JPH07193201A - 半導体集積回路装置の製造方法及び半導体集積回路装置を構成する基本セル - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法及び半導体集積回路装置を構成する基本セル

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JPH07193201A
JPH07193201A JP33148393A JP33148393A JPH07193201A JP H07193201 A JPH07193201 A JP H07193201A JP 33148393 A JP33148393 A JP 33148393A JP 33148393 A JP33148393 A JP 33148393A JP H07193201 A JPH07193201 A JP H07193201A
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region
transistor
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basic cell
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JP33148393A
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Hide Okubo
秀 大久保
Takako Agari
隆子 上里
Kazuya Nishimura
一也 西村
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用途別に対応して基本セルの態様を変化させ
低消費電力化を図るための半導体集積回路装置の製造方
法、基本セルを提供する。 【構成】 マスタ工程とカスタム工程とを有するマスタ
スライス方式の半導体集積回路装置の製造方法であっ
て、上記マスタ工程は、基本セルにおける少なくともN
型領域内に周囲が当該N型拡散領域領域にて囲まれる素
子分離領域を有するN型拡散領域を形成する第1マスタ
工程と、少なくともN型トランジスタを構成するゲート
電極を、上記素子分離領域において不連続な不連続ゲー
ト電極若しくは連続な連続ゲート電極として、又は上記
不連続ゲート電極及び上記連続ゲート電極として形成す
る第2マスタ工程と、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路装置に
関し、詳しくはマスタスライス方式のゲートアレイLS
Iに適した半導体集積回路装置の製造方法及びマスタス
ライス方式のゲートアレイLSIに適した半導体集積回
路装置を構成する基本セルに関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】半導体プロセスの微細化に伴
い、LSI(大規模集積回路)の集積度は、年々増大し
ている。集積度の増大による発熱の為、安価なパッケー
ジを使用した場合該パッケージの熱容量基準を越える場
合が生じてきた。このような大消費電力のLSIは、高
放熱性を有するパッケージに搭載されるが、コストが高
く不利益となる。この傾向は、マスタスライス方式のL
SIであっても同様であり、半導体メーカは、高速対応
型の従来品とは別に低消費電力用マスタスライスを開発
している。論理MOS LSIの場合、消費電力は、寄
生容量への充放電電流が大きな要因をなすので、低消費
電力化の為には、寄生容量を低減することが最も効果的
である。従って、トランジスタサイズ(チャネル幅)の
小さい基本セル(ベーシックセルともいう)を用いたマ
スタスライスを開発する必要がある。上記マスタスライ
スを新規に開発する場合は、論理回路を形成する為のカ
スタムレイアウトを新マスタスライスに合わせて新規に
開発しなければならないという問題点がある。
【0003】又、一般的なゲートアレイにおける従来の
基本セルのレイアウトを図35に示す。 従来の基本セ
ルは、ソース領域101及びソース若しくはドレイン領
域の共用領域102からなるN型拡散領域105の上記
共用領域102を共用する2つのNチャネル型トランジ
スタ103,104を含むNチャネル領域100と、ソ
ース領域201及びソース若しくはドレイン領域の共用
領域202からなるP型拡散領域205の上記共用領域
202を共用する2つのPチャネル型トランジスタ20
3,204を含み上記Nチャネル型トランジスタ103
等におけるチャネル幅方向に配置されるPチャネル領域
200とを有する。尚、ソース領域101,201はド
レイン領域である場合もあり、又、第1導電型拡散領域
はN型拡散領域105に相当し、第1導電型トランジス
タはNチャネル型トランジスタ103,104に相当
し、第1導電型領域はNチャネル領域に相当し、第2導
電型拡散領域はP型拡散領域205に相当し、第2導電
型トランジスタはPチャネル型トランジスタ203,2
04に相当し、第2導電型領域はPチャネル領域に相当
する。このように一つの基本セルで2個のPチャネル型
トランジスタ203,204と2個のNチャネル型トラ
ンジスタ103,104とを形成している。図35に示
