイルL11,L12と同様に車両側回路部
11のプリント回路板15を製造する時のエッチングお
よびスクリーン印刷時に同時に作られる。空心コイルL
11〜L22は、それぞれコイルの中心と最外部から端
子が取出される。
【0012】図3は図1に示す実施例の回路図である。
この回路図は、理解を容易にするために回路の一部を示
したもので、回路の全部を示したものではない。
この回路図は、理解を容易にするために回路の一部を示
したもので、回路の全部を示したものではない。
【0013】空心コイルL11,L12は、コンビネー
ションメータ1内で帯域フィルタ31、増幅器39に接
続され、空心コイルL21,L22は車両側回路部11
内で増幅器25、帯域フィルタ26に接続される。空心
コイルL11,L12と空心コイルL21,L22とは
対向させて設置されるので、相互インダクタンスを形成
して誘導性結合をする。それ故、コンビネーションメー
タ1と車両側回路部11との間で伝送速度約30kbp
sの高速伝送が行われ、多重伝送が可能となる。従っ
て、光伝送の場合のような遮光性、減光性の物質の付着
や外来光による擾乱などの影響を受けず、無接触、高信
頼性、高速で信号を多重伝送することができ、さらにコ
ネクタが不要になるので手作業も減り、コストダウンも
図れる。なお、コンビネーションメータ1には、電源線
B+、点火信号線IGN+、接地線GNDがコネクタ9
を介して接続される。
ションメータ1内で帯域フィルタ31、増幅器39に接
続され、空心コイルL21,L22は車両側回路部11
内で増幅器25、帯域フィルタ26に接続される。空心
コイルL11,L12と空心コイルL21,L22とは
対向させて設置されるので、相互インダクタンスを形成
して誘導性結合をする。それ故、コンビネーションメー
タ1と車両側回路部11との間で伝送速度約30kbp
sの高速伝送が行われ、多重伝送が可能となる。従っ
て、光伝送の場合のような遮光性、減光性の物質の付着
や外来光による擾乱などの影響を受けず、無接触、高信
頼性、高速で信号を多重伝送することができ、さらにコ
ネクタが不要になるので手作業も減り、コストダウンも
図れる。なお、コンビネーションメータ1には、電源線
B+、点火信号線IGN+、接地線GNDがコネクタ9
を介して接続される。
【0014】次に、この回路の動作について説明する。
ワイヤーハーネス13から送られてくる信号はディジタ
ル信号であり、制御回路21に入り、制御回路21の制
御により変調器23へ送られる。変調器23は、発振器
22から送られてくる搬送波となる高周波にこのディジ
タル信号を乗せてASK(Amplitude Shi
ft Keying)またはFSK(Frrequen
cy Shift Keying)変調を行う。変調さ
れた信号は、低域フィルタ24で高帯域成分が除去さ
れ、増幅器25で増幅され、空心コイルL11に入る。
信号が空心コイルL11を流れると、空心コイルL11
の周囲に電磁界を生ずる。この電磁界によりコンビネー
ションメータ1の空心コイルL21に電流が流れ、信号
はコイルL21に伝達される。伝達された信号は、帯域
フィルタ31でろ波され、復調器32で元のディジタル
信号に戻され、制御回路33に入り、制御回路33の制
御により表示器駆動回路34、ムーブメント駆動回路3
5、あるいはランプ駆動回路36へ送られる。表示器駆
動回路34は、表示器37へ駆動信号を送り、表示器3
7は各種メッセージを表示する。ムーブメント駆動回路
35は、速度計、燃料残料計等のムーブメント38へ駆
動信号を送り、速度計、燃料残量計等の指針を動かす。
ランプ駆動回路36は、各種警報、照明等のランプ39
を点灯または消灯させる。
ワイヤーハーネス13から送られてくる信号はディジタ
ル信号であり、制御回路21に入り、制御回路21の制
御により変調器23へ送られる。変調器23は、発振器
22から送られてくる搬送波となる高周波にこのディジ
タル信号を乗せてASK(Amplitude Shi
ft Keying)またはFSK(Frrequen
cy Shift Keying)変調を行う。変調さ
れた信号は、低域フィルタ24で高帯域成分が除去さ
れ、増幅器25で増幅され、空心コイルL11に入る。
信号が空心コイルL11を流れると、空心コイルL11
の周囲に電磁界を生ずる。この電磁界によりコンビネー
ションメータ1の空心コイルL21に電流が流れ、信号
はコイルL21に伝達される。伝達された信号は、帯域
フィルタ31でろ波され、復調器32で元のディジタル
信号に戻され、制御回路33に入り、制御回路33の制
御により表示器駆動回路34、ムーブメント駆動回路3
5、あるいはランプ駆動回路36へ送られる。表示器駆
動回路34は、表示器37へ駆動信号を送り、表示器3
7は各種メッセージを表示する。ムーブメント駆動回路
35は、速度計、燃料残料計等のムーブメント38へ駆
動信号を送り、速度計、燃料残量計等の指針を動かす。
ランプ駆動回路36は、各種警報、照明等のランプ39
を点灯または消灯させる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではコンビ
ネーションメータなどの車載機器と車両側回路部との接
続部に渦巻状の空心コイルを設け、両方の空心コイルを
対向させて両空心コイル間に相互誘導結合を発生させ、
無接触で信号の伝達が行われようにしたので、遮光性、
減光性の物質の付着や外来光による擾乱などの影響を受
けず、高信頼性、高速で信号を伝送することができ、多
重伝送も可能となり、さらにコネクタが不要になるので
手作業も減り、コストダウンも図れるという効果が得ら
れる。
ネーションメータなどの車載機器と車両側回路部との接
続部に渦巻状の空心コイルを設け、両方の空心コイルを
対向させて両空心コイル間に相互誘導結合を発生させ、
無接触で信号の伝達が行われようにしたので、遮光性、
減光性の物質の付着や外来光による擾乱などの影響を受
けず、高信頼性、高速で信号を伝送することができ、多
重伝送も可能となり、さらにコネクタが不要になるので
手作業も減り、コストダウンも図れるという効果が得ら
れる。
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】図1のコンビネーションメータ及び車両側回路
部のプリント回路板の部分斜視図である。
部のプリント回路板の部分斜視図である。
【図3】図1に示す実施例の回路図である。
【図4】従来のコンビネーションメータに使用された車
載機器信号伝達装置の一例の斜視図である。
載機器信号伝達装置の一例の斜視図である。
【図5】図4のコンビネーションメータの一例の側断面
図である。
図である。
【図6】図4の可撓性プリント回路板の一例の斜視図で
ある。
ある。
