JPH07189720A - エンジンの過給装置 - Google Patents

エンジンの過給装置

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JPH07189720A
JPH07189720A JP5330313A JP33031393A JPH07189720A JP H07189720 A JPH07189720 A JP H07189720A JP 5330313 A JP5330313 A JP 5330313A JP 33031393 A JP33031393 A JP 33031393A JP H07189720 A JPH07189720 A JP H07189720A
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engine
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turbocharger
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catalyst
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JP5330313A
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Hisanori Nakane
久典 中根
Keiji Araki
啓二 荒木
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Supercharger (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リーン状態で排気ガス中のNOxを浄化する
触媒の性能を良好な維持しながら、エンジン出力の向上
を図る。 【構成】 オイルポンプから吐出するオイルをターボ回
転軸の油圧タービンに噴射する等して、ターボ過給機2
4の補助駆動を行う過給装置。排気通路20の途中にリ
ーン状態でNOx浄化可能な触媒22を設ける。ターボ
過給機24下流側の吸気通路14とターボ過給機24上
流側の排気通路20とを分配通路17を介して接続し、
その途中に通路開閉弁50を設ける。上記補助駆動時、
ターボ過給気24から吐出される過給気の一部を上記分
配通路17及び通路開閉弁50を介して触媒22に直接
分配し、これにより触媒22の過度の昇温によるNOx
浄化性能の低下を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ターボ過給機を備えた
エンジンの過給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ターボ過給機を備えたエンジンの
過給装置として、例えば特公昭59−51649号公報
に示されるものが知られている。この装置では、吸気側
に設けられるコンプレッサと排気側に設けられるタービ
ンとがターボ回転軸で連結され、このターボ回転軸が滑
り軸受で回転可能に支持されるとともに、このターボ回
転軸の途中に流体タービンが設けられ、この流体タービ
ンにオイルが一定流量で噴射されることにより、ターボ
回転軸の駆動が補助されるようになっている。より具体
的には、制御弁の作動により補助駆動状態と補助駆動停
止状態とに切換可能とし、上記コンプレッサから出力さ
れる圧縮空気の圧力が所定値以下となった時点で上記補
助駆動停止状態から補助駆動状態に切換え、上記ターボ
回転軸をさらに加速する制御が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、燃費改善を目的
として、空気過剰率λが1よりも大きなリーン状態で燃
焼を行う運転領域を拡大することが図られている。ここ
で、上記公報の装置は、リーン燃焼により下がりがちな
出力を上記ターボ過給機の補助駆動で補うことができる
ため、リーン燃焼運転領域の拡大には非常に有効とな
る。
【0004】一方、エンジンの排気通路には排気ガス浄
化用の触媒が設けられる。ここで、従来から広く知られ
ているNOx(窒素酸化物)除去用の触媒は、リーン状
態になると浄化性能が著しく低下する欠点があったが、
最近は、上記触媒として、リーン状態でも高いNOx浄
化性能が得られる触媒が開発されるに至っている。従っ
