JPH07192669A - 電界電離型ガスフェーズイオン源の調整方法 - Google Patents

電界電離型ガスフェーズイオン源の調整方法

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JPH07192669A
JPH07192669A JP33133093A JP33133093A JPH07192669A JP H07192669 A JPH07192669 A JP H07192669A JP 33133093 A JP33133093 A JP 33133093A JP 33133093 A JP33133093 A JP 33133093A JP H07192669 A JPH07192669 A JP H07192669A
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隆英 坂田
Kiyoto Kumagai
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/06Sources
    • H01J2237/08Ion sources
    • H01J2237/0802Field ionization sources
    • H01J2237/0807Gas field ion sources [GFIS]

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い角電流密度のイオンビームを発生させる
ことができる電界電離型ガスフェーズイオン源の調整方
法を実現する。 【構成】 エミッタ1の先端を電界蒸発させるため、引
出電圧を例えば、11kV程度に引き上げる。エミッタ
先端の電界蒸発をこの電圧によって行った後、引出電圧
を下げ、エミッタ先端の(111)面にイオン化を集中
させる。その後、引出電圧を連続して変化させながらM
CP11で得られた電流を電流計12で検出する。電流
計12の検出信号はコンピュータ13に送られて記憶す
る。このようなステップを電界蒸発電圧を徐々に上昇さ
せながら多数回実行する。コンピュータ13は、各電界
蒸発ごとの最大角電流密度を監視しており、最大角電流
密度が飽和したことを確認すると、電界蒸発動作を停止
する。その後、最大角電流密度が得られた時の引出電圧
に引出電圧を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、先端部に高電界が形成
されたエミッタ部分にイオン化ガスを供給し、ガスのイ
オン化を行うようにした電界電離型ガスフェーズイオン
源の調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電界電離型ガスフェーズイオン源におい
ては、先端が鋭くされたエミッタと引出電極との間に引
出電圧を印加してエミッタ先端部近傍に高電界を形成す
る。そして、エミッタ先端部にヘリウムなどのイオン化
ガスを供給している。供給されたガス原子は、エミッタ
先端部の高電界によって電界電離してイオン化され、引
出電極によって引き出され、加速電極によって加速され
てイオンビームとして取り出される。加速されたイオン
ビームは適宜集束レンズによって集束され、イオンビー
ム加工装置であれば、被加工材料上に細く集束されて照
射される。
【0003】一般に、このような電界電離型ガスフェー
ズイオン源においては、正規の動作を行う前に、引出電
圧を上昇させ、エミッタ先端部を電界蒸発させてエミッ
タの清浄な表面を得る手法が知られている。例えば、エ
ミッタとしてタングステンを使用した場合、電界蒸発時
には、タングステンの(111)面の周辺部での電界が
ガス原子のイオン化に十分となっているため、表面拡散
によりエミッタの柄から(111)面領域へガス原子が
補給されるまで(111)面の周辺部でもイオン化が起
こり、(111)面へのガス原子の補給が減少してしま
う。
【0004】その後、電界をある電圧まで下げると、電
界蒸発により他の結晶面より多少突出した(111)面
に他より高い表面電界がかかり、それまで(111)面
の周辺部でイオン化されていた結像ガス原子は、そこで
は電界が弱くなり、イオン化し難くなるため、エミッタ
先端の(111)面領域への表面拡散によって補給され
てくる。
【0005】この様子を図1の(a),(b)に示す。
図1でWはタングステン製のエミッタであり、Heは結
像ガスであるヘリウム原子、Cは(111)面である。
図1の(a)の状態では、(111)面Cの周辺部に結
像ガス原子Heが存在しているが、この原子Heは、他
より高い表面電界がかかっている(111)面Cに表面
