JPH07201202A - スポットライトの調光装置 - Google Patents
スポットライトの調光装置Info
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- JPH07201202A JPH07201202A JP31790091A JP31790091A JPH07201202A JP H07201202 A JPH07201202 A JP H07201202A JP 31790091 A JP31790091 A JP 31790091A JP 31790091 A JP31790091 A JP 31790091A JP H07201202 A JPH07201202 A JP H07201202A
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Abstract
定した調光装置2の箱体18の前面に投光口19を設
け、投光口19の両側に設けた駆動側,従動側ローラ2
0,21に調光フィルム22を支持させ、駆動側ローラ
20の正逆回転によって調光フィルム20に一連に設け
た透光部38,アルミニウムの蒸着によって形成した透
光率低減部36および遮光部37を、投光口19に適宜
対向させて、ケーシング3内に設けた放電管15が発す
る光の光量を制御する。 【効果】 放電管15の光量を0〜100%の範囲にわ
たり、放電管15の消灯の恐れがない機械的手段によっ
て制御でき、舞台などの美しい照明ができる。
Description
の照明に用いるスポットライトの調光装置に関するもの
である。
て、実公昭62−31922号公報に示すように、ケー
シングにフレームホルダ,レンズ機構,パターン保持機
構および光源を前端から後方に向って順次配設したもの
があった。そして、このスポットライトでは、光源とし
てハロゲン電球を用い、この電球に加える電圧を変化さ
せる電気的手段によって、電球の光量を0〜100%の
範囲に連続的に制御する調光をしていた。
ドランプなどの放電管を光源としたスポットライトもあ
り、このスポットライトではブラインド式の機械的手段
によって放電管から発する光の光量を制御していた。
は、ハロゲン電球や白熱電球を光源とする場合には電気
的手段による調光を行い、メタルハライドランプなどの
放電管を光源とする場合には、電圧を低下させて50%
未満にすると、放電管が消灯してしまうので、機械的手
段による調光を行っており、このため、光源に応じて機
械的,電気的両手段による2種類の調光装置を使い分け
る必要がある。
は、ブラインド式のものであるため、光量を制御した状
態では投光面に節目ができ、美しい照明ができないとい
う問題点があった。この発明は、前述した問題点を解決
して、機械的手段によって舞台などの美しい照明がで
き、メタルハライドランプなどの放電管を光源とするス
ポットライトに好適すると共に、ハロゲン電球,白熱電
球を光源とするスポットライトにも適用できる調光装置
を提供することを目的とするものである。
ライトの調光装置は、スポットライトのケーシング前端
部に、投光口を前面に有する箱体を設け、この箱体内の
投光口両側に駆動側ローラと従動側ローラとを配設し、
透明フィルムの透光部,前記フィルムにアルミニウムの
分散蒸着によって形成した透光率低減部および前記フィ
ルムにアルミニウムの全面蒸着によって形成した遮光部
を一連に連続させた調光フィルムを、前記投光口と対向
させて前記駆動側ローラと従動側ローラとに支持させる
と共に、駆動側ローラに連結した前記調光フィルム移動
用の正逆転するモータを前記箱体内に設けたものであ
る。
調光フィルムの透光部,透光率低減部および遮光部の各
部を投光口を覆う大きさとし、モータを駆動することに
より、透光部を投光口と対向させると、スポットライト
の光源から発する光によって、光量を低減させずに照明
できる。
と、前記光源が発する光の光量を低減させて照明でき、
さらに遮光部を投光口と対向させると、光源が発する光
を遮断し、照明をなくすことができる。したがって、こ
の発明によれば、メタルハライドランプなどの放電管を
光源とするスポットライトでも、0〜100%の広範囲
にわたる光量制御が光源が消灯する恐れなくでき、また
透光部と、アルミニウムの蒸着による透光率低減部およ
び遮光部とを一連に連続させた調光フィルムによって光
量の制御を行い、従来のブラインド式の光量制御機構を
用いてないので、機械的手段による光量制御でありなが
ら、投光面に明暗などによる節目ができず、舞台などの
美しい照明ができる。
とするスポットライト、ハロゲン電球や白熱電球を光源
とするスポットライトの両方に適用できるので、製品の
企画,設計の統一に役立ち、両者の部品の共通化を図る
ことができる。
スポットライトと共に説明する。図1において、1はス
ポットライト、2はスポットライト1の前端部に固定し
た調光装置である。
と後部筒体3bとが連結部材3cによって連結固定され
たケーシング3を有している。ケーシング3の前面が開
口した前部筒体3a内には先玉レンズ4と元玉レンズ5
とを備えたレンズ機構6を設け、前記両レンズ4,5は
前部筒体3a内に設けたハンドル4a,5aの操作によ
ってそれぞれ前後方向に位置調整可能にしてある。
bとの間には、前側のカッタ機構7と後側のパターンホ
ルダ8とを配設してある。カッタ機構7は、ケーシング
3側に前枠板9を固定し、前枠板9の後側に後部板10
を固定し、これらの間に4枚のカッタ板11を弾持機構
(図示省略)を介して弾持し、各カッタ板11の把手1
2をケーシング3外から操作し、所要の大きさにした正
方形孔などの投光が得られるようにしたものである。
機構7は実公昭62−36168号公報に示すものとほ
ぼ同様である。また、カッタ機構6の後側に接して、枠
付きのフィルムなどからなるパータン13をケーシング
3の上方から着脱可能に保持するパータンホルダ8が設
けてある。
定し、反射鏡14の中心部には、メタルハライドランプ
などの放電管15を、後部筒体3b外からの着脱可能に
設けてあり、後部筒体3bの下面にはこの筒体3b内を
空気冷却するための送風機16を設けてある。後部筒体
3bには、図2にも示すように、ケーシング3の吊下げ
およびスタンドへの装着を可能にするアーム17を設け
てある。
うに、側面横凹字状の箱体18をケーシング3の前部筒
体3a前端部に着脱可能に固定してあり、箱体18の前
板18aに開口した丸孔からなる投光口19を囲んで、
カラーフレーム(図示省略)を着脱可能に保持するため
のフレームホルダ40が前板18aの前面に固定してあ
る。
光口19の下,上両側に駆動側ローラ20,従動側ロー
ラ21をそれぞれ配設してあり、駆動側ローラ20と従
動側とに後述する無端状の調光フィルム22を掛けてあ
る。すなわち、駆動側ローラ20および従動側ローラ2
1の前方に上,下各1対のガイドローラ23,24およ
びガイドローラ25,26をそれぞれ配設し、駆動側ロ
ーラ20とガイドローラ23,24とを箱体18内の下
部に固定した左,右軸受板27に軸支し、従動側ローラ
21とガイドローラ25,27とを箱体18内の上部に
固定した左,右軸受板28に軸支して、全部のローラを
水平に配置してある。
ータ29を固定し、このモータ29の軸に嵌合固定した
ウオーム30に駆動側ローラ20の軸の端部に嵌合固定
したウオームホイール31を噛合せてある。箱体18内
の上部には、左,右軸受板28の長孔28aに前後方向
に移動可能に係合した可動軸31と、箱体18の左,右
側板18aの上部に設けた長孔18cに前後方向に移動
可能に係合してビス33で長孔18cの適所に締付け固
定した調整軸32とに引張りばね34を掛け、従動側ロ
ーラ21を支持軸31に回動可能に嵌合させた張力調整
機構35を設けてある。
0と従動側ローラ21とに掛け、これらの間でガイドロ
ーラ23,24の間およびガイドローラ25,26間に
通してガイドローラ23およびガイドローラ26で支持
すると共に、ガイドローラ24およびガイドローラ25
に支持し、投光口19の後側にほぼ接して前後2重にほ
とんど隙間なく重なり、張力調整機構35の引張りばね
35aによって適度の緊張状態にしてある。
うに、ポリエステルなどの可撓性がある透明フィルム
に、アルミニウムを分散して真空蒸着させた透光率低減
部36と、アルミニウムを全面に真空蒸着させた遮光部
37と、アルミニウムの蒸着をしてない透光部38とを
一連に連続させ、透明フィルムの両側縁部の全長にわた
りアルミニウムを全面蒸着させた側縁遮光部39を形成
し、透光部38の端部と遮光部37の端部とを重ね合
せ、重合せ部を接着などによって連結し、無端状に構成
したものである。
の大きさを投光口19の全体を覆う面積以上にすると共
に、透光部38は、透光率低減部36と遮光部37との
長さの和に2倍以上の長さとし、透光率低減部36は、
遮光部37に向かってアルミニウムの蒸着密度を無段階
的に増大させると共に、遮光部37よりも長く形成して
ある。
タ29を電気的手段によって遠隔制御するための制御器
41を設けると共に、駆動側ローラ20の他端部にはポ
テンショメータ42を連結してある。次に、この実施例
による調光装置の使用について説明する。調光フィルム
22の透光部38が2重に重なって投光口19と対向し
た状態で、スポットライト1の放電管15を点灯した場
合には、調光装置2を設けないものと同様に、光源であ
る放電管15が発する光によってその光量を低減させる
ことなく、舞台などの照明を行うことができる。
介しサーボモータ29を正転駆動させ、駆動側ローラ2
1を正転させると、調光フィルム22が長手方向に移動
し、投光口19と対向して透光部38と透光率低減部3
6とが重なり、放電管15が発する光によってその光量
を低減させて、舞台などの照明を行うことができる。そ
して、この実施例の透光率低減部36は遮光部37に近
づくにつれてアルミニウムの蒸着密度を無段階的に増大
させたので、前記モータ29の正転を続けることによ
り、放電管15が発する光の光量を、モータ29の回転
速度に応じて漸減させ、照明を徐々に暗くでき、遮光部
37が投光口19と対向すると、放電管15が発する光
の全部を遮断し、照明をなくすことができる。
9と対向した位置で、モータ29を停止させることによ
り、所望の光量に低減させた暗い照明に保つこともでき
る。さらに、投光部38が2重に重なって投光口19と
対向した状態で、サーボモータ29を逆転駆動させる
と、駆動ローラ21が逆転して遮光部37が投光口19
と対向するので、放電管15が発する光を急速に全部遮
断できる。この状態でサーボモータ29を逆転させる
と、透光率低減部36が投光口19と対向して透光部3
8に近づき、徐々に光量を増大でき、前記モータ29を
正転させると透光部38が2重になって投光口19と対
向し、急速に光量を低減させない照明になる。
ラ20の回転数をポテンショメータ42によって検出
し、この検出によって調光フィルム22の基準位置から
の移動量を割出し、所望の光量を得ることができるの
で、使用者は、調光フィルム22を所望の光量に容易に
制御できる。この発明の調光装置は、前述した実施例の
ものに限られることなく、箱体をケーシングの前端部に
これと一体に設けてもよく、また光源はメタルハライド
ランプ以外の放電管やハロゲン電球や白熱電球を用いて
もよく、さらに、調光フィルムは、両端を駆動側ローラ
と従動側ローラとに連結してこれらのローラを同期駆動
させ、調光フィルムを一方のローラに巻取り、他方のロ
ーラから繰出すようにするなど、適宜変更できる。そし
て、この発明の調光装置を用いるスポットライトも実施
例のものに限られることなく、適宜変更できる。
ポットライトの調光装置は、スポットライトのケーシン
グ前端部に、投光口を前面に有する箱体を設け、この箱
体内の投光口両側に駆動側ローラと従動側ローラとを配
設し、透明フィルムの透光部,前記フィルムにアルミニ
ウムの分散蒸着によって形成した透光率低減部および前
記フィルムにアルミニウムの全面蒸着によって形成した
遮光部を一連に連続させた調光フィルムを、前記投光口
と対向させて前記駆動側ローラと従動側ローラとに支持
させると共に、駆動側ローラに連結した前記調光フィル
ム移動用の正逆転するモータを前記箱体内に設けたの
で、次の効果が得られる。
の調光装置は、調光フィルムの透光部,透光率低減部お
よび遮光部の各部を投光口を覆う大きさとし、モータを
駆動することにより、透光部を投光口と対向させると、
スポットライトの光源から発する光によって、光量を低
減させずに照明できる。また、透光低減部を投光口と対
向させると、前記光源が発する光の光量を低減させて照
明でき、さらに遮光部を投光口と対向させると、光源が
発する光を遮断し、照明をなくすことができる。
ライドランプなどの放電管を光源とするスポットライト
でも、0〜100%の広範囲にわたる光量制御が光源が
消灯する恐れなくでき、また透光部と、アルミニウムの
蒸着による透光率低減部および遮光部とを一連に連続さ
せた調光フィルムによって光量の制御を行い、従来のブ
ラインド式の光量制御機構を用いてないので、機械的手
段による光量制御でありながら、節目などができず、舞
台などの美しい照明ができる。
とするスポットライト、ハロゲン電球や白熱電球を光源
とするスポットライトの両方に適用できるので、製品の
企画,設計の統一に役立ち、両者の部品の共通化を図る
ことができる。
スポットライトを示した側面図である。
光装置をスポットライトと共に示した正面図である。
光装置を示した側面図である。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 スポットライトのケーシング前端部に、
投光口を前面に有する箱体を設け、この箱体内の投光口
両側に駆動側ローラと従動側ローラとを配設し、透明フ
ィルムの透光部,前記フィルムにアルミニウムの分散蒸
着によって形成した透光率低減部および前記フィルムに
アルミニウムの全面蒸着によって形成した遮光部を一連
に連続させた調光フィルムを、前記投光口と対向させて
前記駆動側ローラと従動側ローラとに支持させると共
に、駆動側ローラに連結した前記調光フィルム移動用の
正逆転するモータを前記箱体内に設けたことを特徴とす
るスポットライトの調光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3317900A JP2515072B2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | スポットライトの調光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3317900A JP2515072B2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | スポットライトの調光装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07201202A true JPH07201202A (ja) | 1995-08-04 |
JP2515072B2 JP2515072B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=18093310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3317900A Expired - Fee Related JP2515072B2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | スポットライトの調光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2515072B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001188174A (ja) * | 2000-01-04 | 2001-07-10 | Masatoshi Kitahara | 集光照明装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0274706U (ja) * | 1988-11-25 | 1990-06-07 |
-
1991
- 1991-12-02 JP JP3317900A patent/JP2515072B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0274706U (ja) * | 1988-11-25 | 1990-06-07 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001188174A (ja) * | 2000-01-04 | 2001-07-10 | Masatoshi Kitahara | 集光照明装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2515072B2 (ja) | 1996-07-10 |
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