JPH07199Y2 - 噴口装置 - Google Patents

噴口装置

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JPH07199Y2
JPH07199Y2 JP14507988U JP14507988U JPH07199Y2 JP H07199 Y2 JPH07199 Y2 JP H07199Y2 JP 14507988 U JP14507988 U JP 14507988U JP 14507988 U JP14507988 U JP 14507988U JP H07199 Y2 JPH07199 Y2 JP H07199Y2
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JP
Japan
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nozzle
peripheral surface
core
outer peripheral
tip
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JP14507988U
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JPH0266258U (ja
Inventor
昌美 三上
Original Assignee
株式会社永田製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、一本の送液管の先端に取り付けられて噴霧
する噴口装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種の噴口装置は、一本の送液管からの液をそ
のまま棒状に直進噴射するものである。
〔考案が解決しようとする課題〕 液を棒状に直進噴射させて汚れを集中的に落した後、液
を扇状に拡散噴射させて広範囲に洗い流せばより効果的
な洗浄効果が得られることは知られている。
ところが、前記したように従来のこの種の噴口装置では
棒状の直進噴射しか行えないので、前記した直進噴射→
扇状拡散噴射による効果的な洗浄が行えないという問題
点があった。
この考案はかかる問題点を解消するためになされたもの
で、直進噴射と扇状拡散噴射との切り換えが容易に行え
て効果的な洗浄ができる噴口装置を得ることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案に係る噴口装置
は、一本の送液管の先端に取り付けられかつ内部送液路
が閉塞される先端部の手前外周面に出口を有する噴口基
体と、この噴口基体の外周面に前後方向に摺動可能に装
着されかつ前記噴口基体の先端部外周面との間に前記出
口と連通する環状送液路を形成する移動筒体と、この移
動筒体の先端内周面に保持されかつ内周面に螺旋溝を有
する筒状中子、この中子の前方に配置されかつ噴口を有
する噴板と、この噴板の前方に配置される扇状拡散噴射
用噴頭と、前記移動筒体の先端外周面に装着されて前記
噴板と噴頭とを前記移動筒体に取り付けるキャップとを
備えたものである。
〔作用〕
この考案においては、移動筒体を後方に移動配置したと
きには中子の内周面が噴口基体の先端部外周面に摺接し
て出口からの液が環状送液路から中子の螺旋溝を通り旋
回を与えられ噴口から円状拡散噴射した後、噴頭により
扇状に拡散噴射されるようにし、また移動筒体を前方に
移動配置したときには中子が噴口基体の先端部から離れ
て出口からの液が環状送液路から中子の筒内を通って噴
口から直進噴射されるようにしたので、移動筒体を前後
に移動させるだけで直進噴射と扇状拡散噴射との切り換
えができる。
〔実施例〕
この考案の一実施例を第1図〜第5図について説明す
る。第1図は扇状拡散噴射状態を示す半断面側面図、第
2図は直進噴射状態を示す半断面側面図、第3図は第1
図を右からみた図、第4図は中子の側面図、第5図は第
4図を右からみた図である。図において、(1)は一本
の送液管(図示せず)の先端に取り付けられる噴口基体
で、内部送液路(1a)が閉塞される先端部(1A)の手前
外周面に出口(2)を有している。(3)は噴口基体
(1)の外周面に前後方向に摺動可能に螺合装着される
移動筒体で、噴口基体(1)の先端部(1A)の外周面と
の間に出口(2)と連通する環状送液路(3a)が形成さ
れる。(4)は移動筒体(3)の先端内周面の凹部(3
b)に嵌合される筒状中子で、内周面に螺旋溝(4a)を
有している、(5)は中子(4)の前方に配置される噴
板で、噴口(5a)を有している。(6)は噴板(5)の
前方に配置される扇状拡散噴射用噴頭で、後面に噴板
(5)を嵌合する凹部(6a)を有すると共に後部に外周
鍔(6b)を有している。(7)は噴口基体(1)の先端
外周面に螺合装着されるキャップで、噴頭(6)の外周
鍔(6b)と係合する内周鍔(7a)を有している。(8)
は噴口基体(1)の先端面および中子(4)の前面と噴
頭(6)の後面および噴板(5)の後面との間に介在さ
れるパッキン、(9)は噴口基体(1)の中腹部外周面
に嵌めたOリング、(10)は移動筒体(3)の後部に外
