JPH07195504A - 熱可塑性容器の射出吹込成形装置 - Google Patents

熱可塑性容器の射出吹込成形装置

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JPH07195504A
JPH07195504A JP6248762A JP24876294A JPH07195504A JP H07195504 A JPH07195504 A JP H07195504A JP 6248762 A JP6248762 A JP 6248762A JP 24876294 A JP24876294 A JP 24876294A JP H07195504 A JPH07195504 A JP H07195504A
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annular
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end portion
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 熱可塑性材料から射出吹込成形プロセスによ
り、容器その他の物品を製造する装置に用いる、フェー
スブロックおよびコアロッド組立を提供する。 【構成】 フェースブロック10は、軸方向に貫いて延
び出る、一連の横方向の開口14を設け、各開口は細管
状コアロッド16の一端部を収容する。コアロッドは開
口に収容される端部部分に環状ブシュ18が固着され、
上記開口はその中で環状ブシュが半径方向移動できる大
きさに作られ、コアロッドはフェースブロックに対して
移動できる。上記環状ブシュは、端面に環状凹部18b
を設けてエラストマーO−リング20を支持し、上記開
口後端部で内曲がり環状フランジ14bと密封係合す
る。コアロッドは環状フランジに対し軸方向に配置さ
れ、フェースブロックの前部に固着されるU形保持器2
2により、O−リングと環状フランジの密封係合を維持
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の分野 この発明は、熱可塑性材料から射出吹込成形プロセスに
より、容器または他の中空品を製造する装置に関するも
のである。詳しく説明すると、この発明は、特定の寸法
と形状をもつ容器のような、特定の吹込成形品を造るの
に用いられる成形型(mold tooling)のコ
アロッドと、種々の寸法と形状の容器または他の物品を
造るのに用いられる成形装置のフェースブロックとの間
の、改良された密封装置に関するものである。
【0002】発明の背景 熱可塑性容器および他の中空品は、閉鎖端部,中空予備
成形品すなわちパリソンが、ロータリー成形機の第1ス
テーションにおいて、射出成形プロセスにより造られ
る、射出吹込成形プロセスとして知られているプロセス
で造られることは周知である。このプロセスにおいて、
各予備成形品は細長い部材で通常コアロッドと呼ばれる
部材の外面を取り巻いて射出成形される。上記コアロッ
ド、すなわち一般に多数個取金型機内の多数の類似コア
ロッドは、成形機のロータリータレットのフェースブロ
ック部材内に挿入され、そして上記ロータリーは、その
フェースブロック内に挿入されたコアロッドと共に、上
記コアロッド上にパリソンが形成された後に、吹込成形
ステーションに割送られる。成形ステーションにおい
て、パリソンはまだ適当な成形温度にある間に、合せ金
型部分の内面に対して容器または他の中空品の形状に吹
込まれる。この形式のプロセスにおいて、各コアロッド
は中空であり、そして吹込操作の圧縮空気は、成形機か
らフェースブロックを通って各物品内に導入され、上記
物品用のコアロッドを通して吹込まれる。
【0003】吹込操作を完成すべく吹込まれている間、
容器または他の物品内に正圧力を維持する必要性のた
め、各コアロッドと、このコアロッドの端部を収容する
成形機フェースブロック内の開口との間に、適切な密封
を設けることが必要である。以前は、このような密封
は、フェースブロックの各コアロッドを収容する開口の
内面の環状みぞ内に弾性O−リングを挿入することによ
り実施するのが慣例であった。このようなO−リングは
コアロッドの外側直径の面を密封し、かつフェースブロ
ック開口の内側と、コアロッドの外側との間の、環状開
口を通って、成形機から吹込み空気が漏れるのを防止す
るのに役立つ。しかし、そのような密封装置の使用は、
フェースブロックに対するコアロッドの半径方向移動、
すなわち上記コアロッドの長手方向中心軸線を横切る移
動を制限し、そしてそのような半径方向移動は、吹込操
