JPH07196017A - 車両用ヘッドランプクリーナ制御装置 - Google Patents
車両用ヘッドランプクリーナ制御装置Info
- Publication number
- JPH07196017A JPH07196017A JP5354126A JP35412693A JPH07196017A JP H07196017 A JPH07196017 A JP H07196017A JP 5354126 A JP5354126 A JP 5354126A JP 35412693 A JP35412693 A JP 35412693A JP H07196017 A JPH07196017 A JP H07196017A
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- JP
- Japan
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- nozzle
- water
- time
- water pressure
- control means
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 汎用性を大とするとともに、コストを低減し
ている。また、必要以上に洗浄水の消費をさせず、水タ
ンクの容量を小さくし、水タンクの小型化を図ってレイ
アウト上の制約をなくす。 【構成】 制御手段に予めノズル6から洗浄水を噴射さ
せる噴射用水圧値と噴射時間とを設定するとともに噴射
用水圧値よりも小であり且つこのノズルを所定位置まで
移動させる移動用水圧値と移動時間とを設定し水圧ポン
プ10からの水圧及び時間を2段階に切換えるべく制御
手段14により動作する切換手段を水圧ポンプに接続し
て設けている。
ている。また、必要以上に洗浄水の消費をさせず、水タ
ンクの容量を小さくし、水タンクの小型化を図ってレイ
アウト上の制約をなくす。 【構成】 制御手段に予めノズル6から洗浄水を噴射さ
せる噴射用水圧値と噴射時間とを設定するとともに噴射
用水圧値よりも小であり且つこのノズルを所定位置まで
移動させる移動用水圧値と移動時間とを設定し水圧ポン
プ10からの水圧及び時間を2段階に切換えるべく制御
手段14により動作する切換手段を水圧ポンプに接続し
て設けている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用ヘッドランプ
クリーナ制御装置に係り、ノズルの移動する時間のばら
つき等の不確定要因を考慮に入れることを不要とし、1
回当りの洗浄水の噴射量を減少し得る車両用ヘッドラン
プクリーナ制御装置に関する。
クリーナ制御装置に係り、ノズルの移動する時間のばら
つき等の不確定要因を考慮に入れることを不要とし、1
回当りの洗浄水の噴射量を減少し得る車両用ヘッドラン
プクリーナ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両においては、ヘッドランプに付着し
た汚れを除去するために、車両用ヘッドランプクリーナ
制御装置が備えられているものがある。
た汚れを除去するために、車両用ヘッドランプクリーナ
制御装置が備えられているものがある。
【0003】この車両用ヘッドランプクリーナ制御装置
としては、例えば、図4に示す如く、ノズル固定式のも
のがある。この図4において、102はヘッドランプ、
104は車両用ヘッドランプクリーナ制御装置である。
この車両用ヘッドランプクリーナ制御装置104は、固
定式のノズル106に水圧ポンプ110からの水圧がノ
ズル側水通路116を経て作用し、ノズル106からヘ
ッドランプ102に洗浄水を噴射して汚れを落してい
る。水圧ポンプ110は、タンク側水通路120を介し
て水タンク112に連絡されている。
としては、例えば、図4に示す如く、ノズル固定式のも
のがある。この図4において、102はヘッドランプ、
104は車両用ヘッドランプクリーナ制御装置である。
この車両用ヘッドランプクリーナ制御装置104は、固
定式のノズル106に水圧ポンプ110からの水圧がノ
ズル側水通路116を経て作用し、ノズル106からヘ
ッドランプ102に洗浄水を噴射して汚れを落してい
る。水圧ポンプ110は、タンク側水通路120を介し
て水タンク112に連絡されている。
【0004】また、水圧ポンプ110は、制御手段11
4によって作動制御される。この制御手段114は、水
圧ポンプ110の端子160に第1電線164の一端側
が接続され、この第1電線164の他端側に接点166
が設けられ、この接点166にはバッテリ(B)に連絡
する第2電線192が接続され、この第2電線192の
途中には、クリーナスイッチ172に連絡する第3電線
194が接続され、この第3電線194には、クリーナ
スイッチ172側から順次に抵抗170とタイマ168
とが設けられている。
4によって作動制御される。この制御手段114は、水
圧ポンプ110の端子160に第1電線164の一端側
が接続され、この第1電線164の他端側に接点166
が設けられ、この接点166にはバッテリ(B)に連絡
する第2電線192が接続され、この第2電線192の
途中には、クリーナスイッチ172に連絡する第3電線
194が接続され、この第3電線194には、クリーナ
