JPH07134840A - 光記録媒体及び光記録媒体再生装置 - Google Patents

光記録媒体及び光記録媒体再生装置

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Publication number
JPH07134840A
JPH07134840A JP28232793A JP28232793A JPH07134840A JP H07134840 A JPH07134840 A JP H07134840A JP 28232793 A JP28232793 A JP 28232793A JP 28232793 A JP28232793 A JP 28232793A JP H07134840 A JPH07134840 A JP H07134840A
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JP
Japan
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temperature
layer
light
magnetization
recording medium
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Application number
JP28232793A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Onaki
伸晃 小名木
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い空間周波数を有する光ディスク及びその
再生装置を提供する。 【構成】 所定の再生温度以下では、第1磁性層3の磁
化は外部磁界の方向に対応し、それに従う第1の偏光状
態を有する。次に、温度が再生温度近傍になると、第2
磁性層(4、4’)の垂直磁気異方性が大きくなって、
第3磁性層5との交換結合力が生じ、外部磁界と逆の磁
化の向きを持つ第3磁性層5の磁化が転写される。更
に、この磁化は第1磁性層3との交換結合力により第1
磁化層3に転写されるので、第1磁性層3はこの磁化の
向きに対応した第2の偏光状態を持つに至る。更に温度
が上昇し、第2磁性層のキュリー温度を越えると、第2
磁性層の磁区が消失して交換結合力を失い、第1磁性層
3の磁化の向きは再び外部磁界の向きとなり第1の偏光
状態に変化する。よって、読出光内でダブルマスクが行
え、第2の偏光状態の情報のみを分離再生することが可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は位相ピットにより情報が
記録された光記録媒体及びその再生装置に係り、特に再
生時の読出光の波長および対物レンズの開口数により規
定される空間周波数を越える空間周波数を有する情報を
記録した光記録媒体及びその再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のCD(Compact Disk)やLD(La
ser Disk)等に代表される光ディスクにおいては、読出
レーザ光のスポットが(位相)ピットに照射されたとき
に回折や散乱あるいはピット部分の光学定数の変化によ
って生じる反射光量の減少を光検出器で検出することに
より、ピットの有無に対応した情報を取り出していた。
より具体的には、ピット上に読出レーザ光のスポットが
照射されている場合(図7(a)参照)には、散乱など
により反射による戻り光量が小さく、ピット間に読出レ
ーザ光のスポットが照射されている場合(図7(b)参
照)には戻り光量が大きいことを利用して情報を読み出
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来における光デ
ィスクの再生分解能は、読出レーザ光の波長λと、対物
レンズの開口数NAによって制限され、空間周波数fc
=2NA/λを越える周波数成分を有する情報を再生す
ることはできないという問題点があった。
【0004】そこで第1の発明及び第2の発明の目的
は、再生時の読出レーザ光の波長λと、対物レンズの開
口数NAによって規定される空間周波数fc =2NA/
λを越える空間周波数を有する情報を記録することが可
能な光記録媒体を提供することにある。
【0005】また、第3の発明の目的は、第1の発明及
び第2の発明を用いて、高い空間周波数を有する光記録
媒体の情報を再生することが可能な光記録媒体再生装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記各課題を解決するた
め、読出光を反射させるフェリ磁性体よりなる再生層を
設け、光スポット内における温度上昇等によって起こる
