JPH0719961U - 雌型端子 - Google Patents
雌型端子Info
- Publication number
- JPH0719961U JPH0719961U JP5031493U JP5031493U JPH0719961U JP H0719961 U JPH0719961 U JP H0719961U JP 5031493 U JP5031493 U JP 5031493U JP 5031493 U JP5031493 U JP 5031493U JP H0719961 U JPH0719961 U JP H0719961U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- female terminal
- terminal
- female
- male terminal
- male
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 雄型端子21を雌型端子10に滑らかに誘導
して、両者の嵌合を行うことができる雌型端子10を提
供する。 【構成】 雌型端子10と嵌合する相手となる雄型端子
21を誘導して受け入れる弧状湾曲部11は、端子の内
側方向に曲げ部を有し、嵌合時、雄型端子21の先端と
接触する弧状湾曲部端を刃受部13の内側方向に向けて
折り返してなる折り返し部12を設けている。
して、両者の嵌合を行うことができる雌型端子10を提
供する。 【構成】 雌型端子10と嵌合する相手となる雄型端子
21を誘導して受け入れる弧状湾曲部11は、端子の内
側方向に曲げ部を有し、嵌合時、雄型端子21の先端と
接触する弧状湾曲部端を刃受部13の内側方向に向けて
折り返してなる折り返し部12を設けている。
Description
【0001】
本考案は、自動車内配線等で使用する雌型端子に関するものである。
【0002】
従来、自動車内配線等で使用する雌型端子は、図2に示すように弾性金属板の 打ち抜き加工により、底板の長手方向の後端側に電線被覆を圧着する被覆挟持片 (図示せず)と電線の心線を圧着する心線挟持片24dを設け、また、前端側に は、弧状湾曲片24bが各々設けられている。この雌型端子24は、例えば、自 動車内配線等に使用する合成樹脂材で形成されたコネクタハウジング22内に収 容され、雌端子係止部23により、コネクタハウジング22からの端子抜け防止 を行っている。
【0003】
しかしながら、上述のようにプレス打ち抜きで雌型端子24を製作するためプ レス打ち抜き切断面である雌型端子の端部は、滑らかでない箇所、つまり、プレ ス打ち抜き時にできる破断面もあり、前記雄型端子21を雌型端子24の刃先受 部24cに差し込み接続する際、雄型端子21先端部が図2に示す弾性片端R部 24aに引っ掛かり、雄型端子21の誘導ができなくなる、あるいは、雌型端子 24に挿入できなくなる等問題が生じていた。
【0004】 また、この時、雄型端子21をさらに挿入させようと押しつけると、雌型端子 24がその挿入力によりコネクタの後方に押されて雌端子係止部23の係止が外 れて、コネクタハウジング22から雌型端子24が脱落するなどの問題を生じる ことがあった。
【0005】
本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであり、前記雄型端子を雌型端子に 滑らかに誘導して、両者の嵌合を行うことができる雌型端子を提供する。
【0006】
本考案は、上述の目的を達成するため、打ち抜きした弾性金属板の両端をほぼ U字型またはV字型に折り曲げてなる弧状湾曲片を有する雌型端子において、前 記両弧状湾曲片の先端を内側に向けて折り返してなる折り返し部を設けたことを 特徴とするものである。
【0007】
本考案の雌型端子によれば、弧状湾曲片の先端を内側に向けて折り返してなる 折り返し部の表面が、滑らかで、かつ、刃先受部の内側方向に、ある程度傾斜し ているため、雄型端子の先端が弧状湾曲片端に引っ掛かって、雄型端子、雌型端 子両者の嵌合がスムースにできない、あるいは、前記両者の嵌合時に雌型端子が コネクタハウジングの係止部から脱落するといった恐れがなく、雄型端子は、雌 型端子の折り曲げ部と接触し、その接触面を滑りながら、雄型端子を雌型端子に 滑らかに誘導することができる。また、これにより、コネクタの嵌合時に不具合 が発生する恐れが減少し、自動車等へのハーネス組み付け作業の効率および品質 安定性が著しく向上する。
【0008】
以下、本考案の実施例について図面を参照して詳細に説明する。 図1は、本考案の雌型端子10の一例を示す斜視図である。 図中11は、雌型端子10と嵌合する相手となる雄型端子を誘導して受け入れ る弧状湾曲片11である。前記弧状湾曲片11は、底板の面板を端子の内側方向 へU字型に湾曲した曲げ部を有し、また、雄型端子との嵌合時、雄型端子の先端 と接触する弧状湾曲片11の先端を刃先受部13の内側方向に向けてU字型また はV字型に折り返してなる折り返し部12を設けている。この折り返し部12は 、折り曲げる前は、刃先受部13から外へ向けて部分的に突設させた面板であり 、その面板を刃先受部13の内側に折り曲げることにより、弧状湾曲片11に折 り返し部12が内包される。さらに、雄型端子と雌型端子10の嵌合時、雌型端 子10に雄型端子を滑らかに誘導するために、刃先受部13の内側方向に、ある 程度傾斜を設けることが好ましい。
【0009】 また、雌型端子10は、例えば、底板16の長手方向の後端側に自動車用電線 を挟持できるように電線の被覆を圧着する被覆挟持片15と電線の心線を圧着す る心線挟持片14が設けられている。前述の底板16の長手方向の後端側の他の 実施例として、雄型端子のタブ形状のもの、あるいは、図中11のように弧状湾 曲片になっていても良い。
【0010】
以上、説明したように、本考案の雌型端子によれば、雄型端子を前記雌型端子 に受け入れる際に雄型端子の先端が接触する弧状湾曲片の先端に表面が平滑な折 り返し部を設けたので雄型端子の先端が弧状湾曲片端に引っ掛かって、雄型端子 、雌型端子両者の嵌合がスムースにできない、あるいは、前記両者の嵌合時に雌 型端子がコネクタハウジングの係止部から外れるといった恐れがなく、雄型端子 と雌型端子は、互いに接触しながら、雄型端子を雌型端子に滑らかに誘導するこ とができる。また、これにより、コネクタの嵌合時に不具合が発生する恐れが減 少し、自動車等へのハーネス組み付け作業の効率および品質安定性が著しく向上 する雌型端子を提供できる等顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の雌型端子の一実施例を示す斜視図。
【図2】従来の雌型端子を含むコネクタと雄型端子の嵌
合する前の断面説明図。
合する前の断面説明図。
10…雌型端子 11…弧状湾曲片 12…折り返し部
Claims (1)
- 【請求項1】打ち抜きした弾性金属板の両端をほぼU字
型またはV字型に折り曲げてなる弧状湾曲片を有する雌
型端子において、前記両弧状湾曲片の先端を内側に向け
て折り返してなる折り返し部を設けたことを特徴とする
雌型端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5031493U JPH0719961U (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 雌型端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5031493U JPH0719961U (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 雌型端子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0719961U true JPH0719961U (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=12855442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5031493U Pending JPH0719961U (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 雌型端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0719961U (ja) |
-
1993
- 1993-09-16 JP JP5031493U patent/JPH0719961U/ja active Pending
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