JPH07196763A - 生分解性軟質ポリウレタン用ポリオール組成物およびこれを利用したポリウレタンフォームの製造方法 - Google Patents
生分解性軟質ポリウレタン用ポリオール組成物およびこれを利用したポリウレタンフォームの製造方法Info
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- Biological Depolymerization Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 次の三成分(a)、(b)および(c)
(a)糖蜜、(b)平均分子量が200〜400の、エ
チレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリ
ンから選ばれるポリオール、(c)平均分子量が600
〜3000の、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、ポリエステルポリオールから選ばれるポ
リオール を含有する生分解性軟質ポリウレタン用ポリオール組成
物並びに当該生分解性軟質ポリウレタン用ポリオール組
成物と、イソシアネート化合物を反応させることにより
製造される生分解性軟質ポリウレタンフォームおよびそ
の製造方法。 【効果】 軟質糖蜜ポリオールを用いて調製したポリウ
レタンフォームは、糖蜜を配合しながら従来の軟質ポリ
ウレタンフォームと同様な物性を有するものであった。
また、このものは、生分解性にも優れており、自然界で
速やかに分解するものであった。
チレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリ
ンから選ばれるポリオール、(c)平均分子量が600
〜3000の、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、ポリエステルポリオールから選ばれるポ
リオール を含有する生分解性軟質ポリウレタン用ポリオール組成
物並びに当該生分解性軟質ポリウレタン用ポリオール組
成物と、イソシアネート化合物を反応させることにより
製造される生分解性軟質ポリウレタンフォームおよびそ
の製造方法。 【効果】 軟質糖蜜ポリオールを用いて調製したポリウ
レタンフォームは、糖蜜を配合しながら従来の軟質ポリ
ウレタンフォームと同様な物性を有するものであった。
また、このものは、生分解性にも優れており、自然界で
速やかに分解するものであった。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリウレタン製造の原
料となるポリウレタン用ポリオール組成物に関し、更に
詳細には、自然環境中で微生物等により容易に分解され
る軟質ポリウレタンフォームの原料となる生分解性軟質
ポリウレタン用ポリオール組成物並びにこれを利用した
生分解性軟質ポリウレタンフォームおよびその製造方法
に関する。
料となるポリウレタン用ポリオール組成物に関し、更に
詳細には、自然環境中で微生物等により容易に分解され
る軟質ポリウレタンフォームの原料となる生分解性軟質
ポリウレタン用ポリオール組成物並びにこれを利用した
生分解性軟質ポリウレタンフォームおよびその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックは、加工の容易さ、価格、
軽さ、利用しやすさ等の面から、現在、広く利用されて
いる。しかしながら、プラスチックは天然に存在する高
分子化合物と異なり、自然界において微生物等によりほ
とんど分解しないため、環境汚染の原因となり、大きな
社会問題となっている。
軽さ、利用しやすさ等の面から、現在、広く利用されて
いる。しかしながら、プラスチックは天然に存在する高
分子化合物と異なり、自然界において微生物等によりほ
とんど分解しないため、環境汚染の原因となり、大きな
社会問題となっている。
【0003】すなわち、プラスチック性の廃棄物は、土
壌細菌等の作用によってもほとんど分解されないので、
投棄された所に長く残存し、非常に見苦しいものであっ
た。また、海上に投棄された場合も生分解を受けず海面
を漂うため、海上汚染の原因となり、さらには海亀等が
餌のクラゲと間違えて飲み込み、死に至るなど生態環境
面での問題も生じていた。
壌細菌等の作用によってもほとんど分解されないので、
投棄された所に長く残存し、非常に見苦しいものであっ
た。また、海上に投棄された場合も生分解を受けず海面
を漂うため、海上汚染の原因となり、さらには海亀等が
餌のクラゲと間違えて飲み込み、死に至るなど生態環境