磁気光学効果(カー効果)により、読出光の偏光状態を
回転させ、読出レーザ光による光スポット内の読出した
い領域の偏光状態と他の領域における偏光状態とを異な
るようにさせ、読出装置においてはこれら異なる偏光状
態を分離再生できれば、光スポットの径は同じままでも
より空間周波数を実現できることになる。
【0007】このための具体的な手段として、第1の発
明は、位相ピットによって情報が保持された基板と、外
部から照射された所定の読出光に対して垂直磁化の方向
に対応する第1の偏光状態又は第2の偏光状態を有し且
つ所定の高温マスク温度より高いキュリー温度を有する
第1の磁性層と、所定の再生温度より低い温度で垂直磁
気異方性が小さくなり且つ所定の再生温度近傍で垂直磁
気異方性が大きくなる磁化特性を有し、所定の再生温度
より高く且つ高温マスク温度より低いキュリー温度を有
する第2の磁性層と、所定方向に一様に磁化され高温マ
スク温度より高いキュリー温度を有する第3の磁性層
と、を備えた光記録媒体により達成される。
【0008】また、第2の発明は、第1の発明の光記録
媒体において、第2の磁性層が、所定の再生温度より低
い温度で垂直磁気異方性が小さくなり且つ所定の再生温
度近傍で垂直磁気異方性が大きくなる磁化特性を有する
補助磁性層と、所定の再生温度より高く且つ高温マスク
温度より低いキュリー温度を有するマスク用磁性層と、
により構成される光記録媒体により達成される。
【0009】さらに、第3の発明は、第1の発明又は第
2の発明の光記録媒体から記録情報を再生する光記録媒
体再生装置において、光記録媒体に所定の読出光を照射
する光照射手段と、照射された所定の読出光の光記録媒
体による反射光から、第1の偏光状態を有する読出光又
は第2の偏光状態を有する読出光のいずれか一方のみを
分離する分離手段と、分離手段により分離された読出光
を受光し読出信号として出力する受光手段と、読出信号
に基づいて光記録媒体の記録情報の再生動作を行う再生
手段と、所定方向とは逆方向の外部磁界を印加する外部
磁界印加手段と、を備えた光記録媒体再生装置により達
成される。
【0010】
【作用】第1の発明によれば、所定の再生温度以下にお
いては、第1の磁性層の磁化の向きは外部磁界の方向に
対応し、それに従う第1の偏光状態を有しているが、所
定の読出光が照射され温度が上昇すると、偏光状態が変
化する。
【0011】つまり、温度が所定の再生温度近傍になる
と第2の磁性層の垂直磁気異方性が大きくなり、第2の
磁性層の磁化の方向は第3の磁性層との強い交換結合力
により第3の磁性層の磁化が転写される。第3の磁性層
の磁化の向きは外部磁界とは異なる所定の方向を有して
おり、第2の磁化層はこの所定方向に向くことになる。
更に、この磁化は第1の磁性層に対して交換結合力によ
り転写され、第1の磁性層の磁化は外部磁界とは異なる
所定方向に向く。すると、第1の磁性層の偏光状態は磁
化の向きに対応しているので、再生温度近傍においては
この所定方向の磁化の向きに対応した第2の偏光状態を
持つ。
【0012】更に温度が上昇し、第2の磁性層のキュリ
ー温度を越えると、第2の磁性層の磁区が消失する。す
ると、第1の磁性層の磁化の向きを規定していた交換結
合力が喪失するので、第1の磁性層の磁化の向きは再び
外部磁界に対応し、第1の偏光状態に変化する。よっ
て、読出光内でダブルマスクが形成され、第2の偏光状
態を有するピットによる情報を分離再生することが可能
となる。
【0013】また、第2の発明によれば、所定の再生温
度より低い温度ではマスク用磁性層が交換結合力を有し
ていないので、第1の磁性層は第1の偏光状態を有し、
所定の再生温度近傍ではマスク用磁性層の垂直磁気異方
性が大きくなり交換結合力が強まり、第3の磁性層の磁
化が第1の磁性層に転写され、第2の偏光状態を有する
に至る。
【0014】更に温度が上昇すると、補助磁性層のキュ
リー温度を越えるので補助磁性層の磁区は消失して交換
結合力を失い、第1の磁性層の磁化は再び外部磁界の方
向に向かい、第1の偏光状態に戻る。よって、ダブルマ
スクが形成され、第2の偏光状態を有するピットによる
情報を分離再生することが可能となる。
【0015】また、第3の発明によれば、光記録媒体に
は外部磁界が外部磁界印加手段によって常に光記録媒体
の第3の磁性層における磁化の向き(所定方向)とは異
なる方向に印加されている。また、光照射手段は、光記
録媒体に読出光を照射し、この読出光による光記録媒体
表面の温度変化と外部磁界とにより光記録媒体に第1の
偏光状態と第2の偏光状態が生じる。分離手段は、この
照射された読出光の光記録媒体の反射光のうちから、第
2の偏光状態を有する読出光を分離する。
【0016】これにより、受光手段は、分離手段により
分離された読出光を受光し読出信号として再生手段に出
