JPH0720262U - アイボルト回転治具 - Google Patents

アイボルト回転治具

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JPH0720262U
JPH0720262U JP5525793U JP5525793U JPH0720262U JP H0720262 U JPH0720262 U JP H0720262U JP 5525793 U JP5525793 U JP 5525793U JP 5525793 U JP5525793 U JP 5525793U JP H0720262 U JPH0720262 U JP H0720262U
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JP
Japan
Prior art keywords
fitting groove
eyebolt
groove
shaft member
right ends
Prior art date
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Pending
Application number
JP5525793U
Other languages
English (en)
Inventor
誠二 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa House Industry Co Ltd filed Critical Daiwa House Industry Co Ltd
Priority to JP5525793U priority Critical patent/JPH0720262U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動工具16によってアイボルト11を回転
するために、電動工具16に装着するアイボルト回転治
具24を提供する。 【構成】 アイボルト回転治具24を、平行に向き合っ
てアイボルト11の輪状頭部13と嵌合する嵌合溝13
を形成している2つの側壁材14・15と、電動工具1
6の回転部17に嵌合して回転駆動される軸材18とに
よって構成する。軸材18は嵌合溝13の裏側から嵌合
溝13の溝幅方向19に対し軸芯23を直角に向けて突
き出し、2つの側壁材14・15の形成する嵌合溝13
の溝縁20の間は嵌合溝13の左右両端側において連結
部21・22によって連結し、嵌合溝13の左右両端を
連結部21・22によって閉じ、嵌合溝13を軸材18
の軸芯23に対して点対称形にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建築等の作業現場において鉄骨26の建方作業を行う際に、鉄骨2 6を吊り上げるためのロープ等を取り付けるために、鉄骨26に付けられたプロ ジェクションナット27に螺着するための頭部12が輪状になったアイボルト1 1を、電気ドリル等の電動工具16によって回すために、電動工具16の回転部 17に装着されるアイボルト回転治具24に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建築等の作業現場において建てる鉄骨26には、ロープ等の吊り具を取り付け るためのアイボルト11を螺着するためのプロジェクションナット27が溶接さ れており、そのプロジェクションナット27にアイボルト11を手回しで螺着し ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
然しながら、プロジェクションナット27の中にスパッタがある場合やプロジ ェクションナット27の取付位置にズレがある場合には、それにアイボルト11 を手回しで螺着することは困難である。特に、アイボルトは建築パネル1枚につ き2本取り付けなければならないのであるが、工場生産されるパネル系アパート では、建築パネル28の数も多いので、それら全ての建築パネル28の鉄骨26 にアイボルト11を逐一手回しで螺着するには多大な労力と時間を要している。
【0004】
【考案の目的】
