JPH07195964A - 自動車用シートを縦方向に調節する装置 - Google Patents
自動車用シートを縦方向に調節する装置Info
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- JPH07195964A JPH07195964A JP4333908A JP33390892A JPH07195964A JP H07195964 A JPH07195964 A JP H07195964A JP 4333908 A JP4333908 A JP 4333908A JP 33390892 A JP33390892 A JP 33390892A JP H07195964 A JPH07195964 A JP H07195964A
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- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Control Of Direct Current Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ラッチ装置が不要な、簡単化された、自動車
用シートを縦方向に調節する装置を提供することであ
る。 【構成】 自動車用シートを縦方向に調節する装置であ
って、車輌の床に固定される1対の固定ガイドと、シー
トに固定され且つ固定ガイドに沿って摺動可能な1対の
可動ガイドとを具備している。少なくとも1つの固定ガ
イドとそれぞれの可動ガイドとの間に、ばねが介装され
ており、このばねは、可動ガイドに固定されていると共
に、通常の動作条件下において、固定ガイドの歯部と係
合して可動ガイドを所定の位置に固定するように構成さ
れている。手動で操作されるレバーには、ばねを固定ガ
イドの歯部から外して可動ガイドを解放させるべく、そ
のばねに作用する手段が、設けられている。
用シートを縦方向に調節する装置を提供することであ
る。 【構成】 自動車用シートを縦方向に調節する装置であ
って、車輌の床に固定される1対の固定ガイドと、シー
トに固定され且つ固定ガイドに沿って摺動可能な1対の
可動ガイドとを具備している。少なくとも1つの固定ガ
イドとそれぞれの可動ガイドとの間に、ばねが介装され
ており、このばねは、可動ガイドに固定されていると共
に、通常の動作条件下において、固定ガイドの歯部と係
合して可動ガイドを所定の位置に固定するように構成さ
れている。手動で操作されるレバーには、ばねを固定ガ
イドの歯部から外して可動ガイドを解放させるべく、そ
のばねに作用する手段が、設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用シートを縦方
向に調節する装置に関する。
向に調節する装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】最近の
自動車の前部シートには、それらの位置を縦方向に調節
する手段が設けられている。この目的のため、1対の平
行の固定ガイドが、各シートについて、車輌の床に固定
され、これらの固定ガイドは、シートに固定される、対
応する1対の可動ガイド用の支持体及びガイドとして作
用する。
自動車の前部シートには、それらの位置を縦方向に調節
する手段が設けられている。この目的のため、1対の平
行の固定ガイドが、各シートについて、車輌の床に固定
され、これらの固定ガイドは、シートに固定される、対
応する1対の可動ガイド用の支持体及びガイドとして作
用する。
【0003】また、それらの調節装置は、通常、シート
の移動を容易にすべく固定ガイドと可動ガイドとの間に
介装される、ローラ又は摺動ブロックのような摺動手段
と、調節が終了したときに固定ガイド及び可動ガイドを
それらが結合した状態で一緒に固定する固定手段とを備
えている。
の移動を容易にすべく固定ガイドと可動ガイドとの間に
介装される、ローラ又は摺動ブロックのような摺動手段
と、調節が終了したときに固定ガイド及び可動ガイドを
それらが結合した状態で一緒に固定する固定手段とを備
えている。
【0004】従来の装置においては、可動ガイドの移動
は、安全装置を使用して停止させられている。この安全
装置は、通常、可動ガイドに固定されている歯状のラッ
チ装置からなっており、このラッチ装置は、それが固定
ガイドの対応する歯部と係合してシートを所定の位置に
固定すべく、ばねによって上方に押圧されている。
は、安全装置を使用して停止させられている。この安全
装置は、通常、可動ガイドに固定されている歯状のラッ
チ装置からなっており、このラッチ装置は、それが固定
ガイドの対応する歯部と係合してシートを所定の位置に
固定すべく、ばねによって上方に押圧されている。
【0005】解放は、左右の可動ガイドの両方に回動可
能に設けられているチューブ状ハンドルを操作すること
により、手動でなされる。ばねによってもたらされる抵
抗力であって、ラッチ装置を押圧するものに打ち克つ
と、ラッチ装置は、固定ガイドの歯部から解放され、も
って、シートを縦方向に移動することが、可能になる。
能に設けられているチューブ状ハンドルを操作すること
により、手動でなされる。ばねによってもたらされる抵
抗力であって、ラッチ装置を押圧するものに打ち克つ
と、ラッチ装置は、固定ガイドの歯部から解放され、も