面での問題も生じていた。
【0004】プラスチックのうち、ポリウレタンは、ポ
リオール成分とイソシアネート成分を反応させて調製さ
れているが、このものも他のプラスチックと同様にほと
んど生分解性がなく、しかも発泡ポリウレタンは容量が
大きいので環境汚染の大きな原因となっていた。
リオール成分とイソシアネート成分を反応させて調製さ
れているが、このものも他のプラスチックと同様にほと
んど生分解性がなく、しかも発泡ポリウレタンは容量が
大きいので環境汚染の大きな原因となっていた。
【0005】従来より、このポリウレタンに生分解性を
付与させる試みがいくつか行われている。 例えば、特
公昭58−56605号には、好微生物の粉末状有機質
充填物を親水性ウレタンフォームに添加した親水性ウレ
タンフォームが、また、特開昭63−284232号に
は、植物性微細繊維または植物性粉粒を、エステル基を
含有するポリオールと、有機ポリイソシアネートとの反
応で得られるウレタン樹脂と結合させた自然界で分解す
るシートや成型品が開示されている。
付与させる試みがいくつか行われている。 例えば、特
公昭58−56605号には、好微生物の粉末状有機質
充填物を親水性ウレタンフォームに添加した親水性ウレ
タンフォームが、また、特開昭63−284232号に
は、植物性微細繊維または植物性粉粒を、エステル基を
含有するポリオールと、有機ポリイソシアネートとの反
応で得られるウレタン樹脂と結合させた自然界で分解す
るシートや成型品が開示されている。
【0006】これらの発明においては、いずれも天然の
有機質や植物繊維等の添加物の存在が必須であり、これ
らが生分解性に大きく寄与しているものと判断され、こ
れら発明は基本的にはポリウレタン自体の分解性でな
く、添加物の分解性によると考えられる。
有機質や植物繊維等の添加物の存在が必須であり、これ
らが生分解性に大きく寄与しているものと判断され、こ
れら発明は基本的にはポリウレタン自体の分解性でな
く、添加物の分解性によると考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ポリウ
レタンには種々の形態のものがあり、前記の有機質や植
物繊維等が配合することができない場合があるため、ポ
リウレタンについて、これを根源的に生分解性にする技
術の開発が求められていた。
レタンには種々の形態のものがあり、前記の有機質や植
物繊維等が配合することができない場合があるため、ポ
リウレタンについて、これを根源的に生分解性にする技
術の開発が求められていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、生分解性
ポリウレタンを得べく研究を重ねた結果、先にポリウレ
タンの原料であるポリオール成分に糖蜜を配合すること
により、生分解性のポリウレタンが製造できることを見
出した(特願平3−33402号)。しかし、この技術
では糖蜜がポリウレタン中でハードセグメントとして働
くため、硬質のポリウレタンしか得られないものであ
り、十分満足のゆくものとはいい難かった。
ポリウレタンを得べく研究を重ねた結果、先にポリウレ
タンの原料であるポリオール成分に糖蜜を配合すること
により、生分解性のポリウレタンが製造できることを見
出した(特願平3−33402号)。しかし、この技術
では糖蜜がポリウレタン中でハードセグメントとして働
くため、硬質のポリウレタンしか得られないものであ
り、十分満足のゆくものとはいい難かった。
【0009】そこで当該欠点を解消し、軟質ポリウレタ
ンを得べく更に研究を重ねた結果、糖蜜を溶解する成分
としてのポリオールの他に、可塑剤として働くポリオー
ル成分を組合せ用いれば、軟質ポリウレタン用のポリオ
ール成分として利用できることを見いだし本発明を完成
した。
ンを得べく更に研究を重ねた結果、糖蜜を溶解する成分
としてのポリオールの他に、可塑剤として働くポリオー
ル成分を組合せ用いれば、軟質ポリウレタン用のポリオ
ール成分として利用できることを見いだし本発明を完成
した。
【0010】すなわち、本発明は次の三成分(a)、
(b)および(c) (a)糖蜜、(b)平均分子量が200〜400の、エ
チレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリ
ンから選ばれるポリオール、(c)平均分子量が600
〜3000の、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、ポリエステルポリオールから選ばれるポ
リオールを含有する生分解性軟質ポリウレタン用ポリオ
