JPH07192294A - 光学式記録情報再生装置 - Google Patents

光学式記録情報再生装置

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JPH07192294A
JPH07192294A JP5330198A JP33019893A JPH07192294A JP H07192294 A JPH07192294 A JP H07192294A JP 5330198 A JP5330198 A JP 5330198A JP 33019893 A JP33019893 A JP 33019893A JP H07192294 A JPH07192294 A JP H07192294A
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JP
Japan
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optical
recording medium
information recording
detection system
regenerative signal
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Pending
Application number
JP5330198A
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English (en)
Inventor
Takeharu Shibatoko
剛玄 柴床
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH07192294A publication Critical patent/JPH07192294A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】超解像効果を持つ情報記録媒体の再生信号の変
調率向上を図る。 【構成】光学式記録情報再生装置は、超解像効果を持つ
情報記録媒体4と、レーザ光源1からの出射光束を前記
情報記録媒体4の盤面上へ集光する光学系と、前記情報
記録媒体4からの反射光束を再生信号系へ入射させる光
学系5と、前記入射光束を別々の偏光方向をもつ2つの
光束に分離させる光学系12と、分離した2つの光束を
再集光する光学系13と、その再集光点で微小スポット
のみ透過させる光学系14と、光学系14を透過した光
束を検出する光検出器15からなる。超解像効果を持つ
情報記録媒体4は、その盤面上へ照射される集光スポッ
トの熱によって出来る高い温度領域と、集光スポットの
重なり部分から情報信号を読み取る。光学系14上で形
成される情報記録媒体4上と同じ像において、前記重な
り部分に対応する箇所のみを透過するように光学系14
を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、媒体面上に集光スポッ
ト径より小さい開口が形成される効果を有する情報記録
媒体を用いて、記録情報の読み出しを行う光学式記録情
報再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、書換可能でかつ大容量の媒体とし
て、光磁気媒体が実用化されている。しかし、従来の光
磁気記録方式でデジタル動画を扱うとき、記録容量が不
十分であるといる問題点を有していた。光ディスクの場
合、記録密度は、読み出し光の回折限界まで集光したス
ポットの直径で制限されている。従って、光源の短波長
化が記録密度の向上に有効であり、600nm帯の可視
光半導体レーザの使用や、さらに、短波長の500nm
帯のSHGレーザの使用が検討されている。1つにアプ
ライドオプティクスAppl.Ppt.),29(19
90)p3046で提案されているが、光源から媒体盤
面上へ至る光学系内に遮光板を挿入することで、回折限
界を越える集光スポット径を作り出し、記録密度を向上
を図っている。これに対し媒体盤面上に小さい開口を作
ることで、超解像効果を作り出す方式がある。この方式
を光磁気媒体の場合で説明する。この方式は、ジャパニ
ーズジャーナルオブアプライドフィジックス(Jpn.
Appl.Phys.),31(1992)p568な
どで提案されているが、光磁気媒体に再生層、記録層か
らなる交換結合した2層膜を用いる。両層は、ともに希
土類遷移金属磁性膜を用いている。ここで記録層は保持
力が大きく、キャリー温度が通常の光磁気ディスクの磁
性膜とほぼ同じである。再生層は保持力が小さく、キャ
リー温度が記録層に比べて低く作られている。
【0003】この媒体における信号再生のプロセスを図
3に示す。まず記録後に再生層、記録層を貫通する記録
ピットが形成される。つづいて、再生層の磁化のみを全
反転させるだけの初期化磁界を印加して、再生層を初期
化する(図3(a))。これにより、再生層がマスクの
役目を果し、この状態では、記録層の情報を読み出すこ
とが出来ない。
【0004】再生において、レーザビームを照射する
と、長い照射時間のため、再生層の保持力が弱くなる領
域47が出来る。すると、2層間の交換結合力によっ
て、記録層の磁化が再生層に転写され、実質上、マスク
が取り除かれたことになる。この時、再生光の集光スポ
ットは領域48に位置しているので、領域47と領域4
8の重なっている部分の情報のみが検出されることにな
る。これにより媒体盤面上に集光スポット径よりも小さ
い開口が作られたことになり、記録密度の向上を可能に
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した再生方法で
は、再生光の集光スポット内の1部分のみが記録情報の
読み取りに関与しているだけである。従来の光学式記録
情報再生装置では、情報記録媒体からの反射光束を検出
するときに、記録情報読み取りに関わらない領域からの
反射光を合わせて検出しているため、その反射光が再生
信号の直流成分として加算されてしまう。そのため、図
4(a)に示すように、再生信号の変調率(m1 =△S
1 /S1 )が低下するという問題が考えられる。
【0006】本発明の目的は、前記課題達成のため、再
生信号の変調率を向上させる光学式記録情報再生装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】媒体面上に集光スポット
径より小さい開口が形成される効果を有する情報記録媒
体と、前記情報記録媒体へ光源からの出射光束を入射さ
せる光学系と、前記情報記録媒体からの反射光束を再生
信号検出系へ入射する光学系と、前記入射光束を検出す
る光検出器からなる光学式記録情報再生装置において、
再生信号検出系への入射光束を集光して再度スポットを
形成する光学系と、再集光点での集光スポットより小さ
い領域の光束のみ透過させる光学系を具備することを特
徴とする光学式記録情報再生装置である。
【0008】
【作用】情記録媒体からの反射光束を集光して再度スポ
ットを形成するとき、再集光スポット内には、媒体盤面
上での集光スポットに対応する、記録情報の読み取りに
関与した領域とそれ以外の領域が出来る。微小なスポッ
トのみを透過させる光学系を、再集光点のスポット内の
