JPH0719802A - 取付け位置計測用治具 - Google Patents

取付け位置計測用治具

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Publication number
JPH0719802A
JPH0719802A JP5229483A JP22948393A JPH0719802A JP H0719802 A JPH0719802 A JP H0719802A JP 5229483 A JP5229483 A JP 5229483A JP 22948393 A JP22948393 A JP 22948393A JP H0719802 A JPH0719802 A JP H0719802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jig
mounting position
ruler
clamp
measuring
Prior art date
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Pending
Application number
JP5229483A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Sakakura
隆之 坂倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP5229483A priority Critical patent/JPH0719802A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤハーネス17に取付けたワイヤハーネ
ス用クランプ18が、許容公差内に取付けられたかどう
かを、正確かつ迅速に計測検知できる取付け位置計測用
治具を提供する。 【構成】 帯状の物差し10を物差しスリット5に入れ
て、左右方向に貫通させ、物差し10に対してスライド
可能に装着される治具枠体2からなり、この治具枠体2
に、物差しスリット5に入れた物差し10の目盛面11
が読み取れる横長の測定窓3と、測定窓3の上方に、被
計測物のクランプ18の中心が存在すべき位置になす中
心インデックス12と、中心インデックス12の両側に
位置して、クランプ18の取付け位置の許容公差限界を
示す公差限界インデックス13A・13Bを設けた構造
が特徴である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ワイヤハーネ
スの電線束の外周に取付けたワイヤハーネス用クランプ
が、ワイヤハーネスの端部のコネクタから、所定距離の
公差内に取付けられたかどうかを、計測検知するのに用
いる取付け位置の計測用治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図3参照、前記のワイヤハーネス
用クランプ18(以下、単にクランプ18という)の取
付け位置が、電線端のコネクタ20から、設計寸法の公
差内の位置に取付けられたかどうかを、計測検知するに
は、計測用の専用治具が存在しないので、帯状の物差し
10によってクランプ18の中心位置を目視測定すると
同時に、測定者が予め記憶している設計上の取付け位置
許容公差を、物差し10の上に目量判断して公差内かど
うかを目測判断する方法が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来のクランプ
18の取付け位置の計測検知方法は、測定者が記憶して
いる許容公差を、物差し10上に目量設定して目視判定
するので、公差計算の誤りや物差し上の公差設定誤りを
生じ易く、その上、クランプ18の中心位置計測も、明
確な中心位置表示がなく、測定者の官能目視に頼るの
で、計測信頼性に欠け、取付け位置が公差内に存在する
良品が不良品とされたり、不良品が良品とされる誤認を
生ずることがある。
【0004】さらに、前記の従来の計測方法は、クラン
プ18の中心位置判断とその中心位置判断後になす公差
内かどうかの判断に、若干の時間がかかるので、計測イ
ンターバルが長くなり、近年のワイヤハーネスの量産シ
ステムで要求される高生産性に適しない不具合がある。
本発明は、以上の従来技術の難点を解消する計測用治具
を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本発明の計測用治具は「帯状の物差しを左右方向に貫
通する姿勢になして、該物差しに、スライド可能に装着
されると共に、該物差しの目盛面に沿う横長の測定窓
を、側壁に設けた治具枠体からなり、前記治具枠体の前
記測定窓の上方位置に、被計測物の中心位置になす中心
インデックスと、該中心インデックスを中心とする被計
測物の取付け位置の許容公差限界位置に設けた公差限界
インデックスを有する構造」からなっており、例えば、
前記のワイヤハーネスの電線束に取付けたクランプの位
置を測定する場合、その計測用治具を物差しに装着し
て、前記の中心インデックスを、クランプの中心が存在
すべき基準位置に合せてセットし、そのセット状態にお
いて、前記の公差限界インデックスからクランプが外れ
ているかどうかによって、取付け位置の良・不良を計測
検知するようになっている。
【0006】
【作用】以上の構成の本発明の計測用治具を用いると、
被計測物が存在すべき中心位置を基準とした許容公差限
界位置に、前記の公差限界インデックスが存在している
ので、その被計測物に、計測用治具を装着した物差しを
当て添えることによって、その被計測物が許容公差内に
存在するかどうかを、正確かつ迅速に計測検知すること
ができる。
【0007】
【実施例】以下、実施例に基づいて詳しく説明する。ま
ず、ワイヤハーネスの外周に取付けたクランプの取付け
位置の計測に応用した本発明の第一実施例を示す図1を
参照して、本発明の計測用治具1は、板材で中空直方体
に枠囲いした治具枠体2からなり、この治具枠体2の横
長形状の一側壁4Aに、測定用の測定窓3が穿設される
と共に、この側壁4Aと隣接する側壁4Bに、帯状の物
差し10を入れて計測枠体2の左右方向に貫通させる物
差しスリット5が形成され、この物差しスリット5の入
口は、側縁4Aの下縁のヒンジ部9を介して設けた開閉
自在の蓋6によって閉鎖できるようになっている。
【0008】そして、図1の(B)参照、物差しスリッ
ト5に物差し10を入れて、物差し10の目盛面11を
測定窓3側にして蓋6を閉じると、物差し10に対して
治具枠体2が物差し10の長手方向にスライド可能の状
態で装着されると共に、目盛面11が測定窓3の内側に
沿って左右に伸び、外側から目盛面11が充分に読み取
れる構造になっている。そして、この治具枠体2の測定
窓3の上方に位置する上壁8には、下記に詳述する中心
インデックス12と、中心インデックス12から所要の
距離を有する板状突起形状の公差限界インデックス13
A・13Bが設けられている。
【0009】即ち、中心インデックス12はワイヤハー
ネス17に取付けられたクランプ18の係止頭19の中
心位置を示す表示部であり、治具枠体2内の目盛面11
と直交する方向に小隆状をなして形成され、その前端は
測定窓3の上縁まで伸びて目盛面11との対比が見易く
なっている。一方、公差限界インデックス13A・13
Bは、中心インデックス12を基準とするクランプ18
の取付け位置の許容公差の限界を表示するもので、中心
インデックス12と平行して上壁8に一体に隆設され、
クランプ18の係止頭19が、図1の(C)参照、図示
点線の公差限界まで左右に位置ずれした19A・19B
の状態において、その19A・19B位置の係止頭19
の外縁が、板状の公差限界インデックス13A・13B
の内側に接して、その限界状態が的確に視覚把握できる
形状と配設位置を有している。なお、蓋6は、蓋側の係
止片15と側壁側の係止鉤16からなる閉鎖ロック機構
を有し、このロック機構の係合によって、物差し10の
スリット内保持ができる。
【0010】以上の実施例のものは、物差し10に装着
して、ワイヤハーネス17に取付けたクランプ18が、
基準点から所定距離の公差内にあるかどうかを計測検知
する場合は、まず、クランプ18が基準点のコネクタ2
0の先端から存在すべき距離の目盛面11の目盛に、中
心インデックス12をセットする。そして、物差し10
の目盛端14をコネクタ20の先端に一致させ、その物
差し10をワイヤハーネス17に添えると、所定距離を
中心とする公差限界インデックス13A・13B内に存
在するクランプ18は、取付け位置良として的確かつ迅
速に計測検知できる。
【0011】つぎに、図2を参照して本発明の他の実施
例を説明する。治具枠体2に中心インデックス12と公
差限界インデックス13A・13Bを有するものにおい
て、この実施例の公知限界インデックス13A・13B
は、公差限界まで位置ずれしたクランプ19A・19B
の中心下方に存在する小山形をなしている。この実施例
のものも、クランプ18の中心と公差限界インデックス
13A・13Bとの対比によって、公差限界内かどうか
を計測検知することができる。
【0012】なお、本発明の計測用治具1は前記の実施
例に限定されず、図示しないが公差限界インデックス1
3A・13Bと中心インデックス12との距離を、調整
セット可能になし、許容公差量が異なるものへの計測検
知を可能にすることがあり、さらに、前記実施例のクラ
ンプ18の計測以外に、パイプ・軸体等に取付けた部材
が基準点から許容公差内にあるかどうかの計測用として
も使用され、さらに、それ等取付け部材の取付け位置の
測長にも使用される。
【0013】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明の取付け位
置計測用治具は、ワイヤハーネスに取付けたクランプの
位置が、基準点から許容公差内にあるかどうか等を計測
検知にするにおいて、その計測検知精度が向上して、取
付け位置良否の選別品質が向上すると共に、その計測検
知の作業が簡素化して迅速化され、近年の工場量産シス
テムの高生産性要求に応える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例の取付け位置計測用治具を示
し、図中の(A)はその斜視図、図中の(B)は物差し
への装着状態の斜視図、図中の(C)はその使用状態の
正面図
【図2】本発明の他の実施例の取付け位置計測用治具の
使用状態の正面図
【図3】ワイヤハーネス用クランプの従来の取付け位置
の計測方法の説明図
【符号の説明】
1 計測用治具 2 治具枠体 3 測定窓 4A・4B 側壁 5 物差しスリット 6 蓋 8 上壁 9 ヒンジ部 10 物差し 11 目盛面 12 中心インデックス 13A・13B 公差限界インデックス 14 目盛端 17 ワイヤハーネス 18 ワイヤハーネス用クランプ 19 係止頭 19A・19B 位置ずれした係止頭

