JPH07190142A - ねじり振動ダンパー - Google Patents

ねじり振動ダンパー

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JPH07190142A
JPH07190142A JP28231594A JP28231594A JPH07190142A JP H07190142 A JPH07190142 A JP H07190142A JP 28231594 A JP28231594 A JP 28231594A JP 28231594 A JP28231594 A JP 28231594A JP H07190142 A JPH07190142 A JP H07190142A
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JP
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ring
torsional vibration
vibration damper
flywheel
friction
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JP28231594A
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English (en)
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Hubert Hausmann
フーベルト、ハウスマン
Karl-Heinz Pepping
カール‐ハインツ、ペピング
Norbert Haberland
ノルベルト、ハベルラント
Guenter Gebhardt
ギュンター、ゲプハルト
Michael Dietz
ミヒャエル、ディーツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Beegu Gumi & Kunsutoshiyutotsu
Beegu Gumi & Kunsutoshiyutotsufuueruke Barutaa Doreebingu KG
BERUNTO FUROITSUHAIMU
Diehl Verwaltungs Stiftung
Wegu Gummi und Kunststoffwerke Walter Draebing KG
Original Assignee
Beegu Gumi & Kunsutoshiyutotsu
Beegu Gumi & Kunsutoshiyutotsufuueruke Barutaa Doreebingu KG
BERUNTO FUROITSUHAIMU
Diehl GmbH and Co
Wegu Gummi und Kunststoffwerke Walter Draebing KG
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    • F16F15/1492Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using masses freely rotating with the system, i.e. uninvolved in transmitting driveline torque, e.g. rotative dynamic dampers the rotation being unlimited with respect to driving means with a dry-friction connection
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が安価で、小型化が図られ、低周波数1
5〜100Hzの振動、特に、アイドル状態での干渉振
動を低減でき、騒音を低減できるねじり振動ダンパーを
提供することにある。 【構成】 クランクシャフトで低周波数で回転されるね
じり振動ダンパー(1)では、ピストンエンジンが始動
され又は切換えられるとき、寿命の問題が、エラストマ
ーからなるダンパーウエブ(12)に生起される。ダン
パーウエブ(12)は、スリップ継ぎ手(摩擦ペアリン
グ15)によって、ダンパー質量(第2フライホィール
6)がダンパーウエブ(12)を有するゴムバネ装置
(5)に連結することが妨げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピストンエンジン用ね
じり振動ダンパーに関し、詳しくは、シャフトに非回転
に取付けられたハブと、このハブを同心的に被覆し且つ