すような基本セルは、不必要にトランジスタサイズが大
きいため、無用な電流消費があり、使用効率も悪い。
【0004】SRAM(スタティックRAM)のメモリ
セルの例で説明する。図36にSRAMのメモリセルの
回路図を示す。この回路はPチャネル型トランジスタが
2個とNチャネル型トランジスタが4個であるから、図
35に示す基本セルが2個必要となる。したがって、未
使用のPチャネル型トランジスタが2個生じるため、使
用効率が悪くなり、チップ面積と消費電流が増大すると
いう問題点がある。
【0005】尚、上記基本セルにおける他の従来技術と
して以下のものが公開されている。例えば特開昭61−
245548号公報では、基本セルを構成するPチャネ
ルトランジスタとNチャネルトランジスタの比率を1:
2とし、かつ互いに近接して構成している。又、特開昭
60−72247号公報では、(1)汎用セルを決定す
る各層のマスクのうちポリシリコン層のマスクのみ異な
る複数の汎用セルをもつもの、(2)ポリシリコン層の
み異なる複数の汎用セルのうち少なくとも一つがメモリ
素子専用で、他の少なくとも一つが論理素子専用の汎用
セルであるものが開示されている。又、特開昭60−1
7930号公報では、ゲートが接続された2対のPチャ
ネル型トランジスタとNチャネル型トランジスタを有
し、Pチャネル領域の外側に更に2個のPチャネル(或
はNチャネル)トランジスタとNチャネル領域の外側に
更に2個のNチャネル(或はPチャネル)トランジスタ
を併設したものが開示されている。又、特開昭60−6
5546号公報には、大サイズのトランジスタアレイの
隣に近接して小サイズのトランジスタアレイを形成しこ
の大小トランジスタアレイ対を相互間に配線領域をのこ
して複数列形成したものが開示されている。
【0006】しかし、特開昭60−72247号公報、
特開昭60−17930号公報、特開昭60−6554
6号公報に開示される発明では、低消費電力用途、高速
用途にトランジスタひいては該トランジスタを使用する
回路を作り分けることができないという問題がある。
又、Pチャネル型トランジスタ数とNチャネル型トラン
ジスタ数の比率が1:1であるから、図36のようなS
RAMのメモリセルを実現する場合には、上述したよう
に未使用のPチャネル型トランジスタが生じ、使用効率
が悪くなるという問題がある。又、特開昭62−245
548号公報に開示される発明では、低消費電力用途、
高速用途に作り分けるためには、ポリシリコンや拡散を
メタル等で接続する必要があり、配線効率が悪いという
問題がある。
【0007】本発明は上述したような問題点を解決する
ためになされたもので、用途別に対応して基本セルの態
様を変化させ低消費電力化を図るための半導体集積回路
装置の製造方法並びに低消費電力及び使用効率の向上を
図るための半導体集積回路装置の基本セルを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段とその作用】本発明の半導
体集積回路装置の製造方法は、ソース領域及びソース若
しくはドレイン領域の共用領域からなる第1導電型拡散
領域の上記共用領域を共用する2つの第1導電型トラン
ジスタを含む第1導電型領域と、ソース領域及びソース
若しくはドレイン領域の共用領域からなる第2導電型拡
散領域の上記共用領域を共用する2つの第2導電型トラ
ンジスタを含み上記第1導電型トランジスタにおけるチ
ャネル幅方向に配置される第2導電型領域とを有する基
本セルを半導体基板上に縦横に形成するマスタ工程と、
形成された上記基本セル間の接続を行うカスタム工程と
を有するマスタスライス方式の半導体集積回路装置の製
造方法であって、上記マスタ工程は、上記基本セルにお
ける少なくとも上記第1導電型領域内に周囲が当該第1
導電型拡散領域領域にて囲まれる素子分離領域を有する
上記第1導電型拡散領域を形成する第1マスタ工程と、
少なくとも上記第1導電型トランジスタの該第1導電型
トランジスタを構成するゲート電極を、上記素子分離領
域において不連続な不連続ゲート電極若しくは連続な連
続ゲート電極として形成する第2マスタ工程とを備えた
ことを特徴とする。
【0009】又、本発明の半導体集積回路装置の基本セ
ルは、ソース領域及びソース若しくはドレイン領域の共
用領域からなる第1導電型拡散領域の上記共用領域を共
用する2つの第1導電型トランジスタを含む第1導電型
領域と、ソース領域及びソース若しくはドレイン領域の
共用領域からなる第2導電型拡散領域の上記共用領域を
共用する2つの第2導電型トランジスタを含み上記第1
導電型トランジスタにおけるチャネル幅方向に配置され
る第2導電型領域とを有する、マスタスライス方式の半
導体集積回路装置を構成する基本セルであって、少なく
とも上記第1導電型領域において上記2つの第1導電型
トランジスタにて共用していないソース又はドレイン領
域のいずれか一つを共用する、上記トランジスタの導電
型と同じ導電型である第1サブトランジスタを上記第1
導電型拡散領域におけるチャネル長方向に備えたことを
特徴とする。
【0010】又、本発明の半導体集積回路装置の基本セ
ルは、上記第1サブトランジスタにおいて、上記第1サ
ブトランジスタを構成する電極領域の内、上記第1導電
型トランジスタと共用していない方のソース又はドレイ