1 コンビネーションメータ 2 ケース 3 透明カバー 4 文字板 5 指針 6 速度計 7 硬質プリント回路板 8 可撓性プリント回路板 9,10 コネクタ 11 車両側回路部 12 ケース 13 ワイヤーハーネス L12,L12,L21,L22 空心コイル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】次に、この回路の動作について説明する。
ワイヤーハーネス13から送られてくる信号はディジタ
ル信号であり、制御回路21に入り、制御回路21の制
御により変調器23へ送られる。変調器23は、発振器
22から送られてくる搬送波となる高周波にこのディジ
タル信号を乗せてASK(Amplitude Shi
ft Keying)またはFSK(Frrequen
cy Shift Keying)変調を行う。変調さ
れた信号は、増幅器25で増幅され、空心コイルL11
に入る。信号が空心コイルL11を流れると、空心コイ
ルL11の周囲に電磁界を生ずる。この電磁界によりコ
ンビネーションメータ1の空心コイルL21に電流が流
れ、信号はコイルL21に伝達される。伝達された信号
は、帯域フィルタ31でろ波され、復調器32で元のデ
ィジタル信号に戻され、制御回路33に入り、制御回路
33の制御により表示器駆動回路34、ムーブメント駆
動回路35、あるいはランプ駆動回路36へ送られる。
表示器駆動回路34は、表示器37へ駆動信号を送り、
表示器37は各種メッセージを表示する。ムーブメント
駆動回路35は、速度計、燃料残量計等のムーブメント
38へ駆動信号を送り、速度計、燃料残量計等の指針を
動かす。ランプ駆動回路36は、各種警報、照明等のラ
ンプ39を点灯または消灯させる。
ワイヤーハーネス13から送られてくる信号はディジタ
ル信号であり、制御回路21に入り、制御回路21の制
御により変調器23へ送られる。変調器23は、発振器
22から送られてくる搬送波となる高周波にこのディジ
タル信号を乗せてASK(Amplitude Shi
ft Keying)またはFSK(Frrequen
cy Shift Keying)変調を行う。変調さ
れた信号は、増幅器25で増幅され、空心コイルL11
に入る。信号が空心コイルL11を流れると、空心コイ
ルL11の周囲に電磁界を生ずる。この電磁界によりコ
ンビネーションメータ1の空心コイルL21に電流が流
れ、信号はコイルL21に伝達される。伝達された信号
は、帯域フィルタ31でろ波され、復調器32で元のデ
ィジタル信号に戻され、制御回路33に入り、制御回路
33の制御により表示器駆動回路34、ムーブメント駆
動回路35、あるいはランプ駆動回路36へ送られる。
表示器駆動回路34は、表示器37へ駆動信号を送り、
表示器37は各種メッセージを表示する。ムーブメント
駆動回路35は、速度計、燃料残量計等のムーブメント
38へ駆動信号を送り、速度計、燃料残量計等の指針を
動かす。ランプ駆動回路36は、各種警報、照明等のラ
ンプ39を点灯または消灯させる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
Claims (1)
- 【請求項1】 ケースに収納され速度計等の計器群を駆
動する信号を送信するプリント回路板を有する車載機器
と、ケースに収納され前記車載機器のプリント回路板へ
信号を送信するプリント回路板を有する車両側回路部と
を備え、前記車載機器のプリント回路板に渦巻状の空心
コイルを少なくとも一つ設けてそのプリント回路板内の
回路に接続し、前記車両側回路部のプリント回路板に前
記空心コイルに対向させて渦巻状の空心コイルを設け、
この空心コイルを前記車両側回路部のプリント回路板内
の回路に接続し、前記車載機器の空心コイルと前記車両
側回路部の空心コイルとを誘導性結合させたことを特徴
とする車載機器信号伝達装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5334701A JPH07202771A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 車載機器信号伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5334701A JPH07202771A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 車載機器信号伝達装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07202771A true JPH07202771A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18280252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5334701A Pending JPH07202771A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 車載機器信号伝達装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07202771A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000038094A (ja) * | 1998-07-21 | 2000-02-08 | Harness Syst Tech Res Ltd | 車両のインストゥルメントパネルにおける配線構造 |
WO2006013638A1 (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-09 | Hitachi, Ltd. | コネクタ、情報処理装置、及び情報伝達システム |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP5334701A patent/JPH07202771A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000038094A (ja) * | 1998-07-21 | 2000-02-08 | Harness Syst Tech Res Ltd | 車両のインストゥルメントパネルにおける配線構造 |
WO2006013638A1 (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-09 | Hitachi, Ltd. | コネクタ、情報処理装置、及び情報伝達システム |
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