JPH0719467B2 - 短時間記録用テ−プカセツト - Google Patents

短時間記録用テ−プカセツト

Info

Publication number
JPH0719467B2
JPH0719467B2 JP1489685A JP1489685A JPH0719467B2 JP H0719467 B2 JPH0719467 B2 JP H0719467B2 JP 1489685 A JP1489685 A JP 1489685A JP 1489685 A JP1489685 A JP 1489685A JP H0719467 B2 JPH0719467 B2 JP H0719467B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
tape
short
standard
time recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1489685A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60205885A (ja
Inventor
修 財津
敏 菊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1489685A priority Critical patent/JPH0719467B2/ja
Publication of JPS60205885A publication Critical patent/JPS60205885A/ja
Publication of JPH0719467B2 publication Critical patent/JPH0719467B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は例えばビデオテープレコーダーの如きトランス
デューサーを内蔵するテープガイドドラムに、テープを
所定角度巻回させて信号を記録、あるいは再生する記録
再生装置に用いられるテープカセットに関するものであ
る。
従来例の構成とその問題点 ビデオテープレコーダ(以下VTRと称する)の普及がめ
ざましいが、ポータブルVTRとして屋外で撮影を楽しむ
には、その重量および装置の大きさが課題として浮かび
上ってくる。ビデオカメラや電気回路は、部品の小型
化、半導体部品の大幅採用により年々小型化が進み今後
もさらに小型化が進むであろう。一方VTRのメカニズム
の大きさの限界は、テープカセットのサイズと、テープ
ガイドドラムの直径により決まってしまう。すなわち両
者を平面上に所定距離隔てた位置に配し、その後テープ
をテープカセットより引き出し、テープガイドドラムに
巻き付けるという手段等の設計により大きさが決定され
る。そこで、このメカニズムの大きさを小型化するた
め、VHS方式では、「VHS−C」という短時間記録用カセ
ットを提案、カセットの小型化によりメカニズムの小型
化を図ろうとした。さらにテープガイドドラムについて
は、記録専用に徹することにより、いわゆる1.5ヘッド
方式で小型化を図る。または、4ヘッドで小型化を図る
等提案されている。この様に、テープガイドドラム,テ
ープカセットの両者の小型化でカニズムの小型化を進め
ている。以下、カセットの小型化によるメカニズムの小
型化について説明する。
VHS−C方式のカセット102(以下Cカセットと称する)
は第31図に示す如くVHS方式における長時間記録の可能
な標準のVHSカセット(以下標準カセットと称する)に
対して、リール軸間距離および、テープ架張位置も異な
るものである。しかし、両者に互換性をもたせるため、
Cカセットは、その最大外形寸法が標準カセットと同一
なアダプタカセット101に挿着することにより、標準カ
セットと同一のリール軸間距離と、同一のテープ架張位
置が得られる。この様にしてCカセット102を、標準カ
セットを記録再生可能なVTRに挿着して同様に記録再生
できる。無論標準カセットCをカセット102の記録再生V
TRに挿着する事は不可能である。VHS−C方式に代表さ
れるアダプターカセット方式の長所は先に述べたメカニ
ズムの小型化にあるが、そのために生じた短所を次にあ
げる。
Cカセット102を標準カセット用VTRに挿着するに
は、高価なアダプターカセット101が必要であり、使用
者はこのアダプターカセット101の購入と煩雑なアダプ
ターカセット101への出し入れが要求される。
Cカセット102は、アダプターカセット101に挿着さ
れ、テープを、標準カセットと同一のテープ架張位置に
引き出すため、アダプターカセット101内ではCカセッ
ト102の前フタを開放状態にしなければならない。その
ためフタは開放状態でアダプターカセット101より突出
する事は許されない。この事はCカセット102の前フタ
構造に著しく制約を与え、現実にCカセット102では、
テープの完全密閉構造も出来ない上、フタのロック機構
も備えていない。
Cカセット102は、テンション特性優先のため、供
給リール103の位置を標準カセットと同一位置としてい
るため、巻取りリール104はCカセット102内にシャフト
を植設して構成して、アダプターカセット101の中継ギ
ア105,106と連結して駆動される方法を選択している。
この方法ではこのギア105,106の噛み合いムラの影響
で、再生画像横ゆれ,ワウフラッタ等の弊害がテープ走
行系へ生じて性能の劣化を招く。
これらの問題の基本となっているアダプターカセット10
1を使用せずに互換のある小型テープカセット(以下小
カセットと記す)を達成している方式がある。それは第
32図に示す放送用等に使われている3/4インチカセット