ン領域は他のトランジスタと共用することもできる。
【0011】このように構成することで、第1サブトラ
ンジスタ及び第3トランジスタは例えば第1導電型トラ
ンジスタよりもチャネル幅を短く形成することで低消費
電力型のトランジスタを構成するように作用する。
【0012】
【実施例】本発明の半導体集積回路装置の基本セル及び
半導体集積回路装置の製造方法の一実施例について図を
参照しながら以下に説明する。図1には、本実施例にお
ける基本セルの一例を示す。尚、図35に示す構成部分
と同じ構成部分については同じ符号を付しその説明を省
略する。又、図1、図35等の基本セルを示す図におい
て、図示の凡例を図33に示す。図1に示す基本セルに
おいて例えばN型拡散領域105には、周囲がN型拡散
領域105にて包囲されるようにして、N型不純物を拡
散しない素子分離領域110が形成される。さらに、ポ
リシリコンからなるゲート電極がN型拡散領域105に
形成されトランジスタを形成するが、上記素子分離領域
110にてゲート電極106aとゲート電極107aと
は不連続となるように、ゲート電極108aとゲート電
極109aとは不連続となるように各ゲート電極が形成
される。よって、N型拡散領域105には、4つのNチ
ャネル型トランジスタ106,107,108,109
が形成される。したがって、一つの基本セルには、2個
のPチャネル型トランジスタ203,204と、2個の
Nチャネル型トランジスタ106,108と、2個のN
チャネル型トランジスタ107,109とが計3段に形
成される。
【0013】このように構成される基本セルは以下のよ
うに製造される。従来より、ゲートアレイでは、予め基
本セルを形成しておくマスタ工程と、回路を形成するた
めに素子間の接続を行うカスタム工程とがある。本実施
例の基本セルでは、図2の通り、マスタ工程を更に2つ
の第1マスタ工程と第2マスタ工程に分ける。第1マス
タ工程では、素子分離領域110の形成をも含み半導体
基板にN型拡散領域105及びP型拡散領域205を形
成する、即ち拡散工程を行う。次に第2マスタ工程で
は、ゲート電極を形成するポリシリコン工程を行う。
【0014】ここで本実施例の基本セルは上述したよう
に素子分離領域110を設けることで、ポリシリコン工
程においてマスクを使い分けることにより、図1に示す
ように、又上述したようにゲート電極であるポリシリコ
ンが非接続の基本セルを形成することができ、さらに、
図3に示すようにトランジスタ106とトランジスタ1
07とのゲート電極及びトランジスタ108とトランジ
スタ109とのゲート電極であるポリシリコンが接続さ
れた基本セルとを一つのウエハ上にて作り分けることが
できる。尚、図3に示す構成部分において図1と同じ構
成部分については同じ符号を付している。又、トランジ
スタ106とトランジスタ107とのゲート電極は接続
し、トランジスタ108とトランジスタ109とのゲー
ト電極は非接続とするということもできる。
【0015】このようにゲート電極の接続、非接続によ
りチャネル幅が異なるトランジスタを形成可能であるの
で、チャネル幅が小さいトランジスタは低消費電力型の
トランジスタとして利用でき、チャネル幅が大きいトラ
ンジスタは高速動作型のトランジスタとして利用でき
る。図1に示すように、2段のNチャネル型トランジス
タ106,107並びに108,109のうち、上段の
トランジスタ106,108のトランジスタサイズ、即
ちチャネル幅をWN1、下段のトランジスタ107,1
09のチャネル幅をWN2とすれば、マスタのチャネル
幅は低消費電力用ではWN1、高速用ではWN1+WN
2となる。
【0016】基本セルを低消費電力用に使用する場合
は、図1に示す基本セルを形成後、カスタム工程に入
る。一方、基本セルを高速用に使用する場合には、図3
の基本セルを形成後、カスタム工程に入る。又、図4に
示すように、P型拡散領域205においても素子分離領
域210を形成することで、Pチャネル型トランジスタ
203,204についてもNチャネル型トランジスタ1
06等と同様に、2段に分離することができる。尚、図
4に示す構成部分において図1に示す構成部分と同じ構
成部分については同じ符号を付している。
【0017】次に、上述したような本実施例の基本セル
を形成後、カスタム工程で回路を形成するための、低消
費電力用カスタムレイアウトと高速用カスタムレイアウ
トについて説明する。図5は低消費電力用レイアウトを
示しインバータの例を示す。この場合、図1に示す低消
費電力用基本セルに、図6のインバータのカスタムレイ
アウト300と、下段のNチャネルト型ランジスタ10
7,109のゲート107a,109aをGND(グラ
ンド)に固定する、図7に示すカスタムレイアウト30
1とを重ねている。このとき、Nチャネル型トランジス
タ106のチャネル幅はWN1である。尚、図5に示す
構成部分において図1に示す構成部分と同じ構成部分に
ついては同じ符号を付している。又、図5に示す直線、
点線等の凡例は図33に示すものである。
【0018】図8は高速用レイアウトで、インバータの
例を示す。図3の高速用マスタに、図6のインバータの
カスタムレイアウト300を重ねている。このとき、N
チャネル型トランジスタ106,107等のチャネル幅
