JPH07199542A - トナー組成物 - Google Patents

トナー組成物

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JPH07199542A
JPH07199542A JP6293490A JP29349094A JPH07199542A JP H07199542 A JPH07199542 A JP H07199542A JP 6293490 A JP6293490 A JP 6293490A JP 29349094 A JP29349094 A JP 29349094A JP H07199542 A JPH07199542 A JP H07199542A
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toner
wax
particles
resin
weight
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JP6293490A
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Bernard Grushkin
グラシュキン バーナード
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Xerox Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワックス分散性を改善して遊離ワックスの
放出を減少させ、現像画像の品質を向上させる優れたト
ナー組成物を提供する。 【構成】 水酸基又は酸基を含むポリエステルのよう
な樹脂粒子とアルキレン−グリシジルメタクリレート重
合体との反応生成物、カーボンブラックのような顔料粒
子及びポリプロピレンのようなワックス成分を含むトナ
ー組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にトナーおよび現像
剤組成物に係り、さらに詳細には本発明は磁性、単一成
分、2成分を含むトナー組成物およびワックス成分を含
む着色トナー組成物に関する。本発明の具体例において
は、トナーは樹脂、特にポリエステル樹脂、顔料、ポリ
プロピレンまたはポリエチレン等のワックス成分および
エチレン−グリシジルメタクリレート共重合体と樹脂に
含有された末端酸基または末端基水酸基またはそれらの
混合物との反応生成物を含み、これはグラフト化された
エチレン−グリシジルメタクリレート共重合体を相溶化
剤として作用させそして以下に示すようなワックスの分
散を容易にする。
【0002】
【化1】
【0003】また本発明によれば、ポリエステル、顔料
粒子、ポリプロピレンワックス等のワックス成分、並び
に相溶化剤を含む正または負に帯電されたトナー組成物
が提供され、この相溶化剤はポリエステルの酸末端基
と、ポリエチレン−グリシジルメタクリレート共重合体
であるものと考えられるロテーダ(LOTADER)
(登録商標)AX8840としてエルフ アトケム ノ
ース アメリカ(ELFATOCHEM North
America)社から入手できる共重合体等のような
エチレン−グリシジルメタクリレート共重合体との反応
によって得られ、それによってワックスのほとんど永久
的な分散を可能にし、またはトナーから放出されるワッ
クスの量を最少化させることができる。
【0004】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】トナー
粒子と関連する遊離ワックス粒子は磁性ロール上で膜形
成を生じ磁性ブラシの機能に悪影響を及ぼすことがあ
る。供給/計量ブレードを用いる単一成分現像において
は、磁性付与ロールにワックスによる膜形成が生じ計量
ブレードの後方へのトナーの滑りを生じて現像のための
付与ロール上のトナーの量を減少させることがある。ま
た遊離ワックスによる受光部の膜形成の恐れもあり磁性
ブラシクリーナーを用いる場合にも膜形成が生じ得る。
更に遊離ワックス粒子が担体粒子を被覆して摩擦電気特
性を変化させそれによって現像剤の寿命を低下させるこ
とがある。またトナーがワックスによって調製されかつ
