JPH07195473A - 射出成形機における型盤サポート調整装置 - Google Patents

射出成形機における型盤サポート調整装置

Info

Publication number
JPH07195473A
JPH07195473A JP34947593A JP34947593A JPH07195473A JP H07195473 A JPH07195473 A JP H07195473A JP 34947593 A JP34947593 A JP 34947593A JP 34947593 A JP34947593 A JP 34947593A JP H07195473 A JPH07195473 A JP H07195473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable platen
shoe
support
movable
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34947593A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Ito
進 伊藤
Koichi Nishimura
浩一 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP34947593A priority Critical patent/JPH07195473A/ja
Publication of JPH07195473A publication Critical patent/JPH07195473A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1761Means for guiding movable mould supports or injection units on the machine base or frame; Machine bases or frames

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価な手段により、可動プラテンにおける型
盤サポートに加わる負荷を検出することができる射出成
形機における型盤サポート調整装置を提供すること。 【構成】 型締めユニットにおける可動プラテン2に設
けられた高さ調整の可能なシュー5a,5bを備えた型
盤サポート1に、該サポート1の温度を検出する温度検
出手段7が設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機における可
動プラテンの高さ調整を行う型盤サポート調整装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】型締めユニットにおいては、特に、ベー
ス側に固定されたフロントプラテンとベース上を移動す
る可動プラテンの対面平行度が重要である。この対面平
行度が不適であると、型閉じ時に金型合わせ面をこじ
り、高価な金型を破損したり、金型合わせ面に隙間が発
生し、成型品にバリを生じる。
【0003】フロントプラテンに対する可動プラテンの
対面平行度を調整するために、型締めユニットの可動プ
ラテンの底面に型盤サポートを設けて、サポート部分の
高さを上下に調整している。これによって、可動プラテ
ンは前後方向および左右方向の傾きが調整され、フロン
トプラテンに対する対面平行度を矯正できるが、矯正に
よって可動プラテンとタイバー及び可動プラテンとこれ
が摺動するベース上面との間等の接触箇所に過大な荷重
がかかっていることがある。
【0004】このため、型締めユニットにおいて可動プ
ラテンの可動中に、過大な荷重がかかっている箇所が破
損することがある。しかしながら、従来、前記接触箇所
に加わっている負荷の大小を知ることができなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、安価
な手段により、可動プラテンにおける型盤サポートに加
わる負荷を検出することができる射出成形機における型
盤サポート調整装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】型締めユニットにおける
可動プラテンに設けられた型盤サポートに温度検出手段
を設ける。
【0007】
【作用】型締めユニットにおける可動プラテンに設けら
れた型盤サポートは、該サポート部分の高さを上下に調
整することによって、可動プラテンの前後方向および左
右方向の傾きが調整され、フロントプラテンに対する可
動プラテンの対面平行度が矯正される。
【0008】可動プラテンの対面平行度の矯正後、可動
プラテンとタイバー及び可動プラテンとこれが摺動する
