JPH07201125A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JPH07201125A
JPH07201125A JP34960693A JP34960693A JPH07201125A JP H07201125 A JPH07201125 A JP H07201125A JP 34960693 A JP34960693 A JP 34960693A JP 34960693 A JP34960693 A JP 34960693A JP H07201125 A JPH07201125 A JP H07201125A
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JP34960693A
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Inventor
Kazuharu Odawara
一晴 小田原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】両面記録再生に対応されていない情報記録媒体
も、両面記録再生に対応している情報記録媒体も共に記
録/再生する。 【構成】光ディスク装置1内に光ディスクDが組込まれ
たケースが挿入され、ローディング機構20により記録
再生可能な最終位置まで装着された際、ケースに設けら
れたホールをホール検出部10が検出する。制御回路1
31,141は、ホール検出部10からの検出信号によ
り、光ディスクDのA面/B面と両面記録再生対応型/
両面記録再生非対応型とを判断し、判断結果に応じてモ
ータ制御回路121を介してスピンドルモータ92の初
期回転方向を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば光ディスク
メディアの両面に情報を記録したり、この記録された情
報を再生する両面記録再生用の光ディスク装置等の情報
記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクメディア(以下、光デ
ィスクと記述する)は、記録再生面が両面あるにも拘ら
ず、以前の光ディスク装置は同時に両面に記録再生する
ことはできない。例えば、片面に記憶再生した後に反対
側面に記録再生する場合、一旦光ディスク装置から光デ
ィスクを取外し、反対側面を再び挿入しなければならな
かった。
【0003】近年、オンライン容量アップやデータ転送
速度アップ等により両面記録再生の要求が高まり製品化
され始めている。両面記録再生を実現するには、光ディ
スク装置は光ディスクの両方の面側に光学ヘッドを配置
し、A面とB面をそれぞれ別の光学ヘッドで記録再生し
ている。
【0004】両面記録再生対応型の光ディスクは、以前
の非対応型と異なりA面とB面とでは光学ヘッドに対し
て回転方向が違っている。以前の光ディスクは、通常、
光学ヘッド側から見て時計と反対方向の回転(CCW)
に対応する記録制御フォーマットであり、A面もB面も
同じ回転方向の記録制御フォーマットである。
【0005】ところが非対応型では、例えばA面がCC
W用の記録制御フォーマットである場合、B面は時計と
同じ方向の回転(CW)用のフォーマットとなる。両面
記録再生用光ディスク装置は、両面記録再生対応型光デ
ィスクが装置内に装填された後、回転モータ側に装着さ
れた面がA面かB面かを判断して回転方向を決める。上
述の例では、A面が装着された場合はCCWの回転、B
面が装着された場合はCWの回転となる。
【0006】この検出方法として従来の両面記録再生用
光ディスク装置は、光ディスクが組込まれているケース
に設けられたA/B面判別用のホールの有無を検出して
回転モータ側に装着された面がA面かB面かを判断して
いる。
【0007】光ディスクは、大量の情報が長時間(一般
に10年以上といわれている)に亘って安定に記録でき
る点と可搬性が優れているため、過去に記録した情報の
利用を希望するユーザは多い。過去に記録した光ディス
クの多くは両面記録再生対応型光ディスクではないの
で、両面記録再生用光ディスク装置では記録/再生する
ことができない。
【0008】過去に記録した光ディスクを両面記録再生