ール組成物を提供するものである。
(b)および(c) (a)糖蜜、(b)平均分子量が200〜400の、エ
チレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリ
ンから選ばれるポリオール、(c)平均分子量が600
〜3000の、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、ポリエステルポリオールから選ばれるポ
リオールを含有する生分解性軟質ポリウレタン用ポリオ
ール組成物を提供するものである。
【0011】また、本発明は上記生分解性軟質ポリウレ
タン用ポリオール組成物と、イソシアネート化合物とを
反応させることを特徴とする生分解性軟質ポリウレタン
フォームの製造方法およびこの方法により得られたポリ
ウレタンフォームを提供するものである。
タン用ポリオール組成物と、イソシアネート化合物とを
反応させることを特徴とする生分解性軟質ポリウレタン
フォームの製造方法およびこの方法により得られたポリ
ウレタンフォームを提供するものである。
【0012】本発明の生分解性軟質ポリウレタン用ポリ
オール組成物(以下、「軟質糖蜜ポリオール」という)
を構成する成分のうち、(a)成分の糖蜜は、サトウキ
ビ、テンサイ等から得られるものであり、精製糖蜜、氷
糖蜜であってもよく、また、製糖後に得られる廃糖蜜で
あってもよいが、経済性の面からは廃糖蜜が有利であ
る。
オール組成物(以下、「軟質糖蜜ポリオール」という)
を構成する成分のうち、(a)成分の糖蜜は、サトウキ
ビ、テンサイ等から得られるものであり、精製糖蜜、氷
糖蜜であってもよく、また、製糖後に得られる廃糖蜜で
あってもよいが、経済性の面からは廃糖蜜が有利であ
る。
【0013】また、本発明の(b)成分である、平均分
子量が200〜400の、エチレングリコール、ポリエ
チレングリコール(PEG)、グリセリンから選ばれる
ポリオール(以下、「低分子ポリオール」という)は、
糖蜜を溶解する作用を有するものである。 この低分子
ポリオールは、上記のものに限定され、これ以外のポリ
オール(これ以上大きな分子量のPEGやポリプロピレ
ングリコール、ポリエステルポリオール、ポリエステル
ポリオール等のポリオール)では糖蜜を十分に溶解させ
ることが困難である。
子量が200〜400の、エチレングリコール、ポリエ
チレングリコール(PEG)、グリセリンから選ばれる
ポリオール(以下、「低分子ポリオール」という)は、
糖蜜を溶解する作用を有するものである。 この低分子
ポリオールは、上記のものに限定され、これ以外のポリ
オール(これ以上大きな分子量のPEGやポリプロピレ
ングリコール、ポリエステルポリオール、ポリエステル
ポリオール等のポリオール)では糖蜜を十分に溶解させ
ることが困難である。
【0014】更に、本発明の(c)成分である、平均分
子量が600〜3000の、PEG、ポリプロピレング
リコール(PPG)、ポリエステルポリオール(PE
S)から選ばれるポリオール(以下、「高分子ポリオー
ル」という)は、(a)成分である糖蜜の配合により硬
質となるポリウレタンに柔軟性を与え、これを軟質に代
える、いわゆる可塑剤として作用するものである。
子量が600〜3000の、PEG、ポリプロピレング
リコール(PPG)、ポリエステルポリオール(PE
S)から選ばれるポリオール(以下、「高分子ポリオー
ル」という)は、(a)成分である糖蜜の配合により硬
質となるポリウレタンに柔軟性を与え、これを軟質に代
える、いわゆる可塑剤として作用するものである。
【0015】(c)成分のうち、PEGは平均分子量が
600以上のものからポリウレタンを軟質にすることが
でき、分子量が1000以上から固体(室温)である
が、平均分子量が3000程度まで糖蜜ポリオールが変
性しない温度以下の融点を持っており、特に増粘するこ
ともないので、この範囲のもの、すなわち平均分子量が
600〜3000の範囲のものを利用することができ
る。また、PPGの場合およびPESの場合も、それぞ
れPEGと同様な理由から、平均分子量1000〜40
00の範囲および平均分子量1000〜3000のもの
を利用することが好ましい。 このうち、PESの例と
しては、ポリカプロラクトン等が挙げられる。
600以上のものからポリウレタンを軟質にすることが
でき、分子量が1000以上から固体(室温)である
が、平均分子量が3000程度まで糖蜜ポリオールが変
性しない温度以下の融点を持っており、特に増粘するこ
ともないので、この範囲のもの、すなわち平均分子量が
600〜3000の範囲のものを利用することができ