である。この場合の小カセット107は、標準カセット108
に対して、リール軸間距離を同一として、かつテープ架
張位置も同一としている。ただ記録時間を短縮した分リ
ールフランジ109の系が小型化するため、カセットの横
巾Wおよびリール軸からカセット後面までの長さDを短
くしてカセットの小型化を図ったものである。
この方式は、前者のアダプターカセット方式に比べ前述
した欠点はないが逆に次の様な短所がある。
外径寸法の異る2つのカセットをVTRへ挿着する時
のガイドとしてカセット底面に第32図破線で示す凹状の
ガイドミゾ110を形成しているが、これは、カセットを
必要以上に厚くせしめる原因となる。
前記ガイドミゾ110に対応してVTRのカセットホルダ
ーには、凸状の突起を設ける必要がある。さらに小カセ
ット107を標準カセットのVTRに挿着する時、カセットの
リール軸から後面までの長さDが短いため、標準カセッ
ト108よりも余分に挿入する必要があり、操作性が悪
い。
前述の条件で逆に小カセット107をカセットホルダ
ーから取り出そうとする時、挿入時以上に取り出しにく
い。そこで、小カセット107にはカセット後面中央部に
凹部111を設け、指をひっかけて取り出すことになって
おり、操作性は無論よくないわけだか、指をカセットホ
ルダー内に突込み小カセット107を引掛けるには小カセ
ット107の大きさにおのずと限界があり、3/4インチのテ
ープ幅のカセット厚と幅があるからこそできたといえ
る。
リール軸間距離,テープ架張位置も同一としたた
め、小カセット107の標準カセットに対する小型化には
限界があり、メカニズムの小型化にはVHS−C方式程寄
与しない。
以上、カセットの小型化に対する取組みを2つ述べた
が、両方式共に一長一短があり決して満足されるべきも
のではない。
一方両方式共に、テープの始終端を検出して、テープの
走行を停止させるべく、テープの光透過率の異なる検出
テープを介して、テープの両端をそれぞれのテープカセ
ット内のリールに係止している。そして、3/4インチ方
式のVTRでは、テープカセットをテープより引き出した
後、テープを介して光路を形成すべく、受,発光素子を
テープカセット外に設けている。この場合には受,発光
素子のいずれかを引き出したテープループ内に挿入する
必要がありテープループ形成中は逃げ、形成後挿入する
という比較的複雑な機構を必要とする。これを単純化し
て受,発光素子をテープを介してテープの巾方向に対し
傾斜して固定して設けて行う方法もある。しかしなが
ら、この場合もテープループを形成する過程でテープ引
き出し部材の移動経路より外に配置する必要があること
から極めて大きな配置寸法を必要とするものである。そ
してこれらは小型化を目的とする短時間記録用テープカ
セットを使用する装置には大きな制限を与えるものであ
る。一方、VHS方式のVTRにおいては、公開実用新案公報
昭和57−30889号にも示されているように、テープカセ
ットの底面に、内部に光学的に連通するセンサー孔を設
け、そのセンサー孔に発光素子を挿入すると共に、テー
プカセット外の所定位置に受光素子を一対設けることに
より、テープカセットの内部に架張されるテープを介し
てテープの始端,終端に対応して一対の光路を形成する
よう構成されている。
この場合、長時間記録用テープカセットおよび短時間記
録用テープカセット(C−カセット)用のアダプターカ
セットを使用した時のみ、このテープ始終端検出手段で
ある受,発光素子が機能できるのみで、C−カセットに
はセンサー孔は設けられておらず、やはりテープをテー
プカセットから引き出して後にテープループ内外でのテ
ープを介して始終端の検出を行ない、3/4インチ方式のV
TRと同様の問題点を有しそいる。特にC−カセットにお
いて超小型化を計るべく、テープカセットとテープガイ
ドドラムを近づけて配置した際には、始端終端の検出が
テープカセット外で行なわれることから、早送り,早戻
しより停止モードに移行する際には、テープのオーバー
ランによりテープと検出テープの接合部がテープガイド
ドラム上に達し、ビデオヘッドのクロッギングの原因と
なる。
発明の目的 本発明は、これらの従来の欠点に鑑み、メカニズムの小
型化に大きく寄与し、煩雑なアダプターカセットを用い
る事なく長時間記録用および短時間記録用テープカセッ
ト両者の互換性を保障するとともに、かつ、両者のテー
プカセットに内蔵されるテープの始終端の検出を同一の
受,発光素子よりなる始終端検出手段で可能とする短時
間記録用テープカセットを提供せんとするものである。
発明の構成 本発明によるテープカセットは以下の構成を有する。す
なわち所定位置に架張したテープを前面に臨ませてな
り、底面に開放した小開口部と、前記テープの始終端を
前記テープと光透過率を異にする検出テープを介してそ
れぞれ係止した一対の大リールと、前記一対の大リール
を所定リール間距離を隔てた所定位置に位置決め可能な
如く内蔵する長時間記録用筐体部と、前記長時間記録用
筐体部内に架張される前記テープを介した位置において
光路を形成すべく、前記長時間記録用筐体部の底面に設
けられ、テープ始終端検出手段の侵入を許すセンサー孔
とを有する長時間記録用テープカセットに対して、同一
の前記所定位置にテープを架張させてなり、前記底面に
開放した前記小開口部および前記センサー孔を包含し、
かつ前記一対の大リール間中心近傍までに渡り底面に開
放した大開口部を前記テープの始終端をそれぞれ係止し
て前記一対の大リールのフランジ径よりも小さなフラン
ジ径を有する一対の小リールと、前記一対の小リールを
前記所定リール間距離と同一距離隔てた同一の前記所定
位置に位置決め可能な如く内蔵しかつ前記大開口部を除