ワックスの分散が不良でトナーサイズへの粉砕の際に遊
離ワックス粒子を生じさせるような場合には分級によっ
て収集される微細物がワックス中に多くなりそれらの組
成が異なりかつ充分に制御されないためリサイクルする
ことができない。前記およびその他の欠点は本発明のト
ナーおよび方法によって回避ないしは減少される。
【0005】本発明のトナーおよび現像剤組成物は多く
の公知の静電写真法による画像形成および印刷装置に有
用である。本発明の具体例におけるトナー組成物はたと
えば約40ないし70℃の広い融着許容範囲を有し、こ
れはトナー粒子を用紙に定着させるのに必要なたとえば
約100℃ないし180℃の最低定着温度温度とたとえ
ば約150℃ないし約250℃の熱オフセット温度との
間の温度範囲である。さらに本発明のトナー組成物はそ
の特性が用紙の融着ロールからの効果的な剥離を可能に
する低い表面エネルギーおよび低い摩擦係数を有するト
ナー画像を与え、かつ画像の汚れを減少させる。さら
に、本発明の現像剤組成物は長時間にわたって安定な電
気的性質を保持し、そしてこれらの組成物によればたと
えば摩擦帯電値に実質的な変化が生じない。
【0006】ポリプロピレンおよびポリエチレンなどの
ようなワックスを有するトナーは公知である。これらの
幾つかのトナーに関する問題は、特にトナー樹脂がポリ
エステルである場合にワックス成分がトナーから放出さ
れたとえばトナーの摩擦特性等のようなトナー特性に悪
影響をおよぼすことである。たとえば、その開示内容す
べてを本文中に援用する英国特許公報第1442835
号公報には樹脂粒子および分子量が約1500ないし約
20000のポリエチレンおよびポリプロピレンなどの
ようなポリアルキレン化合物を含むトナー組成物が示さ
れており(第3頁97〜119行)、これらの組成物は
静電画像形成法におけるトナーのオフセットを防止す
る。さらに前記英国特許公報によれば、パラフィンワッ
クスを脂肪酸の金属塩と共にまたは単独で添加すること
が開示されている(第2頁55−58行)。また米国特
許第4997739号にもMwが約200ないし約60
00のポリプロピレンワックスを含むトナー配合物が示
され、熱オフセットを改善している。
【0007】しかし、ポリオレフィンまたはワックスを
トナーに含有させることについては種々の問題が見られ
る。たとえばポリプロピレンワックスをトナーに含有さ
せてその熱融着ロールからの剥離を改善しまたは定着し
たトナー画像の潤滑性を改善する際に、ワックスがトナ
ー樹脂中に良好に分散しないことが観察された。その結
果、たとえば流体エネルギーミルにおける粉砕工程中で
遊離ワックス粒子が放出される。このトナー樹脂中のワ
ックスの分散不良、したがってワックスの損失が意図さ
れた剥離機能を損ねることになる。たとえば剥離爪によ
って生じるゼログラフィー現像トナーのベタ領域での引
掻きずがこの剥離不良の結果として観察された。更に現
像剤に残存する遊離ワックスがゼログラフィー装置に存
在するトナー除去ロールに蓄積してハードウェアの故障
を生じる。
【0008】前記のすべてのおよびその他の問題は本発
明の具体例におけるトナー組成物および方法によって解
消ないしは減少することができる。ワックス粒子の放出
はたとえばトナーの機械的混合工程中でのワックスの分
散不良の結果である。トナー添加物はトナーしたがって
現像剤に対しそれらの個有の機能を付与するために一次
トナー樹脂中において充分に分散すべきである。溶融混
合の間に分離した溶融相となるワックス状ポリプロピレ
ン、ビスコール(VISCOL)550P(商品名)等
のようなある種の添加物については、ワックスと樹脂と
の間の粘度差は大きくへだたったものとなり得、したが
ってワックス相のドメインの大きさを減少させることが
困難になる。
【0009】また分散不良は重合体間の固有な熱力学的
な非相溶性によっても生じ得る。樹脂とワックスとの間
のフローリー−ハギンス(Flory-Huggins)相互作用パラ
メターは通常正方向(反撥)であってかつ大きく、した
がって界面エネルギーは大きなドメインへの相分離のた
めに極めて大きなまゝとなり界面の面積を減少させる。
【0010】融解物の温度を低く保つことができそして
重合体の粘度がそれほど異なっていないときには、公知
