JPH071992Y2 - アイスクリーム未凍結吸引装置 - Google Patents

アイスクリーム未凍結吸引装置

Info

Publication number
JPH071992Y2
JPH071992Y2 JP5917592U JP5917592U JPH071992Y2 JP H071992 Y2 JPH071992 Y2 JP H071992Y2 JP 5917592 U JP5917592 U JP 5917592U JP 5917592 U JP5917592 U JP 5917592U JP H071992 Y2 JPH071992 Y2 JP H071992Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction
ice cream
molding mold
reducer
unfrozen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5917592U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0623480U (ja
Inventor
金雄 青砥
章三 青砥
Original Assignee
有限会社三栄製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社三栄製作所 filed Critical 有限会社三栄製作所
Priority to JP5917592U priority Critical patent/JPH071992Y2/ja
Publication of JPH0623480U publication Critical patent/JPH0623480U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH071992Y2 publication Critical patent/JPH071992Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Confectionery (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、アイスクリーム製造機
に設置され、二層構造のアイスクリームやアイスキャン
ディー等を製造する際に使用されるものであり、成型モ
ールド内の未凍結状態のアイスクリームを均等且つ確実
に抜き取れるようにしたアイスクリーム未凍結吸引装置
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、二層構造のアイスクリームやア
イスキャンディー等を製造するアイスクリーム製造機
は、図8に示す如く、アイスクリームミックス等を成型
モールドに充填する第1充填機25及び第2充填機26
と成型モールド内の未凍結状態のアイスクリームを抜き
取るアイスクリーム未凍結吸引装置27とを有する充填
部28と、ブライン層を有する冷却部29と、成型モー
ルドからアイスクリームを分離する離型部30と、離型
されたアイスクリームを送り出す送り出し部31等から
構成されている。又、充填部28から離型部30に亘っ
ては、間欠的に循環移動する一対の平行な無端状チェー
ン32が配設されて居り、当該無端状チェーン32間に
一定間隔を於いて多数の成型モールドが取り付けられて
いる。
【0003】而して、前記アイスクリーム製造機に於い
ては、間欠移動する成型モールド内に第1充填機25か
らアイスクリームミックスを充填してこの成型モールド
をブライン層に浸し、アイスクリームの外周部分のみが
硬化した時点で成型モールド7内の未凍結状態のアイス
クリームをアイスクリーム未凍結吸引装置27によって
抜き取り、アイスクリームが抜き取られた空洞部分に第
2充填機26から他の種類のアイスクリームミックスや
果肉等を充填し、引き続き成型モールドをブライン層に
浸した状態で平行移動させ、アイスクリームが半硬化状
態になった時点でアイスクリーム中にスティック差込み
機(図示省略)によってスティックを差し込み、その後
アイスクリームが完全に硬化した状態で成型モールドを
ブライン層から引き上げ、成型硬化されたアイスクリー
ムを離型部30で成型モールドから抜き出すようにして
いる。このようにして、二層構造のアイスクリームやア
イスキャンディーが製造されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記アイス
クリーム製造機に用いられている従前のアイスクリーム
未凍結吸引装置27は、図9に示す如く、成型モールド
7の上方位置に昇降自在に配設された吸引管33と、吸
引管33に一定間隔毎に接続され、吸引管33の下降時
に成型モールド7内に挿入される複数の吸引ノズル34
と、吸引管33の一端にビニールホース等を介して接続
された吸引ポンプ35等から構成されて居り、間欠移動
する成型モールド7の停止時に、吸引管33が下降して
吸引ノズル34を成型モールド7内に挿入すると共に、
