JPH07197351A - 製織機における少なくとも2つの緯入れ装置の駆動スイッチを交互に開閉する装置 - Google Patents

製織機における少なくとも2つの緯入れ装置の駆動スイッチを交互に開閉する装置

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JPH07197351A
JPH07197351A JP5152413A JP15241393A JPH07197351A JP H07197351 A JPH07197351 A JP H07197351A JP 5152413 A JP5152413 A JP 5152413A JP 15241393 A JP15241393 A JP 15241393A JP H07197351 A JPH07197351 A JP H07197351A
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gripper
weaving
drive
drive gear
drive shaft
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JP5152413A
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English (en)
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Andre Dewispelaere
アンドレ デヴィスペレアーレ
Nico Gheysen
ニコ ヘイセン
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MISHIERU FUUN DE BUIILES NV
Original Assignee
MISHIERU FUUN DE BUIILES NV
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    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/12Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms wherein single picks of weft thread are inserted, i.e. with shedding between each pick
    • D03D47/24Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms wherein single picks of weft thread are inserted, i.e. with shedding between each pick by gripper or dummy shuttle
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/27Drive or guide mechanisms for weft inserting
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    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
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    • F16D11/08Clutches in which the members have interengaging parts actuated by moving a non-rotating part axially
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 グリッパ装置の無駄な駆動を取り除いて単一
スプールで製織可能なダブルグリッパ織機の提供。 【構成】 駆動軸(2)を中心にして回転するように設
置されており、かつ、手段(13)、(14)を備えて
いる駆動歯車装置(7)、(8)を含む、織機のスイッ
チ開閉装置で、駆動軸(2)により駆動される部分(2
0’)、(21’)に取り付けられており、前記の手段
(13)、(14)に対応して連動する手段(22)、
(23)が、駆動歯車装置(7)、(8)に駆動軸
(2)の回転運動を伝達するために連動しており、その
ため部分(20’)、(21’)はグリッパを動作させ
る第1の位置を採ることができる。また、前記部分は第
2の位置を採ることもできるが、この場合’は回転駆動
軸(2)により駆動されない。製織中、緯糸を挿入する
必要のあるグリッパ装置のみに自動的にスイッチを入れ
るために、スイッチ開閉装置を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、緯(よこ)糸を杼
(ひ)口の一方の側から他方の側まで挿入するための装
置を少なくとも2つ備えている製織機であって、上記の
複数装置は、製織機において異なる高さで一方は他方の
上になるよう配置されており、その結果、たとえば、上
部織地と下部織地の杼口に同時に緯糸を挿入できる2つ
の装置を備えた対面式ダブル織機の場合では、互いに上
下になるよう形成されている杼口に、上述の異なる高さ
で同時に緯糸を挿入することができる製織機に関するも
のである。
【0002】より特殊的には本発明は、上記両装置がグ
リッパ装置である製織機に関する。
【0003】
