JPH07190277A - 仕切り用弁装置 - Google Patents

仕切り用弁装置

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JPH07190277A
JPH07190277A JP5335690A JP33569093A JPH07190277A JP H07190277 A JPH07190277 A JP H07190277A JP 5335690 A JP5335690 A JP 5335690A JP 33569093 A JP33569093 A JP 33569093A JP H07190277 A JPH07190277 A JP H07190277A
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pipe
elastic seal
elastic
movable piece
movable pieces
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Kikuo Saito
喜久雄 斉藤
Atsushi Iwai
温 岩井
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Yano Giken Co Ltd
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Yano Giken Co Ltd
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    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 管周壁８に形成した貫通孔１から管内に挿入
される弾性シール材１１と、管内に挿入した弾性シール
材１１を挿入方向から押圧して弾性変形させる押圧部材
５と、弾性シール材１１を挿入方向に対して交差する方
向の管内面１３に対して圧接させる可動片１４と、弾性
シール材１１の弾性変形で可動片１４を挿入方向に対し
て交差する方向の管内面１３に向けて近接移動させる操
作機構１５とを設けて、弾性シール材１１の弾性変形で
当該弾性シール材１１を管内面１３に密着させて管内流
路を仕切る。 【効果】 弾性シール材の弾性変形で可動片が移動する
から、押圧部材の動きと可動片の移動とを直接連係させ
る必要がなく、弾性シール材を挿入方向に対して交差す
る方向の管内面に充分な圧接力で圧接させ易いものであ
りながら、構造を簡略化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、管周壁に形成した貫通
孔から管内に挿入される弾性シール材と、管内に挿入し
た弾性シール材を挿入方向から押圧して弾性変形させる
押圧部材と、前記弾性シール材を挿入方向に対して交差
する方向の管内面に対して圧接させる可動片とが設けら
れ、前記弾性シール材の弾性変形で当該弾性シール材が
管内面に密着して管内流路が仕切られる仕切り用弁装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】冒記仕切り用弁装置は、管周壁に形成し
た貫通孔から挿入した弾性シール材を弾性変形させて、
当該弾性シール材を管内面に密着させるので、管内流路
を任意の位置で簡便に仕切ることができる利点がある
が、弾性シール材を挿入方向から押圧して弾性変形させ
るので、弾性シール材を挿入方向に対して交差する方向
の管内面に充分な圧接力で圧接させにくい欠点があり、
この欠点を改善する為に、弾性シール材を挿入方向に対
して交差する方向の管内面に圧接させる可動片を設け
て、可動片の挿入方向に対して交差する方向への移動
で、弾性シール材を管内面に積極的に圧接させるよう構
成している。しかしながら、従来の仕切り用弁装置は、
弾性シール材を弾性変形させる押圧部材の動きと可動片
の移動とを直接連係させて、押圧部材の動きで可動片を
直接移動させている（例えば、実公昭64-3909 号公報参
照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この為、押圧部材と可
動片との連係構造が複雑化する欠点があるとともに、押
圧部材と可動片との組み付けにも手間を要する欠点があ
る。本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、
可動片の操作構造を工夫することにより、弾性シール材
を挿入方向に対して交差する方向の管内面に充分な圧接
力で圧接させ易いものでありながら、構造を簡略化でき
