JPH0719387Y2 - キリタンポ焼き装置 - Google Patents

キリタンポ焼き装置

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JPH0719387Y2
JPH0719387Y2 JP1991065082U JP6508291U JPH0719387Y2 JP H0719387 Y2 JPH0719387 Y2 JP H0719387Y2 JP 1991065082 U JP1991065082 U JP 1991065082U JP 6508291 U JP6508291 U JP 6508291U JP H0719387 Y2 JPH0719387 Y2 JP H0719387Y2
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JP
Japan
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shaft
sprocket
chain
axially
indexing
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991065082U
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JPH059436U (ja
Inventor
侑次郎 辻
Original Assignee
侑次郎 辻
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は秋田県でキリタンポと称
される食品を特定の周面に自動的に焼き形をつけて焼き
上げるキリタンポ焼き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 キリタンポを水平な状態で焼き上げる
ためのキリタンポの支持装置は本願出願人の実開平3−
34439号で提案されているが、該先行技術は飲食店
などで直接客の目に止まる視界で使用する場合には、手
造りの雰囲気を醸し出す点で味なものであるが、焼キリ
タンポ専用に量産する場合には、焼き形の位置が一定に
ならず、品質にむらのでることと、焼き上がるまで人手
が拘束されるなどの問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 本考案は上記に鑑
み、手造りの雰囲気を醸し出す技術と、焼き形の位置が
一定となり、かつ焼き上がるまでの人手が緩和される技
術を両立したキリタンポ焼き装置を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の考案のキリタンポ
焼き装置は架台の長手方向両端に軸支したスプロケット
を介してチェーンを無端状に張設し、該スプロケットを
軸支する一方の軸にはハンドルを外嵌した一方向クラッ
チを軸装し、前記チェーンの上面にはクシ差管を一体に
したスプロケットを所要数噛合係載し、該クシ差管をサ
ヤ管に着脱自在かつ回動自在に嵌着し、該サヤ管を長手
方向の水平軸を中心に揺動自在に軸支した回動軸に固着
し、該回動軸にはハンドルを装着し、前記架台の前方に
は所要高さで燃焼面を上方に向けた燃焼部を配設して成
るキリタンポ焼き装置において、スプロケットを軸支す
る他方の軸に割出用のスプロケットを軸支し、該スプロ
ケットに噛合するチェーンに割出モータの回転軸に軸装
したスプロケットを噛合して成るものである。第2の考
案は第1の考案において、一方の軸にクラッチを設けて
スプロケット側と一方向クラッチに外嵌したハンドル側
とを係脱自在に接続するとともにハンドル側の軸を揺動
自在に動力伝達機構を介して揺動モータに連係し、他方
の軸に係止するスプロケットを一方向クラッチに外嵌し
て軸支するとともに該軸を動力伝達機構を介して割出モ
ータに連係して成るものである。
【0005】
【作用】第1の考案では割出モータでキリタンポを一定
割出位置に回転させ、一定時間停止状態で焼き上げる。
第2の考案では割出モータでキリタンポを一定割出位置
に回転させ、次いで揺動モータで一定割出位置を中心に
所定の振幅で左右に揺動させつつキリタンポの周面を焼
き上げる。
【0006】
【実施例】本考案を実施例により説明すると、図1、図
2に示すように、架台1の左右側面に張り出した受け座
2には、長手方向に直交する方向を回転中心とする軸受
け3をそれぞれ前後に立設し、該軸受け3に軸支される
軸4の先端部にはそれぞれスプロケット5を軸支し、ス
プロケット5間にはチェーン6を無端状に張設するとと
もに上方を走行するチェーン6を架台1の上面長手方向
に立設した案内レール7にその下面を案内し、前記軸4
の一方(左側軸)の後端には一方向クラッチ8(商品名
カムクラッチ等)を軸装し、該クラッチ8の外周にはハ
ンドル9を係止して成る。他方の軸4の後端には割出用
の大スプロケット10を軸支し、該大スプロケット10
に噛合し、テンションプーリにより適度に張力を調整さ
れたチェーン11には架台1の下方に固着された割出モ
ータ12に駆動される無段変速機13の回転軸に軸支さ
れた小スプロケット14を噛合して成る。一方、架台1
上面の天板には前記チェーン6より後方において、長手
方向の水平軸を回転中心とする軸受け15を左右端に立
設し、軸受け15には回転軸16を軸支し、回転軸16
にはディスタンスカラー17で適宜な間隔をとりながら
所要数の回転子18を固着するとともに左端にはアーム
を張り出してバランスウエイト19を嵌着し、そのやや
右方で左側の軸受け15の近傍にはハンドル20を軸着
して成り、前記回転子18の上面には図3に示すように
バランスウエイト19と反対側、すなわち、前方に向け
て円筒状のサヤ管21を固着し、サヤ管21には円筒状
のクシ差管22を回動自在に内嵌するとともに外周の所
要位置に小スプロケット23を一体に固着し、クシ差管
22には仮想線で示すように、キリタンポ24のクシ2
5が挿通係止されるが、このクシ25の下面は架台1の
前端に逆U状に立設したクシ受け26に係載され、この
状態で小スプロケット23はチェーン6に噛合係載され
る。
【0007】 したがって、架台1の前方に配設した燃
焼部27の火力により、略水平な状態でキリタンポ24
を焼き上げることになるが、特定面をタイマーにより所
要時間焼き上げると割出モータ12を駆動し、無断変速
機13を介してチェーン6を一方向クラッチ8の内輪オ
