JPH07190165A - ワンウェイクラッチのブッシュの取付構造 - Google Patents

ワンウェイクラッチのブッシュの取付構造

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JPH07190165A
JPH07190165A JP5354949A JP35494993A JPH07190165A JP H07190165 A JPH07190165 A JP H07190165A JP 5354949 A JP5354949 A JP 5354949A JP 35494993 A JP35494993 A JP 35494993A JP H07190165 A JPH07190165 A JP H07190165A
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JP
Japan
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bush
way clutch
stator
inner peripheral
peripheral part
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JP5354949A
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Toshio Awaji
利夫 淡路
Takashi Miura
貴司 三浦
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NSK Warner KK
Original Assignee
NSK Warner KK
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H41/00Rotary fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H41/24Details
    • F16H2041/246Details relating to one way clutch of the stator

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  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 強度面の心配がなく、信頼性もあり、
しかもコンパクトで軽量化が可能な、ワンウェイクラッ
チのブッシュの取付構造を得る。 【構成】 例えばトルクコンバーター2のバック
ストップとして使用されるワンウェイクラッチ10がス
テーター5の内周部53に結合されているとき、内周部
53がハウジング部として機能している。しかしてハウ
ジング部である内周部53の内径面に異形部を形成し、
対応するブッシュの外周面にも異形部を設け、ブッシュ
の円周方向の係止手段としている。図で1は動力伝達プ
レート、3はポンプインペラー、4はタービンランナ
ー、51はステーターのブレード、52はステーターの
外周部、6は出力軸、8は外輪、9は内輪、11,12
はブッシュを夫々示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に自動車等のトル
クコンバーターにおいて、バックストップとして使用さ
れるワンウェイクラッチのブッシュの取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は、トルクコンバーターの一例を示
す断面図であって、1はエンジン(図示されていない)
の回転をトルクコンバーター2に伝えるプレート、3は
トルクコンバーターのポンプインペラー、4はタービン
ランナー、5はステーター、6は出力軸、7は固定軸、
8はワンウェイクラッチ10の外輪、9は同じく内輪、
11,12はワンウェイクラッチの両側に組み付けられ
ているブッシュである。
【0003】さらに図において、51はステーター5の
ブレード、52はステーターの外周部、53はステータ
ーの内周部を示し、後述する如くこの内周部53はワン
ウェイクラッチ10を取り付けるハウジング部として機
能する。ステーター5は一般にアルミ合金のダイカスト
鋳造や合成樹脂射出成形によって造られ、ブッシュ1
1,12は一般にアルミ合金や高力黄銅材等からなって
いる(なお、トルクコンバーター機構は周知の技術であ
るので、詳細な説明は省略する。)。
【0004】図6ないし図8はブッシュの従来の取付構
造を示したもので、図6はステータ5とワンウェイクラ
ッチ10の結合体の正面図、図7は同じく断面図、図8
はブッシュの側面図であって、5はステーター、8はワ
ンウェイクラッチ10の外輪、9は同じく内輪、また5
1はステーターのブレード52は外周部、53は内周部
であって、この内周部は図からも判るように、ワンウェ
イクラッチ10を取り付けるハウジング部として機能し
ている。
【0005】ステーター5の内周部53の側端面には図
6,図7に示されるように、凹状の溝5aが設けられ、
図8に示されるようにブッシュ11の外径部に形成され
た爪11aと嵌合させることにより、ブッシュ11の円
周方向の係止が可能となる。
【0006】
【解決すべき問題点】前記の従来の取付構造では、ステ
ーター5の側端面が薄肉であるので、凹状の溝5aの溝
底にクラックが発生し易いため、肉厚を増やす必要があ
り、全体が大径となってしまい、コンパクトな設計がで
きないという欠点を免れなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の従来の
