JPH07193Y2 - コレクタ電極板 - Google Patents

コレクタ電極板

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JPH07193Y2
JPH07193Y2 JP1989097447U JP9744789U JPH07193Y2 JP H07193 Y2 JPH07193 Y2 JP H07193Y2 JP 1989097447 U JP1989097447 U JP 1989097447U JP 9744789 U JP9744789 U JP 9744789U JP H07193 Y2 JPH07193 Y2 JP H07193Y2
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JP
Japan
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electrode plate
collector
conductive
piece
collector electrode
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JP1989097447U
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JPH0338156U (ja
Inventor
泰司 石崎
正路 安宅
Original Assignee
ミドリ安全工業株式会社
増田 閃一
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、空気清浄機に組み込まれる電気集塵機のコレ
クタの組立てに使用するコレクタ電極板に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
電気集塵機は、機内に吸引した空気中に含まれている粉
塵粒子を荷電するアイオナイザと、このアイオナイザで
荷電された粉塵粒子を捕集するコレクタとで構成され
る。
このコレクタは、フレームに接地電極板と高圧電極板と
を交互に隙間をおいて積層するようにして組立てられて
いる。
従来のコレクタ電極板には、第4図ないし第6図示のよ
うに電気絶縁性が高く、かつ熱成形のよい絶縁シート、
例えばポリプロピレンなどの絶縁シートで成形された電
極基板1の一方の端部に細幅の連結片2を介して導電端
子片3を成形し、電極基板1の片面において両端方向の
中央部分から導電端子片3にかけて導電層4を形成し、
基板1のうち導電層4が形成されていない両側絶縁部分
5、5にスペーサー突起群6、6を成形したものが多く
使用されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来のコレクタ電極板では、その多数枚を導電端子
片3が交互に逆向きになるようにしてコレクタフレーム
に積層し、これらのコレクタ電極の導電端子片3を、コ
レクタフレームのうちの両側縦フレームの導電片が挿入
されている中空部分へ差し込み、導電片に電気的に接触
するように屈曲させてコレクタを組立ていたから、各コ
レクタ電極板の導電端子片3が設けられている端部は、
各縦フレームに連結されるが、各コレクタ電極板の反対
側の端部7は、各縦フレームに単に当接するだけで、各
縦フレームには連結されない。そのため各コレクタ電極
板の端部7側に外力が加わると、各端部7が縦フレーム
からはずれやすく、各コレクタ電極板の幅とコレクタフ
レームの両側縦フレームの幅を狭くする程、各端部7が
縦フレームから一層はずれやすくなる。
本考案は、上記従来の問題点を解消しうるコレクタ電極
板を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本考案は、電気絶縁性が高
く、かつ熱可塑性のよい絶縁シートで成形した電極基板
の一方の端部には、細幅の連結片を含むT字型の導電端
子片を設け、上記電極基板の他方の端部には、細幅の連
結片を含むT字型の絶縁端子片を設け、上記電極基板の
片面において両端方向の中央部分から上記導電端子片に
かけて導電層を形成し、上記電極基板のうち導電層が形
成されていない両側絶縁部分には、スペーサー突起群を
成形してなるものである。
〔実施例〕
以下図面第1図ないし第3図にもとづいて本考案の実施
例を説明すると、8は電気絶縁性が高く、かつ熱可塑性
のよい材質、例えばポリプロピレンの絶縁シートで成形
した電極基板で、一方の端部には、細幅の連結片9を含
むT字型の導電端子片10を連結し、他方の端部には、細
幅の連結片11を含む絶縁端子片12を連設してなる。13は
導電層で、基板1の片面において連結片11側の端部付近
から連結片9側の端部に至る中央部分から連結片9及び
導電端子10の片面にかけて導電塗料の塗膜などにより形
成してなる。14はスペーサー突起群で、基板8のうち導
電層13が形成されていない両側絶縁部分25、25において
導電層13を形成した板面と反対側の板面から突出するよ