【従来の技術】2つまたはそれ以上のグリッパ装置を備
えた周知の製織機の場合、各グリッパ装置は、製織機の
両側に設置されている2つの互いに連動する部分からな
り、しかもこれらの部分にはそれぞれ、駆動軸上に駆動
歯車のある駆動装置と該製織機の幅方向に延びているグ
リッパバーが具備されており、このグリッパバーの上記
先端にはグリッパが固定されていて、しかもこのバー
は、一方の端が案内装置に沿って該製織機の側面から中
央まで動き、そして再度戻るように、駆動歯車によって
駆動される。
【0004】グリッパ装置の2つの部分は、両グリッパ
が製織機の(杼口内における)中央で会うように、互い
に連動している。この地点で、製織機の一方の側から一
方のグリッパ(送りグリッパ)により送られた緯糸は、
他方のグリッパ(受けグリッパ)により受け取られ、次
にこの受けグリッパはその戻り行程で該製織機の他方の
側にこの緯糸を搬送する。
【0005】単一スプールの対面織りの間、1本の緯糸
は交互に上部織地と下部織地に挿入される。
【0006】この種の織り工程では、周知の単一グリッ
パ織機が用いられる。こうした織機には、たとえば上述
の種類のグリッパ装置のような単一緯入れ装置が具備さ
れており、それぞれの場合、同一の高さで緯糸を挿入す
る。この種の織機はまた、杼口を形成するグリッパの高
さに、織もとの経糸とパイル経糸を引き上げる織り枠を
備えている。この製織方法では、グリッパの高さより上
に延びている経糸とこの高さより下に延びている経糸の
間に、杼口が形成されるように、経糸を引上げなければ
ならず、グリッパは固定した高さに配置されるか、また
は一定の高さでスレーに沿って運動する。おさのおさ打
ち運動位置において、これらの織もと経糸がパイル糸を
引っ張るのに十分な力のある成分になるように、上部ウ
ェッブの織もと経糸はすべてその上部位置に、下部ウェ
ッブの織もと経糸はすべてその下部位置に配置して、下
部織物と上部織物の間に十分なパイル高を与えなければ
ならない。
【0007】この種の単一グリッパ織機による単一スプ
ール対面ダブル織りの欠点は、短時間に十分織もと経糸
を引き上げられるように、織もと経糸を迅速に運動させ
なければならないことである。特に、上部織地の織もと
経糸は、短時間の間に、あるいは言い換えれば、織機の
主軸の小さな角変位の間に、相当大きな引上げを行わな
ければならない。
【0008】欧州特許0,362,433号には、上述
の欠点を解決できる可能性のある装置が記載されてい
る。
【0009】この装置には、異なる高さで連続的に緯糸
を挿入できるように駆動され、かつ垂直に上下する、緯
入れ装置が含まれている。その結果、織もと経糸によっ
て、上下になっている2つの異なる高さの杼口が形成さ
れ、そのため、通常のダブルグリッパ織機の場合のよう
に、単一スプールで対面ダブル織物を織ることが可能に
なる。その利点は、織もと経糸の引上げはより少なくて
すみ、従って織もと整経枠をはるかに低速で運動させる
ことができることであり、その結果、当該製織機の磨耗
とエネルギー消費が非常に抑えられるという大きな利点
がある。
【0010】しかし、この装置もまた大きな欠点があ
る。
【0011】その第1の欠点は、グリッパ装置 ─ 駆
動装置、グリッパ案内およびグリッパバーに付けられて
いるグリッパからなる装置 ─ を絶えず上下運動さ
せるには、相当な手段が必要であるということで、その
ため上述の単一グリッパ織機の欠点の解決法としては、
時間もかかり、出費もかさむ。
【0012】上記の装置の第2の欠点は、緯入れ装置を
上下運動させる装置が非常に磨耗し易いということであ
る。
【0013】この問題に対するもう一つの解決法は、従
来単一スプールで織られていた織物をダブルグリッパ織
機で製織することである。この種の織機には、それぞれ
上下に配置されている2つのグリッパ装置が具備されて
おり、しかもこれらの両装置は、複スプール織りの間、
同時に1本の緯糸を上部織地の杼口に、もう1本の緯糸
を下部織物の杼口に挿入するために、設置される交互
に、たとえば上部グリッパ装置に緯糸1本のみを供給
し、そして次の杼投げにおいて下部グリッパ装置に緯糸
1本のみを供給するような追加装置を織機に装着するこ
とは、このダブルグリッパ製織機が単一スプールでも製
織に利用できるということであり、その結果、織もと経
糸の引上げは少しでも良いことになり、したっがて織も
と整経枠の運動は充分な時間を与えられ、そのため運動
速度もより低速にすることができる。
【0014】しかし、この装置もまた欠点がある。各緯
糸入れ周期(杼投げ)中に、両緯入れ装置の駆動装置
は、それぞれのグリッパを織機の中央に移動し、杼口に
入れるが、その結果無駄に動作しているグリッパ装置が
常に1台あることになる。したがって、このグリッパ装
置を駆動させるために要するエネルギーは、全く有効性
のないもので、完全に無駄である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は従っ
て、上述の欠点 ─ グリッパ装置の無駄な駆動 ─
を取り除いて、単一スプールで製織を実施できるダブル
グリッパ織機を供することである。
【0016】もう一つの目的は、全てのグリッパ装置を
同時に駆動させなくとも、上述の欠点 ─ 少なくとも
1台のグリッパ装置の無駄な運転 ─ を排除して、あ
る種の織布を織ることができる、グリッパ装置を2つ以
上備えた織機を供することである。
【0017】また本発明の一つの課題は、調整可能なま
たはその他の切換え周期に従って、製織中に織機グリッ
パ装置の駆動装置におけるスイッチ開閉を交互に切り換
