JPH071930A - タイヤ交換装置 - Google Patents

タイヤ交換装置

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JPH071930A
JPH071930A JP14931993A JP14931993A JPH071930A JP H071930 A JPH071930 A JP H071930A JP 14931993 A JP14931993 A JP 14931993A JP 14931993 A JP14931993 A JP 14931993A JP H071930 A JPH071930 A JP H071930A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホイールのリムもタイヤのビードも傷つける
ことなく、極めて簡単にタイヤのホイールへの取り付け
と、取り外しを行うことができるタイヤ交換装置を提供
する。 【構成】 ビード着脱部材を支持する垂直アーム40の
下面に、凹部42を形成する。ターンテーブル12のテ
ーブル軸13に支持部材140を着脱可能に取り付け
る。支持部材140の頂部144は、凹部42に嵌合で
きる形状となっている。垂直アーム40は、その下端側
が支持部材140で支持されていることから、径方向や
下方向に力を受けてもほとんど変位することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤ交換装置に関
し、特に、タイヤのホイールへの取り付け、取り外しを
行うタイヤ交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤのホイールのリムへの取り付け及
び取り外しは、タイヤレバーなどを使って従来より行わ
れたきたが、その作業を容易に且つ短時間に行うため
に、図18乃至図22に示すような装置が一般に使用さ
れている。
【0003】図18に示すタイヤ交換装置は、タイヤ4
02とホイール406とからなるタイヤアセンブリ41
0を同軸状に且つ着脱可能に支持するターンテーブル4
12と、ターンテーブル412を支持する基台414
と、基台414の一端に立設した支柱462と、支柱4
62の上端から水平方向に進退可能に伸びる水平アーム
464と、水平アーム464の先端から垂直方向に進退
可能に伸びる垂直アーム440と、この垂直アーム44
0の下端に取り付けたビード着脱部材420とを備えて
いる。例えば、取り外しを行う作業に際しては、まず、
ビード落とし機(図示せず)でタイヤ402のビード4
04、405をホイール406の凹部407側に落とし
た後(図22参照)、このタイヤアセンブリ410をタ
ーンテーブル412に載せ、ターンテーブル412に設
けたクランプピース494でタイヤアセンブリ410を
ターンテーブル412に固定する。なお、図18におい
て、クランプピース494を移動させるクランプ機構4
90は、その概略のみを示してある。
【0004】次いで、水平アーム464を水平方向に移
動し垂直アーム440を垂直方向に移動することによ
り、ホイール406のリム408の外側近傍間にビード
着脱部材420の爪部428を位置決めする(図19参
照)。
【0005】このとき、爪部428とリム408との間
には、水平方向において間隙Xが置かれており、垂直方
向において間隙Yが置かれている。このように位置決め
が完了した後、図20に示すように、レバー500でタ
イヤのビード404を爪部428に掛け、ターンテーブ
ル412を回転させる。これにより、爪部428がタイ
ヤのビード404とホイールのリム408との係合を外
し、1回転で、タイヤ402をホイール406から取り
外すことができる。
【0006】また、タイヤを組み込む際には、ホイール
406をターンテーブル412に固定し、下側ビード4
05をホイール406の凹部407に落とし込んだ後、
上側のビード404をビード着脱部材420の爪部42
8の下側に配置すると共に水平に突出した係止部430
(図21参照)の上側に掛け、ターンテーブル412を
回転させる。このとき、係止部430から案内されてく
るビード404が爪部428によって下方に押圧され、
ビード404とリム408とが順々に嵌合して、タイヤ
402がホイール406に組付けられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、車両の軽量化を
図るためにスチールホイールに代わってアルミホイール
の使用が増えると共に、タイヤの断面形状を偏平にしト
レッド幅を広げて、走行安定性、高速耐久性や耐摩耗性
の改善を図った偏平率の低い、いわゆる偏平タイヤの使
用が増えてきている。
【0008】かかる偏平タイヤは、タイヤの断面の高さ
が短く、そのゴムの剛性も高くなっている。このため、
上述した従来の装置を使用すると、以下の問題点が生じ
る。すなわち、取り外しを行うに際しては、タイヤのビ
ード404が爪部428の上に載せられることにより、
このビード404の弾性力によって、垂直アーム440
がほぼ図中C方向に撓み(図19参照)、爪部428の
内側の側壁とホイール406のリム408の外面が主に
接触し、ホイールのリム408の外面を損傷してしまう
という問題点があった。これは、ビード着脱部材420
が、垂直アーム440、水平アーム464及び支柱46
2を介して基台414に連結される片持ち構造であるこ
とから生じる。取り付けを行う際には、タイヤのビード
404が係止部430の上側に掛けられることから、垂
直アーム440が略図中D方向に撓んで、爪部428の
内側の上壁とホイールのリム408の上面が主に接触
し、ホイールのリム408の上面を損傷してしまうとい
う問題点があった。特に、アルミホイールの場合は、そ
の硬度が低いため傷つき易く、また高価であるため、傷
を付けた場合、その損害も甚大なものとなった。
