JPH07193448A - ラインから電力供給される増幅器の歪みコントロールシステム - Google Patents

ラインから電力供給される増幅器の歪みコントロールシステム

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JPH07193448A
JPH07193448A JP30545794A JP30545794A JPH07193448A JP H07193448 A JPH07193448 A JP H07193448A JP 30545794 A JP30545794 A JP 30545794A JP 30545794 A JP30545794 A JP 30545794A JP H07193448 A JPH07193448 A JP H07193448A
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JP
Japan
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signal
amplifier
transistor
output
stage
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Application number
JP30545794A
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English (en)
Inventor
Pietro Consiglio
ピエトロ・コンシーリョ
Carlo Antonini
カルロ・アントニーニ
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SGS THOMSON MICROELECTRONICS
STMicroelectronics SRL
Original Assignee
SGS THOMSON MICROELECTRONICS
SGS Thomson Microelectronics SRL
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Publication date
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/32Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion
    • H03F1/3217Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion in single ended push-pull amplifiers

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 増幅器の出力動特性を実質的に減少させるこ
となく、サプライ電圧の変動等に独立した増幅器用の自
動歪コントロールシステムを提供する。 【構成】 ゲイン段G1、1対のパワートランジスタか
ら成る出力段G2及び前記ゲイン段のゲインを修正する
ための自動ゲインコントロールブロックAGCを有する
システムの、前記パワートランジスタの飽和を独立に検
出してその表示である電流ISH及びISLを発生して合計
電流ISENSを生成し、該合計電流をDCコントロールシ
グナルに変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、増幅器の出力動特性の
実質的な減少を必要とすることなく、その有効性がサプ
ライ電圧の変動、負荷レベル及びプロセススプレッドか
ら実質的に独立した増幅器用の自動歪コントロールシス
テムに関する。本発明のシステムは、それに限定されな
いが、電話線を通して電力供給される電話のスピーチ回
路用として特に有用である。
【0002】
【従来技術及びその問題点】ラウドスピーカーを駆動す
る増幅器を含むラインで電力供給される電話のような多
くの既知の用途では、自動歪コントロールが要求され、
これは通常自動ゲインコントロールシステム(AGC)
により行なわれる。サプライ電力及び電流とともに、最
大電力を負荷へ伝達する能力は、パワー増幅器の付随す
る重要な要件である。例えば一般の電話機である遠隔電
力供給されるシステムでは、受話器がその受け台から上
げられるときに、装置の機能回路に(シグナルを運ぶ)
電話線により直接電力供給される。従ってこのアクチベ
ーションの状態では電流が装置のスピーチ回路を通して
流れる。直流(DC)の場合には、電話のスピーチ回路
は一次近似として、バッテリーに直列接続された抵抗と
同様であると考えられる。他方電話線は、RCセル数が
該電話線の長さの関数である一連のRCネットワークで
あると考えられる。その結果、遠隔電話を流れるDC電
流は、遠方のザブステーションのバッテリーの、電話線
