JPH0719227A - 支圧接合用組合せボルト及びその施工方法 - Google Patents

支圧接合用組合せボルト及びその施工方法

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JPH0719227A
JPH0719227A JP16052493A JP16052493A JPH0719227A JP H0719227 A JPH0719227 A JP H0719227A JP 16052493 A JP16052493 A JP 16052493A JP 16052493 A JP16052493 A JP 16052493A JP H0719227 A JPH0719227 A JP H0719227A
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bolt
screwed
shaft
hole
bearing
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Toshiro Suzuki
敏郎 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリアランスの小さいボルト穴に対し、若干
のずれがある場合でも容易に挿入でき、支圧接合の形で
接合部に高い剛性を確保することのできる支圧接合用組
合せボルト及びその施工方法を提供する。 【構成】 組合せボルトAは、互いに螺合する第1ボル
ト11と第2ボルト12とからなる。第1ボルト11
は、ボルト頭部11aと、内側に雌ねじ11cを形成し
た中空のボルト軸11bとからなる。ボルト軸11bの
外径は、被接合材1のボルト穴2とのクリアランスがで
きるだけ小さくなるような径とする。第2ボルト12
は、ボルト頭部12aと、外面に雄ねじ12cを形成し
たボルト軸12bからなる。第1ボルト11をボルト穴
に所定量押し込んだ後、第2ボルト12を第1ボルト1
1に螺合し、所定位置まで引き寄せ、締め付けを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、支圧接合用組合せボル
ト及びその施工方法に関するもので、主として高力ボル
トを対象としているが、他のボルトにも適用可能であ
る。
【0002】
【従来の技術】鉄骨構造物の接合方法としては、かつて
長い間、リベットと溶接が用いられ、ボルト接合(中ボ
ルトによる支圧接合)は主要な接合としては認められて
いなかった。
【0003】これはボルトとボルト穴のクリアランス
(やむを得ず必要な)による継手の変形が、構造物の変
形として許容し難いからである。従って、ボルト接合は
作業性の点で採用された鉄塔構造物や短期的な仮設建物
等、その用途が限定されていた。
【0004】1960年代になって、近日最も有力な接
合法の一つとなった高力ボルトとその接合方法が登場
し、その後、リベット接合にとってかわった。高力ボル
ト接合法は、従来型ボルトの接合法とは概念を異にした
ものであり、摩擦接合及び引張接合とでメカニズムが異
なるものの、非常に大きな張力に耐えるボルトで被接合
材どうしを締め付けるものである。
【0005】一般に、高力ボルト接合といった場合、摩
擦接合を意味するが、これは高力ボルトで締め付け、被
接合材間に接触圧により生ずる摩擦力で応力を伝達する
接合法である。
【0006】この接合法の最大の特徴は、継手の剛性が
高いことであるが、これはあくまで摩擦面ですべりが生
ずるまでである。従って、接合部摩擦面の処理、高力ボ
ルトの締付け力の管理等、製作上、施工上の煩雑さを伴
う。
【0007】また、従来の高力ボルトの支圧接合は、高
力ボルトを締め付けることによる若干の摩擦力の効果が
あるものの、基本的には中ボルトと同じで、ボルト軸部
のせん断力と被接合材の支圧力とを同時に働かせること
によって応力を伝達する接合法である。従って、接合部
の剛性の確保が難しく主要な接合法とはなり難い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】通常の高力ボルト摩擦