のバンバリーミキサーおよびゴムミル等のような特定の
形式のミキサーにおいてトナー配合物を機械的に混合す
ることにより遊離ワックスをある程度まで減少させる成
果が得られている。しかし、溶融温度が典型的により高
い配合押出機においてはワックスの分散を効果的に生じ
させることは困難である。
【0011】本発明の相溶化剤の導入は異なった重合体
間、より詳細にはトナー樹脂とワックスとの間における
固有の非相溶性を克服しそれによって処理温度の許容範
囲を拡げそしてたとえば押出機などのような多様な装置
におけるトナーの調製を可能にするためになされてい
る。また本発明によれば、熱力学的な相溶性の改善によ
って大きな相分離のオーバータイムに対する母相樹脂中
におけるワックス等のような二次重合体相のより安定な
分散が与えられる。
【0012】その開示内容をすべて本文中に援用する米
国特許第5229242号(D/91096)には、樹
脂粒子、顔料粒子、ワックス成分粒子及び相溶化剤を含
むトナー組成物;第一の樹脂粒子、第二の架橋樹脂粒
子、顔料、ワックス成分粒子ならびにグラフト共重合体
またはブロック共重合体を含む相溶化剤を含むトナー組
成物;および相溶化剤が式A−b−B、A−b−B−b
−AまたはA−g−B(式中A−b−Bは2セグメント
のブロック共重合体であり、AおよびB、A−b−B−
b−Aは3セグメントのブロック共重合体であり、A−
g−BはセグメントAおよびBのグラフト共重合体であ
る)で表されるクレーム2のトナー組成物が記載されて
いる。
【0013】本発明においては、相溶化剤のエチレン−
グリシジルエステルはポリエステル等のような樹脂と反
応され、そしてそれ自体では官能基を有するある種のワ
ックスたとえば酸化ワックス等が溶融ロールの表面に対
する親和性を帯びてその表面を覆いそして溶融装置の寿
命を低下させる溶融等におけるようなトナーの機能性に
干渉しない。ブロック重合体を相溶化剤として用いる場
合には、各セグメントは理想的には最適な性能が得られ
るように各相と相溶化するように特別に設計されること
が必要である。これは特に比較的低分子量のポリエステ
ルがバインダー樹脂であるような場合には必ずしも容易
ではない。本発明においては、グリシジルエステルがポ
リエステル末端基と反応しそれによってポリエチレンを
ポリエステルにグラフトさせるので、ポリエチレンとワ
ックスとの相溶化を考慮するだけでよい。
【0014】本発明の具体例においてはトナー樹脂粒
子、特に樹脂とワックスとの混合物の分散の改善;トナ
ー中におけるワックスの分散の改善したがってワックス
のトナー製造工程の粉砕作業中における遊離ワックス粒
子の形態としてのトナーからワックスの好ましくない放
出の解消及びその後のこれらの遊離ワックス粒子による
ゼログラフィー装置の各部の汚染の解消;融着ロールか
らの放出の間に改善をもたらすためのトナー中における
ワックスの濃度の維持及び剥離爪によって生じる好まし
くない引っ掻ききずの回避;トナー製造工程の機械的な
混合作業中における広いプロセス許容範囲が与えられ;
押出機を含めた多くの装置におけるトナーの効果的な機
械的混合を可能とし;トナー成分の荷電添加物、顔料お
よび融着ロールとの相互作用の防止または軽減、トナー
及び現像剤粉末の流動特性の改善などを含めて、多くの
具体的利点が本発明に関連している。
【0015】本発明の目的においては押出機を含めた多
くの装置において得られる樹脂とワックス成分との改善
された分散を可能にするトナー及び現像剤組成物が提供
される。
【0016】更に本発明の別の目的は相溶化剤を有する
トナーおよび現像剤組成物を提供し、得られたトナーに
ついてトナー調製の間に二次重合体のみからなる粒子の
好ましくない生成が解消ないしは減少されるような組成
物を提供することにある。
【0017】本発明の更に別の目的においては、トナー
中の二次重合体相が安定し、特に具体例においては実質
的な相分離がたとえば3ヶ月間等の長期にわたって回避
される。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の前記およびその
他の目的は具体例においてトナー及び現像剤組成物を提
供することにより達成される。さらに詳細には、本発明