【0009】また、かかる接触をさけるために、ビード
着脱部材420とホイール406との間の間隙を広くと
ると、タイヤのビード404が必要以上に広げられ、ビ
ードが逆に損傷してしまうという問題点があった。
【0010】一方、垂直アーム、水平アーム、支柱及び
基台の剛性を高めることにより、これらの部材の撓みや
変位を防止するという構造も考えられるが、かかる構造
は、装置が大掛かりなものとなると共に、高価になると
いう問題点があった。
【0011】さらに、ビード着脱部材420を、ホイー
ルのリム408の外側近傍に位置決めする際に、垂直ア
ーム440と水平アーム464とを動かして、微調整を
しなくてはならないため、位置決めを行うのに多大な時
間を要するという問題点もあった。
【0012】本願発明は、上記従来技術の有する問題点
に鑑みなされたものであり、ホイールのリムもタイヤの
ビードも傷つけることなく、極めて簡単且つ短時間にタ
イヤのホイールへの取り付けと、取り外しを行うことが
できるタイヤ交換装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】このため、本願発明で
は、タイヤとホイールとからなるタイヤアセンブリを同
軸状に支持するテーブルと、該テーブルを支持する基台
と、前記タイヤのビードと前記ホイールのリムとを係脱
させるビード着脱部材と、前記ビード着脱部材を支持す
る垂直アームとを備え、前記垂直アームの一端側に係合
部を形成し、該係合部と係合して前記垂直アームの変位
を防止する変位防止手段を、前記テーブルの中心部に設
け、さらに、前記垂直アームの係合部が前記変位防止手
段と係合する位置に前記垂直アームを案内して、前記ビ
ード着脱部材を前記ホイールのリムの近傍位置に位置決
めする位置決め手段と、前記ビード着脱部材が前記ホイ
ールの周縁に沿って運動できるように、前記テーブルと
前記ビード着脱部材との間に相対運動を与える相対運動
付与手段とを備えるという構成を採用し、これにより、
上記目的を達成しようとするものである。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図17に
基づいて説明する。
【0015】本発明の一実施例にかかわるタイヤ交換装
置は、タイヤ2とホイール6とからなるタイヤアセンブ
リ10(図13参照)を同軸状に支持するターンテーブ
ル12と、ターンテーブル12を支持する基台14と、
タイヤ2のビード4とホイール6のリム8とを係脱させ
るビード着脱部材20と、ビード着脱部材20を支持す
る垂直アーム40とを備え、垂直アームの一端側に係合
部42を形成し、係合部42と係合して垂直アーム40
の変位を防止する変位防止手段140をターンテーブル
12の中心部に設け、さらに、垂直アーム40の係合部
42が変位防止手段140と係合する位置に垂直アーム
40を案内して、ビード着脱部材20をホイール6のリ
ム8の近傍位置に位置決めする位置決め手段60と、ビ
ード着脱部材20がホイール6の周縁に沿って運動でき
るように、ターンテーブル12とビード着脱部材20と
の間に相対運動を与える相対運動付与手段16とを備え
ている。
【0016】ターンテーブル12は、基台14上で回転
自在に支持されており、基台14の内部に固定して設け
られた駆動装置16によって回転駆動される。このよう
に、本実施例では、基台14の内部に設けた駆動装置1
6が相対運動付与手段を構成している。駆動装置16の
軸が基台14の上面を通って伸びており、この軸にター
ンテーブル12が固定されている。ターンテーブル12
の下面には、周知のようにクランプ機構90が取り付け
られている。このクランプ機構90のエアーシリンダ9
2の作動により、ターンテーブル12の上面に設けられ
た4つのクランプピース94が径方向に移動し、クラン
プピース94がホイール6の下側のリムと係合する。こ
れにより、ホイール6がターンテーブル12上に固定さ
れる。そして、クランプ機構90は、ターンテーブル1
2と共に回転できるようになっている。なお、図1及び
図3においては、クランプ機構90は、その概略のみを
示してある。
【0017】位置決め手段60は、基台14の一端側に
立設した支柱62と、この支柱62の上端からターンテ
ーブル側に水平方向に伸びる水平アーム64とを備えて
いる。
【0018】水平アーム64の先端側は、ターンテーブ
ル12の略中心部上で終端となっている。支柱62の上
端には、ヒンジ部材70が固定されている(図2参
照)。ヒンジ部材70は、支柱62の長手方向に沿って
取り付けられた側板72と、この側板74の上端部から
交差方向に伸びる上板74と、側板74の下端部から上
板74に対し平行に伸びる下板76とからコ字形に形成
されている。側板72と、上板74と、下板76のそれ
ぞれの端部が、支柱62のうちのターンテーブル側の面
に固定されている。ヒンジ部材70には、上板74と下
板76とを通って伸びる支軸78が設けられている。こ
の支軸78により、水平アーム64の一端が、支柱62
に枢着されている。これにより、水平アーム64は、支
軸78を中心として水平方向に枢動する。
【0019】ヒンジ部材70の側板72には、アームス
トッパー79が取り付けられている。このアームストッ
パー79により、水平アーム64のターンテーブル側へ
の移動が規制されている。水平アーム64がアームスト
ッパー79に当接したとき、垂直アーム40がターンテ
ーブル12の中心部と同一軸線状に位置決めされるよう
になっている。アームストッパー79は、側板72に螺
合され側板を貫通して伸びるねじ部79aと、このねじ
部79aの一端に設けられた円形状の操作部79bとか
らなっている。操作部79bを回転させることにより、
ねじ部79aは、操作部79bと共にねじ部の軸線方向
に移動する。ねじ部79aの、側板からの突出する距離
を調節することにより、水平アーム64の規制位置が調
節される。
【0020】本実施例によれば、水平アーム64をター