接合でも、被接合材が降伏する時点で摩擦面でのすべり
が生ずる。従って、耐震設計上からみて構造物の靱性を
考える上では、接合部のすべり変形を見込まなければな
らず、部材接合部の変形性能の評価は難しい。
【0009】ボルト穴径をできるだけボルト径に接近さ
せ、すべりによる変形を小さくする方法として、みがき
高力ボルト支圧接合と打込み式高力ボルト接合とがあ
る。しかし、これらはボルトを如何に挿入するかの施工
上の問題が大きく、実用化に対し大きな障害となってい
る。
【0010】すなわち、この種の穴密着型のボルトはボ
ルト軸をみがき仕上げしたり、軸表面に凹凸を付けたり
して、挿入しやすいよう工夫されているが、それでも大
きな打込み力が必要となり、打込み機器や打込み騒音の
問題がある。
【0011】本発明は、クリアランスをできるだけ小さ
くしたボルト穴に対し、被接合材のボルト穴どうしに若
干のずれがある場合でも容易に挿入でき、支圧接合の形
で接合部に高い剛性を確保することのできる支圧接合用
組合せボルト及びその施工方法を提供することを目的と
したものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の支圧接合用組合
せボルトは、その第1の態様において、ボルト軸内に雌
ねじを形成した第1ボルトと、この第1ボルトの雌ねじ
に螺合する雄ねじを形成した第2ボルトとからなること
を特徴とする。
【0013】第1ボルトは、一端にボルト頭部を有し、
他端に第2ボルトが螺合されるものと、ボルト頭部を有
しないピン部材からなり、2つの第2ボルトが両端に螺
合されるものとがある。
【0014】なお、第1ボルトと第2ボルトの螺合にお
いて、第1ボルトのボルト軸内に生ずる空隙はできるだ
け小さいことが望ましく、少なくとも被接合材のせん断
ずれの生ずる位置は避けるようにする。
【0015】第2ボルトのボルト軸は、第1ボルトのボ
ルト軸内に納まる場合に限らず、第1ボルトのボルト頭
部まで食い込む場合や、さらに貫通する場合もある。本
発明の支圧接合用組合せボルトの第2の態様としては、
第2ボルトのボルト軸が中空の第1ボルトのボルト軸を
貫通し、先端の雄ねじが第1ボルトのボルト頭部に形成
した雌ねじと螺合する。あるいは、第1ボルトをボルト
頭部を有しないピン部材とした場合には、第1ボルトを
貫通させた第2ボルトの先端の雄ねじにナットを螺合す
ることで締め付けることができる。
【0016】また、本発明はボルト穴に対するクリアラ
ンスをできるだけ小さくすることで支圧型の接合を可能
とするものであり、被接合材のボルト穴に接する第1ボ
ルトのボルト軸には、ボルト穴への挿入を容易にするた
めの処理を施す場合もある。
【0017】具体的には、第1ボルトのボルト軸の外面
をみがき仕上げとしたり、ボルト軸の外面に凹凸を設け
たり、あるいは第1ボルトの材質を例えば軟鋼等、比較
的柔らかい金属とし、第2ボルトの材質を高強度鋼とす
ること等が考えられる。
【0018】本発明の施工方法の一つは、まず被接合材
のボルト穴に対し第1ボルトを押し込んだ後、第1ボル
トの雌ねじに第2ボルトの雄ねじを螺合して締め付ける
方法がある。
【0019】第1ボルトの押し込みは、手で押し込む場
合、押込み機器を用いる場合、打撃により押し込む場合
等あるが、第2ボルトとの螺合との関係で必要位置まで
押し込めばよく、その後は第2ボルトの雄ねじとの螺合
により無騒音で比較的容易に所定位置にセットすること
ができる。
【0020】本発明のもう一つの施工方法は、被接合材
のボルト穴に対し第1ボルトを所定長押し込んだ後、第
1ボルトの雌ねじに螺合する雄ねじを有する引込み治具
を用いて第1ボルトを軸方向に引き込み、その後、第1
ボルトの雌ねじに第2ボルトの雄ねじを螺合して締め付
けるもので、被接合材の板厚が大きい場合や、クリアラ
ンスとの関係で押し込みが困難な場合等に適する。
【0021】なお、本発明は支圧型接合を意図したもの
であるが、ねじの締め付けにより、被接合材を押し付
け、摩擦接合機能と併用することも考えられる。
