JPH07196124A - 小型コンベヤ搬送装置 - Google Patents

小型コンベヤ搬送装置

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Publication number
JPH07196124A
JPH07196124A JP35423093A JP35423093A JPH07196124A JP H07196124 A JPH07196124 A JP H07196124A JP 35423093 A JP35423093 A JP 35423093A JP 35423093 A JP35423093 A JP 35423093A JP H07196124 A JPH07196124 A JP H07196124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
small
motor
pulley
belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35423093A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Furukawa
良則 古川
Yasuo Sumiyoshi
康夫 住吉
Hisaaki Omoto
尚昭 尾本
Masataka Tojo
正隆 東絛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Mitsuboshi Belting Ltd filed Critical Mitsuboshi Belting Ltd
Priority to JP35423093A priority Critical patent/JPH07196124A/ja
Publication of JPH07196124A publication Critical patent/JPH07196124A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータプーリ又は小型モータの代わりに超音
波モータをコンベヤ搬送装置に取り入れることによりコ
ンベヤ搬送装置のコンパクト化をはかることを目的とす
るものである。 【構成】 一対の駆動プーリ1と従動プーリ2間に搬送
ベルト3を懸架した小型コンベヤ搬送装置10におい
て、該駆動プーリの端部に超音波モータ4を組み込み、
且つモータの制御部5を搬送ベルト3の搬送側とリター
ン側の空間に設置したことを特徴とする小型コンベヤ搬
送装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送装置に超音波モー
タを組み込み、コンパクト化した小型コンベヤ搬送装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、従来のモータに比べて単位体積当
たりのトルクが非常に大きくまた制御性にも優れている
との点から超音波モータは新時代の駆動源として注目を
集めている。
【0003】従来の小型コンベヤ搬送装置としては、 (1)駆動プーリ11と従動プーリ12間にコンベヤベ
ルト13を懸架した駆動プーリ内にモータプーリ14を
組み込みモータプーリに制御器15を設ける事によりコ
ンパクト化するコンベヤ搬送装置20(図2)。 (2)駆動、従動プーリ間にコンベヤベルトを懸架した
駆動プーリ側にステッピングモータ等の小型モータを配
設し、コンパクト化する搬送装置。 等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たコンベヤ搬送装置20のうち前者においては、駆動プ
ーリ11にモータプーリ14を組み込むことにより、プ
ーリ径は約40φmm、プーリ最小巾は約200mmと
なり、これ以下の小型化装置への対応が困難となる。
又、後者においては最小ステッピングモータの大きさが
33mm角×32mm巾でこのステッピングモータを駆
動プーリの端部から横出し又は下置きにしてもかなりの
スペースが必要となる。
【0005】更に、モータプーリ、ステッピングプーリ
のいずれの場合においてもモータには制御器が必要なた
め、そのスペースも確保しなければならず、小型搬送装
置のコンパクト化という点では不充分である。本発明は
上述の課題を解決すべく鋭意検討の結果提案されたもの
であって、モータプーリ又は小型モータの代わりに超音
波モータをコンベヤ搬送装置に取り入れることによりコ
ンベヤ搬送装置のコンパクト化をはかることを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、一対の駆動、従動プーリ間に搬送ベルトを
懸架した小型コンベヤ搬送装置において、該駆動プーリ
の端部に超音波モータを組み込み、且つモータの制御部
を搬送ベルトの搬送側とリターン側の空間に設置したこ
とを特徴とする小型コンベヤ搬送装置である。そして、
この小型コンベヤ搬送装置は、巾がベルト巾+25mm
以下、高さが35mm以下およびプーリ径が34φmm
以下である小型コンベヤ搬送装置であり、該ベルト巾が
少なくとも20mmである小型コンベヤ搬送装置であ
る。
【0007】
【作用】このように、駆動プーリの端部に超音波モータ
を設けることにより、搬送装置を大幅にコンパクト化す
ることができる。
【0008】
【実施例】本発明に係る小型コンベヤ搬送装置の実施例
を添付図面に基づいてさらに詳細に説明する。第1図は
小型コンベヤ搬送装置10の概略斜視図であって、図に
おいて一対の駆動プーリ1と従動プーリ2が所定の間隔
を保って相並列して設置されたフレーム8、8’に回転
可能に取付られ、そのまわりに無端化された搬送ベルト
3が懸架され、従動プーリ2側の端部に設置されたテー
クアップ装置9によって、搬送ベルト3に初期張力が与
えられる。
【0009】該駆動プーリ1の端部には、小型超音波モ
ータ4、例えば(株)ナスカのMU−30が駆動プーリ
に直結され、この超音波モータ4の制御部5は搬送ベル
ト3の搬送側とリターン側の空間に設置され、外部電源