えられる装置において、上記の切換え周期は、緯糸入れ
周期と同期しており、かつ望みの織布特性の関数として
決定されことと、さらに上記駆動装置がその一部をなす
グリッパ装置が、経糸間に形成される杼口に緯糸を挿入
しなければならない時にのみ、上記駆動装置がスイッチ
を入れられるように、上述の切換え周期が定められてい
ることを特徴とする装置である。本発明に準拠したこの
種の装置は、以下に示されている点においてスイッチ開
閉装置と呼ばれる。
【0018】さらに本発明のもう一つの課題は、少なく
とも2つのグリッパ装置を備えた織機であって、しかも
該織機は、本発明に従って少なくとも1つのスイッチ開
閉装置を具備しており、かつ、各緯糸入れ周期ごとに、
緯糸を挿入する必要のあるグリッパ装置の各駆動装置の
スイッチは入れられ、そして緯糸を挿入する必要のない
グリッパ装置の各駆動装置のスイッチは入れられないよ
うな切換え周期を有していることを特徴とする織機であ
る。
【0019】また、さらに意図された本発明の課題は、
異なる高さに設置されている2つ(ダブルグリッパ織
機)またはそれ以上のグリッパ装置を備えたグリッパ織
機を利用する、ダブル織りの単一スプール製織法であ
る。この方法は、織地に緯糸を挿入するために、幾つか
のグリッパ装置の一つが駆動されるとき、他のグリッパ
装置はどれも駆動されないような方法である。
【0020】そして本発明のもう一つの課題は、3つの
グリッパを備えた製織機を用いて、複緯糸入れ織りによ
るダブル織物のダブルスプール製織を行う方法であり、
これは、各杼投げごとに先ずそれぞれ緯糸を挿入するた
め中央グリッパ装置が駆動され、そして次の杼投げで
は、上部と下部のグリッパ装置が、各回ごとに緯糸を挿
入するため、交互に駆動され、その間下部と上部のグリ
ッパ装置は交互に駆動を停止する方法である。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明のスイッチ開閉装
置は駆動歯車装置からなるが、この歯車装置は、駆動軸
に取り付けられ、この軸を中心にして回転し、かつ噛合
い手段を備えているが、先ずこれに対応する手段 ─
駆動軸に設置されているか、または該駆動軸により駆動
される部分に設置されている ─ は、駆動軸の回転運
動を駆動歯車に伝達するために、この噛合い手段によ
り、互いに連動しており、次に上記対応手段が取り付け
られている部分もしくは上記対応手段は一方では、第1
の位置に移動させられると、この位置で上記手段が駆動
歯車装置の手段と互いに連動するか、もしくは回転駆動
軸が上記部分を駆動させ、その間この部分の手段は駆動
歯車装置と連動し、そして他方では、第2の位置に移動
させるられると、この位置では上記対応手段は駆動歯車
装置の手段と互いに連動せず、また回転駆動軸は上記部
分を駆動させない。そして上記の手段は、緯糸入れ周期
と同期して作動する特定の調整可能周期に従って、各杼
投げの前に上記第1または第2の位置が自動的に採用さ
れるように、またグリッパ装置の運転が必要かつ有効で
あるか、否かに基て ─ 望みの織りの関数として ─
づい 第1の位置か、第2の位置のいずれかを採用する
ように、機械的にか、電気的にか、または圧縮空気もし
くはその他の方法によって制御される。
【0022】本発明のスイッチ開閉装置の一実施例にお
いて、この装置はグリッパ装置の駆動歯車装置を具備
し、しかもこの歯車装置は軸受上の駆動軸に取り付けら
れている。この駆動軸装置には先ず一方では、周知の方
法でグリッパバーを駆動させる外歯システムがあり、他
方では、対応する第1の手段を備えている機素が駆動軸
と共に回転するとき、この機素によって、上記駆動歯車
装置が駆動軸と連結して回転運動を行うよう働く手段が
具備されている。
【0023】上記の機素を第1の位置に向かう目的で移
動させることができ、この位置において第1の手段と第
2の手段は、駆動軸に固定されている対応する手段と噛
合い、その結果、上記機素は駆動軸と連結して回転運動
をするように駆動させられ、さらに上記第1の手段は駆
動歯車装置と噛合い、その結果、上記駆動歯車装置もま
た、駆動軸と連結して回転運動するよう駆動させられ、
さらにこの駆動歯車装置はグリッパを駆動させる。
【0024】上記の機素を第2の位置に移動させること
も可能で、この場合上述の第1または第2の手段は、駆
動軸に固定されている対応手段の範囲外にあり、その結
果上記機素は駆動軸と共に回転せず、したがって駆動歯
車装置も駆動軸と共に回転せず、またグリッパも停止状
態のままである。
【0025】第1の位置か、第2の位置のいずれかをと
るようにするため、上記機素は、周知の方法、たとえば
カム機構によって機械的に、もしくは圧縮空気や電磁気
的手段によって、あるいはその他の周知の制御方法、も
しくは上記の幾つかの手段を組み合わせた手段によっ
て、駆動させられる。この制御に関しては、望みの織り
に応じて、グリッパ装置が織地に緯糸を挿入しなければ
ならない時、または緯糸を挿入する必要がない時、それ
ぞれ上記機素が第1の位置をとるか、または第2の位置
をとるように、制御されるが、その間、勿論この制御周
期は杼投げ周期と同期しているので、各々の場合に緯糸
は正しい瞬間に挿入される。制御手段はまた、ある種の
部品を調整することにより、および/またはある種の部
品を他の部品と交換することにより、および/または上
記制御手段と連動する装置をプログラミングすることに
より、制御周期を変更できるように、設計することもで
きる。
【0026】本発明のスイッチ開閉装置の特に優れた実
施例は、ハブブッシュに回転しないように取り付けた駆