【0022】さらに、ボルトの許容強度の範囲内で引張
接合としての使用もあり得る。
【0023】
【実施例】次に、図示した実施例について説明する。
【0024】図1(a) 〜(c) は、本発明の第1実施例を
示したものである。第1実施例における組合せボルトA
は、互いに螺合する1つの第1ボルト11と1つの第2
ボルト12とからなる。
【0025】第1ボルト11は、ボルト頭部11aと、
内側に雌ねじ11cを形成した中空のボルト軸11bと
からなり、ボルト軸11bの外径は、被接合材1のボル
ト穴2とのクリアランスができるだけ小さく(例えば
0.3mm以下程度に)なるような径とする。
【0026】第2ボルト12は、ボルト頭部12aと、
外面に雄ねじ12cを形成したボルト軸12bからな
り、雄ねじ12cを第1ボルト11の雌ねじ11cに螺
合することにより、互いに引き寄せることができる。
【0027】図中、11d,12dは、それぞれ第1ボ
ルト11、第2ボルト12に取り付けた座金である。
【0028】施工においては、被接合材1どうしのボル
ト穴2をできるだけ揃えた状態で、図1(b) に示すよう
に第1ボルト11を所定長押し込んだ後、反対側から第
2ボルト12を挿入し、第1ボルト11の雌ねじ11c
に第2ボルト12の雄ねじ12cを螺合させる。なお、
第2ボルト12のボルト軸12bの径はボルト穴2の径
に対し十分小さいためボルト穴2への挿入については特
に抵抗を受けない。
【0029】この状態で、スパナ等で回転させることに
より、第1ボルト11をさらにボルト穴2内へ引き込
み、最終的に図1(c) に示すように被接合材1どうしを
締め付けることができる。
【0030】第1ボルト11の雌ねじ11c及び第2ボ
ルト12の雄ねじ12cの長さは、最初の引込み時に噛
み合うための必要長さで決まるが、第2ボルト12のボ
ルト軸12bは第1ボルト11のボルト頭部11aに食
い込んでも、さらに貫通してもよい。ただし、ボルト軸
11b内に生ずる空隙3はできるだけ小さいことが望ま
しく、また少なくとも被接合材1のせん断ずれの生ずる
位置(被接合材1どうしの接合面位置)は避けるように
する。
【0031】なお、第1ボルト11のボルト穴2への押
込み及び引込みをスムーズにするためには、第1ボルト
11のボルト軸11bの先端部は少し細めにテーパーを
付け、被接合材1のボルト穴2どうしのずれを補正しつ
つ、押し込めるようリーマーの役目を果たさせるのがよ
い。
【0032】また、第1ボルト11のボルト軸11bの
表面はボルト穴2のわずかなクリアランスでも入りやす
いようみがき仕上げとしたり、凹凸を付けたりすること
は有効である。ボルト軸11bとボルト穴2のクリアラ
ンスは被接合材1の材質によって異なるが、密着性を増
すためにはねじ込み機器を使用することも考えられる。
【0033】ボルト頭部11a,11bは六角でも丸や
平でもよい。また、この組合せボルトAの使用範囲は建
築、土木、機械、その他構造用を主な対象とするが、被
接合材1は鋼材だけでなく、一般金属材、木材、その他
限定されない。
【0034】ボルトの材質は伸び能力のあるものが望ま
しい。この他、軸部の凹凸部分のみ焼き鈍しするか、他
の材質のものとし、打ち込みやすくボルト穴の穴壁にき
ずがつき難くすることもできる。
【0035】図2(a) 〜(c) は、本発明の第2実施例を
示したものである。第2実施例の組合せボルトBは、最
初に押込み機器等を使って第1ボルト21のボルト軸2
1bの相当部分まで押し込み、以後ボルト軸21b内側
の雌ねじ21cに螺合する第2ボルト22を利用して残
り部分を引き込むことを考慮したものである。
【0036】当然、第1ボルト21のボルト軸21b内
側の雌ねじ21c部分と、引き込むための第2ボルト2
2の雄ねじ22c部分の長さは短く、ボルトを締める手
間は省ける。なお、組合せボルトBの設計におけるねじ
部分の長さは押し込み可能な長さに関係する。
【0037】図において第1ボルト21のボルト頭部2
1aは丸型としたが、形状は任意で打ち込み、ねじ込み
の都合による。