の電気特性の、及び電話線を通して電力供給されるスピ
ーチ回路の関数である。次いで、これは装置のスピーチ
回路を通るサプライ電圧を決定する。
【0003】一般に、電話線から吸収されるDC電流は
優先モードの専用電流デバイダ回路により分割され、全
体として可能な限り電話の正確な動作と機能性を確保し
ている。より洗練された電話では、電話線から引かれる
電流の一部を、所謂「モニタ」及び「増幅された聞取
り」機能を実行するためにラウドスピーカーを駆動する
増幅器に電力供給するために使用できる。ユーザーが受
話器を取り上げることなくしかしボタンを押すことによ
り電話のアクチベーションスイッチを閉じその後必要な
電話番号を指定すると、「モニタ」機能(電話線の状態
のモニタ)が動作するようになる。これらの条件では、
増幅器に電力供給され、電話内のラウドスピーカーを通
してラインの状態を認識することが可能になる。
【0004】2人の電話のユーザー間の会話を近くの人
に聞かせることが望ましい場合に、既に受け台から受話
器を上げることにより接続状態が確立されている「増幅
された」聞取り機能が動作するようになる。勿論電話線
に沿って、電話コミュニケーション(オーディオ)シグ
ナルTX及びRXが交換され、DC電流に重ねられる。
遠隔電力供給システムでは、歪のない増幅シグナルの最
大動的振幅を確保しながら、電力浪費を最小にすること
が特に重要である。
【0005】遠隔電力供給増幅器では、その出力動特性
を最適化するため、逆フェーズで機能する1対の相補バ
イポーラトランジスタ対PNP/NPNから成る出力パ
ワー段を使用できる。その固有の低い動作電流密度のた
め、出力段のプルアップ素子つまりPNPトランジスタ
は比較的大きい集積面積を必要とする。この理由のため
集積回路では、集積回路のPNPトランジスタはしばし
ば実質的にPNPトランジスタと考えられる複合PNP
+NPN構造と置換される。この場合、出力電圧振幅は
約VBE(ベース−エミッタ電圧)だけ減少し、この結
果は実際的な妥協として受け入れられる。電話線から吸
収できる全電流を分割するシステムは、優先的なクリテ
リウムを意図し、これによると装置の基本的な動作のた
めの重要性を減少させる該装置の機能的な回路が、装置
の機能性に関するより高い優先性を有する機能回路の供
給要件を満足した後も利用可能であるDC電流で電力供
給される。
【0006】電話線から引かれるサプライ電流を分割す
るための多くのシステムでは、ある機能回路の、例えば
ラウドスピーカを駆動するオーディオ増幅器のサプライ
電圧は、シャントレギュレータにより電話線のDC電圧
に関連する値に設定される。調節されたサプライ電圧
は、サプライタンクキャパシタを通るよう生ずる。この
タイプのシステムは、C.ヌグエンらのISSCC89
年、IEEE255 〜256 頁の報文「単一チップBIMO
S電話セット」に記載されている。サプライ電流を分割
するために特に適した回路が、本出願人によるヨーロッ
パ特許出願第92830498.9号に記載されている。
【0007】これらの遠隔電力供給システムでは、増幅
器の入力に特に大きなACシグナルが存在すると、全電
気負荷(ラウドスピーカー+増幅器)が、最終的に増幅
器−ラウドスピーカーブロックのサプライタンクキャパ
シタを変化させるシャントレギュレータに変換されるラ
イン電流の一部より大きな電流を要求されることがあ
る。その結果、タンクキャパシタを通る電圧が降下し、
そしてACシグナルの正の及び/又は負のピークと一致
する増幅器のプッシュ−プル出力段の一方及び/又は他
方のトランジスタの飽和のため、増幅器の同じゲインに
ついて強く歪んだ出力シグナルが生ずることがある。
【0008】他に起こり得ることは、増幅器及びその負
荷により吸収される全電流が、ラインから引かれるDC
電流の電流分割システムにより増幅器に伝達される電流
より低く維持されるという事実にもかかわらず、与えら
れた増幅器のゲイン及び入力ACシグナルの振幅につい
て正確な出力ダイナミクスを許容する不十分な電圧が増
幅器のサプライタンクキャパシタを通るように存在する
と、出力段のトランジスタがACシグナルピークに対応
して飽和することがあることである。増幅器の出力段の
トランジスタの飽和により生ずる歪をコントロールする
ために、その出力段の飽和を防止するための増幅器の自
動ゲインコントロールシステム(AGC)が通常使用さ
れる。
【0009】図1は、既知技術に従って自動ゲインコン
トロール(AGC)が装着された増幅器のブロックダイ
アグラムを示す。図示の増幅器は、ゲインブロックG1
及び出力パワーブロックG2から実質的に成っている。
G2ブロックのプッシュプルパワー段のトランジスタの
飽和を防止するために適した自動ゲインコントロール
は、予備増幅器G1の出力のACシグナルを検出し、集
積RCネットワークを横切るように発生するDC電圧を
参照電圧VREF と比較し、かつ前記予備増幅器G1のゲ