はWN1+WN2である。尚、図8に示す構成部分にお
いて図3に示す構成部分と同じ構成部分については同じ
符号を付している。
【0019】図9に他の低消費電力用カスタムレイアウ
トを、図10に他の高速用カスタムレイアウトの例とし
て、それぞれ2入力NANDを示す。インバータの例と
同じく、図10で、高速用マスタ(図3)に重ねた高速
用カスタムレイアウトと図7に示すGND固定カスタム
レイアウト301を低消費用マスタ(図1)に重ねるこ
とで、図9に示す低消費電力用カスタムレイアウトが実
現できる。即ち、高速用カスタムレイアウトを作成し、
GND固定カスタムレイアウト301を重ねることで、
低消費電力用カスタムレイアウトができるので、論理セ
ルを作成するのに必要な時間が1/2になる。
【0020】又、従来通りマスタ工程を分けず、図1に
示す基本セルで低消費電力用レイアウト、高速用レイア
ウトを作成することも可能である。この場合は、1チッ
プに低消費電力用レイアウト、高速用レイアウトを混在
することもできる。図11に示すインバータ、2入力N
ANDのレイアウトについて、図1に示す基本セルを3
つ使用して作成した実施例を図12に示す。INV40
2,NAND404は低消費電力用、INV401,N
AND403はゲートをメタルなどで接続し、高速用と
して用いる。尚、図12に示す3つの基本セルの各構成
部分について、図1に示す基本セルの構成部分に付した
符号の記載は省略している。
【0021】前例をSRAMのメモリセルに適用した例
を示す。図13は、図1に示す基本セル3つにてSRA
Mのメモリセルを実現したレイアウトの実施例である。
1基本セルで1つのSRAMのメモリセルを実現するこ
とができる。又、図14は図13に対応する回路図で、
図14に示す符号413は図36をトランジスタレベル
になおしたものである。尚、図13に示す符号と図14
に示す符号とは一致している。図13、図14中、符号
401はワードラインWL0でゲート411,412に
接続される。符号402はワードラインWL1で、次の
メモリセルに接続される。符号403,404はビット
ラインの反転信号BL0BとビットラインBL0であ
る。符号405,406で構成されるインバータの出力
信号410が符号407,408で構成されるインバー
タの入力となり、その出力信号409が上記インバータ
の入力となる。符号414,415は基板電位をとるた
めの拡散である。尚、図13に示す3つの基本セルの各
構成部分について、図1に示す基本セルの構成部分に付
した符号の記載は省略している。
【0022】図1、図3では、Nチャネル型トランジス
タ106等のソース又はドレインの一方が共通になって
いるが、図15のように独立させることも可能である。
この場合、高速用の基本セルを形成するには、D1とD
3、D2とD4、S12とS34、P1とP3、P2と
P4を接続する必要がある。接続は、例えばポリシリコ
ンで行ってもよいし、TiN等の高融点金属を用いた配
線材にて行ってもよい。図16に、P1とP3、P2と
P4はポリシリコンで、D1とD3、D2とD4、S1
2とS34は他の配線材で接続した例を示す。
【0023】次に、図1及び図3に示す第1基本セルと
は異なる形態の第2基本セルについて説明する。このよ
うな第2基本セルを図17、図18に示す。図17等に
示す第2基本セルを使用することで、SRAMのメモリ
セルを実現する場合に、図13と同様にビットラインに
接続させれるドレインの面積を小さくすることにより、
ビットライン容量を減らし、消費電流を抑えることので
きる。第2基本セルは、図17に示すように、従来の基
本セル(図35参照)におけるソース又はドレイン領域
101,201のチャネル長方向に、ソース又はドレイ
ン領域101,201を共通電極とし、ソース又はドレ
イン領域101,201に平行に延在して形成されるド
レイン又はソース領域151,251を設けたNチャネ
ル型トランジスタ150、Pチャネル型トランジスタ2
50を形成した構造をなす。尚、Nチャネル型トランジ
スタ150、Pチャネル型トランジスタ250のゲート
電極150a,250aは、Nチャネル型トランジスタ
103,Pチャネル型トランジスタ203等のチャネル
幅の約半分の長さにてなる。
【0024】さらに、第2基本セルには、このように形
成されたNチャネル型トランジスタ150、Pチャネル
型トランジスタ250に対して、N型拡散領域105に
おける対角位置にNチャネル型トランジスタ165、P
チャネル型トランジスタ265を形成するのが好まし
い。尚、このようなNチャネル型トランジスタ165、
Pチャネル型トランジスタ265は、上述したNチャネ
ル型トランジスタ150、Pチャネル型トランジスタ2
50と同様に形成されるものである。
【0025】このように図17に示す第2基本セルは、
Nチャネル型トランジスタ165、Pチャネル型トラン
ジスタ265をも含めると1基本セルに4個のPチャネ
ル型トランジスタと4個のNチャネル型トランジスタを
それぞれチャネル長方向に1段に形成している。
【0026】図18には、上述した第2基本セルの変形
例を示しており、Nチャネル領域のみについてNチャネ
ル型トランジスタ150及びNチャネル型トランジスタ