拡散により移動し、図1(b)の状態となって原子はイ
オン化される。その結果、(111)面領域からイオン
化されるイオンの角電流密度は増加し、その時の(11
1)面領域の曲率半径と印加電圧とで決まる最適電圧
で、図2に示す角電流密度のピークを有する。図2で横
軸は引出電圧、縦軸は各電流密度である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】電界電離型ガスフェー
ズイオン源をイオンビーム加工装置用に用いる場合に
は、イオンビームによる加工のスループツトの向上が要
求される。従って、そのためにはより大きなイオンビー
ムの角電流密度が必要とされる。しかしながら、上述し
た電界蒸発手法によって角電流密度の向上を計っても、
必ずしも十分な電流密度を得ることができない。
【0007】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、その目的は、高い角電流密度のイオンビームを
発生させることができる電界電離型ガスフェーズイオン
源の調整方法を実現するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に基づく電界電離
型ガスフェーズイオン源の調整方法は、エミッタと、エ
ミツタ部分にイオン化ガスを供給するための手段と、引
出電極と、エミッタと引出電極との間に引出電圧を印加
するための引出電圧電源と、エミッタの先端部分からイ
オン化されたガスを加速するための加速電極とを備えた
電界電離型ガスフェーズイオン源において、エミッタと
引出電極との間にエミツタ先端部を電界蒸発させる電圧
をその電圧値を高くしながら多数回繰り返し印加し、そ
の繰り返しの都度、引出電圧を下げてイオンビームの電
流を測定し、イオンビーム電流の最大値が得られたとき
の引出電圧を記憶し、記憶された多数回の電界蒸発後の
各引出電圧に基づいて最適引出電圧の設定を行うように
したことを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明に基づく電界電離型ガスフェーズイオン
源の調整方法は、エミッタと引出電極との間にエミツタ
先端部を電界蒸発させる電圧をその電圧値を高くしなが
ら多数回繰り返し印加し、その繰り返しの都度、引出電
圧を下げてイオンビームの電流を測定し、イオンビーム
電流の最大値が得られたときの引出電圧を記憶し、記憶
された多数回の電界蒸発後の各引出電圧に基づいて最適
引出電圧の設定を行う。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図3は本発明の方法を実施するためのイオ
ンビーム加工装置の一例を示している。図中1はタング
ステンで形成されたエミッタである。このエミッタ1に
接近して引出電極2が設けられている。エミッタ1と引
出電極2との間には引出電圧電源3から引出電圧が印加
される。4は接地電位の加速電極であり、加速電極4と
エミッタ1との間には加速電源5から加速電圧が印加さ
れる。6はヘリウムガス源であり、ガス源6からのヘリ
ウムガスは、イオン化ガスとしてエミッタ1の先端部に
供給される。このエミッタ1、引出電極2、加速電極
4、ガス源6などは電界電離型ガスフェーズイオン源を
構成している。
【0011】イオン源から発生したイオンビームは、集
束レンズ7、対物レンズ8によって集束され、被加工材
料9上に細く集束されて照射される。被加工材料9に照
射されるイオンビームは、偏向器10によって任意に偏
向され、その結果、被加工材料には所望パターンのイオ
ンビームによる加工が実行されることになる。
【0012】イオン源から発生されたイオンビームの光
軸上にはマイクロチャンネルプレート(MCP)11が
配置されている。このMCP11の裏面には螢光面が設
けられている。また、MCP11はイオンビームの電流
量を検出でき、この検出信号は電流計12に供給され
る。電流計12の値はコンピュータ13に供給される。
このコンピュータ13は、引出電圧電源3や加速電源
5、更には図示していないが各レンズ電源や偏向器10
の偏向制御回路などを制御する。
【0013】イオンビームの光軸上のMCP11の下部
には、ミラー14が配置されており、このミラー14
は、MCP11の裏面の螢光面の像を反射させ、CCD
カメラ15に導くように作用する。CCDカメラ15で
得られた像信号は、陰極線管16に供給され、螢光面の
像は陰極線管16上に表示される。このような構成の動
作を次に説明する。
【0014】最初にイオンビームによる加工動作につい
て説明するが、加工動作を実行する場合には、イオンビ
ーム光軸からMCP11とミラー14は取り除かれてい