周方向に作動可能なバネ装置によってハブの外面に連結
された第1フライホィールリングと、ハブに間接的に連
結された第2フライホィールリングと、を備え、ピスト
ンエンジン、ユニバーサルジョイントのシャフト、駆動
系のためのねじり振動ダンパーに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ピス
トンエンジン、特に、車両用エンジン用ねじり振動ダン
パーは、独特許公開4025848号公報に開示されて
いる。このねじり振動ダンパーは、ハブに直接又は間接
的に設けられたゴムバネ装置によって支持されている2
個のフライホィール即ちバランスリングを備えている。
このハブは、非回転にエンジンのクランクシャフトに取
付けられている。ねじり振動ダンパーに関する重要な点
は、異なる値に設定されたゴムバネ装置である。第1フ
ライホィールリングを支持するゴムバネ装置は、硬く設
定されている一方、第2フライホィールリングのための
ゴムバネ装置は、柔らかく設定されており、第2リング
は、第1リングの径方向外方に配置されている。ガス圧
及び慣性力による干渉振動は、このようなねじり振動に
より吸収されている。第2の外フライホィールリングの
ゴムバネ装置は、規定の回転角を越えて、ハブ又は第1
フライホィールリングに対する外フライホィールリング
の相対的な動きを許容している。大きい外フライホィー
ルリングが適切に案内されることを保障するために、摺
動軸受が上記部品の間に設けられていてもよい。角加速
度は、ゴムバネ装置によって直接外フライホィールリン
グに伝達され、摺動軸受のみが支持摩擦を達成してい
る。ハブから外フライホィールリングへの上記伝達によ
り、及び、内フライホィールリングから外フライホィー
ルリングへの上記伝達により、外リングに組み込まれた
ゴムバネ装置は、最大負荷がかけられるため、以下のよ
うに構成されていなければならない。ゴムバネ装置は、
必要な作動容量を満たすことができるように比較的大き
な質量にされており、これらに連結されるべきゴムバネ
装置とねじり振動ダンパーの部品との間の接触面が大き
くされている。このような構造では、干渉周波数で生起
される振動は、低減されるけれども、低周波数(w=2
0〜150Hz)に設定されたダンパーがエンジンの始
動時及び切換時にかかる負荷に耐えられるか否か明確で
なく、また、ダンパー質量がそれらの当接手段に当接す
るときに騒音が生起されないか否か明確でない。
【0003】本発明の目的は、構造が安価で、小型化が
図られ、低周波数15〜100Hzの振動、特に、アイ
ドル状態での干渉振動を低減でき、騒音を低減できるね
じり振動ダンパーを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】この目的を達成
するため、本発明の請求項1に係るねじり振動ダンパー
は、第2フライホィールリングは、拘束されずに回転自
在に取付けられ、第1フライホィールリングは、直接又
は間接に摩擦ペアリングを形成していることを特徴とし
ている。
【0005】本発明の更なる改良は、従属請求項により
達成される。本発明の基本的な概念は、「過大なモーメ
ント」の場合にダンパー質量はスリップするため、ゴム
バネ装置は、過負荷から保護される。このスリップは、
規定されたトルクで正確に生起される。
【0006】高い慣性モーメントが規定トルクでのスリ
ップにより制限され、すなわち、弾性ダンパー脚即ちウ
ェブには、予め調節され許容されるトルクで、最大負荷
がかけられる。
【0007】従来、低周波数を扱う振動ダンパーは、内
燃機関のクランクシャフト(駆動板)に取付られたとき
の寿命に関する問題を有する内燃機関のトルクの不規則
性を吸収できるように構成されていた。
【0008】これららは、始動され又は切換えられる場
合における内燃機関の高い不規則性に原因がある。
【0009】これにより、ダンパー脚即ちウェブが短時
間の後に分離されるダンパー質量の加速度が高いレベル
にされる。
【0010】ねじり振動ダンパーの各々の部品の機能
は、以下の通りである。
【0011】1.ダンパー質量 1.1ダンパーウェブで角加速度によりトルクを生起
し、且つ、1.2ダンパーウェブのねじりバネ比と共
に、ねじり振動の周波数特性を保証する。
【0012】2.摩擦ライニング 2.1摩擦係数のレベルを決定し、2.2大きい初期離
脱トルクに含まれている。 3.ダイアフラムバネ 3.1摩擦ライニングの円錐状シートに第2フライホィ
ールが押圧される力を生起し、且つ3.2初期離脱トル
クを決定する。
【0013】4.ダンパーウェブは、第2フライホィー
ルリングの質量と共に、ねじり振動ダンパーの周波数特
性を決定する。