ーバラン方向に所要時間走行させ、(タイマーセットに
よる)、略クシ差管22を1/3回転したところで割出
モータ12を停止させ、同様に所要時間焼き上げ、以下
前記要領で最後の割出面(3/1回転面)を焼き上げて
完了するが、このとき適宜なブザーかメロディにより焼
き上げ完了を確認できるから、ハンドル20を手前に倒
してキリタンポ24を燃焼面から引き上げる。焼き上が
ったキリタンポ24は周面3ケ所に程よく焼かれた焼き
形がつき、該焼き形の濃淡もタイマーにより自在である
から食通に喜ばれるキリタンポとして提供される。な
お、手動で焼き上げる場合のハンドル9を一体にしたク
ラッチ8を軸装した軸4はチェーン6の割出走行方向
における回転を該一方向クラッチの内輪オーバラン方
向に選択するものであるから、ハンドル9は一定姿勢で
保持される。
【0008】また、図4に示したものは所要の割出位置
で所要の振幅で揺動させながらキリタンポ24を焼き上
げる駆動機構であり、手動操作側の軸4はクラッチ28
を介して揺動モータ29の動力が伝達され、割出モータ
12で駆動される軸4に軸装されるクシ差管22回転用
のスプロケット5は割出モータ12の動力伝達方向を回
転動力伝達方向とした一方向クラッチ30を内嵌して成
るものである。
【0009】したがって、この場合には揺動モータ29
の駆動系をクラッチ28で切り離した状態で割出モータ
12を所要時間駆動し、次いでクラッチ28を入れて揺
動モータ29により割出位置を中心に左右に所要の振幅
で揺動させて焼き上げるものであり、このとき、割出モ
ータ12は一方向クラッチ30により逆転方向には回転
しないが、正転(割出時の回転)方向には断続的に回転
するものである。なお、手動操作の場合はクラッチ28
を切って揺動モータ29の駆動系を切り離せば、ハンド
ル9の操作により断続的にキリタンポ24を所定の焼き
上げ位置に回転させることができる。この駆動機構の場
合には、キリタンポ24の周面割出位置が略均等に焼き
上がるものである。
【0010】
【考案の効果】 以上のように本考案のキリタンポ焼き
装置によれば、飲食店などで手造りの雰囲気を醸し出す
ことと一定品質の焼キリタンポを省力的に量産できる
こととの二面を選択的に活用できる効果を奏する
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るキリタンポ焼き装置の長手方向の
中間部を省略し、一部上面を破断した状態の平面図であ
る。
【図2】図1の正面図(作業者側から見た立面図)であ
る。
【図3】図1におけるキリタンポの支持部を示す拡大縦
断面図である。
【図4】第2の考案における駆動機構図である。
【符号の説明】
4 軸 10 大スプロケット 11 チェーン 12 割出モータ 13 無段変速機 14 小スプロケット 28 クラッチ 29 揺動モータ 30 一方向クラッチ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架台の長手方向両端に軸支したスプロケ
    ットを介してチェーンを無端状に張設し、該スプロケッ
    トを軸支する一方の軸にはハンドルを外嵌した一方向ク
    ラッチを軸装し、前記チェーンの上面にはクシ差管を一
    体にしたスプロケットを所要数噛合係載し、該クシ差管
    をサヤ管に着脱自在かつ回動自在に嵌着し、該サヤ管を
    長手方向の水平軸を中心に揺動自在に軸支した回動軸に
    固着し、該回動軸にはハンドルを装着し、前記架台の前
    方には所要高さで燃焼面を上方に向けた燃焼部を配設し
    て成るキリタンポ焼き装置において、スプロケットを軸
    支する他方の軸に割出用のスプロケットを軸支し、該ス
    プロケットに噛合するチェーンに割出モータの回転軸に
    軸装したスプロケットを噛合して成るキリタンポ焼き装
    置。
  2. 【請求項2】 一方の軸にクラッチを設けてスプロケッ
    ト側と一方向クラッチに外嵌したハンドル側とを係脱自
    在に接続するとともにハンドル側の軸を揺動自在に動力
    伝達機構を介して揺動モータに連係し、他方の軸に係止
    するスプロケットを一方向クラッチに外嵌して軸支する
    とともに該軸を動力伝達機構を介して割出モータに連係
    して成る請求項1記載のキリタンポ焼き装置。
JP1991065082U 1991-07-22 1991-07-22 キリタンポ焼き装置 Expired - Lifetime JPH0719387Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991065082U JPH0719387Y2 (ja) 1991-07-22 1991-07-22 キリタンポ焼き装置

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JP1991065082U JPH0719387Y2 (ja) 1991-07-22 1991-07-22 キリタンポ焼き装置

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Publication Number Publication Date
JPH059436U JPH059436U (ja) 1993-02-09
JPH0719387Y2 true JPH0719387Y2 (ja) 1995-05-10

Family

ID=13276667

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CN109159345A (zh) * 2018-08-16 2019-01-08 上海永明机械制造有限公司 一种双履带型成型机侧链挡块自动同步运行装置及方法

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JP3034439U (ja) * 1996-08-06 1997-02-18 スケルド インターナショナル ビィ.ブィ. バスケットボールスタンド

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JPH059436U (ja) 1993-02-09

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