る。また、PPGの場合およびPESの場合も、それぞ
れPEGと同様な理由から、平均分子量1000〜40
00の範囲および平均分子量1000〜3000のもの
を利用することが好ましい。 このうち、PESの例と
しては、ポリカプロラクトン等が挙げられる。
【0016】本発明の軟質糖蜜ポリオールの調製は、ま
ず、(b)成分である低分子ポリオールに(a)成分で
ある糖蜜を添加し、混合溶解させ、次いでこれに(c)
成分である高分子ポリオールを加え、必要に応じて得ら
れた混合溶解物を遠心分離に付し、不溶物を除去するこ
とにより実施される。 この遠心分離は、10〜60℃
程度の温度条件下、2,000〜8,000rpm程度の
回転速度で10〜60分間行なえば良い。 また、
(c)成分は、ウレタン反応の触媒や、発泡用の水等と
共に(a)成分と(b)成分よりなる糖蜜ポリオールに
加えることもできる。
ず、(b)成分である低分子ポリオールに(a)成分で
ある糖蜜を添加し、混合溶解させ、次いでこれに(c)
成分である高分子ポリオールを加え、必要に応じて得ら
れた混合溶解物を遠心分離に付し、不溶物を除去するこ
とにより実施される。 この遠心分離は、10〜60℃
程度の温度条件下、2,000〜8,000rpm程度の
回転速度で10〜60分間行なえば良い。 また、
(c)成分は、ウレタン反応の触媒や、発泡用の水等と
共に(a)成分と(b)成分よりなる糖蜜ポリオールに
加えることもできる。
【0017】本発明の軟質糖蜜ポリオールにおけるこれ
ら各成分の配合量は、(a)成分が10〜25重量%
(以下、単に「%」で示す)、(b)成分が25〜40
%、(c)成分が35〜65%程度であり、特に、
(a)成分が12〜20%、(b)成分が28〜40
%、(c)成分が40〜60%の範囲であることが好ま
しい。
ら各成分の配合量は、(a)成分が10〜25重量%
(以下、単に「%」で示す)、(b)成分が25〜40
%、(c)成分が35〜65%程度であり、特に、
(a)成分が12〜20%、(b)成分が28〜40
%、(c)成分が40〜60%の範囲であることが好ま
しい。
【0018】得られた軟質糖蜜ポリオールは、そのまま
ポリウレタンのポリオール成分として使用することも可
能ではあるが、糖蜜は、一般に17〜25%程度の水分
を含んでいるため、よりよいポリウレタンを得るために
は、この軟質糖蜜ポリオール中から水分を除去し、水分
量を0.1〜3%程度まで減少させることが好ましい。
ポリウレタンのポリオール成分として使用することも可
能ではあるが、糖蜜は、一般に17〜25%程度の水分
を含んでいるため、よりよいポリウレタンを得るために
は、この軟質糖蜜ポリオール中から水分を除去し、水分
量を0.1〜3%程度まで減少させることが好ましい。
【0019】すなわち、ポリオール成分と反応するイソ
シアネート成分は、水との反応性が高いため、ポリオー
ル成分中の水分量が多いとイソシアネート成分と水との
発泡反応が優先的に進行し、イソシアネートとポリオー
ルのゲル化反応が十分に進行せず、セルの不均一化、セ
ル膜の強度不足等を起こし、ポリウレタン全体の強度が
低下し、また、当該反応は発熱反応であるため、ポリウ
レタン内部が焦げてしまい、優れた物性のポリウレタン
を得ることができない。
シアネート成分は、水との反応性が高いため、ポリオー
ル成分中の水分量が多いとイソシアネート成分と水との
発泡反応が優先的に進行し、イソシアネートとポリオー
ルのゲル化反応が十分に進行せず、セルの不均一化、セ
ル膜の強度不足等を起こし、ポリウレタン全体の強度が
低下し、また、当該反応は発熱反応であるため、ポリウ
レタン内部が焦げてしまい、優れた物性のポリウレタン
を得ることができない。
【0020】この軟質糖蜜ポリオールから水を除去する
方法としては、減圧濃縮法、凍結乾燥法等が挙げられる
が、このうち、40〜0.01Torr程度の減圧下、
30〜60℃程度の温度で水分を除去する減圧濃縮法が
好ましい。
方法としては、減圧濃縮法、凍結乾燥法等が挙げられる
が、このうち、40〜0.01Torr程度の減圧下、
30〜60℃程度の温度で水分を除去する減圧濃縮法が
好ましい。
【0021】上記の如くして得られる本発明の軟質糖蜜
ポリオールは、通常のポリオール成分と同様にして、軟
質ポリウレタン製造の原料として利用することができ、
従来から公知のイソシアネート成分と常法にしたがって
反応させ、生分解性軟質ポリウレタンフォームを製造す
ることができる。
ポリオールは、通常のポリオール成分と同様にして、軟
質ポリウレタン製造の原料として利用することができ、
従来から公知のイソシアネート成分と常法にしたがって