って、シートを縦方向に移動することが、可能になる。
【0006】本発明の目的は、簡単化されたシート固定
装置を提供することであり、このシート固定装置は、ば
ねを適切なサイズ及び形状にし且つ固定されるようにす
ることによってばねがそれ自身をガイドに固定し得ると
いう意味で、ばねを多機能化することにより、ラッチ装
置が不要になる。
装置を提供することであり、このシート固定装置は、ば
ねを適切なサイズ及び形状にし且つ固定されるようにす
ることによってばねがそれ自身をガイドに固定し得ると
いう意味で、ばねを多機能化することにより、ラッチ装
置が不要になる。
【0007】本発明の別の目的は、簡単で信頼性の高い
構造を有し、しかも低コストの装置を提供することであ
る。
構造を有し、しかも低コストの装置を提供することであ
る。
【0008】従来の固定装置であって、ガイドをシート
に又は車輌の床に固定するものは、通常、ガイドが、そ
れらに溶接される6角形のナット又はボルトを有するこ
とを必要としている。このため、ガイドの組立ては、ナ
ットの溶接から始めなければならなくなり、この溶接
は、コストを高くする。しかしながら、この溶接は、本
発明に係る装置を用いることによって避けられる。
に又は車輌の床に固定するものは、通常、ガイドが、そ
れらに溶接される6角形のナット又はボルトを有するこ
とを必要としている。このため、ガイドの組立ては、ナ
ットの溶接から始めなければならなくなり、この溶接
は、コストを高くする。しかしながら、この溶接は、本
発明に係る装置を用いることによって避けられる。
【0009】本発明の更に別の目的は、可動ガイドであ
って、従来の6角形のナットに代わる、シート/ガイド
固定用の一連のねじ込カラーをその一部に組み込まれて
いるものを提供することである。
って、従来の6角形のナットに代わる、シート/ガイド
固定用の一連のねじ込カラーをその一部に組み込まれて
いるものを提供することである。
【0010】シートの縦方向の移動の間の、横方向のス
ラックを減少させるため、本発明は、新規なガイド・ロ
ーラ形状を提供しており、その形状においては、それら
は、自動芯出しを行う輪郭を有している。
ラックを減少させるため、本発明は、新規なガイド・ロ
ーラ形状を提供しており、その形状においては、それら
は、自動芯出しを行う輪郭を有している。
【0011】本発明の更に別の目的は、左右のガイドを
独立に固定し且つそれらを同時に解放することが可能
な、自動車用シートを縦方向に調節する装置を提供する
ことである。
独立に固定し且つそれらを同時に解放することが可能
な、自動車用シートを縦方向に調節する装置を提供する
ことである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、自動車用シートを縦方向に調節す
る装置であって、車輌の床に固定される1対の固定ガイ
ドと、シートに固定され且つ該固定ガイドに沿って摺動
可能な1対の可動ガイドとを具備するものが提供され、
該装置は、少なくとも1つの該固定ガイドとそれぞれの
可動ガイドとの間に介装される、少なくとも1つの弾性
手段であって、該可動ガイドに固定されていると共に、
通常の動作条件下において、該固定ガイドの歯状部と係
合して該可動ガイドを所定の位置に固定するように構成
されているものと、解放手段を設けられている、手動で
操作されるレバー手段であって、該解放手段は、該弾性
手段を該固定ガイドの歯状部から外して該可動ガイドを
解放させるべく、該弾性手段に作用する、ものとを備え
ていることを特徴としている。
め、本発明によれば、自動車用シートを縦方向に調節す
る装置であって、車輌の床に固定される1対の固定ガイ
ドと、シートに固定され且つ該固定ガイドに沿って摺動
可能な1対の可動ガイドとを具備するものが提供され、
該装置は、少なくとも1つの該固定ガイドとそれぞれの
可動ガイドとの間に介装される、少なくとも1つの弾性
手段であって、該可動ガイドに固定されていると共に、
通常の動作条件下において、該固定ガイドの歯状部と係
合して該可動ガイドを所定の位置に固定するように構成
されているものと、解放手段を設けられている、手動で
操作されるレバー手段であって、該解放手段は、該弾性
手段を該固定ガイドの歯状部から外して該可動ガイドを
解放させるべく、該弾性手段に作用する、ものとを備え
ていることを特徴としている。
【0013】
【実施例】図1を参照するに、固定ガイド10及び可動
ガイド12は、金属(好ましくはスチール)の形材で形
成されている。車輌の床に固定されるべき固定ガイド1
0は、図から明らかなように、U字形の断面を有してお
り、その縁部は、1対の丸みを帯びた尾根状部14を形
成すべく、曲折している。これらの尾根状部は、2組の
自動芯出しローラ16用の支持・摺動面として作用し、
それらのローラは、可動ガイド及び固定ガイドのうちの
一方の、他方に対する移動を容易にすべく、それらの間
に介装されている。
ガイド12は、金属(好ましくはスチール)の形材で形
成されている。車輌の床に固定されるべき固定ガイド1
0は、図から明らかなように、U字形の断面を有してお
り、その縁部は、1対の丸みを帯びた尾根状部14を形
成すべく、曲折している。これらの尾根状部は、2組の
自動芯出しローラ16用の支持・摺動面として作用し、
それらのローラは、可動ガイド及び固定ガイドのうちの
一方の、他方に対する移動を容易にすべく、それらの間
に介装されている。