【0014】慣性質量は、クーロン摩擦によりゴムバネ
装置に連結されている。突き刺す時及び摺動する時の異
なった摩擦力によって、摩擦装置は、スリップ無しの静
的摩擦による作動状態のダンパーに慣性質量が連結され
る。エンジンが始動され及び切換られた場合、フライホ
ィール質量の慣性力は、第2フライホィールリングの予
め設定された静的摩擦を越える。
【0015】第2フライホィールリングは、相対的な回
転角に制限されない。
【0016】第2フライホィールリングは、第1フライ
ホィールリングに対して円錐状のシートによって自動的
に中心位置におかれる。
【0017】ねじり振動ダンパーは、ハブ、ゴムバネ装
置、及びフライホィールリングを含む構造によって、ア
ンバランスにされる。ゴムバネにより、アンバランス
は、回転速度の上昇とともに増大される。従って、硬い
摺動可能な物が、初期アンバランスが回転速度の上昇に
ともなって増大されないように、組み込まれている。本
発明では、第1フライホィールが内方に形成された脚即
ちウェブを有し、ハブの摺動面が近接したクリアランス
を生起している。アンバランスとの臨界にある第1フラ
イホィールは、ハブの中心に位置され、その結果、回転
速度の上昇とともに、現在のアンバランスは、一定に維
持され、従って、第2フライホィールのアンバランスは
増大されない。
【0018】本発明のねじり振動ダンパーは、コンパク
トな構造であり、容積が小さい。その構造は、非常に簡
単であり、安価である。
【0019】このねじり振動ダンパーは、不愉快な低周
波数の干渉振動を取り除くことができ、アイドル状態で
の騒音をなくすことができ、その結果、ピストンエンジ
ン、ユニバーサルジョイントシャフト、駆動系等でのね
じり振動の問題をなくすことができる。
【0020】
【実施例】図1乃至図3に示すように、ねじり振動ダン
パー1には、金属シート又は樹脂シートからなる薄壁ハ
ブ2と、内側に一体的に形成された脚即ちウェブ4を有
する摩擦リング3である第1フライホィールリングと、
ハブ2と第1フライホィールリング3との間のゴム弾性
装置5と、ダンパー質量を有する第2フライホィール6
と、ダイアフラムバネ7とが備えられている。ハブ2に
は、ピストンエンジンのクランクシャフト102または
駆動プレート103(図8)に直接又は間接に取付けら
れるための中央開口9及び孔10と、その位置で硫化さ
れたゴムの当接ウェブ11とが備えられている。
【0021】ゴム弾性装置5は、エラストマーからな
り、ダンパー脚即ちウェブ12によって形成されてい
る。ダンパーウェブ12は、ハブ2及び摩擦リング3に
硫化されている。
【0022】摩擦ペアリング15は、摩擦リング3と第
2フライホィールリング6との間の傾斜面16,17に
よって形成されている。拘束のない環状のギャップ20
は、摩擦リング3と第2フライホィール6との間の軸方
向の領域21を越えて延出されている。
【0023】ダイアフラムバネ7は、反転点8で第2フ
ライホィール6にネジ112によって固定されており、
内リング部23で、摩擦リング3に対して第2フライホ
ィール6を固定している。
【0024】エンジン(図示略)が駆動され切り換えら
れるとき、フライホィールリング6は、これに静的摩擦
によって取付けられた摩擦リング3と共に、ハブ2に対
して相対的に回転する。ダンパーウェブ12は、これに
伴って変形される。当接部4,11は、例えば摩擦継ぎ
手停止又は規定のスリップトルクが過度である場合に、
保護装置としてのみ作用する。
【0025】図7は、エンジンを始動させて切換える場
合おけるハブ2及びフライホィールリング6の時間と角
加速度Wとの関係を示している。エンジンが始動される
とき、ハブ2は著しく加速される。フライホィールリン
グ6の加速は、バネ装置5によって遅延される。フライ
ホィールリング6の慣性により、規定の角加速度の差が
達成されるまで、角加速度Wの差が増大される。これを
原因として、上述したスリップ効果が生起される。フラ
イホィールリング6は「摩擦継ぎ手」によって更に加速
される。角加速度の差が上記規定の値まで低下される
と、スリップが停止される。
【0026】静的摩擦が第2フライホィールリング6と
摩擦リング3との間に生起され、その結果、2個のリン
グ、即ち、摩擦リング3とフライホィールリング6とが
同じ角加速度で回転される。第2フライホィールリング
6は、スリップのない静的摩擦によって直接摩擦リング
3に連結されているため、効率的なバネ質量装置のダン
パーが提供される。
【0027】エンジンが切換えられるときには、上述し
た作用が逆の順序で生起される。ねじり振動ダンパー1
の摩擦に関して重要な点は、ダンパーウェブ12が上記
構造によって過負荷されないことである。