吸引ポンプ35が駆動して成型モールド7内の未凍結状
態のアイスクリームを吸引ノズル34、吸引管33及び
ビニールホース等を介して吸引するように為されてい
る。ところが、前記アイスクリーム未凍結吸引装置27
に於いては、吸引管33に一定間隔毎に吸引ノズル34
を接続し、吸引管33の一端部にビニールホース等を介
して吸引ポンプ35を接続する構成としている為、各吸
引ノズル34先端と吸引ポンプ35との距離が区々にな
り、各吸引ノズル34に圧力が均等に掛からなかった。
その結果、従前のアイスクリーム未凍結吸引装置27を
使用した場合には、成型モールド7内の未凍結状態のア
イスクリームを均等に抜き取れなかったり、或いは抜き
漏れが発生すると云う問題があった。延いては、アイス
クリームの製品価値を著しく低下させてしまうことにな
る。特に、吸引ノズル34の本数が覆い場合には、前記
問題がより一層助長されることになる。
【0005】本考案は、上記の問題点を解消する為に創
案されたものであり、その目的は成型モールド内の未凍
結状態のアイスクリームの抜き取りを均等且つ確実に行
えるようにしたアイスクリーム未凍結吸引装置を提供す
るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本考案のアイスクリーム未凍結吸引装置は、間欠移
動する成型モールドの上方位置に昇降自在に配設され、
成型モールド内に挿入自在な複数の吸引ノズルと、一端
側に吸引ノズルの数と同数の流入口を有すると共に、他
端側に一つの流出口を有するレジューサーと、各吸引ノ
ズルとレジューサーの各流入口とを夫々接続する同一長
さの複数の吸引管と、レジューサーの流出口に接続さ
れ、成型モールド内の未凍結状態のアイスクリームを吸
引ノズル、吸引管及びレジューサーを介して吸引する吸
引ポンプとから構成したものである。
【0007】
【作用】第1充填機からアイスクリームミックスが充填
された成型モールドは、ブライン層に浸った状態で間欠
移動し、アイスクリーム未凍結吸引装置の吸引ノズルの
下方位置側へ移動する。成型モールドの間欠移動中にア
イスクリームの外周部分のみがある程度硬化すると、成
型モールドの停止時に於いて、吸引ノズルが下降し、そ
の先端が成型モールド内の未凍結状態のアイスクリーム
内に挿入される。吸引ノズルが未凍結状態のアイスクリ
ーム内に挿入されると、吸引ポンプが駆動する。これに
よって、成型モールド内の未凍結状態のアイスクリーム
は、吸引ノズル、吸引管及びレジューサーを順次経て吸
引ポンプ内に流入する。そして、吸引ポンプ内に流入し
たアイスクリームは、吸引ポンプから排出された後、第
1充填機へ循環され、再度成型モールド内に充填され
る。一方、成型モールドのアイスクリームが抜き取られ
た空洞部分には、第2充填機から他の種類のアイスクリ
ームミックスや果肉等が充填され、成型モールドは引き
続きブライン層に浸った状態で平行移動して行く。この
アイスクリーム未凍結吸引装置に於いては、各吸引ノズ
ルと吸引ポンプとを複数の流入口を有するレジューサー
及び同一長さの吸引管を介して接続している為、各吸引
ノズル先端と吸引ポンプとの距離が同一になり、各吸引
ノズルには圧力が均等に掛かることになる。その結果、
成型モールド内の未凍結状態のアイスクリームは、均等
且つ確実に抜き取られることになる。延いては、均質な
二層構造のアイスクリームやアイスキャンディーを製造
することができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本考案の実施例に係るアイスクリー
ム未凍結吸引装置の概略斜視図であって、当該アイスク
リーム未凍結吸引装置は、複数の吸引ノズル1、レジュ
ーサー2、複数の吸引管3及び吸引ポンプ4等から構成
されて居り、図8に示すアイスクリーム製造機の第1充
填機25と第2充填機26との間に配置されている。
【0009】前記吸引ノズル1は、先端が閉塞された略
逆L字型のステンレス製パイプにより形成されて居り、
先端部周壁には図5に示すように未凍結状態のアイスク
リームを吸引する為の吸引孔1aが穿設されている。
尚、本実施例では、吸引ノズル1は、12本使用されて
いる。そして、吸引ノズル1は、間欠移動する成型モー
ルド7の上方位置に後述するノズル支持機構6を介して
昇降自在且つ成型モールド7の進行方向へ往復動自在に
配設されて居り、成型モールド7の停止時には成型モー
ルド7内へ挿入自在となっている。前記ノズル支持機構
6は、図1に示す如く、成型モールド7の上方位置で成
型モールド7の進行方向へ沿って移動自在に配設された
台車8と、台車8の上面に縦向きに配設されたエアシリ
ンダ9と、エアシリンダ9のロッド9a先端に固定され
た水平な支持板10とから構成されて居り、前記支持板
10に吸引ノズル1が垂直姿勢で且つ一定の間隔を開け
て取り付けられている。従って、吸引ノズル1は、エア
シリンダ9を伸縮することによって支持板10を介して
昇降動し、又、台車8を移動させることによって成型モ
ールド7の進行方向へ沿って移動することになる。