【0014】本発明によると、ローラ16は、径の小さ
い円筒状中央領域18と対向する2つの截頭円錐部20
とを有しており、可動ガイド12に形成されている2つ
の縦方向突出部22の形状と調和している。
い円筒状中央領域18と対向する2つの截頭円錐部20
とを有しており、可動ガイド12に形成されている2つ
の縦方向突出部22の形状と調和している。
【0015】図2には、本発明に係るガイドの第2実施
例が示されており、この実施例においては、固定ガイド
10及び可動ガイド12は、適切に対向するV字形の1
対の尾根状部11を備えており、自動芯出しローラ16
は、可動ガイドと固定ガイドとの間の自動芯出しを行
い、最小のスラックで横方向の力を規制するための特別
の全体形状をもたらすべく、それらの小さい方のベース
が互いに接合されている2つの截頭円錐部21で構成さ
れている。ローラ16は、金属又はプラスチックで構成
され得る。
例が示されており、この実施例においては、固定ガイド
10及び可動ガイド12は、適切に対向するV字形の1
対の尾根状部11を備えており、自動芯出しローラ16
は、可動ガイドと固定ガイドとの間の自動芯出しを行
い、最小のスラックで横方向の力を規制するための特別
の全体形状をもたらすべく、それらの小さい方のベース
が互いに接合されている2つの截頭円錐部21で構成さ
れている。ローラ16は、金属又はプラスチックで構成
され得る。
【0016】上述のように、自動芯出しローラ16は、
シートの縦方向位置の調節を容易にする。垂直方向のス
ラックは、可動ガイド12の垂直の縁部25に装着され
ている適切なプラスチックブロック24によって吸収さ
れる。
シートの縦方向位置の調節を容易にする。垂直方向のス
ラックは、可動ガイド12の垂直の縁部25に装着され
ている適切なプラスチックブロック24によって吸収さ
れる。
【0017】本発明によると、可動ガイド12(図1)
には、それをシートに固定するためのねじ込カラー30
が、その中心に配設されている。別の実施例(簡明であ
るので図示せず)においては、同じ構成が、固定ガイド
についても採用され得る。
には、それをシートに固定するためのねじ込カラー30
が、その中心に配設されている。別の実施例(簡明であ
るので図示せず)においては、同じ構成が、固定ガイド
についても採用され得る。
【0018】図1及び図2に示されている実施例とは別
の実施例を示す図3を参照するに、ガイドの摺動が、プ
ラスチック製の摺動ブロック32によって容易にされて
おり、その摺動ブロックは、ローラ16に代わりに使用
されている。
の実施例を示す図3を参照するに、ガイドの摺動が、プ
ラスチック製の摺動ブロック32によって容易にされて
おり、その摺動ブロックは、ローラ16に代わりに使用
されている。
【0019】この場合、可動ガイド12は、ローラ用の
縦方向突出部22を備えていない。ねじ込カラー30
は、上方に面しており、もって、ガイドの全高を低くす
ることが可能になる。摺動ブロック32は、可動ガイド
に適切に設けられている通し孔36内に挿入されている
2つの突出部34を介して可動ガイド12に固定されて
いる。摺動ブロック32の形状は、固定ガイドの公差を
受容すると共に横方向のスラックを吸収するスロット3
8と、固定ガイド10の縁部42と係合する2つの湾曲
した自動芯出し面40とを設けられていることにより、
固定ガイド10に対して自動芯出しを行う。弧状の弾性
部材即ち板ばね33であって、好適に金属で構成されて
いるものが、摺動ブロック32の上部に固定されてお
り、その板ばねは、摺動ブロックの本体に固定されてい
る端部35を有している。予荷重状態において、摺動ブ
ロックと一体に形成され得る板ばね33は、シートが使
用されていないときの垂直方向のスラックを吸収する。
縦方向突出部22を備えていない。ねじ込カラー30
は、上方に面しており、もって、ガイドの全高を低くす
ることが可能になる。摺動ブロック32は、可動ガイド
に適切に設けられている通し孔36内に挿入されている
2つの突出部34を介して可動ガイド12に固定されて
いる。摺動ブロック32の形状は、固定ガイドの公差を
受容すると共に横方向のスラックを吸収するスロット3
8と、固定ガイド10の縁部42と係合する2つの湾曲
した自動芯出し面40とを設けられていることにより、
固定ガイド10に対して自動芯出しを行う。弧状の弾性
部材即ち板ばね33であって、好適に金属で構成されて
いるものが、摺動ブロック32の上部に固定されてお
り、その板ばねは、摺動ブロックの本体に固定されてい
る端部35を有している。予荷重状態において、摺動ブ
ロックと一体に形成され得る板ばね33は、シートが使
用されていないときの垂直方向のスラックを吸収する。
【0020】図4〜図7を参照するに、ガイド固定装置
は、本質的に、その端部が可動ガイド12に固定されて
いるラッチ用ばね44からなっている。ばね44は、板
ばねの形をとっており、その中央部(図5)は、国際規
格によって要求されている耐引張力に基づいて選択され
る形状及び断面を有する、一連の湾曲部即ちエルボー部
からなっている。その形状は、丸くても、角ばっていて
もよく、ばね44の横断部46は、固定ガイド及び可動
ガイドを所定の位置に固定すべく、固定ガイド10の歯
部48と可動ガイド12の歯部50との間に挿入されて
いる。
は、本質的に、その端部が可動ガイド12に固定されて
いるラッチ用ばね44からなっている。ばね44は、板