て、この触媒を利用することにより、上記リーン燃焼運
転領域拡大をより一歩進めることが可能になる。
【0005】ところが、この触媒は、リーン状態でNO
x浄化可能であるといえども、このリーン状態では満足
なNOx浄化率が得られる温度範囲が著しく制限され、
具体的には、NOx浄化率が最高となる排気温度をTc
とすると、例えば図7に示されるように(Tc−ΔT
c)〜(Tc+ΔTc)という非常に狭い温度域に許容
範囲が限られるといった特性をもつ。換言すれば、この
触媒を用いても、排気温度が過度に上昇すると十分なN
Ox浄化性能は得られなくなる。
【0006】従って、この触媒を過給機付エンジンに設
けた場合、特に上記公報のように補助駆動手段を備えた
過給機を備えたエンジンに設けた場合には、この補助駆
動手段による過給機の補助駆動で出力アップを図ると、
これに伴う排気温度の上昇でNOx浄化性能が低下して
しまうため、エンジン出力向上と、良好なNOx浄化性
能の維持とを両立させることが非常に困難になる。
【0007】本発明は、このような事情に鑑み、触媒の
もつNOx浄化性能を十分維持しながらエンジンの出力
向上を図ることができるエンジンの過給装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、空気過剰率が1よりも大きい
排気ガス中の窒素酸化物を浄化可能な触媒が排気通路の
途中に設けられたエンジンの過給装置であって、ターボ
過給機と、このターボ過給機を排気エネルギ以外のエネ
ルギにより補助駆動する補助駆動手段と、上記ターボ過
給機よりも下流側の吸気通路と上記触媒よりも上流側の
排気通路とを連通する分配通路とを備え、上記補助駆動
による過給圧上昇時にターボ過給機から吐出される過給
気の一部が上記分配通路を通じて触媒の上流側に直接分
配されるように構成したものである(請求項1)。
【0009】この装置では、エンジン状態に応じて上記
補助駆動手段による補助駆動及び過給気の分配を制御す
る分配制御手段を備えることがより好ましい(請求項
2)。
【0010】上記分配制御手段としては、混合気の空気
過剰率が1よりも大きい場合に上記ターボ過給機の補助
駆動及び上記過給気の分配を行わせるものや(請求項
3)、上記エンジンの加速操作時に上記ターボ過給機の
補助駆動及び上記過給気の分配を行わせるものが好適で
ある(請求項4)。この請求項4記載の装置では、上記
エンジンの加速時における混合気の目標空燃比を16よ
りも大きな空燃比に設定するのが、より好ましい(請求
項5)。
【0011】また、排気側温度を検出する温度検出手段
を備え、この検出された排気側温度が一定以上の場合に
のみ上記過給気の分配を行わせるように上記分配制御手
段を構成すれば、より好ましいものとなる(請求項
6)。この場合、上記排気側温度が高いほど上記触媒上
流側への過給気分配流量を多くするように上記分配制御
手段を構成するのが、より好ましく(請求項7)、より
具体的には、上記排気側温度に基づいて上記触媒上流側
への過給気分配流量をフィードバック制御するように上
記分配制御手段を構成することが、さらに好ましい(請
求項8)。
【0012】上記分配制御手段としては、上記分配通路
を開閉する開閉手段と、エンジン状態に基づいて上記補
助駆動手段による補助駆動力を変化させる補助駆動制御
手段とを備えたものが好適である(請求項9)。
【0013】ここで、上記開閉手段としては、上記分配
通路の途中に設けられ上記ターボ過給機下流側の過給圧
が排気側圧力よりも一定以上高い場合にのみこの分配通
路を開通する通路開閉弁が好適である(請求項10)。
【0014】また、上記ターボ過給機内に圧油を噴射す
る噴射手段と、この噴射手段から噴射された圧油のエネ
ルギを上記ターボ過給機の回転軸の回転エネルギに変換
する油圧タービンと、上記噴射手段に圧油を供給する可
変容量型オイルポンプと、エンジン状態に基づいて上記
可変容量型オイルポンプの容量を制御する容量制御手段
とを備えることにより、補助駆動力の制御が可能である
(請求項11)。
【0015】
【作用】請求項1記載の装置によれば、ターボ過給機の
補助駆動で出力が高められるとともに、この補助駆動の
際、ターボ過給機から吐出された低温の過給気を分配通
路を通じて適宜触媒の上流側に直接分配することによ
り、この触媒の過度の温度上昇を阻止し、十分なNOx
浄化性能を維持することが可能である。