き実質的にほぼ同一の最大外径寸法を有する短時間記録
用筐体部とを有することを特徴とする短時間記録用テー
プカセットである。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例について図面と共に詳細に説明
する。第1図〜第3図,第5図,第6図は本発明におけ
る長時間記録再生可能な標準カセットを示すもので、第
1図は上面よりみた斜視図であり、標準カセット1の不
使用時には内蔵する一対のリール2,3(第2図参照)に
巻回され、標準カセット1の前面に架張されているテー
プ4′(第2図中一点鎖線で示す)は、それぞれ回動可
能な前蓋5および裏蓋6により覆われている。第2図
は、第1図に示した標準カセット1を180゜反転してみ
た斜視図であり、標準カセット1の下面1′には、前面
に架張されたテープ4′の内側にポスト等を挿入してテ
ープ4′を引き出すべく開口部7(後述の短時間記録用
テープカセットの開口部39(第4図,第25図)により包
含される範囲内において開口しており、相対的に小開口
部と名付ける。)が設けられる。そして標準カセット1
が装置に設けられる蓋開閉手段により、前蓋5,裏蓋6が
開放された状態を示すのが第3図である。第5図は、標
準カセット1の内部構成を模式的に示す平面図で、テー
プ4を巻回するリール2,3のフランジ2′,3′の外周に
形成された爪部に係合する事により、テープ4のたるみ
発生を防止するリールロック8を備えている。また、テ
ープ4の厚み,種類,長さ等の情報は、標準カセット底
面1′に形成する情報窓9で、その穴の開閉の有無によ
り表現する。10は標準カセット1を本体装置に位置決め
するための位置決め孔であり、11は、テープ4の始終端
に設けられテープ4とで光透過率を異にする検出テープ
を検出してテープ始終端情報を伝えるための発光素子が
挿入されるセンサー孔である。この発光素子は矢印12,1
3の方向に光路を形成するもので、対向面に発光素子に
対応して受光素子を備える。
第7図〜第9図は、前蓋5,裏蓋6の開閉動作の詳細を断
面図で提示したもので、第7図が第5図のA−A断面、
第8図,第9図は第5図のB−B断面である。前蓋5
は、標準カセット1の側面前方両端に回動自在に支持さ
れている。5が前蓋5の回動中心となる支軸で、5′
は裏蓋6の支軸6′を回動自在に支持するアームであ
る。この裏蓋6は突起6″を有しており、この突起6″
が標準カセット1の開口部7の側壁7′に形成された案
内ミゾ14に係合している。以上の構成の蓋機構は第7図
の状態に弾性部材により付勢されているが、外部からの
意志により第8図,第9図へと蓋開閉軌跡を画く。この
時裏蓋6は内包するテープ4′に接する事なくスムーズ
に開閉する事を目的として案内ミゾ14による裏蓋6のガ
イド方法を採用しているものである。
第10図の模式的断面図でありおよび側面図である第11図
は、第1図の前蓋5の左側面5″近傍の図で、前述の前
蓋5および裏蓋6のロック機構の詳細図である。前蓋5
は、支軸5を中心に二点鎖線で示す位置に回動可能だ
が、支軸5の近傍で前蓋5左側面5″の内側に形成さ
れた突起片15が、16を中心として回動し得る蓋ロック爪
17の一端に係合、前蓋5の回動は阻止されている。第11
図のハッチング部および第10図の矢印18の矢印方向に沿
って蓋ロック爪17の解除部材である突起(図示せず)が
侵入すると、時計方向に弾性部材(図示せず)で付勢さ
れている蓋ロック爪17の解除片17′に当接、蓋ロック爪
17を反時計方向に回動せしめる。これにより前蓋5のロ
ックが解除され開閉自由となる。前蓋5左側面5″に設
けられた角孔19は、第5図に示した発光素子の光路12
を、前蓋5開放状態において形成するもので、前蓋5が
閉じている状態においては、この前蓋5左側面5″によ
り光路がしゃ閉されているものである。無論この標準カ
セットは、殆んど左右対称であるので、光路のしゃ閉お
よび開放を含めて左右に同一機能を有するものである。
ただし蓋ロック機構は一方だけである。
第12図,第13図は、蓋開閉動作の斜視図で、第12図で
は、蓋ロック爪17の解除片17′を本体装置側に設けられ
標準カセット1に対し相対的に移動するスライド板20,
スライドピン21により反時計方向に回動させ蓋のロック
解除を図ろうとしているものである。
また第13図は、本体装置側に設けられた、蓋開放ピン22
により前蓋5,裏蓋6が開放された状態を示すものであ
る。
第14〜16図で、リールロック8の動作について説明す
る。標準カセット1の不使用状態ではリールロック8が
ロックスプリング22により前方へスライドして、リール
ロック8の先端のロック片8′がリール2,3のフランジ
2′,3′の爪部に係合している。リール2,3は、この状
態でテープ4を巻取る方向にしか回転しない様に、フラ
ンジ2′,3′の爪部を構成している。23の突起は第14図
に示す如く、リールロック8がロックスプリング22によ
り前方付勢されるのに対してストッパとして機能するも
のである。24はロックガイドで、そと先端24′は、リー
ルロック8がロックスプリング22によって第15図の如く
後退させられた時、リールロック8の先端のロック片
8′をリール2,3のフランジ2′,3′の爪部より強制的
に離間せしめるものである。またロックガイド24の左右
側壁は、リールロック8のスライドのガイドを形成する
ロックガイドである。なお図示しなかったが、リールロ
ック8は、その左右を前ロックガイド24で、下面は標準
カセット1の下ハーフ底面で、上面は上ハーフにより案
内されるものである。第16図に断面図を示すが、リール
ロック解除センサ25は本体装置に設けられているもの
で、想像線の位置から実線の位置へ移動することによ