スイッチ172側から順次に抵抗170とタイマ168
とが設けられている。
【0005】この制御手段114においては、図5に示
す如く、クリーナスイッチ172をオンにすると(a点
で示す)、タイマ168によってt秒間(b点で示す)
水圧ポンプ110が作動し、クリーナスイッチ172の
押す都度に洗浄水を噴射する。
す如く、クリーナスイッチ172をオンにすると(a点
で示す)、タイマ168によってt秒間(b点で示す)
水圧ポンプ110が作動し、クリーナスイッチ172の
押す都度に洗浄水を噴射する。
【0006】また、車両用ヘッドランプクリーナ制御装
置としては、図6に示す如く、ノズルが往復動(伸縮)
するいわゆるポップアップ式のものがある。この図6に
おいて、202はヘッドランプ、204は車両用ヘッド
ランプクリーナ制御装置である。
置としては、図6に示す如く、ノズルが往復動(伸縮)
するいわゆるポップアップ式のものがある。この図6に
おいて、202はヘッドランプ、204は車両用ヘッド
ランプクリーナ制御装置である。
【0007】前記車両用ヘッドランプクリーナ制御装置
204には、ノズル伸縮機構208によって往復動、つ
まり、伸縮(ストローク)するノズル206と、ノズル
側水通路216を介してノズル伸縮機構208に連絡す
る水圧ポンプ210と、図示しないが、図4と同様な水
タンク及び制御手段とが設けられている。
204には、ノズル伸縮機構208によって往復動、つ
まり、伸縮(ストローク)するノズル206と、ノズル
側水通路216を介してノズル伸縮機構208に連絡す
る水圧ポンプ210と、図示しないが、図4と同様な水
タンク及び制御手段とが設けられている。
【0008】ノズル伸縮機構208は、図7に示す如
く、シリンダ体224と、このシリンダ体224内で移
動する可動体226と、この可動体226に連設された
ノズル保持体228とを有している。
く、シリンダ体224と、このシリンダ体224内で移
動する可動体226と、この可動体226に連設された
ノズル保持体228とを有している。
【0009】シリンダ体224には、長手方向の一端部
224aにノズル側水ホース218を接続するポート部
230が形成され、長手方向の他端部224bにはノズ
ル保持体228を挿通する保持体挿通孔232が形成さ
れている。この保持体挿通孔232の内面には、ノズル
保持体228の外面とのシールを果す保持体側シール材
234が設けられている。
224aにノズル側水ホース218を接続するポート部
230が形成され、長手方向の他端部224bにはノズ
ル保持体228を挿通する保持体挿通孔232が形成さ
れている。この保持体挿通孔232の内面には、ノズル
保持体228の外面とのシールを果す保持体側シール材
234が設けられている。
【0010】可動体226は、チェックバルブ236を
収容すべく、上部材238と下部材240と側部材24
2とからなってバルブ収容室244を形成している。こ
の可動体226の側部材242の外面には、シリンダ体
224の内面とのシールを果す可動体側シール材246
が設けられている。また、下部材240には、下部側水
流通孔248が形成されている。
収容すべく、上部材238と下部材240と側部材24
2とからなってバルブ収容室244を形成している。こ
の可動体226の側部材242の外面には、シリンダ体
224の内面とのシールを果す可動体側シール材246
が設けられている。また、下部材240には、下部側水
流通孔248が形成されている。
【0011】可動体226の上部材238には、上部側
水流通孔250が形成されている。
水流通孔250が形成されている。
【0012】また、この可動体226の上部材238に
は、ノズル保持体228の基端側が連設されている。
は、ノズル保持体228の基端側が連設されている。
【0013】このノズル保持体228には、長手方向
に、噴射水路252が形成されている。よって、可動体
226の上部材238にノズル保持体228の基端側が
連設された際に、上部側水流通孔250と噴射水路25
2とが連通される。
に、噴射水路252が形成されている。よって、可動体
226の上部材238にノズル保持体228の基端側が
連設された際に、上部側水流通孔250と噴射水路25
2とが連通される。
【0014】ノズル保持体228の先端側には、噴射水
出口254が形成され、前記ノズル206が装着され
る。このノズル206は、図7に示す如く、可動体22
6がシリンダ体224内で移動するストローク、つま
り、ノズル保持体228が退動した位置S1 とノズル保
持体228が突出した位置S2 との間の距離Lで移動さ
れる。
出口254が形成され、前記ノズル206が装着され
る。このノズル206は、図7に示す如く、可動体22
6がシリンダ体224内で移動するストローク、つま
り、ノズル保持体228が退動した位置S1 とノズル保
持体228が突出した位置S2 との間の距離Lで移動さ
れる。
【0015】前記シリンダ体224内においては、可動
体226の上部材238とシリンダ体224の他端部2
24b間にスプリング256が設けられ、また、可動体
226の下部材240とシリンダ体224の一端部22
4a間には水圧室258が形成される。
体226の上部材238とシリンダ体224の他端部2
