JPH02258219A - 加硫装置 - Google Patents

加硫装置

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JPH02258219A
JPH02258219A JP8091289A JP8091289A JPH02258219A JP H02258219 A JPH02258219 A JP H02258219A JP 8091289 A JP8091289 A JP 8091289A JP 8091289 A JP8091289 A JP 8091289A JP H02258219 A JPH02258219 A JP H02258219A
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hole
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rubber roller
touch
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Takumi Yamamoto
巧 山本
Takehiro Ohashi
大橋 武弘
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電子写真複写機等に用いられる高精度ゴム
ローラを製造するための加硫装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、ゴムローラの成形には、第3図に示すような、
合わせ面にそれぞれ半円柱状のローラ形成用凹部1およ
び軸体固定用凹部2が設けられた下部金型3aと上部金
型3b(合わせ面は隠れて見えない)からなる2個1組
の成形金型3が用いられている。そして、軸状の芯金部
材4を、両端部を軸体固定用凹部2に位置決めした状態
で下部金型3aに取り付けるとともに、その下部金型3
aの上面に上部金型3bの下面を型合わせし、その状態
で、芯金部材4の外周面と成形金型3のローラ形成用凹
部lの内周面とで形成される空間部内に、加熱状態の未
加硫ゴムを圧入することにより、円筒状のゴムローラを
芯金部材4の外周に形成することが行われている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記成形金型3は、上下に2分割されて
いるため、形成されるゴムローラの外周面における下部
金型3aと上部金型3bの合わせ面に対応する部分にば
りが発生する。そのばりの発生のために、その部分が所
定の曲面に形成されず、成形後に、研磨等による修正を
必要とするという問題がある。また、上記金型3を用い
た方法では、未加硫ゴムを成形金型3内に充填しやすく
するために、未加硫ゴムの温度を100°C程度にする
とともに、成形金型3の温度を160°C程度に加熱し
ている。このように、成形金型3を高温にした状態で成
形を行うため、未加硫ゴムの膨張圧力が小さくなり、成
形されるゴムローラの表面に収縮等によるうねり(波状
の凹凸)が生じる。
その結果、このうねりが生じた部分にも研磨等の修正が
必要になるという問題が生じている。このため、本発明
者らは、ぼりゃうねり等が発生しない高精度ゴムローラ
の製造用金型を発明し、すでに出願(特願昭63−70
344)している、すなわち、この金型は第4図に示す
ようなものであり、円筒状の成形金型5の一端に、注入
孔6付の注入蓋7を設けるとともに、他端に空気逃がし
孔8付の空気逃がし119を設け、この注入蓋7および
空気逃がし119の対峙する面にそれぞれ設けられた凹
部に芯金部材4の両端を嵌合させることにより、芯金部
材4を成形金型5内に固定するようになっている。そし
て、上記注入M7および空気逃がし蓋9の外側にさらに
、閉塞蓋10および11を設けて上記注入孔6および空
気逃がし孔8を閉塞できるようにしている。したがって
、成形金型5に合わせ面がなくなり、形成されるゴムロ
ーラにばりの発生がなくなる。また、成形金型5の温度
を低温に設定し、その状態で、注出孔6から成形金型5
の内周面と芯金部材4の外周面との間に形成される空間
部に未加硫ゴムを圧入したのち、成形金型5の両端を閉
塞蓋lOおよび11で閉塞し未加硫ゴムを金型とともに
加熱することによりゴムローラを成形することができる
ようになる、したがって、加熱時に、ゴムローラが膨張
しその膨張により発生する膨張圧力が充分に成形金型5
の穴部の内周面に加わり、うねり等のない高精度のゴム
ローラを得ることができるというものである。
しかしながら、上記金型では、第5図に示すような加圧
機12で金型の両端を固定してその閉塞状態を維持し、
その状態で、金型を加圧機12とともに加熱炉の中に入
れ加熱することが行われるため、全体が嵩張り、特別な
運搬装置が必要になるとともに、大形の加熱炉が必要に
なるという問題を有している。また、加圧機12への金
型の取り付け作業等が煩雑であるため、製造に長時間を