動歯車装置からなるもので、この場合、このハブブッシ
ュ自体が回転するように駆動軸に取り付けられている。
該ハブブッシュは円筒形の外歯システムを有している。
駆動歯車装置は、グリッパバーをあちこちに移動させる
ために、グリッパバーと噛み合う外歯システムを備えて
いる。同じ駆動軸には、伝動歯車リングも回転しないよ
うに取り付けられている。上記伝動歯車リングもまた、
ハブブッシュ上の外歯システムと同じ直径の円筒形外歯
システムを有している。
【0027】この実施例の滑り機素は、中央円筒口のあ
る管状部材よりなり、これには内歯システムが備えられ
ている。この中央口とこれに備えられている内歯システ
ムの直径は、ハブブッシュの外歯システムと伝動歯車リ
ングの外歯システムを滑りリングの内歯システムに滑り
込ませられるように、設定されている。
【0028】滑りリングについては、駆動軸とハブブッ
シュおよび伝動歯車リングが、上記環状部材に対し垂直
になるように中央口を通って延びているように、配置さ
れている。この場合、滑りリングは、該滑りリングの部
分に接続される制御手段により、異なる2の位置を採る
ことができる。第1の位置においては、伝動歯車リング
とハブブッシュが中央口内にあり、かつ内歯システム
が、駆動歯車装置のハブブッシュの外歯システムと伝動
歯車リングの外歯システムの双方に噛合うように、滑り
リング部材は配置される。駆動軸が回転する時、─回転
方向には係わりなく、滑りリングは伝動歯車リングによ
り同一の回転方向に駆動させられる、一方、上記伝動歯
車リングはハブブッシュを回転させ、したがって駆動歯
車装置も回転させる。その結果、駆動歯車装置は駆動軸
と連動して回転する。
【0029】第2の位置では、ハブブッシュが中央口内
のみにあるように、滑りリングは配置されており、した
がって、内歯システムは駆動歯車装置ハブブッシュの外
歯システムとのみ噛合う。駆動軸が回転しても、回転運
動は駆動歯車装置に伝達されない。
【0030】駆動歯車装置の円板状部には、開口部があ
る。連動しているグリッパが完全に杼口の外にある位置
に、駆動歯車装置があるとき、上記の開口部は、滑りリ
ングの受け金に固定されているピンの下または上に正確
に位置する。滑りリングが上述の第2の位置に移動させ
られるとき、ピンは先ず上記開口部に滑り込み、その結
果伝動歯車リングへの連結が解除されるまで、駆動歯車
装置はその休止位置に留まる。
【0031】特定周期に従って滑りリングを交互に第1
の位置と第2の位置に移動させる手段に、上記の滑りリ
ングは接続されている。この手段は、この目的のために
周知の機構によって制御されているが、この機構は、調
整可能で、および/またはプログラム可能であり、およ
び/または交換可能な部品を備えているもので、またこ
の機構により様々な切換え周期が可能になる。
【0032】同一の駆動軸にこの種のスイッチ開閉装置
を2つまたはそれ以上設置することもできる。
【0033】
【実施例】本発明の選択された一実施例についての以下
の詳細な説明を参照すれば、本発明の特徴と利点がさら
に明らかになるであろうが、本発明は、この実施例のみ
に限定されるわけではない。
【0034】この詳細な説明は、添付の図によって図示
されている。
【0035】すなわち、図1は、本発明に従ったスイッ
チ開閉装置の選択された一実施例の垂直横断面図であ
る。
【0036】垂直に配置されている駆動軸(1)、
(2)は、杼投げ周期の指令角度において定められた運
動時間に従って、周知の装置により、一方の回転方向に
駆動され、その後直ちに他方の回転方向に交互に駆動さ
れる。2つの伝動歯車リング(3)、(4)は駆動軸
(2)に対し回転しないように固定して取り付けられて
いるので、該駆動軸(2)と連動して回転する。これら
の伝動歯車リング(3)、(4)は外歯システム
(5)、(6)を有する。2つの駆動歯車装置(7)、
(8)は、それぞれ駆動軸(2)に対して回転するよう
に、軸受(9)(10)に取り付けられている。各駆動
歯車装置(7)、(8)は、その周縁にそれぞれ外歯シ
ステム(13)、(14)を持つハブブッシュ(1
1)、(12)に回転しないように固定して取り付けら
れ、かつ、円板状部(15)、(16)を有するが、こ
の円板状部は、上記中央円筒部(11)、(12)の壁
に対し左右対象で、かつ直角に延びている。外歯システ
ム(17)、(18)は上記円板状部(15)、(1
6)の周縁に付けられている。ハブブッシュの円筒部
(11)、(12)の外径は、伝動歯車リング(3)、
(4)の外径と等しく、また上記ハブブッシュに備えら
れている歯システム(13)、(14)は、伝動歯車リ
ング(3)、(4)の周縁の各歯システム(5)、
(6)と同じである。
【0037】駆動歯車装置(7)、(8)のハブ・ブッ
シュ(11)、(12)と伝動歯車リング(3)、
(4)は、駆動軸(2)に同軸になるよう配置されてお
り、駆動歯車装置(7)、(8)は互いに上下になるよ
う設置され、そして、伝動歯車リング(3)、(4)
は、駆動軸(2)にそれぞれ取り付けられている軸受
(9)と軸受(10)の一部に隣接するように、2つの
駆動歯車装置(7)、(8)の上と下において駆動軸
(2)に取り付けられており、一方では駆動歯車装置
(7)、(8)の各ハブブッシュ(11)、(12)の
外壁は、それぞれ伝動歯車リング(3)、(4)の外壁
から幾分離れていて、しかも該ブッシュ(11)、(1
2)はそれぞれ軸受け(9)、(10)上で回転でき、
そして上記の伝動歯車リング(3)と部品(9)および
伝動歯車(4)と部品(10)の各外壁はそれぞれ、同