はトナー樹脂粒子、特にポリエステルに含まれる末端水
酸基または末端酸基とエチレン−グリシジルメタクリレ
ート共重合体との反応生成物、顔料粒子、ワックス及び
必要に応じて荷電添加物、表面添加物等のような内部お
よび外部トナー添加物を含むトナー組成物に関する。
【0019】本発明の具体例においては、ポリエステル
の末端水酸基とエチレン−グリシジルメタクリレート共
重合体との反応生成物、顔料または染料、日本のサンヨ
ーケミカルス(Sanyo Chmicals)からビスコール550
P(商品名)およびビスコール660P(商品名)とし
て入手可能なポリエチレンおよびポリプロピレン等の低
分子量ワックスまたはそれらの混合物などを含むトナー
組成物が提供される。
【0020】さらに本発明によれば変性ないしは反応さ
れた樹脂特にポリエステル粒子、顔料粒子、低分子量ワ
ックスおよび荷電改良添加物を含む、負または正に荷電
されるトナー組成物が提供される。本発明の他の具体例
は前記トナーおよび担体粒子を含む現像剤組成物に関す
る。
【0021】さらに、本発明の具体例においては、トナ
ー組成物、マグネタイト、カーボンブラックまたはそれ
らの混合物等のような顔料粒子、日本のサンヨーケミカ
ルスからビスコール550P(商品名)およびビスコー
ル660P(商品名)として入手可能なポリエチレンお
よびポリプロピレン等の低分子量ワックス及び必要に応
じて荷電改良添加物、特にたとえばその開示内容すべて
を本文中に援用する米国特許第4560635号に記載
されたジステアリルジメチルアンモニウムメチルスルフ
ェート、及び担体粒子を含む現像剤組成物が提供され
る。
【0022】前記組成物の担体成分としては鋼、鉄また
はフェライトのような多くのの公知の材料、特に米国特
許出願第751922号に記載されているような被覆物
を含む重合体被覆物をそれらの上に有するものを選択す
ることができる。前記係属中の出願に記載されている一
つの被覆物は塩化ビニルとトリフルオロクロロエチレン
との共重合体であって、たとえばカーボンブラック等を
含む電導性物質が重合体被覆物中に分散されている共重
合体を含む。前記放棄された出願中に開示された一つの
具体例はステレンブタジエン共重合体樹脂粒子及びアル
キルピリジニウムハライド、アンモニウムスルフェート
および有機スルフェートまたはスルホネート組成物から
なる群より選ばれる荷電改良添加物及びビニル共重合体
またはビニルホモ重合体の被覆物を有するコアを含む担
体粒子を含む現像剤組成物である。
【0023】本発明のトナー及び現像剤組成物のために
選択され、そしてたとえば約60重量%ないし95重量
%等のような種々の有効量で存在する適切なトナー樹脂
の例としては、例えば米国特許第3590000号およ
び米国特許第5227460号などに記載されているよ
うな一級ポリエステルが含まれる。適当な末端基を含む
ように変性されたすなわち、たとえばステアリン酸また
は水酸基含有モノマーとそれとの共重合を行うことによ
って変性されたその他の適切な樹脂としては、ビスフェ
ノールAとプロピレンオキサイドをを反応させ、次いで
得られた生成物をフマル酸と反応させることによって得
られるポリエステル樹脂、およびジメチルテレフタレー
ト、1,3−ブタンジオール、1,2−プロパンジオー
ルおよびペンタエリトリトールの反応によって得られる
分枝ポリエステル樹脂、ポリアミド、ポリエステルアミ
ド及びポリイミドが含まれる。特に好ましいものは開示
内容すべてを本文中に援用する米国特許第522746
0号に記載されたポリエステルである。
【0024】たとえばリーガル(REGAL)330
(登録商標名)、ブラックパール(BLACK PEA
RLS)(登録商標名)、バルカン(VULCAN)
(登録商標名)およびそれらの混合物などを含む多くの
周知の適当な顔料をトナーの着色剤として選択すること
ができる。好ましくはカーボンブラックであるこの顔料
はトナー組成物を着色しそれによって鮮明な可視像の形
成を可能にするのに充分な量で存在させるべきである。
一般に顔料粒子はトナー組成物の全重量を基準にして約
1重量%ないし約20重量%、そして好ましくは約5な
いし約10重量%の量で存在するが、具体例においては