【0028】図4に示すように、ねじり振動ダンパー3
0がエンジン(図示略)のフライホィール31に固定部
32により取付けられている。ゴムバネ装置5は第1フ
ライホィールリング33とハブ2との間に配置されてい
る。第1フライホィールリング33は、摩擦ライニング
35を有する傾斜面34を備えている。2部品の第2フ
ライホィールリング37の2個の摺動面36は、摩擦ラ
イニング35に支持されている。第2フライホィールリ
ング37の2部品38,39は、ネジバネ装置40によ
り共に保持されている。第1フライホィールリング33
に対する第2フライホィール37の押圧力を調整するた
めの多数のネジ41が、バネ42に設けられている。こ
のようにして、第2フライホィールリング37と第1フ
ライホィールリング33との間の初期分離トルクが調整
される。
【0029】図5及び図6に示されるように、第1フラ
イホィールリング50,51は、各々、薄い金属シート
を備えており、第1フライホィールリング50,51
は、ともに楔状の摩擦リング52に連結されている。第
2フライホィールリング53は、テーパ面で、摩擦リン
グ52に支持されている。第2のフライホィールリング
53とハブ50,51との間には、拘束されない環状の
空隙55が軸方向に設けられている。第2フライホィー
ルリング53は、ダイアフラムバネ56,57によって
ハブ50,51に対してその姿勢で固定されている。
【0030】図8に示されるように、ねじり振動ダンパ
ー110を有する駆動板103が、エンジンハウジング
100内のクランクシャフト102に配置されている。
【0031】ねじり振動ダンパー110には、ハブ2
と、脚即ちウェブ12を有するゴムバネ装置113と、
キャリアリング114と、スリップ継ぎ手即ち摩擦ペア
リング15と、ダンパーマス6とが備えられている。
【0032】このダンパーマス6は、その姿勢で、スリ
ップ継ぎ手15によってキャリアリング114に固定さ
れている。
【0033】ダンパーウェブ12は、エラストマーから
なり、キャリアリング14とハブ2の筒状の壁120と
に硫化によって連結されている。
【0034】ねじり振動ダンパー110は、公知の固定
手段32によって駆動板103に螺合されており、ハブ
2の端部22は、このための適切な孔10を有してい
る。
【0035】摩擦ペアリング15は、上記レベルのトル
クでのスリップにより、キャリアリング114及びダン
パーウェブ12からダンパーマス即ちフライホィールリ
ング6が離脱される。エンジンが始動され即ち切換えら
れるとき、即ち、クランクシャフト102の回転の始め
及び終了時に、過負荷によるダンパーウェブ12の故障
が除去される。
【0036】図9に示されるように、キャリアリング1
14が摩擦コーン部131に一体になるように融合され
ている。これにより、安価な一体の摩擦リング即ちキャ
リアリング114が提供されている。内側に配置された
テーパ面16を有するフライホィールリングが符号11
6により示されている。
【0037】図示された実施例は、これに含まれる構造
の原理を示す図である。本発明に係るスリップ継ぎ手
(摩擦ペアリング)の他に、ゴムバネ装置5,113の
寿命に関して重要な点は、摩擦リング35,52,11
3を有する摩擦リング3即ち第1フライホィールリング
33,50,51,114の質量が、第2フライホィー
ルリング6,37,53,116のダンパー質量に比べ
て、可能な限り小さくされていることである。
【0038】図10及び11に示されるように、ねじり
振動ダンパー60には、コイルスプリング61を有する
鋼製のバネ装置61が設けられている。この鋼製のバネ
装置61は、図1に示されるように、摩擦リング3とハ
ブ2との間のゴム製のバネ装置5が置換されたものであ
る。ハブ2を有する摩擦リング3は、ハブ2と共に、コ
イルスプリング62を収容するための収納空間63を形
成している。予め若干負荷がかけられコイルスプリング
62は、その両端で、ウェブ4と当接ウェブ64との間
に支持され、その周縁で、ハブ2と摩擦リング3との間
に支持されている。溝65によって、コイルスプリング
61が横方向への移動を妨げられるようにロックして固
定されている。
【0039】コイルスプリング62は、図1乃至6及び
図8に示される弾性ダンパーウェブ12の変形例であ
る。
【0040】ねじり振動ダンパー1,30,69,11
0は、複数の単純な部品からなっている。これらは安価
であり、容積が低減されている。特に、ねじり振動ダン
パー60は、公知の継ぎ手即ちクラッチ装置(図示略)
のように、全体装置で一体化されているものに好適であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ねじり振動ダンパーの部分図。