インを修正するために使用されるAGC差異シグナルを
発生することにより実行される。
【0010】該システムは、G2の出力段のトランジス
タの飽和を防止できる。他方このようなシステムは実質
的にACシグナルレベルに作用し、所謂製造スプレッド
及び動作温度だけでなく、上述の通り遠隔電力供給シス
テムでサプライ電圧VLSに直接の影響を有する出力ブロ
ックG2のゲインの変動、オフセット電圧、負荷レベル
のような他の因子を考慮できない。実際には参照電圧V
REF は、最大出力電圧振幅を限定できる他の因子の仮想
的な同時発生を考慮に入れて設計段階で固定しなければ
ならず、従ってそれは、増幅器の動作条件の最悪の仮想
状態でも出力トランジスタの飽和を排除できる値に必然
的かつ継続的に固定されなければならない。これは不可
避的に、実際に使用できる最大出力電圧振幅も限定す
る。
【0011】
【発明の構成】遠隔電力供給される増幅器の動特性保護
のための限界を必然的には必要としない歪みの自動コン
トロールシステムの必要性及び有効性がある。この目的
は、本発明の自動ゲインコントロールシステムにより十
分に満足される。基本的に本発明のシステムは、増幅器
の出力段の2個のプッシュプルトランジスタ対の任意の
ものの飽和の結果として生ずる状態を「独立して検出
し」かつそれぞれのトランジスタにより到達する飽和の
状態の表示である電流を発生することから成る。このよ
うにして独立して発生した電流は合計され、生成しかつ
好適にプロセスされた合計電流は集積RCネットワーク
をチャージするために使用される。出力トランジスタの
一方又は他方が飽和に入ったときはいつも、増幅器によ
り増幅されたACシグナルのレベルの実質的な表示であ
るDCシグナルが集積ネットワークを通して生成する。
従って増幅器の予備増幅器セクションのゲインを減少す
るためのゲイン調節ループは、「その飽和を決定する原
因にかかわらず」、パワー段の一方、他方又は両方の出
力トランジスタの飽和条件の「発生後にのみ」アクチベ
ートされる。
【0012】本発明の新システムで達成できる利点は明
瞭である。明らかなように、増幅器の出力動特性は任意
の動作フェーズで電力消費に対する直接の正の効果が生
じ、最大となる。歪みを直接的又は間接的に生じさせる
全ての変数は、本発明の対象である特別な自動ゲインコ
ントロールシステムによる、一層無視できる歪み効果の
発生により効果的にカウンターバランスする。
【0013】添付図面を参照して行なう引き続く重要な
態様の説明により、本発明の異なった態様及び利点は更
に良好に理解されるであろう。図1は上述の通り、既知
技術による、AGCシステムを装着した増幅器の機能的
なブロックダイアグラムである。図2は、本発明による
増幅器の自動ゲインコントロールシステムの機能的なブ
ロックダイアグラムである。図3は、本発明による歪の
自動コントロール回路のダイアグラムである。
【0014】図2のブロックダイアグラムを参照する
と、ゲイン段G1及び出力段G2により構成される増幅
器中の歪をコントロールするための本発明のシステム
は、増幅器のプッシュプル出力パワー段のトランジスタ
の飽和状態を検出し、出力パワー段の両トランジスタの
一方、他方又は両方により到達する飽和の結果として生
ずる状態の表示である電流を発生することに基づいてい
る。
【0015】発生した電流ISH及びISLはブロックΣで
合計され、生成する合計電流ISENSが自動ゲインコント
ロールブロックAGCに供給される。適切にプロセスさ
れた電流ISENSは、集積RCネットワークの一定な電流
EAを通してチャージを決定する。集積ネットワークを通
してDCシグナルが発生し、AGCブロックにより、増
幅器により増幅されるACシグナルのレベルを実質的に
表示するシグナルとして使用される。実際に、集積RC
ネットワークを通る電圧は参照電圧VREF と比較され、
「差異」シグナルあるいはAGCシグナルを発生し、こ
れはゲイン段G1のゲインを修正するために使用され
る。
【0016】換言すると、本発明のシステムは、プッシ
ュプル出力パワー段の一方、他方又は両方のトランジス
タが飽和段に入るときはいつも介入し、AGCコントロ
ールループを通して、出力トランジスタの直線動作条件
を再設定するために十分な、増幅器の全ゲインの相関減
少を決定する。勿論自己調節ループの応答時間は極端に
迅速で、検出できる(聞き取れる)効果を発生しない。
他の動作因子だけでなく応答時間も、電流ISENSのゲイ
ン段のゲインを修正すること、及び/又は集積RCネッ
トワークにより決定される時間定数を修正すること、及
び/又はAGC調節ループの参照電圧VREF を修正する
ことのいずれかにより調節される。
【0017】ラウドスピーカーにより表示される負荷を
駆動するために適した増幅器の典型的な出力段の回路ダ
イアグラムが図3に示されている。一般に該出力段は、
通常のプッシュプルスキームによりパワートランジスタ