これより少量のもしくは大量の顔料粒子を選択してもよ
い。
【0025】顔料粒子がマピコブラック(MAPICO
BLACK)(登録商標名)として市販されているも
のを含む公知のマグネタイトを含む場合には、それらは
トナー組成物中に通常約10重量%ないし約70重量%
の量、そして好ましくは約10重量%ないし約30重量
%の量で存在する。また、顔料粒子としてカーボンブラ
ックまたはこれと同様な顔料とマグネタイトとの混合物
を選択することもでき、これらの混合物はたとえば約6
ないし約70重量%のマグネタイトおよび約2%ないし
15重量%のカーボンブラックを含む。
【0026】本発明の別の具体例においては、顔料また
は着色剤として公知のマゼンタ、シアンおよび/または
イエロー粒子ならびにそれらの混合物を含む着色トナー
組成物が提供される。
【0027】たとえば約1,000ないし約2,000
そして好ましくは約1,000〜約7,000の低分子
量のワックスの例としてはここに引用する英国特許公報
第1442835号に記載されているようなポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のようなもの、特にビスコール5
50P(商品名)およびビスコール660P(商品名)
が挙げられる。多くの場合日本のサンヨーケミカルスか
ら入手することのできる前記ワックスは、たとえば約
0.5ないし約10、そして好ましくは約3ないし約7
重量%の量のような種々の有効量でトナー中に存在す
る。ワックスの機能の例は融着後の用紙の剥離を改善し
そして融着トナー像に対して潤滑性を与えることであ
る。ワックスのトナーからの放出または分離はこれらの
機能を減少させることになる。また、ワックスの分散が
良好でないトナーは粉砕率が低くそしてトナーと共に残
留することのある遊離ワックスがゼログラフィーのクリ
ーニング装置の内部に蓄積して機械の故障を生じる。
【0028】ポリエステル等のようなトナー樹脂と反応
させることのできる共重合体の例としては、ベンゾイル
パーオキシドで架橋されそれによって30重量%のゲル
を形成する、プロポキシル化ビスフェノールAとフマル
酸との反応生成物を含むポリエステルと溶融混合された
時にワックス分散剤として特に有効な8重量%のグリシ
ジルエステルを含むエルフ アトケェム エヌ・エー
(ELF ATOCHEM、NA)社より入手できるロ
テーダ(LOTADER)AX8840(商品名)エチ
レン−グリシジルメタクリレートエステルが含まれる。
ポリエステルと0.5ないし5.0重量%そして、好ま
しくは、1.0ないし3.0重量%のロテーダAX88
40(商品名)との反応生成物は前記ワックス、顔料お
よび必要に応じて荷電改良添加物の存在化でウェルナ、
フレイドラ(Werner Pfleiderer)押出機において得るこ
とができる。押出設定温度は放出される押出物の温度が
115℃ないし160℃となるように調節された。ビス
コール660P(商品名)を用いる場合には、好ましい
温度は約138℃ないし約150℃であった。ペトロラ
イト(PETROLITE)社から入手できるポリワッ
クス(POLYWAX)1000(商品名)等の結晶性
ポリエチレンを用いた場合には、押出機設定温度を押出
機から放出される押出物の温度が100℃ないし120
℃となるように調節した。
【0029】本発明の別の具体例では、ロテーダAX8
840及びプロポキシル化ビスフェノールAとフマル酸
との反応生成物を0.3ないし15重量%のベンゾイル
パーオキサイドの存在下で140℃ないし180℃の温
度で押し出した。次いで押出物をさらにワックス、顔料
および荷電改良剤と共に再び押し出し、その後粉砕によ
ってトナーにした。
【0030】また、ロテーダAX8840(商品名)お
よびワックスを1:1ないし10:1の割合でマスター
バッチとして溶融混合しついでポリエステル、顔料およ
び付加的なワックスと共に再び押し出した。この場合、
構成成分の割合をロテーダAX8840(商品名)が
0.2ないし10そして好ましくは1ないし4重量%の
量で存在しそしてワックスが2ないし10重量%そして
好ましくは3ないし7重量%の量で存在するように調節
することができる。押出による融解混合の後、交差偏光
