JPH07199035A - 撮影装置 - Google Patents

撮影装置

Info

Publication number
JPH07199035A
JPH07199035A JP35182193A JP35182193A JPH07199035A JP H07199035 A JPH07199035 A JP H07199035A JP 35182193 A JP35182193 A JP 35182193A JP 35182193 A JP35182193 A JP 35182193A JP H07199035 A JPH07199035 A JP H07199035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
zoom
ring
motor
iris
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35182193A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsushi Hibi
哲史 日比
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP35182193A priority Critical patent/JPH07199035A/ja
Publication of JPH07199035A publication Critical patent/JPH07199035A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動及び手動の操作に応じて最適駆動トルク
を設定する。 【構成】 撮影レンズ1の駆動部はフォーカスリング
2、ズームリング3、アイリスリンズ4から成り、ズー
ムリング3はズームモータ6に、アイリスリング4はア
イリスモータ8とポテンショメータ9に連結されてい
る。ズーム操作の電動と手動を切換える切換つまみ10
は一端がワイヤ11、12を介してズームリング3に、
他端がエアシリンダ15に固定されている。更に、駆動
部内には弁本体17が設けられ、弁本体17に内蔵する
調節弁により気体の流量を調整して、操作部の負荷を変
化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ズーミング、フォーカ
シング、アイリス操作のそれぞれの操作について、電動
及び手動の作動操作が選択可能な駆動手段を有する撮影
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からこの種の撮影装置では、電動に
よってズーミングやフォーカシング等の操作を行うモー
タを内蔵した駆動手段を備えており、電動操作だけでな
く手動操作も可能なように、モータ出力の伝達経路を切
断できるようにした切換手段を内蔵したものが一般的に
使用されている。この場合に、電動操作時には撮影装置
の可動部はできるだけ低トルクで動かすことが好まし
く、駆動トルクが小さければ電動時の消費電力を小さく
でき、更に作動速度を上げることも可能である。
【0003】一方、手動操作時では或る程度の負荷があ
った方が操作し易く、負荷が小さいと軽く触れただけで
操作部が不用意に動いてしまうという事故や、非常に低
速で操作をしようとした時に操作部が軽すぎて滑らかな
操作ができないという問題が生ずる。このため、例えば
撮影装置の操作部にグリス等の粘性を利用して操作性を
上げたり、操作のために設けられた操作リングに摩擦部
材を押し付けて操作力を上げている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例では、電動時の消費電力や作動速度を考えると駆動
トルクを軽く設定する必要があるが、逆に手動時の操作
感を犠牲にすることになる。このため、電動時の消費電
力制限内の許される範囲に駆動トルクを設定し、多少で
も手動時の操作性を向上させているのが現状である。
【0005】また、上述のようなトルク設定では非常に
手間と時間が掛かり、このようにして設定した駆動トル
クも、撮影者の好み、撮影対象、撮影環境によって要求
される程度は様々で、どの撮影者にとっても何らかの不
満を残す結果となっている。
【0006】本発明の目的は、電動と手動の操作を切換
え、それぞれに応じた負荷を発生させ、常に最適駆動ト
ルクでズーミングやフォーカシング等を行う撮影装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る撮影装置は、電動と手動の切換えが可能
な駆動手段と、手動操作時に操作部に負荷を発生する負
荷発生手段と、前記負荷を外部から調整する負荷変更手
段とを設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】上述の構成を有する撮影装置は、操作部に設け
た駆動手段により電動と手動の操作を切換え、負荷の大
きさを変更する。
【0009】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は本発明の第1の実施例を示し、撮影レンズ
1の駆動部は、フォーカス操作を行うフォーカスリング