作中コアロッドと、成形型の他の要素との間の、起こり
うる心狂いを調節するのに望ましいことがある。上記の
ようなコアロッドに対する直径の密封に関して、上記コ
アロッドおよび成形型の心狂いは、フェースブロックO
−リングを通って延び出る1軸線の周りの、すなわち、
コアロッドの長手方向中心軸線の横断方向に延び出る1
軸線の周りの、コアロッドの角度のふれにより主として
調節される。上記角度のふれは、容器成形操作において
障害となりうるが、もしも特にその小さい角以上のもの
が起これば、コアロッドおよび成形型のびん口部成形ネ
ックリングの過度および過早な摩耗へと導くので、容器
吹込操作中成形型はコアロッドに密に近接するよう移動
される。さらに、ある状態では、上記コアロッドの角度
のふれが、上記成形型により造られる容器の側壁の厚さ
の望ましくない変型に導くおそれがある。
【0004】発明の摘要 本発明によると、成形機のフェースブロック部材と、こ
のフェースブロックの開口内にその1端部が挿入される
コアロッド部材との間の、事実上の半径方向移動を調節
するプラスチック成形装置が提供される。それにもかか
わらず、本発明による装置においては、フェースブロッ
クとコアロッドとの間に適当なエアシールが設けられ、
コアロッドが、フェースブロックから、コアロッド上の
加熱した熱可塑性予備成形品の内部に、与圧空気を送気
するのに用いられ、それによって金型内所定形状にパリ
ソンを吹込むことを可能にする。
【0005】本発明による、成形機のフェースブロック
のコアロッドを収容する開口は、その内に収容されるコ
アロッドの端部に関して、または上記コアロッドの端部
を滑り嵌めするブシュまたは他の環状部材に関して、十
分な半径方向のクリアランスを与える寸法に作られ、そ
してさらに上記コアロッドの端部に隣接して、半径方向
内側に突出する環状面が設けられる。上記コアロッドの
端面,引き続いて、または上記コアロッドの端部に固定
される包囲環状部材の端面には、内側に延び出る環状の
O−リング受入れ凹部が設けられる。1本のエラストマ
ー材料製O−リングが次に上記凹部内に挿入される。上
記O−リングは、コアロッドがフェースブロック開口内
の適正な深さに挿入される時には、フェースブロック開
口の平らの環状面に密封係合するように配置される。フ
ェースブロックの開口内への、コアロッドの挿入の深さ
は、上記コアロッドがその適正な深さまで上記フェース
ブロック内に挿入される時の、フェースブロックの前面
に隣接する位置において、上記コアロッドに内方に延び
出る凹部を設けることにより制御される。上記コアロッ
ドは、次に保持器内のU形みぞにより、上記フェースブ
ロックに関しこの軸方向の位置内に確実に保持され、上
記保持器はねじ込み締結具またはその他同種のものによ
り上記フェースブロックの外側に向く面に除去可能に付
加される。上記保持器のU形みぞは、上記コアロッドの
直径のみぞに係合し、かつこの直径のみぞに関して十分
な半径方向クリアランスを有し、上記コアロッドとフェ
ースブロックとの間の、自由な半径方向移動を可能と
し、同時に上記フェースブロックに対するコアロッドの
相互密封係合を失敗させる、コアロッドの軸方向移動を
防止する。
【0006】異なる寸法または特性をもつ、吹込成形容
器またはその他同種の物品を造る要望がある時、製品が
取り出される、物品用コアロッドは、フェースブロック
の外側に向く面から保持器を除去することにより容易に
取り外され、そしてこのコアロッドを、生産に入る物品
の適当に寸法に合わせて作られかつ設計された他のコア
ロッドと取り替えることにより生産される。
【0007】この出願の発明のコアロッドは、それらが
収容されるフェースブロック開口に関して自由動であり
うるか、または各コアロッドは調整可能にまたは弾性的
に中心保持されるか、または別に少なくとも3個,そし
て通常少なくとも4個の中心保持要素によって、そのフ
ェースブロック開口内に配置される。上記中心保持要素
は、その周辺を取り囲む位置において、上記フェースブ
ロック内に半径方向に延び出し、上記コアロッド端部を
取り囲む位置から一定間隔離れて配置されたフェースブ
ロック開口内でコアロッドの端部と係合する。この目的
のために、剛性かつばね装着位置決め要素の使用は予想
される。
【0008】従って、本発明の一目的は、熱可塑性材料
から射出吹込成形プロセスにより、容器またはその他の
物品を製造する装置に用いる、改良されたフェースブロ
ックおよびコアロッド組立を提供することにある。詳し
く説明すると、本発明の一目的は、上記コアロッドが挿
入されるフェースブロックの開口内にて、フェースブロ