要するという問題もある。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、運
搬が容易であるとともに、加熱炉を小形化でき、かつ製
造時間を大幅に短縮することができる加硫装置の提供を
その目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、この発明の加硫装置は、
一端側が圧着式ワンタッチ金具取付け用の被係合部に形
成された円筒状の成形金型と、軸状の芯金部材前上記成
形金型の穴部に同軸的に取り付けるための取り付け手段
と、上記成形金型の被係合部に着脱自在に取り付けられ
上記穴部の一端を閉塞できる圧着式ワンタッチ金具と、
上記成形金型の他端に取り付けられ上記穴部の内周面と
芯金部材の外周面との間に形成される空間部と外部とを
連通ずる通気孔を有するとともに他端側か圧着式ワンタ
ッチ金具取付け用の被、保合部に形成された下型と、上
記下型の被係合部に着脱自在に取り付けられ上記通気孔
を閉塞できる圧着式ワンタッチ金具とを備えているとい
う構成をとる。
〔作用〕
すなわち、この発明は、加圧機で両端を固定することに
より成形金型の閉塞状態を維持するのではなく、圧着式
のワンタッチ金具で成形金型を閉塞しかつそのワンタッ
チ金具自身の圧着力でその閉塞状態を維持するようにな
っている。したがって、加圧機を、金型とともに加熱炉
内に入れる必要がなくなり、運搬が容易になるとともに
、加熱炉を大幅に小形化できるようになる。また、圧着
式のワンタッチ金具がワンタッチで取り付け可能である
ため、作業が容易になるとともに、作業時間を大幅に短
縮できるようになる。
つぎに、、この発明を実施例にもとづいて詳しく説明す
る。
〔実施例〕
第1図は、この発明の一実施例を示している。
すなわち、図において、15は両端側の外周が細径に形
成された円筒状の成形金型であり、中心軸に沿って設け
られたゴムローラ形成穴16の内周面が鏡面に仕上げら
れ、外周面には、軸方向に一定間隔で、円周に沿った複
数のリング状フィン17が並設されている。そして、一
端側の細径部18が圧着式のワンタッチ金具19取り付
け用の被係合部に形成され、他端側の細径部20の外周
面がねじ部に形成されている。21は成形金型15の両
端側に円周に沿って設けられた溝付の搬送用リングであ
り、22はゴムローラ形成穴16内に配設されたゴムロ
ーラ支持用の芯金部材である。
この芯金部材22は、一端が着脱金具19に固定され、
他端が下型23に固定されることによって、ゴムローラ
形成穴16と同軸的に配設されるようになっている。こ
れをより詳しく述べると、上記下型23は、一端側に上
記成形金型15の細径部20にら合できるねじ穴24が
形成されたキャップ状体からなっており、そのねじ穴2
4の底部中央に、周面にエア抜き溝25aが円周に沿っ
て一定間隔で設けられた嵌合凹部25が設けられ、その
嵌合凹部25の底部中央から他端にかけて小径のエア抜
き穴26が穿設されている。そして、ねじ穴24を細径
部20にら合させることにより、成形金型15の他端に
取り付けられ、その状態で、上記嵌合凹部25に芯金部
材22の他端を嵌合させることにより、芯金部材22の
他端をゴムローラ形成穴16の中心に位置決めしている
。また、下型23の他端側の外周面は圧着式のワンタッ
チ金具27取り付け用の被係合部に形成されており、こ
の被係合部にキャップ状のワンタッチ金具27を取り付
けることにより、下型23のエア抜き穴26の他端を閉
塞できるようになっている、上記成形金型15の一端側
の細径部18に取り付けられるワンタッチ金具19はキ
ャップ状体からなっており、第1図に示すように、キャ
ップ状の底部側から開口側に向けて、ばね材28、他端
面の中央部に突起29aが設けられた板状のばね受は部
29およびリング状の芯金受け30が順に配設されてい
る。そして、芯金受け30の中心穴30aに芯金部材2
2の一端を挿通させることにより、芯金部材22の一端
をゴムローラ形成穴16の中心に位置決めし、その状態
で、ばね材28の弾性を利用してばね受は部29の突起
29aで芯金部材22がずれないように位置決めされて
いる。なお、上記ワンタッチ金具19および27は、公
知の圧着式金具で構成されており、被係合部に対してワ
ンタッチで着脱ができるようになっているとともに、被
係合部との間に漏れを生じない気密構造になっている。
この構成において、まず、成形金型15の他端側に下型
23を取り付け、その下型23側が下側になるようにし
て成形金型15を起立させる。ついで、成形金型15の
一端(上端)側からゴムローラ形成穴16内に、外周面
に接着剤を塗布した芯金部材22を挿入し、その他端(
下端)部を下型23の嵌合凹部25に嵌合させる。つぎ
に、この成形金型15を芯金部材22とともに、20〜
30°Cの温度にし、その状態で、ゴム注入機の保温ポ
ット(図示せず)内で100℃の温度に加熱された未加
硫ゴムを、成形金型15の一端側開口からゴムローラ形
成穴16の内周面と芯金部材22の外周面との間に形成
されている空間部に圧入する。その結果、未加硫ゴムは
成形金型15の低温により冷却されながら、上記空間部
