JPH07194819A - パチンコ機 - Google Patents
パチンコ機Info
- Publication number
- JPH07194819A JPH07194819A JP32985294A JP32985294A JPH07194819A JP H07194819 A JPH07194819 A JP H07194819A JP 32985294 A JP32985294 A JP 32985294A JP 32985294 A JP32985294 A JP 32985294A JP H07194819 A JPH07194819 A JP H07194819A
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Abstract
為を防止できる開閉パネルを備えたパチンコ機を提供す
る。 【構成】 軸着基端側に賞球通過用の流出開口部14
を、自由端側に流入開口部17を開設した金属板製の基
板7の表面部13に、流入開口部14に対応する位置に
流出口21を開設すると共に該流出口21の開口縁から
後向きに案内樋を突設したプラスチック製の意匠板8を
重ね合わせて止着することにより開閉パネル5を構成す
る。
Description
留しておく球供給皿を取り付けた開閉パネルを備えたパ
チンコ機に関するものである。
-160781号公報に記載されているように、前面枠
の開放縁に取り付けた金枠に金属板製の開閉パネルの一
側を開閉自在に軸着し、この開閉パネルの前面に球供給
皿を取り付けてある。
パチンコ機における開閉パネルは、金属板製なので装飾
性に乏しく、装飾効果を高めようとしても、単に表面を
メッキして輝かせたり、エンブレムを張り付ける程度の
加工しかできなかった。
装飾し易くすると、剛性が不足するし、熱したピアノ線
等によって開閉パネル自体を溶かして孔を開け、この孔
から差し込んだピアノ線等によって不正行為が行われる
虞れがあり、実用に供することができない。
案されたもので、一側を前面枠側に開閉可能に軸着し、
前面側に球供給皿を配設した開閉パネルを備えたパチン
コ機において、上記開閉パネルは、軸着基端側に賞球通
過用の流出開口部を設け、自由端側には球供給皿から流
下した球が一列で通過する流入開口部を設けた金属板製
の基板と、上記基板の表面部より小さい表面部の寸法に
設定されたプラスチック製板状体であって、上記流出開
口部に対応する位置に流出口を開設すると共に該流出口
の開口縁から後向きに嵌合可能な案内樋を突設し、上記
流入開口部に対応する位置に流入口を開設した意匠板
と、を重ね合わせて止着してなり、上記意匠板の流出口
に貯留部が臨ませるとともに、該貯留部内の球を一列に
整列して流下させる誘導案内部の流下下端を流入口に臨
ませた状態で球供給皿を意匠板の前面に取り付けたこと
を特徴とするものである。
ねあわされて開閉パネルを構成するので、意匠板の剛性
を基板の剛性が補完することとなり、開閉パネル全体と
しての剛性が高められる。
に額縁状の前面枠3を開閉可能に蝶着し、前面枠3の開
口部にはガラス枠4と開閉パネル5をそれぞれ独立して
開閉可能に軸着し、開閉パネル5の前面に球供給皿6を
取り付けてある。
と、プラスチック製の意匠板8とからなる。基板7は、
薄い金属板を横長な長方形に成形し、上端縁、下端縁、
右側端縁には後方に向けて屈曲部9…を形成し、右側端
縁には後方に向けて巻き込むようにして軸支承部10を
形成して該支承部10により軸11を固定し、上端縁の
屈曲部9には更に下向きコ字状の阻止部12を形成して
ピアノ線等の侵入を不能としてある。また、表面部13
の軸着基端側、即ち、図2中左側の上部には横長四角形
の流出開口部14を開設し、該流出開口部14の下方に
円形のスピーカー用開口部15と略四角形のスイッチ用
開口部16を開設し、自由端側、即ち、右側には球が一
列で通過し得る大きさの流入開口部17を開設し、上端
縁近傍の左右及び中央、並びに下端縁近傍の左右及び中
央にそれぞれ止着孔18…を開設する。
じ大きさ、或は僅かに小さな横長長方形のプラスチック
製薄板状体であり、四周には後方に向かう縁部19…を
形成し、各縁部19と表面部20とが交わる部分、縁部
19,19同士が交わる部分は曲面で構成してある。そ
して、表面部20には、基板7の流出開口部14に対応
する位置に横長四角形の流出口21を開設するとともに
該流出口21の開口縁から後向きに断面略四角形の案内
樋22を意匠板8と一体成形して突設し、流出口21の
下方にはスピーカー用開口部15に対応する位置に細か
な効果音出口23…を開設し、スイッチ用開口部16に
対応する位置にはスイッチ操作部材24を保持するため
前方に突出したスイッチ操作部材ホルダ25を意匠板8
と一体成形し、上記流入開口部17に対応する位置に流
入口26を開設して該流入口26と一連にして下端開口
縁が僅かに傾斜した誘導開口部27を開設してある。