ンテーブル12から離れた方向に一旦移動させることに
より、タイヤアセンブリ10のターンテーブル12への
取り付け、取り外しを容易に行うことができる。
【0021】なお、本実施例においては、水平アーム6
4を支柱62に枢動可能に取り付けたが、かかる構造は
かならずしも必要ではなく、水平アーム64を支柱62
に固着するようにしてもよい。この場合、アームストッ
パー79は不要である。
【0022】垂直アーム40は、断面6角形状をしてお
り、支柱62に対して平行に伸びる長軸状の部材となっ
ている。垂直アーム40は、ターンテーブル12の中心
部と同一軸線上に位置するように、水平アーム64の先
端側に垂直方向に移動可能に取り付けられている。垂直
アーム40の下端側には、ビード着脱部材20が案内装
置100を介して取り付けられている。垂直アーム40
の上端側には、垂直アーム用駆動装置50が取り付けら
れている。この駆動装置50を稼働させることにより、
垂直アーム40は、ターンテーブル12に向けて下方向
に移動し、あるいはターンテーブル12から離れる方向
に向けて上方に移動する。かかる垂直アーム40の移動
方向は、タイヤ交換装置の使用者によって制御される。
垂直アーム40をターンテーブル12に向けて接離ある
いは進退させるこの駆動装置50は、油圧、空圧などの
種々の公知技術より構成することができるので、その詳
細な説明は省略する。
【0023】なお、本実施例では、駆動装置50を取り
付けたが、かかる駆動装置を設けることは必ずしも必要
ではなく、垂直アーム40を手動で上下動させる機構を
採用してもよい。
【0024】垂直アーム40の下面には、係合部として
の凹部42が形成されている。ターンテーブル12の中
心部には、ターンテーブル12を回転駆動するテーブル
軸13が突出して設けられており(図4参照)、このテ
ーブル軸13に円錐形状の変位防止手段としての支持部
材140が着脱可能に取り付けられている。支持部材1
40の底面には凹部142が形成されており、支持部材
140の凹部142とテーブル軸13とは、回転可能に
嵌合するようになっている。支持部材140の頂部14
4は、垂直アーム40の下端側に形成した凹部42に嵌
合できる形状となっている。したがって、支持部材14
0の頂部144と垂直アーム40の凹部42とが嵌合し
たときにターンテーブル12が回転すると、支持部材1
40は垂直アーム40に対して回転することはなく、テ
ーブル軸13は支持部材140の凹部142内で回転す
る。以上のように、垂直アーム40は、その下端側が支
持部材140で支持されていることから、径方向や下方
向に力を受けてもほとんど変位することはない。本実施
例においては、支持部材140を着脱可能にテーブル軸
13に取り付けられるようにしたので、タイヤアセンブ
リの大きさに合わせて、長さの異なる支持部材を使用す
ることもできる。
【0025】なお、本実施例においては、垂直アームを
垂直方向に移動させることにより、垂直アームと支持部
材とを嵌合させるようにしたが、本願発明は、これに限
るものではなく、種々の構成を採用することにより、垂
直アームの嵌合部を支持部材と嵌合する位置に垂直アー
ムを案内して、ビード着脱部材をホイールのリムの近傍
位置に位置決めすることも可能である。例えば、垂直ア
ームを水平アームに固定し且つ水平アームを支柱に固定
し、支柱を可倒可能に構成して、この支柱の可倒によ
り、垂直アームと支持部材とを嵌合させるようにしても
よい。また、本実施例にこの可倒構造を付け加えるよう
にしてもよい。さらに、垂直アームを水平アームに固定
し、垂直アームの嵌合部の一部を切り欠いて、水平アー
ムの枢動により、垂直アームと支持部材とを嵌合させる
ようにしてもよい。
【0026】案内装置100は、ビード着脱部材20
を、垂直アーム40の軸線に沿って移動可能に保持する
と共に、垂直アーム40の軸線に対し交差する方向に移
動可能に保持している。案内装置100は、垂直アーム
40に摺動可能に取り付けられたブロック体102と、
ブロック体102に摺動可能に取り付けられた摺動アー
ム108とを備えている。
【0027】ブロック体102は、角柱形状をしてい
る。ブロック体102の略中央部には、垂直アーム40
の軸線に沿って垂直孔104が形成されている(図9参
照)。また、ブロック体102の一端側には、その長手
方向に対し交差する方向に伸びる水平孔106が形成さ
れている(図11参照)。垂直アーム40は、ブロック
体102の垂直孔104を通って伸びている。ブロック
体102は、垂直アーム40に沿って摺動できるように
なっている。垂直アーム40の周囲には、コイルスプリ
ング120が、垂直アーム40の軸線方向に沿って配置
されている。コイルスプリング120の上端は水平アー
ム64に固定されており、その下端はブロック体102
の上面に固定されている。ブロック体102は、コイル
スプリング120により、水平アーム64側に付勢され
ている。したがって、ブロック体102を位置決めする
とき、使用者はブロック体102を容易に移動させるこ
とができる。垂直アーム40の下端側には、径方向に突
出したストッパー44が設けられている(図6参照)。
このストッパー44により、ブロック体102の下方向
への移動が規制される。
【0028】摺動アーム108は、ブロック体102の
水平孔106を通って伸びており、ブロック体102に
摺動可能に取り付けられている。すなわち、摺動アーム
108は、ターンテーブル面の径方向に沿って移動可能
である。摺動アーム108は、ブロック体上を摺動する
細長い柱状部110と、柱状部110の一端から交差方
向に突出した突出部112と、柱状部110の他端に設
けられたストッパー114とを備えている。突出部11
2とストッパー114とにより、摺動アーム108がブ
ロック体102から抜けるのを防止している。
【0029】摺動アーム108の突出部112の下端に