用光ディスク装置に装填できるように下位互換性を実現
するにはA/B面判別だけではなく光ディスクの型式判
別も同時に実施し、回転方向を判定する機能を追加しな
ければならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、過去
に記録した情報記録媒体の多くは両面記録再生対応型の
情報記録媒体ではないので、両面記録再生用の情報記録
再生装置では記録/再生することができないという問題
があった。そこで、この発明は、両面記録再生に対応さ
れていない情報記録媒体も、両面記録再生に対応してい
る情報記録媒体も共に記録/再生することのできる両面
記録再生用の情報記録再生装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の情報記録再生
装置は、情報記録媒体の両面から情報の記録あるいは情
報の再生を行う両面記録再生用の情報記録再生装置にお
いて、上記情報記録媒体が組込まれ、上記情報記録媒体
が両面記録再生対応型か両面記録再生非対応型か、一方
の面か他方の面かの情報が記録されている収納部材と、
この収納部材に組込まれた情報記録媒体が上記情報記録
再生装置に挿入された際、記録再生するために上記情報
記録媒体を駆動する駆動手段と、上記収納部材に記録さ
れている情報を検出する検出手段と、この検出手段で検
出された情報に基づいて上記駆動手段の駆動方向を決定
する決定手段と、この決定手段の決定に応じて上記駆動
手段を制御する制御手段とから構成されている。
【0011】この発明の情報記録再生装置は、情報記録
媒体の両面から情報の記録あるいは情報の再生を行う両
面記録再生用の情報記録再生装置において、上記情報記
録媒体が組込まれ、上記情報記録媒体が両面記録再生対
応型か両面記録再生非対応型か、一方の面か他方の面か
を記録するホールが設けられた収納部材と、この収納部
材に組込まれた情報記録媒体が上記光ディスク装置情報
記録再生装置に挿入された際、記録再生するために上記
情報記録媒体を回転させる回転手段と、上記収納部材に
設けられたホールの開閉を検出するホール検出手段と、
このホール検出手段で検出されたホールの開閉結果か
ら、上記情報記録媒体が両面記録再生対応型か両面記録
再生非対応型か、一方の面か他方の面かを判断する判断
手段と、この判断手段で判断された結果に基づいて上記
回転手段の回転方向を決定する決定手段と、この決定手
段の決定に応じて上記駆動手段を制御する制御手段とか
ら構成されている。
【0012】この発明の情報記録再生装置は、情報記録
媒体の両面から情報の記録あるいは情報の再生を行う両
面記録再生用の情報記録再生装置において、上記情報記
録媒体が組込まれ、上記情報記録媒体に記録されている
情報の記録状態の情報が記録されている収納部材と、こ
の収納部材に組込まれた情報記録媒体が上記情報記録再
生装置に挿入された際、記録再生するために上記情報記
録媒体を駆動する駆動手段と、上記収納部材に記録され
ている記録状態の情報を検出する検出手段と、この検出
手段で検出された記録状態の情報に基づいて上記駆動手
段を制御する制御手段とから構成されている。
【0013】この発明の光ディスク装置は、光ディスク
の両面から情報の記録あるいは情報の再生を行う両面記
録再生用の光ディスク装置において、上記光ディスクが
組込まれ、上記光ディスクが両面記録再生対応型か両面
記録再生非対応型か、および一方の面か他方の面かを記
録するホールが設けられたケースと、このケースに組込
まれた光ディスクが上記光ディスク装置に挿入された
際、上記光ディスクを記録再生するために回転させるモ
ータと、上記ケースに設けられたホールの開閉を検出す
るホール検出手段と、このホール検出手段で検出された
ホールの開閉結果から、上記光ディスクが両面記録再生
対応型か両面記録再生非対応型か、および一方の面か他
方の面かを判断する判断手段と、この判断手段で判断さ
れた結果に基づいて上記モータの回転方向を決定する決
定手段と、この決定手段の決定に応じて上記モータを制
御する制御手段とから構成されている。
【0014】
【作用】この発明は、情報記録媒体の両面から情報の記
録あるいは情報の再生を行う両面記録再生用の情報記録
再生装置において、上記情報記録媒体が組込まれ、上記