り、第14図から第15図の状態になり、リール2,3は、リ
ールロック8から開放されて回転自在となる。
以上説明してきたのが本発明の基本となる標準カセット
の概要である。このカセットは、VHS方式,ベータ方式
等の現存のカセットに対して裏蓋を設けることにより、
カセット不使用状態での完全密閉性が非常に優れている
ものである。この完全密閉性に代表される標準カセット
の優秀さを損なうことなく、現在の標準カセットではな
し得ないメカニズムの小型化を図り得て、この標準カセ
ットとの互換性を保証しかつ、テープカセットに内蔵さ
れるテープの始終端の検出を同一の受発光素子よりなる
始終端検出手段で可能とする短時間記録用のカセットを
提供しようとするものである。
第17図に、この短時間記録用カセット(以下、短時間カ
セットと称する)の模式的に内部構成を示す平面図、第
4図に裏面からの斜視図を示す。標準カセット1に比べ
て短時間カセット30は、外形形状は殆ど同一である。構
成の異る部分についてのみ以下に説明する。まずリール
31,32は、記録時間が短いためフランジ31′,32′の径が
小さくて済む。フランジ31′,32′の径が小さいだけで
機能的には同一であるので外周にリールロック33と係合
する爪部(第21図参照)も有している。リールロック33
については第18図から第21図にその構成と動作が示され
ている。第21図が短時間カセット不使用状態でのリール
ロック33の状態で、標準カセット1同様フランジ31′,3
2′の爪部にロック爪33′が係合しているものである。
リールフランジ31′,32′の径が小さくなった分、リー
ルロック33,ロックスプリング34,突起35,ロックガイド3
6に形状の変更、位置の変更は生じたが、それぞれの機
能は全く同一である。
ロック爪押え37は、第20図の如く、装置側に設けられる
リールロック解除ピン38でリール31,32のロックが解放
される時、ロック爪33′が確実にリールフランジ31′,3
2′から離れる様強制的にたわませるものである。
第18図は、第21図のC−C断面、第19図は、第21図のD
−D断面図を示す。リールロック33は、側面をロックガ
イド36に、上面はカセットの上ハーフに、下面はカセッ
トの下ハーフ底面に案内されて前後にスライドするもの
である。
再び17図に戻って説明すると、前述した如くリール31,3
2のフランジ31′,32′の径が小さくなったため、前面に
架張されたテープ4′の内面にポスト等を挿入してテー
プ4′を引き出すべく開口部39が標準カセット1に比べ
て大幅に拡大されている。その拡大範囲は第2図,第5
図に示す標準カセット1の開口部7(小開口部)を包含
する範囲に渡ることから大開口部と名付ける。そしてさ
らに、標準カセット1の底面に開放した基準のセンサー
孔11(第2図,第5図,第23,24図)が設けられる位置
より前面の所定位置に架張されるテープ4,4′に対して
ほぼ垂直後方の対応する位置において開口部39(大開口
部)に連続して底面に開放した凹部39′が設けられてい
る。
41のハッチング部は、フランジ31′,32′の径が小さく
なった分、開口部39に充てる事も考えられるが、第40図
に打点で表わしている標準カセット1の装置によるカセ
ットサポートエリア40と重なるため、互換性保証の観点
から、第17図の如く構成してある。
第22図は、前蓋42の右側面斜視図であり、標準カセット
1に対して短時間カセット30の前蓋42はその右側面の打
点部42′を切り欠いた構成としている。これは後述す
る、標準カセット1と短時間カセット30の検出が必要な
場合に利用するものである。例えば、本体装置のガレー
ジホルダの、この切り欠き部42′に対抗した位置にスイ
ッチを配して標準カセット1の場合は、スイッチが動作
するが、短時間カセット30の場合は、動作しないという
システムを考えれば、有効に使える。本実施例の場合
は、このスイッチ機構は図示していないが、この検出で
メカニズムの動作を切り替える事に利用している。詳細
は後述する。
さて以上説明したのが短時間カセット30であるが、この
テープカセットは標準カセット1に必要な機能,構成,
リール軸間距離,テープ架張位置,カセット外形寸法
等、主要項目は全て同一使用であるので、互換性という
点について云えば完壁だか、逆に云えば、テープカセッ
トそのものでは全く小型化の計れていないカセットであ
る。ただし本発明の目的は、テープカセットの小型化に
あるのではなくテープカセットを使用してのメカニズム
全体の小型化を図るとともに、テープの始終端検出を長
時間記録用テープカセット使用時と短時間テープカセッ
ト使用時とで同一の始終端検出手段で可能とするところ
にあるわけで、その具体的実施例を第23図から第29図を
用いて説明する。なお本実施例では、今までのカセット
小型化によるメカニズムの小型化という考え方では実現
できない新しいシステムを採用している。そのシステム
とは、1台のVTRにおいて、長時間記録の場合は標準カ
セットを用いて、全く標準のVTRと同一のメカニズムの
大きさを必要とするが、短時間記録の場合は短時間カセ
ットを用いることにより、メカニズムの大きさが大幅に
縮小された形で利用できるというものである。
第23図は、標準カセット1を使って長時間記録を試み様
とした時、標準カセット1をVTR43にセットした状態で
ある。44,45は、センサー孔11に挿入された発光素子46
に対応した受光素子で、12,13の光路を形成しテープ4
の終始端を検知するものである。その為、この光路中に
あるカセット側壁は11′が透明体で11″には切り欠きが
構成されている。47,48,49,50,51,52はテープパスを形
成する回転ポスト、53は固定ポスト、54はピンチローラ