ばねの形をとっており、その中央部(図5)は、国際規
格によって要求されている耐引張力に基づいて選択され
る形状及び断面を有する、一連の湾曲部即ちエルボー部
からなっている。その形状は、丸くても、角ばっていて
もよく、ばね44の横断部46は、固定ガイド及び可動
ガイドを所定の位置に固定すべく、固定ガイド10の歯
部48と可動ガイド12の歯部50との間に挿入されて
いる。
【0021】可動ガイドには、解放用レバー54が通常
は回動可能に装着されており、そのレバーは、矢印Aの
方向に持ち上げられると、ばね44を下方に圧縮し、そ
れを固定ガイド10の歯部から解放する。
は回動可能に装着されており、そのレバーは、矢印Aの
方向に持ち上げられると、ばね44を下方に圧縮し、そ
れを固定ガイド10の歯部から解放する。
【0022】解放用レバー54は、その2つの端部に、
それぞれの戻しばね60によって上方に押圧されている
水平のラグ58を備えており、それらの戻しばねは、そ
れらの一方の端部において、左右の可動ガイドにそれぞ
れ固定されている。戻しばね60の目的は、調節が終了
したときに、レバー54をその休止位置へ戻してガイド
を固定させることである。
それぞれの戻しばね60によって上方に押圧されている
水平のラグ58を備えており、それらの戻しばねは、そ
れらの一方の端部において、左右の可動ガイドにそれぞ
れ固定されている。戻しばね60の目的は、調節が終了
したときに、レバー54をその休止位置へ戻してガイド
を固定させることである。
【0023】本発明のガイド固定装置の変形例が、図8
〜図11に示されている。この変形例においては、ラッ
チ用ばね62は、可動ガイド12の垂直壁65内に埋め
込まれている端部63及び64を有している。ばね62
は、2つの横断部66を経由して可動ガイドを横断し、
スロット67通って可動ガイドから突出し、エルボー部
69に接合されている2つの垂直部68を経由して下方
に進む。このエルボー部は、上述したものと同様の態様
で、固定ガイド10の歯部71と可動ガイド12の歯部
72との間に挿入されている。
〜図11に示されている。この変形例においては、ラッ
チ用ばね62は、可動ガイド12の垂直壁65内に埋め
込まれている端部63及び64を有している。ばね62
は、2つの横断部66を経由して可動ガイドを横断し、
スロット67通って可動ガイドから突出し、エルボー部
69に接合されている2つの垂直部68を経由して下方
に進む。このエルボー部は、上述したものと同様の態様
で、固定ガイド10の歯部71と可動ガイド12の歯部
72との間に挿入されている。
【0024】図9より、ばねの中央のエルボー部69
は、レバー54によって下方に押圧されて固定ガイドの
歯部71から解放され得るということが、理解されよ
う。ばねが、図8において破線で示されているところの
解放位置にあるときには、ユーザは、シートを前方又は
後方に摺動させることができる。レバー54を解放する
と、ばね62は、その固定位置へと、上方へ自動的に戻
る。
は、レバー54によって下方に押圧されて固定ガイドの
歯部71から解放され得るということが、理解されよ
う。ばねが、図8において破線で示されているところの
解放位置にあるときには、ユーザは、シートを前方又は
後方に摺動させることができる。レバー54を解放する
と、ばね62は、その固定位置へと、上方へ自動的に戻
る。
【0025】プラスチック製の摺動ブロック32(図1
1)が、ガイドの垂直方向の寸法を小さくするという利
点をもたらしつつ、図8〜図11に示されているラッチ
用ばねを使用している装置に摺動手段として使用され得
る。
1)が、ガイドの垂直方向の寸法を小さくするという利
点をもたらしつつ、図8〜図11に示されているラッチ
用ばねを使用している装置に摺動手段として使用され得
る。
【0026】図8〜図11に示されているガイド固定装
置の変形例が、図27から図30に示されている。この
更に別の変形例においては、ラッチ用ばね162の両側
部に、エルボー部169が設けられており、これらのエ
ルボー部は、固定作用を更に確実にするよう、ガイドの
両側において、固定ガイド10の歯部171と可動ガイ
ド12の歯部172との間に挿入されるべく設計されて
いる。2つの垂直部168は、エルボー部169を単一
の横断部166に接続している。図29及び図30に示
されているように、ラッチ用ばね162の端部163
は、可動ガイド12に固定されている。
置の変形例が、図27から図30に示されている。この
更に別の変形例においては、ラッチ用ばね162の両側
部に、エルボー部169が設けられており、これらのエ
ルボー部は、固定作用を更に確実にするよう、ガイドの
両側において、固定ガイド10の歯部171と可動ガイ
ド12の歯部172との間に挿入されるべく設計されて
いる。2つの垂直部168は、エルボー部169を単一
の横断部166に接続している。図29及び図30に示
されているように、ラッチ用ばね162の端部163
は、可動ガイド12に固定されている。
【0027】図12及び図13を参照するに、ラッチ用
ばね80は、2つの等しい部分(図12)に分割されて
いる。図13に示されている例においては、各ガイドに
ついて、右側の1つのばねと左側の1つのばねとがあ
る。
ばね80は、2つの等しい部分(図12)に分割されて
いる。図13に示されている例においては、各ガイドに
