JPH0720115B2 - ル−プ式伝送処理装置 - Google Patents

ル−プ式伝送処理装置

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JPH0720115B2
JPH0720115B2 JP58158687A JP15868783A JPH0720115B2 JP H0720115 B2 JPH0720115 B2 JP H0720115B2 JP 58158687 A JP58158687 A JP 58158687A JP 15868783 A JP15868783 A JP 15868783A JP H0720115 B2 JPH0720115 B2 JP H0720115B2
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loopback
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signal
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勝彦 西田
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/42Loop networks
    • H04L12/437Ring fault isolation or reconfiguration

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は各局においてフレームバッファをもたないよ
うなループ式伝送処理装置に関するものである。
従来のループ式伝送処理装置は、信号線の断線を検出し
た局がループバック指令を出せる局に対して断線が生じ
たことを信号により通知していた。ループバック指令を
出す局は、当該信号を受信後、全局に対してループバッ
ク指令を送出し、回線切替を行っていた。
しかし、このような従来例では、各伝送局の中央処理装
置は、信号の送信ための処理と受信のための処理、つま
り送信データの書き込みおよび受信データの読み出しを
同時に行わなければならず、したがって中央処理装置の
処理が多くなって中央処理装置の負荷が重くなり、高速
な伝送に対しては処理が追いつかなくなってしまうとい
う問題があった。
したがって、この発明の目的は、伝送局に内蔵の中央処
理装置において送信のための処理と受信のための処理を
同時に行うことなくループバック切替を行うことがで
き、中央処理装置の処理を少なくして中央処理装置の負
荷を軽減し、高速伝送を可能とするループ式伝送処理装
置を提供することである。
この発明のループ式伝送処理装置では、伝送路への送り
出しならびに受信は、ハード的には常に行われているも
のであり、この発明は受信データおよび送信データにつ
いて中央処理装置との間でのやり取りを少なくすること
によって中央処理装置の負荷を軽減するというものであ
る。
この発明のループ式伝送処理装置は、複数の伝送局を信
号線によって一方向にループ状に接続するとともにルー
プバック線によって他方向にループ状に接続し、前記複
数の伝送局のいずれかひとつを回線の送信権および監理
権をもつ一次局とするとともに残りの伝送局を二次局と
するループ式伝送処理装置であって、 前記複数の伝送局は、信号線入力およびループバック線
入力の遮断をそれぞれ検出して信号入力遮断検出信号お
よびループバック入力遮断検出信号を発生する信号入力
遮断検出回路およびループバック入力遮断検出回路と、
ループ制御入力線とループ制御出力線とを断続するルー
プ制御回路と、信号入力線,信号出力線,ループバック
入力線,ループバック出力線,ループ制御入力線および
ループ制御出力線の接続状態を切替える回線切替回路
と、前記ループ制御入力線から受信データを取り込む受
信手段と、送信データを前記ループ制御出力線へ送り込
む送信手段と、前記信号入力遮断検出手段から信号入力
遮断検出信号を取り込むとともに前記ループバック入力
遮断検出手段からループバック入力遮断検出信号を取り
込み前記受信手段から受信データを取り込み前記回線切
替回路に回線切替指令を与えるとともに前記ループ制御
回路にループ制御切替指令を与え前記送信手段に送信デ