情報記録媒体が両面記録再生対応型か両面記録再生非対
応型か、一方の面か他方の面かを記録するホールが設け
られた収納部材が上記光ディスク装置情報記録再生装置
に挿入された際、記録再生するために上記情報記録媒体
を回転手段で回転し、上記収納部材に設けられたホール
の開閉を検出し、検出されたホールの開閉結果から、上
記情報記録媒体が両面記録再生対応型か両面記録再生非
対応型か、一方の面か他方の面かを判断し、判断された
結果に基づいて上記回転手段の回転方向を決定し、決定
に応じて上記回転手段を制御するようにしたものであ
る。
【0015】この発明は、光ディスクの両面から情報の
記録あるいは情報の再生を行う両面記録再生用の光ディ
スク装置において、上記光ディスクが組込まれ、上記光
ディスクが両面記録再生対応型か両面記録再生非対応型
か、および一方の面か他方の面かを記録するホールが設
けられたケースが上記光ディスク装置に挿入された際、
上記光ディスクを記録再生するためにモータで回転さ
せ、上記ケースに設けられたホールの開閉を検出し、検
出されたホールの開閉結果から、上記光ディスクが両面
記録再生対応型か両面記録再生非対応型か、および一方
の面か他方の面かを判断し、判断された結果に基づいて
上記モータの回転方向を決定し、決定に応じて上記モー
タを制御するようにしたものである。
【0016】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、本発明の情報記録再生装置に
係る両面記録再生用の光ディスク装置1を示すものであ
る。すなわち、光ディスクDは、スピンドルモータ92
によって例えば一定の速度で回転される。このスピンド
ルモータ92は、モータ制御回路121によって制御さ
れ、正方向に回転(正転)、あるいは逆方向に回転(逆
転)されている。
【0017】上記光ディスクDの下面側に対する情報の
記録、再生は、上記光ディスクDの下部に設けられてい
る光学ヘッド94によって行われ、上記光ディスクDの
上面側に対する情報の記録、再生は、上記光ディスクD
の上部に設けられている光学ヘッド96によって行われ
る。
【0018】上記光学ヘッド94は、半導体レーザ発振
器としてのレーザダイオード122、コリメータレンズ
123、ビームスプリッタ124、対物レンズ125、
集光レンズ126、光検出器127、および駆動コイル
128、129によって構成されている。
【0019】レーザダイオード122は、レーザ光を発
生するものである。コリメータレンズ123は、レーザ
ダイオード122から発生されるレーザ光を平行光にす
るものである。ビームスプリッタ124は、コリメータ
レンズ123からのレーザ光を対物レンズ125へ導く
とともに、対物レンズ125からの光(光ディスクDか
らの反射光)を集光レンズ126へ反射して導くもので
ある。
【0020】対物レンズ125は、ビームスプリッタ1
24からのレーザ光を光ディスクD上に照射されるもの
である。この対物レンズ125は、図示しないワイヤあ
るいは板ばねによって保持されており、この対物レンズ
125は、駆動コイル128によってフォーカシング方
向(レンズの光軸方向)に移動され、駆動コイル129
によってトラッキング方向(レンズの光軸と直交方向)
に移動可能とされている。
【0021】集光レンズ126は、ビームスプリッタ1
24からの光を光検出器127上に集光するものであ
る。光検出器127は、4分割のフォトダイオードによ
って構成され、フォーカスシングやトラッキングに用い
る電気信号を出力するものである。
【0022】これにより、レーザダイオード122より
発生されるレーザ光は、コリメータレンズ123、ビー
ムスプリッタ124、対物レンズ125を介して光ディ
スクD上に照射され、この光ディスクDからの反射光
は、対物レンズ125、ビームスプリッタ124、集光
レンズ126を介して光検出器127に導かれる。
【0023】また、光学ヘッド96も光学ヘッド94と
同じ構成となっている。上記光学ヘッド94は、リニア
モータ93により上記光ディスクDの半径方向へ移動さ
れ、上記光学ヘッド96は、リニアモータ95により上
記光ディスクDの半径方向へ移動されるようになってい
る。上記光学ヘッド94とリニアモータ93には、第1