反応させ、生分解性軟質ポリウレタンフォームを製造す
ることができる。
【0022】例えば、前記のようにして得られた軟質糖
蜜ポリオールに、ポリイソシアネート成分および必要に
より少量の水を添加混合し、10〜150℃、好ましく
は20〜120℃の温度、常圧または加圧で反応させる
ことにより、生分解性を有する軟質ポリウレタンフォー
ムが製造される。
蜜ポリオールに、ポリイソシアネート成分および必要に
より少量の水を添加混合し、10〜150℃、好ましく
は20〜120℃の温度、常圧または加圧で反応させる
ことにより、生分解性を有する軟質ポリウレタンフォー
ムが製造される。
【0023】ポリウレタンの製造に用いられる、ポリイ
ソシアネート成分の使用割合は、25〜75%、好まし
くは35〜65%である。
ソシアネート成分の使用割合は、25〜75%、好まし
くは35〜65%である。
【0024】利用されるイソシアネート成分としては、
特に制限はなく、脂肪族系ポリイソシアネート、脂環族
系ポリイソシアネートおよび芳香族系ポリイソシアネー
トの他、それらの変性体等を例示することができる。
特に制限はなく、脂肪族系ポリイソシアネート、脂環族
系ポリイソシアネートおよび芳香族系ポリイソシアネー
トの他、それらの変性体等を例示することができる。
【0025】このうち、脂肪族系ポリイソシアネートと
しては、例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート(H
DI)が挙げられ、脂環族系ポリイソシアネートとして
は、例えば、イソホロンジイソシアネートが挙げられ
る。
しては、例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート(H
DI)が挙げられ、脂環族系ポリイソシアネートとして
は、例えば、イソホロンジイソシアネートが挙げられ
る。
【0026】また、芳香族系ポリイソシアネートとして
は、例えば、トリレンジイソシアネート、キシリレンジ
イソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート
(MDI)、ポリメリックジフェニルメタンジイソシア
ネート、トリフェニルメタントリイソシアネート、トリ
ス(イソシアネートフェニル)チオホスフェート等が挙
げられる。
は、例えば、トリレンジイソシアネート、キシリレンジ
イソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート
(MDI)、ポリメリックジフェニルメタンジイソシア
ネート、トリフェニルメタントリイソシアネート、トリ
ス(イソシアネートフェニル)チオホスフェート等が挙
げられる。
【0027】更に、ポリイソシアネート変性体として
は、例えばウレタンプレポリマー、ヘキサメチレンジイ
ソシアネートビューレット、ヘキサメチレンジイソシア
ネートトリマー、イソホロンジイソシアネートトリマー
等が挙げられる。
は、例えばウレタンプレポリマー、ヘキサメチレンジイ
ソシアネートビューレット、ヘキサメチレンジイソシア
ネートトリマー、イソホロンジイソシアネートトリマー
等が挙げられる。
【0028】また、ポリウレタンフォームの製造に際し
ては、軟質糖蜜ポリオールに、ウレタン化反応の触媒を
添加することが好ましく、このような触媒としては、ス
ズ系やアミン系等の従来公知のものを用いることができ
る。
ては、軟質糖蜜ポリオールに、ウレタン化反応の触媒を
添加することが好ましく、このような触媒としては、ス
ズ系やアミン系等の従来公知のものを用いることができ
る。
【0029】本発明により生分解性軟質ポリウレタンフ
ォームを製造する場合、軟質糖蜜ポリオール、ポリイソ
シアネートおよび必要に応じて少量の水を添加、混合し
た混合物を成形材料として用い、これを所要形状に成形
した後、ウレタン化反応を行うことにより、所要形状の
ポリウレタン複合体発泡成形品とすることができる。こ
の成形品の形状は、シート状、板体状、柱状、容器状等
の種々の形状であることができる。
ォームを製造する場合、軟質糖蜜ポリオール、ポリイソ
シアネートおよび必要に応じて少量の水を添加、混合し
た混合物を成形材料として用い、これを所要形状に成形
した後、ウレタン化反応を行うことにより、所要形状の
ポリウレタン複合体発泡成形品とすることができる。こ
の成形品の形状は、シート状、板体状、柱状、容器状等
の種々の形状であることができる。
【0030】
【作用】本発明の糖蜜ポリオールを利用して調製したポ
リウレタンフォームは、ポリウレタン中でハードセグメ
ントとして働く糖蜜の剛性が、高分子ポリオールの作用