165を備えた場合を示している。よってこの変形例の
第2基本セルでは、1基本セルに2個のPチャネル型ト
ランジスタと4個のNチャネル型トランジスタをそれぞ
れ1段に形成している。
【0027】図19に、図17に示す第2基本セルでS
RAMのメモリセルを実現したレイアウトの実施例を示
す。1基本セルで1つのSRAMのメモリセルを実現す
ることができる。尚、図19に示す3つの第2基本セル
の各構成部分について、図17に示す第2基本セルの構
成部分に付した符号の記載は省略している。又、図20
は図36を図19に対応するようにトランジスタレベル
に直した回路図である。図19、図20中、符号421
はワードラインWL0でゲート431、432に接続さ
れる。符号423、424はビットラインの反転信号B
L0BとビットラインBL0である。符号425、42
6で構成されるインバータの出力信号430が符号42
7、428で構成されるインバータの入力となり、その
出力信号429が前記インバータの入力となる。符号4
34、435は基板電位をとるための拡散である。
【0028】図21、図22は、図17、18に示す4
個のトランジスタ103,104,203,204の両
端に位置するNチャネル型トランジスタ150とNチャ
ネル型トランジスタ160、及びPチャネル型トランジ
スタ250とPチャネル型トランジスタ260とのゲー
トとなるポリシリコンどうしがそれぞれ接続されたもの
である。尚、Nチャネル型トランジスタ160とは、N
チャネル型トランジスタ150及びNチャネル型トラン
ジスタ165を設けた第2基本セルをチャネル長方向に
複数並べた場合に上記Nチャネル型トランジスタ150
のチャネル幅方向に位置する、隣接する第2基本セルに
おけるトランジスタである。同様に、Pチャネル型トラ
ンジスタ260とは、Pチャネル型トランジスタ250
及びPチャネル型トランジスタ265を設けた第2基本
セルをチャネル長方向に複数並べた場合に上記Pチャネ
ル型トランジスタ250のチャネル幅方向に位置する、
隣接する第2基本セルにおけるトランジスタである。
【0029】図23に、図22に示す基本セルでSRA
Mのメモリセルを実現したレイアウトの実施例を示す。
1基本セルで1つのSRAMのメモリセルを実現するこ
とができる。尚、図23には、図22に示す基本セルの
構成部分に付した符号の記載は省略している。又、図2
4は図14に示す回路を図23に対応するようにトラン
ジスタレベルに直した回路図である。図23では、ビッ
トラインで接続されるメモリセルのトランジスタ45
1、452のドレイン領域152,153の面積が小さ
くなっている為、ビットラインの容量が小さくなり、消
費電流を減らすことができる。尚、図23に示す構成部
分に付した番号は、図24において対応する構成部分に
対応する番号を付している。
【0030】図34に、他の基本セルである第3基本セ
ルの形態を示す。第3基本セルは、上述した第2基本セ
ルにおける例えばNチャネル型トランジスタ150にお
けるドレイン又はソース領域151を隣接する基本セル
におけるトランジスタと共用するようにしたものであ
る。図34において、第3基本セルは、図35に示す従
来の基本セルに、さらにソースもしくはドレイン領域1
01を共用し、Nチャネル型トランジスタ103等のチ
ャネル長方向であってN型拡散領域105に隣接して形
成されるドレインもしくはソース領域171及びゲート
電極170aから構成されるNチャネル型トランジスタ
170を設けたものである。尚、図25に示すように上
記ドレインもしくはソース領域171は、隣接する他の
第3基本セルにおいてゲート電極を上記ゲート電極17
0aに平行に形成したNチャネル型トランジスタ175
のドレインもしくはソース領域としても共用される。さ
らに、又、図25に示すように第3基本セルにおいてN
チャネル型トランジスタ170に対向してN型拡散領域
105にNチャネル型トランジスタ180を形成するこ
ともできる。
【0031】このように図25に示す第3基本セルで
は、Nチャネル型トランジスタ180をも含めると、1
基本セル内に2個のPチャネル型トランジスタ203,
204と4個のNチャネルトランジスタ103,10
4,170,180をそれぞれ1段に形成している。4
個のNチャネルトランジスタのソース又はドレイン領域
は拡散で接続されており、基本セルを並べると隣の基本
セルの拡散とも接続される。
【0032】図26には、図25に示す基本セルでSR
AMのメモリセルを実現したレイアウトの実施例を示
す。1基本セルで1つのSRAMのメモリセルを実現す
ることができる。又、図27は図36を図26に対応す
るようにトランジスタレベルに直した回路図である。図
26、図27中、符号461はワードラインWL0であ
りゲート471、472に接続される。符号463、4
64はビットラインの反転信号BL0Bとビットライン
BL0である。符号465、466で構成されるインバ
ータの出力信号470が符号467、468で構成され
るインバータの入力となり、その出力信号469が前記
インバータの入力となる。符号474、475は基板電
位をとるための拡散である。図26に示す構成は、符号
463のビットラインに接続される隣合うメモリセルの