ついて、右側の1つのばねと左側の1つのばねとがあ
る。
【0028】従来の固定装置と比較すると、図12に示
されている構成においては、ばね80の各々が、固定ガ
イド及び可動ガイドの両方の2つのセクションと係合し
ているという利点を有している。また、図13に示され
ている構成においては、ばねの噛合する空間が、従来の
固定装置よりも狭くなるなるという利点を有している。
何故ならば、依然として4つの固定反作用点が存在する
が、それらが、単一の縦軸上ではなく、2つの横軸上に
もたらされるからである。
されている構成においては、ばね80の各々が、固定ガ
イド及び可動ガイドの両方の2つのセクションと係合し
ているという利点を有している。また、図13に示され
ている構成においては、ばねの噛合する空間が、従来の
固定装置よりも狭くなるなるという利点を有している。
何故ならば、依然として4つの固定反作用点が存在する
が、それらが、単一の縦軸上ではなく、2つの横軸上に
もたらされるからである。
【0029】ばね80は、通常は、固定位置内に、予荷
重の状態で挿入されている(図13に示されている実施
例の断面図である図14参照)。抜出しは、解放用レバ
ーによって行われ、このレバーは、常法によって回動さ
せられると、櫛状部56のカム部分即ち傾斜面部分57
を可動ガイドとばねとの間に挿入させる。下方への移動
(図15における矢印B)の間、傾斜面部分57は、ば
ね80を外方(図15における矢印C)に抜き出してそ
れを固定ガイドから解放する。
重の状態で挿入されている(図13に示されている実施
例の断面図である図14参照)。抜出しは、解放用レバ
ーによって行われ、このレバーは、常法によって回動さ
せられると、櫛状部56のカム部分即ち傾斜面部分57
を可動ガイドとばねとの間に挿入させる。下方への移動
(図15における矢印B)の間、傾斜面部分57は、ば
ね80を外方(図15における矢印C)に抜き出してそ
れを固定ガイドから解放する。
【0030】本発明に係るガイド固定装置の更に別の実
施例が、図16及び図17に示されている。この場合、
単一のラッチ用ばね81は、二方向(即ち、ガイドを固
定するための水平方向、及び調整が終了したときに解放
用レバーを休止位置へ戻すための垂直方向)に予荷重を
与えるような形状を付与されて可動ガイドに固定されて
いる。ラッチ用ばね81は、実質的に水平な固定用エル
ボー部82であって、水平方向の予荷重で固定位置へ挿
入されているものと、実質的に垂直な面内にある連続し
ている2つの部分83及び84とを形成すべく曲折され
ている。ばね81は、可動ガイド12に、この可動ガイ
ドに形成されているブリッジ85によって固定されてい
る。部分84の端部86は、レバー54を自動的に戻す
べく、このレバーの傾斜面部分57に設けられている通
し孔87内へ垂直方向の予荷重下で挿入されている。図
13〜図15に示されている構成と同様に、下方への移
動の間、傾斜面部分57は、部分83を外方に抜き出し
てエルボー部82を固定ガイド10から解放する。
施例が、図16及び図17に示されている。この場合、
単一のラッチ用ばね81は、二方向(即ち、ガイドを固
定するための水平方向、及び調整が終了したときに解放
用レバーを休止位置へ戻すための垂直方向)に予荷重を
与えるような形状を付与されて可動ガイドに固定されて
いる。ラッチ用ばね81は、実質的に水平な固定用エル
ボー部82であって、水平方向の予荷重で固定位置へ挿
入されているものと、実質的に垂直な面内にある連続し
ている2つの部分83及び84とを形成すべく曲折され
ている。ばね81は、可動ガイド12に、この可動ガイ
ドに形成されているブリッジ85によって固定されてい
る。部分84の端部86は、レバー54を自動的に戻す
べく、このレバーの傾斜面部分57に設けられている通
し孔87内へ垂直方向の予荷重下で挿入されている。図
13〜図15に示されている構成と同様に、下方への移
動の間、傾斜面部分57は、部分83を外方に抜き出し
てエルボー部82を固定ガイド10から解放する。
【0031】本発明に係るガイド固定装置の更に別の実
施例が、図18に示されている。ラッチ用ばね90は、
可動ガイド12に形成されているスロット91内に固定
されており、その横断部92及び93は、固定ガイド1
0の区画室94内に保持されている。ばねは、通常は、
予荷重下で、固定位置内へ下方に挿入されている。抜出
しは、エルボー部95並びにそれと共に横断部92及び
93を持ち上げるべく、レバー54を上方に操作するこ
とによって行われ、これにより、横断部92及び93
は、区画室94から抜け出して固定ガイドから解放され
る。これは、レバーに後部支柱96を設けることによっ
て可能になる。これは、プラスチック製の支柱であり、
可動ガイド12に設けられている孔97内へ直接的なス
ナップ嵌めによって固定されている。下方への作用によ
って区画室94内に挿入されることになるところの、こ
の単純化されたばねの構成(図18)は、反作用が、良
好な機械的“挿入/反作用”断面を有する狭い空間(た
だの1ピッチ)内で補償され得るということを可能にす
る。
施例が、図18に示されている。ラッチ用ばね90は、
可動ガイド12に形成されているスロット91内に固定
されており、その横断部92及び93は、固定ガイド1
0の区画室94内に保持されている。ばねは、通常は、
予荷重下で、固定位置内へ下方に挿入されている。抜出
しは、エルボー部95並びにそれと共に横断部92及び