ックに対してコアロッドが半径方向に移動可能とされ、
一方では、上記コアロッドと上記フェースブロックとの
間の適当な密封を維持しつつ、吹込プロセスの与圧流体
を上記フェースブロックからコアロッドを経て、吹込ま
れる物品内へ吹込みを可能とする、上記特性を有する組
立を造ることにある。
【0009】本発明およびその目的をさらに理解するた
めに、その図面および下記の簡単な説明、好適実施例の
詳細な説明および添付の特許請求の範囲に注意を向けら
れたい。
【0010】好適実施例の詳細な説明 参照数字10は本発明の好適実施例によるフェースブロ
ックを確認するのに用いられる。このフェースブロック
10は通常水平方向に延び出し、その両端部で別様式の
従来形射出吹込成形機の図示省略のロータリータレット
に固着され、端部10aのみ図示される。押えねじ12
が端部10aに設けられ、端部を成形機のタレットに固
着する。
【0011】上記フェースブロック10には、それを貫
通して延び出る1個またはそれ以上,通常複数でしばし
ば12個ほどの開口14が設けられ、そして各開口は細
長い管状部材16,通常成形学術用語でコアロッドとし
て呼ばれる,の一端部を収容するように設計される。び
んまたは他の形式の容器のような単一開口端部の熱可塑
性物品は、各コアロッド16の周りで吹込成形され、そ
して上記コアロッドは、成形機タレットから上記フェー
スブロック10を経て、上記コアロッドの周りで吹込成
形される物品の内部へ、圧縮空気または他の吹込媒質を
送気するのに用いられる。通常、コアロッドはその周り
で吹込成形される特定容器の寸法に合わせて作られ、そ
して異なる容器を造る必要がある時には交換される。
【0012】コアロッド16の適正な操作のために、コ
アロッド16と、このコアロッドを通過する吹込流体の
漏れを防ぐようにコアロッドが収容されるフェースブロ
ック10の開口14との間の、接合部を適正に密封する
ことが必要である。さらに、上記コアロッド16とフェ
ースブロック10との間の若干の心狂いに備えて、成形
実施中に起こるおそれがあり、そしてしばしば起こる、
上記コアロッドと、その周りで吹込まれる物品の形状を
取り囲みかつ形成する、図示されない成形機部分との間
の、数種の心狂いを調節することも重要なことである。
本発明において、これら2つの要求は次のようにするこ
とにより満たされる、すなわち各開口14の主要内面1
4aと、これにより包囲されるコアロッド16の部分の
主要外面,図示実施例におけるコアロッド16の端部に
固着されるブシュ18の外面18aとの間、に十分な半
径方向クリアランスを与えること、および上記ブシュ1
8の環状凹部18b内にエラストマー材料または他の弾
性材料製のO−リング20を備えること、および各開口
14の後部すなわち成形機隣接端部における内曲がり
(inturned)環状フランジ14bを設けること
により満たされる。従って、各コアロッドは、その開口
14内で半径方向に自由に移動され、フェースブロック
10と、その反対端部が収容される成形部分との間の、
どんな心狂い要求も調節され、一方O−リング20を環
状フランジ14bと密封係合を維持しつつ、上記必要と
した心狂いの結果としての吹込流体の漏れを防止する。
【0013】O−リング20と、環状フランジ14bと
の密封係合を維持するため、上記環状フランジ14bに
対するコアロッド16の適正な軸線方向位置決めは、コ
アロッド16にフェースブロック10の直前位置に環状
みぞ16aを備えることにより、そしてフェースブロッ
ク10の前方に除去可能なU形保持器22を1対の押え
ねじ24で固着することにより確保される。上記保持器
22の対向脚22a,22b間の間隔は、コアロッド1
6の主要外径よりも小さく、しかしその環状みぞ16a
の間隔よりは僅かに大きい。従って、上記保持器22
が、コアロッド16の環状みぞ16aに、その両脚22
a,22bを係合させてフェースブロック10に付加さ
れる時には、上記フランジ14bに密封係合するため上
記O−リングが確実かつ適正に配置され、一方まだ脚2
2a,22bと,環状みぞすなわち凹部16aとの間に
十分なクリアランスを提供して、コアロッド16を開口
14に対して半径方向に移動可能としている。
【0014】コアロッド16は、開口14内で自由動で
きるか、またはその中に前もって中心点を決定できる。
もしも、開口14内にコアロッド16に前もって中心点
を決めさせる必要がある時には、フェースブロック10
には、少なくとも3個,そして通常4個周辺に一定間隔
離れて配置され、かつ半径方向に整列したねじ込み位置
決め開口26が設けられ、これらはコアロッド16の端
部に整列され、またはコアロッド16にブシュが設けら