力し、再生手段は読出信号に基づいて光記録媒体の記録
情報の再生動作を行う。
【0017】従って、それぞれが光スポット内の一部分
である再生温度近傍の領域から第2の偏光状態を有する
読出光に含まれる記録情報のみを再生することができ、
光スポット内に複数個存在するような場合のように高い
空間周波数を有する情報を再生することが可能となる。
【0018】
【実施例】次に、図面を参照して本発明の好適な実施例
を説明する。第1実施例 第1実施例による光ディスクの構造を図1に示す。
【0019】図1(a)に示すように、光ディスク1
は、位相ピットが形成された基板2と、入射した直線偏
光の読出光の偏光状態を読出光の照射に伴う温度分布に
対応して回転させる再生層3と、光スポットの高温領域
において磁区が消失し、マスク層4’と再生層2との磁
化の転写を消滅させる再生補助層4と、室温では垂直磁
気異方性が弱く、光スポットの低温中温境界温度TLM
上において垂直磁気異方性が強くなるマスク層4’と、
定常磁界を保持する保磁力の強い窓形成層5とを備えて
構成されている。尚、以下の説明において、再生層3、
再生補助層4及びマスク層4’、窓形成層5をまとめて
光磁気層と呼ぶ。
【0020】光ディスク1の組成としては、磁気光学効
果を示す再生層3はGdFeCo層(30nm)、再生
補助層4はTbFeCo層(10nm)、マスク層4’
はGdFeCo層(30nm)、窓形成層5はTbFe
Co層(40nm)で形成されている。なお、括弧内の
数値は各層の厚さの一例を示している。また、再生層3
における偏光状態の回転は、主としてカー効果による磁
気光学効果である。
【0021】本発明に必要な特性を示す材料の組成例及
び条件を表1に示す。
【0022】
【表1】 ここで、再生層の保磁力、磁化、膜厚をHC1a
S1a 、h1a、再生補助層の保磁力、磁化、膜厚をH
C1b 、MS1b 、h1bとすると、再生層及び再生補助層の
合成保磁力、磁化、合計膜厚を、それぞれHC1、MS1
1 とすると、これらの関係式は数1となる。
【0023】
【数1】 それと同時に、再生補助層の特性として、 再生時の最高温度TH > 再生補助層のキュリー温度
c =中温高温境界温度TMH を満たす必要がある。
【0024】また、マスク層は、室温において希土類リ
ッチであって、室温以上の温度に補償温度がある補償点
材料が本発明における必要条件を満たす。つまり、室温
で角形比<1であり、再生時の読出レーザ光の中温領域
の温度以上で垂直磁気異方性が大きくなる(つまり、角
形比が1)素材であることが必要である。この様な素材
は、例えば、表1に掲げる組成を有するものでは、再生
補助層4が約100°C以上の温度で垂直磁化となり、
キュリー温度Tc が再生時の最高温度TH 以下である。
その他の各層においては、各素材のキュリー温度は再生
時の最高温度T H 以上であることが必要で、その場合磁
区の消失はない。
【0025】窓形成層は、製造工程において、窓形成層
の保磁力を越える強力な磁界によって一定方向に磁化さ
れてい必要がある。この磁化の方向は初期化磁界若しく
は再生磁界として印加する磁界の向きと反対の向きであ
り、一回磁化された後に方向が変化することがない、本
発明の光磁気ディスクに必須のものである。つまり、初
期化磁界及び再生磁界は、窓形成層の保磁力より弱い磁
界の強さでしか加えられていないので、その垂直磁化の
方向は変化しないのである。
【0026】上記の光磁気層の各層の初期化を行うため
の初期化磁界及び読出しを行うための再生磁界の磁界力
は、 Hini = 0.5〜4 〔k-oersted 〕 Hr = 0.1〜1 〔k-oersted 〕 の範囲にあることが好ましい。
【0027】次に、第1実施例における光磁気ディスク
の再生原理を図2に基づいて説明する。図では便宜上、
基板2の持つ位相ピットの凹凸は省略してある。初期状
態において、永久磁石等の磁化手段により光磁気ディス
クの再生層3及び再生補助層4の保磁力を越える磁界で
一様に同一方向(図2(a)、下方向)に垂直に磁化さ
れている。また、読出レーザ光の照射されずに光磁気層
の温度が室温であるときは、マスク層4’の垂直磁気異
方性は弱く外部磁界の影響を受けず、窓形成層5とマス
ク層4’との間には交換結合力が働かない。そのため、
再生補助層4及び再生層3に窓形成層5の磁化が転写さ
れることがない。
【0028】さて、再生時において、読出光の出力を所
定の出力に調整した読出レーザ光が照射されると、光磁
気層の温度が急速に上昇する。読出レーザ光が照射され
てからの時間が少ない低温領域AL における温度では、
再生補助層4のキュリー温度Tc 以下であるため変化は
起こらず、マスク層4’においても角形比が1より小さ
いため、垂直磁気異方性は小さいままであるので交換結