うに成形してなる。15は以上の構成よりなるコレクタ電
極板、16はコレクタフレームで、底フレーム17と、底フ
レーム17の両端から直立する中空の縦フレームであっ
て、それらの内側面に、コレクタ電極板15の連結片9、
11をそれぞれ挿通する入口18、19を縦方向に設けてなる
縦フレーム20、21と、縦フレーム20、21の上端間に掛け
渡す上辺フレーム22とからなり、縦フレーム20、21に
は、導電片23、24をそれぞれ挿入してなる。
このコレクタフレーム16は、上辺フレーム22をはずした
状態において、最初のコレクタ電極板15を、縦フレーム
20、21の上端側から、連結片9、11を入口18、19に差し
込むとともに、導電端子片10、絶縁端子片12を縦フレー
ム20、21の中空部分に差し込みつつ降下させていき、底
フレーム17に重ねる。次に2枚目のコレクタ電極板15
を、導電端子片10と絶縁端子片12が最初のコレクタ電極
板15のそれらと逆向きになるようにして縦フレーム20、
21の上端側から連結片11、9を入口18、19に差し込むと
ともに、絶縁端子片12、導電端子片10を縦フレーム20、
21の中空部分に差し込みつつ降下させていき、スペーサ
ー突起群14による間隔をおいて最初のコレクタ電極板15
の上に重ねる。3枚目以降の各コレクタ電極板15につい
ても、以上の操作を繰り返し、それらの導電端子片10と
絶縁端子片12が交互に逆向きになるようにして次々に積
層し、最後に上辺フレーム22を縦フレーム20、21の上端
間に掛け渡して固定する。次いで縦フレーム20、21の中
空部分へその下端側に設けた入口(図中省略)から導電
片23、24をそれぞれ挿入し、各導電端子片10を導電片2
3、24に電気的に接触するように屈曲させることによ
り、コレクタを組立てるものである。
このコレクタは、一方の導電片23に高圧電源の高圧側を
接続し、他方の導電片24に高圧電源の接地側を接続し
て、各コレクタ電極板15を、高圧側電極板と接地側電極
板が交互に積層された状態にし、それらの隙間へ、アイ
オナイザで荷電された粉塵粒子を含む空気を通過させる
ことにより、荷電粉塵粒子を接地側、高圧側いずれかの
コレクタ電極板9の導電層に捕集するものである。
〔考案の効果〕
本考案は、叙上のように構成したから、コレクタ電極板
をコレクタフレームに積層した状態において各電極板の
両端を端子片によってコレクタフレームの両側縦フレー
ムに連結することができ、各電極板に外力が加っても、
コレクタフレームからのはずれを防止でき、電極板の幅
と両側フレームを狭くしても、各電極板を積層状態に確
実に保持することができ、実開昭62−87753号公報に記
載されたコレクタ用電極板を使用する場合に比し、薄型
のコレクタを組立てることができる利点を有し、また導
電端子片を、絶縁端子片より電極基板の長手方向に長く
すると、コレクタの組立時に、導電端子片の折曲部と絶
縁端子片の先端との間に隙間が生じ、導電端子片の導電
片に対する接触長さを可能な限り長くとれて、それらの
電気的接触を一層安定化しうる利点を有する。
【図面の簡単な説明】 図面第1図ないし第4図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図はコレクタ電極板の平面図、第2図はコレク
タフレームにコレクタ電極板を積層した状態の一例を示
す図、第3図はコレクタフレームの上辺フレームを取外
した状態の平面図、第4図は従来のコレクタ電極板の平
面図、第5図は同コレクタ電極板の側面図、第6図は第
4図のA−A線拡大断面図である。 8…電極基板、9…連結片、10…導電端子片、11…連結
片、12…絶縁端子片、13…導電層。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気絶縁性が高く、かつ熱可塑性のよい樹
    脂製の絶縁シートで成形した電極基板の一方の端部に
    は、細幅の連結片を含むT字型導電端子片を設け、上記
    電極基板の他方の端部には、細幅の連結片を含むT字型
    絶縁端子片を設け、上記電極基板の片面において両端方
    向の中央部分から上記導電端子片にかけて導電層を形成
    し、上記電極基板のうち導電層が形成されていない両側
    絶縁部分には、スペーサー突起群を成形してなるコレク
    タ電極板。
  2. 【請求項2】導電端子片を、絶縁端子片より電極基板の
    長手方向に長くした実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のコレクタ電極板。
  3. 【請求項3】電極基板がポリプロピレンからなる実用新
    案登録請求の範囲第1項又は第2項記載のコレクタ電極
    板。
JP1989097447U 1989-08-23 1989-08-23 コレクタ電極板 Expired - Lifetime JPH07193Y2 (ja)

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