れる時には、上記ブシュ18に整列される。通常その内
部自由端部にコイルばね30を支持する形式のねじ28
が各開口26内にねじ込まれ、ばね30が用いられる時
には、コアロッドが収容される開口14に対しコアロッ
ド16の端部を、調整可能に確実に、または弾力的に、
前もって中心点を決定しまたは半径方向に前もって配置
させる。
【0015】ブシュ18と、ブシュが包囲するコアロッ
ド16の端部との間に、適当な密封が維持されることを
確保するため、それらの間に、例えばブシュ18の内径
内に内向き環状凹部18c内にエラストマー材料のO−
リング32が配置される。しかし、上記O−リング32
は、ブシュ18の内面と係合するため、コアロッド16
内の,図示されない,外向き環状凹部内に配置すること
ができることも予想される。
【0016】図3の実施例において、参照数字40は、
本発明の他の実施例による、吹込成形機フェースブロッ
クを確認するために用いられる。上記フェースブロック
40は、これを貫通して延び出る1個または複数の開口
44を有し、各開口44は、細長い管状のコアロッド4
6の一端部を収容する。コアロッド46の外径は、これ
を包囲する開口44の部分の内径よりもやや小さく、開
口44内でのコアロッド46の半径方向移動、すなわち
コアロッド46の長手方向中央軸線の横断方向に延び出
る平面内におけるコアロッド46の移動を可能とする。
【0017】上記コアロッド46と開口44との接合部
は、フェースブロック40からコアロッド46を通って
流れる吹込空気の漏れを防ぐため密封されねばならず、
そしてこの目的のためにエラストマー材料のO−リング
50がコアロッドの一端部内の環状凹部46b内に配置
される。上記O−リング50は、開口44の後部すなわ
ち成形機隣接端部において内曲がり(inturne
d)環状フランジ44bに密封係合するように配置され
る。
【0018】上記O−リング50は、コアロッド46に
フェースブロック40の直前位置においてその外面内環
状みぞ46aを設けることにより、そして任意の要求様
式でフェースブロック40の前面に、U形保持器52を
除去可能に付加することにより、フランジ44bと密封
係合を維持される。上記保持器52の脚は、環状みぞ4
6a内に突出し、O−リング50とフランジ44bの密
封を破るコアロッド46aの十分な軸方向移動を防止す
ると同時に、上記開口44に対するコアロッド46の自
由な半径方向移動を可能とする。
【0019】図示されるように、上記コアロッド46は
多段の内径を有し、その長さの大部分に延び出す小径部
46c,その自由内端部における大径部46dで、上記
フランジ44bで形成される開口に相応する寸法に合わ
せて作られ、そしてもし必要ならば、上記直径46c部
分と直径46d部分との間に中間寸法の直径46eが配
置され、直径46c部分と直径46d部分との間の直径
に、非常に急激な変化があれば起こる可能性のある、逆
流体流特性を避ける。
【0020】従って、図3の実施例は、図1と図2の実
施例に対し、図3の実施例が図1および図2の実施例の
ブシュ18に相応するブシュを必要とせず、そして図1
および図2の実施例のO−リング32に相応するO−リ
ングを必要としないことで主として相違している。図3
に示されてはいないが、図3の実施例は、図1および図
2の実施例のねじ28およびばね30に相応する、中心
保持または位置決めねじおよびばねを設けることができ
る。
【0021】本発明を実施するため発明者により最良態
様が予期されるが、その出願日現在におけるものがここ
に示されかつ記載されており、当業者には本発明の範囲
から逸脱することなく適当な変型、変更、および等価物
が作られることは明白であろう。上記発明の範囲は下記
請求の範囲の表現によってのみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施例による、別様式の従来形射
出吹込成形機のフェースブロックの部分立面図。
【図2】図1に関してやや拡大スケールの、図1の線2
−2による部分断面図。
【図3】本発明の別の実施例の、図2に類似の図。
【符号の説明】
10 フェースブロック 10a フェースブロック端部 12 押えねじ 14 開口 14a 内面 14b 環状フランジ 16 管状部材すなわちコアロッド 16a 環状みぞすなわち凹部 18 ブシュ 18a 外面 18b,18c 環状凹部 20 O−リング 22 U形保持器 22a,22b 対向脚 24 押えねじ 26 ねじ込み位置決め開口 28 ねじ 30 コイルばね 32 O−リング 40 フェースブロック 44 開口 44b 環状フランジ 46 コアロッド 46a 環状みぞ 46b 環状凹部 46c 小径部 46d 大径部 46e 中径部 50 O−リング 52 U形保持器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空熱可塑性物品の吹込成形装置におい