24b間にスプリング256が設けられ、また、可動体
226の下部材240とシリンダ体224の一端部22
4a間には水圧室258が形成される。
【0016】この図6、7における車両用ヘッドランプ
クリーナ制御装置204は、ヘッドランプ202のレン
ズの傾斜が大きい場合に、洗浄水の入射角を深く取って
洗浄効果を向上させるために、噴射時には水圧によって
ノズル206がポップアップする。
クリーナ制御装置204は、ヘッドランプ202のレン
ズの傾斜が大きい場合に、洗浄水の入射角を深く取って
洗浄効果を向上させるために、噴射時には水圧によって
ノズル206がポップアップする。
【0017】つまり、可動体226にチェックバルブ2
36が存在し、シリンダ体224内の水圧がチェックバ
ルブ236の開圧力Pに達するまで、ノズル206が水
圧室258に作用する水圧によって伸長し、ノズル20
6が伸り切ると、シリンダ体224内の圧力が高まって
開圧力Pを越えてチェックバルブ236が開となり、洗
浄水が噴射する。スプリング256は、可動体226を
押戻す機能を有している。このスプリング256による
圧力P1 と水圧ポンプ210の噴射圧力P2 とは、P1
<P<P2 の関係となる。
36が存在し、シリンダ体224内の水圧がチェックバ
ルブ236の開圧力Pに達するまで、ノズル206が水
圧室258に作用する水圧によって伸長し、ノズル20
6が伸り切ると、シリンダ体224内の圧力が高まって
開圧力Pを越えてチェックバルブ236が開となり、洗
浄水が噴射する。スプリング256は、可動体226を
押戻す機能を有している。このスプリング256による
圧力P1 と水圧ポンプ210の噴射圧力P2 とは、P1
<P<P2 の関係となる。
【0018】詳述すれば、図8に示す如く、クリーナス
イッチ(図示せず)がオンになると(a点で示す)、水
圧ポンプ210が作動して先ず、時間t2 (b点で示
す)までは、水圧ポンプ210の水圧によってノズル2
08が伸長し、そして、時間bから時間cまでの時間T
が実際の噴射時間で、この間に洗浄水が噴射される。
イッチ(図示せず)がオンになると(a点で示す)、水
圧ポンプ210が作動して先ず、時間t2 (b点で示
す)までは、水圧ポンプ210の水圧によってノズル2
08が伸長し、そして、時間bから時間cまでの時間T
が実際の噴射時間で、この間に洗浄水が噴射される。
【0019】従って、この図6の制御手段におけるタイ
マは、時間(t2 +t)の時間だけ水圧ポンプ210を
作動制御するものである。
マは、時間(t2 +t)の時間だけ水圧ポンプ210を
作動制御するものである。
【0020】また、前照灯クリーナの制御回路として
は、実開昭56−102760号公報に開示される如
く、電源に接続されたクリーナスイッチの閉成により充
電されるコンデンサと抵抗の直列接続よりなるCR時定
数回路と、クリーナスイッチの閉成によりオンとなるト
ランジスタと、このトランジスタのオンのときクリーナ
モータを駆動する手段と、この手段に基づいて回路へ電
源を供給してクリーナスイッチの開放時にも回路を動作
状態に保持する手段とを備え、CR時定数回路によって
トランジスタを制御せしめるようにしたものがあった。
は、実開昭56−102760号公報に開示される如
く、電源に接続されたクリーナスイッチの閉成により充
電されるコンデンサと抵抗の直列接続よりなるCR時定
数回路と、クリーナスイッチの閉成によりオンとなるト
ランジスタと、このトランジスタのオンのときクリーナ
モータを駆動する手段と、この手段に基づいて回路へ電
源を供給してクリーナスイッチの開放時にも回路を動作
状態に保持する手段とを備え、CR時定数回路によって
トランジスタを制御せしめるようにしたものがあった。
【0021】更に、洗浄液の流れ制御装置としては、特
公昭52−25192号公報に開示される如く、自動車
類のランプ及びヘッドランプのカバーガラス用の洗浄装
置の制御装置であって、モータにより駆動されるポンプ
と、ポンプ出口から管路に通じポンプされた液体の圧力
によって開閉すべく配列されている弁と、弁の開動作と
関連してポンプからの液体の圧力によって作動する圧力
感知手段と、及び圧力感知手段により駆動され弁の開動
作から一定時間遅延してモータを停止すべく配列されて
いる時間遅延手段と、から構成されたものがあった。
公昭52−25192号公報に開示される如く、自動車
類のランプ及びヘッドランプのカバーガラス用の洗浄装
置の制御装置であって、モータにより駆動されるポンプ
と、ポンプ出口から管路に通じポンプされた液体の圧力
によって開閉すべく配列されている弁と、弁の開動作と
関連してポンプからの液体の圧力によって作動する圧力
感知手段と、及び圧力感知手段により駆動され弁の開動
作から一定時間遅延してモータを停止すべく配列されて
いる時間遅延手段と、から構成されたものがあった。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のいず
れの車両用ヘッドランプクリーナ制御装置においては、
実際に望むのは洗浄水の噴射時間tである。
れの車両用ヘッドランプクリーナ制御装置においては、
実際に望むのは洗浄水の噴射時間tである。
【0023】しかし、図6に示すポップアップ式の車両