の制御部130が接続され、上記光学ヘッド96とリニ
アモータ95には、第2の制御部140が接続されてい
る。
【0024】上記第1の制御部130は、制御回路13
1、レーザ制御回路132、リニアモータ制御回路13
3、フォーカス/トラッキング処理回路134、信号処
理回路135、インターフェース回路136、およびI
Dスイッチ137によって構成されている。制御回路1
31は、上記光学ヘッド94とリニアモータ93の制御
と、光学ヘッド94に対する記録、再生制御を行うもの
である。
【0025】上記レーザ制御回路132は、制御回路1
31からの切換信号に応じて再生光量に対応したレーザ
光をレーザダイオード122より発生させ、この再生光
量のレーザ光が発生されている状態において、上記制御
回路131から供給される記録パルス(原信号)に応じ
てレーザダイオード122を駆動して記録光量のレーザ
光を発生させるものである。上記レーザ制御回路132
は、フォトダイオード(図示しない)からのモニタ電流
によってレーザダイオード122の出力光量(再生光
量)を制御するようになっている。
【0026】リニアモータ制御回路133は、制御回路
131からの信号とフォーカス/トラッキング処理回路
134からトラック差信号とに応じてリニアモータ93
を移動するものである。上記フォーカス/トラッキング
処理回路134は、光検出器127の出力を用いてトラ
ック差信号を求め、このトラック差信号に応じてトラッ
ク駆動信号を出力し、またフォーカス点に関するフォー
カシング信号を出力するものである。
【0027】上記フォーカス/トラッキング処理回路1
34から出力されるトラック駆動信号は、上記トラッキ
ング方向の駆動コイル127に供給される。また、上記
フォーカス/トラッキング処理回路134から出力され
るトラック差信号は、リニアモータ制御回路133に供
給されるようになっている。上記フォーカス/トラッキ
ング処理回路134から出力されるフォーカシング信号
は、フォーカシング方向の駆動コイル128に供給さ
れ、レーザ光が光ディスクD上で常時ジャストフォーカ
スとなるように制御される。
【0028】上記のようにフォーカシング、トラッキン
グを行った状態での光検出器127の各フォトダイオー
ドの出力は信号処理回路135に供給される。信号処理
回路135は、光検出器127の各フォトダイオードの
出力の和電流(トラック上に形成されたピット(記録情
報)の凹凸が反映されている)をとり、この和電流を電
圧値に変換し、この電圧値により画像データ、アドレス
データ(トラック番号、セクタ番号等)を再生するもの
である。
【0029】信号処理回路135内には、上記再生信号
を復調処理、エラー訂正処理する回路が設けられてお
り、エラー訂正処理が行われた信号は、インターフェー
ス回路136およびバス139を介して外部装置として
の光ディスク制御装置(図示しない)に転送される。
【0030】また、信号処理回路135内には、光ディ
スク制御装置(図示しない)からバス139、およびイ
ンターフェース回路136を介して供給される記録デー
タを記録パルスに変調する変調回路が設けられており、
この記録パルスはレーザ制御回路132へ出力される。
【0031】IDスイッチ137には、インターフェー
ス回路136が下側の光学ヘッド94に対する制御系の
回路であることを示すデータが設定されている。インタ
ーフェース回路136は、光ディスク制御装置と制御回
路131や信号処理回路135との信号のやり取りを行
うインターフェースを取るものであり、IDスイッチ1
37のデータにより、上側の光学ヘッド94に対する制
御系か下側の光学ヘッド96に対する制御系かに応じた
処理を行うものである。
【0032】上記第2の制御部140は、制御回路14
1、レーザ制御回路142、リニアモータ制御回路14
3、フォーカス/トラッキング処理回路144、信号処
理回路145、インターフェース回路146、およびI
Dスイッチ147によって構成されており、各回路は上
記第1の制御部130のものと同じものが用いられてい
る。
【0033】ただし、IDスイッチ147には、インタ
ーフェース回路148が上側の光学ヘッド96に対する
制御系の回路であることを示すデータが設定されてい