合力は働かない。
【0029】更に光磁気層の温度が上がり、光スポット
内の温度が低温中温境界温度TLM(図2(b))を越え
中温領域AM に入ると、マスク層4’の垂直磁気異方性
が変化して角形比が1となり垂直磁化となる。このとき
の磁化の向きは、再生磁界H r よりも窓形成層5とマス
ク層4’との交換結合力が強く作用し、窓形成層5の磁
化の向きと同じ(上向き)になる。すると、マスク層
4’と再生補助層4との間にも交換結合力が働き、再生
磁界Hr に打ち勝って再生補助層4の磁界の向きも上向
きになる。同様にして、再生層3の磁界の向きも反転し
て上向きに揃う。つまり、強い保磁力を有する窓形成層
5の交換結合力により、各層間に交換結合力が作用する
ようになるとき、各層の磁界の向きは高保磁力を有する
窓形成層5の磁界が転写されるのである。
【0030】更に温度が上がり、光磁気層の温度が中温
高温境界温度TMH(図2(b))を越えた場合、再生補
助層4のキュリー温度に達するので再生補助層4の磁区
が消失する(図2(a)、斜線部分)。すると、再生層
3の磁化の向きを規定していた再生補助層4との交換結
合力が喪失するので、再生層3の磁化の向きは外部磁界
である再生磁界Hr に従い、磁界の向きが再び反転す
る。光スポット内の最高温度TH は、再生補助層4以外
の各層のキュリー温度より低くなるよう読出レーザ光の
パワーが制御されていれば、他の磁区が消失することは
ない。
【0031】最後に、光スポットが離れると温度は急速
に低下し(図2(b))、再生補助層4のキュリー温度
より下がり磁区が出現する。その時磁化の向きは外部磁
界である再生磁界Hr の向きに従う。よって、光スポッ
ト通過後の各層の全ての磁化の向きは、初期状態に戻る
のである。
【0032】上記動作の結果、磁気光学効果を有する再
生層3の磁化の向きが反転している中温領域AM 内にお
いては、入射した読出光の偏光状態が再生層3に依存し
た所定角度(θk )だけ回転する。また、その他の領域
における再生層3の磁化の向きは中温領域AM と反対方
向を向いているため、偏光状態も相反する方向に所定角
度(−θk )だけ回転することになる。そこで、偏光状
態の異なる2種の再生光を、偏光フィルタ、差動光学系
等の分離手段を用いて分離すれば、光スポット内の一部
分に存在するピットの情報を選択的に検出することがで
きる。
【0033】このことは、光学的には読出光の波長λ及
び対物レンズの開口数NAにより規定される光スポット
の直径rよりも小さな開口を有するピンホールを光ディ
スクの情報記録面上に設けたことと等価となり、光スポ
ット内に複数個存在するような微小サイズの位相ピッ
ト、すなわち、高い空間周波数f(f>fC )を有する
位相ピットの情報を再生することが可能となることを示
す。
【0034】次に、本発明の光ディスクを再生するため
の光ディスク再生装置の構成を図3に示す。光ディスク
再生装置10は、読出光である読出レーザ光を出射する
レーザダイオード11と、レーザダイオード11から入
射した読出レーザ光を透過し、後述のミラーから入射し
た読出レーザ光を反射するビームスプリッタ12と、読
出レーザ光を導くためのミラー13と、読出レーザ光を
光ディスクDKの情報記録面状に集光する対物レンズ1
4と、ビームスプリッタ12により反射された読出レー
ザ光(再生光)のうち非読出領域からの読出レーザ光の
後述の偏光ビームスプリッタにおける反射光量と透過光
量の比率を調整する二分の一波長板(halfwaveplate)
15と、所定の偏光状態を有する偏光のみを透過し、他
の光を反射する偏光ビームスプリッタ16と、偏光ビー
ムスプリッタにより反射された偏光を受光し、第1読出
信号R1 (RF信号)として出力する第1受光素子17
aと、偏光ビームスプリッタ16を透過した偏光を受光
し、第2読出信号R2 (RF信号)として出力する第2
受光素子17bと、デコーダ、アンプ等を含み読出信号
Rを再生信号Sに変換して出力する再生回路18と、再
生磁界Hr を光ディスクDKに印加する磁石MG1 と、
光ディスクDKの垂直磁化方向を一定方向に揃える(以
下、初期化という。)磁石MG2 と、を備えて構成され
ている。
【0035】次に、図2及び図3を参照し第1実施例に
おける光ディスク再生装置の動作を説明する。まず、光
ディスクDKの光磁気層に磁石MG2 を用いて外部磁界
ini を与え、記録情報読出前の再生層3と再生補助層
4の垂直磁化方向を一定方向(初期化:図2では、下方
向。)とする初期化を行なう。この場合において、再生
磁化印加用の磁石MG1 の磁界の強さを制御して、再生
磁界印加と初期化磁界印加とを兼用し、一つの磁石で行
ってもよい。初期化は最初に一度行えばその後は不要で
あるが、他の特性の光ディスクとの兼用装置等である場