用ヘッドランプクリーナ制御装置の場合に、ノズルの動
く時間t2 を加えたタイマ時間の設定が必要となる。こ
の時間t2 については、スプリングのばらつき、各個体
のばらつき、及び温度差による抵抗のばらつき等の不確
定要因を加味する必要がある。
用ヘッドランプクリーナ制御装置の場合に、ノズルの動
く時間t2 を加えたタイマ時間の設定が必要となる。こ
の時間t2 については、スプリングのばらつき、各個体
のばらつき、及び温度差による抵抗のばらつき等の不確
定要因を加味する必要がある。
【0024】よって、この時間t2 は多少要因の時間に
設定されており、仮に、ノズルの動作が時間t2 よりも
早く完了した場合には、噴射時間tの値が延びてしまう
ことになる。これは、1回当りの洗浄水の噴射量が増加
してしまい、例えば、所定の法規で要求されている50
回の噴射回数を確保するには、水タンクのタンク容量を
大きくする必要がある。このため、水タンクが大型化
し、レイアウト上の制約を受けるとともに、高価になる
という不都合がある。
設定されており、仮に、ノズルの動作が時間t2 よりも
早く完了した場合には、噴射時間tの値が延びてしまう
ことになる。これは、1回当りの洗浄水の噴射量が増加
してしまい、例えば、所定の法規で要求されている50
回の噴射回数を確保するには、水タンクのタンク容量を
大きくする必要がある。このため、水タンクが大型化
し、レイアウト上の制約を受けるとともに、高価になる
という不都合がある。
【0025】また、上述した不都合を回避するようなポ
ップアップ式の車両用ヘッドランプクリーナ制御装置
は、特製であり高価な2連ポンプが必要となり、汎用性
が無くなってしまうとともに、製造コストの増加を招
き、実用上不利であるという不都合があった。
ップアップ式の車両用ヘッドランプクリーナ制御装置
は、特製であり高価な2連ポンプが必要となり、汎用性
が無くなってしまうとともに、製造コストの増加を招
き、実用上不利であるという不都合があった。
【0026】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、ヘッドランプに洗浄水を
噴射させるノズルを設け、このノズルを往復動させるノ
ズル伸縮機構を設け、水圧ポンプからの水圧によって前
記ノズル伸縮機構の可動体を動作させて前記ノズル伸縮
機構を作動するとともに前記ノズル伸縮機構のチェック
バルブを動作させて前記ノズルから洗浄水を噴射させる
べく制御する制御手段を有する車両用ヘッドランプクリ
ーナ制御装置において、前記制御手段に予め前記ノズル
から洗浄水を噴射させる噴射用水圧値と噴射時間とを設
定するとともに噴射用水圧値よりも小であり且つこのノ
ズルを所定位置まで移動させる移動用水圧値と移動時間
とを設定し前記水圧ポンプからの水圧及び時間を2段階
に切換えるべく前記制御手段により動作する切換手段を
水圧ポンプに接続して設けたことを特徴とする。
述の不都合を除去するために、ヘッドランプに洗浄水を
噴射させるノズルを設け、このノズルを往復動させるノ
ズル伸縮機構を設け、水圧ポンプからの水圧によって前
記ノズル伸縮機構の可動体を動作させて前記ノズル伸縮
機構を作動するとともに前記ノズル伸縮機構のチェック
バルブを動作させて前記ノズルから洗浄水を噴射させる
べく制御する制御手段を有する車両用ヘッドランプクリ
ーナ制御装置において、前記制御手段に予め前記ノズル
から洗浄水を噴射させる噴射用水圧値と噴射時間とを設
定するとともに噴射用水圧値よりも小であり且つこのノ
ズルを所定位置まで移動させる移動用水圧値と移動時間
とを設定し前記水圧ポンプからの水圧及び時間を2段階
に切換えるべく前記制御手段により動作する切換手段を
水圧ポンプに接続して設けたことを特徴とする。
【0027】
【作用】この発明の構成によれば、車両用ヘッドクリー
ナ制御装置を動作させた際には、制御手段によって切換
手段を動作させ、水圧ポンプからの水圧及び時間を2段
階に切換えている。水圧ポンプの低圧時の圧力はチェッ
クバルブの開圧力を下回り、その時無間はノズルが最大
移動量となる時間を上回る時間であり、一方、高圧時の
圧力はチェックバルブの開圧力を上回り洗浄に必要な圧
力であり、その噴射時間は洗浄に必要な時間である。こ
れにより、ノズルを移動する工程と洗浄水を噴射する工
程とで水圧ポンプからの水圧を2段階とするので、必要
以上に洗浄水の消費をさせず、これにより、水タンクの
容量を小さくし、水タンクの小型化を図り、レイアウト
上の制約を無くすことができる。
ナ制御装置を動作させた際には、制御手段によって切換
手段を動作させ、水圧ポンプからの水圧及び時間を2段
階に切換えている。水圧ポンプの低圧時の圧力はチェッ
クバルブの開圧力を下回り、その時無間はノズルが最大
移動量となる時間を上回る時間であり、一方、高圧時の
圧力はチェックバルブの開圧力を上回り洗浄に必要な圧
力であり、その噴射時間は洗浄に必要な時間である。こ
れにより、ノズルを移動する工程と洗浄水を噴射する工
程とで水圧ポンプからの水圧を2段階とするので、必要
以上に洗浄水の消費をさせず、これにより、水タンクの
容量を小さくし、水タンクの小型化を図り、レイアウト
上の制約を無くすことができる。