皿6の貯留部28乃至誘導案内部29の底面に沿うよう
に位置及び傾斜を設定してあり、上下方向の長さは球の
直径よりも大きく設定してある。また、この意匠板8の
表面部20には装飾効果を高めるために適宜な色彩、模
様を付したり、或は、エンブレム30を止着し、表面部
20には意匠板8を成形する際に、レリーフ模様を施し
てもよい。
うに、基板7の止着孔18に対応する位置には複数の屈
曲脚31…を有する止着具32を設ける。したがって、
意匠板8を基板7の表面部13に取り付けるには、意匠
板8の各止着具32を基板7の止着孔18内に前方から
挿入し、屈曲脚31…を折り曲げることにより止着する
ことができる。なお、スイッチ操作部材ホルダ25内に
スイッチ操作部材24を嵌め込んでおき、止着後に基板
7に取り付けたスイッチ本体33の操作子がスイッチ操
作部材24の前後動によって作動するようにしておく。
が開放して前後幅が比較的広い貯留部28と、該貯留部
28の右側に次第に流路幅を狭めて貯留部28から流下
してくる球を一列に整列しながら誘導する誘導案内部2
9とを備えた皿本体34と、この皿本体34の前部及び
下部に取り付ける第1皿飾り部材35、第2皿飾り部材
36、第3皿飾り部材37などからなり、皿本体34の
後端縁に断面コ字状の薄い金属板からなるレール38を
嵌め付けて誘導案内部29の底部から貯留部28の底部
の一部を他の部分の底面と面一状にして被覆してある。
なお、レール38は、後端縁が貯留部28及び誘導案内
部29の後端縁からほぼ意匠板8の厚さ分だけ後方に突
出する状態で止着されている。また、上記した第1皿飾
り部材35には貯留部28内の球を抜き出すシャッター
39の駆動操作機構40を組み込んである。
ネル5に取り付けるには、レール38の後端縁を意匠板
8の誘導開口部27内に入れて基板7の表面部13に当
接するとともに球供給皿6の後端を意匠板8の表面部2
0に当接し、この状態で基板7の裏側から挿通したねじ
の先端を球供給皿6のねじ孔内にねじ込むことにより基
板7、意匠板8、及び球供給皿6を三位一体にして組み
付ける。このようにして球供給皿6を開閉パネル5の前
面に取り付けると、誘導案内部29の傾斜下端が意匠板
8の流入口26に位置すると共に、意匠板8の流出口2
1の前方に貯留部28が位置する。
すように、スピーカー41、スイッチ33などを取り付
けると共に、プラスチック製のケース42を取り付け
る。このケース42の内部には、図6に示すように、基
板7の流入開口部17に上端入口が連通して下端が発射
レールに臨んで開口する球供給口43に連通する球導入
流路44を形成してあり、この球導入流路44の途中に
シャッター39を設け、球供給口44の手前に球供給部
材45を揺動自在に軸着し、該球供給部材45に設けた
永久磁石46に臨ませて電磁石47を取り付け、前記し
た球供給皿6の駆動操作機構40をシャッター39に接
続してある。
に差し込んで開閉パネル5を閉じると、基板7の流出開
口部14を貫通して 開閉パネル5の後方に突出した案
内樋22がパチンコ機1本体側の賞球排出樋(図示せ
ず)に接続し、球供給口43が発射レールの上方に位置
する。
給皿6内に投入すると、これらの球は誘導案内部29に
よって一列に整列されながら流下し、誘導案内部29を
流下した球は意匠板8の流入口26、基板7の流入開口
部17を通過してケース42内の球導入流路44を流下
し、最先の球は球供給部材45に当って停止する。な
お、遊技者が球を貯留部28内に投入した場合、開閉パ
ネル5の前面に位置する球は、球面の下端が金属製のレ
ール38に接触して支持され、球面の開閉パネル5側端
部が意匠板8の誘導開口部27内に入って金属板製の基
板7の表面に接触するので、転がり抵抗がプラスチック
に接触して転動する場合よりも小さい。したがって、球
は小さな転がり抵抗で円滑に流下することができる。
も貯留部28や誘導案内部29で球止まりが発生するこ
とは殆どない。また、意匠板8の表面部20において、
金属製の球が接触しそうな部分は誘導開口部27として
開口しているので、プラスチック製の意匠板8が金属製
球との接触によって表面が荒れたり、汚れたりすること
が殆どない。
と、発射装置が作動して発射杆が往復回動するととも
に、この発射杆の回動に同期して電磁石47が励磁、消
磁を繰り返す。電磁石47が励磁、消磁を繰り返すと、
球供給部材45が軸49を中心に揺動するので、これに
より球導入流路44内の球が最先のものから順に一個宛
球供給口より発射レールの発射位置に供給される。そし
て、発射位置に供給された球は、発射杆の回動により遊
技盤表面の遊技部内に発射される。
排出装置が作動して所定数の賞球が賞球排出樋内を流下
し、これらの賞球が案内樋22から貯留部28内に排出
される。また、開閉パネル5に設けたスイッチの操作部
材24を遊技者が操作するなどの外部操作を行うと、例
えば可変表示装置の可変表示を停止できるなど、所定の