93を持ち上げるべく、レバー54を上方に操作するこ
とによって行われ、これにより、横断部92及び93
は、区画室94から抜け出して固定ガイドから解放され
る。これは、レバーに後部支柱96を設けることによっ
て可能になる。これは、プラスチック製の支柱であり、
可動ガイド12に設けられている孔97内へ直接的なス
ナップ嵌めによって固定されている。下方への作用によ
って区画室94内に挿入されることになるところの、こ
の単純化されたばねの構成(図18)は、反作用が、良
好な機械的“挿入/反作用”断面を有する狭い空間(た
だの1ピッチ)内で補償され得るということを可能にす
る。
【0032】図19及び図20には、本発明に係るガイ
ド固定装置の6番目の実施例としてのラッチ用ばね10
0が示されており、このばねは、端部が曲折されてエル
ボー部101を形成していると共に、可動ガイド12の
側壁65に固定されているフック102であって、ばね
の中央縦方向部103を保持するものにより、その側壁
に固定されている。
ド固定装置の6番目の実施例としてのラッチ用ばね10
0が示されており、このばねは、端部が曲折されてエル
ボー部101を形成していると共に、可動ガイド12の
側壁65に固定されているフック102であって、ばね
の中央縦方向部103を保持するものにより、その側壁
に固定されている。
【0033】図4〜図7に示されているガイド固定装置
の変形例が、図21及び図22に示されている。この変
形例においては、ばね効果が、エルボー部106近傍に
形成されている2つのループによって向上させられてい
る。
の変形例が、図21及び図22に示されている。この変
形例においては、ばね効果が、エルボー部106近傍に
形成されている2つのループによって向上させられてい
る。
【0034】図23及び図24を参照するに、ばねが解
放用レバー54によって圧縮されたときに、ばねのエル
ボー部106の均一な下方への移動を行うべく、ブロッ
ク110が、ばね100とレバー54との間に介装さ
れ、ばねの中心線上でレバー54の端部に溶接されてい
るピン111上に、クリアランスをもって回動可能に装
着されている。ブロック110は、ばね100に前もっ
てスナップ嵌めによって装着されている。解放用レバー
を持ち上げると、ブロック110は、ばねに対して回転
並進運動を行い、ばねに対しては平行を維持しつつ、ば
ねの横断部46を下方に移動させ、もって、固定ガイド
との係脱が同時に行われる。
放用レバー54によって圧縮されたときに、ばねのエル
ボー部106の均一な下方への移動を行うべく、ブロッ
ク110が、ばね100とレバー54との間に介装さ
れ、ばねの中心線上でレバー54の端部に溶接されてい
るピン111上に、クリアランスをもって回動可能に装
着されている。ブロック110は、ばね100に前もっ
てスナップ嵌めによって装着されている。解放用レバー
を持ち上げると、ブロック110は、ばねに対して回転
並進運動を行い、ばねに対しては平行を維持しつつ、ば
ねの横断部46を下方に移動させ、もって、固定ガイド
との係脱が同時に行われる。
【0035】特殊な応用に対する要求を満たすべく、解
放用レバー54が、可動ガイド12にあらゆる位置で固
定されることを可能にするため、図23及び図24に示
されている実施例における可動ガイドには、ばねクリッ
プ121(図25及び図26参照)とのクイックコネク
ションを形成し得るピン120が溶接されており、その
ばねクリップは、解放用レバー54に溶接又はスナップ
嵌めされる。ばねクリップ121は、シートの中心に向
かって収束する弾性のフィン122を備えており、この
フィンは、第1にばねクリップのピン上への装着を容易
にし、第2にピン上を塞いでピンが抜けるのを防止す
る。
放用レバー54が、可動ガイド12にあらゆる位置で固
定されることを可能にするため、図23及び図24に示
されている実施例における可動ガイドには、ばねクリッ
プ121(図25及び図26参照)とのクイックコネク
ションを形成し得るピン120が溶接されており、その
ばねクリップは、解放用レバー54に溶接又はスナップ
嵌めされる。ばねクリップ121は、シートの中心に向
かって収束する弾性のフィン122を備えており、この
フィンは、第1にばねクリップのピン上への装着を容易
にし、第2にピン上を塞いでピンが抜けるのを防止す
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
部品点数が少なく、しかもそれらの部品は組み立てが容
易で且つ低コストである、極めて簡単な、自動車用シー
トを縦方向に調節する装置が提供され得る。
部品点数が少なく、しかもそれらの部品は組み立てが容
易で且つ低コストである、極めて簡単な、自動車用シー
トを縦方向に調節する装置が提供され得る。
【図1】本発明に係るガイドの第1実施例を示す横断面
図である。
図である。
【図2】本発明に係るガイドの第2実施例を示す横断面
図である。
図である。
【図3】本発明に係るガイドの第3実施例を示す横断面
図である。
図である。
【図4】本発明に係るガイド固定装置を備えているガイ
ドを示す側面図である。
ドを示す側面図である。
【図5】図4に示されているガイドを示す上面図であ
る。
る。
【図6】図4の要部を拡大して示す図である。
【図7】図5の要部を拡大して示す図である。
【図8】本発明に係るガイド固定装置の変形例を示す横