る仕切り用弁体を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴構成は、管周壁に形成した貫通孔から管
内に挿入される弾性シール材と、管内に挿入した弾性シ
ール材を挿入方向から押圧して弾性変形させる押圧部材
と、前記弾性シール材を挿入方向に対して交差する方向
の管内面に対して圧接させる可動片とが設けられ、前記
弾性シール材の弾性変形で当該弾性シール材が管内面に
密着して管内流路が仕切られる仕切り用弁装置であっ
て、前記弾性シール材の弾性変形で、前記可動片を挿入
方向に対して交差する方向の管内面に向けて近接移動さ
せる操作機構が設けられている点にある。
【０００５】
【作用】管周壁の貫通孔から弾性シール材を挿入して、
当該弾性シール材を弾性変形させると、当該弾性シール
材が管内面に密着して管内流路が仕切られるのである
が、可動片が、押圧部材の動きによらずに、弾性シール
材の弾性変形で挿入方向に対して交差する方向の管内面
に向けて近接移動して、弾性シール材を挿入方向に対し
て交差する方向の管内面に対して圧接する。
【０００６】
【発明の効果】従って、弾性シール材の弾性変形で可動
片が移動するから、押圧部材の動きと可動片の移動とを
直接連係させる必要がなく、弾性シール材を挿入方向に
対して交差する方向の管内面に充分な圧接力で圧接させ
易いものでありながら、構造を簡略化できる。
【０００７】
【実施例】
〔第１実施例〕図５，図６は、水道管等の管Ａの管周壁
に水道水等の管内流体の流通を止めない不断流状態で形
成した貫通孔１から、仕切り用弁体２を前記不断流状態
で管内に挿入して、管内流路を仕切る仕切り用弁装置Ｂ
を示し、貫通孔１が形成されている部分の管外周面を密
閉状態で囲繞する密閉ケース４と、仕切り用弁体２を管
径方向に往復移動させる弁棒５と、密閉ケース４に形成
されている分岐用開口６を開閉する分岐開閉用弁体７と
が設けられている。
【０００８】前記密閉ケース４は、管周壁８を下面側か
ら抱え込むように装着される下部ケース４ｃと、分岐用
開口６を形成する短管９が接続されている中間ケース４
ｂと、弁棒５と分岐開閉用弁体７とを回転操作自在に支
持している蓋ケース４ａとを上下にボルト連結して構成
され、分岐開閉用弁体７は中間ケース４ｂ内面に周方向
に形成したガイド周溝１０に沿って開閉移動するよう取
り付けられている。
【０００９】前記仕切り用弁体２は、図１乃至図４に示
すように、貫通孔１から管内に挿入される合成ゴム製の
弾性シール材１１と、弾性シール材１１を保持している
鋳物製の芯金１２と、弾性シール材１１を仕切り用弁体
２の管内への挿入方向、つまり、弁棒軸芯Ｘ方向に対し
て交差する方向の管内面１３に対して圧接させる左右一
対の可動片１４と、弾性シール材１１の弾性変形で可動
片１４を弁棒軸芯Ｘ方向に対して交差する方向の管内面
１３に向けて近接移動させる操作機構１５と、可動片１
４の下端部を管径方向に揺動可能、かつ、弁棒軸芯Ｘ方
向に移動可能に保持している金属製の筒形金具１６とを
備え、芯金１２と筒形金具１６と弾性シール材１１とに
亘って弁棒５の挿通空間１７を貫通形成してある。
【００１０】前記芯金１２は、密閉ケース４内面に弁棒
軸芯Ｘ方向と平行に形成したガイド溝１８に嵌まり込む
ガイド片１９と、管内流路を仕切った際に管周壁８外側
から弾性シール材１１を貫通孔１周縁に押し付ける押圧
フランジ２０と、押圧フランジ２０の下面側に一体形成
されているネジコマ装着部２１と、ネジコマ装着部２１
の下面側に鍔状に一体形成されている前後一対の鍔板２
２，２３と、鍔板２２，２３どうしを一体に連結してい
る下向きＶ字形の連結板２４とを備え、ネジコマ装着部
２１に回り止め状態で装着したネジコマ２５が弁棒５に
螺合されている。
【００１１】前記弾性シール材１１は、図１，図３，図
４中のクロスハッチングで示す範囲、つまり、連結板２
４の楔面２６と、鍔板２２，２３の可動片１４を挟んで
互いに対向する面と、筒形金具１６の外周面と、可動片
１４とに対しては接着せずに、押圧フランジ２０と前部
鍔板２２の間の芯金周面と、筒形金具１６の周面とを覆
う状態で所定形状に成形され、可動片１４が弾性シール
材１１の中に埋め込まれている。
【００１２】そして、仕切り用弁体２を密閉ケース４内
の上部に保持した状態から弁棒５を回転させると、当該
仕切り用弁体２はガイド溝１８に沿って回り止めされな
がら下降して貫通孔１から管内に入り込み、図１，図３
に示すように、管内に挿入した弾性シール材１１の下端
側が管内面１３に接触している状態で、弁棒５を更に回
転させると、弾性シール材１１は芯金１２を介して押圧
部材としての弁棒５に押圧されて弾性変形し、この弾性
シール材１１の弾性変形で当該弾性シール材１１が管内