【0038】その他は、図1の実施例の場合と略同様で
ある。
【0039】図3(a) 〜(c) は、本発明の第3実施例を
示したものである。第3実施例における組合せボルトC
は、互いに螺合する1つの第1ボルト31と2つの第2
ボルト32とからなる。
【0040】第1ボルト31は、ボルト頭部を有しない
ピン部材からなり、両端の中空部に雌ねじ31cを形成
している。
【0041】第2ボルト32は、ボルト頭部32aと、
外面に雄ねじ32cを形成した短いボルト軸32bから
なる。
【0042】施工においては、ボルト頭部のない第1ボ
ルト31を打込み機器で被接合材1のボルト穴2に打ち
込み、その後、必要に応じて第1ボルト31の両端に設
けた雌ねじ31cにボルト頭部32aのついた第2ボル
ト32の雄ねじ32cを螺合し、ねじを利用して第1ボ
ルト31をボルト穴2の適正位置にセットする。
【0043】この形式の組合せボルトCは、第1ボルト
31の両端に螺合する第2ボルトで被接合材1のせん断
箇所に正しく配置できるので、被接合材1の板厚の多少
の変化にも同一サイズのボルトで対応でき、施工管理し
やすい。
【0044】この他、第1ボルト31の断面中央部に材
軸に沿って小径の穴を穿設し、ピン部材からなる第1ボ
ルト31をこの穴を利用して被接合材1のボルト穴2に
引き込む方式の施工も可能である。
【0045】本実施例の組合せボルトCは、密着型埋め
込み式接合に最適であり、両端の第2ボルト32をはず
す場合もある。
【0046】なお、第1ボルト31のピン形状は打込み
機器、打込み方法によって任意である。
【0047】その他は、図1の実施例の場合と略同様で
ある。
【0048】図4(a) 〜(c) は、本発明の第4実施例及
びその変形例を示したものである。第4実施例の組合せ
ボルトD,Eは、被接合材1の板厚が比較的薄く、支圧
接合型ボルトとしてのボルト長さが比較的短い場合を考
慮したものである。
【0049】これらの組合せボルトD,Eは、中空のボ
ルト軸41b,51bを構成する第1ボルト41,51
と、第1ボルト41,51のボルト軸41b,51bを
貫通するボルト軸42b,52bの先端に雄ねじ42
c,52cを形成した第2ボルト42,52とからな
る。
【0050】このうち、図4(a) ,(b) の組合せボルト
Dは、第1ボルト41のボルト頭部41aの内側に雌ね
じ41cを設け、第2ボルト42の雄ねじ42cを螺合
できるようにしている。
【0051】被接合材1の板厚が比較的薄いのでボルト
穴2に密着して押し込むことが容易で、第1ボルト41
のボルト頭部41aにのみ雌ねじ41cを設けても締め
込むことができる。この場合、第1実施例〜第3実施例
の場合のように、組合せボルトのボルト軸部に空隙3が
生じないという利点がある。
【0052】ボルト穴2に接触する第1ボルト41は密
着し、ボルト穴2に押し込みやすいよう柔らかな金属
で、しかもボルト軸41b部分はできるだけ薄くするこ
とが望ましい。
【0053】一方、第1ボルト41のボルト軸41b内
を貫通する第2ボルト42は例えば高強度鋼とすること
で、第1ボルト41と共に組合せボルトDとして必要な
強度を確保することができる。
【0054】変形例である図4(c) の組合せボルトE
は、上述の組合せボルトDの第1ボルト41をボルト頭
部41aとボルト軸41bとに分離して別々に構成した
ものに相当する。すなわち、被接合材1のボルト穴2に
密着して押し込む第1ボルト51は、雌ねじを有しない
中空のピン部材であり、第1ボルト51を貫通する第2
ボルト52のボルト軸52b先端の雄ねじ52cを別個
に構成したナット53で止め付けるようにしたものであ
る。
【0055】この場合、ピン部材としての第1ボルト5
1を初めにボルト穴2に押し込み、その後、第2ボルト
52とナット53で止め付けても、第2ボルト52のボ
ルト軸52b回りに予め第1ボルト51をセットして第
2ボルト52と共にボルト穴2に押し込み、ナット53
で止め付けるようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】 ボルト穴に対するクリアランスが小さい状態で、第