断面図である。
断面図である。
【図9】図8に示されている変形例を示す平面図であ
る。
る。
【図10】図8及び図9に示されているガイド固定装置
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図11】図10に示されているガイド固定装置を示す
上面図である。
上面図である。
【図12】本発明に係るガイド固定装置の第2実施例を
示す上面図である。
示す上面図である。
【図13】本発明に係るガイド固定装置の第3実施例を
示す上面図である。
示す上面図である。
【図14】図13に示されている実施例であって、第1
の操作位置にあるものを示す横断面図である。
の操作位置にあるものを示す横断面図である。
【図15】図13に示されている実施例であって、第2
の操作位置にあるものを示す横断面図である。
の操作位置にあるものを示す横断面図である。
【図16】本発明に係るガイド固定装置の第4実施例を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図17】図16に示されている第4実施例を示す側面
図である。
図である。
【図18】本発明に係るガイド固定装置の第5実施例を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図19】本発明に係るガイド固定装置の第6実施例を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図20】本発明に係るガイド固定装置の第6実施例を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図21】図4及び図5に示されているガイド固定装置
の変形例を示す正面図である。
の変形例を示す正面図である。
【図22】図21示されている変形例を示す平面図であ
る。
る。
【図23】本発明に係るガイド固定装置の更に別の実施
例を示す正面図である。
例を示す正面図である。
【図24】図23に示されている実施例を示す平面図で
ある。
ある。
【図25】図23及び図24の要部の詳細を拡大して示
す正面図である。
す正面図である。
【図26】図25に示されている要部を示す横断面図で
ある。
ある。
【図27】図8及び図9に示されているガイド固定装置
の変形例を示す正面図である。
の変形例を示す正面図である。
【図28】図27に示されている変形例を示す上面図で
ある。
ある。
【図29】図27及び図28に示されている変形例を示
す側面図である。
す側面図である。
【図30】図29に示されている変形例を示す上面図で
ある。
ある。
10 固定ガイド 12 可動ガイド 16 自動芯出しローラ 30 ねじ込カラー 32 摺動ブロック 40 自動芯出し面 44 ラッチ用ばね 46 横断部 48 歯部 50 歯部 54 解放用レバー 56 櫛状部 57 傾斜面部分 60 戻しばね 62 ラッチ用ばね 66 横断部 69 エルボー部 71 歯部 72 歯部 80 ラッチ用ばね 81 ラッチ用ばね 90 ラッチ用ばね 92 横断部 93 横断部 94 区画室 95 エルボー部 100 ラッチ用ばね 121 ばねクリップ 122 フィン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カリオラ ドリノ イタリア国 10040 トリノ バル デラ トレ ビア ローマ 25 (72)発明者 ロンドノッチ クラウディオ イタリア国 20092 ミラノ チニセロ バルサモ ビア ロベコ 63
Claims (15)
- 【請求項1】 自動車用シートを縦方向に調節する装置
であって、車輌の床に固定される1対の固定ガイド(10)
と、シートに固定され且つ該固定ガイドに沿って摺動可
能な1対の可動ガイド(12)とを具備するものにおいて、 少なくとも1つの該固定ガイドとそれぞれの可動ガイド
との間に介装される、少なくとも1つの弾性手段(44,6
2,80,81,90)であって、該可動ガイドに固定されている
と共に、通常の動作条件下において、該固定ガイド(10)
の歯状部(48,71,94)と係合して該可動ガイド(12)を所定
の位置に固定するように構成されているものと、 解放手段(56,57)を設けられている、手動で操作される
レバー手段(54)であって、該解放手段は、該弾性手段を
該固定ガイド(10)の歯状部(48,71,94)から外して該可動
ガイドを解放させるべく、該弾性手段に作用する、もの
と、を備えていることを特徴とする装置。 - 【請求項2】 前記弾性手段(44,62,80,81,90)が、前記
固定ガイドの歯状部(48,71,94)と係合すべく構成されて
いる少なくとも1つの横断剛性部材(46,92,93)を設けら
れている請求項1の装置。 - 【請求項3】 前記弾性手段が、板ばね(44)である請求
項1の装置。 - 【請求項4】 前記弾性手段が、前記可動ガイド(12)に
固定される一端部を各々が有している1対のばね(80)で
ある請求項1の装置。 - 【請求項5】 前記レバー手段が、前記弾性手段の前記
横断剛性部材(46,92,93)と係合する少なくとも1つの櫛
状部材(56)である請求項1又は請求項2の装置。 - 【請求項6】 左右の前記可動ガイドを固定すること
が、独立に行われ、該可動ガイドの固定は、前記弾性手
段(44,62,80,81,90)の圧縮解除に対応していると共に、