ベース上面との間等の接触箇所に過大な荷重がかかり負
荷が大きい場合、可動プラテンを可動すると、型盤サポ
ートとベース上面との間の摩擦が大きいため高熱が発生
し、型盤サポートの温度が上昇する。
【0009】型盤サポートに設けられた温度検出手段
は、型盤サポートの温度を検出する。オペレータは、摩
擦による型盤サポートの温度上昇から型盤サポートに加
わっている負荷の大小を判断することができる。
【0010】
【実施例】図1は、実施例の型締めユニットにおける可
動プラテン側を概略で示す斜視図であり、可動プラテン
2は、その前後方向に互いに平行な上下4本のタイバー
3が挿通されると共に、該可動プラテン2の底面側が高
さ調整の可能なシュー5a,5bを備えた型盤サポート
1に支持され、4本のタイバー3に沿ってベース4の上
面を摺動自在に設けられている。なお、可動プラテン2
の下部には、両側に張り出した張出部2aが一体に形成
され、この部分に型盤サポート1が前後方向に2個設け
られている。
【0011】型盤サポート1は、可動プラテン2の両側
に形成された張出部2aの底面に固定された型盤サポー
ト本体6と型盤サポート本体6の下面の両側にそれぞれ
逆向きに設けられたシュー5a,5bとにより構成さ
れ、型盤サポート本体6の一側には、該サポート1の温
度を検出する温度検出手段7が埋設され、温度検出手段
7の温度を表示する回動式のアナログ目盛部7aがサポ
ート本体6から露出して設けられている。
【0012】シュー5は、図2に示すように、型盤サポ
ート本体6側に固定される固定シュー8と固定シュー8
の下側に配置され、これに対してスライド移動可能な可
動シュー20とにより構成される。
【0013】固定シュー8は、概略として、直方体形状
の左右方向の一面側の脚部9と可動シュー20の上面に
当接される該脚部9の上下方向の中程側方から他面側ま
での接合部10とを備え、接合部10は、その中央の左
右方向にガイド部11が下方に向けて突設され、ガイド
部11によって区切られる前後には、それぞれ傾斜面1
2,12が形成されている。固定シュー8の脚部9の下
部には、図4に示すように、可動シュー20側に向けて
ボルト挿通孔15が設けられている。なお、ボルト挿通
孔15は、図示を省略しているが、前後方向に2個設け
られている。
【0014】図4において、固定シュー8の脚部9に設
けたボルト挿通孔15に、脚部9の一面側からボルト1
6がワッシャ17を介して可動シュー20に向けて挿通
され、脚部9の他面側に貫通したボルト16の中間部に
はワッシャ18及びEリング19が装着されて、ボルト
16が固定シュー8の脚部9に対して該ボルト16の軸
方向に位置決めされている。
【0015】なお、固定シュー8には、図2に示すよう
に、接合部10から固定シュー8の上面8a側に貫通す
るボルト挿通孔13が4個設けられている。4個のボル
ト挿通孔13は、図3に示すように、固定シュー8の接
合部10側にボルト16aの頭部16bが没入される凹
部14が設けられている。固定シュー8は、該凹部14
からボルト16aを挿通し、型盤サポート本体6の下面
側にボルト締めされることにより固定される。
【0016】可動シュー20は、その下面側にオイル含
浸された焼結金属層21を一体に備える。可動シュー2
0の上面の中央には、固定シュー8の傾斜面12,12
に突設されたガイド部11に嵌合するガイド溝22が設
けられ、ガイド溝22の前後に固定シュー8に形成され
た傾斜面12,12と一致する傾斜面23,23が形成
されている。また、図4に示すように、固定シュー8の
脚部9と相対向する可動シュー20の一側面には、固定
シュー8の脚部9側に位置決めされた2個のボルト16
にそれぞれ対応してタップ穴24が設けられている。
【0017】固定シュー8と可動シュー20とは、固定
シュー8の接合部10に突設されたガイド部11を可動
シュー20のガイド溝22に嵌合すると、固定シュー8
の接合部10に形成された傾斜面12,12と可動シュ
ー20の上面に形成された傾斜面23,23とが当接さ
れ、固定シュー8の脚部9に位置決めされたボルト16
の先端を可動シュー20に設けられたタップ穴24に螺
入していくことにより、可動シュー20の傾斜面23,
23が固定シュー8側の傾斜面12に当接しながら移動
し、これにより、可動シュー20の上部に固定シュー2
0が乗り上げることにより、型盤サポート1の高さ調整
が行われる。
【0018】可動プラテン2の下方に設けられた型盤サ
ポート1の高さを上下に調整することによって、例え
ば、図1に示される型盤サポート1a,1bの高さを調
整することに可動プラテン2の左右方向の傾きが調整さ
れ、図5に示される型盤サポート1におけるシュー5
a,5bの高さを調整することにより可動プラテン2の
前後方向の傾きが調整され、可動プラテン2の対面平行
