JPH0223894Y2 - - Google Patents

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JPH0223894Y2
JPH0223894Y2 JP1982126997U JP12699782U JPH0223894Y2 JP H0223894 Y2 JPH0223894 Y2 JP H0223894Y2 JP 1982126997 U JP1982126997 U JP 1982126997U JP 12699782 U JP12699782 U JP 12699782U JP H0223894 Y2 JPH0223894 Y2 JP H0223894Y2
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JP
Japan
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belt
pulley
width
drive
endless belt
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JP1982126997U
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JPS5930959U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ベルト式記録装置などの軽負荷ベル
ト駆動装置の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
こうした軽負荷ベルト駆動装置には、例えば、
魚群探知機・フアクシミリ受信機などのベルト式
記録装置、つまり、プーリに掛けられた無端ベル
トに記録ペンを装着して、記録紙面上を走行させ
ながら、記録ペンに電気信号を与えて記録紙面に
記録を行なわせる装置などがある。
この種の装置においては、プーリの幅をベルト
の幅とほぼ同じ幅にしておき、プーリがベルトを
駆動するための接触面の中央部分にベルトの幅の
数分の1の幅で突起させた突条を設けてプーリを
形成することにより、記録ペンホルダーのかしめ
鋲の出つ張りとの当たり部分を逃がして速度の変
動を防止するとともにプーリの製造を安価にする
手段が実開昭57−10546などにより開示されてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
こうした軽負荷ベルト駆動装置の場合、一般
に、ベルトを高速で回していることが多いので、
上記のような手段によるものでも、ベルトの両縁
部分がプーリに接触させ引き伸ばすようにされな
がら駆動されているため、この両縁部分が損傷し
て、運転不安定が生じやすい。
また、一般に、ベルトのプーリ間の平行部分に
は記録紙送り機構などが設けられているため、ベ
ルトが取り外しにくく、保守のためのベルトの掛
け替え交換作業もやりずらいなどの不都合があ
る。
このため、ベルトの両縁部分の損傷をなるべく
少なくし、かつ、ベルトの取り付け取り外しを容
易にした安価なベルト駆動装置の出現が期待され
ているという課題がある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、 プーリに平ベルト状の無端ベルトを掛けて駆動
するとともに、プーリの外周部分に設けられ無端
ベルトの幅の約3分の1〜約4分の1程度の幅を
もつて無端ベルトの幅の中央部分に接触させた部
分(以下、ベルト駆動部という)により駆動する
ようにした構造をもつ軽負荷ベルト駆動装置にお
いて、 上記のベルト駆動部の幅、つまり、駆動部幅の
一方の肩端側をプーリの一方の端面として形成す
ることにより、無端ベルトの内側の前記一方の端
面側に空間を設ける端面空間形成手段と、 駆動部幅の他方の肩端側に無端ベルトと接触し
ない大きさの外径をもつプーリ胴体部分を設けて
駆動を行うための駆動源に連結する駆動連結手段
と を設けることにより、上記の課題を解決し得るよ
うにしたものである。
〔実施例〕
以下、ベルト式記録装置におけるプーリを駆動
用V溝プーリと一体化した場合の実施例につい
て、図により説明する。
第1図において、駆動プーリ11と従動プーリ
12とに掛けられた無端状のベルト13は、ベル
ト13に設けられたペンホルダー14を走行駆動
する。
駆動プーリ11には、その外周部分にベルト1
3の幅の中央部分にのみ接触させるようにしたベ
ルト駆動部1が設けられている。
駆動プーリ11は、ベルト駆動部1の片側に設
けたプーリ胴体2によつて、V溝プーリ3・ゴム
ベルト16・モータ15で構成された駆動源に連
結させることにより、ベルト駆動部1によりベル
ト13を駆動し、ペンホルダー14が走行駆動さ
せられるようになつている。
駆動プーリ11とV溝プーリ3の連結部分は、
第2図のように、ベルト駆動部1、プーリ胴体
2、V溝プーリ3は一体に成形されており、ベル
ト駆動部1の幅は使用ベルト幅の約3分の1から
約4分の1の幅に設定され、ベルト運行時ベルト
の片端がプーリ胴体2に接触しない高さだけ突出
されている。4はプーリの回転を円滑にするため
のボールベヤリングなどから成るベヤリング部
で、プーリはプーリ胴体2に設けられたビス5で
ベヤリングに固定される。またベヤリング4はボ
ルト6により軸7に固定されている。8はプーリ
全体をシヤーシなどに固定するための軸7のネジ
部である。
上記の構成でV溝3に掛けられたゴムベルトに
より回転が伝達されれば、ベヤリング4の働きに
よりプーリ胴体2、ベルト駆動部1は一体となつ
て円滑に回転し、左右の偏動も生じない。つま
り、駆動プーリ11は、ベルト駆動部1の幅の一
方の肩端側aを端面Aとして形成しているため、
ベルト13の一方の片端bが、図のように、不接