る。エミッタ1と引出電極2との間に引出電圧電源3か
ら所定の引出電圧を印加し、更に、エミッタ1と加速電
極4との間に加速電源5から加速電圧を印加する。この
ようにしてエミッタ1の先端部に高電界を形成すると共
に、ガス源6からヘリウムガスをエミッタ1の先端部に
供給する。
【0015】ヘリウムガス原子は、エミッタ1の先端部
の高電界によって電界電離しイオン化する。イオン化さ
れたガス原子は、加速電極4によって加速され、イオン
ビームとして取り出される。このイオンビームは集束レ
ンズ7と対物レンズ8によって集束され、被加工材料9
に照射される。偏向器10にはコンピュータ13から図
示していない偏向制御回路を介して加工データに応じた
偏向信号が供給され、その結果、被加工材料9はイオン
ビームによって所望のパターンが加工される。
【0016】さて、上記した加工動作に先立って、十分
な電流のイオンビームが得られるように、イオン源の調
整が行われる。この調整の間は、加速電源5からの加速
電圧は一定値とされている。また、イオンビームの光軸
上には、MCP11とミラー14とが図に示されている
ように配置される。次に引出電圧電源3からの引出電圧
を徐々に上昇させると、ガス原子のイオン化が始まる。
このとき、引出電圧と集束レンズ7のレンズ電圧とを連
動して引き上げると、エミッタ1の電界イオン像(FI
M像)を観察することができる。例えば、引出電圧を7
kV程度まで上昇させると、MCP11の裏面の螢光面
にFIM像が写し出される。このMCP11の裏面の螢
光面の像は、ミラー14によってCCDカメラ15に導
かれ、更に、CCDカメラ15によって得られた像信号
は、陰極線管16に供給されるため、オペレータはFI
M像を陰極線管16によって観察することができる。
【0017】次に、エミッタ1の先端を電界蒸発させる
ため、引出電圧を例えば、11kV程度に引き上げる。
エミッタ先端の電界蒸発をこの電圧によって行った後、
引出電圧を下げ、エミッタ先端の(111)面にイオン
化を集中させる。そうすると、例えば、6kV程度の引
出電圧で(111)面にイオン化が集中して起こる状態
が観察される。ここで、引出電圧を連続して変化させな
がらMCP11で得られた電流を電流計12で検出す
る。電流計12の検出信号はコンピュータ13に送られ
て記憶される。この記憶された引出電圧に応じた検出信
号は図4のI1となる。図4のグラフの横軸は引出電圧
であり、縦軸はMCP11によって検出されたイオンビ
ームの角電流密度である。この図4の角電流密度の変化
曲線I1から、コンピュータ13は角電流密度の最大値
B1とその時の引出電圧V1とを記憶する。
【0018】次に引出電圧を例えば、12kVというよ
うに、1回目の電界蒸発時の値より大きくさせて電界蒸
発を行わせ、その後、再び引出電圧を下げ、(111)
面領域にイオン化を集中させて、そのときのFIM像を
モニターする。そうすると、特定範囲の引出電圧になる
とエミッタの(111)面にイオン化が集中して起こる
状態が観察される。この状態で、上記したように引出電
圧を連続して変化させながらMCP11で得られた電流
を電流計12で検出し、検出信号をコンピュータ13に
送って記憶する。この記憶された引出電圧に応じた検出
信号は図4のI2となる。この図4の角電流密度の変化
曲線I2から、コンピュータ13は角電流密度の最大値
B2とその時の引出電圧V2とを記憶する。この2回目
の電界蒸発動作とそれに引き続く角電流密度の検出、更
には最大角電流密度と引出電圧の記憶が終了すると、3
回目の電界蒸発動作が行われ、図4のI3の曲線が得ら
れる。そして、コンピュータ13には3回目の動作にお
ける最大角電流密度B3とその時の引出電圧値V3とが
記憶される。
【0019】上記した動作を多数回繰り返すと、最大角
電流密度は徐々に上昇し、飽和することになる。コンピ
ュータ13は、各電界蒸発ごとの最大角電流密度を監視
しており、最大角電流密度が飽和したことを確認する
と、電界蒸発動作を停止する。その後、最大角電流密度
が得られた時の引出電圧Vnに引出電圧を設定し、この
状態で加工動作を開始する。加工動作を開始するときに
は、当然のことながらMCP11とミラー12とはイオ
ンビームの光軸から取り除かれる。
【0020】さて、上記したように、エミッタの電界蒸
発を繰り返すことによりエミッタからのイオンの角電流
密度は上昇する。この現象は、電界蒸発により、エミッ
タ全体と(111)面の曲率半径が両方共に大きくなる
が、エミッタ全体の曲率半径に対する(111)面の曲
率半径の比率が小さくなることに基因しているものと考
えられる。すなわち、図5のエミッタの断面図に示すよ