度が矯正される。
【0019】可動プラテン2の対面平行度の矯正後、可
動プラテン2と4本のタイバー3及び可動プラテン2と
これが摺動するベース4上面との間等の接触箇所に過大
な荷重がかかり負荷が大きい場合、可動プラテン2をタ
イバー3に沿ってベース4上を摺動させると、型盤サポ
ート1とベース4上面との間の摩擦によって熱が発生
し、型盤サポート1の温度が上昇する。
【0020】この型盤サポート1における温度上昇を型
盤サポート1に設けられた温度検出手段7によって検出
する。例えば、オペレータは、図5においては、回動式
のアナログ目盛部7aによって型盤サポート1の温度を
視認することができ、オペレータが監視することで、可
動プラテン2の対面平行度の不調に起因した摩擦による
型盤サポート1の温度上昇から型盤サポート1に加わっ
ている負荷の大小を判断し、簡単に異常を発見すること
ができる。
【0021】また、温度検出手段として、例えば、図6
に示すような熱電対7bやサーミスタ等の温度検出素子
のように電気的に検出信号を出力するものを用いてもよ
い。そして、射出成形機が備えた制御装置に型盤サポー
トに許容される上限温度を予め設定記憶しておき、電気
的温度検出手段からの温度検出信号を該制御装置に入力
し、設定記憶させた上限温度と型盤サポートにおける検
出温度とを比較し、検出温度が上限温度を超過した場
合、アラーム等を発生させて異常をオペレータに報知
し、また、CRT等の表示装置にメッセージ出力させる
ことも可能である。
【0022】オペレータは、アラーム発生による異常を
認知した場合には、可動プラテン2の稼働を停止させ、
型盤サポート1による対面平行度調整を再度行う。
【0023】
【発明の効果】本発明の射出成形機における型盤サポー
ト調整装置は、型締めユニットにおける可動プラテンに
設けられた高さ調整の可能なシューを備えた型盤サポー
トに、サポートの温度を検出する温度検出手段が設けて
あることにより、可動プラテンの可動時に発生する可動
プラテンの対面平行度の不調に起因した摩擦熱により高
温となる型盤サポートの温度を温度検出手段により検出
し、可動プラテンにおける型盤サポートに加わる負荷の
大小を温度で判断することができるため、ロードセル等
を用いた高価な負荷検出手段を用いることなく安価な手
段により、可動プラテンの対面平行度の不調を簡単に発
見することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における可動プラテン側を概略
で示す斜視図
【図2】実施例におけるシューを示す斜視図
【図3】図2のA−A線破断断面図
【図4】図2のB−B線破断断面図
【図5】本発明の実施例に係る型盤サポート調整装置を
示す側面図
【図6】温度検出手段の第2実施例に係る型盤サポート
調整装置を示す側面図
【符号の説明】
1 型盤サポート 2 可動プラテン 2a 張出部 3 タイバー 4 ベース 5 シュー 6 型盤サポート本体 7 温度検出手段 7a アナログ式目盛部 7b 熱電対 8 固定シュー 9 脚部 10 接合部 11 ガイド部 12 傾斜面 13 ボルト挿通孔 14 凹部 15 ボルト挿通孔 16 ボルト 16a ボルト 17 ワッシャ 18 ワッシャ 19 Eリング 20 可動シュー 21 焼結金属層 22 ガイド溝 23 傾斜面 24 タップ穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型締めユニットにおける可動プラテンに
    設けられた高さ調整の可能なシューを備えた型盤サポー
    トに、該サポートの温度を検出する温度検出手段が設け
    てあることを特徴とする射出成形機における型盤サポー
    ト調整装置。
JP34947593A 1993-12-28 1993-12-28 射出成形機における型盤サポート調整装置 Pending JPH07195473A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34947593A JPH07195473A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 射出成形機における型盤サポート調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34947593A JPH07195473A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 射出成形機における型盤サポート調整装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07195473A true JPH07195473A (ja) 1995-08-01