じ直径を有し、互いに直列に並び、その結果歯システム
(5)と(13)および(6)と(14)もまたそれぞ
れ、互いの間に小さなスペースを挟みながら、互いに直
列に並んでいる。
【0038】本発明のこの選択された複式の実施例によ
るスイッチ開閉装置はまた、内歯システム(22)、
(23)を備えた2つの同じ滑りリング(20’)、
(21’)からも構成されている。上記の開口部の直径
とこの内歯システムの特徴は、一方では、滑りリング
(20’)、(21’)が、駆動軸(2)に対し、駆動
歯車装置(7)、(8)の各ハブブッシュ(11)、
(12)および/または中央開口部にある各伝動歯車リ
ング(3)、(4)と同軸になるように配置されてお
り、また他方では、各内歯システム(22)、(23)
が、駆動歯車装置(7)、(8)のハブブッシュ(1
1)、(12)における各外歯システム(13)(1
4)と噛合い、および/または伝動歯車リング(3)、
(4)の各外歯システム(5)、(6)と噛合うように
なっていることである。
【0039】各滑りリング(20’)、(21’)は、
スイッチプレート(20)、(21)に接続され、一方
このスイッチプレート(20)、(21)は、杼投げ周
期に同期して、カムにより定められた周期に従って滑り
リング(20’)、(21’)に交互に第1の位置と第
2の位置をとらせるために、カム機構手段によって移動
させられる。
【0040】図1において、上部滑りリング(20)は
第2の位置にあり、そして下部滑りリング(21)は第
1の位置にある。第1の位置では、滑りリング(2
0)、(21)は、その内歯システム(22)、(2
3)が駆動歯車装置(7)、(8)のハブブッシュ(1
1)、(12)の外歯システム(13)、(14)との
み噛み合うような高さに位置している。
【0041】第2の位置では、滑りリング(20)、
(21)は、その内歯システム(22)、(23)がと
もに、駆動歯車装置(7)、(8)のハブ・ブッシュ
(11)、(12)の外歯システム(13)、(14)
と、伝動歯車リング(3)、(4)の外歯システム
(5)、(6)との双方と噛合える高さに位置してい
る。
【0042】この第2の位置において、駆動軸(1)、
(2)の回転運動は、伝動歯車リング(3)、(4)と
滑りリング(20’)、(21’)によって、駆動歯車
装置(7)、(8)に伝達される。
【0043】第1の位置においては、滑りリング(2
0’)、(21’)は伝動歯車リング(3)、(4)に
より駆動されないので、滑りリング(20’)、(2
1’)も駆動歯車装置(7)、(8)も休止状態のまま
である。
【0044】各駆動歯車装置(7)、(8)の円板状部
(15)、(16)には、開口部(25)がある。特定
の駆動歯車装置(7)、(8)によって駆動されるグリ
ッパが杼口から完全に外に出ているときでも、上記駆動
歯車装置(7)、(8)はまだ、同じ位置にあって、開
口部(25)は、スイッチプレート(20)、(21)
にあるピン(24)に向かい合っている。このスイッチ
プレート(20)、(21)は周知の手段によって回転
しないように保持されている。
【0045】滑りリング(20’)、(21’)が第2
の位置に置かれると、ピン(24)は開口部(25)に
挿入される。第2の位置では駆動軸(2)によって駆動
されない駆動歯車装置(7)、(8)は、上記のように
してまだ回転を妨げられており、各々の場合においてこ
のようにして再び同期点を見出す。ピン(24)は先
ず、駆動歯車と滑りリングの連結が解除される前に、開
口部(25)に挿入され、そして駆動歯車と滑りリング
の連結がなされたときにのみ、ピン(24)は穴(2
5)から抜ける。このようにして、同期は失われない。
【0046】各グリッパ装置が、織機の両側に配置され
ている2つの部分からなり、しかもこの各部分には、そ
れぞれ1台ずつの駆動歯車装置と、この駆動歯車装置よ
って駆動されるグリッパが備えられている場合の織機に
は、この種のスイッチ開閉装置が当該織機の両側に設置
されている。
【0047】グリッパをその駆動歯車装置によって織地
の杼口内に挿入するため、垂直の駆動軸はある方向に回
転し、その後直ちに上記のグリッパを杼口から出すため
に、他の方向に回転する。
【0048】次にグリッパには一定の休止期間が来て、
その間、緯糸はおさ運動によっておさ打ちされる。
【0049】この休止期間の間、各スイッチ開閉装置を
それぞれ第2の位置と第1の位置に切り換えたり、また
はその位置を保持したりして、次の緯糸入れで緯糸を挿
入しなければならない各グリッパのスイッチを入れ(ま
たは入れられたままにし)、一方、次の緯糸入れで緯糸
を挿入する必要のない各グリッパのスイッチを切る(ま
たは切ったままにする)が、これは、本発明のスイッチ
開閉装置によって行われるものである。
【0050】スイッチ開閉装置は、これが作動されると
き滑りリング(20’)、(21’)を駆動させるスイ
ッチプレート(20)、(21)により操作される。
【0051】一方、上記スイッチプレート(20)、
(21)の動作は、カムロッド機構(図示されていな
い)に接続されることにより、行われる。
【0052】このカムロッド機構は、望みの織りの特徴
に応じて本発明のスイッチ開閉装置の切換えパターンが
作られるようになっている。
【0053】本発明の方法によれば、交互に下部織地と
上部織地に杼投げを行う単一グリッパ織りにおいては、
交互に上部グリッパがスイッチを入れられると、下部グ
リッパのスイッチは切られ、そして次の緯糸入れでは下
部グリッパのスイッチが入れられ、上部グリッパのスイ