【0010】前記レジューサー2は、ステンレス材によ
り形成されて居り、一端側に吸引ノズル1の数と同数の
流入口2aを有すると共に、他端側に一つの流出口2b
を有している。本実施例では、レジューサー2は、図2
及び図3に示す如く、下端部に一つの流出口2bを形成
した円錐管2cと、円錐管2cの上端に固着され、上端
開口を覆う蓋2dと、蓋2dの周縁部に等間隔毎に挿通
固着され、流入口2aを形成する12本の短管2eと、
蓋2dの裏面中央部に固着され、各流入口2aから流入
したアイスクリームが流出口2bへ円滑に流れるように
案内する円錐形状のガイド体2fとから構成されてい
る。
【0011】前記吸引管3は、各吸引ノズル1の上端部
とレジューサー2の各流入口2a(短管2e)とを夫々
接続するものであり、同一長さに形成されている。尚、
本実施例では、吸引管3には可撓性を有するビニールパ
イプが使用されて居り、当該吸引管3は吸引ノズル1の
動きに追随できるようになっている。
【0012】前記吸引ポンプ4は、レジューサー2の流
出口2bにステンレス管やビニールホース等の連結管1
1を介して接続されて居り、成型モールド7内の未凍結
状態のアイスクリームを吸引ノズル1、吸引管3及びレ
ジューサー2を介して吸引するものである。本実施例で
は、吸引ポンプ4にはピストンポンプが使用されて居
り、当該吸引ポンプ4は、ポンプ部12とこれを駆動す
る駆動部13とから成る。具体的には、前記ポンプ部1
2は、図4に示す如く、上面が開放され、下面に吸入口
14を形成した有底筒状のステンレス製のシリンダチュ
ーブ15と、シリンダチューブ15の上端に気密状で且
つ着脱自在に取り付けられ、周縁部に吐出口16を形成
したステンレス製の蓋17と、シリンダチューブ15内
に上下方向へ摺動自在に配設したステンレス製のピスト
ン18と、吸入口14に配設した吸入弁19と、ピスト
ン18に配設した複数の吐出弁20等から構成されて居
り、アイスクリーム製造機の固定側部材(図示省略)に
固定支持されている。又、前記吸入弁19及び吐出弁2
0は、上方へ行くに従って順次拡径するテーパ状の弁座
19a,20aと、弁座19a,20aに当離座するス
テンレス製のボール19b,20bとから成る。一方、
駆動部13は、ポンプ部12と同様にアイスクリーム製
造機の固定側部材(図示省略)に固定支持されて居り、
ポンプ部12を駆動するものである。本実施例では、当
該駆動部13にはエアシリンダが使用されて居り、エア
シリンダのピストンロッド13a先端が蓋17の中央部
を気密状に貫通してピストン18に固定されている。
尚、図4に於いて、21はピストン18の外周面に嵌着
したOリング、22は蓋17に固着したピストンロッド
13aの支持部材、23はシール部材、24は吐出口1
6に接続したステンレス管やビニールホース等の排出管
であり、この排出管24の他端はアイスクリーム製造機
の充填機に接続されている。而して、前記吸引ポンプ4
に於いては、ピストン18が上昇(図4の上向き)する
と、吐出弁20のボール20bが弁座20aに密着する
と共に、吸入弁19のボール19bが弁座19aから浮
き上がり、吸入口14からアイスクリームがシリンダチ
ューブ15の下部室に流入することになる。又、ピスト
ン18が下降(図4の下向き)すると、吸入弁19のボ
ール19bが弁座19aに密着すると共に、吐出弁20
のボール20bが弁座20aから浮き上がり、シリンダ
チューブ15の下部室に流入したアイスクリームが吐出
弁20を経てシリンダチューブ15の上部室に流入する
ことになる。そして、ピストン18が再び上昇すると、
シリンダチューブ15の上部室に流入したアイスクリー
ムがピストン18の押し出し作用によって吐出口16か
ら排出されると共に、吸入弁19のボール19bが弁座
19aから浮き上がってシリンダチューブ15の下部室
にアイスクリームが流入することになる。
【0013】尚、本実施例では、吸引ノズル1の内径、
吸引管3の内径、レジューサー2の容積、吸引ポンプ4
の容量等は、吸引ポンプ4の一回の吸引工程で成型モー
ルド7内の未凍結状態のアイスクリームを全て吸引でき
るように設定されている。
【0014】次に、前記アイスクリーム未凍結吸引装置
の作用について説明する。本考案のアイスクリーム未凍
結吸引装置は、従前のアイスクリーム未凍結吸引装置と
同様に図8に示すアイスクリーム製造機の第1充填機2
5と第2充填機26との間に配置されている。第1充填
機25からアイスクリームミックスが充填された成型モ
ールド7は、ブライン層に浸った状態で間欠移動し、ア
イスクリーム未凍結吸引装置の吸引ノズル1の下方位置
側へ移動する。成型モールド7の間欠移動中にアイスク
リームの外周部分のみがある程度硬化すると、成型モー
ルド7の停止時に於いて、吸引ノズル1がノズル支持機
構6の作動によって下降し、図5に示すように各吸引ノ
ズル1の先端が成型モールド7内の未凍結状態のアイス
クリーム内に挿入される。吸引ノズル1が未凍結状態の
アイスクリーム内に挿入されると、駆動部13が作動し