は、ビード着脱部材20が取り付けられている。ビード
着脱部材20は、従来より使用されているものと同一で
ある。ビード着脱部材20は、図14及び図15に示す
ように、略湾曲形状をした湾曲部22と、湾曲部22の
上面から起立して伸びる取付部24と、湾曲部22の一
端から下方に伸びる伸長部26と、伸長部26の先端に
設けられた爪部28と、湾曲部22の下端から水平方向
で外側に突出した係止部30とから、一体に構成されて
いる。取付部24が、摺動アーム108の突出部112
にボルト止めされることにより、ビード着脱部材20は
摺動アーム108に着脱可能に取り付けられている。ビ
ード着脱部材20の伸長部26が下方に伸びていること
により、爪部28は係止部30よりも、ターンテーブル
側に位置している。爪部28の内壁面には、ローラ32
が回転自在に保持されており、ローラ32のローラ面
は、爪部28の内壁面よりも、ホイール6のリム側に若
干突出している。したがって、ローラ32が、爪部28
の内壁面に先立ってホイール6のリム8に当接して、リ
ム8の損傷ができるだけ軽減されるようになっている。
タイヤ2のホイール6への取り付け及び取り外しを行う
際には、爪部28がホイール6のリム8の外側近傍に位
置するように、ブロック体102と摺動アーム108と
を移動させて、ビード着脱部材20の位置決めを行う。
【0030】本実施例によれば、案内装置100を設け
ることにより、ビード着脱部材20をターンテーブル上
で所望の位置に位置決めすることができるので、どのよ
うな大きさのタイヤでも、ホイールへの取り付け、取り
外しを行うことができる。一定の大きさのタイヤのみ取
り扱うのであれば、本実施例のような案内装置を設ける
ことなく、ビード着脱部材を直接に垂直アームに取り付
けるようにしてもよい。この場合、水平アームを支柱に
固定して取り付けるのであれば、支柱62を可倒自在に
構成することにより、タイヤアセンブリのターンテーブ
ルへの取り付けが可能となる。
【0031】以上のように本実施例によれば、ブロック
体102の垂直アーム40に対する移動と、摺動アーム
108のブロック体102に対する移動により、ビード
着脱装置20の位置決めの微調整が行われることとな
る。これによれば、従来技術に比較して、微調整の際に
小型の部材のみを移動させるので、位置決めを極めて容
易に行うことが可能となる。
【0032】本実施例においては、さらに、ロック装置
200が設けられている。ロック装置200は、ブロッ
ク体102と摺動アーム108とを固定する平板状の側
方ロックプレート202と、ブロック体102と垂直ア
ーム40とを固定する平板状の下方ロックプレート22
0と、これら側方ロックプレート202と下方ロックプ
レート220を、ロック位置と非ロック位置との間で駆
動する駆動部240とを備えている。
【0033】側方ロックプレート202は、ブロック体
102のうちビード着脱部材側の側面に沿って取り付け
られている。この側方ロックプレート202には、ビー
ド着脱部材20を保持している摺動アーム108を貫通
させるための開口部204が形成されている(図6参
照)。開口部204の横断面積は、摺動アーム108の
横断面積よりも若干大きめになっている。側方ロックプ
レート202の一端側は、遊びが生じるようにブロック
体に取り付けられている。具体的には、2本のボルト2
06の一端側がブロック体102の側面にねじ込まれて
おり、このボルト206の他端側は、ブロック体102
の側面から起立して伸びている(図11参照)。側方ロ
ックプレート202の一端側は、ボルト206に遊嵌さ
れている。ボルト206の先端には、ナット208が嵌
め込まれており、側方ロックプレート202の抜けを防
止している。ナット208とブロック体102との間隔
は、側方ロックプレート202の板厚よりも若干広くな
っている。以上の構成により、側方ロックプレート20
2の一端側は、ブロック体102とナット208との間
をボルト206に沿って移動することができる。側方ロ
ックプレート202の他端側は、ブロック体102を越
えて伸びており、ブロック体102を越えて伸びている
延長部210が、ロック装置200の駆動部240と係
合する係合面を構成している(図5参照)。側方ロック
プレート202の他端側は、ブロック体102に付勢さ
れるように、ブロック体に取り付けられている。具体的
には、2本のボルト212をブロック体102に遊嵌
し、ブロック体102の内部に設けたばね(図示せず)
により、ボルト212をブロック体102に向けて付勢
している(図7及び図8参照)。ボルト212の突出側
端部は、側方ロックプレート202の他端側を貫通して
伸びている。そして、ボルト212の先端にナット21
4を嵌め込むことにより、側方ロックプレート220の
他端側がボルト212から抜けるのを防止している。ブ
ロック体102の内部に設けたばね(図示せず)、ボル
ト212及びナット214により、側方ロックプレート
202の他端側は、ブロック体102に向けて常に付勢
されている。
【0034】下方ロックプレート220は、ブロック体
102の下面に取り付けられており、垂直アーム40を
貫通させるための開口部224が形成されている(図9
参照)。開口部224の横断面積は、垂直アーム40の
ものよりも若干大きめになっている。下方ロックプレー
ト220も、側方ロックプレート202とほぼ同様に、
その一端は、1つのボルト226とこのボルトの先端に
嵌め込まれたナット228とにより、遊びが生じるよう
にブロック体102に取り付けられている。また、下方
ロックプレート220の他端側は、側方ロックプレート
202と同じ距離だけ、ブロック体102を越えて伸び
ており、ブロック体102を越えて伸びている延長部2
30が、ロック装置200の駆動部240と係合する係
合面を構成している。さらに、下方ロックプレート22
0の他端側も、側方ロックプレート202と同様に、ボ