器を有する400倍光学顕微鏡によって7ないし10μ
mトナーの平均体積サイズへの微粒子化および分級を検
査し、そして複屈折粒子の外見によって示されるような
遊離ワックスが含まれていないことが判明した。
【0031】たとえば約0.1ないし約20そして好ま
しくは1ないし約5重量%のような種々の有効量で存在
する随意の荷電改良添加物の例としては、その開示内容
すべてを本文中に援用する米国特許第4298672号
に記載されたセチルピリジニウムクロライドなどのよう
なアルキルピリジニウムハライド、その開示内容すべて
を本文中に援用する米国特許第4338390号に記載
されたセチルピリジニウムテトラフルオロボレート、第
四級アンモニウムスルフェートおよびスルホネート荷電
制御剤、その開示内容すべてを本文中に援用する米国特
許第4338390号に記載されたステアリルフェネチ
ルジメチルアンモニウムトシレート、その開示内容すべ
てを本文中に援用する米国特許第4560635号に記
載されたジステアリルジメチルアンモニウムメチルスル
フェート、ステアリルジメチル水素アンモニウムトシレ
ート、米国特許第4845003号に記載されたジステ
アリルジメチルアンモニウムビスルフェート、内部アン
モニウム塩、ボントロン(BONTRON)E−88
(商品名)などのアルミニウム錯塩等の負荷電添加物並
びにその他の同様な公知の荷電改良添加物などが挙げら
れる。
【0032】本発明のトナーおよび現像剤組成物につい
て、特に相溶化剤、直鎖状ポリエステルおよびフリーラ
ジカル開始剤をまず押し出す場合、それらのうちに存在
し得る成分は重合体連鎖の少なくとも約80%がその一
方の連鎖末端で水酸基によって停止されている完全に飽
和された炭化水素骨格からなる直鎖状重合体アルコール
であって、このアルコールは下記の式によって表され: CH3 (CH2 n CH2 OH (式中、nは約30ないし約300、そして好ましくは
約30ないし約100の数である)、そしてこれらのア
ルコールはペトロライト社から入手することができる。
【0033】本発明のトナー組成物と混合するために選
択することのできる担体粒子の例としては、トナー粒子
の極性とは逆の極性の電荷を摩擦電気的に得ることので
きる粒子が挙げられる。したがって、これらの担体粒子
は負極性を有しそれによって正電荷に荷電されているト
ナー粒子を担体粒子に対してその周囲に付着させること
ができるように選択される。また、負極性を有するトナ
ー組成物を可能にするような正極性を持った担体粒子を
選択することもできる。選択される公知の担体粒子の例
としては、粒状ジルコン、粒状ケイ素、ガラス、鋼、ニ
ッケル、鉄、スチュワード ケミカルズ(Stewar
d Chemicals)から入手できる銅亜鉛フェラ
イトなどのフェライトなどが挙げられる。
【0034】これら担体粒子上にはカイナール(KYN
AR)(登録商標名)などのフッ素重合体やポリメチル
アクリレート等の公知の被覆物が含まれる。選択される
特定の被覆材の例としては、カーボンブラック等のよう
な電導性粒子を含む塩化ビニル/トリフルオロクロロエ
チレン共重合体等が挙げられる。その他の被覆材として
はポリビニリデンフルオライド樹脂、ポリ(クロロトリ
フルオロエチレン)、フッ素化エチレン−プロピレン共
重合体等のようなフッ素系重合体、その開示内容すべて
を本文中に援用する米国特許第3467634号および
3526533号に記載されたスチレン、メチルメタク
リレートおよびトリエトキシシラン等のようなシランか
らなる三元共重合体;ポリテトラフルオロエチレン、フ
ッ素含有ポリアクリレートおよびポリメタクリレート;
塩化ビニルとトリクロロフルオロエチレンとの共重合
体;ならびにその他の公知の被覆材が挙げられる。また
担体としては引例米国特許第4937166号および4
935326号に記載された混合物、特に二つの重合体
被覆材からなる混合物を有する芯体を含む成分が選択さ
れる。
【0035】また担体粒子の直径は変化し得るが、一般
にそれらの直径は約50μmないし1,000μm、そ
して好ましくは約65ないし約200μmであって、こ
れらの粒子はたとえば現像工程の間の静電画像に対する
付着を回避できるのに充分な密度と慣性とを有すること