【0016】ここで、請求項2記載の装置では、エンジ
ン状態に応じて上記補助駆動手段による補助駆動及び過
給気の分配が自動的に制御されることになる。
【0017】より具体的に、請求項3記載の装置では、
混合気の空気過剰率が1よりも大きい運転状態、すなわ
ちエンジン出力アップが必要でしかも触媒を有効に働か
せるための許容温度領域が狭い状態で、上記過給気の分
配が行われる。この分配による触媒温度上昇の抑制と、
リーン燃焼とにより、NOx浄化性能が大幅に向上され
る。
【0018】また、請求項3記載の装置では、エンジン
の加速操作時に上記ターボ過給機の補助駆動が行われる
ことにより、要求加速度に見合うエンジン出力が確保さ
れる一方、過給気の分配によって、上記出力アップに伴
う触媒温度の上昇が抑制され、良好なNOx浄化性能が
維持される。
【0019】ここで、過給機の空燃比A/Fと実際の排
気ガス中におけるNOx濃度とは図6に示されるような
関係にあり、空燃比が16の時にNOx濃度がピークと
なるが、請求項5記載の装置では、上記加速時における
混合気の目標空燃比が16よりも大きな空燃比に設定さ
れることにより、NOx濃度の上昇が防がれる。しか
も、このようなリーン燃焼を行っても、ターボ過給機の
補助駆動によって十分な出力が確保可能である。
【0020】また、請求項6記載の装置では、検出排気
側温度が一定以上の場合、すなわち真に過給気分配によ
る触媒の冷却が必要な場合にのみ、この過給気の分配が
実行される。
【0021】さらに、請求項7記載の装置では、排気側
温度が高いほど、すなわち触媒の冷却必要度合いが高い
ほど、上記触媒上流側への過給気分配流量が増やされ
る。より具体的に、請求項8記載の装置では、上記排気
側温度に基づいて上記触媒上流側への過給気分配流量が
フィードバック制御されることにより、触媒温度がより
正確に適正な範囲内に保たれる。
【0022】請求項9記載の装置では、上記補助駆動手
段による補助駆動力の変化と、開閉手段による上記分配
通路の開閉とによって、上記分配の制御が実行される。
【0023】ここで、請求項10記載の装置では、上記
補助駆動力が高められて過給圧と排気側圧力との圧力差
が一定以上になると、自動的に通路開閉弁が開いて過給
気の分配が開始される。
【0024】また、請求項11記載の装置では、可変容
量型オイルポンプから吐出される圧油が油圧タービンに
噴射されることによってターボ過給機が補助駆動される
とともに、上記可変容量型オイルポンプの容量変化によ
って補助駆動力が制御される。
【0025】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0026】図2に示すエンジン10の各気筒には、吸
気マニホールド12を介して共通吸気管14が接続され
ている。この共通吸気管14の途中には、上流側から順
にエアクリーナー18、ターボ過給機24のコンプレッ
サ(詳細後述)、インタクーラー16、スロットル弁1
5等が設けられている。上記各気筒には排気マニホール
ド19を介して共通排気管20が接続されており、その
途中に、上記ターボ過給機24のタービン(詳細後
述)、NOx浄化用触媒22等が設けられている。
【0027】この触媒22には、空気過剰率λが1より
も大きい(すなわち空燃比が理論空燃比を上回る)リー
ン状態で排気ガス中のNOxに浄化反応を行わせること
が可能な触媒が用いられており、そのリーン状態での特
性は図7に示されるようになっている。すなわち、この
触媒22のNOx浄化率は、排気ガス温度Tex が所定
温度Tcである時にピークを迎え、この温度(以下、浄
化率最大温度と称する。)Tcを所定の温度幅ΔTcで
挾んだ温度範囲内で十分なNOx浄化率を確保できるよ
うになっている。
【0028】上記ターボ過給機24の内部構造を図3に
示す。このターボ過給機24は、通常のターボ過給機と
同様、コンプレッサ26及びタービン28を備え、両者
がターボ回転軸35によって連結されている。コンプレ
ッサ26はコンプレッサハウジング30に収容され、タ
ービン28はタービンハウジング32に収容されてい
る。コンプレッサハウジング30は上記共通吸気管14
の途中に組み込まれ、タービンハウジング32は上記共
通排気管20の途中に組み込まれている。両ハウジング
30,32は略円筒状の本体ハウジング34を介して連
結され、この本体ハウジング34により上記ターボ回転