2、ズーム操作を行うズームリング3、アイリス操作を
行うアイリスリング4から成り、ズームリング3はアイ
ドラギア5を介して、電動時の駆動源であるズームモー
タ6に連結されている。また、アイリスリング4はアイ
ドラギア7を介して、電動時の駆動源であるアイリスモ
ータ8及びアイリス位置を検出するポテンショメータ9
にそれぞれ連結されている。ズーム操作の電動、手動の
切換えを行う切換つまみ10の一方の端面は、ワイヤ1
1、12を介してそれぞれピン13、14によりズーム
リング3に固定され、他方の端面はエアシリンダ15に
連結されている。また、ワイヤ11、12は複数個の滑
車16を介してズームリング3とエアシリンダ15内の
ピストンを連動させている。更に、駆動部の下方には気
体の流量を変化させる調節弁を内蔵した弁本体17が設
けられている。
【0010】図2は図1のA−A線に沿った断面図であ
る。駆動部は撮影者が撮影レンズを保持するグリップ1
8に内蔵されており、フォーカシング、ズーミング、ア
イリス操作を電動で操作することができる。グリップ1
8内の下部にはエアシリンダ15と弁本体17が配置さ
れ、この間は気体路である管路19で接続されている。
また、弁本体17には気体の流量を調整する調整つまみ
20がグリップ18の外部から操作できるように取り付
けられている。更に、グリップ18の上部にはズーム電
動時の指令を発するズームスイッチ21が設けられてお
り、グリップ18の内部後方には制御基板22が設けら
れている。
【0011】グリップ18はフォーカス、ズーム等のレ
ンズ群全体を支持する鏡筒本体23に取り付けられてお
り、鏡筒本体23の外側にはズームリング3が装着さ
れ、内側には曲線カムを有するカム24が装着され、ズ
ームリング3とカム24は連動ピン25により連動され
ている。更に、カム24の内側には鏡筒26が設けられ
カムコロ27により連結されている。鏡筒本体23は中
央部分にレンズ28を有し、レンズ28は鏡筒26によ
り保持されてズーム部を形成している。
【0012】図3は管路19で連結されたエアシリンダ
15及び弁本体17の断面図である。エアシリンダ15
の外側はシリンダ本体29とされ、中心部にはピストン
軸30が挿通されている。このピストン軸30の前後は
台座31により支持されており、その外側は管路蓋32
により覆われている。ピストン軸30の中央にはピスト
ン33が設けられ、ピストン33の側壁部にはパッキン
34が取り付けられ、空気漏れを防いでいる。
【0013】一方、弁本体17は主弁35、補助弁3
6、ねじを有する調整つまみ20により構成され、抜け
止めリング37によって調整つまみ20が固定され、抜
け止めリング38によって補助弁36が固定されてい
る。また、主弁35はキー39によって直進運動をする
ようになっている。
【0014】図4は弁本体17と切換つまみ10の連結
状態を表す構成図であり、図5は図4のB方向から見た
構成図である。切換つまみ10は連動板40、ピン41
を介して補助弁36に連結されており、切換つまみ10
を回転してアイドラギア5を矢印g方向に移動させるた
めの連動ピン42が、切換つまみ10の面上に設けられ
ている。
【0015】上述の構成において、ズームリング3が回
転すると、曲線カムを有するカム24が連動ピン25を
介して回転し、この曲線カムと噛合する直線カムを有す
る鏡筒本体23が直線運動し、これによりカムコロ27
を介してレンズ28が光軸に対し平行方向へ移動しズー
ム操作が可能となる。
【0016】このズーム操作を手動で行う場合には、或
る程度の操作トルクが要求されるので負荷を加える必要
がある。図2において、ズームリング3をa方向に回転
させると、ワイヤ11、12を介してピストン33が図
3のb方向に移動する。これにより、気体は管路19内
をc方向に流れ弁本体17に流れ込む。このとき、シリ
ンダ33の断面積は変化しないから、ピストン33をb
方向又は逆方向に移動させるために必要なトルクは一定
であり、このトルクの大きさは弁本体17に依存するこ
とになる。
【0017】ここで、切換つまみ10を図5に示すよう
にf方向に回転すると、その上部に設けた連動ピン42
によりアイドラギア5がg方向に移動し、ズームリング
3とモータ6との接続が解除されるので、ズームリング
3は手動状態となる。この切換つまみ10の回転に連動
して、連動板40及びピン41を介して補助弁36が回
転し、図6に示すように弁本体17に流入する気体は主
弁35を通過して管路19を流入・流出することにな
る。
【0018】調整つまみ20を回転させると、図7に示
すように調整つまみ20に係合した主弁35はキー39
に沿ってe方向に直進運動し、主弁35の位置が変化す
るので、管路19に流入・流出する気体の流量を主弁3
5の位置によって調節することが可能となる。この結
果、ピストン33の負荷トルクが変化するので、ワイヤ
11、12を介してズームリング3の負荷トルクを変化
させることができる。
【0019】次に、ズーム操作を電動で行う場合には、
消費電力を小さくしズーム操作の作動速度を上げるた
め、操作トルクを極力小さくする必要がある。切換つま
み10を図8に示すようにh方向に回転すると、連動ピ
ン42によりアイドラギア5がi方向に移動し、ズーム
リング3とモータ6はアイドラギア5を介して接続され