面１３に密着して貫通孔１下手側の管内流路３ａが仕切
られ、貫通孔１上手側の管内流路３ｂは貫通孔１を介し
て密閉ケース４内に連通されて、短管９に分岐配管（図
示せず）を接続した状態で分岐開閉用弁体７を操作して
分岐用開口６を開放すると、管内流体の流路が密閉ケー
ス４を経て分岐配管に至る流路に変更される。
【００１３】前記操作機構１５は、可動片１４の下端部
を保持している筒形金具１６を連結板２４下端部に形成
した貫通孔に弁棒軸芯Ｘ方向に摺動移動可能に嵌め込ん
で構成され、弾性シール材１１を管内面１３に密着させ
るにともなう当該弾性シール材１１の弾性変形で、筒形
金具１６が芯金１２に対して当該芯金１２の内側に入り
込むように相対移動するとともに、左右の可動片１４の
間に連結板２４が押し込まれて、当該可動片１４が連結
板２４の楔面２６に押圧され、可動片１４が弁棒軸芯Ｘ
方向に対して交差する方向の管内面１３に向けて近接移
動するべく揺動して、図２に示すように、弾性シール材
１１を弁棒軸芯Ｘ方向に対して交差する方向の管内面１
３に対して圧接する。
【００１４】〔第２実施例〕図７，図８は仕切り用弁体
２の別実施例を示し、可動片１４とこれに対向する連結
板２４の楔面２６及び筒形金具１６の外周面との間に、
弾性シール材１１を充填せずに、空間２７を形成してあ
る。本実施例の場合、可動片１４が管内面１３に向けて
近接移動するべく揺動し易くなる。その他の構成は第１
実施例と同様である。
【００１５】〔第３実施例〕図９は仕切り用弁体２の別
実施例を示し、鍔板２２の外周面を覆う状態で弾性シー
ル材１１が成形されている。その他の構成は第１又は第
２実施例と同様である。
【００１６】〔その他の実施例〕 １．本発明による仕切り用弁装置は、水道管などの液体
輸送管に装着されるものに限定されず、ガス管等の気体
輸送管に装着されるものであっても良い。 ２．本発明による仕切り用弁装置は、管内流体の流通を
止めた状態で装着されるものであっても良い。 ３．本発明による仕切り用弁装置は、管周壁に形成した
貫通孔を弾性シール材で塞ぐ状態で管内流路を仕切るこ
とができるように構成されていても良い。 ４．可動片は、弾性シール材の弾性変形で移動するよう
に設けた楔面に押圧されて、挿入方向に対して交差する
方向の管内面に向けてスライド移動するように構成され
ていても良い。 ５．可動片は、弾性変形する弾性シール材自体に押圧さ
れて、挿入方向に対して交差する方向の管内面に向けて
揺動移動或いはスライド移動するように構成されていて
も良い。
【００１７】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図１】要部の横断面図
【図２】要部の横断面図
【図３】要部の縦断面図
【図４】弁体の水平断面図
【図５】一部断面正面図
【図６】一部断面側面図
【図７】第２実施例を示す要部の横断面図
【図８】図７のVIII-VIII 線断面図
【図９】第３実施例を示す要部の縦断面図
【符号の説明】
１ 貫通孔 ５ 押圧部材 ８ 管周壁 １１ 弾性シール材 １３ 管内面 １４ 可動片 １５ 操作機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 管周壁（８）に形成した貫通孔（１）か
    ら管内に挿入される弾性シール材（１１）と、管内に挿
    入した弾性シール材（１１）を挿入方向から押圧して弾
    性変形させる押圧部材（５）と、前記弾性シール材（１
    １）を挿入方向に対して交差する方向の管内面（１３）
    に対して圧接させる可動片（１４）とが設けられ、前記
    弾性シール材（１１）の弾性変形で当該弾性シール材
    （１１）が管内面（１３）に密着して管内流路が仕切ら
    れる仕切り用弁装置であって、前記弾性シール材（１
    １）の弾性変形で、前記可動片（１４）を挿入方向に対
    して交差する方向の管内面（１３）に向けて近接移動さ
    せる操作機構（１５）が設けられている仕切り用弁装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3564561A4 (en) * 2016-12-27 2020-08-12 Waterworks Technology Development Organization Co., Ltd. SHUT-OFF VALVE
WO2022124025A1 (ja) * 2020-12-10 2022-06-16 コスモ工機株式会社 制流弁の開弁方法及びそれに用いられる制流弁

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