ができる。担体粒子は約100部ないし約200重量部
の担体に対して約1ないし3重量部などのような種々の
適宜な組合せでトナー粒子と混合することができる。
【0036】本発明のトナー組成物は反応させられたト
ナー樹脂粒子、顔料粒子または着色剤、および必要に応
じて添加物を混合および溶融混合しついで分級を含めた
機械的な粉砕を加えることを含む多くの公知の方法によ
って製造することができる。トナー粒子は通常粉砕およ
び分級されそれによってトナー粒子の平均体積粒子直径
がコールターカウンターで測定して約7ないし約25そ
して好ましくは約10ないし15μmとなる。本発明の
トナー組成物はニュージャージー州、ラムゼーのウェル
ナ&フライドラ社によって供給される形式の共回転相互
結合ツインスクリュー押出機等のような配合押出機中に
おいて調製するのに特に適している。相溶化剤を包含さ
せることについての利点は機械的な混合プロセスには限
定されず、たとえば本発明のトナー組成物を用いること
によりバンバリーゴムミル等のようなその他の公知の製
造方法において改善された分散および固着が実現され
る。
【0037】本発明のトナー及び現像剤組成物は例えば
セレニウム、セレニウム合金のような慣用の受光体を含
む静電複写画像形成システム中の現像画像に用いるため
に、選択され得る。 (比較例1)その開示内容すべてを本文中に援用する米
国特許第5227460および米国特許出願第8146
41号に記載されたベンゾイルパーオキシドにより架橋
されて30重量%のゲルを形成するプロポキシル化ビス
フェノールAとフマル酸との縮合生成物を含む89重量
%の前記反応させられたポリエステル樹脂、日本のサン
ヨーケミカルスより入手できる4重量%のポリプロピレ
ンワックスビスコール660P(商品名)、および6重
量%のカーボンブラック リーガル330(登録商標
名)を含むトナー組成物を、ウェルナ&フライドラーZ
SK−40ツインスクリュー押出機を用いてバレル設定
温度範囲を90ないし140℃として前記各成分を機械
的に混合することによって調製した。粉砕および分級の
後、コールターカウンターによる測定での体積平均直径
が約9μmのトナー粒子が得られた。遊離ワックス粒子
は0.6重量%であった。遊離ワックス粒子はカーボン
ブラックを含有せずそのため通常のトナー粒子よりも軽
量であった。次いで比重差による遠心分離技術を用いて
より軽量のワックス粒子を分離しそれらの重量%を測定
した。前記トナーについての透過型電子顕微鏡解析によ
れば、TEM顕微鏡写真上に計測された最大突出寸法の
ワックスのドメインは約2ないし4μmであった。示差
走査熱量測定法(DSC)を用いてトナー中のワックス
の量を計量した。このトナーにおいては、ワックス含有
量はトナーの2.5重量%であった。トナーの分級によ
って収集されたトナー微粉末物のDSCによる解析によ
れば、それらは5.5重量%のワックスを有しており、
分級されたトナー中のワックスの減少量の一部の原因と
なっている。
【0038】次いで押出機中において130℃で機械的
に混合された4.5%のトナー濃度すなわち担体100
重量部についてトナー4.5重量部の前記配合トナー組
成物と、芯体上の0.8重量%のフっ化ポリビニリデン
およびポリメチルメタクリレート60/40の被覆剤を
有する鋼製芯体を含む担体とを添加混合することにより
現像剤組成物を調製した。次いで、配合した現像剤組成
物を、トナー搬送手段、トナー計量/供給手段および現
像領域を有する米国特許第4394429号記載の静電
写真画像形成装置中に装填した。1000コピー以下で
印刷品質に欠陥が認められ、これらは融着ロールから適
切に剥離できなかった融着画像に起因するものであっ
た。
【実施例】
(実施例1)押出機中における溶融混合の間に4重量%
の量のロテーダAX8840(商品名)をトナー中に包
含させたことを除いては比較例1の手順を反復すること
によりトナーを調製した。空気粉砕による微粒子化およ
び分級の後、9.5μmのトナーが0.1重量%の遊離
ワックス粒子を含むことが認められた。トナーの全ワッ
クス成分についてのDSC解析によればトナーが3.7
重量%を含むことが示された。
【0039】次いで前記の配合したトナー組成物を4.