技術介入が可能である。
景品と交換したり、或は他のパチンコ機1に移動する場
合には、球供給皿6の球抜き操作部を操作することによ
りシャッター39を移動すると、球供給皿6、及び誘導
案内部29内の球が球抜き流下路を通って下皿50に排
出される。
カー41や外部操作用スイッチ33のほかに、遊技に係
わる部材を組み付けることができる。例えば、図7に示
すように、意匠板8の表面部20にカード挿入口51を
開設すると共に、該カード挿入口51の周囲に傾斜面を
有するカード挿入案内部52を一体成形し、基板7には
カード挿入口51に対応する位置に開口部53を開設
し、基板7の裏面側にカードリーダーライター54を取
り付けるように構成してもよい。
ック製の意匠板の裏側に金属板製の基板を重ね合わせて
開閉パネルを構成したので、プラスチック製意匠板の表
面部に金属板では施すことができなかった装飾が可能と
なる。したがって、従来のパチンコ機に比較すると、装
飾効果を大幅に高めることができる。
に向き合う意匠板がプラスチック製で熱により溶かされ
易くても裏側に金属板製の基板を設けているので、遊技
者が熱したピアノ線等によって意匠板に孔を開けたとし
ても基板がピアノ線等の貫通を阻止することができる。
したがって、ピアノ線等による不正行為に対しても対処
することができる。
機能するので、開閉パネル全体としての剛性を高めるこ
とができる。
視図である。
ける斜視図である。
ある。
けた実施例の断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 一側を前面枠側に開閉可能に軸着し、前
面側に球供給皿を配設した開閉パネルを備えたパチンコ
機において、 上記開閉パネルは、軸着基端側に賞球通過用の流出開口
部を設け、自由端側には球供給皿から流下した球が一列
で通過する流入開口部を設けた金属板製の基板と、 上記基板の表面部より小さい表面部の寸法に設定された
プラスチック製板状体であって、上記流出開口部に対応
する位置に流出口を開設すると共に該流出口の開口縁か
ら後向きに嵌合可能な案内樋を突設し、上記流入開口部
に対応する位置に流入口を開設した意匠板と、 を重ね合わせて止着してなり、 上記意匠板の流出口に貯留部が臨ませるとともに、該貯
留部内の球を一列に整列して流下させる誘導案内部の流
下下端を流入口に臨ませた状態で球供給皿を意匠板の前
面に取り付けたことを特徴とするパチンコ機。 - 【請求項2】 球供給皿の少なくとも誘導案内部の底面
に金属製薄板を敷設し、該金属製薄板の開閉パネル側側
縁を球供給皿から突出させ、金属製薄板が対向する意匠
板に誘導開口部を開設したことを特徴とする請求項1に
記載のパチンコ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32985294A JP2929166B2 (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32985294A JP2929166B2 (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 遊技機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5345954A Division JPH0798099B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 遊技機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35290297A Division JP2929186B2 (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07194819A true JPH07194819A (ja) | 1995-08-01 |
JP2929166B2 JP2929166B2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=18225959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32985294A Expired - Fee Related JP2929166B2 (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2929166B2 (ja) |
-
1994
- 1994-12-06 JP JP32985294A patent/JP2929166B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2929166B2 (ja) | 1999-08-03 |
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