JPH071952U - 医療機器用自己消火装置 - Google Patents

医療機器用自己消火装置

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Publication number
JPH071952U
JPH071952U JP3814093U JP3814093U JPH071952U JP H071952 U JPH071952 U JP H071952U JP 3814093 U JP3814093 U JP 3814093U JP 3814093 U JP3814093 U JP 3814093U JP H071952 U JPH071952 U JP H071952U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extinguishant
extinguishing agent
medical device
cylinder
pressure
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Pending
Application number
JP3814093U
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English (en)
Inventor
和弘 真屋
Original Assignee
マクター株式会社
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 医療機器用自己消火装置において、過熱状態
を検知した場合に、自動的に消火剤を噴出すると共に、
本体の電源を切るようにし、機器本体への設置忘れがな
いようにすることである。 【構成】 消火剤を封入した消火剤ボンベ1と、消火剤
を噴出する消火剤噴出口3と、医療機器の所定部の温度
が基準温度を越えた場合に消火剤噴出口を開く開口手段
と、消火剤ボンベ内の圧力が低下すると医療機器の電源
回路7を切断する圧力スイッチ6とを備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、医療機器本体と一体化した医療機器用自己消火装置に関する考案で ある。
【0002】
【従来の技術】
医療機器の使用中に、機器本体の一部が過熱した場合に、火災発生を防止する ために、消火装置を設置していた。この消火装置は、消火剤を入れたボンベと、 温度センサーと、電磁弁とからなっている。そして、温度センサーが温度を検知 し、過熱状態を確認すると、電磁弁を開き、ボンベから消火剤を噴出するように なっている。消火剤は、液体、粉体、ガス等があるが、消火後の掃除が楽で、機 器の運転再開が簡単なので、炭酸ガスなどのガスが主流である。 このような構成の消火装置を医療機器に設置しておけば、温度センサーが常に 温度を監視しているので、過熱しても自動的に消火剤の噴出が行われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記のような消火装置を用いても、医療機器本体の電源を自動的に切 る機構が無いので、消火剤を噴出しているような状態でも、人が、気付いて電源 を切らなければ、火災によって壊れるまで電源は入ったままである。このように 、電源が入ったままであるということは、消火しながら、加熱を続けているよう なもので、火災による被害を大きくする原因となる。 また、長期間、使用しない間に、ボンベから自然に、少しづつ消火剤が漏れ出 てしまったような場合に、気付かないでいると、いざという時に消火剤の量が不 足して、役に立たないことになる。そのため、定期的に点検したり、まだ使える ものを新しいものに取り替えたりしていた。 なお、この医療機器用の自己消火装置は、部屋のすみに設置しておくような一 般の消火器とは違って、各機器の必要な箇所に温度センサーを取りつけて、設置 しなければ意味のないものなのに、点検等で取りはずした際に、設置し忘れて、 火災が発生することがあった。 そこで、本考案の目的は、医療機器用自己消火装置において、過熱状態を検知 した場合に、自動的に消火剤を噴出すると共に、医療機器の電源を切るようにし 、また、医療機器への設置忘れがないようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の医療機器用自己消火装置は、消火剤を噴出する消火剤噴出口と、医療 機器の所定部の温度が基準温度を越えた場合に消火剤噴出口を開く開口手段と、 消火剤ボンベ内の圧力が低下することによって上記医療機器の電源回路を切断す る圧力スイッチとを備えたことを特徴とする。
【0005】
【作用】
医療機器の所定部の温度が、基準温度以上に加熱した場合に、消火剤噴出口開 口手段により、噴出口を開口し消火剤を噴出する。消火剤が噴出すると、消火剤 ボンベ内の圧力低下によって切れる圧力スイッチが医療機器本体の電源回路に組 み込まれているので、消火剤が噴出して、ボンベ内の圧力が低下すると、機器本 体の電源は切れる。 消火装置が、医療機器本体の電源回路に組み込まれて一体化しているので、設 置忘れは、もちろん、ボンベ内の圧力が低下している場合には、医療機器本体の 電源が入らないので、消火剤が不足したまま使用するというようなことはできな い。