取付構造の欠点を解消するために、ブッシュが組み込ま
れるハウジング部の内径面に、円と異なる異形部分を複
数個設け、該異形部分と対応するブッシュ外周の異形部
分との組み合わせにより、ブッシュの円周方向の係止手
段を構成したことを特徴とするワンウェイクラッチのブ
ッシュの取付構造を得たものである。
【0008】
【作用】本発明により、ステーターの内周部の内径面に
形成された異形部とブッシュの外周面に形成された異形
部とが嵌合するためブッシュの円周方向の係止が可能と
なる。また、ステーターの側端面に凹状の溝が不要とな
り、切欠きのない形状により強度が向上されるため、側
端面を厚肉にする必要がなく、コンパクトな設計が可能
となる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明によるステーター5とワンウ
ェイクラッチ10との結合体の正面図、図2は側断面
図、図3はブッシュ11の正面図を夫々示し、51はス
テーター5のブレード、52は外周部、53は内周部で
あって、内周部53はワンウェイクラッチ10を組み込
むハウジングとして機能している。8はワンウェイクラ
ッチ10の外輪、9は内輪、11はワンウェイクラッチ
の側面に取り付けられるブッシュである。ステーター5
の内周部53の内径面にはブッシュ11の係止手段とし
ての円とは異なる異形部5bが形成されている。図示の
例では2点を直線で結んだ形状が示されている。
【0010】また、ブッシュ11の外径面には、異形部
5bと対応する異形部11bが形成されている。異形部
5bはブッシュ11を円周方向に係止する回り止めなの
で、寸法精度を必要とせず、アルミ合金のダイカスト鋳
造や合成樹脂の射出成形により容易に形成できる。さら
に、異形部11bはブッシュ11をアルミ合金や高力黄
銅材等で鋳造する段階で製作可能である。
【0011】図4は、図1に示す例とは異なる第2の実
施例を示すもので、異形部5b′は図1の例の如く直線
ではなく、中心に向かって若干膨らんでいる曲線となっ
ている。この異形部5b′に対応するブッシュ11の異
形部は当然異形部5b′とは反対の内方に向かって凹ん
だ形状となる。
【0012】
【効果】本発明のワンウェイクラッチのブッシュの取付
構造は、前記の如き構成であって、従来技術と比して強
度面の心配がなくなり、信頼性が向上し、また、ブッシ
ュは外径部の爪がなくなるため、コンパクト、且つ、軽
量化が可能となり、コスト面で有利となるなどの多くの
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のステーターとワンウェイクラッチとの
結合体の正面図
【図2】同じく側断面図
【図3】ブッシュの正面図
【図4】本発明の別な実施例の、図1と同様な正面図
【図5】トルクコンバーターの一般的な構成の説明図
【図6】ステーターとワンウェイクラッチとの従来の結
合体の正面図
【図7】同じく側断面図
【図8】従来のブッシュの正面図
【符号の説明】
1 動力伝達プレート 2 トルクコンバーター 3 ポンプインペラー 4 タービンランナー 5 ステーター 5a 凹状の溝 5b 異形部 6 出力軸 7 固定軸 8 外輪 9 内輪 10 ワンウェイクラッチ 11 ブッシュ 11a 爪 11b 異形部 12 ブッシュ 51 ブレード 52 外周部 53 内周部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワンウェイクラッチのブッシュの取付
    構造において、 ブッシュが組み込まれるハウジング部の内径面に、円と
    異なる異形部分を複数個設け、 該異形部分と対応するブッシュ外周の異形部分との組み
    合わせにより、ブッシュの円周方向の係止手段を構成す
    ることを特徴とするワンウェイクラッチのブッシュの取
    付構造。
JP35494993A 1993-12-24 1993-12-24 ワンウェイクラッチのブッシュの取付構造 Expired - Fee Related JP3296911B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002317831A (ja) * 2001-04-20 2002-10-31 Nsk Warner Kk 自動変速機用ワンウェイクラッチ
JP2008309258A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Yutaka Giken Co Ltd トルクコンバータ
WO2021066239A1 (ko) * 2019-10-01 2021-04-08 삼정리맨(주) 스테이터 조립체 재제조방법 및 이 방법을 포함하는 토크컨버터 재제조방법

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JP2002317831A (ja) * 2001-04-20 2002-10-31 Nsk Warner Kk 自動変速機用ワンウェイクラッチ
JP2008309258A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Yutaka Giken Co Ltd トルクコンバータ
WO2021066239A1 (ko) * 2019-10-01 2021-04-08 삼정리맨(주) 스테이터 조립체 재제조방법 및 이 방법을 포함하는 토크컨버터 재제조방법

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