トランジスタ472、476のドレイン領域172が共
通になっているため、面積が小さくなり、ビットライン
の容量も小さくなるので、消費電流を減らすことができ
る。
【0033】図28に、図25に示す基本セルにて、2
入力NANDを実現したレイアウトを示す。Nチャネル
型トランジスタ170−1,175−2,170−2,
175−2の各ゲート及びソース領域171−1,17
1−2をGNDに接続し、トランジスタ170−1,1
75−2,170−2,175−2を常にオフ状態にし
ておく。
【0034】又、図17、図18、図21、図22に示
す基本セルでも、図36と同様にロジックゲートを実現
することができる。
【0035】図29は、図25に示す基本セルにおい
て、Pチャネル領域にもNチャネル領域と同様に2個の
Pチャネル型トランジスタ270,275を加え、合計
4個のPチャネル型トランジスタ203,204,27
0,275を、上述したNチャネル型トランジスタ10
3等と同様にチャネル長方向に1段に形成している。
【0036】図30は、図29に示す基本セルでSRA
Mのメモリセルを実現したレイアウトの実施例で、図2
8にPチャネル型トランジスタ481,482が追加さ
れている。Pチャネル型トランジスタ481,482の
ゲートとソースはGNDに接続されている。尚、図30
に示す構成部分の内、図26に示す構成部分と同じ構成
部分については同じ符号を付している。
【0037】図31は、図29に示す基本セルで、図3
2に示すセットバー付きラッチを実現したレイアウトで
ある。図35に示す従来の基本セルを使うと基本セルが
3個必要となるが、図29の基本セルを使用すると2個
で実現することができる。くわしく説明すると、図35
に示す従来の基本セルを使うと、1個の基本セルでPチ
ャネル型トランジスタ2個、Nチャネル型トランジスタ
2個(計4個)を形成することができる。図32に示す
セットバー付ラッチは、Pチャネル型トランジスタ5
個、Nチャネル型トランジスタ5個が必要なので最低3
個の基本セルが必要となる。図29に示す基本セルを用
いると、1個の基本セルでPチャネル型トランジスタ4
個、Nチャネル型トランジスタ4個を形成することがで
きるため、図31に示すとおり、最低2個の基本セルで
実現できる。尚、図32において、図31に符号を付し
て示す構成部分に対応する箇所には同じ符号を付してい
る。
【0038】上述した実施例における基本セルは4個の
Nチャネル型トランジスタのソース又はドレイン部分が
拡散で接続されているので、上記特開昭61−2455
48号公報に開示される発明に比べて配線効率が良くす
ることができる。又、本実施例における基本セルでは、
ポリシリコン工程までがマスタとなり、上記特開昭60
−72247号とはこの点で異なる。又、特開昭60−
17930号公報に開示される基本セルを使用してSR
AMメモリセルを実現する場合には、メモリセル1個に
つき未使用のPチャネルトランジスタが2個できるが、
本実施例における基本セルを使用する場合には、未使用
のトランジスタは発生しない。特開昭60−65546
号公報に開示される基本セルを使用してSRAMメモリ
セルを実現する場合には、メモリセル1個につき未使用
のPチャネルトランジスタが2個できるが、本実施例に
おける基本セルを使用する場合には、未使用のトランジ
スタが発生しない。
【0039】以上説明したように、本実施例の基本セル
を使用した場合には、ゲート電極を接続、又は非接続す
ることにより、低消費電力用途、高速用用途など複数の
用途に対応したトランジスタを構成することができる。
又、一つの基本セルが2個のPチャネル型トランジスタ
と4個のNチャネル型トランジスタで構成することもで
きるため、SRAMメモリセルを1基本セルで実現する
ことができる。又、図35の基本セル用に開発したライ
ブラリをそのまま使うことができる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の半導体集積
回路装置の製造方法によれば、素子分離領域を形成する
第1マスタ工程とゲート電極を接続、又は非接続する第
2マスタ工程とを備えたことにより、低消費電力用途、
高速用用途など複数の用途に対応したトランジスタを構
成することができる。
【0041】又、本発明の半導体集積回路装置の基本セ
ルによれば、一つの基本セルが2個の第2導電型トラン
ジスタと4個の第1導電型トランジスタにて構成するこ
ともできることから、構成したい回路を過剰なトランジ
スタ数にて構成することを避けることができチップにお
ける面積上の使用効率の向上を図ることができ、又、そ
の回路を構成するトランジスタの適性に応じてトランジ
スタのチャネル幅を選択できるので回路全体の消費電力
の低減を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の半導体集積回路装置の基本セルの一
実施例におけるパターンを示す図である。
【図2】 本発明の半導体集積回路装置の製造方法の概
念を説明するための図である。
【図3】 図1に示す基本セルにおいて、ゲート電極を
接続した場合を示す図である。
【図4】 図1に示す基本セルの他の実施例を示す図で
ある。
【図5】 低消費電力用レイアウトを示す図である。