ッチが切られる。
【0054】本発明のこうしたスイッチ開閉装置は、あ
る種の織物を織るために、3台または4台もしくはそれ
以上のグリッパを上下に設置して、編成することも可能
である。たとえば、3つのグリッパを備えた装置は、本
発明のもう一つ別の方法によって、複式緯入れ織りを輪
郭線を乱さずに織るのに非常に有効である。この方法で
は、中間グリッパは緯糸入れ毎にスイッチを入れられ、
最初の緯糸入れでは上部グリッパがスイッチを入れられ
ると、下部グリッパは切られ、次の緯糸入れではこの逆
の操作がなされる。この製織法の利点は次の通りであ
る。すなわち、引張経糸は引上げの必要がなく、静止状
態にしておくことができ、またバインダ経糸には運動時
間の余裕が生まれ、さらに緯糸が下部ウェッブに挿入さ
れている間に、上部織地のバインダ経糸は交差すること
ができ、その上、バインドされるパイル経糸は全く引上
げる必要はなく、また織物は輪郭の乱れを起こさず、そ
してパターン定義では、カード製図における1回の杼投
げは、1パイル列になる。
【0055】この3つの制御可能グリッパを備えた装置
はまた、本発明の方法によるバインドされるデッドパイ
ルのある単式緯入れ織りをするためにも用いることがで
き、この場合、作業手順は以下の通りである。最初の緯
糸入れでは、中間グリッパが作動し(他のグリッパはス
イッチが切られている)、第2の緯糸入れでは上部が、
第3では下部が、第4では中間グリッパが作動する。こ
の場合、引張経糸は静止状態に戻しておく必要があり、
またバインダ経糸には運動時間の余裕が生まれ、そして
デッドパイル経糸においてバインドするには、引上げの
必要はない。織機において2つまたはそれ以上の緯糸挿
入装置と連結して作業するよう編成されている、本発明
によるスイッチ開閉装置は、本発明の一つの課題であ
る。
【0056】本発明の方法によって直接織られるダブル
織りの織物も、本発明の課題の一つである。
【0057】
【発明の効果】本発明の効果は、ある種の織物を織るた
めに2つまたはそれ以上のグリッパ装置を備えた織機を
より有効に利用する点にあり、この場合、各グリッパ装
置は他のグリッパ装置と同時に駆動させる必要はなく、
そしてより特殊的には本発明は、各緯糸入れに際し緯糸
を挿入しなければならないグリッパ装置のみが駆動し、
そのため緯糸を挿入する必要がないグリッパ装置は無駄
に駆動されることはない手段を供するものである。した
がって、グリッパ装置に要するエネルギーはより少なく
なる。また、各グリッパは厳密に必要な作業周期にのみ
従うので、グリッパの歯の磨耗も、相当減少する。
【0058】本発明の他の効果は、スイッチ開閉装置が
限定された手段で製作可能なことにも因っていて、その
ためこの装置は、あまり磨耗されず、また2つ以上のグ
リッパ装置と連動するように設計することができる。
【0059】周知の装置では、上述の利点(すべて)は
見出すことはできない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチ開閉装置の選択された一実施
例の垂直断面図である。
【符号の説明】
1 駆動軸 2 駆動軸 3 伝動歯車リング 4 伝動歯車リング 5 外歯システム 6 外歯システム 7 駆動歯車装置 8 駆動歯車装置 9 軸受け 10 軸受け 11 ハブブッシュ 12 ハブブッシュ 13 外歯システム 14 外歯システム 15 円板状部 16 円板状部 17 外歯システム 18 外歯システム 20 滑りリング 20’ 滑りリング 21 滑りリング 21’ 滑りリング 22 内歯システム 23 内歯システム 24 ピン 25 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘイセン ニコ ベルギー国 ベー−8768 シント−エロー イス−ヴィンケル イズエヘムセストラー ト 51

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動歯車装置(7)、(8)を一方の回
    転方向から他方の回転方向に交互に回転させることによ
    って、グリッパを経糸間の杼口に移動させ、そしてこの
    杼口から引き出すように、該グリッパを移動させる働き
    を有し、かつ駆動軸(2)に取り付けられている該駆動
    歯車装置(7)、(8)を有する製織用グリッパ装置に
    おいて、 前記駆動歯車装置(7)、(8)は、駆動軸(2)を中
    心にして回転するように、この駆動軸(2)に取り付け
    られ、かつ、手段(13)、(14)を備えているが、
    先ず、これに対応する手段(22)、(23)は、駆動
    軸(2)に設置されているか、または該軸(2)により
    駆動される部分(20’)、(21’)に設置されたも
    のであって、駆動軸(2)の回転運動を駆動歯車装置
    (7)、(8)に伝達するために、前記手段(13)、
    (14)と互いに連動しており、 前記手段(22)、(23)、またはこの手段(2
    2)、(23)が設けられている(20’)、(2
    1’)の部分は、一方では第1の位置に移動させられる
    と、この位置で前記手段(22)、(23)が手段(1
    3)、(14)と互いに連動するか、もしくは駆動軸
    (2)が前記部分(20’)、(21’)を駆動させ、
    その間に前記部分(20’)、(21’)の手段(2
    2)、(23)は手段(13)、(14)と連動し、他
    方では、第2の位置に移動させるられると、この位置で