る。上記制御回路131、141には、オア回路157
を介して上記モータ制御回路121、ホール検出部1
0、オア回路152を介してローディングモータドライ
バ153、オア回路156を介して昇降用モータドライ
バ154、イジェクトスイッチ46が共通に接続されて
いる。
【0034】また、上記制御回路141には、調整用モ
ータドライバ155が接続されている。上記モータ制御
回路121は、上記制御回路131、141から供給さ
れる制御信号に応じてスピンドルモータ92を回転する
ものであり、ホール検出部10からの検出信号に応じて
そのスピンドルモータ92の回転方向を正方向あるいは
逆方向に切換えている。また、上記モータ制御回路12
1はその回転方向を示す信号を上記制御回路131、1
41に出力する。
【0035】ホール検出部10からの識別信号は、上記
モータ制御回路121、および制御回路131、141
に出力される。ローディングモータドライバ153は、
ローディング用の駆動モータ68を駆動するものであ
る。昇降用モータドライバ154は、昇降用の駆動モー
タ73を駆動するものである。調整用モータドライバ1
55は、高さ調整用の調整用モータ116を駆動するも
のである。
【0036】ローディングモータドライバ153、駆動
モータ68、昇降用モータドライバ154、駆動モータ
73、調整用モータドライバ155、調整用モータ11
6、及びイジェクトスイッチ46とからオートローディ
ング機構20が構成されている。図2は、光ディスクD
が組込まれるケースの概略構成を示すものである。
【0037】すなわち、光ディスクDのケースは、ケー
ス本体2、シャッタ3、光学ヘッドアクセスウインド
4、スピンドルモータアクセスウインド5、アライメン
トホール6、グリッパ7,7、位置決めホール8、ホー
ル11,12,13、およびホール14,…とから構成
されている。
【0038】シャッタ3は、通常は閉じた状態であり、
光ディスクDは完全に密封されている。ケース2が光デ
ィスク装置1に装着されてシャッタ3は開かれた状態と
なり、光学ヘッドアクセスウインド4とスピンドルモー
タアクセスウインド5から光ディスクDが露出される。
【0039】光学ヘッドアクセスウインド4には光ディ
スク装置1の光学ヘッド94,96が入り込み、スピン
ドルモータアクセスウインド5には光ディスク装置1の
スピンドルモータ92の図示しないターンテーブルに装
着される。
【0040】光ディスクDのA/B面判別、記録膜の性
質(反射率)判別、及び光ディスクDの記録再生型(両
面記録再生非対応型、両面記録再生対応型)判別のホー
ル11,12,13は、光ディスク装置1のホール検出
部10によって検出される。なお、ホール14,…は、
従来から設けられているもので本願とは関係がないので
説明を省略する。
【0041】ホール11,12,13は、貫通穴であっ
ても良くそうでなくても良いが、ホールを検出するホー
ル検出部10の多様性を考慮すると貫通穴の方が良い。
例えば、機械的接触によってホールを検出するのであれ
ばホールは貫通穴でなくてもよいが、光学的に検出しよ
うとすれば貫通穴の方がよい。本実施例においては貫通
穴としている。
【0042】ホール11は、光ディスクDがA面かB面
かを示し、ホールが開いている場合はA面、閉じている
場合はB面を示している。ホール12は、記録膜の性質
を示し、ホールが開いている場合は反射率小、閉じてい
る場合は反射率大を示している。ホール13は、本発明
に係る光ディスクDの記録再生型を判別するためのもの
で、ホールが開いている場合は両面記録再生非対応型光
ディスク、閉じている場合は両面記録再生対応型光ディ
スクであることを示している。
【0043】なお、図2におけるケース2は、光ディス
クDのB面を上面にして示している。図3は、光ディス
ク装置1のホール検出部10を示すものである。すなわ
ち、ホール検出部10は、ホール11,12,13をそ
れぞれ機械的な接触により検出する検出器21,22,
23とから構成されている。
【0044】ホール検出部10は、光ディスクDが組込
まれたケース2が光ディスク装置1内に挿入され記録再
生可能な最終位置まで装着された後、ケース2のホール
11,12,13の有無を検出する。図3の(a)はケ