【0028】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0029】図1〜図3は、この発明の実施例を示すも
のである。図1において、2は車両のヘッドランプ、4
はヘツドランプクリーナ制御装置である。この車両用ヘ
ッドランプクリーナ制御装置4は、洗浄水を噴射するノ
ズル6を有し、このノズル6を水圧によってストローク
移動、つまり伸縮する、いわゆるポップアップ式のタイ
プのものである。
のである。図1において、2は車両のヘッドランプ、4
はヘツドランプクリーナ制御装置である。この車両用ヘ
ッドランプクリーナ制御装置4は、洗浄水を噴射するノ
ズル6を有し、このノズル6を水圧によってストローク
移動、つまり伸縮する、いわゆるポップアップ式のタイ
プのものである。
【0030】この車両用ヘッドランプクリーナ制御装置
4には、前記ノズル6と、このノズル6を上下方向に移
動、つまり伸縮させるノズル伸縮機構8と、このノズル
伸縮機構8に水圧を作用させる水圧ポンプ10と、この
水圧ポンプ10への洗浄水を貯留する水タンク12と、
前記水圧ポンプ10を作動制御する制御手段14とを有
している。ノズル伸縮機構8と水圧ポンプ10とは、ノ
ズル側水通路16を形成するノズル側水ホース18によ
って連絡されている。また、水圧ポンプ10と水タンク
12とは、タンク側水通路20を形成するタンク側水ホ
ース22によって連絡されている。
4には、前記ノズル6と、このノズル6を上下方向に移
動、つまり伸縮させるノズル伸縮機構8と、このノズル
伸縮機構8に水圧を作用させる水圧ポンプ10と、この
水圧ポンプ10への洗浄水を貯留する水タンク12と、
前記水圧ポンプ10を作動制御する制御手段14とを有
している。ノズル伸縮機構8と水圧ポンプ10とは、ノ
ズル側水通路16を形成するノズル側水ホース18によ
って連絡されている。また、水圧ポンプ10と水タンク
12とは、タンク側水通路20を形成するタンク側水ホ
ース22によって連絡されている。
【0031】ノズル伸縮機構8は、図3に示す如く、シ
リンダ体24と、このシリンダ体24内で移動する可動
体26と、この可動体26に連設されたノズル保持体2
8とを有している。
リンダ体24と、このシリンダ体24内で移動する可動
体26と、この可動体26に連設されたノズル保持体2
8とを有している。
【0032】前記シリンダ体24には、長手方向の一端
部24aにノズル側水ホース18を接続するポート部3
0が形成され、長手方向の他端部24bにはノズル保持
体28を挿通する保持体挿通孔32が形成されている。
この保持体挿通孔32の内面には、ノズル保持体28の
外面とのシールを果す保持体側シール材34が設けられ
ている。
部24aにノズル側水ホース18を接続するポート部3
0が形成され、長手方向の他端部24bにはノズル保持
体28を挿通する保持体挿通孔32が形成されている。
この保持体挿通孔32の内面には、ノズル保持体28の
外面とのシールを果す保持体側シール材34が設けられ
ている。
【0033】可動体26は、チェックバルブ36を収容
すべく、上部材38と下部材40と側部材42とからな
ってバルブ収容室44を形成している。この可動体26
の側部材42の外面には、シリンダ体24の内面とのシ
ールを果す可動体側シール材46が設けられている。ま
た、下部材40には、下部側水流通孔48が形成されて
いる。
すべく、上部材38と下部材40と側部材42とからな
ってバルブ収容室44を形成している。この可動体26
の側部材42の外面には、シリンダ体24の内面とのシ
ールを果す可動体側シール材46が設けられている。ま
た、下部材40には、下部側水流通孔48が形成されて
いる。
【0034】可動体26の上部材38には、上部側水流
通孔50が形成されている。
通孔50が形成されている。
【0035】また、この可動体26の上部材38には、
ノズル保持体28の基端側が連設されている。
ノズル保持体28の基端側が連設されている。
【0036】このノズル保持体28には、長手方向に噴
射水路52が形成されている。よって、可動体26の上
部材38にノズル保持体28の基端側が連設された際
に、上部側水流通路50と噴射水路52とが連通され
る。
射水路52が形成されている。よって、可動体26の上
部材38にノズル保持体28の基端側が連設された際
に、上部側水流通路50と噴射水路52とが連通され
る。
【0037】ノズル保持体28の先端側には、噴射水出
口54が形成され、前記ノズル6が装着される。
口54が形成され、前記ノズル6が装着される。
【0038】このノズル6は、図3に示す如く、可動体
26がシリンダ体24内で移動するストローク、つま
り、ノズル保持体28が退動した位置S1 とノズル保持
体28が突出した位置S2 との間の距離Lで移動され
る。
26がシリンダ体24内で移動するストローク、つま
り、ノズル保持体28が退動した位置S1 とノズル保持
体28が突出した位置S2 との間の距離Lで移動され
る。
【0039】前記シリンダ体24内においては、可動体
26の上部材38とシリンダ体24の他端部24b間に
スプリング56が設けられ、また、可動体26の下部材
40と前記シリンダ体24の一端部24a間には水圧室
58が形成される。
26の上部材38とシリンダ体24の他端部24b間に
スプリング56が設けられ、また、可動体26の下部材