    は前記手段(22)、(23)は手段(13)、(1
    4)と互いに連動しないか、または回転駆動軸(2)は
    前記部分(20’)、(21’)を駆動させないことを
    特徴とする製織用グリッパ装置。
  2. 【請求項2】 前記手段(22)、(23)またはこの
    手段(22)、(23)が設けられている部分(2
    0’)、(21’)は、緯糸入れ周期と同期する予め定
    められた切換え周期に従って、各杼投げの前に第1の位
    置か、または第2の位置のいずれかの位置に、制御装置
    によって自動的に移動させられる請求項1記載の製織用
    グリッパ装置。
  3. 【請求項3】 部分(20’)、(21’)には手段
    (22)、(23)が取り付けられており、この部分
    (20’)、(21’)の前記手段(22)、(23)
    または他の手段は、軸(2)の回転運動を部分(2
    0’)、(21’)に伝達するため、回転しないように
    軸に固定されている対応する手段(5)、(6)と連動
    するようになっており、しかも上記部分(20’)、
    (21’)は第1の位置に移動することができ、この位
    置においてその手段(22)、(23)または他の手段
    は、手段(5)、(6)と連動し、その間手段(2
    2)、(23)は前記駆動歯車装置の手段(13)、
    (14)と連動し、一方、前記部分(20’)、(2
    1’)は第2の位置に移動し、この場合その手段(1
    3)、(14)または他の手段は手段(5)、(6)と
    連動しない請求項1または2に記載の製織用グリッパ装
    置。
  4. 【請求項4】 該グリッパ装置には、駆動軸(2)上の
    軸受(9)、(10)に設置されている駆動歯車装置
    (7)、(8)が備えられており、さらに、軸受
    (9)、(10)に設置され軸(2)を中心にして対称
    に延びている中央円筒部(11)、(12)があって、
    その周縁には歯システム(13)、(14)があり、ま
    た、前記円筒部(11)、(12)の周囲に対称になる
    よう円板状部(15)、(16)が設置されており、そ
    してグリッパを駆動させるため、周縁に歯システム(1
    7)、(18)を有し、 また、軸(2)に同軸になるよう、また回転しないよう
    に、取り付けられており、かつ、周縁に歯システム
    (5)、(6)が備えられている円筒部(11)、(1
    2)と同じ外径を有する伝動歯車リング(3)、(4)
    を有し、 また、中央円筒形開口部を有する滑りリング(2
    0’)、(21’)が含まれ、その直立壁には内歯シス
    テム(22)、(23)があり、 さらに、前記滑りリング(20’)、(21’)は軸
    (2)と同軸になっており、また前記軸(2)は中央開
    口部を通って垂直になるよう延びていて、さらに一方で
    は前記開口部の寸法と、他方では内歯システム(2
    2)、(23)については、駆動歯車装置(7)、
    (8)の円筒部(11)、(12)と伝動歯車リング
    (3)、(4)が、あるいは伝動歯車リング(3)、
    (4)のみが前記開口部内に収められるように、設定さ
    れており、また内歯システム(22)、(23)は、駆
    動歯車装置(7)、(8)の各伝動歯車リング(3)、
    (4)の歯システム(13)、(14)および(5)、
    (6)と、あるいは歯システム(5)、(6)のみとそ
    れぞれ噛合うように、設定されており、 また、第1位置において、内歯システム(22)、(2
    3)を歯システム(13)、(14)および(5)、
    (6)と、あるいは歯システム(5)、(6)のみとそ
    れぞれ噛み合わさせるために、そして第2位置におい
    て、内歯システム(22)、(23)を歯システム(1
    3)、(14)のみに噛み合わせ、他の歯システム
    (5)、(6)に噛み合わさせないように、滑りリング
    (20’)、(21’)は制御装置によって、駆動軸
    (2)に平行な方向に移動させられる前記請求項1乃至
    3に記載の製織用グリッパ装置。
  5. 【請求項5】 駆動歯車装置(7)、(8)が駆動され
    ていない場合の該装置の位置である第2の位置におい
    て、駆動歯車装置(7)、(8)は、この駆動歯車装置
    (7)、(8)の駆動を遮断し、かつ前記駆動装置によ
    って制御される機械的装置(24)、(25)によっ
    て、自動的に固定位置に留められる請求項1乃至4に記
    載の製織用グリッパ装置。
  6. 【請求項6】 前記機械的装置(24)、(25)に
    は、部分(20’)、(21’)に取り付けられるピン
    (24)と、駆動歯車装置(7)、(8)において前記
    ピン(24)に向かい合っている開口部(25)があ
    り、前記部分(20’)、(21’)が第2の位置にあ
    るとき、ピン(24)は開口部(25)にあり、一方前
    記部分(20’)、(21’)が第1の位置にあると
    き、ピン(24)は開口部(25)にない請求項1乃至
    5に記載の製織用グリッパ装置。
  7. 【請求項7】 織機の両側に配置されている2つの部分
    の各部分が駆動軸に取り付けられたグリッパ用駆動歯車
    装置(7)、(8)からなる製織機用グリッパ装置にお
    いて、前記各部分は、前記の請求項1乃至6に記載の内