    て:上記吹込成形機に固着されるようになっているフェ
    ースブロックを含み,該フェースブロックがほぼ軸線方
    向にそれを通って延び出る少なくとも1個の開口を有
    し、この少なくとも1個の開口が半径方向にその中に突
    出する1個の環状フランジを有し、該環状フランジが上
    記フェースブロックの前面から軸線方向内側に一定間隔
    をおいて配置され;上記フェースブロックの上記開口内
    に配置された一端部部分を有する細長い中空コアロッド
    を含み,上記端部部分が上記環状フランジに隣接配置さ
    れた自由端部を有し、上記端部部分が上記少なくとも1
    開口に対し、上記コアロッドの長手方向中央軸線の横断
    方向に延び出る平面内に移動できるようになっており、
    上記コアロッドが上記フェースブロックの上記前面を越
    えて延び出る他の一部分を有しており;上記コアロッド
    の上記端部部分の一自由端部内に支持されるO−リング
    密封手段を含み,該O−リング密封手段は、上記コアロ
    ッドの上記端部部分が、上記開口に対して移動するにつ
    れ、上記環状フランジに密封係合するようになってお
    り;および上記O−リング密封手段を上記環状フランジ
    と密封係合に維持するため、上記コアロッドを上記環状
    フランジに対して正確に位置決めする手段;を含むこと
    を特徴とする中空熱可塑性物品の吹込成形装置。
  2. 【請求項2】 そこに上記コアロッドが、上記フェース
    ブロックの前面の前方位置において、その外面内に一環
    状凹部を含み,そしてそこに上記正確に位置決めする手
    段が、上記フェースブロックに除去可能に固着される保
    持器を含み、該保持器が上記環状凹部内に突出する一部
    分を有する請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 そこに上記保持器がほぼU形であり、そ
    こに上記部分が該保持器の第1の脚を含み、そしてそこ
    に該保持器がさらに第2の脚を含み、該第2の脚がまた
    上記環状凹部内に突出している請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 そこに上記コアロッドの上記端部部分
    が、それに固着された一環状ブシュを含み、該環状ブシ
    ュがその一端面内に一環状みぞを有し、そしてそこに上
    記O−リング密封手段が上記環状ブシュの上記環状みぞ
    内に配置される請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 上記コアロッドの上記端部部分と、上記
    環状ブシュとの間に配置され、両者間の吹込空気の流れ
    を漏れなくする密封手段、 をさらに含む請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 上記フェースブロックを貫通して通常半
    径方向に延び出る少なくとも3個の周辺に一定間隔離れ
    て配置された位置決め開口,該位置決め開口のおのおの
    が、上記コアロッドの上記端部部分に整列され;そして
    上記コアロッドの上記端部部分に係合するため、上記位
    置決め開口のおのおの内に調整可能に配置され、上記開
    口に対して上記コアロッドの半径方向位置決めを調整可
    能にする位置決め手段;をさらに含む請求項1に記載の
    装置。
  7. 【請求項7】 そこに上記位置決め手段のおのおのが、
    その一内部自由端部において弾性部材を含む請求項6に
    記載の装置。
  8. 【請求項8】 そこに上記弾性部材がコイルばねを含む
    請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 上記位置決め開口の少なくとも4個を含
    む請求項6に記載の装置。
  10. 【請求項10】 中空熱可塑性物品の吹込成形装置にお
    いて:上記吹込成形機に固着されるようになっているフ
    ェースブロックを含み,該フェースブロックが、ほぼ軸
    線方向にそれを通って延び出る複数の横方向に一定間隔
    離れて配置された開口を有し、該開口のおのおのが、半