PWH 及びPWL の相補対を駆動できる駆動段を含んで
成っている。図示の例では、上部のつまり「プルアッ
プ」トランジスタPWH は図に示した通り、PNPトラ
ンジスタ及びNPNトランジスタを含んで成る複合構造
として集積された形態で実現されている。電気的には、
該複合構造は「等価PNP」トランジスタとしての挙動
を示し、そのエミッタ(E)、ベース(B)及びコレク
タ(C)を図中に特定してある。シリコン上の集積エリ
アをかなり減少させるために適したこの集積回路による
解決法は、トランジスタQ及び対応するバイアス電流発
振器IQ1により構成されるパワーNPN用の駆動段だ
けでなく、前記相補構造のPNP用バイアス電流発振器
IPの使用をも暗示する。
【0018】このダイアグラムは、対応するトランジス
タにより飽和状態に到達した後に、コレクタ電圧を、P
H の等価複合構造のPNPトランジスタ用のベース電
圧を越えて上昇させること、及びコレクタ電圧を、NP
NトランジスタPWL 用のベース電圧より低く降下させ
ることを促進するために追加されるベース抵抗RbH及び
bLも示している。増幅器の出力プッシュプル段のそれ
ぞれのパワートランジスタの飽和状態への到達は、トラ
ンジスタQ3 (トランジスタPWL 用)及びトランジス
タQ2 (等価トランジスタ構造PWH 用)により独立し
て検出される。相補出力対のそれぞれのトランジスタが
直線動作条件にある限り、両検出トランジスタQ2 及び
3はOFF状態にあり、それらのベース−エミッタ接
合を逆にバイアスすることにより該オフ条件に維持され
る。
【0019】パワートランジスタの一方が飽和状態に入
ると、そのベース及びコレクタ間の電圧差がその符号を
反転させ、それぞれのトランジスタ(Q2 及びQ3 )を
導電状態に導く。飽和検出トランジスタQ2 及びQ3
より結果として発生した電流は、合計ノードΣの電流Q
3 をQ4 及びQ5 を通してミラーすることにより合計ノ
ードΣで合成される。従って生成する合計電流I
SENSは、増幅器の入力に供給されるACシグナルの正の
及び/又は負のピークと一致して、一方、他方又は両方
の出力トランジスタにより結果として到達する飽和状態
に関する情報を構成する。このような情報(ISENS)は
従ってACシグナルのレベルに関する情報に対応すると
考えられ、そして自動ゲインコントロールブロックAG
Cに入力される。実際にシグナルISENSはトランジスタ
6 及びQ7 を通して、電流ミラーQ8 −Q9 及びQ10
−Q11を通る電流IQ7の進行を可能にし、電流シグナ
ルを、DC電圧シグナル(集積RCネットワークを通し
て生成する)へ変換するために適した集積RCネットワ
ークをチャージするために使用できる電流IEAを生成す
る。このようなシグナルは、意図的にAGCブロックに
入力される(図2の機能的ブロックダイアグラムを参
照)参照電圧IREF と比較できる。
【0020】図3に示したものの形態である電話セット
の集積スピーチ回路内の本発明の典型的な態様では、サ
プライ電圧VLSは2VMIN から集積回路の製造技術と一
致する電圧まで変化する。通常の製造技術では、増幅器
により吸収される電流を、出力段の動作のクラスABモ
ニタを使用することにより約300 μAまで小さくでき
る。負荷(ラウドスピーカー)を通る電流は電話線の電
流利用性に依存し、通常最大電流吸収約100mAに相当
する。
【0021】等価PNPトランジスタPWH (図2)を
形成するために複合集積構造PNP−NPNを使用する
場合の増幅器の最大出力電圧振幅は、VLS−(1VBE
2VCESAT )で与えられる。全歪みは1%未満である。
全歪みは、サプライ電圧VLSの低下及び/又は電話線か
らのDC電流の利用性の減少だけでなく、プロセススプ
レッド、温度、負荷及び固有ゲイン変化に依存しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】既知技術による、AGCシステムを装着した増
幅器の機能的なブロックダイアグラム。
【図2】本発明による増幅器の自動ゲインコントロール
システムの機能的なブロックダイアグラム。
【図3】本発明による歪の自動コントロール回路のダイ
アグラム。
【符号の説明】
G1・・・ゲイン段 G2・・・出力段 AGC・・・
自動ゲインコントロールブロック ISH、ISR・・・
発生電流 ISENS・・・合計電流 VREF ・・・参照電
圧 Σ・・・合計ノード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カルロ・アントニーニ イタリア国 ベネゴノ・インフェリオレ 21040 ヴィア・ペトラルカ 2

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲイン段と、逆フェーズで機能する1対
    の出力パワートランジスタで構成される出力段を含んで
    成り、かつ増幅されたACシグナルのレベルの表示であ