合には再生前に毎回初期化を行ってもよい。
【0036】レーザダイオード11から出射された直線
偏光である読出レーザ光の光スポットLBは、ミラー1
3、ビームスプリッタ12、対物レンズ14を介して光
ディスクDKの情報記録面上に集光され、図2(a)に
示すように、トラックT上に光スポットLBを形成し、
この光スポットLBはディスクDKの回転によりトラッ
クT上を移動する。
【0037】ところで、トラックT上には、読出光の波
長λ及び対物レンズ14の開口数NAで規定される空間
周波数fc =2NA/λを越える空間周波数f(f>f
C )を有する位相ピットが形成されている。具体的に
は、光スポットLB内に複数個の位相ピットP1
2 、P3 が存在し、このままではそれらの位相ピット
1、P2 、P3 の情報を分離することができず、正し
い再生を行なうことができない。
【0038】そこで、読出レーザ光の出力を図2(b)
に示すような温度曲線を有するように調整すると、マス
ク層4’の温度は、光スポットLBの中間部分の中温領
域A M において垂直磁気異方性を有するに至り、高い保
磁力を有する窓形成層5の磁化が再生層3に転写し、例
えば、図2(a)に示すような場合、位相ピットP2
存在する中温領域AM のみの磁化の向きが反転する。
【0039】この結果、磁化の向きが反転した中温領域
M 内においては、読出光の情報記録面による反射光で
ある再生光の偏光状態は、読出光の偏光状態から磁気光
学効果により再生層3に依存したある所定角度(+
θk )回転して、受光素子側に戻ることとなる。一方、
中温領域AM を除く光スポットLB内の位相ピットP3
が存在する低温領域AL 及び位相ピットP1 が存在する
高温領域AH においては、再生光の偏光状態は中温領域
M における磁化の方向と反対の偏光作用を受け、所定
角度(−θK )だけ回転した状態で受光素子側に戻るこ
ととなる。
【0040】中温領域AM 及び他の領域からの再生光は
混合状態で受光素子17a、17bに達するが、二分の
一波長板15等を調節することにより、低温領域AL
び高温領域AH からの再生光量が第1受光素子17aと
第2受光素子17bに等量づつ入射するようにレンズ位
置、受光素子17a、17bの位置を設定して、再生回
路18にて第1読出信号R1 と第2読出信号R2 の差を
取れば(差動出力)、低温領域AL 及び高温領域AH
らの再生光による信号成分は相殺され、みかけ上遮蔽さ
れることとなる。従って、再生回路18においては、中
温領域AM 、すなわち、位相ピットP2 の情報のみを読
み出すことが可能となり、再生信号Sは位相ピットP2
の情報のみを含むこととなる。
【0041】以上の説明のように、第1実施例によれ
ば、読出光の波長λと対物レンズ14の開口数NAによ
って規定される空間周波数fC (=2NA/λ)を越え
る空間周波数fを有する情報を再生することが可能とな
る。中温領域AM とその他の領域では、再生光の偏光状
態の角度差が、単純な素材自体が有するカー回転角(θ
k )の2倍(=2×θk )となり、偏光状態の異なる2
種の再生光の分解能C/Nがよくなり、さらに再生信号
強度も向上する。一方、マスク層4’においては室温で
交換結合力を伝えないため、2回目以降の初期化磁界が
不要となる。
【0042】また、冷却後は初期状態に光ディスクDK
の各層の磁化が戻るので、連続再生を行なう場合に、冷
却される過程で垂直磁化方向が初期化状態と同一になる
ようにする磁界を印加したり、第2の磁石を設けて情報
読出後に再初期化を行なうといった手順と構成が必要な
く簡単になる。
【0043】更に、上記実施例における光学系は現在広
く用いられている書換可能型光磁気ディスクの記録再生
装置と等価であるため、装置を共用することが可能とな
る。更にまた、二分の一波長板15等の調節によって、
みかけ上遮蔽される領域を設定することができるので、
ピット列方向ばかりでなくトラックピッチ方向にも高密
度化された光ディスクであっても、トラック間クロスト
ーク、ピット間クロストークの発生が減少し、あるいは
無視できるため、所望の位相ピットのみの情報を正確に
再生することが可能となる。第2実施例 第1実施例においては、垂直磁気異方性が温度によって
大幅に変化するマスク層と、キュリー温度が低く所定の
出力に調整した読出レーザ光によって磁区が消失する再
生補助層との2つの層によって、窓形成層と再生層との
間の磁化の転写を行っていたが、本実施例はこれを1層
で実現するものである。
【0044】第2実施例の光ディスク1’の構造を図1
(b)に示す。図1(b)に示すように、光ディスク
1’は、位相ピットが形成された基板2と、入射した直
線偏光の読出光の偏光状態を読出光の照射に伴う温度分
布に対応して回転させる偏光状態変化層としての再生層