【0006】
【実施例】
図1に示す第1実施例は、消火剤ボンベ1と、消火剤を噴出する複数の噴出口 3を備えた噴出ノズル2と、温度センサ4と、電磁弁5と、圧力スイッチ6とか らなる消火装置である。電磁弁5は、基準温度以上になると温度センサからの信 号により、動作し消火剤ボンベ1の口を開ける。圧力スイッチ6は、医療機器本 体の電源回路7に組み込まれていて、消火剤ボンベ1の圧力が基準値より低下す ると切れるようになっている。消火剤としては、炭酸ガスを用いている。 温度センサ4と噴出ノズル2は、医療機器本体の過熱の危険性のある箇所に設 置しておく。そして、温度センサー4が、基準温度以上の異常を検出すると、信 号を出力し、それにより電磁弁5が開き、噴出口3より、炭酸ガスが噴出する。 本実施例では、噴出口3を複数備えて、消火剤の噴出範囲を広くしているが、噴 出口3の数や、形状は、必要に応じて変えることができる。 消火ガスの噴出が始まると、消火剤ボンベ1内の圧力が低下し、圧力スイッチ 6が切れる。そこで、機器本体の電源回路7が自動的に切れる。
【0007】 図2に示す第2実施例は、噴出ノズル2を低融点金属製のチューブとしたもの である。圧力スイッチ6は、医療機器本体の電源回路7に組み込まれていて、消 火剤ボンベ内の圧力が下がると切れるようになっている。 噴出ノズル2は、ハンダのような低融点金属製のチューブでできていて、先端 が閉じている。この噴出ノズル2を温度監視を必要とする箇所に設置しておけば 、機器が過熱して、噴出ノズル2の材料の融点を越えると、ノズル2は熔け始め 、炭酸ガスの圧力により、噴出ノズル2に消火剤の噴出口3が形成される。いっ たん、消火剤である炭酸ガスが噴出すると、その気化熱により、噴出口3の周囲 は、熱を吸収され温度が下がるので、ノズル2が熔け続けて短くなったり、噴出 口3がふさがったり、するようなことはない。 この第2実施例の場合、噴出口3は、過熱部分に対応して形成されるので、消 火剤の噴出が、過熱部分に集中して行われるという利点もある。 第1実施例と同様に、消火剤の噴出が始まって、消火剤ボンベ1内の圧力が低 下すると、圧力スイッチ6は切れるので、機器本体の電源回路7は、自動的に切 られることとなる。 また、第1、第2実施例とも、使用しない間に消火ガス等の消火剤が漏れ出て しまうようなことがあっても、消火剤ボンベ1内の圧力が基準値以下になれば、 圧力スイッチ6が切れて、本体電源回路7が遮断される。このため、消火剤量が 不十分な状態では、医療機器本体を作動させることはできない。もちろん、消火 装置が本体と一体化しているので、設置し忘れるようなことはない。
【0008】
【効果】
本考案の医療機器用自己消火装置によれば、過熱状態を検知した場合に、自動 的に消火剤を噴出すると共に、本体の電源を切ることができる。 また、医療機器本体と電源回路を介して一体化したことにより、機器本体への 設置忘れもなくなり、消火剤が不十分な状態での機器本体の運転を防止できる用 になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の構成図である。
【図2】第2実施例の構成図である。
【符号の説明】
1 消火剤ボンベ 3 噴出口 6 圧力スイッチ 7 電源回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消火剤を封入した消火剤ボンベと、消火
    剤を噴出する消火剤噴出口と、医療機器の所定部の温度
    が基準温度を越えた場合に消火剤噴出口を開く開口手段
    と、消火剤ボンベ内の圧力が低下することによって上記
    医療機器の電源回路を切断する圧力スイッチとを備え
    た、医療機器用自己消火装置。
JP3814093U 1993-06-18 1993-06-18 医療機器用自己消火装置 Pending JPH071952U (ja)

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JPH071952U true JPH071952U (ja) 1995-01-13

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51141181U (ja) * 1975-05-07 1976-11-13
JPS5271876U (ja) * 1975-11-20 1977-05-28

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JPS51141181U (ja) * 1975-05-07 1976-11-13
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JPS5817521Y2 (ja) * 1975-11-20 1983-04-09 株式会社東芝 ヘア−アイロン

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