    るシグナルを発生し、該シグナルを参照電圧と比較して
    増幅器の前記ゲイン段のゲインを修正するために使用可
    能なDCコントロールシグナルを発生させることにより
    増幅器の歪みを自動的にコントロールするシステムにお
    いて、 前記パワートランジスタの任意のものの飽和を独立に検
    出し、かつそれぞれのトランジスタにより到達する飽和
    状態の表示である電流を発生し、 該独立に発生した電流を合計して合成シグナルを生成
    し、 該合計電流シグナルを、実質的に増幅器により増幅され
    たACシグナルのレベルの表示であるDCコントロール
    シグナルに変換することを特徴とするコントロールシス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記合計電流シグナルのDCコントロー
    ルシグナルへの変換が、前記合計電流シグナルで集積R
    Cネットワークをチャージすることにより行なうように
    した請求項1に記載の自動歪みコントロールシステム。
  3. 【請求項3】 増幅器の前記出力トランジスタ対のトラ
    ンジスタの飽和状態の独立検出を、前記トランジスタ対
    の各トランジスタのコレクタ及びベース間の電圧差を検
    出することにより行なうようにした請求項1に記載の自
    動歪みコントロールシステム。
  4. 【請求項4】 前記出力対の各トランジスタのベース−
    コレクタ電圧を、前記対のトランジスタのコレクタに接
    続されたエミッタ及び前記出力トランジスタのベースの
    駆動ノードに接続されたベースを有するバイアス電流発
    生トランジスタにより検出するようにした請求項3に記
    載の自動歪みコントロールシステム。
  5. 【請求項5】 逆フェーズで機能する前記出力対の前記
    トランジスタの少なくとも1個が、実質的に等価トラン
    ジスタ構造が構成されるように接続された相補トランジ
    スタ対を含んで成る複合構造により構成されている請求
    項1から4のいずれかに記載の自動ゲインコントロール
    システム。
  6. 【請求項6】 増幅器が電話線を通して電力供給される
    電話のオーディオ増幅器である請求項1から5のいずれ
    かに記載の自動ゲインコントロールシステム。
  7. 【請求項7】 ゲイン段、逆フェーズで機能する1対の
    パワートランジスタにより構成される出力段、増幅器に
    より増幅されたオーディオシグナルのレベルの表示であ
    るDCシグナルを発生させる手段及び該DCシグナルを
    参照シグナルと比較しかつ前記増幅器のゲイン段のゲイ
    ンを修正するために使用される自動ゲインコントロール
    シグナルを発生させるための手段を含む自動ゲインコン
    トロールループ(AGC)を含んで成る電話線を通して
    電力供給される電話用スピーチ増幅器において、 前記DCシグナルを発生する手段が、 パワートランジスタのコレクタに接続されたエミッタ、
    同じパワートランジスタのベースに接続されたベース、
    及び電流ミラー回路の第1のブランチを通して出力段の
    サプライノードに接続されたコレクタを有する飽和検出
    トランジスタ、 該検出トランジスタにより発生した電流を合計するため
    の手段、及び該合計電流によりチャージ可能で実質的に
    オーディオシグナルレベルの表示であるDCシグナルを
    発生させる集積RCネットワーク、を含んで成ることを
    特徴とするスピーチ増幅器。
  8. 【請求項8】 ゲイン段、出力プッシュプル段、及びオ
    ーディオシグナルのレベルの表示であるDCシグナルを
    発生するための手段を含む自動AGCループを含んで成
    り、ラインモニタ及び増幅聞取り機能を行なうためのオ
    ーディオ増幅器を含むラインで電力供給される電話にお
    いて、 それぞれのパワートランジスタのコレクタに接続された
    エミッタ、同じパワートランジスタのベースに接続され
    たベース、及び電流ミラー回路の第1のブランチを通し
    て出力段のサプライノードに接続されたコレクタを有す
    る飽和検出トランジスタ、 該検出トランジスタにより発生した電流を合計するため
    の手段、及び該合計電流によりチャージ可能で実質的に
    オーディオシグナルレベルの表示であるDCシグナルを
    発生させる集積RCネットワーク、を含んで成ることを
    特徴とする電話。
JP30545794A 1993-11-12 1994-11-14 ラインから電力供給される増幅器の歪みコントロールシステム Pending JPH07193448A (ja)

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