    径方向にその中に突出する1個の環状フランジを有し、
    該各環状フランジが上記フェースブロックの前面から軸
    線方向内側に一定間隔をおいて配置されており;複数の
    細長いコアロッドを含み,各コアロッドが上記フェース
    ブロックの複数の開口の一つの中に配置された一端部部
    分を有し、該各端部部分は、該端部部分がその中に配置
    されている開口の環状フランジに隣接配置された自由端
    部を有し、該各端部部分は、該端部部分がその中に収容
    される開口に対して上記コアロッドの長手方向中央軸線
    の横断方向に延び出る平面内に移動できるようになって
    おり、上記各コアロッドがさらに上記フェースブロック
    の前面を越えて延び出る他の一部分を有しており;複数
    のO−リング密封手段を含み,該各O−リング密封手段
    が上記コアロッドの一つの一端部部分の自由端部内に支
    持されており、該各O−リング手段は、上記端部部分が
    上記開口に対し移動するにつれ、上記端部部分がその中
    に収容される開口の環状フランジに密封係合するように
    なっており;および上記環状フランジによって支持され
    るO−リング密封手段を上記環状フランジと密封係合に
    維持するため、上記コアロッドのおのおのを、上記コア
    ロッドの端部部分がその中に配置される開口の環状フラ
    ンジに対して正確に位置決めする手段;を含むことを特
    徴とする中空熱可塑性物品の吹込成形装置。
  11. 【請求項11】 そこに上記各コアロッドが、上記フェ
    ースブロックの前面の前方位置において、その外面内に
    一環状凹部を含み、そしてそこに上記正確に位置決めす
    る手段が、上記フェースブロックに除去可能に固着され
    る保持手段を含み,該保持手段が、上記各コアロッドの
    上記環状凹部内に延び出る手段を有する請求項10に記
    載の装置。
  12. 【請求項12】 そこに上記保持手段が、複数の個々の
    保持器を含み、該保持器のおのおのが、上記フェースブ
    ロックに除去可能に固着され、かつ上記コアロッドの一
    つの一環状凹部内に突出する一部分を有する請求項11
    に記載の装置。
  13. 【請求項13】 そこに、上記各保持器がほぼU形であ
    り、上記各保持器の上記部分が該各保持器の第1の脚を
    含み、そして上記各保持器がさらに第2の脚を含み、該
    各保持器の該第2の脚がまた上記コアロッドの一つの環
    状凹部内に突出している請求項11に記載の装置。
  14. 【請求項14】 そこに上記各コアロッドの上記端部部
    分が、それに固着された一環状ブシュを含み、該環状ブ
    シュがその一端面内に一環状みぞを有し、そしてそこに
    上記各O−リング密封手段が、上記環状ブシュの一つの
    一環状みぞ内に配置される請求項10に記載の装置。
  15. 【請求項15】 上記コアロッドの上記各端部部分と、
    それに固着される上記環状ブシュとの間に配置され、両
    者間の吹込空気の流れを漏れなくする密封手段、 をさらに含む請求項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】 上記フェースブロックを貫通して通常
    半径方向に延び出る少なくとも3個の周辺に一定間隔離
    れて配置され、上記各開口を包囲する位置決め開口,上
    記開口の一つを包囲する該位置決め開口のおのおのが、
    上記開口の一つの中に配置される上記コアロッドの上記
    端部部分に整列され;そして上記コアロッドの上記端部
    部分に係合するため、上記位置決め開口のおのおの内に
    調整可能に配置され、上記開口に対して上記コアロッド
    の半径方向位置決めを調整可能にする位置決め手段;を
    さらに含む請求項10に記載の装置。
  17. 【請求項17】 そこに上記位置決め部材のおのおの
    が、その一内部自由端部において弾性部材を含む請求項
    16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 そこに上記弾性部材がコイルばねを含
    む請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】 上記位置決め開口の少なくとも4個を
    含む請求項16に記載の装置。
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