である。55は固定ポスト、56,57は回転ポスト、58はイ
レースヘッド、59はキャプスタン、60はテープガイドド
ラムである。VTR43に標準カセット1を装着した状態
で、ローディングモータ(図示せず)がスイッチONとな
り、標準カセット1の開口部7内のポスト47〜53,ピン
チローラ54は、架張されているテープ4′を引き出して
所定の位置までローディング動作を続ける。ローディン
グ完了状態が第24図の状態である。テープ4はテープガ
イドドラム60に所定角度巻回し、キャプスタン59,ピン
チローラ54に挾まれ、駆動可能となる。さてこのVTR43
に、本発明の短時間カセット30を装着すると、第25図の
如き状態となる。短時間カセット30の開口部39は、標準
カセット1の開口部7の範囲を包含するため、47〜53の
ポストとピンチローラ4は無論充分収納可能である。発
光素子46と受光素子44,45を結ぶ光路も又標準カセット
1と同一であり、光路上のカセット側壁11′は透明体で
あり11″は切り欠きなので透過可能である。このまま標
準カセット1の場合と同様各ポストが所定の位置までロ
ーディングすれば、第24図とメカニズム的には全く同一
となり、何ら両者に問題はない。この事は、短時間カセ
ット30が標準カセット1に対して互換性を有している事
になる。
本実施例の場合は、この短時間カセット30を用いると、
第26図の如くテープパスを形成するものである。テープ
ガイドドラム60を中心としたテープパスは標準カセット
1の場合と何ら変わりはないが、ポスト47からポスト51
間の各ポスト,キャプスタン,テープガイドドラムが、
短時間カセット30に相対的に近づき、テープガイドドラ
ム60を含めて、テープパス全体が短時間カセット30の開
口部39に包含されるという構成となる。この時、ローデ
ィング前ではテープカセット中央にあった発光素子46
が、テープガイドドラム60のテープカセットの開口部39
への侵入で、第23〜24図に示した標準テープカセット1
を装着した時のセンサー孔11に対応する位置、すなわち
第25図に示した発光素子46の位置より、第25図に示した
前面に架張されたテープ4′(4)に対して、ほぼ垂直
後方にあり、第26図に示す如く開口部39に連続して短時
間カセット30の底面に開放した凹部39′内へと移動す
る。そのため光路も12′,13′へと変化するが、短時間
カセット30の前蓋42の角孔19の位置および形状は、標準
カセット1と同一であり、この新しい光路12′,13′も
角孔19および、テープカセットに対して同位置にセット
された受光素子44、45を使用する。この光路上にある、
短時間カセット30の開口部39の側壁11は、透過可能な
如く透明化を計り、11″は標準カセット1と同様切り欠
きを設けている。以上の様に短時間カセット30を使用
し、外装を伴ないテープガイドドラム60を短時間カセッ
ト30を相対的に近づけVTR43のサイズをメカニズムの小
型化によって図っても標準カセット1を採用した場合に
必要な機能に何ら劣る事なく構成が可能である。
次にこの第24図〜第26図のテープパスを完成するVTRメ
カニズムの実施例を第27図〜第29図に示している。VTR
は、駆動基板61と、ローディング基板62と、ローディン
グ基板62上に重ねて取りつけるローディングガイド63と
から構成されている。
駆動基板61は、カセットのリール2,3,31,32に係合して
テープ4を駆動するリール台64,65、受光素子44,45を固
定する素子ホルダー66,67、カセット位置決め孔10に係
合する位置決めピン68,69、第30図のカセットサポート
エリア40(第30図)を支持するカセット支持ピン70,7
1、テープカセットの情報窓9に対応して、その6コの
穴の開閉の有無を検出するカセット情報スイッチ72,7
3、支軸74を中心に回動可能でカセットのリールロック
8,33のリールロック解除ピン25を備えたリールロックレ
バー75、発光素子46を、支軸76を中心に回動可能に支持
する素子レバー77、ポスト48,52を一端に取り付け支軸7
8,79で回動可能なポストアームA80,ポストアームB81を
それぞれ有しているものである。
ローディング基板62は、テープガイドドラム60、キャプ
スタン59、ポスト55,56,57、イレースヘッド58、ポスト
49,50の位置決めを行うVストッパA82、ポスト51,ピン
チローラ54から構成されるピンチローラポートの位置決
めを行うVストッパB83、ポスト47の位置決めを行うV
ストッパC84を備えている。ピンチローラ54は、シャフ
ト8を中心に回動可能である。
第29図にこのVTRメカニズムの側面図を示しているが、
ローディング基板62は、駆動基板61の両側に備えられた
コ字状の基板ガイド86,87に支持され、この基板ガイド8
6,87に沿って前後にスライド可能である。
この構成のVTRでは、通常第27図の位置関係でローディ
ング基板62と駆動基板61は、図示はしていないがロック
されているものである。このVTRに、標準カセット1を
装着したならば、ローディングモータ(図示せず)が動
作してポストアームA80,ポストアームB81が支軸78,79を
中心に反時計方向,時計方向に回動、ポスト47がローデ
ィングガイド基板63のガイド溝92に沿って移動する。他
のポスト49,50,53,51、ピンチローラ54も同様にガイド
溝89,90,91に沿って移動する。それにより第24図のテー
プパスが完成する。
さてこのVTRに短時間カセット30を装着すると、このカ
セットは第22図に示している様に標準カセット1に対し
て、前蓋42に切り欠きが設けられているため、それを検
出する様構成された、例えばマイクロスイッチ等によ