ルト232、ナット234及びばね(図示せず)によ
り、ブロック体102に向けて付勢されている。
【0035】駆動部240は、側方ロックプレート20
2と下方ロックプレート220のそれぞれの延長部21
0、230に隣接して、ブロック体102の側面に設け
られている。駆動部240は、一部切り欠いた円弧状の
板カム242と、細長いロック用操作レバー250とを
備えている。板カム242は、直線状の輪郭部244
と、円弧状の輪郭部246とを備えており、直線状の輪
郭部244と円弧状の輪郭部246との間に、角部24
5、247が形成されている。板カム242は、軸24
8によって、ブロック体102の側面に回転自在に取り
付けられている。操作レバー250の一端は、板カム2
42の外面に固定されている。操作レバー250の他端
側には、使用者が操作し易いように球形状の握持部25
2が設けられている。使用者は、操作レバーの握持部2
52を回動させることにより、板カム242を回転駆動
させる。ロック装置200が非ロック位置にあるとき、
直線状の輪郭部244が側方ロックプレート202の延
長部210に隣接した状態となっている(図8参照)。
【0036】操作レバー250を図中矢印A方向に移動
させると(図8参照)、板カム242の角部245及び
その近傍の円弧状輪郭部246がそれぞれ側方ロックプ
レートの延長部210と徐々に当接し、側方ロックプレ
ートの延長部が水平方向に押圧される。一方、板カム2
42の角部247が下方ロックプレートの延長部230
と徐々に当接し、下方ロックプレートの延長部230が
下方向に押圧される。上述したように、側方及び下方ロ
ックプレート202、220の一端側は、遊びをもって
ブロック体102に取り付けられている。したがって、
板カム242の回転により、側方及び下方ロックプレー
ト202、220は、その一端側を中心として、他端側
がブロック体102より離れる方向に回動する。すなわ
ち、側方ロックプレート202は、摺動アーム108に
対して、交差状態から非交差状態に移動し、ブロック体
102に対して、平行状態から傾斜状態に移動する(図
6参照)。同様に、下方ロックプレート220も、垂直
アーム40に対して、交差状態から非交差状態に移動
し、ブロック体102に対して、平行状態から傾斜状態
に移動する(図9参照)。これにより、側方及び下方ロ
ックプレート202、220にそれぞれ形成された開口
部204、224を形成する周縁部が、摺動アーム10
8や垂直アーム40に圧接して、摺動アーム108がブ
ロック体102に固定されると共に、ブロック体102
が垂直アーム40に固定され、ロック状態となる。操作
レバー250を図中矢印B方向に移動させると(図7参
照)、ロック状態から非ロック状態となる。すなわち、
板カム242の角部245、247と、側方及び下方ロ
ックプレートの延長部210、230との圧接が徐々に
解除され、側方及び下方ロックプレートの延長部21
0、230が、ブロック体側に付勢されて、側方及び下
方ロックプレート202、220の他端側がブロック体
102に当接する。このようにして、非ロック状態にな
ったとき、摺動アーム108をブロック体102に対し
て移動させることができ、また、ブロック体102を垂
直アーム40に対して移動させることができる。
【0037】板カム242を動かして側方及び下方ロッ
クプレート202、220を非ロック位置からロック位
置に移動させたとき、側方ロックプレート202の開口
部204の周縁部と摺動アーム108とが圧接しながら
側方ロックプレート202が移動するので、側方ロック
プレート202の移動と共に摺動アーム108が径方向
外側に若干移動する。これと同様に、下方ロックプレー
ト220の開口部224の周縁部と垂直アーム40とが
圧接しながら側方ロックプレート202が移動するの
で、側方ロックプレート202の周縁部と垂直アーム4
0との圧接が十分に確保された後は、相対的にはブロッ
ク体102が上方に若干移動することとなる。このとき
の摺動アーム108の水平方向の移動距離は、従来技術
で説明した、タイヤ2のホイール6への取り付け、取り
外しを行うときの、爪部28とリム8との間の水平方向
の間隙X(図19参照)と等しくなるように設定されて
いる。また、ブロック体102の上方向への移動距離
は、従来技術で説明した、爪部28とリム8との間の垂
直方向の間隙Y(図19参照)と等しくなるように設定
されている。すなわち、本実施例においては、爪部28
の所定部分をホイール6のリム8に接触させた後に、ロ
ック装置200によりロックを行うと、タイヤ2のホイ
ール6への取り付けと取り外しを行うために必要な、爪
部28とリム8との間の間隙が、自動的に設定されるよ
うになっている。したがって、爪部28の位置決めを、
容易に且つ短時間に行うことができるようになってい
る。
【0038】以上のように本実施例によれば、操作レバ
ー250を片手で操作するだけで、ブロック体102が
垂直アーム40に固定されると同時に、摺動アーム10
8がブロック体102に固定される。さらに、ビード着
脱部材20の位置決めも同時に行うことができる。
【0039】本実施例においては、ロック装置200を
手動で操作するようにしたが、空圧、油圧などを用いる
ことにより、ロック装置の駆動を自動的に行うようにし
てもよい。また、上述したように、案内装置を採用しな
い場合は、かかるロック装置も設ける必要はない。
【0040】次に、タイヤ2のホイール6への取り付け
作業及び取り外し作業を具体的に説明する。
【0041】取り外しを行う作業に際しては、まず、タ
イヤアセンブリ10のターンテーブル12への取り付け
を容易にするために、水平アーム64をターンテーブル
12から離れた方向に一旦移動させる。ビード落とし機
(図示せず)でタイヤのビードをホイールの凹部側に落
とした後、このタイヤアセンブリ10をターンテーブル
12に載せ、ターンテーブル12に設けたクランプピー