ース2の上部から見た図で、図3の(b),(c)はそ
の断面図である。
【0045】図3の(a),(b),(c)において、
ホール(11,12,13)が開いている場合は検出器
(21,22,23)の接触部がケース2によって押さ
れない(非接触)ので、光ディスク装置1の制御回路1
31、141はホールが開いていると判断する。例え
ば、検出器21の接触部がホール11が開いていて非接
触であれば、制御回路131、141はA面が装着され
たと判断する。逆に、検出器21の接触部がホール11
が閉じていてケース2によって押され(接触)ていれ
ば、制御回路131、141はB面が装着されたと判断
する。
【0046】なお、ホールの有無の検出は、機械的な検
出器ではなく、光学的な検出器を用いてもよい。次に、
上記のような構成において、光ディスクDが組込まれた
ケース2におけるホール11,12,13の検出による
スピンドルモータ92の回転方向決定動作ついて図4を
用いて説明する。
【0047】まず、光ディスクDが組込まれたケース2
が光ディスク装置1内に挿入され、オートローディング
機構20によって記録再生可能な最終位置まで装着され
た後、ケース2のホール11,12,13の有無が検出
器21,22,23によって検出される。
【0048】制御回路131、141は、検出器21の
接触部が非接触、検出器23の接触部が接触状態であれ
ば番号1、すなわち、両面記録再生対応型光ディスクの
A面が装着されたと判断し、モータ制御回路121を介
してスピンドルモータ92の初期回転方向を反時計回り
(CCW)とする。
【0049】制御回路131、141は、検出器21の
接触部が接触、検出器23の接触部が接触状態であれば
番号2、すなわち、両面記録再生対応型光ディスクのB
面が装着されたと判断し、スピンドルモータ92の初期
回転方向を時計回り(CW)とする。
【0050】制御回路131、141は、検出器21の
接触部が非接触、検出器23の接触部が非接触であれば
番号3、すなわち、両面記録再生非対応型光ディスクの
A面が装着されたと判断し、モータ制御回路121を介
してスピンドルモータ92の初期回転方向をCCWとす
る。ただし、その装着状態でB面を記録再生する場合
は、回転方向を反転させなければならない。
【0051】制御回路131、141は、検出器21の
接触部が接触、検出器23の接触部が非接触であれば番
号4、すなわち、両面記録再生非対応型光ディスクのB
面が装着されたと判断し、モータ制御回路121を介し
てスピンドルモータ92の初期回転方向をCCWとす
る。ただし、その装着状態でB面を記録再生する場合
は、回転方向を反転させなければならない。
【0052】以上説明したように上記実施例によれば、
両面記録再生対応用の光ディスク装置1において、光デ
ィスクDが組込まれたケース2にA/B面判別用のホー
ルだけでなく両面記録再生対応型/非対応型判別用のホ
ールも設け、これらのホールの組合わせでスピンドルモ
ータの回転方向を決定することにより、両面記録再生非
対応型の光ディスクにおいても記録/再生が可能となり
下位互換性を実現することができる。
【0053】従って、両面記録再生対応型光ディスクと
両面記録再生非対応型光ディスクとの別なく記録/再生
が可能とすることができる。さらに、光ディスクを複数
枚収納するオートチェンジャ装置の光ディスクの反転機
構が不要となり簡素化を図ることができる。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
両面記録再生に対応されていない情報記録媒体も、両面
記録再生に対応している情報記録媒体も共に記録/再生
することのできる両面記録再生用の情報記録再生装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である光ディスク装置の概
略構成を示すブロック図。
【図2】光ディスクが組込まれたケースを説明するため
の図。
【図3】ケースホールと検出器の構成を説明するための
図。
【図4】ホール検出とスピンドルモータの回転方向の決
定を説明するための図。
【符号の説明】