3と、所定の出力に調整された光スポットにおいて、高
温領域で磁区が消失し、且つ、室温では垂直磁気異方性
が弱く、光スポットの中温領域において垂直磁気異方性
が強くなる中間層4”と、定常磁界を保持する強保磁力
の窓形成層5と、を備えて構成されている。尚、以下の
説明においては、再生層3、中間層4”、窓形成層5を
まとめて光磁気層と呼ぶ。
【0045】光ディスク1’の具体的な組成例として
は、以下に示すものが挙げられる。 再生層3 Gd27(Fe80Co2073 〔at% 〕(30nm) 中間層4” Gd28(Fe98Co2 69Al3 〔at% 〕(30nm) 窓形成層5 Tb22(Fe80Co2078 〔at% 〕(40nm) 再生層3と窓形成層5は第1実施例と同じ組成・厚さで
あり、第1実施例と同じ条件を満たすことが要求され
る。中間層4”は第1実施例におけるマスク層4’のG
dFeCo層のキュリー点そのものを下げることによ
り、再生補助層4の役目をも兼用しうる材料としたもの
である。具体的に述べれば、Coを減らしAlを添加す
ることで達成できる。
【0046】図4に中間層4”の素材特性を示す。図中
に示すように、本実施例の中間層4”は約100°C以
上で垂直磁気異方性が大きくなり、しかもキュリー温度
cが低い。
【0047】一般に、保磁力の発散する温度(補償温度
Tcomp)は、Gd組成で決定される。また、本発明の読
出領域にあたる垂直磁気異方性が大きく(角形比が1)
なる範囲は、成膜条件、下地膜、希土類の種類等で決ま
る。本実施例では、前記の組成とすることでこれを達成
し、また、各層のCo組成を調整することにより、中間
層のキュリー温度を下げて垂直磁気異方性を有する範囲
を狭くした。これは則ち空間周波数を上げることに他な
らない。そして、図4に示す如く、レーザ光による光ス
ポットに領域分布ができるようレーザ出力を調整するこ
とで、光スポットは3つの領域に分かれ、高い空間周波
数を有することになる。
【0048】第2実施例の光ディスクを再生するための
光ディスク再生装置は、第1実施例と同一のもの(図3
参照)でよいので説明は省略する。次に、第2実施例に
おける動作を図3及び図5を参照して説明する。図5で
は便宜上基板2の持つ位相ピットの凹凸は省略してあ
る。
【0049】まず、第1実施例と同様に窓形成層5と再
生層3の初期化を行う。中間層4”は室温で垂直磁気異
方性が小さく磁化の方向は面方向を向いている。レーザ
ダイオード11から出射された直線偏光である読出レー
ザ光は、第1実施例と同様に光ディスクDKの情報記録
面上に集光され、図5に示すように、トラックT上に光
スポットLBを形成し、この光スポットLBはディスク
DKの回転によりトラックT上を移動する。
【0050】そこで、図4の各温度領域に光磁気膜の温
度が設定されるよう読出レーザ光の出力を調整すると、
マスク層4”の温度は、光スポットLBの中間部分の中
温領域AM において垂直磁気異方性を有するに至り、高
い保磁力を有する窓形成層5の磁化が高い交換結合力に
よって中間層4”に転写し、更に交換結合力によって再
生層3に転写する。室温や低温領域AL では下向きであ
った再生層3の磁化の向きが、位相ピットP2 が存在す
る中温領域AM において、上向きに反転する。更に読出
レーザ光の照射と移動が続き温度が上昇すると、温度は
中温高温境界温度TMHを越え、光スポットLBの高温領
域AH に入る。よって、中間層4”はキュリー温度Tc
を越えるので、中間層4”の磁区は消失する。すると、
再生層3は中間層4”による交換結合力を失い、磁化の
向きは外部磁化(再生磁界Hr )の向きへと再び反転す
る。
【0051】従って、磁化の向きが反転した中温領域A
M のみで再生光はカー回転角(+θ k )だけ偏光され、
それ以外の領域においては回転角(−θk )だけ偏光さ
れて、受光素子側に戻ることとなる。この中温領域AM
及び他の領域からの再生光は、混合状態で受光素子17
a、17bに達し、第1実施例と同様の経路を経て再生
回路18に入力する。最後に、第1読出信号R1 と第2
読出信号R2 の差を取ると、中間領域AM のみの信号、
つまり、位相ピットP2 の情報のみを読み出すことが可
能となり、再生信号Sは位相ピットP2 の情報のみを含
むこととなる。
【0052】第2実施例によれば、Gd組成において垂
直磁化となる温度範囲の広さを調整するのは一般に困難
であるにも拘らず、本実施例によれば高温領域をキュリ
ー温度で規定できるため温度範囲の設定が自由であり、
良好な高域特性を安定して得られる。また、中間層が室
温で交換結合力を伝えないため、2回目以降の初期化磁
界が不要となる。第3実施例 上記各実施例の光ディスク再生装置においては、2個の
受光素子を有する差動光学系を用いて記録情報の再生を