うに、第1回目の電界蒸発により、Wエミッタの先端部
はS1のような形状に成形される。このときのエミッタ
全体の曲率半径はR、(111)面Cの曲率半径はr
である。また、2回目、3回目の電界蒸発により、エ
ミッタはそれぞれ図5のS2、S3のように成形され、
それぞれのエミッタ全体の曲率半径はR,R、(1
11)面の曲率半径はr,rとなる。各電界蒸発後
の2種の曲率半径の比率Rは次のようになる。
【0021】r/R>r/R>r/R この比率Rは、電界蒸発を繰り返すに従って大きくな
り、上記したように、エミッタ全体の曲率半径に対する
(111)面の曲率半径の比率が小さくなる。従って、
(111)面領域にイオン化が集中して起こる電圧は上
がるが、(111)面領域以外ではイオン化は起こりに
くくなり、その結果、より多くの結像ガス原子が(11
1)面領域に補給され、(111)面の角電流密度は増
大することになる。前記曲率半径の比率Rは電界蒸発を
繰り返すにしたがって大きくなるが、やがて飽和し、そ
れに伴ってイオンビームの角電流密度も飽和する。この
飽和した時点でのイオンビームの角電流密度は、1回の
電界蒸発後の角電流密度に比べて4〜5倍となることが
確認された。
【0022】以上本発明の実施例を説明したが、本発明
はこの実施例に限定されない。例えば、エミッタ先端部
の形状をモニターしながら電界蒸発を繰り返すようにし
たが、エミッタ先端部の形状のモニターは必ずしも必要
ではない。すなわち、自動的に電界蒸発電圧を設定する
と共にこの電圧を徐々に上昇させ、各電界蒸発後におい
て、イオン化が集中して起きる引出電圧の近傍で自動的
にこの引出電圧を変化させるように構成しても良い。ま
た、イオン化原子はヘリウム以外にもアルゴン,窒素,
酸素ガスなどを用いることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に基づく電
界電離型ガスフェーズイオン源の調整方法は、エミッタ
と引出電極との間にエミツタ先端部を電界蒸発させる電
圧をその電圧値を高くしながら多数回繰り返し印加し、
その繰り返しの都度、引出電圧を下げてイオンビームの
電流を測定し、イオンビーム電流の最大値が得られたと
きの引出電圧を記憶し、記憶された多数回の電界蒸発後
の各引出電圧に基づいて最適引出電圧の設定を行うよう
にしたので、高い角電流密度のイオンビームを発生させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガスフェーズイオン源におけるイオン化を説明
するための図である。
【図2】引出電圧と角電流密度との関係を示す図であ
る。
【図3】本発明を実施するためのイオンビーム加工装置
の一例を示す図である。
【図4】複数回の電界蒸発後の引出電圧と角電流密度と
の関係を示す図である。
【図5】電界蒸発後のエミッタの形状を示す図である。
【符号の説明】
1 エミッタ 2 引出電極 3 引出電圧電源 4 加速電極 5 加速電源 6 ガス源 7 集束レンズ 8 対物レンズ 9 被加工材料 10 偏向器 11 マイクロチャンネルプレート(MCP) 12 電流計 13 コンピュータ 14 ミラー 15 CCDカメラ 16 陰極線管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エミッタと、エミツタ部分にイオン化ガ
    スを供給するための手段と、引出電極と、エミッタと引
    出電極との間に引出電圧を印加するための引出電圧電源
    と、エミッタの先端部分からイオン化されたガスを加速
    するための加速電極とを備えた電界電離型ガスフェーズ
    イオン源において、エミッタと引出電極との間にエミツ
    タ先端部を電界蒸発させる電圧をその電圧値を高くしな
    がら多数回繰り返し印加し、その繰り返しの都度、引出
    電圧を下げてイオンビームの電流を測定し、イオンビー
    ム電流の最大値が得られたときの引出電圧を記憶し、記
    憶された多数回の電界蒸発後の各引出電圧に基づいて最
    適引出電圧の設定を行うようにした電界電離型ガスフェ
    ーズイオン源の調整方法。
  2. 【請求項2】 電界蒸発後のイオンビーム電流の測定時
    にエミッタ先端部の観察を行うようにした請求項1記載
    の電界電離型ガスフェーズイオン源の調整方法。
JP33133093A 1993-12-27 1993-12-27 電界電離型ガスフェーズイオン源の調整方法 Withdrawn JPH07192669A (ja)

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