てポンプ部12を駆動する。これによって、成型モール
ド7内の未凍結状態のアイスクリームは吸引ノズル1、
吸引管3及びレジューサー2を順次経て吸入口14から
シリンダチューブ15内に流入することになる。このと
き、各吸引ノズル1と吸引ポンプ4の吸入口14とを同
一長さの吸引管3及び複数の流入口2aを有するレジュ
ーサー2を介して接続している為、各吸引ノズル1先端
と吸引ポンプ4の吸入口14との距離は同一になり、各
吸引ノズル1には圧力が均等に掛かることになる。その
結果、成型モールド7内の未凍結状態のアイスクリーム
は、均等且つ確実に抜き取られることになる。そして、
シリンダチューブ15に流入したアイスクリームは、ピ
ストン18の押し出し作用によってシリンダチューブ1
5から排出された後、第1充填機25へ循環され、再度
成型モールド7内に充填される。一方、成型モールド7
のアイスクリームが抜き取られた空洞部分には、第2充
填機26から他の種類のアイスクリームミックスや果肉
等が充填され、成型モールド7は引き続きブライン層に
浸った状態で平行移動して行く。このようにして、間欠
移動する多数の成型モールド7内の未凍結状態のアイス
クリームがアイスクリーム未凍結吸引装置によって順次
抜き取られて行く。
【0015】上記実施例に於いては、吸引ノズル1には
略L字型のステンレス製パイプを12本使用したが、吸
引ノズル1の形状や材質は上記実施例のものに限定され
るものではなく、成型モールド7内に挿入自在で未凍結
状態のアイスクリームを吸引することができれば、如何
なる形式のものであっても良い。例えば吸引ノズル1を
真っ直ぐなステンレス製パイプや合成樹脂製パイプで形
成しても良い。又、吸引ノズル1の本数も上記実施例の
ものに限定されるものではない。
【0016】上記実施例に於いては、ノズル支持機構6
を、台車8とエアシリンダ9と支持板10とから構成し
たが、ノズル支持機構6は上記実施例のものに限定され
るものではなく、吸引ノズル1を昇降自在且つ移動自在
に支持できれば、何なる構造のものであっても良い。
【0017】上記実施例に於いては、吸引管3にはビニ
ールホースを使用したが、吸引管3は、上記実施例のも
のに限定されるものではなく、同一長さに形成され、且
つ可撓性を有して居れば、如何なる材質のものであって
も良い。
【0018】上記実施例に於いては、レジューサー2に
12個の流入口2aを形成したが、レジューサー2の流
入口2aの数は上記実施例のものに限定されるものでは
なく、吸引ノズル1の数に対応して居れば良い。例えば
吸引ノズル1を24本使用した場合には、図6に示すよ
うにレジューサー2の蓋に流入口2aを24個形成すれ
ば良い。
【0019】上記実施例に於いては、レジューサー2の
円錐管2cと蓋2dとを固着し、レジューサー2を分解
不能にしたが、他の実施例に於いては、レジューサー2
を分解可能に構成しても良い。例えば、図7に示すよう
に円錐管2cの上端部に蓋2dを着脱自在に螺着するよ
うにしても良い。この場合には内部を簡単且つ確実に洗
浄できるので、至極便利である。
【0020】上記実施例に於いては、レジューサー2を
ステンレス材により形成したが、他の実施例において
は、他の金属材や合成樹脂材により形成しても良い。
【0021】上記実施例に於いては、吸引ポンプ4にピ
ストンポンプを使用したが、吸引ポンプ4は上記実施例
のものに限定されるものではなく、一定の吸引量を有し
て居れば、如何なる構造のものであっても良い。例え
ば、吸引ポンプ4にプランジャーポンプを使用しても良
い。
【0022】上記実施例に於いては、レジューサー2の
流出口2bと吸引ポンプ4の吸入口14とを連結管11
を介して接続したが、他の実施例に於いては、レジュー
サー2の流出口2bに吸引ポンプ4の吸入口14を直接
接続しても良い。
【0023】
【考案の効果】上述の通り、本考案のアイスクリーム未
凍結吸引装置は、複数の吸引ノズルと複数の流入口を有
するレジューサーとを同一長さの吸引管でを接続し、レ
ジューサーの流出口を吸引ポンプに接続する構成として
いる為、各吸引ノズル先端と吸引ポンプとの距離が同一
になり、各吸引ノズルには圧力が均等に掛かることにな
る。その結果、成型モールド内の未凍結状態のアイスク
リームを均等且つ確実に抜き取ることができる。延いて
は、均質な二層構造のアイスクリームやアイスキャンデ
ィー等を製造することができ、アイスクリームの製品価
値が向上することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るアイスクリーム未凍結吸
引装置の概略斜視図である。
【図2】アイスクリーム未凍結吸引装置のレジューサー
の縦断面図である。
【図3】同じくレジューサーの平面図である。
【図4】アイスクリーム未凍結吸引装置の吸引ポンプの
縦断面図である。
【図5】成型モールド内に吸引ノズルを挿入した状態の
部分縦断面図である。
【図6】レジューサーの他の変形例を示す平面図であ
る。
【図7】レジューサーの更に他の変形例を示す縦断面図
である。