から貫挿螺合されるネジで、ネジ先が噴口基体(1)の
径小部(1b)に係合して移動筒体(3)の抜け止めの働
きをする。
移動筒体(3)を後方に移動させると、第1図に示すよ
うに中子(4)の内周面が噴口基体(1)の先端部(1
A)の外周面に摺接するので、噴口基体(1)の内部送
液路(1a)の液が出口(2)から環状送液路(3a)に入
り、中子(4)の螺旋溝(4a)によって旋回させられて
噴口(5a)から円状拡散噴射された後、噴頭(6)によ
り扇状に変化されて外部に扇状拡散噴射される。次に、
移動筒体(3)を前方に移動させると、第2図に示すよ
うに中子(4)が噴口基体(1)の先端部(1A)から離
れるので、出口(2)からの液は環状送液路(3a)から
中子(4)の筒内を通って噴口(5a)から直進噴射され
る。
このように移動筒体(3)を後方に移動させれば扇状拡
散噴射し、移動筒体(3)を前方に移動させれば直進噴
射するので、移動筒体(3)を前後に移動させるだけで
直進噴射と扇状拡散噴射との切り換えができる。
第1図に示すように移動筒体(3)が最後方に位置する
とき、即ち中子(4)の螺旋溝(4a)によって与えられ
る旋回力が最大のときに扇状の角度(θ)が最大とな
り、これより移動筒体(3)によって中子(4)が前方
に移動してゆくにしたがって旋回力が次第に小さくなっ
て扇状の角度(θ)がせばまり、そして中子(4)が噴
口基体(1)の先端部(1A)から離れて旋回力がゼロに
なる直前に扇状の角度(θ)が最少となり、そのまま棒
状へと切り換わる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば一本の送液管からの液
を利用するものにおいて直進噴射と扇状拡散噴射との切
り換えが容易に行えて効果的な洗浄ができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す扇状拡散噴射状態の
半断面側面図、第2図は直進噴射状態の半断面側面図、
第3図は第1図を右からみた図、第4図は中子の側面
図、第5図は第4図を右からみた図である。 図において、(1)は噴口基体、(1A)は噴口基体
(1)の先端部、(1a)は内部送液路、(2)は出口、
(3)は移動筒体、(3a)は環状送液路、(4)は中
子、(4a)は螺旋溝、(5)は噴板、(5a)は噴口、
(6)は扇状拡散噴射用噴頭、(7)はキャップを示
す。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一本の送液管の先端に取り付けられかつ内
    部送液路が閉塞される先端部の手前外周面に出口を有す
    る噴口基体、この噴口基体の外周面に前後方向に摺動可
    能に装着されかつ前記噴口基体の先端部外周面との間に
    前記出口と連通する環状送液路を形成する移動筒体、こ
    の移動筒体の先端内周面に保持されかつ内周面に螺旋溝
    を有する筒状中子、この中子の前方に配置されかつ噴口
    を有する噴板、この噴板の前方に配置される扇状拡散噴
    射用噴頭、および前記移動筒体の先端外周面に装着され
    て前記噴板と噴頭とを前記移動筒体に取り付けるキャッ
    プを備え、 前記移動筒体を後方に移動配置したときには前記中子の
    内周面が前記噴口基体の先端部外周面に摺接して前記出
    口からの液が前記環状送液路から前記中子の螺旋溝を通
    り螺旋溝によって旋回力を与えられ前記噴口から円状拡
    散噴射した後、前記噴頭により扇状に拡散噴射されるよ
    うにし、また前記移動筒体を前方に移動配置したときに
    は前記中子が前記噴口基体の先端部から離れて前記出口
    からの液が前記環状送液路から前記中子の筒内を通って
    前記噴口から直進噴射されるようにしたことを特徴とす
    る噴口装置。
JP14507988U 1988-11-07 1988-11-07 噴口装置 Expired - Lifetime JPH07199Y2 (ja)

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JP14507988U JPH07199Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07 噴口装置

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JP14507988U JPH07199Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07 噴口装置

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JPH0266258U JPH0266258U (ja) 1990-05-18
JPH07199Y2 true JPH07199Y2 (ja) 1995-01-11

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ID=31413354

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