【図6】 インバータを構成するためのカスタムレイア
ウトを示す図である。
【図7】 ゲートをグランドに固定するためのカスタム
レイアウトを示す図である。
【図8】 高速動作用のレイアウトを示す図である。
【図9】 低消費電力用レイアウトの他の例を示す図で
ある。
【図10】 高速動作用のレイアウトの他の例を示す図
である。
【図11】 構成するレイアウトを示す、インバータ及
びNANDを示す図である。
【図12】 図1に示す基本セルを使用したインバー
タ、2入力NANDのレイアウトを示す図である。
【図13】 図1に示す基本セルにてSRAMを形成し
た場合のレイアウトを示す図である。
【図14】 図13に対応する回路図である。
【図15】 図1に示す基本セルの他の実施例を示す図
である。
【図16】 図15に示す基本セルに配線を施した状態
を示す図である。
【図17】 本発明の半導体集積回路装置の基本セルの
他の実施例におけるパターンを示す図である。
【図18】 図17に示す基本セルの変形例を示す図で
ある。
【図19】 図17に示す基本セルにてSRAMを形成
した場合のレイアウトを示す図である。
【図20】 図19に示すレイアウトをトランジスタレ
ベルにて記載した図である。
【図21】 図17に示す基本セルの変形例を示す図で
ある。
【図22】 図18に示す基本セルの変形例を示す図で
ある。
【図23】 図22に示す基本セルにてSRAMを形成
した場合のレイアウトを示す図である。
【図24】 図23に示すレイアウトをトランジスタレ
ベルにて記載した図である。
【図25】 本発明の半導体集積回路装置の基本セルの
他の実施例におけるパターンを示す図である。
【図26】 図25に示す基本セルにてSRAMを形成
した場合のレイアウトを示す図である。
【図27】 図26に示すレイアウトをトランジスタレ
ベルにて記載した図である。
【図28】 図25に示す基本セルにて2入力NAND
を形成したときのレイアウトを示す図である。
【図29】 図25に示す基本セルの変形例を示す図で
ある。
【図30】 図29に示す基本セルにてSRAMを形成
した場合のレイアウトを示す図である。
【図31】 図29に示す基本セルにてセットバー付き
ラッチを形成した場合のレイアウトを示す図である。
【図32】 セットバー付きラッチを示す回路図であ
る。
【図33】 図1等に示す凡例を記載した図である。
【図34】 本発明の半導体集積回路装置の基本セルの
他の実施例におけるパターンを示す図である。
【図35】 ゲートアレイにおける従来の基本セルの形
態を示す図である。
【図36】 SRAMのメモリセルの回路図である。
【符号の説明】
100…Nチャネル領域、101…ソース領域、102
…ドレイン領域、103,104…Nチャネル型トラン
ジスタ、105…N型拡散領域、106,107,10
8,109…Nチャネル型トランジスタ、110…素子
分離領域、150…Nチャネル型トランジスタ、151
…ドレイン若しくはソース領域、160…Nチャネル型
トランジスタ用素子、165…Nチャネル型トランジス
タ 171…ドレイン若しくはソース領域、170…Nチャ
ネル型トランジスタ用素子、175…Nチャネル型トラ
ンジスタ、200…Pチャネル領域、201…ソース領
域、202…ドレイン領域、203,204…Pチャネ
ル型トランジスタ、205…N型拡散領域、210…素
子分離領域、251…ドレイン若しくはソース領域、2
60…Pチャネル型トランジスタ用素子、265…Pチ
ャネル型トランジスタ、271…ドレイン若しくはソー
ス領域、270…Pチャネル型トランジスタ用素子、2
75…Pチャネル型トランジスタ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソース領域及びソース若しくはドレイン
    領域の共用領域からなる第1導電型拡散領域の上記共用
    領域を共用する2つの第1導電型トランジスタを含む第
    1導電型領域と、ソース領域及びソース若しくはドレイ
    ン領域の共用領域からなる第2導電型拡散領域の上記共
    用領域を共用する2つの第2導電型トランジスタを含み
    上記第1導電型トランジスタにおけるチャネル幅方向に
    配置される第2導電型領域とを有する基本セルを半導体
    基板上に縦横に形成するマスタ工程と、形成された上記
    基本セル間の接続を行うカスタム工程とを有するマスタ
    スライス方式の半導体集積回路装置の製造方法であっ
    て、 上記マスタ工程は、 上記基本セルにおける少なくとも上記第1導電型領域内
    に周囲が当該第1導電型拡散領域領域にて囲まれる素子
    分離領域を有する上記第1導電型拡散領域を形成する第
    1マスタ工程と、 少なくとも上記第1導電型トランジスタの該第1導電型
    トランジスタを構成するゲート電極を、上記素子分離領
    域において不連続な不連続ゲート電極若しくは連続な連
    続ゲート電極として形成する第2マスタ工程と、を備え
    たことを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 ソース領域及びソース若しくはドレイン
    領域の共用領域からなる第1導電型拡散領域の上記共用