5%トナー濃度で担体と添加混合することにより現像剤
組成物を調製した。次いでこの調製した現像剤組成物を
比較例1と同一の静電写真画像形成装置に装填し、20
000コピーの試験作業を行った。現像された画像のコ
ピー品質は試験全体を通して優れていた。用紙は融着後
容易に剥離され、視覚検査による測定では現像されたベ
タ領域に剥離爪によって生じる引掻ききずは認められな
かった。 (実施例2)3重量%のロテーダAX8840(商品
名)および3重量%のビスコール660P(商品名)を
ZSK−40押出機中において6重量%のリーガル33
0(登録商標名)カーボンブラックと溶融混合すること
を除いては実施例1の手順を反復することによってトナ
ーを調製した。押出物を微粒子化および分級して平均
9.8μmの大きさ(体積)とした。遊離ワックス粒子
は検出されず、そしてDSC解析によって測定した全ワ
ックス含有量はトナーの4.0重量%であった。トナー
についてのTEM検査によればワックスドメインは一般
にその最長寸法においても1μmより小さいことが示さ
れた。
【0040】4.5部のトナーおよび100部の担体を
含む現像剤を調製することによるトナーの引き続く試験
によって実施例1と匹敵する結果が得られ、現像画像の
コピー品質は優れており、そして用紙は融着後容易に剥
離された。視覚検査による測定では現像されたベタ領域
に剥離爪によって引掻ききずは生じなかった。 (実施例3)別の実施態様では、2部のロテーダAX8
840(商品名)およびプロポキシル化ビスフェノール
Aとフマル酸との反応生成物である100部の直鎖状不
飽和ポリエステル反応生成物をZSK−40押出機中に
おいて0.9部のベンゾイルパーオキシドの存在下で1
60℃の溶融温度において溶融混合した。次いでこの生
成物をフィッツミル(Fitzmill)を用いて50
0μmのやや細かな粉末に粉砕し5部のリーガル330
(登録商標名)カーボンブラックおよび4部のビスコー
ル660P(商品名)ワックスと溶融混合した。次いで
得られたトナー押出物を9.5μmの平均体積直径に微
粒子化および分級した。0.2重量%の遊離ワックス粒
子および3.9重量%の全ワックス含有量が認められ
た。引きつづくゼロックス社の5090装置による試験
においては、このトナーによって調製された現像剤が優
れたコピー品質をもたらし、そして融着したコピーのベ
タ領域について視覚的検査により測定したところ剥離爪
による引掻ききずは認めれなかった。 (実施例4)ZSK−53押出機において、60部のロ
テーダAX8849(商品名)および40部のビスコー
ル660P(商品名)を170℃で溶融混合した。次い
で7部のこの押出物を5部のリーガル330(登録商標
名)カーボンブラック、1.2部のビスコール660P
(商品名)およびベンゾイルパーオキシドで架橋されて
30重量%のゲル分を有するポリエステルを生じている
プロポキシル化ビスフェノールAとフマル酸の86.8
部の反応生成物(比較例1のポリエステル参考)を混合
した。次いで押出物を微粒子化および分級して平均体積
直径8.9μmのトナーを生成した。トナーについての
分析によれば、0.05重量%の遊離ワックス粒子が存
在していた。トナーはDSC解析によれば3.9重量%
の全ワックス含有量を有している。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 9/08 365

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水酸基又は酸基を含む樹脂粒子とアルキ
    レン−グリシジルメタクリレート重合体との反応生成
    物、顔料粒子及びワックス成分を含むトナー組成物。
  2. 【請求項2】 酸基又は水酸基を含むポリエステルとア
    ルキレン−グリシジルメタクリレート重合体との反応生
    成物、顔料及びワックス成分を含むトナー組成物。
  3. 【請求項3】 水酸基又は酸基を有する樹脂粒子とアル
    キレン−グリシジルメタクリレート重合体との反応生成
    物、顔料粒子及びワックス成分を溶融混合することを含
    む、トナーから放出するワックスの量を最少化する方
    法。
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