40と前記シリンダ体24の一端部24a間には水圧室
58が形成される。
【0040】また、前記水圧ポンプ10は、通常のもの
が使用されている。この水圧ポンプ10には、制御手段
14に接続する第1端子60と後述する切換手段に連絡
する第2端子62とを有している。
が使用されている。この水圧ポンプ10には、制御手段
14に接続する第1端子60と後述する切換手段に連絡
する第2端子62とを有している。
【0041】この水圧ポンプ10は、第1端子60によ
って制御手段14に連絡されている。即ち、図1に示す
如く、水圧ポンプ10の第1端子60には、連絡用第1
電線64の一端側が接続されている。この連絡用第1電
線64の他端側は、前記制御手段14内の第1接点66
に連絡している。
って制御手段14に連絡されている。即ち、図1に示す
如く、水圧ポンプ10の第1端子60には、連絡用第1
電線64の一端側が接続されている。この連絡用第1電
線64の他端側は、前記制御手段14内の第1接点66
に連絡している。
【0042】前記第1接点66は、タイマ68に連絡
し、このタイマ68によって作動されるものである。タ
イマ68には、抵抗70が連絡されているとともに、ク
リーナスイッチ72が連絡されている。
し、このタイマ68によって作動されるものである。タ
イマ68には、抵抗70が連絡されているとともに、ク
リーナスイッチ72が連絡されている。
【0043】また、制御手段14に予めノズル6から洗
浄水を噴射させる噴射用水圧値P2と噴射時間tとを設
定するとともに、噴射用水圧値P2 よりも小であり且つ
このノズル6を所定位置まで移動させる移動用水圧値P
1 と移動時間t1 とを設定し前記水圧ポンプ10からの
水圧及び時間を2段階に切換えるべく前記制御手段14
により動作する切換手段、例えば切換リレー74を水圧
ポンプ10に接続して設けている。
浄水を噴射させる噴射用水圧値P2と噴射時間tとを設
定するとともに、噴射用水圧値P2 よりも小であり且つ
このノズル6を所定位置まで移動させる移動用水圧値P
1 と移動時間t1 とを設定し前記水圧ポンプ10からの
水圧及び時間を2段階に切換えるべく前記制御手段14
により動作する切換手段、例えば切換リレー74を水圧
ポンプ10に接続して設けている。
【0044】詳述すれば、前記水圧ポンプ10の第2端
子62と前記切換リレー74とを連絡用第2電線76に
よって連絡している。この連絡用第2電線76には、リ
レー用切換スイッチ78が接続されている。このリレー
用切換スイッチ78は、短絡電線80と、途中にセメン
ト抵抗82が設けられた抵抗電線84とに切り換えるも
のである。
子62と前記切換リレー74とを連絡用第2電線76に
よって連絡している。この連絡用第2電線76には、リ
レー用切換スイッチ78が接続されている。このリレー
用切換スイッチ78は、短絡電線80と、途中にセメン
ト抵抗82が設けられた抵抗電線84とに切り換えるも
のである。
【0045】また、前記切換リレー74内に設けられた
リレー用抵抗74aは、連絡用第3電線86によって制
御手段14に連絡されている。
リレー用抵抗74aは、連絡用第3電線86によって制
御手段14に連絡されている。
【0046】前記制御手段14は、図2に示す如く、前
記切換リレー74を動作させて水圧ポンプ10を2段階
に切換作動するものであり、移動用水圧値P1 がチェッ
クバルブ36の開圧力Pを下回り、その移動時間t1 が
ノズル6が最大に伸びている量(移動量)となる時間t
2 (この値は従来の移動時間である)を上回る時間t2
+αで水圧ポンプ10を作動するとともに、噴射用水圧
値P2 がチェックバルブ36の開圧力Pを上回り且つヘ
ッドランプ2の洗浄に必要な水圧であり、その噴射時間
tが洗浄に必要な時間である。
記切換リレー74を動作させて水圧ポンプ10を2段階
に切換作動するものであり、移動用水圧値P1 がチェッ
クバルブ36の開圧力Pを下回り、その移動時間t1 が
ノズル6が最大に伸びている量(移動量)となる時間t
2 (この値は従来の移動時間である)を上回る時間t2
+αで水圧ポンプ10を作動するとともに、噴射用水圧
値P2 がチェックバルブ36の開圧力Pを上回り且つヘ
ッドランプ2の洗浄に必要な水圧であり、その噴射時間
tが洗浄に必要な時間である。
【0047】つまり、制御手段14は、前記切換リレー
74を動作させてヘッドランプ2を洗浄する位置までノ
ズル6を移動させる工程と、ノズル6から洗浄水をヘッ
ドランプ2に噴射する工程とにより、水圧ポンプ10を
2段階に別々に作動制御するものである。
74を動作させてヘッドランプ2を洗浄する位置までノ
ズル6を移動させる工程と、ノズル6から洗浄水をヘッ
ドランプ2に噴射する工程とにより、水圧ポンプ10を
2段階に別々に作動制御するものである。
【0048】次に、この実施例の作用を、図2のタイム
チャートに基づいて説明する。
チャートに基づいて説明する。
【0049】クリーナスイッチ76がオンになると(時
間aで示す)、先ず、制御手段14で第1接点66が接
続するとともに、切換リレー74のリレー用切換スイッ
チ78が抵抗電線84側に接続し、水圧ポンプ10の圧
力を移動用圧力値P1 とし、ノズル伸縮機構8の水圧室
58に移動用水水値P1 が作用する。この水圧P1 は、