触の状態にされ、また、他方の肩端側cにはベル
ト13の他方の片端dに接触しない大きさの外径
をもつプーリ胴体2を設けて駆動源と連結してい
るため、ベルト13の両方の縁が不接触状態にさ
れて、無理に引き伸ばされず、ベルト13の幅の
中央部分のみがベルト駆動部1のみで駆動される
ので、左右のバランスがとれて安定に回転させら
れる。
また、端面Aがベルト13の片端bよりも奥に
位置しているため、ベルト13の内側に空間部分
Bが形成されるので、この部分に片方の指先を入
れてベルト13をの片端を指でつまむことができ
るようになる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、上記のように、ベルト駆動
部1の一方の肩端側が駆動プーリ11の端面Aに
して形成され、また、他方の肩端側がベルト13
に接触しない大きさのプーリ胴体2に形成されて
いるため、ベルト13の両方の縁部分が無理に引
き伸ばされず、ベルトの縁部分の損傷が低減さ
れ、また、端面Aとベルト13の内面側に空間部
分が形成されており、この空間部分に片方の指先
を入れてベルトの片端をつまむことができるの
で、ベルトの保守交換作業が容易になる。
さらに、ベルト駆動部1の肩端側が駆動プーリ
11の端面Aになつているため、プーリ部分の長
さが従来の2/3程度ですみ、材料費・加工費とも
に、かるかに安価になるなどの特長がある。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示し、第1図は要部構成の斜視
図、第2図は駆動プーリ部分の側面図である。 1……ベルト駆動部、2……プーリ胴体、3…
…V溝プーリ、4……ベヤリング、5……ビス、
6……ボルト、7……軸、8……軸の取付ネジ
部、11……駆動プーリ、12……従動プーリ、
13……ベルト、14……ペンホルダー、15…
…モータ、16……ゴムベルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 プーリに平ベルト状の無端ベルトを掛けて駆動
    するとともに、前記プーリの外周部分に設けられ
    前記無端ベルトの幅の約3分の1〜約4分の1程
    度の幅をもつて前記無端ベルトの幅の中央部分に
    接触させた部分(以下、ベルト駆動部という)に
    より駆動するようにした構造をもつ軽負荷ベルト
    駆動装置において、 a 前記ベルト駆動部の幅(以下、駆動部幅とい
    う)の一方の肩端側を前記プーリの一方の端面
    として形成することにより、前記無端ベルトの
    内側の前記一方の端面側に空間を設ける端面空
    間形成手段と、 b 前記駆動部幅の他方の肩端側に前記無端ベル
    トと接触しない大きさの外径をもつプーリ胴体
    部分を設けて前記駆動を行うための駆動源に連
    結する駆動連結手段とを具備することを特徴と
    する装置。
JP12699782U 1982-08-24 1982-08-24 軽負荷ベルト駆動装置 Granted JPS5930959U (ja)

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JP12699782U JPS5930959U (ja) 1982-08-24 1982-08-24 軽負荷ベルト駆動装置

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JP12699782U JPS5930959U (ja) 1982-08-24 1982-08-24 軽負荷ベルト駆動装置

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Publication Number Publication Date
JPS5930959U JPS5930959U (ja) 1984-02-25
JPH0223894Y2 true JPH0223894Y2 (ja) 1990-06-29

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ID=30288585

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JP12699782U Granted JPS5930959U (ja) 1982-08-24 1982-08-24 軽負荷ベルト駆動装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63165698U (ja) * 1987-04-20 1988-10-28

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5710546B2 (ja) * 1974-04-15 1982-02-26

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5048057U (ja) * 1973-09-06 1975-05-13
JPS51158317U (ja) * 1975-06-11 1976-12-16
JPS5710546U (ja) * 1980-06-20 1982-01-20

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JPS5710546B2 (ja) * 1974-04-15 1982-02-26

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JPS5930959U (ja) 1984-02-25

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