行っていたが、第3実施例は、1個の受光素子を用いて
光学系を構成した場合の実施例である。
【0053】図6に光ディスク再生装置の構成の主要部
を示す。図3の第1実施例と同一の部分には同一の符号
を付し、その詳細な説明を省略する。光ディスク再生装
置10Aは、読出光である読出レーザ光を出射するレー
ザダイオード11と、レーザダイオード11から入射し
た読出レーザ光を透過し、後述のミラーから入射した読
出レーザ光を反射するビームスプリッタ12と、読出レ
ーザ光を導くためのミラー13と、読出レーザ光を光デ
ィスクDKの情報記録面状に集光する対物レンズ14
と、ビームスプリッタ12により反射された読出レーザ
光(再生光)のうち読出領域からの読出レーザ光のみを
透過させる偏光板15’と、偏光板15’を透過した偏
光を受光し、読出信号R’(RF信号)として出力する
受光素子17’と、デコーダ、アンプ等を含み読出信号
R’を再生信号S’に変換して出力する再生回路18a
と、再生磁界印加手段である磁石MG1 及び初期化磁界
を印加する磁石MG2 と、を備えて構成されている。な
お、再生磁化印加手段である磁石MG1 と初期化磁界印
加手段であるMG2 とは磁界の向きが同じであるため、
磁石を兼用として磁界の強さを制御するようにしてもよ
い。
【0054】次に動作を説明する。レーザダイオード1
1を出射した読出レーザ光はビームスプリッタ12を透
過し、ミラー13により反射され、さらに対物レンズ1
4により読出レーザ光を光ディスクDKの情報記録面上
に集光される。
【0055】この時、光スポットLB内の光ディスクD
Kの状態は、光スポットの中温領域AM のみがカー回転
角(+θk )の偏光状態を有し、残りの領域から反射さ
れる読出光はカー回転角(−θk )の偏光状態を有して
いる。
【0056】そこで、偏光板15’をレーザダイオード
側からの入射光から回転角(+θk)のみ偏光された光
を通すように設定すれば、中温領域AM 以外の領域から
の反射光は偏光板15を透過しづらくなるので、中温領
域AM からの反射光(カー回転角(+θk ))のみが偏
光板15’を透過し、受光素子R’により受光され、再
生回路18aにより、再生信号S’として出力されるこ
ととなる。
【0057】すなわち、中温領域AM が読出領域とな
り、それ以外の領域がマスク領域となる。第3実施例に
よれば、従来形の光ディスクと本発明の光ディスクとを
兼用して再生することができるので、複数種の光ディス
クに対応した再生装置として適する。そして、本発明の
光ディスク再生においては、トラックピッチ方向にも記
録密度を向上させることができ、より高い空間周波数を
有する記録情報を再生することが可能となる。他の変形例 以上の各実施例においては、再生層の状態変化層として
光磁気記録材料について述べたが、光磁気記録材料に限
らず、照射する光の強度あるいは材料層の温度に依存し
て偏光状態が初期の偏光状態に対して変化を生じる材料
(例えば、フォトクロミック材料等)であれば、本発明
を適用することが可能である。
【0058】更に、以上の各実施例においては、レーザ
ダイオード11の出射読出レーザ光をビームスプリッタ
12、ミラー13、対物レンズ14を介してそのまま光
ディスクDKの情報記録面に照射していたが、直線偏光
性をよくするために、レーザダイオード11とビームス
プリッタ12の間の光路中に偏光板を設け、偏光板を介
して光ディスクDKに照射させてもよい。
【0059】更にまた、以上の各実施例においては、読
出光を直線偏光とする場合について説明したが、楕円偏
光を用いるように構成することも可能である。また、偏
光状態は2種類に限らないので、複数の偏光状態の再生
光から一の偏光状態を有する再生光のみを分離するよう
に構成してもよい。
【0060】
【発明の効果】第1の発明によれば、光スポット内部を
ダブルマスク化するので、光スポット内に複数個存在す
るような場合のように高い空間周波数を有する情報を記
録可能な光ディスクを提供できる。
【0061】また、第2の発明によれば、第1の発明に
おいて2層で実現していたマスク機能を1層で実現でき
るので、製造工程を省略して高い空間周波数を有する情
報を記録可能な光ディスクを提供できる。
【0062】更に、第3の発明によれば、第1の発明又
は第2の発明の光ディスクを用いて、光スポット内の一
部分である第1の領域からの第1の偏光状態を有する読
出光又は第2の領域からの第2の偏光状態を有する読出
光のいずれか一方のみに含まれる記録情報のみを有効に
再生することができ、光スポット内に複数個存在するよ
うな場合のように高い空間周波数を有する情報を再生す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例及び第2実施例の光ディスクの詳細