    容に準拠して設計されていることを特徴とする製織装
    置。
  8. 【請求項8】 互いに上と下に配置されている2つまた
    はそれ以上のグリッパ装置からなる製織装置において、
    駆動軸(2)に取り付けられている駆動歯車装置
    (7)、(8)を含むグリッパ装置またはグリッパ装置
    の各部は、前記の請求項1乃至7項に記載の内容に準拠
    して設計されていることを特徴とする製織装置。
  9. 【請求項9】 互いに上と下に配置されている2つまた
    はそれ以上のグリッパ装置からなる製織装置において、
    2つまたはそれ以上の駆動歯車装置(7)、(8)が各
    駆動軸(2)に互いに上下になるよう配置されており、
    一方、各駆動歯車装置(7)、(8)から少し離れて軸
    (2)に各伝動歯車リング(3)、(4)がそれぞれ取
    り付けられており、そして各駆動歯車装置(7)、
    (8)の円筒部(11)、(12)の外壁は、各伝動歯
    車リング(3)、(4)の外壁から少し離れ、かつ、そ
    の外壁と直列に並んでいて、その結果歯システム(5)
    と(13)および(6)と(14)もまた、互いに狭い
    間隔を置いて直列に並んでおり、 伝動歯車リング
    (3)、(4)と駆動歯車装置(7)、(8)からなる
    各セットにおいて、2つの位置に応じて調整可能な滑り
    リング(20’)、(21’)は、第1の位置では前記
    伝動歯車リング(3)、(4)と前記駆動歯車装置
    (7)、(8)が前記滑りリング(20’)、(2
    1’)の中央開口部に延びるように、かつ内歯システム
    (22)、(23)が、駆動歯車装置(7)、(8)の
    歯システム(13)、(14)および伝動歯車リング
    (3)、(4)の歯システム(5)、(6)と噛合うよ
    うに、配置されており、 第2の位置では、駆動歯車装置(7)、(8)のみが前
    記滑りリング(20’)、(21’)の中央開口部に延
    び、かつ内歯システムは駆動歯車装置(7)、(8)の
    歯システム(13)、(14)とのみ噛合うことを特徴
    とする請求項8記載の製織装置。
  10. 【請求項10】 各滑りリング(20’)、(21’)
    は制御装置の部分(20)、(21)に接続され、しか
    も緯糸入れ周期と同期している周期に従って、各杼投げ
    前に、前記制御装置は、前記滑りリング(20’)、
    (21’)を自動的に第1の位置か、または第2の位置
    に移行させるために、移動させられ、一方では機械的お
    よび/または電磁気的および/または圧縮空気のおよび
    /または電気的および/またはエレクトロニクス手段に
    よって駆動されるか、もしくは制御される装置によっ
    て、前記制御装置の前記部分は移動させられる請求項8
    または9記載の製織装置。
  11. 【請求項11】 前記制御装置は調整可能な周期に従っ
    て動作し、しかもこの制御装置において、周期設定のた
    め、ある種の部分は設定されるか、または他の部分と交
    換されるか、プログラムされるか、および/または前記
    制御装置と連動しているプログラム可能な装置はプログ
    ラムされなければならない請求項10記載の製織装置。
  12. 【請求項12】 前記制御装置がカムとロッドの機構で
    ある請求項10記載の製織装置。
  13. 【請求項13】 前記の請求項1乃至7に記載の内容に
    従った、互いに上下に配置されている2つまたはそれ以
    上のグリッパ装置を備えた織機。
  14. 【請求項14】 異なる高さに配置されている2つまた
    はそれ以上のグリッパ織機を利用する、対面式ダブル織
    物の単一スプール製織方法において、前記グリッパ装置
    の1つが、緯糸を織地に挿入するために、駆動されてい
    るとき、他のグリッパ装置はいずれも駆動されないこと
    を特徴とする対面式ダブル織物の単一スプール製織方
    法。
  15. 【請求項15】 3つのグリッパを備えた織機を利用す
    る、ダブル織物の単一スプール製織方法において、緯糸
    の挿入のため、その度ごとに中央、上部および下部の各
    グリッパ装置は、連続する杼投げの間、交互に駆動さ
    れ、その間他のグリッパ装置は駆動されないことを特徴
    とする対面式ダブル織物の単一スプール製織方法。
  16. 【請求項16】 3つのグリッパを備えた織機を利用す
    る、対面式ダブル織物のダブルスプール製織方法におい
    て、各杼投げ間に、中央グリッパ装置は、その度ごとに
    緯糸を挿入するために駆動され、また一方では連続的杼
    投げの間、それぞれ緯糸を挿入するため、上部と下部の
    各グリッパ装置は交互に駆動され、その間下部グリッパ
    装置と上部グリッパ装置は交互に駆動と休止を繰り返す
    ことを特徴とする対面式ダブル織物のダブルスプール製
    織方法。
JP5152413A 1992-06-23 1993-06-23 製織機における少なくとも2つの緯入れ装置の駆動スイッチを交互に開閉する装置 Pending JPH07197351A (ja)

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BE09200587 1992-06-23

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