で緩和されるため、軟質ポリウレタンとなる。そして、
このポリウレタンフォームが一旦廃棄されると、その中
に組み込まれた糖蜜成分が微生物の作用を優先的に受
け、速やかに分解する。
リウレタンフォームは、ポリウレタン中でハードセグメ
ントとして働く糖蜜の剛性が、高分子ポリオールの作用
で緩和されるため、軟質ポリウレタンとなる。そして、
このポリウレタンフォームが一旦廃棄されると、その中
に組み込まれた糖蜜成分が微生物の作用を優先的に受
け、速やかに分解する。
【0031】
【実施例】次に実施例を挙げ、本発明を更に詳しく説明
するが、本発明はこれら実施例になんら制約されない。
するが、本発明はこれら実施例になんら制約されない。
【0032】実 施 例 1 (1)糖蜜ポリオールの調製:糖蜜(水分含量19.6
%)20gを40gのポリエチレングリコール200
(PEG200、平均分子量200)中に計り取り、混
合撹拌機で約1時間混合、撹拌した。 次いで、遠心分
離機により、20分間、 8000rpmで遠心分離
し、固型物残渣を除去した。 遠心分離後の上澄み液を
遠心エバポレーターを用い、1Torrの圧力で4時間
間減圧濃縮した。 更に、得られた溶液40gにポリエ
チレン600(PEG600、平均分子量600)を6
0g加え、軟質糖蜜ポリオール 100gを得た。
%)20gを40gのポリエチレングリコール200
(PEG200、平均分子量200)中に計り取り、混
合撹拌機で約1時間混合、撹拌した。 次いで、遠心分
離機により、20分間、 8000rpmで遠心分離
し、固型物残渣を除去した。 遠心分離後の上澄み液を
遠心エバポレーターを用い、1Torrの圧力で4時間
間減圧濃縮した。 更に、得られた溶液40gにポリエ
チレン600(PEG600、平均分子量600)を6
0g加え、軟質糖蜜ポリオール 100gを得た。
【0033】(2)ポリウレタンフォームの調製:上記
(1)で得た軟質糖蜜ポリオール 100gに水1.0
g、シリコーン系界面活性剤(NUCシリコーン L−
520;日本ユニカー(株)製 )1.6g、シリコーン
系破泡剤 0.8g、錫系触媒(ジラウリン酸ジ−n−ブ
チル錫)2.8g及びアミン系触媒(N,N,N',N”,
N”−ペンタメチルジエチレントリアミン)2.8gを
加えて良く撹拌する。 そこへクルードMDI 49gを
加えて撹拌し、発泡が始まった時点で撹拌を停止する。
発泡が十分に進行した後、さらに生成物を一晩放置して
ポリウレタンフォームを調製した。このようにして得ら
れたポリウレタンフォームはセルが連通化した軟質フォ
ームであり、その密度は、0.14g/cm3であった。
(1)で得た軟質糖蜜ポリオール 100gに水1.0
g、シリコーン系界面活性剤(NUCシリコーン L−
520;日本ユニカー(株)製 )1.6g、シリコーン
系破泡剤 0.8g、錫系触媒(ジラウリン酸ジ−n−ブ
チル錫)2.8g及びアミン系触媒(N,N,N',N”,
N”−ペンタメチルジエチレントリアミン)2.8gを
加えて良く撹拌する。 そこへクルードMDI 49gを
加えて撹拌し、発泡が始まった時点で撹拌を停止する。
発泡が十分に進行した後、さらに生成物を一晩放置して
ポリウレタンフォームを調製した。このようにして得ら
れたポリウレタンフォームはセルが連通化した軟質フォ
ームであり、その密度は、0.14g/cm3であった。
【0034】実 施 例 2 (1)糖蜜ポリオールの調製:糖蜜(水分含量19.6
%)20gを40gのPEG200中に計り取り、混合
撹拌機で約1時間混合、撹拌した。 次いで、遠心分離
機により、20分間、8000rpmで遠心分離し、固
型物残渣を除去した。 遠心分離後の上澄み液を遠心エ
バポレーターを用い、1Torrの圧力で4時間減圧濃
縮した。 更に、得られた溶液50gにPEG600を
50g加え、軟質糖蜜ポリオール 100gを得た。
%)20gを40gのPEG200中に計り取り、混合
撹拌機で約1時間混合、撹拌した。 次いで、遠心分離
機により、20分間、8000rpmで遠心分離し、固
型物残渣を除去した。 遠心分離後の上澄み液を遠心エ
バポレーターを用い、1Torrの圧力で4時間減圧濃
縮した。 更に、得られた溶液50gにPEG600を
50g加え、軟質糖蜜ポリオール 100gを得た。
【0035】(2)ポリウレタンフォームの調製:上記
(1)で得た軟質糖蜜ポリオール50gにシリコーン系
界面活性剤(NUCシリコーン L−520;日本ユニ
カー(株)製)25g、錫系触媒(ジラウリン酸ジ−n
−ブチル錫)0.15g及びアミン系触媒1.15g
(N,N,N',N”,N”−ペンタメチルジエチレントリ