該可動ガイドの解放は、前記レバー手段(54)による該弾
性手段の圧縮に対応する請求項1〜請求項5のいずれか
一項に記載の装置。 - 【請求項7】 前記可動ガイド(12)に、それらを前記車
輌のシート又は床に固定するためのねじ込カラー(30)が
設けられている請求項1の装置。 - 【請求項8】 前記可動ガイド(12)に、該可動ガイドと
前記固定ガイド(10)との間に介装される自動芯出しロー
ラ(16)による摺動を容易にするための縦方向突出部が設
けられている請求項1の装置。 - 【請求項9】 前記可動ガイド(12)と前記固定ガイド(1
0)との間に、好ましくはプラスチック材料からなる、摺
動ブロック(32)が介装されており、該摺動ブロックに
は、該可動ガイド(12)に設けられている適切な孔(36)に
挿入されるべき突出部(34)であって、該摺動ブロックを
該可動ガイドに固定するためのものが設けられており、
また、該摺動ブロックには、該ガイドに横方向のスラッ
クを吸収するためのスロット(38)と、該固定ガイド(10)
に乗るための、湾曲した自動芯出し面(40)とが設けられ
ている請求項1の装置。 - 【請求項10】 前記摺動ブロック(32)に、前記シート
が使用されていないときの垂直方向のスラックを吸収す
るための弾性部材(33)が設けられている請求項9の装
置。 - 【請求項11】 前記弾性手段(62,90)が、前記可動ガ
イド12の一側部に固定されている少なくとも1つの端
部を有していると共に、少なくとも1つのエルボー部(6
9,95) に接続されている少なくとも1つの横断剛性部(6
6,92,93)を経由して該可動ガイドを横断しており、該エ
ルボー部は、前記固定ガイドの両側部又は該弾性手段の
端部が固定されている側とは反対側の該固定ガイドの側
部における歯部と係合していると共に、前記レバー手段
(54)用の係合手段を形成するように、該可動ガイド及び
該固定ガイドから横断方向に突出している請求項1又は
請求項2の装置。 - 【請求項12】 前記解放手段に、カム部分即ち傾斜面
部分(57)であって、下方に移動する間、前記弾性手段(8
0,81) を前記固定ガイド(10)内の係合位置から抜き出す
ものが設けられている請求項1又は請求項2の装置。 - 【請求項13】 前記弾性手段(100) と前記レバー手段
(54)との間に、ブロック(110) が介装されており、該ブ
ロックは、該弾性手段の中心線上で該レバー手段(54)の
端部に溶接されているピン(111) 上に、クリアランスを
もって回動可能に装着されている請求項1、請求項2、
請求項3又は請求項6の装置。 - 【請求項14】 前記可動ガイド(12)には、ばねクリッ
プ(121) とのクイックコネクションを形成し得るピン(1
20) が溶接されており、該ばねクリップ(121) は、前記
レバー手段(54)に溶接及び/又はスナップ嵌めされると
共に、前記シートの中心に向かって収束し且つ該ピン(1
20) 上を塞いでそれが抜けるのを防止するところの弾性
のフィン(122) を備えている請求項1〜請求項13のい
ずれか一項に記載の装置。 - 【請求項15】 前記弾性手段が、曲折した端部を有す
るばね(100) からなっており、該ばねは、前記可動ガイ
ド(12)の側壁(65)に固定されているフック(102) であっ
て、該ばねの中央縦方向部(103) を保持するものによ
り、該側壁(65)に固定されており、前記横断剛性部材(4
6)が、該ばねの該端部に配置させられている請求項1又
は請求項2の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
ITTO910893A IT1250346B (it) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | Dispositivo di regolazione longitudinale dei sedili di autoveicoli. |
IT091A000893 | 1991-11-21 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07195964A true JPH07195964A (ja) | 1995-08-01 |
Family
ID=11409731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4333908A Pending JPH07195964A (ja) | 1991-11-21 | 1992-11-20 | 自動車用シートを縦方向に調節する装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5524504A (ja) |
EP (1) | EP0543317B1 (ja) |
JP (1) | JPH07195964A (ja) |
AT (1) | ATE127406T1 (ja) |
DE (1) | DE69204624T2 (ja) |
DK (1) | DK0543317T3 (ja) |
ES (1) | ES2080418T3 (ja) |
GR (1) | GR3018328T3 (ja) |
IT (1) | IT1250346B (ja) |
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