り、装着されたカセットが短時間カセット30であると判
断できる。
このスイッチ(図示せず)で短時間カセット30と判定さ
れると、前述したローディング基板62と駆動基板61のロ
ックが解除されスライド可能となる。次にローディング
モータが起動すると、前述の各ポストの移動と共にロー
ディング基板62が駆動基板61の基板ガイド86,87に沿っ
て駆動基板側61へ向って移動する。所定位置まで移動す
ると、駆動基板61に対してローディング基板62は再びロ
ックされ、ローディングモータは停止する。この時各ポ
ストも又各Vストッパへ到達、位置決めされる。
素子レバー77に支持された発光素子46は、通常第27図の
状態に弾性的付勢され位置決めをしているが、ローディ
ング基板62が移動すると、そのローディング基板62上に
重ねて取り付けられたローディングガイド63の一端に構
成されたUミゾ88の端部88′に押圧され、支軸76を中心
に時計方向に回動する。ローディング完了状態では、駆
動基板61の一部に形成されたVミゾ61′により発光素子
46は位置決めされる。それと同時に短時間カセット30に
対する発光素子46の位置は第26図に示す如く、記述の凹
部39′内に収納されるものである。
このように二種類のテープカセットを使用しても、短時
間カセット30に開口部39と連続して凹部39′を設け収納
することにより単一の発光素子46により、それぞれの光
路13,13′(第24図,第26図)を形成することでテープ
4の始終端の検出が可能にできる。これは同時に、それ
ぞれ専用の発光素子を設ける場合に比べ、一方のテープ
カセットを使用する際に他方用の発光素子を下方に沈め
る等の処置で逃がす必要があり、VTR自体の厚さを増す
とともに部品点数も多くなり、複雑なメカニズムになっ
てしまうとことの問題点を解消している。以上の動作に
よりメカニズムは第28図の如く位置関係でロックされ、
第26図のテープパスが完成する。
テープカセット1あるいは30を取り出したい時は、以上
説明した動作を逆に行い第25図の関係に戻せば、容易に
取り出し可能である。
発明の効果 本発明によれば次の様な効果が得られる。従来例で示し
た1/2インチVHS−C方式と3/4インチ方式とに比べての
効果を述べる。まず1/2インチVHS−Cに対して アダプターカセットが必要ない。この事は利用者に
とって経済的負担だけでなく、アダプターへの装着取り
出しという煩わしい操作からまぬがれる。短時間カセッ
トに注視するとアダプターが必要ないことは、カセット
設計にアダプターに関する制限がなく、テープの完全密
閉構造、前蓋ロック機構、リール構成でギアが不必要等
々最適設計が可能となる。カセットの厚さも同一なので
無理な薄型設計が不必要。アダプターカセットにセット
された短時間カセットと、標準カセットではテープテン
ション差が生じ画質に影響する。このテンション差はア
ダプターカセット内のガイドポストの位置,本数,巻付
角が異るため生じるものであるが本発明によればその心
配もない。またアダプターカセット内の中継ギアを介し
てテイクアップリールが駆動されるため、再生画像の横
ゆれ、ワウフラッタ等テープ走行系への影響が考えられ
るがこれも又回避できる。
VTR設計において本実施例で示した様に、両者のカ
セットに相互の互換性が生まれる。VHS−C方式は、カ
セット寸法が標準カセットと短時間カセットで異るた
め、標準カセット用のVTRには、アダプターカセットを
用いることにより両者使用可能だが、短時間用のVTRに
は短時間カセットしか使えない。しかし本発明では、VT
Rには両者のカセットが使え、しかも短時間カセットを
使えばメカニズムの小型化という本来の目的を充分達成
し得る。この事は、VHS−C方式の時、両者のカセット
を有効に使うには、それぞれ専用のVTRが必要であり利
用者にとって経済的負担が大きかったが本発明では、1
台のVTRでその効果を得る事ができる。また、利用者に
とって本発明の標準カセットと短時間カセットを用いる
とその区別を意識せずに使うことができる。
次に3/4インチ方式に対して、 3/4インチ方式は標準カセットとリール軸間距離を
同一として単にリールフランジ径を小さくしてそれに伴
なう外形寸法をわずかに減じ、他は同一であるため、カ
セットそのものに大幅な小型化が発揮しにくく、また単
純にカセットそのものの小型化によるメカニズムの小型
化を期待する方式であるためその効果が小さい。
しかし本方式は以上述べてきた様に、カセット開口部内
にメカニズムを収める事により全体の小型化を進めるた
めその効果は大きい。
3/4インチは、アダプターカセットを使わず互換を
得るが両者のカセットの寸法差があるため、カセット外
形でカセットホルダー内の位置決めはできない。そこで
カセット底面にガイド溝を設けているが本方式ではカセ
ット寸法が全く同一なのでその必要もなくカセット全体
の溝の不要化による薄型化が可能である。またカセット
ホルダー側にガイド溝に対応する突起が不必要である。
カセット外形でカセットホルダー内に位置決めされるめ
位置決め精度もよくVTR本体へのカセット装置が容易と
なる。
3/4インチ方式はカセット横幅と共にカセットの奥
行も短いため、標準カセット用VTRのカセットホルダー
に短時間カセットを挿入する時、カセットホルダー内奥
深くまで挿入しなければならず、操作性が悪い。取り出
しは挿入よりもさらに困難を極めるが、そのためカセッ
トに切り込みを設けて指をひっかけて取り出す工夫がな
されているが操作性が悪いという評価はまぬがれない。
しかし本方式では、これらの対策も必要ないし操作性は
両者のカセットに差異はない。
VTR設計において本実施例で示した様に、両者のカ
セットに相互の互換性が生まれる。3/4インチ方式もVHS