ス94でタイヤアセンブリ10をターンテーブル12に
固定する。次に、ヒンジ部材70に取り付けたアームス
トッパー79に当接するまで、水平アーム64をターン
テーブル側へ移動させる。アームストッパー79により
水平アーム64の移動が規制されたとき、垂直アーム4
0は、テーブル12のテーブル軸13に遊嵌された支持
部材140の真上に置かれる。そして、垂直アーム用駆
動装置50を稼働させて、垂直アーム40をターンテー
ブル12に向けて下方向に移動させる。このとき、垂直
アーム40の下面に形成した凹部42が支持部材140
の頂部144に自動的に嵌合する。このようにして、垂
直アーム40と支持部材140とが嵌合した後、案内装
置100を移動させて、ビード着脱部材20の位置決め
を行う。具体的には、ブロック体102を垂直アーム4
0上で移動させることにより、高さ方向の位置決めを行
う。摺動アーム108を水平方向に移動させることによ
り、径方向の位置決めを行う。このように、ブロック体
102と摺動アーム108の位置を微調整することによ
り、爪部28をホイール6のリム8と接触する位置に移
動させる。
【0042】この後、ロック用操作レバー250を回転
させることにより、垂直アーム40とブロック体102
との固定と、摺動アーム108とブロック体102との
固定が同時に行われる。また、このようなロックが行わ
れると同時に、タイヤをホイールから取り外すために必
要な爪部28とリム8との間の間隙が、自動的に設定さ
れる。
【0043】このように位置決めが完了した後、図16
に示すように、レバー300でタイヤ2のビード4を爪
部28に掛け、基台14の内部に設けた駆動装置16を
稼働させて、ターンテーブル12を図中P方向に回転さ
せる。このとき、テーブル軸13は支持部材140の凹
部142内で回転しており、支持部材140は垂直アー
ム40に対して回転することなく、垂直アーム40の下
端部を支持している。ターンテーブル12の回転によ
り、爪部28がホイール6のリム8の周縁を移動して、
タイヤ2のビード4がホイール6のリム8から徐々に引
き離される。このとき、ビード着脱部材20がタイヤ2
のビード4により径方向や下側方向の力を受けるが、垂
直アーム40の下端側が支持部材140で支持されてい
るため、垂直アーム40、水平アーム64及び支柱62
が撓んだり、変位したりすることがない。したがって、
爪部28とリム8との間に設定された間隙が一定に維持
され、従来のようにホイールのリムに損傷を来すという
こともない。
【0044】ビード着脱部材20を支持する摺動アーム
108は、片持ち構造となっているが、ブロック体10
2から伸びている距離が短く剛性があることから、この
摺動アーム108自体が撓んだりする恐れもない。も
し、超偏平タイヤなどのように、必要以上の力がビード
着脱部材20に加わる恐れがあるのであれば、摺動アー
ム108の剛性さえ確保すれば、爪部28とリム8との
間に設定された間隙を一定に維持することができる。し
たがって、垂直アーム、水平アーム及び支柱の剛性を高
めるために、タイヤ交換装置全体を大掛かりなものとす
る必要もない。また、上記のような変位の恐れがなく、
爪部28とリム8との間に設定される間隙を、必要以上
に取る必要もないので、タイヤ2のビード4が損傷する
こともない。すなわち、本実施例によれば、ホイールの
リムやタイヤのビードを傷つけることなく、タイヤのビ
ードをホイールのリムから容易に取り外すことができ
る。
【0045】また、タイヤを組み込む際には、ホイール
2をターンテーブル12に固定し、爪部28の位置決め
を行って、下側ビードをリムの凹部側に落とし込む。こ
の後、上述した場合と同様に、タイヤ2のビード4をビ
ード着脱部材20の係止部30に掛け、ターンテーブル
12を図中Q方向に回転させることにより、係止部30
から案内されてくるビード4が爪部28によって下方に
押圧され、ビード4とリム8とが順々に嵌合して、タイ
ヤがホイールに組付けられる(図17参照)。このとき
も、垂直アーム40の下端側が支持部材140で支持さ
れ、撓んだり変位したりすることがないので、爪部28
とホイール6のリム8との接触を防止することができ
る。
【0046】なお、上記実施例においては、変位防止手
段として支持部材を採用したが、テーブル軸を変位防止
手段としてよい。すなわち、垂直アームの嵌合部をテー
ブル軸に嵌合させるようにしてもよい。
【0047】また、上記実施例においては、支持部材を
テーブルの軸に対して回転可能に取り付けるようにした
が、支持部材をテーブル軸に固定可能に取り付け、支持
部材と垂直アームの係合部との間にすべり軸受けを設け
て、支持部材と係合部との間を回転摺動可能な構造とし
てもよい。
【0048】また、垂直アームのうち凹部を構成してい
る部分を、垂直アームに対して、回転可能に取り付ける
ようにしてもよい。
【0049】上記実施例においては、支持部材の頂部を
凸状に形成し、垂直アームの係合部を凹状に形成した
が、支持部材の頂部を凹状に形成し、垂直アームの係合
部を凸状に形成するようにしてもよい。
【0050】また、ターンテーブルの中心部に設けたテ
ーブル軸をテーブル面より突出させることなく、ターン
テーブルの下面に固定し、テーブルの中心部に凹部を形
成し、垂直アームの下端部を、その凹部と嵌合させるよ
うにしてもよい。このとき、前記垂直アームの前記係合
部を凸状に形成することもできる。この凸状の係合部
を、前記垂直アームに対して回転可能に設けることもで
きる。
【0051】上記実施例においては、基部の内部に駆動
装置を設け、これにより、ターンテーブルを回転させる
ようにしたが、ターンテーブルを基部に対して回転でき
ないように固定し、ビード着脱部材を回転駆動させるよ
うにしてもよい。
【0052】なお、上記実施例においては、案内装置、
ロック装置及びビード着脱部材を垂直アームに取り付け