記録情報を読み出しに関与した領域へ配置すれば、検出
した再生信号の直流成分を低減でき、変調率を向上させ
ることが出来る。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。図1は本
発明の実施例を示す図である。レーザ光源1から出射し
た光束はコリメートレンズ2によりコリメートされ、対
物レンズ3によって、光磁気媒体4の盤面上に集光され
る。光磁気媒体4は従来技術で記載したように交換結合
した2層膜となっている。光磁気媒体4上に集光された
光束は図3(b)で示すように、集光スポット48と保
持力の低下した領域47の重なった部分から記録情報を
読み取る。光磁気媒体4からの反射光は、対物レンズ3
によって再度コリメートされ、偏光ビームスプリッタ5
による再生信号検出系の入射光束20と、偏光ビームス
ピリッタ6による誤差信号検出系の入射光束21とな
る。光束21は平凸レンズ7により集光され、ビームス
ピリッタ8により光束22,23に分離される。光束2
2は、ナイフェッジ9を経て光検出器10に至る。これ
は、ナイフェッジ法による焦点誤差信号を検出すること
になる。そして、光束23は光検出器11へ入射する。
これは、プッシュプル法によるトラック誤差信号を検出
することになる。
【0010】一方、光束20はローションプリズム12
により、別々の偏光方向を持つ2つの光束に分離され、
凸レンズ13によって、ともに再集光される。その再集
光点に、空間フィルタ14を配置し、その後方の光検出
器15で再生信号を検出する。
【0011】空間フィルタ14は、面内に微小なピンホ
ール30を有している。図2に示しているように、凸レ
ンズ13の再集光点において、再集光スポット内に光磁
気媒体4の盤面上に領域47と領域48の重なっている
部分に対応する領域31が存在するので、その領域31
にピンホール30が一致するように配置する。
【0012】この構成によって光磁気媒体盤面上に集光
スポット内における記録情報読み取りに関わらない領域
からの反射光は、空間フィルタ14によってカットさ
れ、検出される再生信号の直流成分は減衰される。よっ
て、図4(b)に示すように、再生信号の変調率(m2
=△S1 /2S2 )は、S1 ・S2 より、従来の光学式
記録再生装置による再生信号の変調率m1 より向上する
ことになる。
【0013】以上述べてきた実施例では、情報記録媒体
上に生じる微小開口が、集光スポット内の媒体進行方向
側に位置していたが、微小開口の位置が集光スポット内
の別の場所に形成される場合、或いは、一層微小な開口
が形成される場合、再集光点での空間フィルターのピン
ホールの位置及び大きさを調整することで、変調率の向
上が可能である。そして、情報記録媒体は光磁気媒体に
限ることはなく、媒体面上に集光スポット径より小さい
開口が形成される効果を有する情報記録媒体ならば置き
換えが出来る。また、微小スポットを透過させる空間フ
ィルタにピンホールを使用したが、ピンホールの直径と
同等の幅を持つスリットに置き換えることが出来る。サ
ーボ方式についても、前記では規定して記述したが、こ
れは従来使用されていた種々のサーボ方式に置き換えが
出来る。
【0014】
【発明の効果】本発明の光学式記録信号再生装置を用い
れば、再生信号の変調率の向上できる。さらに、変調率
向上によって、C/Nを向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するための図である。
【図2】本発明の実施例における空間フィルタの配置を
説明するための図である。
【図3】従来技術を説明するための図である。
【図4】再生信号波形を説明するための図である。
【符号の説明】
1 レーザ光源 2 コリメートレンズ 3 対物レンズ 4 光磁気媒体 5,6,8 偏光ビームスプリッタ 7 平凸レンズ 9 ナイフェッジ 10,11,15 光検出器 12 ローションプリズム 13 凸レンズ 14 空間フィルタ 20,21,22,23 光束 30 ピンホール 31 記録信号読み取り領域 32 再集光スポット 40 再生層 41 記録層 42 初期化磁界 43 再生層の磁化方向 44 記録層の磁化方向 45 再生磁界 46 記録層から再生層に転写された記録ピット 47 保持力が低下した領域 48 集光スポット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体面上に集光スポット径より小さい開
    口が形成される効果を有する情報記録媒体と、前記情報
    記録媒体へ光源からの出射光束を入射させる光学系と、
    前記情報記録媒体からの反射光束を再生信号検出系へ入
    射する光学系と、前記入射光束を検出する光検出器から
    なる光学式記録情報再生装置において、再生信号検出系
    への入射光束を集光して再度スポットを形成する光学系
    と、再集光点での集光スポットより小さい領域の光束の
    み透過させる光学系を具備することを特徴とする光学式
    記録情報再生装置。
JP5330198A 1993-12-27 1993-12-27 光学式記録情報再生装置 Pending JPH07192294A (ja)

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JP5330198A JPH07192294A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 光学式記録情報再生装置

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JP5330198A JPH07192294A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 光学式記録情報再生装置

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JPH07192294A true JPH07192294A (ja) 1995-07-28

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JP5330198A Pending JPH07192294A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 光学式記録情報再生装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100401396C (zh) * 2004-02-18 2008-07-09 Tdk株式会社 光学头、光学再生装置和光学记录及再生装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02294948A (ja) * 1989-05-10 1990-12-05 Nec Corp 光ヘッド装置
JPH0512673A (ja) * 1991-07-03 1993-01-22 Mitsubishi Electric Corp 光デイスク装置の高密度記録再生方式

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