アミン)を加えて良く撹拌する。 そこへクルードMD
IとHDIの等量混合物を71.5g加えて撹拌し、発
泡が始まった時点で撹拌を停止する。 発泡が十分に進
行した後、さらに生成物を一晩放置してポリウレタンフ
ォームを調製した。
(1)で得た軟質糖蜜ポリオール50gにシリコーン系
界面活性剤(NUCシリコーン L−520;日本ユニ
カー(株)製)25g、錫系触媒(ジラウリン酸ジ−n
−ブチル錫)0.15g及びアミン系触媒1.15g
(N,N,N',N”,N”−ペンタメチルジエチレントリ
アミン)を加えて良く撹拌する。 そこへクルードMD
IとHDIの等量混合物を71.5g加えて撹拌し、発
泡が始まった時点で撹拌を停止する。 発泡が十分に進
行した後、さらに生成物を一晩放置してポリウレタンフ
ォームを調製した。
【0036】実 施 例 3 (1)糖蜜ポリオールの調製:糖蜜(水分含量19.6
%)20gを40gのPEG200中に計り取り、混合
撹拌機で約1時間混合、撹拌した。 次いで、遠心分離
機により、20分間、8000rpm遠心分離し、固型
物残渣を除去した。 遠心分離後の上澄み液を遠心エバ
ポレーターを用い、1Torrの圧力で4時間減圧濃縮
した。 更に、得られた溶液50gにポリプロピレング
リコール3000(PPG3000、平均分子量300
0)を50g加え、軟質糖蜜ポリオール 100gを得
た。
%)20gを40gのPEG200中に計り取り、混合
撹拌機で約1時間混合、撹拌した。 次いで、遠心分離
機により、20分間、8000rpm遠心分離し、固型
物残渣を除去した。 遠心分離後の上澄み液を遠心エバ
ポレーターを用い、1Torrの圧力で4時間減圧濃縮
した。 更に、得られた溶液50gにポリプロピレング
リコール3000(PPG3000、平均分子量300
0)を50g加え、軟質糖蜜ポリオール 100gを得
た。
【0037】(2)ポリウレタンフォームの調製:上記
(1)で得た糖蜜ポリオール50gに、水10g、シリ
コーン系界面活性剤(NUCシリコーン L−520;
日本ユニカー(株)製)2.5g、シリコーン系破泡剤
2.5g、錫系触媒(ジラウリン酸ジ−n−ブチル錫)
0.4g及びアミン系触媒(N,N,N',N”,N”−ペン
タメチルジエチレントリアミン)0.4gを加えて良く
撹拌する。 そこへクルードMDI 227g加えて撹拌
し、発泡が始まった時点で撹拌を停止する。発泡が十分
に進行した後、さらに生成物を一晩放置してポリウレタ
ンフォームを調製した。このようにして得られたポリウ
レタンフォームは、セルが連通化した軟質フォームであ
り、その密度は、0.018g/cm3であった。
(1)で得た糖蜜ポリオール50gに、水10g、シリ
コーン系界面活性剤(NUCシリコーン L−520;
日本ユニカー(株)製)2.5g、シリコーン系破泡剤
2.5g、錫系触媒(ジラウリン酸ジ−n−ブチル錫)
0.4g及びアミン系触媒(N,N,N',N”,N”−ペン
タメチルジエチレントリアミン)0.4gを加えて良く
撹拌する。 そこへクルードMDI 227g加えて撹拌
し、発泡が始まった時点で撹拌を停止する。発泡が十分
に進行した後、さらに生成物を一晩放置してポリウレタ
ンフォームを調製した。このようにして得られたポリウ
レタンフォームは、セルが連通化した軟質フォームであ
り、その密度は、0.018g/cm3であった。
【0038】
【発明の効果】本発明の軟質糖蜜ポリオールを用いて調
製したポリウレタンフォームは、糖蜜を配合しながら従
来の軟質ポリウレタンフォームと同様な物性を有するも
のであった。 また、このものは、生分解性にも優れて
おり、自然界で速やかに分解するものであった。従っ
て、本発明の軟質糖蜜ポリオールを用いて調製したポリ
ウレタンフォームは、従来の軟質ポリウレタンフォーム
と同様に利用できるものでありながら、不要になった後
は自然に戻るものとして、農産・園芸関係の資材として
はもとより、家庭用、産業用等に広く利用できるもので
ある。 以 上
製したポリウレタンフォームは、糖蜜を配合しながら従
来の軟質ポリウレタンフォームと同様な物性を有するも
のであった。 また、このものは、生分解性にも優れて
おり、自然界で速やかに分解するものであった。従っ
て、本発明の軟質糖蜜ポリオールを用いて調製したポリ
ウレタンフォームは、従来の軟質ポリウレタンフォーム
と同様に利用できるものでありながら、不要になった後
は自然に戻るものとして、農産・園芸関係の資材として
はもとより、家庭用、産業用等に広く利用できるもので
ある。 以 上