たが、支持部材に対して着脱可能に取り付けるように構
成してもよい。
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、垂直アー
ムの変位を防止する変位防止手段を備えたので、ビード
着脱部材により、ホイールのリムとタイヤのビードとの
着脱を行う際に、垂直アームが変位することがなく、ビ
ード着脱部材とホイールのリムとの間に設定された間隙
が一定に維持されることから、ホイールのリムやタイヤ
のビードを傷つけることがないという効果を奏する。
【0054】また、請求項19に記載した発明によれ
ば、ブロック体の垂直アームに対する移動と、摺動アー
ムのブロック体に対する移動により、ビード着脱装置の
位置決めの微調整を行うので、従来技術に比較して極め
て容易に位置決めを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、垂直アームと支持部材とが離れた状態
における、本実施例の全体構造の斜視図である。
【図2】図2は、水平アーム部分の斜視図である。
【図3】図3は、垂直アームと支持部材とが嵌合した状
態における、全体構造の斜視図であるである。
【図4】図4は、ターンテーブル部分の斜視図である。
【図5】図5は、タイヤアセンブリをターンテーブルに
装着していない状態で、ロック装置をロックした状態の
斜視図である。
【図6】図6は、タイヤアセンブリをターンテーブルに
装着した状態で、ロック装置をロックした状態の斜視図
である。
【図7】図7は、ロック状態におけるロック装置の右側
面図である。
【図8】図8は、非ロック状態におけるロック装置の右
側面図である。
【図9】図9は、ロック状態におけるロック装置の背面
図である。
【図10】図10は、非ロック状態におけるロック装置
の背面図である。
【図11】図11は、ロック状態におけるロック装置の
左側面図である。
【図12】図12は、非ロック状態におけるロック装置
の左側面図である。
【図13】図13は、ビード着脱部材をホイールのリム
に位置決めした状態を示す斜視図である。
【図14】図14は、図13の正面図である。
【図15】図15は、ビード着脱部材の背面図である。
【図16】図16、タイヤのビードをホイールのリムか
ら取り外している状態を示す斜視図である。
【図17】図17は、タイヤのビードをホイールのリム
に取り付けている状態を示す斜視図である。
【図18】図18は、従来例のタイヤ交換装置の斜視図
である。
【図19】図19は、従来例のタイヤ交換装置におい
て、ビード着脱部材をホイールのリムに位置決めした状
態を示す側面図である。
【図20】図20は、従来例のタイヤ交換装置におい
て、タイヤのビードをホイールのリムから取り外してい
る状態を示す斜視図である。
【図21】図21は、従来例のタイヤ交換装置における
ビード着脱部材の正面図である。
【図22】図22は、タイヤのビードをホイールの凹部
に落とした状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
2 タイヤ 4 ビード 6 ホイール 8 リム 10 タイヤアセンブリ 12 ターンテー
ブル 13 テーブル軸 14 基台 16 駆動装置 20 ビード着脱
部材 28 爪部 30 係止部 40 垂直アーム 42 垂直アーム
の凹部 60 位置決め手段 62 支柱 64 水平アーム 100 案内装置 102 ブロック体 108 摺動アー
ム 140 支持部材 142 支持部材
の凹部 144 頂部 200 ロック装
置 202 側方プレート 220 下方プレ
ート 240 駆動部 242 板カム 250 ロック用操作レバー

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤとホイールとからなるタイヤアセ
    ンブリを同軸状に支持するテーブルと、 該テーブルを支持する基台と、 前記タイヤのビードと前記ホイールのリムとを係脱させ
    るビード着脱部材と、 前記ビード着脱部材を支持する垂直アームとを備え、 前記垂直アームの一端側に係合部を形成し、該係合部と
    係合して前記垂直アームの変位を防止する変位防止手段
    を、前記テーブルの中心部に設け、 さらに、前記垂直アームの係合部が前記変位防止手段と
    係合する位置に前記垂直アームを案内して、前記ビード
    着脱部材を前記ホイールのリムの近傍位置に位置決めす
    る位置決め手段と、 前記ビード着脱部材が前記ホイールの周縁に沿って運動
    できるように、前記テーブルと前記ビード着脱部材との
    間に相対運動を与える相対運動付与手段とを備えたこと
    を特徴とするタイヤ交換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のタイヤ交換装置において、 前記変位防止手段が前記テーブルの中心部から垂直に伸
    びた支持部材を備ており、前記垂直アームの係合部と前
    記支持部材とを嵌合可能に形成したことを特徴とするタ
    イヤ交換装置。
  3. 【請求項3】 請求項2のタイヤ交換装置において、前
    記支持部材を前記テーブルの軸に対して回転可能に取り
    付けたことを特徴とするタイヤ交換装置。
  4. 【請求項4】 請求項2のタイヤ交換装置において、前
    記支持部材を前記テーブルの軸に対して回転可能に且つ
    着脱可能に取り付けたことを特徴とするタイヤ交換装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項2のタイヤ交換装置において、前
    記支持部材と前記垂直アームの前記係合部との間を、回
    転摺動自在としたことを特徴とするタイヤ交換装置。
  6. 【請求項6】 請求項2のタイヤ交換装置において、前
    記係合部を、前記垂直アームに対して、回転可能に設け
    たことを特徴とするタイヤ交換装置。