チェックバルブ36の開圧力Pを下回る圧力、つまり、
開圧力P未満の水圧である。
間aで示す)、先ず、制御手段14で第1接点66が接
続するとともに、切換リレー74のリレー用切換スイッ
チ78が抵抗電線84側に接続し、水圧ポンプ10の圧
力を移動用圧力値P1 とし、ノズル伸縮機構8の水圧室
58に移動用水水値P1 が作用する。この水圧P1 は、
チェックバルブ36の開圧力Pを下回る圧力、つまり、
開圧力P未満の水圧である。
【0050】また、この水圧P1 を作用させる時間t1
は、タイマ72により、ノズル保持体28が伸長してノ
ズル6が最大位置(S2 で示す)、つまり、ヘッドラン
プ2の位置まで達する時間t2 を上回るまでの時間(時
間aから時間bまでの間)、つまり、t2 +αである。
は、タイマ72により、ノズル保持体28が伸長してノ
ズル6が最大位置(S2 で示す)、つまり、ヘッドラン
プ2の位置まで達する時間t2 を上回るまでの時間(時
間aから時間bまでの間)、つまり、t2 +αである。
【0051】そして、この時間bに達すると、制御手段
14により切換リレー74のリレー用切換スイッチ78
が抵抗電線84側から短絡電線80側に接続し、水圧ポ
ンプ10の圧力が噴射用水圧値P2 に切り換わりる。こ
の噴射用水圧値P2 は、チェックバルブ36の開圧力P
を上回り、且つヘッドランプ2の洗浄に必要な圧力とな
る。この水圧P2 を作用させる時間tは、タイマ72に
より、ヘッドランプ2を洗浄に必要な時間、つまり、時
間bから時間cまでの間の時間である。
14により切換リレー74のリレー用切換スイッチ78
が抵抗電線84側から短絡電線80側に接続し、水圧ポ
ンプ10の圧力が噴射用水圧値P2 に切り換わりる。こ
の噴射用水圧値P2 は、チェックバルブ36の開圧力P
を上回り、且つヘッドランプ2の洗浄に必要な圧力とな
る。この水圧P2 を作用させる時間tは、タイマ72に
より、ヘッドランプ2を洗浄に必要な時間、つまり、時
間bから時間cまでの間の時間である。
【0052】これにより、ノズル6が所定位置(図3の
位置S2 で示す)まで移動する工程と、洗浄水を噴射さ
せる工程とで、水圧ポンプ10からの水圧を2段階にし
て別々にすることができ、ノズル6の移動する時間のば
らつきを考慮したり、噴射時間を大とする必要がなく、
つまり、時間t2 +αでノズル6のストローク時間のば
らつきを吸収でき、必要以上に洗浄水を消費させること
がなく、水タンク12の容量を小さくして水タンク12
の小型化を図り、レイアウト上の制約を受けるのを防止
するとともに、廉価とすることができる。
位置S2 で示す)まで移動する工程と、洗浄水を噴射さ
せる工程とで、水圧ポンプ10からの水圧を2段階にし
て別々にすることができ、ノズル6の移動する時間のば
らつきを考慮したり、噴射時間を大とする必要がなく、
つまり、時間t2 +αでノズル6のストローク時間のば
らつきを吸収でき、必要以上に洗浄水を消費させること
がなく、水タンク12の容量を小さくして水タンク12
の小型化を図り、レイアウト上の制約を受けるのを防止
するとともに、廉価とすることができる。
【0053】また、制御手段により動作する切換手段に
よってノズルの移動する工程と洗浄水を噴射する工程と
で水圧ポンプの水圧を2段階に切換える構成としたこと
により、従来のものにおいて使用していた高価な水圧ポ
ンプを使用することなく形成でき、汎用性を大とし得る
とともに、コストを低減し得て、経済的に有利である。
よってノズルの移動する工程と洗浄水を噴射する工程と
で水圧ポンプの水圧を2段階に切換える構成としたこと
により、従来のものにおいて使用していた高価な水圧ポ
ンプを使用することなく形成でき、汎用性を大とし得る
とともに、コストを低減し得て、経済的に有利である。
【0054】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、ヘッドランプに洗浄水を噴射させるノズ
ルを設け、ノズルを往復動させるノズル伸縮機構を設
け、水圧ポンプからの水圧によってノズル伸縮機構の可
動体を動作させてノズル伸縮機構を作動するとともにノ
ズル伸縮機構のチェックバルブを動作させてノズルから
洗浄水を噴射させるべく制御する制御手段を有する車両
用ヘッドランプクリーナ制御装置において、制御手段に
予めノズルから洗浄水を噴射させる噴射用水圧値と噴射
時間とを設定するとともに噴射用水圧値よりも小であり
且つこのノズルを所定位置まで移動させる移動用水圧値
と移動時間とを設定し水圧ポンプからの水圧及び時間を
2段階に切換えるべく制御手段により動作する切換手段
を水圧ポンプに接続して設けたので、従来のものにおい
て使用していた高価な水圧ポンプを使用することなく形
成でき、汎用性を大とし得るとともに、コストを低減し
得て、経済的に有利である。また、制御手段により動作
する切換手段によってノズルの移動する工程と洗浄水を
噴射する工程とで水圧ポンプの水圧を2段階に切換える
ので、必要以上に洗浄水の消費をさせず、水タンクの容
量を小さくし、水タンクの小型化を図ってレイアウト上
の制約をなくすとともに、廉価とし得るものである。
発明によれば、ヘッドランプに洗浄水を噴射させるノズ
ルを設け、ノズルを往復動させるノズル伸縮機構を設