1ボルトを所定量押し込んだ後、第1ボルトの雌ねじと
螺合する第2ボルトまたは引込み治具により第1ボルト
を無騒音で容易に引き込むことができる。
【0057】 ボルト穴に対するクリアランスが極端
に小さい場合や、被接合材どうしのボルト穴にずれがあ
る場合でも、ねじを利用して所定位置にセットすること
ができ、支圧型のボルトとしての機能を十分に発揮させ
ることができる。
【0058】 支圧型のボルトとして機能させること
で、高力ボルトに限らず広い用途に使用することが可能
である。
【0059】 第1ボルトのボルト軸を薄肉の中空形
状とすることで、クリアラスンが極端に小さい場合でも
ボルト穴への挿入が比較的容易となり、内側に第2ボル
トのボルト軸が螺合または挿入されることで、支圧接合
用ボルトとしてのせん断強度を確保することができる。
【0060】 第1ボルトと第2ボルトのねじどうし
の締め付けにより摩擦接合機能や引張接合機能も発揮さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示したもので、(a) は斜
視図、(b) 及び(c) は施工手順を示す断面図である。
【図2】本発明の第2実施例を示したもので、(a) は斜
視図、(b) 及び(c) は施工手順を示す断面図である。
【図3】本発明の第3実施例を示したもので、(a) は斜
視図、(b) 及び(c) は施工手順を示す断面図である。
【図4】本発明の第4実施例を示したもので、(a) は斜
視図、(b) は取付け状態における断面図、(c) は変形例
の取付け状態における断面図である。
【符号の説明】
A,B,C,D,E…組合せボルト、1…被接合材、2
…ボルト穴、3…空隙、11,21,31,41,51
…第1ボルト、12,22,32,42,52…第2ボ
ルト

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボルト軸内に雌ねじを形成した第1ボル
    トと、前記第1ボルトの雌ねじに螺合する雄ねじを形成
    した第2ボルトとからなることを特徴とする支圧接合用
    組合せボルト。
  2. 【請求項2】 前記第1ボルトは一端にボルト頭部を有
    し、他端に前記第2ボルトが螺合される請求項1記載の
    支圧接合用組合せボルト。
  3. 【請求項3】 前記第1ボルトはボルト頭部を有しない
    ピン部材からなり、両端にそれぞれ前記第2ボルトが螺
    合される請求項1記載の支圧接合用組合せボルト。
  4. 【請求項4】 中空のボルト軸を構成する第1ボルト
    と、第1ボルトの前記ボルト軸を貫通するボルト軸の先
    端に雄ねじを形成した第2ボルトとからなることを特徴
    とする支圧接合用組合せボルト。
  5. 【請求項5】 前記第1ボルトのボルト軸には、ボルト
    に対するクリアランスを小さくしたボルト穴への挿入を
    容易にするための表面処理を施してある請求項1、2、
    3または4記載の支圧接合用組合せボルト。
  6. 【請求項6】 被接合材のボルト穴に対し、前記第1ボ
    ルトを押し込んだ後、前記第1ボルトの雌ねじに前記第
    2ボルトの雄ねじを螺合して締め付けることを特徴とす
    る請求項1、2または3記載の支圧接合用組合せボルト
    の施工方法。
  7. 【請求項7】 被接合材のボルト穴に対し、前記第1ボ
    ルトを所定長押し込んだ後、前記第1ボルトの雌ねじに
    螺合する雄ねじを有する引込み治具により、前記第1ボ
    ルトを軸方向に引き込み、その後、前記第1ボルトの雌
    ねじに前記第2ボルトの雄ねじを螺合して締め付けるこ
    とを特徴とする請求項1、2または3記載の支圧接合用
    組合せボルトの施工方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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