るので、ズームリング3は電動状態となる。このとき、
切換つまみ10の回転が連動板40及びピン41を介し
て補助弁36に伝達され、補助弁36が回転して、弁本
体17は図9、図10に示すようになり、気体は主弁3
5には関係なく補助弁36を通過して管路19を流入・
流出する。従って、補助弁36内を流れて管路19に流
入流出する気体の流量は常に一定となり、ピストン33
の負荷トルクは減少し、ズームリング3を駆動するモー
タ6の負荷トルクは、ピストン33の負荷トルクの影響
を全く受けなくなる。
【0020】一方、撮影によってはズーム操作の手動、
電動の切換えを頻繁に行う場合があるが、本実施例では
手動操作時は主弁35により負荷トルクを設定してお
り、電動操作に切換えた場合は補助弁36により負荷ト
ルクを少なくするので、主弁35を設定負荷トルクのま
まの状態に固定して電動操作を行い、その後に再び手動
操作に戻した場合も元の負荷トルクをそのまま復元させ
ることができる。
【0021】本実施例ではズーム操作の場合について、
手動、電動の切換えが可能でかつ手動時に負荷を与え、
更に負荷を可変できる装置を示したが、フォーカス操作
及びアイリス操作でも同様の装置を取り付けることが可
能である。
【0022】図11は第2の実施例のレンズのズーム部
の断面図であり、図12は図11のF−F線に沿った断
面図である。本実施例では、エアシリンダ15が鏡筒本
体23に内蔵されている。鏡筒本体23はカムコロ2
7、鏡筒43を介してバリエータレンズ44を保持しズ
ーム系が形成されている。鏡筒43にはワイヤ11、1
2が固定され、ワイヤ11、12は滑車16を介してエ
アシリンダ15に連結されている。また、弁本体17は
第1の実施例と同様にグリップ18に内蔵されており、
管路19によりエアシリンダ15と連通されている。な
お、ワイヤ11、12はコンペンセータレンズ45側に
固定してもよい。
【0023】このような構成により、バリエータレンズ
44を保持する鏡筒43がズーム操作の際にj方向に移
動すると、エアシリンダ15内のピストン33がk方向
に移動し管路19に流体を送り込む。
【0024】図13は第3の実施例においてエアシリン
ダの断面図を示しており、ねじ46a及びギア46bを
有するピストン軸46にズームリング3が連結されてい
る。これによりズームリング3が回転するとピストン軸
46も回転し、ねじ46aと螺合するピストン47は案
内バー48により直進運動し、第1の実施例と同様に負
荷トルクを発生する。
【0025】図14は第4の実施例を示し、ワイヤ1
1、12はズームリング3に設けた滑車49を介してカ
ム24にピン14で固定されている。
【0026】従って、ズーム操作時にズームリング3を
回転するとカム24も回転し、ワイヤ11、12を介し
てエアシリンダ15に連結される。このようにワイヤ1
1、12をカム24に固定したことにより、第1の実施
例で示す連動ピン25を用いずに済む。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る撮影装
置は、先ず電動操作時には最も軽い駆動トルクで駆動す
ることが可能であり、消費電力の少ない状態で撮影がで
き、バッテリ使用時にも長時間撮影が可能となる。ま
た、作動速度をより速く設定することが可能となり、効
果的な映像を撮影することができる。
【0028】手動操作時には電動操作時のトルクとは無
関係に駆動トルクを大きく設定することが可能となり、
撮影者の好み、撮影対象、撮影環境によって自在に操作
力を選択できるので、撮影者に不必要な神経を使わせる
こともない。
【0029】従って、撮影装置の生産ラインにおいて、
手動、電動の両方の操作性を考慮して駆動トルクの微妙
な設定を行うという作業から開放され、生産効率の向上
が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の一部を切欠した平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図である。
【図3】エアシリンダの断面図である。
【図4】手動時における弁本体と切換つまみの連結状態
の構成図である。
【図5】図4のB方向から見た弁本体と切換つまみの連
結状態の構成図である。
【図6】図4のC−C線に沿った断面図である。
【図7】弁本体の断面図である。
【図8】手動時における弁本体と切換つまみの連結状態
の構成図である。
【図9】弁本体と切換つまみの連結状態の構成図であ
る。
【図10】図9のE−E線に沿った断面図である。
【図11】第2の実施例の断面図である。
【図12】図11のF−F線に沿った断面図である。
【図13】第3の実施例のエアシリンダの断面図であ
る。
【図14】第4の実施例の断面図である。
【符号の説明】
2 フォーカスリング 3 ズームリング 4 アイリスリング 6 ズームモータ 8 アイリスモータ 9 ポテンショメータ 10 切換つまみ 15 エアシリンダ 17 弁本体 19 管路 20 調整つまみ 23 鏡筒本体 28 レンズ 29 シリンダ本体 33、47 ピストン 35 主弁 36 補助弁 44 バリエータレンズ 45 コンペンセータレンズ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動と手動の切換えが可能な駆動手段