け、水圧ポンプからの水圧によってノズル伸縮機構の可
動体を動作させてノズル伸縮機構を作動するとともにノ
ズル伸縮機構のチェックバルブを動作させてノズルから
洗浄水を噴射させるべく制御する制御手段を有する車両
用ヘッドランプクリーナ制御装置において、制御手段に
予めノズルから洗浄水を噴射させる噴射用水圧値と噴射
時間とを設定するとともに噴射用水圧値よりも小であり
且つこのノズルを所定位置まで移動させる移動用水圧値
と移動時間とを設定し水圧ポンプからの水圧及び時間を
2段階に切換えるべく制御手段により動作する切換手段
を水圧ポンプに接続して設けたので、従来のものにおい
て使用していた高価な水圧ポンプを使用することなく形
成でき、汎用性を大とし得るとともに、コストを低減し
得て、経済的に有利である。また、制御手段により動作
する切換手段によってノズルの移動する工程と洗浄水を
噴射する工程とで水圧ポンプの水圧を2段階に切換える
ので、必要以上に洗浄水の消費をさせず、水タンクの容
量を小さくし、水タンクの小型化を図ってレイアウト上
の制約をなくすとともに、廉価とし得るものである。
【図1】車両用ヘッドランプクリーナ制御装置のシステ
ム構成図である。
ム構成図である。
【図2】ヘッドランプクリーナ制御のタイムチャートで
ある。
ある。
【図3】ノズル伸縮機構の断面図である。
【図4】従来のノズル固定式の車両用ヘッドランプクリ
ーナ制御装置のシステム構成図である。
ーナ制御装置のシステム構成図である。
【図5】図4におけるヘッドランプクリーナ制御のタイ
ムチャートである。
ムチャートである。
【図6】従来のポップアップ式の車両用ヘッドランプク
リーナ制御装置のシステム構成図である。
リーナ制御装置のシステム構成図である。
【図7】図6のノズル伸縮機構の断面図である。
【図8】図6のヘッドランプクリーナ制御のタイムチャ
ートである。
ートである。
2 ヘッドランプ 4 ヘツドランプクリーナ制御装置 6 ノズル 8 ノズル伸縮機構 10 水圧ポンプ 12 水タンク 14 制御手段 16 ノズル側水通路 18 ノズル側水ホース 20 タンク側水通路 22 タンク側水ホース 46 可動体側シール材 48 下部側水流通孔 50 上部側水流通孔 52 噴射水路 54 噴射水出口 56 スプリング 58 水圧室 60 第1端子 62 第2端子 64 連絡用第1電線 66 第1接点 68 タイマ 70 抵抗 72 クリーナスイッチ 74 切換リレー 76 連絡用第2電線 78 リレー用切換スイッチ 80 短絡電線 82 セメント抵抗 84 抵抗電線 86 連絡用第3電線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
Claims (1)
- 【請求項1】 ヘッドランプに洗浄水を噴射させるノズ
ルを設け、このノズルを往復動させるノズル伸縮機構を
設け、水圧ポンプからの水圧によって前記ノズル伸縮機
構の可動体を動作させて前記ノズル伸縮機構を作動する
とともに前記ノズル伸縮機構のチェックバルブを動作さ
せて前記ノズルから洗浄水を噴射させるべく制御する制
御手段を有する車両用ヘッドランプクリーナ制御装置に
おいて、前記制御手段に予め前記ノズルから洗浄水を噴
射させる噴射用水圧値と噴射時間とを設定するとともに
噴射用水圧値よりも小であり且つこのノズルを所定位置
まで移動させる移動用水圧値と移動時間とを設定し前記
水圧ポンプからの水圧及び時間を2段階に切換えるべく
前記制御手段により動作する切換手段を水圧ポンプに接
続して設けたことを特徴とする車両用ヘッドランプクリ
ーナ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5354126A JPH07196017A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 車両用ヘッドランプクリーナ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5354126A JPH07196017A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 車両用ヘッドランプクリーナ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07196017A true JPH07196017A (ja) | 1995-08-01 |
Family
ID=18435473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5354126A Pending JPH07196017A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 車両用ヘッドランプクリーナ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07196017A (ja) |
-
1993
- 1993-12-29 JP JP5354126A patent/JPH07196017A/ja active Pending
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