そこで本考案は、電動工具16によってアイボルト11を回転してプロジェク ションナット27に螺着することとし、そのとき電動工具16に装着してアイボ ルト11を回転するためのアイボルト回転治具24を提供し、電動工具16によ ってアイボルト11の取り付け、取り外しを簡便に短時間で行えるようにするこ とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち、本考案に係るアイボルト回転治具24は、 (a) 平行に向き合ってアイボルト11の輪状頭部13と嵌合する嵌合溝13 を形成している2つの側壁材14・15と、電動工具16の回転部17に嵌合し て回転駆動される軸材18とによって構成され、 (b) 軸材18が、嵌合溝13の裏側から、嵌合溝13の溝幅方向19に対し 軸芯23を直角に向けて突き出ており、 (c) 2つの側壁材14・15の形成する嵌合溝13の溝縁20の間が、嵌合 溝13の左右両端側において連結部21・22によって連結され、 (d) 嵌合溝13の左右両端が、それらの連結部21・22によって閉じられ ており、 (e) 嵌合溝13が、軸材18の軸芯23を中心に点対称形を成していること 、 を特徴とするものである。
【0006】 軸材18は、電動工具16の回転部17に係合し易くするために、その先端側 を多角形の断面形状にするとよい。
【0007】 図1は、本考案に係るアイボルト回転治具24の基本形を図示するものであり 、嵌合溝13の溝縁20の間は2つのピン(21・22)で連結され、それらの ピン(21・22)が連結部21・22を構成している。
【0008】 本考案に係るアイボルト回転治具24は、その軸材18を電動工具16の回転 部17に嵌め込んで取り付け、その嵌合溝13にアイボルト11の輪状頭部12 を嵌め込み、電動工具16により軸材18と共にアイボルト11を回転してプロ ジェクションナット27に螺着する。
【0009】 嵌合溝左右両端の連結部21・22は、嵌合溝13にアイボルト11の輪状頭 部12を嵌め込んだ際に、アイボルト11の軸芯が軸材18の軸芯23に一致す るように、輪状頭部12が軸材18の軸芯に左右対称に嵌合溝13に嵌まり込む ように、輪状頭部12の左右を軸材18の軸芯に対して左右対称に定めるための ものである。
【0010】 従って、嵌合溝13を軸材18の軸芯23を中心に点対称形にする必要があり 、左右両端の連結部21と連結部22の間の距離は、アイボルト11の軸芯に直 交する方向における輪状頭部12の幅よりも若干短くし、嵌合溝13にアイボル ト11を嵌め込んだ際に、輪状頭部12の左右が左右の連結部21と連結部22 に当接するようにする。
【0011】 このように嵌合溝左右両端の連結部21・22は、輪状頭部12の左右に当接 して、アイボルト11の軸芯が軸材18の軸芯からずれないように、嵌合溝内1 3での輪状頭部12の横ずれを止めるものであるから、嵌合溝左右両端の連結部 21・22は、嵌合溝13を構成する2つの側壁材14・15の左右両端側を互 いに向き合う方向に折り曲げ、その折れ曲がった側壁材14・15の左右両端部 分によって構成することも出来る。
【0012】 また、嵌合溝左右両端の連結部21・22は、嵌合溝13の溝底24を軸材1 8の反対側に向けて末広がり状に彎曲させ、その彎曲した溝底24の左右両端部 によって構成することも出来る。
【0013】 嵌合溝13にアイボルト11の輪状頭部12を嵌め込んだ際に、輪状頭部12 の左右が左右の連結部21と連結部22に当接し、アイボルト11の軸芯が軸材 18の軸芯23に合っているか否かを目視確認し易くするために、嵌合溝13の 溝縁20を、左右の連結部21・22の間において、軸材側(18)に向けて窪 んだ円弧状の溝縁にするとよい。
【0014】
【実施例】 以下、図示する実施例により本考案を説明する。 図1は、本考案の第1実施例を図示し、嵌合溝13の溝縁20の間は2つのピ ン(21・22)で連結され、それらのピン(21・22)が連結部21・22 を構成している。 図2は、本考案の第2実施例を図示し、嵌合溝13を構成する2つの側壁材1 4・15の左右両端側を互いに向き合う方向に折り曲げ、その折れ曲がった側壁 材14・15の左右両端部分によって嵌合溝の左右両端の連結部21・22が構 成されている。 図3は、本考案の第3実施例を図示し、嵌合溝13の溝底24を軸材18の反 対側に向けて末広がり状に折り曲げ、その折れ曲がった溝底24の左右両端部に よって嵌合溝の左右両端の連結部21・22が構成されている。 図4と図5は、本考案の第4実施例を図示し、嵌合溝13の溝底24を、軸材 18の反対側に向け、アイボルト11の輪状頭部12に合わせ弓形に彎曲させ、 その彎曲した溝底24の左右両端部によって嵌合溝の左右両端の連結部21・2 2が構成されている。 このためアイボルト11をアイボルト回転治具24の嵌合溝13に嵌め込むと 、その輪状頭部12が嵌合溝13の溝底24に密着し、電動工具16によりアイ ボルト回転治具24を回転させるとき、アイボルト11とアイボルト回転治具2 4の間にガタツキが生じないようになっている。