    と、手動操作時に操作部に負荷を発生する負荷発生手段
    と、前記負荷を外部から調整する負荷変更手段とを設け
    たことを特徴とする撮影装置。
  2. 【請求項2】 前記負荷発生手段はエアシリンダとした
    請求項1に記載の撮影装置。
  3. 【請求項3】 前記負荷変更手段は前記駆動手段の電動
    と手動の切換えに連動して、前記負荷を解除し更に設定
    された負荷に復元する制御手段を有する請求項1に記載
    の撮影装置。
  4. 【請求項4】 前記負荷変更手段は気体の流量を変化さ
    せる調節弁とした請求項1に記載の撮影装置。
JP35182193A 1993-12-30 1993-12-30 撮影装置 Pending JPH07199035A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35182193A JPH07199035A (ja) 1993-12-30 1993-12-30 撮影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35182193A JPH07199035A (ja) 1993-12-30 1993-12-30 撮影装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07199035A true JPH07199035A (ja) 1995-08-04

Family

ID=18419843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35182193A Pending JPH07199035A (ja) 1993-12-30 1993-12-30 撮影装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07199035A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6778313B2 (en) 2001-10-03 2004-08-17 Nec Corporation Optical phase modulator and optical equalizer using the same
JP2014209142A (ja) * 2013-04-16 2014-11-06 Hoya株式会社 直進移動体の駆動装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6778313B2 (en) 2001-10-03 2004-08-17 Nec Corporation Optical phase modulator and optical equalizer using the same
JP2014209142A (ja) * 2013-04-16 2014-11-06 Hoya株式会社 直進移動体の駆動装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1065549A2 (en) Optical apparatus, optical element driving unit, and photographing system
EP0684496B1 (en) Device for varying braking force
JPH07199035A (ja) 撮影装置
US6219098B1 (en) TV camera lens with flange back length controller
JP2000180694A (ja) 撮影装置
US5959786A (en) Optical apparatus with power transmission mechanism
US5420721A (en) Lens barrel
JPH07281067A (ja) 撮影装置
JP3801156B2 (ja) リアフォーカスタイプのズームレンズとビデオカメラ
JPS60263910A (ja) レンズ駆動装置
JPH08179183A (ja) レンズ装置
JPH1138307A (ja) 光学装置
US5243374A (en) Lens barrel having a power zooming function and a camera system
KR20060014962A (ko) 카메라의 배율조절장치
JPS63198026A (ja) オートフォーカス装置とズームレンズ群の駆動方法
JP4181885B2 (ja) 光学機器およびレンズ装置
JPH07209572A (ja) 撮影装置
JP4304554B2 (ja) ズームレンズ装置
JP2006313235A (ja) テレビレンズの操作装置
JPH07306353A (ja) 撮影装置
JPH03236006A (ja) 電動afズームレンズ鏡筒
JP3421936B2 (ja) カメラのズーム操作装置
JPH10319295A (ja) 光学装置
JP3403146B2 (ja) 撮影装置
JP4158070B2 (ja) ズームレンズ装置