Family

ID=18403997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34947593A Pending JPH07195473A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 射出成形機における型盤サポート調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07195473A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004090373A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Fanuc Ltd 射出成形機の型締機構
JP2005289002A (ja) * 2004-04-05 2005-10-20 Fanuc Ltd 射出成形機の型締機構
JP2009269184A (ja) * 2008-04-30 2009-11-19 Nissei Plastics Ind Co 射出成形機の型締装置
CN105751437A (zh) * 2011-08-04 2016-07-13 赫斯基注塑系统有限公司 具有自清洁残留物功能的模具构件
JP2020529939A (ja) * 2017-08-07 2020-10-15 アールブルク ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー 射出成形機用の型閉鎖ユニット
CN112873718A (zh) * 2019-11-29 2021-06-01 住友重机械工业株式会社 注射成型机

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004090373A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Fanuc Ltd 射出成形機の型締機構
US7217116B2 (en) 2002-08-30 2007-05-15 Fanuc Ltd Clamping mechanism for injection molding machine
JP2005289002A (ja) * 2004-04-05 2005-10-20 Fanuc Ltd 射出成形機の型締機構
US7134863B2 (en) * 2004-04-05 2006-11-14 Fanuc Ltd Mold clamping mechanism for injection molding machine
CN100413672C (zh) * 2004-04-05 2008-08-27 发那科株式会社 注射成型机的合模机构
JP2009269184A (ja) * 2008-04-30 2009-11-19 Nissei Plastics Ind Co 射出成形機の型締装置
CN105751437A (zh) * 2011-08-04 2016-07-13 赫斯基注塑系统有限公司 具有自清洁残留物功能的模具构件
JP2020529939A (ja) * 2017-08-07 2020-10-15 アールブルク ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー 射出成形機用の型閉鎖ユニット
CN112873718A (zh) * 2019-11-29 2021-06-01 住友重机械工业株式会社 注射成型机
EP3827961A1 (en) * 2019-11-29 2021-06-02 Sumitomo Heavy Industries, LTD. Injection molding machine
JP2021084411A (ja) * 2019-11-29 2021-06-03 住友重機械工業株式会社 射出成形機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102199515B1 (ko) 가공용 고정지그
JP4185921B2 (ja) 射出成形機
CN100496934C (zh) 用于活动部分的支承装置和模具夹紧单元
JPH07195473A (ja) 射出成形機における型盤サポート調整装置
JP6088668B2 (ja) 金型位置決め装置
CN204504222U (zh) 一种热压烧结装置
KR101614942B1 (ko) 박판용접용 정밀 클램프 지그
JP2014231073A (ja) プレス金型
KR20180078289A (ko) 수지 성형 금형 및 수지 성형 장치
KR101801520B1 (ko) 고정블럭이 구비된 밀링가공장치
TWI469833B (zh) Stamping machinery
CN108215312B (zh) 压力设备
JP2000246774A (ja) 成形機の型締装置
JPH1076554A (ja) 圧力センサ付エジェクタピン
JPH07100660A (ja) ナット溶接不良検出方法及びその装置
CN108016061B (zh) 压力设备
JP6259897B1 (ja) ネジ無しタイロッドを備えたプレス装置
JP7315945B2 (ja) 射出成型機の金型位置決め装置
KR101665989B1 (ko) 자동차 조립용 지그장치
CN209230536U (zh) 动簧片检测及调整系统
JP6912847B1 (ja) 荷重センサ及び金型用荷重分布測定装置
CN111551459A (zh) 一种高效建筑材料检测装置
JPH0715677Y2 (ja) 縦型プレス
CN219746797U (zh) 一种钢结构钢料焊接装置
CN217073696U (zh) 热敏片底板夹具及热敏片贴合机

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030603