【0015】
【考案の効果】
本考案に係るアイボルト回転治具24は、アイボルト11の輪状頭部13と嵌 合する嵌合溝13が軸材18の軸芯23に対して点対称形になっており、嵌合溝 13の左右両端が連結部21・22によって閉じられているので、軸材18を電 動工具16の回転部17に装着し、その嵌合溝13にアイボルト11の輪状頭部 12を嵌め込んで、アイボルト11の軸芯を軸材18の軸芯23に合わせること が出来、電動工具16によりアイボルト11を回してプロジェクションナット2 7に螺着することが出来る。
【0016】 このように本考案によると、人力によらず電動工具16によってアイボルト1 1を回すので、プロジェクションナット27に多少のスパッタがある場合やプロ ジェクションナット27の取付位置にズレがある場合でも、アイボルト11をプ ロジェクションナット27に簡単に螺着することが出来る。
【0017】 従って、工場生産されるパネル系アパートの建方におけるように、多数の建築 パネル28にアイボルト11を短時間に取り付けることが出来、その建築パネル 28をレッカーなどによって吊り上げて施工現場に搬入してからはアイボルト1 1を瞬時に取り外すことが出来、このように多数の建築パネル28を取り扱うパ ネル系アパートの建方において本考案に係るアイボルト回転治具24は頗る好都 合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るアイボルト回転治具の斜視図であ
る。
【図2】本考案に係るアイボルト回転治具の斜視図であ
る。
【図3】本考案に係るアイボルト回転治具の斜視図であ
る。
【図4】本考案に係るアイボルト回転治具のアイボルト
に嵌め合わせた状態における斜視図である。
【図5】本考案に係るアイボルト回転治具の使用状態に
おける正面図である。
【符号の説明】
11 アイボルト 12 輪状頭部 13 嵌合溝 14 側壁材 15 側壁材 16 電動工具 17 回転部 18 軸材 19 溝幅方向 20 溝縁 21 連結部 22 連結部 23 軸芯 24 アイボルト回転治具 25 溝底 26 鉄骨 27 プロジェクションナット 28 建築パネル

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行に向き合ってアイボルト11の輪状
    頭部13と嵌合する嵌合溝13を形成している2つの側
    壁材14・15と、電動工具16の回転部17に嵌合し
    て回転駆動される軸材18とによって構成され、 軸材
    18が、嵌合溝13の裏側から、嵌合溝13の溝幅方向
    19に対し軸芯23を直角に向けて突き出ており、 2
    つの側壁材14・15の形成する嵌合溝13の溝縁20
    の間が、嵌合溝13の左右両端側において連結部21・
    22によって連結され、 嵌合溝13の左右両端が、そ
    れらの連結部21・22によって閉じられており、 嵌
    合溝13が、軸材18の軸芯23を中心に点対称形を成
    していること、を特徴とするアイボルト回転治具。
  2. 【請求項2】 前掲請求項1に記載の2つの側壁材14
    ・15が、左右両端側において互いに向き合う方向に折
    れ曲がっており、その折れ曲がった側壁材14・15の
    左右両端部分が、嵌合溝左右両端の連結部21・22を
    形成していることを特徴とする前掲請求項1に記載のア
    イボルト回転治具。
  3. 【請求項3】 前掲請求項1に記載の側壁材14・15
    の形成する嵌合溝13の溝縁20が、左右の連結部21
    ・22の間において、軸材側(18)に向けて窪んだ円
    弧状の溝縁となっていることを特徴とする前掲請求項1
    に記載のアイボルト回転治具。
  4. 【請求項4】 前掲請求項1に記載の嵌合溝13の溝底
    24が軸材18の反対側に末広がり状に彎曲しており、
    その彎曲した溝底24の左右両端部が連結部21・22
    を構成していることを特徴とする前掲請求項1に記載の
    アイボルト回転治具。
JP5525793U 1993-09-18 1993-09-18 アイボルト回転治具 Pending JPH0720262U (ja)

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