  7. 【請求項7】 請求項2ないし請求項6のいずれか一項
    に記載したタイヤ交換装置において、前記支持部材の頂
    部を凸状に形成し、前記垂直アームの前記係合部を凹状
    に形成したことを特徴とするタイヤ交換装置。
  8. 【請求項8】 請求項2ないし請求項6のいずれか一項
    に記載したタイヤ交換装置において、前記支持部材の頂
    部を凹状に形成し、前記垂直アームの前記係合部を凸状
    に形成したことを特徴とするタイヤ交換装置。
  9. 【請求項9】 請求項1のタイヤ交換装置において、前
    記変位防止手段が、前記テーブルの中心部に形成した凹
    部を備えており、前記垂直アームの係合部と前記凹部と
    嵌合可能にしたことを特徴とするタイヤ交換装置。
  10. 【請求項10】請求項9のタイヤ交換装置において、前
    記垂直アームの前記係合部を凸状に形成したことを特徴
    とするタイヤ交換装置。
  11. 【請求項11】 請求項10のタイヤ交換装置におい
    て、凸状の前記係合部を、前記垂直アームに対して回転
    可能に設けたことを特徴とするタイヤ交換装置。
  12. 【請求項12】 請求項1のタイヤ交換装置において、 前記位置決め手段は、前記垂直アームを前記テーブルに
    対して接離させる垂直アーム用駆動手段を備えたことを
    特徴とするタイヤ交換装置。
  13. 【請求項13】 請求項1のタイヤ交換装置において、 前記位置決め手段は、前記基台の一端側に立設した支柱
    と、該支柱の先端側から前記テーブルに対して平行に伸
    びる水平アームとを備えており、 前記水平アームの先端側に、前記垂直アームを摺動自在
    に保持したことを特徴とするタイヤ交換装置。
  14. 【請求項14】 請求項13のタイヤ交換装置におい
    て、 前記水平アームを、前記テーブルに対して平行な面上を
    枢動できるように、前記支柱に取り付けたことを特徴と
    するタイヤ交換装置。
  15. 【請求項15】 請求項14のタイヤ交換装置におい
    て、 前記垂直アームが前記テーブルの中心部と同一軸線上に
    位置したときに、前記水平アームの枢動を停止させる停
    止部材を前記支柱に取り付けたことを特徴とするタイヤ
    交換装置。
  16. 【請求項16】 請求項1のタイヤ交換装置において、
    前記相対運動付与手段が、前記テーブルを回転駆動する
    装置からなることを特徴とするタイヤ交換装置。
  17. 【請求項17】 請求項1のタイヤ交換装置において、
    前記相対運動付与手段が、前記ビード着脱部材を回転駆
    動する装置からなることを特徴とするタイヤ交換装置。
  18. 【請求項18】 請求項1のタイヤ交換装置において、 前記ビード着脱部材を、前記垂直アームの軸線に沿って
    移動可能に保持すると共に、前記垂直アームの軸線に対
    し交差する方向に移動可能に保持する案内装置をさらに
    備えたことをことを特徴とするタイヤ交換装置。
  19. 【請求項19】 請求項18のタイヤ交換装置におい
    て、 前記案内装置は、前記垂直アームに摺動可能に取り付け
    られたブロック体と、該ブロック体に摺動可能に取り付
    けられた摺動アームとを備えており、 前記摺動アームは、前記垂直アームの軸線に対し交差す
    る方向に移動可能であり、 前記ビード着脱部材を前記摺動アームの一端に取り付け
    たことを特徴とするタイヤ交換装置。
  20. 【請求項20】 請求項19のタイヤ交換装置におい
    て、 前記摺動アームの他端側に、前記ブロック体から前記摺
    動アームの抜けを防止する手段を設けたことを特徴とす
    るタイヤ交換装置。
  21. 【請求項21】 請求項19のタイヤ交換装置におい
    て、 前記ブロック体を前記テーブルから離れる方向に付勢す
    る付勢手段を、さらに備えたことを特徴とするタイヤ交
    換装置。
  22. 【請求項22】 請求項19のタイヤ交換装置におい
    て、 前記ブロック体と前記垂直アームとを固定すると共に、
    前記ブロック体と前記摺動アームとを固定するロック手
    段を備えたことを特徴とするタイヤ交換装置。
  23. 【請求項23】 タイヤとホイールとからなるタイヤア
    センブリを同軸状に支持するテーブルと、 該テーブルを支持する基台と、 前記テーブルの中心部から起立して伸びる支持部材と、 前記タイヤのビードと前記ホイールのリムとを係脱さ
    せ、前記支持部材に着脱可能なビード着脱部材と、 前記支持部材の先端側と係合して、前記支持部材の変位
    を防止する変位防止手段と、 前記ビード着脱部材が前記ホイールの周縁に沿って運動
    できるように、前記テーブルと前記ビード着脱部材との
    間に相対運動を与える相対運動付与手段とを備えたこと
    を特徴とするタイヤ交換装置。
  24. 【請求項24】 請求項1のタイヤ交換装置において、 前記変位防止手段が、 前記支持部材の先端側と係合可能な係合部を一端側に有
    する垂直アームと、前記垂直アームの係合部が前記支持
    部材と係合する位置に前記垂直アームを位置決めする位
    置決め手段とからなることを特徴とするタイヤ交換装
    置。
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WO2014003774A1 (en) * 2012-06-28 2014-01-03 Hennessy Industries, Inc. Two-piece mount/demount head for a wheel servicing machine
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