に充填され、この空間部内の空気をエア抜き溝25aお
よびエア抜き穴26を通して外部に押し出す、この際、
過剰に供給された未加硫ゴムも空気とともに外部に押し
出される。また、成形金型15の外周面に形成されたフ
ィン17の作用により、上記未加硫ゴムの冷却が行われ
る。つぎに、下型23の他端にワンタッチ金具27を取
り付けて下型23のエア抜き穴26を閉塞し、ついで芯
金部材22の一端を芯金受け30の中心穴30aに挿通
させた状態で、成形金型15の一端にワンタッチ金具1
9を取り付けてゴムローラ形成穴16の一端を閉塞する
。そして、このような金型を複数個準備し、これらを第
2図に示すような、内部に多段式の傾斜路31が形成さ
れた熱風乾燥炉32内に転勤して入れ160℃の温度で
未加硫ゴムを加熱加硫する。その結果、成形金型15内
が密封状態であるため、加熱による未加硫ゴムの膨張に
起因する膨張圧力がそのまま、ゴムローラ形成穴16の
内周面に加わり、その反発力により成形体の表面が、ゴ
ムローラ形成穴16の内周面に対応する均一な曲面に形
成される。そして、成形された成形体を芯金部材22と
ともに成形金型15内から取り出し冷却することにより
芯金部材22の外周面に形成されたゴムローラを得るこ
とができる。この際、ゴムローラは接着剤により芯金部
材22の外周面に接着されているため、芯金部材22を
引き抜くことにより成形金型15内から容易に取り出す
ことができる。また、得られるゴムローラは、表面にぼ
り等のない良好なものである。なお、上記の場合、未処
理の金型33は熱風乾燥炉32の上部側の取り入れ口3
4から熱風乾燥炉32内に入れるようになっており、熱
風乾燥炉32内に入った金型33は、その搬送用リング
21の溝部を、傾斜路31の上面に設けられた2本のレ
ール部(図示せず)に係合させた状態で上方の傾斜路3
1から下方の傾斜路31に順次移送される。そして、処
理済の金型33が熱風乾燥炉32の下部側の取り出し口
35から取り出されるようになっている。
このように、この発明では、金型33を転勤により移動
させることができるため、運搬が容易になるとともに、
大形の加圧機を必要としないため、熱風乾燥炉32が小
形のものですむようになる。また、運搬が容易であるこ
とに加えて、圧着式のワンタッチ金具19.27がワン
タッチで取り付け可能であるため、作業時間を大幅に短
縮できるようになる(第4図に示す金型を用いた場合が
77分であるのに対し、この金形を用いた場合は45分
であった)、さらに、ゴムローラ形成穴16が設けられ
た一体からなる成形金型15を用いているため、形成さ
れるゴムローラにばりの発生がなくなるとともに、未加
硫ゴムの圧入後の加熱時に、未加硫ゴムの膨張圧力がゴ
ムローラ形成穴16の内周面に充分に加わり、うねり等
の変形のない高精度のゴムローラを得ることができるよ
うになる。その結果、ゴムローラ形成後の修正作業等が
不必要となる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明の加硫装置によると、運搬が容
易になるとともに、加熱炉を小形化でき、かつ製造時間
を大幅に短縮することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の縦断面図、第2図は熱風
乾燥炉内で未加硫ゴムを加熱加硫する状態を説明する縦
断面図、第3図は従来例の斜視図、第4図は他の従来例
の縦断面図、第5図はそれを加圧装置に取り付けた状態
を示す説明図である。 15・・・成形金型 16・・・ゴムローラ形成穴 1
8.20・・・細径部 22・・・芯金部材 25・・・嵌合凹部 ア抜き穴 19.27・・・ワンタッチ金具 23・・・下型 24・・・ねじ穴 25a・・・エア抜き溝 26・・・工特許出願人  
東海ゴム工業株式会社 代理人  弁理士  西 藤 征 彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一端側が圧着式ワンタッチ金具取付け用の被係合
    部に形成された円筒状の成形金型と、軸状の芯金部材を
    上記成形金型の穴部に同軸的に取り付けるための取り付
    け手段と、上記成形金型の被係合部に着脱自在に取り付
    けられ上記穴部の一端を閉塞できる圧着式ワンタッチ金
    具と、上記成形金型の他端に取り付けられ上記穴部の内
    周面と芯金部材の外周面との間に形成される空間部と外
    部とを連通する通気孔を有するとともに他端側が圧着式
    ワンタッチ金具取付け用の被係合部に形成された下型と
    、上記下型の被係合部に着脱自在に取り付けられ上記通
    気孔を閉塞できる圧着式ワンタッチ金具とを備えている
    ことを特徴とする加硫装置。
JP8091289A 1989-03-30 1989-03-30 加硫装置 Expired - Fee Related JPH0620747B2 (ja)

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