【図8】アイスクリーム未凍結吸引装置を配置したアイ
スクリーム製造機の概略図である。
【図9】従来のアイスクリーム未凍結吸引装置の概略図
である。
【符号の説明】
1は吸引ノズル、2はレジューサー、2aはレジューサ
ーの流入口、2bはレジューサーの流出口、3は吸引
管、4は吸引ポンプ、7は成型モールド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間欠移動する成型モールドの上方位置に
    昇降自在に配設され、成型モールド内に挿入自在な複数
    の吸引ノズルと、一端側に吸引ノズルの数と同数の流入
    口を有すると共に、他端側に一つの流出口を有するレジ
    ューサーと、各吸引ノズルとレジューサーの各流入口と
    を夫々接続する同一長さの複数の吸引管と、レジューサ
    ーの流出口に接続され、成型モールド内の未凍結状態の
    アイスクリームを吸引ノズル、吸引管及びレジューサー
    を介して吸引する吸引ポンプとから構成したことを特徴
    とするアイスクリーム未凍結吸引装置。
JP5917592U 1992-08-24 1992-08-24 アイスクリーム未凍結吸引装置 Expired - Lifetime JPH071992Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5917592U JPH071992Y2 (ja) 1992-08-24 1992-08-24 アイスクリーム未凍結吸引装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5917592U JPH071992Y2 (ja) 1992-08-24 1992-08-24 アイスクリーム未凍結吸引装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0623480U JPH0623480U (ja) 1994-03-29
JPH071992Y2 true JPH071992Y2 (ja) 1995-01-25

Family

ID=13105799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5917592U Expired - Lifetime JPH071992Y2 (ja) 1992-08-24 1992-08-24 アイスクリーム未凍結吸引装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH071992Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0623480U (ja) 1994-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FI62201C (fi) Foerfarande och anordning foer bildning av ostblock av kvark
JP2655522B2 (ja) 調合分与装置
EP0299113A2 (en) Apparatus for producing cast products
CN113828752B (zh) 一种二次顶出压铸模具
AU740778B2 (en) Device and process for the metering and suction of viscous products
US4802839A (en) Apparatus for producing cast products
JPH071992Y2 (ja) アイスクリーム未凍結吸引装置
CN107096901A (zh) 一种离心浇铸均匀进液装置
CN208467196U (zh) 一种有利于防止制品表面受损的一体化浇铸模具
CN212316550U (zh) 一种纸浆双面成型机构
TWM618648U (zh) 黏稠性食品定量澆注機
CN202027933U (zh) 膨胀体被动膨胀变容奶瓶
CN113001715A (zh) 一种加气混凝土板高效浇注成型设备
CN207579060U (zh) 湿定型模具供水系统及具有该系统的挤塑定型台
JP2721838B2 (ja) 液体材料の計量装置
CN211542214U (zh) 一种汽车盖板注塑模具
CN109382978A (zh) 一种负压球的成型模具
CN219020115U (zh) 一种可一次浇注成型夹心巧克力的设备
CN217257156U (zh) 一种注浆陶瓷制品自动注浆机构
CN214517419U (zh) 一种易起盖的蜡模模具
CN112535232B (zh) 多功能灌注方法及装置、冰品制造设备
JP4380833B2 (ja) 液体充填方法
CN117602990A (zh) 炸药浇铸护理工装
JPS63226314A (ja) コーヒー調製装置
CN113475610A (zh) 浓稠食品调温机

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term