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣瀬 重雄 茨城県つくば市東1丁目1番 工業技術院 物質工学工業技術研究所内 (72)発明者 小橋川 健 沖縄県那覇市松山2丁目23番17号 株式会 社トロピカルテクノセンター内 (72)発明者 渡嘉敷 唯章 沖縄県那覇市松山2丁目23番17号 株式会 社トロピカルテクノセンター内
Claims (5)
- 【請求項1】 次の三成分(a)、(b)および(c) (a)糖蜜、 (b)平均分子量が200〜400の、エチレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、グリセリンから選ばれ
るポリオール、 (c)平均分子量が600〜3000の、ポリエチレン
グリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエステル
ポリオールから選ばれるポリオール を含有する生分解性軟質ポリウレタン用ポリオール組成
物。 - 【請求項2】 (a)成分を10〜25重量%、(b)
成分を25〜40重量%、(c)成分を35〜65重量
%含有する請求項第1項記載の生分解性軟質ポリウレタ
ン用ポリオール組成物。 - 【請求項3】 水分を0.1〜3重量%含有する請求項
第1項または第2項記載の生分解性軟質ポリウレタン用
ポリオール組成物。 - 【請求項4】 次の三成分(a)、(b)および(c) (a)糖蜜、 (b)平均分子量が200〜400の、エチレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、グリセリンから選ばれ
るポリオール、 (c)平均分子量が600〜3000の、ポリエチレン
グリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエステル
ポリオールから選ばれるポリオール を含有する生分解性軟質ポリウレタン用ポリオール組成
物と、イソシアネート化合物を反応させることを特徴と
する生分解性軟質ポリウレタンフォームの製造方法。 - 【請求項5】 請求項5に記載の方法により製造された
ポリウレタンフォーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5349051A JP2883271B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 生分解性軟質ポリウレタン用ポリオール組成物およびこれを利用したポリウレタンフォームの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5349051A JP2883271B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 生分解性軟質ポリウレタン用ポリオール組成物およびこれを利用したポリウレタンフォームの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07196763A true JPH07196763A (ja) | 1995-08-01 |
JP2883271B2 JP2883271B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=18401164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5349051A Expired - Lifetime JP2883271B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 生分解性軟質ポリウレタン用ポリオール組成物およびこれを利用したポリウレタンフォームの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2883271B2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP5349051A patent/JP2883271B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2883271B2 (ja) | 1999-04-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
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|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |