JPH0539873A - ゲートバルブ - Google Patents

ゲートバルブ

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JPH0539873A
JPH0539873A JP3195276A JP19527691A JPH0539873A JP H0539873 A JPH0539873 A JP H0539873A JP 3195276 A JP3195276 A JP 3195276A JP 19527691 A JP19527691 A JP 19527691A JP H0539873 A JPH0539873 A JP H0539873A
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JP
Japan
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valve
valve chamber
radius
seal portion
box
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JP3195276A
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Shinji Takeda
慎次 武田
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体の流れ方向におけるバルブ面間寸法を短
くし、かつ弁締切時のシール性を向上すること。 【構成】 流体通路18と弁室19とを備えるととも
に、弁室シール部21を備え、かつ流体通路18の内面
に弁体シール部22を備える合成樹脂製の弁箱11と、
弁箱11の弁室19側から流体通路18に進入して、弁
室シール部21と弁体シール部22とに密着可能とされ
る弁体15とを有して構成されるゲートバルブ10にお
いて、弁箱11に設けられる弁室シール部21が、横断
面にて、半径R1 の円弧と、該半径R1 の2.5 倍以上の
半径R2 の円弧とを連続してなる近似楕円形状をなし、
かつ縦断面にて、 1〜 7度のテーパー形状をなすように
したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゲートバルブに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、合成樹脂製ゲートバルブとして、
実開昭58-169268 号公報のものが提案されている。この
ゲートバルブは、流体通路と弁室とを備えるとともに、
流体通路と弁室との間に該弁室側に向けてテーパー状に
拡開された弁室シール部を備え、かつ流体通路の内面に
弁体シール部を備える合成樹脂製の弁箱と、弁箱の弁室
側から流体通路に進入して、上記弁室シール部と弁体シ
ール部とに密着可能とされる弁体とを有して構成されて
いる。そして、このゲートバルブにあっては、弁箱に設
けられる弁室シール部の横断面形状を、真円形状とする
ことにより、流体圧による弁室シール部の変形が周方向
で均等となるようにし、弁締切時のシール性の向上を図
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来の合
成樹脂製ゲートバルブでは、弁室シール部の横断面形状
が真円形状とされているため、流体の流れ方向における
バルブ面間寸法(両側受口フランジ間寸法)が長くな
り、バルブが大型化し、配管施工性が悪くなる。尚、特
開昭47-13729号公報に記載される如くの鋳鉄製ゲートバ
ルブでは、弁室シール部の横断形状を直線と円弧とを連
続した小判状としており、流体の流れ方向におけるバル
ブ面間寸法を短くすることを可能としている。但し、こ
のものを合成樹脂製ゲートバルブに適用すると、流体圧
による弁室シール部の変形が周方向で不均等になり、弁
締切時のシール性が不安定になる。
【0004】本発明は、流体の流れ方向におけるバルブ
面間寸法を短くし、かつ弁締切時のシール性を向上する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、流体通路と弁
室とを備えるとともに、流体通路と弁室との間に該弁室
側に向けてテーパー状に拡開された弁室シール部を備
え、かつ流体通路の内面に弁体シール部を備える合成樹
脂製の弁箱と、弁箱の弁室側から流体通路に進入して、
上記弁室シール部と弁体シール部とに密着可能とされる
弁体とを有して構成されるゲートバルブにおいて、弁箱
に設けられる弁室シール部が、横断面にて、半径R1 の
円弧と、該半径R1 の2.5 倍以上の半径R2 の円弧とを
連続してなる近似楕円形状をなし、かつ縦断面にて、 1
〜 7度のテーパー形状をなすようにしたものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、下記、の作用がある。 弁室シール部の横断面形状が近似楕円形状であるか
ら、真円形状である場合に比して、流体の流れ方向にお
けるバルブ面間寸法が短くなり、バルブを小型化し、配
管施工性を向上できる。
【0007】尚、R2 がR1 の2.5 倍より小さい場合に
は、真円形状に近づき、バルブ面間寸法を短くすること
のメリットが得られない。
【0008】弁室シール部の横断面形状が近似楕円形
状であり、縦断面形状が 1〜 7度のテーパー形状である
から、弁締切時に、弁体と弁室シール部との間の全域に
均等で大きな圧縮反発力を得て、シール性を向上でき
る。
【0009】尚、弁室シール部が完全な楕円形状である
場合には、弁箱の長軸方向の肉厚が短軸方向の肉厚より
大となる不均等を生じ、弁室シール部の周方向に均等な
圧縮反発力を得ることができず、流体圧による弁室シー
ル部の変形が周方向で不均等となり、シール性が不安定
となる。
【0010】
【実施例】図1は本発明が適用された弁箱を示す平面
図、図2は弁箱を示す要部縦断面図、図3はゲートバル
ブを示す模式図である。
【0011】ゲートバルブ10は、合成樹脂製であり、
図3に示す如く、弁箱11、ボンネット12、ストッパ
13、弁棒14、弁体15、操作部材16とを有して構
成される。
【0012】弁箱11は、合成樹脂製であり、ボルト1
7によってボンネット12、ストッパ13と一体化さ
れ、流体通路18と弁室19とを備える。また、弁箱1
1は、流体通路18と弁室19との間に、弁室19側に
向けてテーパー状に拡開された弁室シール部21を備
え、かつ流体通路18の内面に弁体シール部22を備え
る。
【0013】弁棒14は、中間フランジ部をボンネット
12とストッパ13との間に保持されて、弁箱11に対
し回転はするが自軸方向には移動しない状態で結合さ
れ、弁箱11の弁室19内に位置する部分に弁体用おね
じ部23を備えている。
【0014】弁体19は、合成樹脂製本体部24に弁棒
14の上記おねじ部23に螺着されるめねじ部25を備
える。また、弁体15は、弁箱11の弁室19に臨む内
面における、弁棒軸方向に沿って設けられる案内溝26
にスライド可能に係合する弁体ガイド27を備える。こ
れにより、弁体15は、弁箱11に対して弁棒軸方向に
移動はするが回転はしない状態で支持される。即ち、弁
体15は弁棒14の回転時に弁棒軸方向に上下動して弁
箱11の流体通路18は開閉し、閉止時には弁室19側
から流体通路18に進入し、上記弁室シール部21と弁
体シール部22とに密着可能とされる。
【0015】操作部材16は、弁棒14の外部に位置す
る上端部にナット28で固定される。
【0016】然るに、ゲートバルブ10にあっては、弁
箱11に設けられる弁室シール部21が、横断面にて、
半径R1 の円弧と、該半径R1 の2.5 倍以上の半径R2
の円弧とを連続してなる近似楕円形状をなし、かつ縦断
面にて、 1〜 7度のテーパー形状をなすものとされてい
る。
【0017】次に、上記実施例の作用について説明す
る。 弁室シール部21の横断面形状が近似楕円形状である
から、真円形状である場合に比して、流体の流れ方向に
おけるバルブ面間寸法が短くなり、バルブを小型化し、
配管施工性を向上できる。
【0018】弁室シール部21の横断面形状が近似楕
円形状であり、縦断面形状が 1〜 7度のテーパー形状で
あるから、弁締切時に、弁体15と弁室シール部21と
の間の全域に均等で大きな圧縮反発力を得て、シール性
を向上できる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、流体の流
れ方向におけるバルブ面間寸法を短くし、かつ弁締切時
のシール性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明が適用された弁箱を示す平面図で
ある。
【図2】図2は弁箱を示す要部縦断面図である。
【図3】図3はゲートバルブを示す模式図である。
【符号の説明】
10 ゲートバルブ 11 弁箱 15 弁体 18 流体通路 19 弁室 21 弁室シール部 22 弁体シール部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体通路と弁室とを備えるとともに、流
    体通路と弁室との間に該弁室側に向けてテーパー状に拡
    開された弁室シール部を備え、かつ流体通路の内面に弁
    体シール部を備える合成樹脂製の弁箱と、弁箱の弁室側
    から流体通路に進入して、上記弁室シール部と弁体シー
    ル部とに密着可能とされる弁体とを有して構成されるゲ
    ートバルブにおいて、弁箱に設けられる弁室シール部
    が、横断面にて、半径R1 の円弧と、該半径R1 の2.5
    倍以上の半径R2 の円弧とを連続してなる近似楕円形状
    をなし、かつ縦断面にて、 1〜 7度のテーパー形状をな
    すことを特徴とするゲートバルブ。
JP3195276A 1991-08-05 1991-08-05 ゲートバルブ Expired - Lifetime JP3068671B2 (ja)

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