JPH071958Y2 - 簡易植物栽培装置 - Google Patents

簡易植物栽培装置

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JPH071958Y2
JPH071958Y2 JP1987103141U JP10314187U JPH071958Y2 JP H071958 Y2 JPH071958 Y2 JP H071958Y2 JP 1987103141 U JP1987103141 U JP 1987103141U JP 10314187 U JP10314187 U JP 10314187U JP H071958 Y2 JPH071958 Y2 JP H071958Y2
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JP
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plant
tank
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pipe
cultivation
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JP1987103141U
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JPS649555U (ja
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雄平 武原
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雄平 武原
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    • Y02P60/216

Landscapes

  • Hydroponics (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主として室内で植物を簡単人間栽培する装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、室内で鑑賞植物等の鉢植えを栽培する際、この植
物の給水、肥料の補給、日光の照射などを行う時には、
その都度室内から鉢を移動して行っていた。
特に給水の場合は、鉢の下に水受けを置くとしても排水
その他の事情により、ベランダ、庭などに出して給水し
ていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上の如く、従来の室内での植物の栽培は、植物の生育
要素である給水、肥料の補給、日光の照射はその都度鉢
を移動し、その操作に適した場所で行う必要があった。
これらの作業が煩瑣であるばかりでなく、外出、長期の
不在等の場合は作業を行うことができず、植物の生育、
栽培に支障をきたし、植物の萎縮、甚だしくは枯死に至
ることがしばしば起こる。
本考案は、このような問題点を解決し、室内で植物への
一定の給水、肥料の補給、日光の照射などを簡易に行う
ことのできる植物栽培装置を提供すること目的とするも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、添付図を参照して、内周面を暗色にした発泡
合成樹脂製で、その上面を被覆体で覆った水槽1と、植
物の苗又は生育した植物を植え或いは植物の種子を播い
た大粒の山砂を充填した素焼きの鉢を複数個底面に固定
し、植物露出又は露出するであろう部分を除いた全表面
をシートで覆った栽培槽2とを、移動可能な架台3上に
水槽1を下位置に栽培槽2を上位置にして配設し、同水
槽1と栽培槽2の両槽を貫通して、下方に吸い上げポン
プ11を有する吸水管9と栽培槽2の底部よりやや上部に
小孔17を有する排水管10を設け、前記吸水管9の頂部を
排水管10の頂部より低く設定すると共に、同排水管(1
0)を二股に分岐し、その分岐位置に切り換えコック16
を設けたことを特徴とする簡易植物栽培装置である。
周囲を黒色、褐色などの光を吸収する暗色に着色又は暗
色の被覆体で覆った発泡スチロールなどの合成樹脂製の
水槽1とその上部に発泡スチロールなどの合成樹脂製の
植物栽培槽2を架台3に配設する。そしてこの架台3に
は適宜の移動可能な器具例えば車4を備えている。
上部の植物栽培槽2には、複数個の素焼きの鉢5を適宜
の間隔をおいて配列し、その底部は植物栽培槽の底面に
固定してある。素焼きの鉢5中には大粒の山砂を充填
し、その中に植物の種子を播くか、植物の苗、生育した
植物6を植える。そして、この槽の表面には植物が露出
する部分7又は露出するであろう部分を除いて全面はポ
リ塩化ビニル等のシート8で覆う。
上記の水槽1と植物栽培槽2との間を貫通して給水管9
と排水管10が配設されている。
給水管9は合成樹脂などの材質で成形された中空管で、
その下部に吸い上げポンプ11を備え、その頂部の給水管
開口部12は植物栽培槽2内に開放されている。なお、本
図面においては吸い上げポンプ11は水槽1内に設けられ
てりるが、給水管9の中間の水槽1外に付設してもよ
い。排水管10は給水管9と同様の材質で成形された中空
管でその下端は水槽1内に開放され、頂部の排水管開口
部13は植物栽培槽2中に置かれた植物の性状に適合する
水位になるような高さに設定して開放されている。この
排水管10は中間部において2股に分岐し、分岐管は肥料
補給管14とし、その頂部は植物栽培槽2より外部に露出
させ肥料補給口15を有する。そして、排水管10と肥料補
給管14との分岐部には切り換えコック16が設けられてい
る。更に排水管10の植物栽培槽2の底面よりやや上部に
この管の周囲に数個の小孔17が穿設されている。
給水管9に設けられている吸い上げポンプ11はタイマー
により始動、停止が行われ、通常1日1時間稼働するよ
うに設定するのが好適である。また、水槽1中には浮き
子を置き、これが同槽の底部近くに設けられたシグナル
ランプ連結端子に接触することにより水槽の水が無くな
ることを警告する。
また、同水槽中には水温を17〜20℃に保持するように加