1…光ディスク装置 2…ケース 3…シャッタ 10…ホール検出部 11,12,13…ホール 20…オートローディング機構 21,22,23…検出器 92…スピンドルモータ 121…モータ制御回路 131,141…制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体の両面から情報の記録ある
    いは情報の再生を行う両面記録再生用の情報記録再生装
    置において、 上記情報記録媒体が組込まれ、上記情報記録媒体が両面
    記録再生対応型か両面記録再生非対応型か、一方の面か
    他方の面かの情報が記録されている収納部材と、 この収納部材に組込まれた情報記録媒体が上記情報記録
    再生装置に挿入された際、記録再生するために上記情報
    記録媒体を駆動する駆動手段と、 上記収納部材に記録されている情報を検出する検出手段
    と、 この検出手段で検出された情報に基づいて上記駆動手段
    の駆動方向を決定する決定手段と、 この決定手段の決定に応じて上記駆動手段を制御する制
    御手段と、 を具備したことを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 情報記録媒体の両面から情報の記録ある
    いは情報の再生を行う両面記録再生用の情報記録再生装
    置において、 上記情報記録媒体が組込まれ、上記情報記録媒体が両面
    記録再生対応型か両面記録再生非対応型か、一方の面か
    他方の面かを記録するホールが設けられた収納部材と、 この収納部材に組込まれた情報記録媒体が上記光ディス
    ク装置情報記録再生装置に挿入された際、記録再生する
    ために上記情報記録媒体を回転させる回転手段と、 上記収納部材に設けられたホールの開閉を検出するホー
    ル検出手段と、 このホール検出手段で検出されたホールの開閉結果か
    ら、上記情報記録媒体が両面記録再生対応型か両面記録
    再生非対応型か、一方の面か他方の面かを判断する判断
    手段と、 この判断手段で判断された結果に基づいて上記回転手段
    の回転方向を決定する決定手段と、 この決定手段の決定に応じて上記回転手段を制御する制
    御手段と、 を具備したことを特徴とする情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 情報記録媒体の両面から情報の記録ある
    いは情報の再生を行う両面記録再生用の情報記録再生装
    置において、 上記情報記録媒体が組込まれ、上記情報記録媒体に記録
    されている情報の記録状態の情報が記録されている収納
    部材と、 この収納部材に組込まれた情報記録媒体が上記情報記録
    再生装置に挿入された際、記録再生するために上記情報
    記録媒体を駆動する駆動手段と、 上記収納部材に記録されている記録状態の情報を検出す
    る検出手段と、 この検出手段で検出された記録状態の情報に基づいて上
    記駆動手段を制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 光ディスクの両面から情報の記録あるい
    は情報の再生を行う両面記録再生用の光ディスク装置に
    おいて、 上記光ディスクが組込まれ、上記光ディスクが両面記録
    再生対応型か両面記録再生非対応型か、および一方の面
    か他方の面かを記録するホールが設けられたケースと、 このケースに組込まれた光ディスクが上記光ディスク装
    置に挿入された際、上記光ディスクを記録再生するため
    に回転させるモータと、 上記ケースに設けられたホールの開閉を検出するホール
    検出手段と、 このホール検出手段で検出されたホールの開閉結果か
    ら、上記光ディスクが両面記録再生対応型か両面記録再
    生非対応型か、および一方の面か他方の面かを判断する
    判断手段と、 この判断手段で判断された結果に基づいて上記モータの
    回転方向を決定する決定手段と、 この決定手段の決定に応じて上記モータを制御する制御
    手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
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