−C方式と同様にカセット小型化を図っているため短時
間カセット用のVTRには、短時間カセットしか使用でき
ないが本方式では、両者使用可能なVTRが容易かつ効果
的に設計可能となり、利用者における経済的メリットは
大なるものがある。
また本実施例では、テープ始終端を検出する発光素子と
受光素子の光路が短時間カセットにおいて二光路可能な
如く形成されており、同時に底面に開放した開口部が長
時間記録用テープカセットの開口部及びセンサー孔を包
含し、かつ一対のリール間中心近傍までに渡っているた
め、同一の始終端検出手段の構成要素である、例えば発
光素子を、一対のリール間中心近傍まで単に移動させる
だけで長時間記録用テープカセットと短時間記録用テー
プカセットの両者のテープ始終端検知が容易に可能とな
るものである。
さらに短時間記録用テープカセット専用始終端検出手段
を設ける際に比べ、長時間記録用テープカセットを装着
した時に始終検出手段を下方に移動させるか、倒して干
渉を避ける必要があり、その分の余分の空間がVTRのメ
カニズムに要求されるが本発明によればその必要もなく
結果としてメカニズムの薄型化にも寄与できるものであ
る。またテープをテープカセットより引き出してテープ
始終端検知を行う必要もなくテープローディング関連ス
ペースをコンパクトにできる他、テープ始終端検知を長
時間,短時間いずれのテープカセットにおいても、テー
プカセット内部で早めに検出できるところからテープの
停止時のオーバーランによるテープガイドドラムへとテ
ープと検出テープとの接合部の到達によるヘッドクロッ
ギングの発生も防止できるものである。そして、かつ、
カセット開口部がより有効的にメカニズムを収容しメカ
ニズム全体の小型の小型に寄与する。
以上説明してきた様に本発明は従来のカセット小型化と
いう方式によらずメカニズム全体の小型化を図るという
新しい考え方にもとづく提案である。特にVHS方式,ベ
ータ方式等の1/2インチカセット、3/4インチカセット等
は標準カセットが非常に大きいけれども、標準カセット
そのものがすでに適当な大きさ(大きさから判断して負
担に感じない)でハンドリングも良好な場合、カセット
のさらに小型化によるメカニズムの小型化は、カセット
のハンドリングの悪さなどが発生する心配がある。本発
明は、特にこの様な場合にも大きな効果を有するのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は標準カセットの上面斜視図、第2図は標準カセ
ットの裏面斜視図、第3図は標準カセット断面図、第4
図は短時間記録用テープカセットの裏面斜視図、第5図
は標準カセットの平面図、第6図は標準カセットの側面
図、第7図から第9図は前蓋,裏蓋開閉説明図、第10図
から第13図は蓋ロック,蓋開放説明図、第14図から第16
図は標準カセットの場合のリールロック動作説明図、第
17図は短時間記録用テープカセット平面図、第18図から
第21図は短時間記録用テープカセットの場合のリールロ
ック動作説明図、第22図は短時間記録用テープカセット
の前蓋斜視図、第23図は標準カセットをVTRに装着した
平面図、第24図は標準カセットでのテープローディング
完了図、第25図は短時間記録用テープカセットをVTRに
装着した平面図、第26図は短時間記録用テープカセット
でのローディング完了図、第27図は本発明のカセットを
用いるVTRのローディング前の平面図、第28図はVTRのロ
ーディング完了の平面図、第29図はVTRの側面図、第30
図は標準カセットの裏面図、第31図,第32図はそれぞれ
従来のVHS−C方式におけるテープカセット,3/4インチ
方式におけるテープカセットを示す平面図である。 1……標準カセット、2,3……標準カセットのリール、
8……標準カセットのリールロック、30……短時間カセ
ット、31,32……短時間カセットのリール、33……リー
ルロック、46……発光素子、59……キャプスタン、60…
…テープガイドドラム、61……駆動基板、62……ローデ
ィング基板、86,87……基板ガイド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定位置に架張したテープを前面に臨ませ
    てなり、底面に開放した小開口部と、前記テープの始終
    端を前記テープと光透過率を異にする検出テープを介し
    てそれぞれ係止した一対の大リールと、前記一対の大リ
    ールを所定リール間距離を隔てた所定位置に位置決め可
    能な如く内蔵する長時間記録用筐体部と、前記長時間記
    録用筐体部内に架張される前記テープを介した位置にお
    いて光路を形成すべく、前記長時間記録用筐体部の底面
    に設けられ、テープ始終端検出手段の侵入を許すセンサ
    ー孔とを有する長時間記録用テープカセットに対して、
    同一の前記所定位置にテープを架張させてなり、前記底
    面に開放した前記小開口部及び前記センサー孔を包含し
    かつ前記一対の大リール間中心近傍までに渡り底面に開
    放した大開口部と、前記テープの始終端をそれぞれ係止
    し前記一対の大リールのフランジ径よりも小さなフラン
    ジ径を有する一対の小リールと、前記一対の小リールを
    前記所定リール間距離と同一距離隔てた同一の前記所定
    位置に位置決め可能な如く内蔵しかつ前記大開口部を除
    き実質的にほぼ同一の最大外形寸法を有する短時間記録
    用筐体部とを有する短時間記録用テープカセット。