熱器及びサーモスタットを設けてもよい。
〔作用〕
本考案は上記の如く構成されているから、水槽1に水を
満たし、上部の植物栽培鉢5中に充填されている大粒の
山砂に植物の苗、生育した植物を植えるか、植物の種子
を播いておく。水槽1に満たされた水は給水管9の下部
に設けられた吸い上げポンプ11の稼働により、上部の植
物栽培槽2に移動される。そして植物栽培槽2に移動さ
れた水は、その水位が排水管10の開口部13の面以上にな
ったら排水管開口部13より排水管10を通って下方の水槽
1に戻り、植物栽培槽2中の水位が一定の高さ以上にな
ることを防止する。
肥料を補給するには肥料補給管14の頂部にある肥料補給
口15より植物肥料例えば一般の植物栄養素などを適時補
給する。この肥料は切り換えコック16により排水管10を
通って水槽1に供給され、給水管9を通って植物栽培槽
2に水と共に供給されて植物体に吸収される。
排水管10の栽培槽2の底面よりやや上部に穿設された小
孔17は、栽培槽2中の水を排出するための小孔で、栽培
槽中の水を水槽に循環することにより栽培槽中の水が汚
濁するのを防止する。
排水管10の切り換えコック16は、肥料を補給する時以外
は栽培槽の水の排水する通路を形成するようにし、肥料
の補給の時だけコックを回転して肥料補給路を形成す
る。
また、水槽1を暗色にするのは外光などによって水槽中
の水に微生物、苔などが発生しないようにするためであ
る。
植物を植え又は種子を播く鉢が素焼きであり、その中に
大粒の山砂を用いるの.、外部よりの水、肥料等の吸水
を良くするためである。
栽培槽の表面をシートで覆うのは水分の蒸発を防ぐため
である。
〔実施例〕
金属製の枠で構成した架台3の4隅に移動車4を設け、
この架台の下の棚に黒色に着色した発砲スチロール製の
150l容水槽1を置き、架台の上の棚に80l容の栽培槽2
を置く。この両槽を貫通して直径3cmのポリ塩化ビニル
製の下部に吸い上げポンプ11を有する中空給水管9をそ
の頂部の開口部12が栽培槽2の底面より約5cm上部に位
置するように配設する。一方この給水管と平行に両槽を
貫通して直径3cmのポリ塩化ビニル製中空排水管10をそ
の頂部の開口部13が給水管の頂部の開口部12より約10cm
上部に位置するように配設する。
そして、この排水管10の栽培槽2の底面の位置に直径3m
mの小孔17が3個穿設されている。またこの排水管10の
栽培槽と水槽の中間部に、分岐管(肥料補給管)14を分
岐させ、その分岐位置に両管の切り換えコック16があ
る。この分岐管の頂部開口部は栽培槽2の上面より外部
に露出し、肥料補給口15を形成する。
栽培槽2中に素焼きの鉢を等間隔に2列、6個その底を
栽培槽の底面に固定し、鉢中に大きい粒子の山砂を充填
し、その中央に生育した植物6を植える。そして、植物
がこの栽培槽2より露出する部分7及び肥料補給口15の
露出部を除いて、栽培槽の表面をポリ塩化ビニルシート
8で覆う。
〔考案の効果〕
本考案は上述の如く構成されているから、室内で植物を
栽培、育成するに必要な一定の給水、肥料の補給並びに
架台を日光の当たる場所に適宜移動させることにより、
極めて簡易に植物を栽培できる実用的な装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の簡易植物栽培装置の斜視図である。 1:水槽、2:栽培槽、3:架台 4:車、5:鉢、6:植物 7:シート欠如部、8:被覆シート 9:給水管、10:排水管、11:吸い上げポンプ 12:給水管開口部、13:排水管開口部 14:肥料補給管、15:肥料補給口 16:切り換えコック、17:小孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内周面を暗色にした発泡合成樹脂製で、そ
    の上面を被覆体で覆った水槽(1)と、 植物の苗又は生育した植物を植え或いは植物の種子を播
    いた大粒の山砂を充填した素焼きの鉢を複数個底面に固
    定し、植物露出又は露出するであろう部分を除いた全表
    面をシートで覆った栽培槽(2)とを、 移動可能な架台(3)上に水槽(1)を下位置に栽培槽
    (2)を上位置にして配設し、 同水槽(1)と栽培槽(2)の両槽を貫通して、下方に
    吸い上げポンプ(11)を有する吸水管(9)と栽培槽
    (2)の底部よりやや上部に小孔(17)を有する排水管
    (10)を設け、 前記吸水管(9)の頂部を排水管(10)の頂部より低く
    設定すると共に、 同排水管(10)を二股に分岐し、その分岐位置に切り換
    えコック(16)を設けたことを特徴とする簡易植物栽培
    装置。
  2. 【請求項2】排水管が2股に分岐し、その分岐位置に切
    り換えコックを設けてある実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の簡易植物栽培装置。
JP1987103141U 1987-07-03 1987-07-03 簡易植物栽培装置 Expired - Lifetime JPH071958Y2 (ja)

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JP1987103141U JPH071958Y2 (ja) 1987-07-03 1987-07-03 簡易植物栽培装置

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JPS649555U JPS649555U (ja) 1989-01-19
JPH071958Y2 true JPH071958Y2 (ja) 1995-01-25

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JPS59147464U (ja) * 1983-03-24 1984-10-02 北村 弘 多段式養液栽培装置
JPS6040807A (ja) * 1983-08-12 1985-03-04 田上 勇 クランプのナツトとその製造方法

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