によりコンセント6を通して電力が供給される。コンセ
ント6に供給された電力は制御部5を介して超音波モー
タ4を駆動させるようになっているが、必要に応じて制
御部5に隣接した空間に設けられた蓄電池7に電力が蓄
えられ、一時的に外部電源がない場所でも超音波モータ
4を駆動させることができるようになっている。
【0010】この小型コンベヤ搬送装置10の全巾は通
常、ベルト巾+25mm以下、具体的には搬送ベルト巾
と超音波モータ巾(約17mm)と軸受部を含むフレー
ム自体の巾(約8mm)の合計以下とする。又、コンベ
ヤ搬送装置10の高さは駆動部と制御部5及びフレーム
8、8’を含めて35mm以下とする。更に、プーリ径
は駆動および従動とも34φmm以下とすることが望ま
しい。
【0011】ここで、コンベヤ搬送装置の全幅がベルト
幅+25mm以上ではフレーム自体の幅が大きくなりす
ぎコスト的に高くなり、又、高さが35mm以上ではフ
レーム自体の高さが高くなりすぎコストアップにつなが
る。一方プーリ径が34mm以上ではベルト厚みが最小
0.5mmのためフレーム高さを越えて荷こぼれを起こ
す不具合がある。
【0012】小型コンベヤ搬送装置の大きさは、従来の
ステッピングモータ等の小型モータを横出しして組み込
んだ装置に比較してコンベヤフレーム間の巾を全幅で4
0%、高さで50%小さくすることが可能となる。又、
ここに使用される搬送ベルトとしては樹脂製あるいはゴ
ム製の比較的厚みの薄いコンベヤベルト、又はタイミン
グベルト等が好適であり、それらのベルト巾は最小20
mm巾とすることが望ましい。これらの小型コンベヤ搬
送装置の性能は、トルクとして0.6kgf・cm、ベ
ルト速度はゼロ発進を含め0〜20m/minの変速が
可能でかつブレーキ機能を有するものである。
【0013】
【発明の効果】本発明は、小型コンベヤ搬送装置の駆動
プーリの端部に超音波モータを組み込み、且つモータの
制御部を搬送ベルトの搬送側とリターン側の空間に設置
することにより、コンベヤ搬送装置の巾を従来の装置に
比較してコンベヤフレーム間巾で40%、フレーム高さ
で50%ほど小さくすることができ、大幅なコンパクト
化が可能となる。又、超音波モータの採用により0.6
kgf・cmのトルクが得られ、かつベルト速度もゼロ
発進を含めて0〜20m/minの変速が可能となり、
ブレーキ機能も付与される。更に蓄電池を搬送装置内部
に設置することにより外部電源を必要とせず駆動させる
事も可能となり、あらゆる場所での小型コンベヤ搬送装
置の使用ができる等の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る小型コンベヤ搬送装置の概略斜視
図である。
【図2】従来の小型コンベヤ搬送装置の部分概略斜視図
である。
【符号の説明】
1 駆動プーリ 2 従動プーリ 3 搬送ベルト 4 超音波モータ 5 制御部 6 コンセント 7 蓄電池 8 フレーム 8’フレーム 9 テークアップ装置 10 小型コンベヤ搬送装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東絛 正隆 神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ 星ベルト株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の駆動、従動プーリ間に搬送ベルト
    を懸架した小型コンベヤ搬送装置において、該駆動プー
    リの端部に超音波モータを組み込み、且つモータの制御
    部を搬送ベルトの搬送側とリターン側の空間に設置した
    ことを特徴とする小型コンベヤ搬送装置。
  2. 【請求項2】 該コンベヤ搬送装置は、巾がベルト巾+
    25mm以下、高さが35mm以下およびプーリ径が3
    4φmm以下である請求項1記載の小型コンベヤ搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 該ベルト巾が少なくとも20mmである
    請求項1、2記載の小型コンベヤ搬送装置。
JP35423093A 1993-12-28 1993-12-28 小型コンベヤ搬送装置 Pending JPH07196124A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0486702A (ja) * 1990-07-31 1992-03-19 Omron Corp グレーティング素子およびその作製方法
JPH0524866A (ja) * 1991-07-15 1993-02-02 Olympus Optical Co Ltd 光学素子成形用型
JP2014525883A (ja) * 2011-07-29 2014-10-02 ベー・エル・ハー・バルター・ライスト・ホウルディング・アクチェンゲゼルシャフト 広範囲に延ばされた運搬部材を伴う運搬装置

Cited By (4)

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JPH0486702A (ja) * 1990-07-31 1992-03-19 Omron Corp グレーティング素子およびその作製方法
JPH0524866A (ja) * 1991-07-15 1993-02-02 Olympus Optical Co Ltd 光学素子成形用型
JP2014525883A (ja) * 2011-07-29 2014-10-02 ベー・エル・ハー・バルター・ライスト・ホウルディング・アクチェンゲゼルシャフト 広範囲に延ばされた運搬部材を伴う運搬装置
JP2014525882A (ja) * 2011-07-29 2014-10-02 ベー・エル・ハー・バルター・ライスト・ホウルディング・アクチェンゲゼルシャフト 広範囲に延ばされた運搬部材を伴う運搬装置

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