ータを送り込む中央処理装置とを備え、 一次局の中央処理装置は、第13図に示すように、初期に
前記ループ制御入力線と前記ループ制御出力線とが切離
された状態となるように前記ループ制御回路にループ制
御切替指令を与え、かつ前記信号入力線と前記ループ制
御入力線とが接続されるとともに前記ループ制御出力線
と前記信号出力線とが接続され前記信号入力線と前記ル
ープバック出力線とが接続された状態となるように前記
回線切替回路に回線切替指令を与え、データフレームの
送信後監視タイマをスタートさせ、その後アイドルフレ
ームを送信し、このアイドルフレームを受信して前記監
視タイマをストップさせるようになし、前記監視タイマ
のタイムアップ時において、前記信号入力遮断検出信号
があれば前記信号入力線と前記ループバック出力線とを
切離し前記ループバック入力線と前記ループ制御入力線
と接続するように前記回線切替手段に回線切替指令を与
え、前記信号入力遮断検出信号がなくて前記ループバッ
ク入力遮断検出信号があれば信号入力線とループバック
出力線とを切離し前記ループ制御出力線と前記ループバ
ック出力線とを接続するように前記回線切替手段に回線
切替指令を与え、前記信号入力遮断検出信号および前記
ループバック入力遮断検出信号の双方がなければ前記信
号入力線とループバック出力線とを切離し前記ループバ
ック入力線と前記ループバック出力線とを接続するよう
に前記回線切替手段に対して回線切替指令を与え、回線
切替の後にループコマンドを前記送信手段に送り出すよ
うにし、 二次局の中央処理装置は、第14図に示すように、初期に
前記ループ制御入力線と前記ループ制御出力線とが接続
された状態となるように前記ループ制御回路にループ制
御切替指令を与え、かつ前記信号入力線と前記ループ制
御入力線とが接続されるとともに前記ループ制御出力線
と前記信号出力線とが接続され前記ループバック入力線
と前記ループバック出力線とが接続された状態となるよ
うに前記回線切替回路に回線切替指令を与え、信号入力
遮断検出信号およびループバック入力遮断検出信号の少
なくともいずれか一方があった場合において、信号入力
遮断検出信号があれば、前記ループ制御入力線と前記ル
ープ制御出力線とを切離すように前記ループ制御回路に
ループ制御切替指令を与え、かつ前記ループバック入力
線と前記ループバック出力線とを切離すとともに前記ル
ープバック入力線と前記ループ制御入力線とを接続する
ように前記回線切替回路に回線切替指令を与え、その後
前記送信手段にフラグを送り込み、この後前記ループコ
マンドの受信に応答してフラグの送信を停止し、かつ前
記ループ制御入力線と前記ループ制御出力線とを接続す
るように前記ループ制御回路にループ制御切替指令を与
え、信号入力遮断検出信号およびループバック入力遮断
検出信号の少なくともいずれか一方があった場合におい
て、信号入力遮断検出信号がなければ前記ループ制御出
力線と前記ループバック出力線とを接続するように前記
回線切替回路に回線切替指令を与えるようにしたことを
特徴とするものである。
この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。このル
ープ式伝送処理装置は、第1図に示すように、複数の伝
送局A1〜ANを信号線Bおよびループバック線Cでループ
状に接続している。信号線Bは各伝送局A1〜ANの信号出
力端と隣接した伝送局A2〜AN,A1の信号入力端とをそれ
ぞれ接続し、ループバック線Cは各伝送局A1〜ANのルー
プバック出力端と隣接した伝送局AN,A1〜AN-1のループ
バック入力端とをそれぞれ接続している。
複数の伝送局A1〜ANの中で回線の送信権および監理権を
持つ局(図ではA1であるが、どの局もなることができ
る)を一次局と呼び、それ以外の局(A2〜AN)を二次局
と呼ぶことにすると、このループ式伝送処理装置では、
回線の同期をとるために、一次局は送信用クロックと受
信用クロックとが同一のものではなく、送信用クロック
は自局独自のものであり、受信用クロックは受信信号よ
り抽出したものである。一方、二次局は送信用クロック
と受信用クロックとが同一であって、いずれも受信信号
より抽出している。また、二次局については、受信信号
はほとんど遅れなく(あったとしても数ビット)送信信
号として送出している(受信時)。
一次局は、正常時は、信号入力端と信号出力端とが切離
され、ループバック入力端とループバック出力端とが切
離され、信号入力端とループバック出力端とが接続され
る。また、二次局は、正常時は、信号入力端と信号出力
端とが接続され、ループバック入力端とループバック出
力端とが接続される。
第2図は伝送装置A1〜ANの具体的な構成を示すブロック
図である。第2図において、1は中央処理装置(以下CP
Uと記す)、2は信号入力線BINの信号変化がなくなった
ことを検出してCPU1に信号入力遮断検出信号を与える入
力遮断検出回路、3はループバック入力線CINの信号変
化がなくなったことを検出してCPU1にループバック入力
遮断検出信号を与える入力遮断検出回路である。4はCU
P1から与えられるループ制御切替指令に応じループ制御
入力線DINの信号を波形整形等を行ってループ制御出力
線DOUTより出力するか(ループモードセット)ループ制
御入力線DINとループ制御出力線DOUTとを切離すか(ル
ープモード解除)を切替えるループ制御回路、5は波形
整形入力線EINの信号を波形整形して波形整形出力線E
OUTより出力する波形整形回路、6はCPU1からの回線切
替指令に応じて信号入力線BIN,信号出力線BOUT,ループ
バック入力線CINおよびループバック出力線COUTとルー
プ制御入力線DIN,ループ制御出力線DOUT,波形整形入力
線EINおよび波形整形出力線EOUTとの接続状態を切替え
る回線切替回路である。
7はループ制御入力線DINの信号からクロックを抽出す
るDPLL回路、8はDPLL回路7によって抽出されたクロッ
クに基づいてループ制御入力線DINからの受信データを
格納する受信レジスタ、9はCPU1によって設定された自
局アドレスと受信レジスタ8に格納された受信データ中
の送信先アドレスとを比較する比較器、10は比較器9か
らの一致出力に応答して受信レジスタ8の信号データの
符号検定を行う符号検定回路である。11は比較器9の一
致出力発生時に受信レジスタ8の受信データが転送され
る受信レジスタで、データが所定のタイミングでCPU1に
取り込まれる。12はCPU1から出力される送信データを格
納する送信レジスタである。13はループ制御回路4を介
して入力されるループ制御切替信号に基づきDPLL回路7
で抽出したクロックと独自のクロックとを切替えて出力
するクロック切替回路で、一次局の場合は独自のクロッ
クが送信クロックとして選択され、二次局の場合はDPLL
回路7で抽出したクロックが送信クロックとして選択さ
れる。14はループ制御回路4を介して入力されるループ
制御切替信号に応答して送信レジスタ12の送信データを
取り込み、クロック切替回路13からの送信クロックに基
づいて送信データをループ制御出力線DOUTに送る送信レ
ジスタである。15は送信レジスタ14から出力される送信
データに検定符号を付加する検定符号付加回路である。
つぎに、このループ式伝送処理装置の動作を第3図ない
し第12図に基づいて説明する。
まず最初に一次局の送受信処理について述べる。一次局
は第3図に示すように、データフレームの送信を行い、
ついですべてのデータフレームの送信が終了したかどう
かを判定し、NOの場合すなわち送信すべきデータフレー
ムが残っている場合はつぎのデータフレームを送信し、
YESの場合すなわちすべてのデータフレームの送信が終
了した場合、つづいてフラグを送信し、監視タイマをス
タートさせる。そして、送信データが一巡したかどうか
を判定し、NOの場合は上記判定を続ける。この期間中に
監視タイマがタイムアップすると、故障とみなし故障処
理に移る。上記送信データ一巡の判定結果がYESとなる
と、今度はアイドルフレームの送信を行い、ついで二次
局からのデータ受信を行い、ついでアイドルフレームを
受信したかどうかを判別し、NOの場合は再び二次局から
のデータの受信を繰返す。信号線断線が生じると、アイ
ドルフレームが受信できず、監視タイマがタイムアップ
を生じる。このタイムアップにより信号線断線が生じた
とみなし、断線処理(ループバック切替処理)を行う。
監視タイマがタイムアップする前にアイドルフレームが
受信されたときは監視タイマをストップさせてプログラ
ムを終了する。
断線処理は、監視タイマのタイムアップに応答して行わ
れ、第4図に示すように、入力遮断検出回路2からの信
号入力遮断検出信号の有無によって信号入力線BINより
前の部分で前記遮断が生じたかどうかを判定し、YESの
場合は第5図(A)の状態から第5図(B)のパターン
(1)の状態への回線切替を行い、NOの場合は入力遮断
検出回路3からのループバックの入力遮断検出信号の有
無によってループバック入力線CINより前の部分で前記
遮断が生じたかどうかを判定する。この判定結果がYES
の場合は第5図(A)の状態から第5図(C)のパター
ン(2)の状態への回線切替を行い、上記判定結果がNO
の場合は第5図(A)の状態から第5図(D)のパター
ン(3)の状態への回線切替を行う。そして、この回線
切替の後、ループコマンド(ループバック切替指令)を
全二次局に対してデータフレームの送信と同様に送信す
る。なお、ループ制御切替指令によって決定されるルー
プモードは解除されたままである。
第5図(A)は一次局における初期の回線接続状態を示
し、ループ制御回路4がループ制御入力線DINとループ
制御出力線DOUTとを切離し(ループモード解除)、回路
切替回路6が信号入力線BINとループ制御入力線DIN
を、ループ制御出力線DOUTと信号出力線BOUTとを、信号
入力線BINと波形整形入力線EINとを、波形整形出力線E
OUTとループバック出力線COUTとをそれぞれ接続してい
る。
第5図(B)の回線接続状態では、ループ制御回路4が
ループ制御入力線DINとループ制御出力線DOUTとを切離
し、回線切替回路6が信号入力線BINとループ制御入力
線DINとを、ループ制御出力線DOUTと信号出力線BOUT
を、ループバック入力線CINとループ制御入力線DINとを
それぞれ接続している。
第5図(C)の回線接続状態では、ループ制御回路4が
ループ制御入力線DINとループ制御出力線DOUTとを切離
し、回線切替回路6が信号入力線BINとループ制御入力
線DINとを、ループ制御出力線DOUTと信号出力線BOUT
を、ループ制御出力線DOUTとループバック出力線COUT
をそれぞれ接続している。
第5図(D)の回線接続状態では、ループ制御回路4が
ループ制御入力線DINとループ制御出力線DOUTとを切離
し、回線切替回路6が信号入力線BINとループ制御入力
線DINとを、ループ制御出力線DOUTと信号出力線BOUT
を、ループバック入力線CINと波形整形入力線EINとを、
波形整形出力線EOUTとループバック出力線COUTとをそれ
ぞれ接続している。
つぎに、二次局の断線処理について述べる。二次局の断
線処理は、信号入力遮断およびループバック入力遮断の
いずれか一方の発生に応答して開始され、第6図に示す
ように入力遮断検出回路2からの信号入力遮断検出信号
の有無によって信号入力線BINより前の部分で信号遮断
が生じたかどうかを判定し、YESの場合は回線切替を行
うとともにループモードを解除し、第8図(A)の状態
から第8図(B)の状態へ回線接続状態を変更し、クロ
ック切換回路13により切換えられた自局独自のクロック
を送信クロックとしてフラグを送信する。ついで信号入
力遮断が復帰(信号入力線BINに再び信号変化が発生)
したかどうかを判定し、判定結果がNOの場合はループコ
マンドを受信したかどうかを判定し、判定結果がNOの場
合は上記2種の判定を繰返し、信号入力遮断復帰判定の
結果がYESのときは、回線切替復帰を行ったのち、フラ
グ送信を停止し、ループモードにセットする。また、ル
ープコマンド受信判定の結果がYESのときは、フラグ送
信を停止し、ループモードにセットする。この結果、第
8図(B)の状態から第8図(C)の状態へ回線接続状
態が変化する。前記信号入力遮断判定の結果がNOの場合
(ループバック入力遮断の場合)は第9図(A)の状態
から第9図(B)の状態への回線切替を行う。
二次局は、また第7図に示すように、ループバック入力
遮断復帰(ループバック入力線CINに再び信号変化が発
生)すると、回線切替復帰を行う。
なお、信号入力遮断とループバック入力遮断とが同時に
生じた場合は、信号入力遮断に対する処理が優先され
る。
第8図(A)および第9図(A)は二次局の初期の回線
接続状態を示し、ループ制御回路4がループ制御入力線
DINとループ制御出力線DOUTとを接続し(ループモー
ド)、回線切替回路6が信号入力線BINとループ制御入
力線DINとを、ループ制御出力線DOUTと信号出力線BOUT
とを、ループバック入力線CINと波形整形入力線EIN
を、波形整形出力線EOUTとループバック出力線COUTとを
それぞれ接続する。
第8図(B)の回線接続状態では、ループ制御回路4が
ループ制御入力線DINとループ制御出力線DOUTとを切離
し(ループモード解除)、回線切替回路6が信号入力線
BINとループ制御入力線DINとを、ループバック入力線C
INとループ制御入力線DINとを、ループ制御出力線DOUT
と信号出力線BOUTとをそれぞれ接続し、ループバック出
力線COUTを無電位にして信号をなくす。
第8図(C)の回線接続状態では、ループ制御回路4が
ループ制御入力線DINとループ制御出力線DOUTとを接続
し(ループモードセット)、回線切替回路6は第8図
(B)の状態と同じである。
第9図(B)の回線接続状態では、ループ制御回路4が
ループ制御入力線DINとループ制御出力線DOUTとを接続
し(ループモード)、回線切替回路6が信号入力線BIN
とループ制御入力線DINとを、ループ制御出力線DOUT
信号出力線BOUTとを、ループ制御出力線DOUTとループバ
ック出力線COUTとをそれぞれ接続する。
つぎに、このループ式伝送処理装置における一次局およ
び二次局の断線処理動作を第10図ないし第12図により経
時的に説明する。ただし、以下の説明では4個の伝送局
A1〜A4でループ式伝送処理装置を構成しているものと
し、伝送局A1が一次局であり、伝送局A2〜A4が二次局で
あるとする。
まず、一次局の両隣り以外で信号線断線が生じた場合に
ついて説明する。
第10図(A)において×印で示すように、伝送局A3から
伝送局A4へ至る信号線Bの途中で断線が発生すると、伝
送局A4に対する信号入力が遮断され、伝送局A4の回線接
続状態が第10図(B)のように変化し、伝送局A4はフラ
グを送信する。その結果、伝送局A3に対するループバッ
ク入力が遮断され、伝送局A3の回線接続状態が第10図
(B)のように変化する。これにより伝送局A1の入力遮
断検出回路2,3は作動しないが、伝送局A1に対してアイ
ドルフレームが送られなくなるので、伝送局A1では監視
タイマがタイムアップする。これにより、伝送局A1が断
線処理を開始するが、入力遮断検出回路2,3はいずれも
入力遮断検出信号を出力していないので、伝送局A1の回
線接続状態が第10図(C)のように変化し、ループコマ
ンドを全局に対して送信する。その結果、このループコ
マンドを送信局A4が受信し、伝送局A4の回線接続状態が
第10図(D)のように変化してループバックが完成す
る。
つぎに、一次局の両隣りで信号線断線が生じた場合につ
いて説明する。
第11図(A)において×印で示すように、伝送局A4から
伝送局A1へ至る信号線Bの途中で断線が発生すると、伝
送局A1への信号入力が遮断され、したがって伝送局A4
のループバック入力が遮断される。その結果、伝送局A4
の回線接続状態が第11図(B)のように変化する。ま
た、伝送局A1にはアイドルフレームが入力されないの
で、伝送局A4が第11図(B)のように切替ったのち伝送
局A1の監視タイマがタイムアップし、伝送局A1が断線処
理を開始する。この場合、信号入力が遮断されているた
め、伝送局A1の回線接続状態が第11図(C)のように変
化してループバックが完成する。なお、ループコマンド
も送信するが、自身が受信することになる。
第12図(A)において×印で示すように、伝送局A1から
伝送局A2へ至る信号線Bの途中で断線が発生すると、伝
送局A2に対する信号入力が遮断され、伝送局A2の回線接
続状態が第12図(B)のように変化し、伝送局A2がフラ
グを送信する。これにより伝送局A1の入力遮断検出回路
2,3は作動しないが、伝送局A1に対してアイドルフレー
ムが送られなくなるので、伝送局A1では監視タイマがタ
イムアップする。これにより、伝送局A1が断線処理を開
始する。このときは伝送局A1に対するループバック入力
が遮断されているので、伝送局A1の回線接続状態が第12
図(C)のように変化し、ループコマンドを全局に対し
て送信する。その結果、このループコマンドを伝送局A2
が受信し、伝送局A2の回線接続状態が第12図(D)のよ
うに変化し、ループバックが完成する。
ここで、データ伝送の際の中央処理装置の負荷の大きさ
について説明する。
一般的に、送受信回路(送受信レジスタおよびその周辺
の回路)は、伝送路上の信号を認識するための特殊信号
を付加ならびに挿入することにより、データの受信のタ
イミングとデータ抽出タイミングを作っている。その基
本的な信号に、フラグ、アイドル信号があり、これは、
ハード的に送信回路から出力され、中央処理装置はその
信号の送信/停止タイミングを指示するだけで、負荷は
かからない。また、受信回路は、上記信号を受信した
ら、受信状態を示すだけで、これも中央処理装置への負
荷はかからない。
例えば伝送局A4の中央処理装置は、断線の検出後、フラ
グ送信開始を送信回路に指示し、受信コマンドだけを待
つ。このように、中央処理装置は、送信のデータの送信
回路(送信レジスタ)への書き込みと、受信回路(受信
レジスタ)からの受信データの読み出しとを、データの
送受信に同期して同時には行わなくてもよい。
なお、上記した送受信レジスタを含む送受信回路として
は、例えば汎用のSDLC(Synchronous Data Link Contro
l)伝送コントローラLSIが使用され、SDLC伝送コントロ
ーラLSIが基本的に持っているフラグ送出、アイドル送
出機能を使用してループ式伝送装置を構成している。
このように構成した結果、内蔵の中央処理装置において
送信のための処理と受信のための処理を同時に行うこと
なくループバック切替を行うことができ、中央処理装置
の処理を少なくして中央処理装置の負荷を軽減し、高速
伝送を可能とする。
以上のように、この発明のループ式伝送処理装置によれ
ば、内蔵の中央処理装置において送信のための処理と受
信のための処理を同時に行うことなくループバック切替
を行うことを可能とし、中央処理装置の処理を少なくし
て中央処理装置の負荷を軽減し、高速伝送を可能とす
る。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例のループ式伝送処理装置の
ブロック図、第2図は各伝送局の詳細なブロック図、第
3図は一次局の送受信処理を示すフローチャート、第4
図は一次局の断線処理を示すフローチャート、第5図は
一次局の回線切替の説明図、第6図は二次局の断線処理
を示すフローチャート、第7図は二次局の断線復帰処理
を示すフローチャート、第8図および第9図はそれぞれ
二次局の回線切替の説明図、第10図,第11図および第12
図はそれぞれループバック切替処理の流れを示す説明
図、第13図および第14図はそれぞれ中央処理装置の機能
ブロック図である。 A1〜AN……伝送局、B……信号線、C……ループバック
線、1……中央処理装置、2,3……入力遮断検出回路、
4……ループ制御回路、5……波形整形回路、6……回
線切替回路、7……DPLL回路、8……受信レジスタ、9
……比較器、10……符号検定回路、11……受信レジス
タ、12……送信レジスタ、13……クロック切替回路、14
……送信レジスタ、15……検定符号付加回路、BIN……
信号入力線、BOUT……信号出力線、CIN……ループバッ
ク入力線、COUT……ループバック出力線、DIN……ルー
プ制御入力線、DOUT……ループ制御出力線、EIN……波
形整形入力線、EOUT……波形整形出力線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の伝送局を信号線によって一方向にル
    ープ状に接続するとともにループバック線によって他方
    向にループ状に接続し、前記複数の伝送局のいずれかひ
    とつを回線の送信権および監理権をもつ一次局とすると
    ともに残りの伝送局を二次局とするループ式伝送処理装
    置であって、 前記複数の伝送局は、信号線入力およびループバック線
    入力の遮断をそれぞれ検出して信号入力遮断検出信号お
    よびループバック入力遮断検出信号を発生する信号入力
    遮断検出回路およびループバック入力遮断検出回路と、
    ループ制御入力線とループ制御出力線とを断続するルー
    プ制御回路と、信号入力線,信号出力線,ループバック
    入力線,ループバック出力線,ループ制御入力線および
    ループ制御出力線の接続状態を切替える回線切替回路
    と、前記ループ制御入力線から受信データを取り込む受
    信手段と、送信データを前記ループ制御出力線へ送り込
    む送信手段と、前記信号入力遮断検出手段から信号入力
    遮断検出信号を取り込むとともに前記ループバック入力
    遮断検出手段からループバック入力遮断検出信号を取り
    込み前記受信手段から受信データを取り込み前記回線切
    替回路に回線切替指令を与えるとともに前記ループ制御
    回路にループ制御切替指令を与え前記送信手段に送信デ
    ータを送り込む中央処理装置とを備え、 一次局の中央処理装置は、初期に前記ループ制御入力線
    と前記ループ制御出力線とが切離された状態となるよう
    に前記ループ制御回路にループ制御切替指令を与え、か
    つ前記信号入力線と前記ループ制御入力線とが接続され
    るとともに前記ループ制御出力線と前記信号出力線とが
    接続され前記信号入力線と前記ループバック出力線とが
    接続された状態となるように前記回線切替回路に回線切
    替指令を与え、データフレームの送信後監視タイマをス
    タートさせ、その後アイドルフレームを送信し、このア
    イドルフレームを受信して前記監視タイマをストップさ
    せるようになし、前記監視タイマのタイムアップ時にお
    いて、前記信号入力遮断検出信号があれば前記信号入力
    線と前記ループバック出力線とを切離し前記ループバッ
    ク入力線と前記ループ制御入力線と接続するように前記
    回線切替手段に回線切替指令を与え、前記信号入力遮断
    検出信号がなくて前記ループバック入力遮断検出信号が
    あれば信号入力線とループバック出力線とを切離し前記
    ループ制御出力線と前記ループバック出力線とを接続す
    るように前記回線切替手段に回線切替指令を与え、前記
    信号入力遮断検出信号および前記ループバック入力遮断
    検出信号の双方がなければ前記信号入力線とループバッ
    ク出力線とを切離し前記ループバック入力線と前記ルー
    プバック出力線とを接続するように前記回線切替手段に
    対して回線切替指令を与え、回線切替の後にループコマ
    ンドを前記送信手段に送り出すようにし、 二次局の中央処理装置は、初期に前記ループ制御入力線
    と前記ループ制御出力線とが接続された状態となるよう
    に前記ループ制御回路にループ制御切替指令を与え、か
    つ前記信号入力線と前記ループ制御入力線とが接続され
    るとともに前記ループ制御出力線と前記信号出力線とが
    接続され前記ループバック入力線と前記ループバック出
    力線とが接続された状態となるように前記回線切替回路
    に回線切替指令を与え、信号入力遮断検出信号およびル
    ープバック入力遮断検出信号の少なくともいずれか一方
    があった場合において、信号入力遮断検出信号があれ
    ば、前記ループ制御入力線と前記ループ制御出力線とを
    切離すように前記ループ制御回路にループ制御切替指令
    を与え、かつ前記ループバック入力線と前記ループバッ
    ク出力線とを切離すとともに前記ループバック入力線と
    前記ループ制御入力線とを接続するように前記回線切替
    回路に回線切替指令を与え、その後前記送信手段にフラ
    グを送り込み、この後前記ループコマンドの受信に応答
    してフラグの送信を停止し、かつ前記ループ制御入力線
    と前記ループ制御出力線とを接続するように前記ループ
    制御回路にループ制御切替指令を与え、信号入力遮断検
    出信号およびループバック入力遮断検出信号の少なくと
    もいずれか一方があった場合において、信号入力遮断検
    出信号がなければ前記ループ制御出力線と前記ループバ
    ック出力線とを接続するように前記回線切替回路に回線
    切替指令を与えるようにしたループ式伝送処理装置。
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