JP1489685A 1985-01-29 1985-01-29 短時間記録用テ−プカセツト Expired - Lifetime JPH0719467B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1489685A JPH0719467B2 (ja) 1985-01-29 1985-01-29 短時間記録用テ−プカセツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1489685A JPH0719467B2 (ja) 1985-01-29 1985-01-29 短時間記録用テ−プカセツト

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59027535A Division JPH0756742B2 (ja) 1984-02-16 1984-02-16 短時間記録用テ−プカセツト

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2409045A Division JPH0634342B2 (ja) 1990-12-28 1990-12-28 短時間用テープカセット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60205885A JPS60205885A (ja) 1985-10-17
JPH0719467B2 true JPH0719467B2 (ja) 1995-03-06

Family

ID=11873752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1489685A Expired - Lifetime JPH0719467B2 (ja) 1985-01-29 1985-01-29 短時間記録用テ−プカセツト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0719467B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03283156A (ja) * 1990-03-30 1991-12-13 Sony Corp テープカセット
JPH03283157A (ja) * 1990-03-30 1991-12-13 Sony Corp テープカセット
JPH03295064A (ja) * 1990-04-13 1991-12-26 Sony Corp 記録再生装置
JPH05325478A (ja) * 1991-01-29 1993-12-10 Sony Corp テープカセット

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60205885A (ja) 1985-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4807077A (en) Short time recording tape cassette having a larger open space than that of a long time recording tape cassette
JP2000331403A (ja) カートリッジ磁気テープ装置のローディング・スレッディング機構
US4616274A (en) Tape end detecting device for extractable tape type cassette
US5327306A (en) Compact magnetic recording and reproducing device having movable reels and reel spindles
EP0354783B1 (en) Magnetic recording/reproducing apparatus for selective use with tape cassettes of two different sizes
JPH0756742B2 (ja) 短時間記録用テ−プカセツト
US5012364A (en) Tape-loading mechanism for a magnetic recording/reproducing apparatus for selective use of tape cassettes of two different sizes
JPH0719467B2 (ja) 短時間記録用テ−プカセツト
US5016834A (en) Adaptor for a small-sized tape cassette
US4504876A (en) Miniature type tape cassette
JPS60205848A (ja) 記録再生装置
JP3208621B2 (ja) 記録再生装置
JPH03283156A (ja) テープカセット
JP2850347B2 (ja) 記録及び/又は再生装置
US5363268A (en) Tape cassette
JPS6023421B2 (ja) 小型テ−プカセツト用アダプタ
JPH0634342B2 (ja) 短時間用テープカセット
JPH07105100B2 (ja) 磁気記録再生装置のテ−プロ−デイング機構
US5335129A (en) Interchangeable compact tape cassette
US6978958B2 (en) Recording tape cartridge
JP3845032B2 (ja) 記録テープカートリッジ
JP2004095070A (ja) カートリッジ
JPH0239027B2 (ja)
JPH03295051A (ja) 記録または再生装置
JPH05217256A (ja) 記録または再生装置