【図2】図1のII−II線の断面図。
【図3】図1のIII−III線の断面図。
【図4】他のねじり振動ダンパーの断面図。
【図5】他のねじり振動ダンパーの断面図。
【図6】他のねじり振動ダンパーの断面図。
【図7】図1に示すねじり振動ダンパーの加速度と時間
との関係のグラフ。
【図8】ねじり振動ダンパーの断面図。
【図9】図1、8、及び9に示すねじり振動ダンパーの
摩擦ペアリングの図。
【図10】更に他のねじり振動ダンパーの部分図。
【図11】図10のXI−XI線の断面図。
【符号の説明】
2 ハブ 3 第1フライホィール 6 第2フライホィール 15 摩擦ペアリング 33 第1フライホィール 35,36 摩擦ペアリング 37 第2フライホィール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 594188940 ベーグ、グミー、ウント、クンストシュト ッフウエルケ、バルター、ドレービング、 コマンディトゲゼルシャフト WEGU GUMMI−UND KUNS TSFOFFWERKE WALTER DRAEBING KG ドイツ連邦共和国カッセル、ミュンデナ ー、シュトラーセ、31 (71)出願人 594188951 ベルント、フロイツハイム BERND FROITZHEIM ドイツ連邦共和国ベルギッシュ、グラート バッハ、ベーゼンビンケル、8 (72)発明者 フーベルト、ハウスマン ドイツ連邦共和国メヒェルニヒ‐カレンベ ルク、シュターネンベルクシュトラーセ、 60 (72)発明者 カール‐ハインツ、ペピング ドイツ連邦共和国シュライデン、エーゲル シュトラーセ、3 (72)発明者 ノルベルト、ハベルラント ドイツ連邦共和国オイスキルヒェン、ハウ フシュトラーセ、11アー (72)発明者 ギュンター、ゲプハルト ドイツ連邦共和国シュタットキール、ア ム、ハーゼンベルク、5 (72)発明者 ミヒャエル、ディーツ ドイツ連邦共和国シュバルムシュタット、 カセラー、シュトラーセ、40アー

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャフトに非回転に取付けられたハブと、
    このハブを同心的に被覆し且つ周方向に作動可能なバネ
    装置によってハブの外面に連結された第1フライホィー
    ルリングと、ハブに間接的に連結された第2フライホィ
    ールリングと、を備え、ピストンエンジン、ユニバーサ
    ルジョイントのシャフト、駆動系のためのねじり振動ダ
    ンパーにおいて、 第2フライホィールリング(6,37)は、拘束されず
    に回転自在に取付けられ、第1フライホィールリング
    (3,33)は、直接又は間接に摩擦ペアリング(1
    5,35,36)を形成していることを特徴とするねじ
    り振動ダンパー。
  2. 【請求項2】第2フライホィールリング(6)は、第1
    フライホィールリング(3)を有する摩擦ペアリング
    (15,35)を形成していることを特徴とする請求項
    1に記載のねじり振動ダンパー。
  3. 【請求項3】第1フライホィール(3,37)は、フラ
    イホィールリング(6,37)をその周縁及び中心に取
    り付けていることを特徴とする請求項2に記載のねじり
    振動ダンパー。
  4. 【請求項4】第1フライホィールリング(3)は、摩擦
    リング(3)であることを特徴とする請求項2に記載の
    ねじり振動ダンパー。
  5. 【請求項5】摩擦リング(52,131)が第1フライ
    ホィールリング(50,51)即ちキャリアリング(1
    14)に固定されていることを特徴とする請求項2に記
    載のねじり振動ダンパー。
  6. 【請求項6】摩擦リング(3)と第2フライホィールリ
    ング(6)との間の摺動面は、ねじり振動ダンパー
    (1,30,70)の回転軸線に対して、1度から89
    度の角度を、好適には25度の角度をなしていることを
    特徴とする請求項4又は5に記載のねじり振動ダンパ
    ー。
  7. 【請求項7】ダイアフラムバネ(7)は、第2フライホ
    ィールリング(6)に固定され、リング部(23)で摩
    擦リング(3)に支持されていることを特徴とする請求
    項4乃至6のいずれかに記載のねじり振動ダンパー。
  8. 【請求項8】第1フライホィールリング(3)は、近接
    したクリアランスを形成するハブ(2)の摺動面(1
    3)を有する内側に形成されたウェブ(40)を備えて
    いることを特徴とする請求項1又は2に記載のねじり振