構造を示す断面図である。
【図2】第1実施例の光ディスクの再生原理を説明する
図である。
【図3】第1実施例の光ディスク再生装置の構成図であ
る。
【図4】第2実施例の光ディスクの再生原理を説明する
図である。
【図5】第2実施例の中間層の磁化特性の説明図であ
る。
【図6】第3実施例の光ディスク再生装置の構成図であ
る。
【図7】従来の情報読出原理の説明図である。
【符号の説明】
1…光ディスク 2…基板(位相ピット付き) 3…再生層(GdFeCo層) 4…再生補助層(TbFeCo層) 4’…マスク層(GdFeCo層) 4”…中間層(GdFeCoAl層) 5…窓形成層(TbFeCo層) 10…光ディスク再生装置 11…レーザーダイオード 12…ビームスプリッタ 13…ミラー 14…対物レンズ 15、15’…二分の一波長板 16…ビームスプリッタ 17a…第1受光素子 17b…第2受光素子 17’…受光素子 18、18a…再生回路 AH …高温領域 AM …中温領域 AL …低温領域 R1 …第1読出信号 R2 …第2読出信号 R、R’…読出信号 S、S’…再生信号 MG1 …再生磁界用磁石 MG2 …初期化磁界用磁石 LB…光スポット P1 〜P3 …位相ピット TC …再生補助層、中間層のキュリー温度 Tcomp…補償点温度 TLM…低温中温境界温度 TMH…中温高温境界温度 TH …最高温度

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相ピットによって情報が保持された基
    板と、 外部から照射された所定の読出光に対して垂直磁化の方
    向に対応する第1の偏光状態又は第2の偏光状態を有し
    且つ所定の高温マスク温度より高いキュリー温度を有す
    る第1の磁性層と、 所定の再生温度より低い温度で垂直磁気異方性が小さく
    なり且つ前記所定の再生温度近傍で垂直磁気異方性が大
    きくなる磁化特性を有し、前記所定の再生温度より高く
    且つ前記高温マスク温度より低いキュリー温度を有する
    第2の磁性層と、 所定方向に一様に磁化され且つ前記高温マスク温度より
    高いキュリー温度を有する第3の磁性層と、 を備えたことを特徴とする光記録媒体。
  2. 【請求項2】 請求項1の光記録媒体において、 前記第2の磁性層は、前記所定の再生温度より低い温度
    で垂直磁気異方性が小さくなり且つ前記所定の再生温度
    近傍で垂直磁気異方性が大きくなる磁化特性を有する補
    助磁性層と、 前記所定の再生温度より高く且つ前記高温マスク温度よ
    り低いキュリー温度を有するマスク用磁性層と、 により構成されることを特徴とする光記録媒体。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2の光記録媒体から
    記録情報を再生する光記録媒体再生装置において、 前記光記録媒体に前記所定の読出光を照射する光照射手
    段と、 照射された前記所定の読出光の前記光記録媒体による反
    射光から、前記第1の偏光状態を有する読出光又は前記
    第2の偏光状態を有する読出光のいずれか一方のみを分
    離する分離手段と、 前記分離手段により分離された読出光を受光し読出信号
    として出力する受光手段と、 前記読出信号に基づいて前記光記録媒体の記録情報の再
    生動作を行う再生手段と、 前記所定方向とは逆方向の外部磁界を印加する外部磁界
    印加手段と、 を備えたことを特徴とする光記録媒体再生装置。
JP28232793A 1993-11-11 1993-11-11 光記録媒体及び光記録媒体再生装置 Pending JPH07134840A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995030986A1 (fr) * 1994-05-10 1995-11-16 Hitachi Maxell, Ltd. Support d'enregistrement magneto-optique, procede et appareil d'enregistrement et de reproduction

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995030986A1 (fr) * 1994-05-10 1995-11-16 Hitachi Maxell, Ltd. Support d'enregistrement magneto-optique, procede et appareil d'enregistrement et de reproduction

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