    領域を共用する2つの第1導電型トランジスタを含む第
    1導電型領域と、ソース領域及びソース若しくはドレイ
    ン領域の共用領域からなる第2導電型拡散領域の上記共
    用領域を共用する2つの第2導電型トランジスタを含み
    上記第1導電型トランジスタにおけるチャネル幅方向に
    配置される第2導電型領域とを有する、マスタスライス
    方式の半導体集積回路装置を構成する基本セルであっ
    て、 少なくとも上記第1導電型領域内に設けられる、周囲が
    当該第1導電型拡散領域領域にて囲まれる素子分離領域
    と、 少なくとも上記第1導電型トランジスタの上記素子分離
    領域にて不連続な不連続ゲート電極と、を備えたことを
    特徴とする半導体集積回路装置を構成する基本セル。
  3. 【請求項3】 ソース領域及びソース若しくはドレイン
    領域の共用領域からなる第1導電型拡散領域の上記共用
    領域を共用する2つの第1導電型トランジスタを含む第
    1導電型領域と、ソース領域及びソース若しくはドレイ
    ン領域の共用領域からなる第2導電型拡散領域の上記共
    用領域を共用する2つの第2導電型トランジスタを含み
    上記第1導電型トランジスタにおけるチャネル幅方向に
    配置される第2導電型領域とを有する、マスタスライス
    方式の半導体集積回路装置を構成する基本セルであっ
    て、 少なくとも上記第1導電型領域において上記2つの第1
    導電型トランジスタにて共用していないソース又はドレ
    イン領域のいずれか一つを共用する、上記トランジスタ
    の導電型と同じ導電型である第1サブトランジスタを上
    記第1導電型拡散領域におけるチャネル長方向に備えた
    ことを特徴とする半導体集積回路装置を構成する基本セ
    ル。
  4. 【請求項4】 上記第1導電型トランジスタにて共用し
    ていないソース又はドレイン領域の内、上記第1サブト
    ランジスタにて共用していないソース又はドレイン領域
    を共用する、上記トランジスタの導電型と同じ導電型で
    ある第2サブトランジスタを、上記第1サブトランジス
    タに対して上記第1導電型拡散領域において対向する位
    置に形成する、請求項3記載の半導体集積回路装置を構
    成する基本セル。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の基本セルがチャネル長方
    向に複数配列される、半導体集積回路装置を構成する基
    本セル。
  6. 【請求項6】 隣接する上記第1サブトランジスタのゲ
    ート領域と上記第2サブトランジスタのゲート領域とが
    接続される、請求項5記載の半導体集積回路装置を構成
    する基本セル。
  7. 【請求項7】 上記第1サブトランジスタにおいて、上
    記第1サブトランジスタを構成する電極領域の内、上記
    第1導電型トランジスタと共用していない方のソース又
    はドレイン領域は他のトランジスタと共用する、請求項
    3記載の半導体集積回路装置を構成する基本セル。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の基本セルがチャネル長方
    向に複数配列される場合、上記他のトランジスタは隣接
    する基本セルにおける上記第1サブトランジスタであ
    る、半導体集積回路装置を構成する基本セル。
  9. 【請求項9】 上記第1サブトランジスタにおいて、上
    記第1サブトランジスタを構成する電極領域の内、上記
    第1導電型トランジスタと共用していない方のソース又
    はドレイン領域は他のトランジスタと共用し、上記第2
    サブトランジスタにおいて、上記第2サブトランジスタ
    を構成する電極領域の内、上記第1導電型トランジスタ
    と共用していない方のソース又はドレイン領域は別のト
    ランジスタと共用する、請求項4記載の半導体集積回路
    装置を構成する基本セル。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の基本セルがチャネル長
    方向に複数配列される場合、上記他のトランジスタは隣
    接する基本セルにおける上記第2サブトランジスタであ
    り、上記別のトランジスタは隣接する基本セルにおける
    上記第1サブトランジスタである、半導体集積回路装置
    を構成する基本セル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5814919A (en) * 1995-04-28 1998-09-29 Canon Kabushiki Kaisha Electro-mechanical energy conversion element and a vibration wave actuator using the electro-mechanical energy conversion element

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