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状の物差しを左右方向に貫通する姿勢
    になして、該物差しに、スライド可能に装着されると共
    に、該物差しの目盛面に沿う横長の測定窓を、側壁に設
    けた治具枠体からなり、前記治具枠体の前記測定窓の上
    方位置に、被計測物の中心位置になす中心インデックス
    と、該中心インデックスを中心とする被計測物の取付け
    位置の許容公差限界位置に設けた公差限界インデックス
    を有する構造を特徴とする取付け位置計測用治具。
  2. 【請求項2】 公差限界インデックスを、板状突起形状
    になした請求項1の取付け位置計測用治具。
JP5229483A 1993-08-23 1993-08-23 取付け位置計測用治具 Pending JPH0719802A (ja)

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JP5229483A JPH0719802A (ja) 1993-08-23 1993-08-23 取付け位置計測用治具

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JP5229483A JPH0719802A (ja) 1993-08-23 1993-08-23 取付け位置計測用治具

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JP5229483A Pending JPH0719802A (ja) 1993-08-23 1993-08-23 取付け位置計測用治具

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JP (1) JPH0719802A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7428916B2 (en) * 2004-12-30 2008-09-30 Eurocopter Method and apparatus for manufacturing electrical harnesses
JP2010122119A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Mitsubishi Cable Ind Ltd ワイヤハーネス用検査治具
JP6472922B1 (ja) * 2018-08-09 2019-02-20 株式会社シオザワ マーキング装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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