    動ダンパー。
  9. 【請求項9】バネ装置は、ゴムバネ装置(5,113)
    であり、ダンパーウェブ(12)は、ハブの当接部(1
    1)に対して周縁方向に間隔をおかれており、且つ、ハ
    ブ(2)と第1フライホィールリング(3)とに固定さ
    れていることを特徴する請求項1又は2に記載のねじり
    振動ダンパー。
  10. 【請求項10】第1フライホィールリング(3)と第2
    フライホィールリング(6)との間の環状の空間(1
    3)には、ダンパーウェブ(12)、ウェブ(4)、及
    びゴムの当接ウェブ(11)が配置されており、この当
    接ウェブ(11)は、ウェブ(4)に組み込まれてハブ
    (2)に固定されており、各ウェブ(4)は各2個の当
    接ウェブ(11)の間の間隙に係合されていることを特
    徴とする請求項1、2、8、及び9のいずれかに記載の
    ねじり振動ダンパー。
  11. 【請求項11】ハブ(2)の質量は小さく、ハブ(2)
    は金属又は樹脂シートであり、筒状壁(120)は、ゴ
    ムバネ装置(111)に連結されていることを特徴とす
    る請求項1に記載のねじり振動ダンパー。
  12. 【請求項12】第2フライホィールリング(6,37,
    116)の質量は、第1フライホィールリング(3,3
    3,114)に比べて大きいことを特徴とする請求項1
    に記載のねじり振動ダンパー。
  13. 【請求項13】第1フライホィールリング(33)は、
    2つのテーパ面(34)を有する屋根縁形状の断面であ
    り、このテーパ面(34)は、摩擦ライニング(35)
    に連結されている一方、第2フライホィールリング(3
    7)は、2部品からなり、この2部品(38,39)
    は、共にネジバネ装置(40)により保持され、第2フ
    ライホィールリング(37)の2個の摺動面(36)
    は、第1フライホィールリング(33)の摩擦ライニン
    グ(35)に支持されていることを特徴とする請求項1
    又は2に記載のねじり振動ダンパー。
  14. 【請求項14】質量の小さい部品(12)は、クランク
    シャフト(102)の駆動板(103)に固定されてお
    り、バネ装置(113)は、小さい質量のキャリアリン
    グ(114)に部品(2)を連結しており、キャリアリ
    ング(114)を有する環状のダンパー質量(6)は、
    スリップ継ぎ手即ち摩擦ペアリング(15)であること
    を特徴とする請求項1に記載のねじり振動ダンパー。
  15. 【請求項15】摩擦リング(131)は、楔形状であ
    り、円錐の摩擦面(17)を有していることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載のねじり振動ダンパ
    ー。
  16. 【請求項16】摩擦ペアリング(15)は、円錐状の摩
    擦面(16,17)を有し、ダンパー質量即ちフライホ
    ィール6の円錐状の摩擦面(16)は、バネ(7)によ
    り予負荷されて、キャリアリング(114)の円錐状の
    摩擦面(17)に支持されていることを特徴とする請求
    項1に記載のねじり振動ダンパー。
  17. 【請求項17】拘束されていない環状の間隙(20,5
    5)は、フライホィール(37)とキャリアリング
    (3,51,114)との間に設けられていることを特
    徴とする請求項1乃至16のいずれかに記載のねじり振
    動ダンパー。
  18. 【請求項18】バネ手段は、鋼製のバネ装置であること
    を特徴とする請求項1、2、8、及び14のいずれかに
    記載のねじり振動ダンパー。
  19. 【請求項19】コイルスプリング(62)は、摩擦リン
    グ(3)とハブ(2)との間で収納空間(63)に取付
    けられ、コイルスプリング(62)は、摩擦リング
    (3)のウェブ(4)に支持され、ハブ(2)の当接ウ
    ェブ(64)に支持されていることを特徴とする請求項
    18に記載のねじり振動ダンパー。
  20. 【請求項20】コイルスプリング(62)は、摩擦リン
    グ(3)の溝(65)内にロック係合して取付けられて
    いることを特徴とする請求項18に記載のねじり振動ダ
    ンパー。
JP28231594A 1993-11-16 1994-11-16 ねじり振動ダンパー Pending JPH07190142A (ja)

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