軸35が回転可能に支えられている。
【0029】このターボ回転軸35の略中央部には、油
圧タービン38が設けられている。この油圧タービン3
8には、周方向成分をもつ作動油流がコンプレッサ側
(図1では右側)から吹き付けられた時にそのエネルギ
をターボ回転軸35の回転エネルギに変換する形状の羽
根が形成されている。これに対し、上記本体ハウジング
34には、その側壁を径方向に貫くオイル供給ノズル
(噴射手段)62が固定され、このオイル供給ノズル6
2の噴射口40が本体ハウジング34内で上記油圧ター
ビン38に向けられている。
【0030】なお、図3において42は、ターボ過給機
24内のオイルを適宜機外へ導くためのオイル排出パイ
プである。
【0031】前記図2に示すように、上記エンジン10
のクランク軸102には、駆動伝達機構104を介して
オイルポンプ108が連結されている。このオイルポン
プ108は、上記クランク軸102の駆動力を受けて作
動し、エンジン10内の潤滑油を作動油として上記オイ
ル供給ノズル62に圧送するように構成されている。
【0032】このオイルポンプ108の構造を図4に示
す。このオイルポンプ108は、可変容量型のものであ
り、外側ハウジング44と、この外側ハウジング44内
をスライドするロータハウジング46とを備えている。
上記外側ハウジング44の側壁には、オイル吸入口44
a及びオイル吐出口44bが形成され、オイル吸入口4
4aが上記エンジン本体10に接続される一方、オイル
吐出口44bが上記ターボ過給機24のオイル供給ノズ
ル62に接続されている。ロータハウジング46には、
オイル吸入溝46a及びオイル吐出溝46bが形成され
ており、このロータハウジング46のスライド範囲内
で、上記オイル吸入溝46aを介して上記オイル吸入口
44aとロータハウジング46内とが連通され、上記オ
イル吐出溝46bを介して上記オイル吐出口44bとロ
ータハウジング46内とが連通されるようになってい
る。
【0033】上記外側ハウジング44側にはロータ回転
軸48を中心として回転可能にロータ50が支持され、
このロータ50の外周部にその径方向に移動可能に複数
枚のベーン52が装着されており、これらロータ50及
びベーン52がロータハウジング46内に収納されてい
る。そして、上記軸48が上記駆動伝達機構104に連
結されており、この軸48及びロータ50が回転駆動さ
れた状態で、上記ロータハウジング46が外側ハウジン
グ44に対してスライドすることにより、オイル吐出容
量が変化するようになっている。具体的には、上記ロー
タハウジング46と軸48との偏心量が増す(すなわち
ロータハウジング46が図4の位置から左方向にスライ
ドする)につれてポンプ容量も増えるようになってい
る。
【0034】上記ロータハウジング46からはそのスラ
イド方向にロッド44cが延設されており、このロッド
44cがスライド駆動装置(容量制御手段を構成)80
に連結されている。このスライド駆動装置80は、ステ
ッピングモータ及びボールねじ機構を備え、上記ステッ
ピングモータの作動で上記ロータハウジング46をスラ
イド駆動するように構成されている。
【0035】また、このエンジンには、スロットル開度
θを検出するスロットルセンサ116、エンジン回転数
Neを検出するエンジン回転数センサ117、吸気圧 B
oostを検出する負圧センサ118、上記触媒22が設け
られた排気通路20内の温度を検出する排気温度センサ
(温度検出手段)119等の各種センサ、及びマイクロ
コンピュータ等からなるECU(エンジンコントロール
ユニット;容量制御手段を構成)120を備え、このE
CU120の出力する制御信号により上記スライド駆動
装置80の作動が制御されるようになっている。
【0036】なお、このECU120による制御動作の
具体的な内容は後に詳述する。
【0037】このエンジンの特徴として、図1に示すよ
うに、上記ターボ過給機24におけるコンプレッサハウ
ジング30下流側の吸気通路14と、タービンハウジン
グ24上流側の排気通路20との間に分配通路17が設
けられ、この分配通路17を介して両通路14,20が
連通可能とされており、この分配通路17の途中に通路
開閉弁50が設けられている。この通路開閉弁50は、
弁体であるボール52と、スプリング54とを内蔵して
おり、このスプリング54の弾発力で上記ボール52が
テーパー状の弁座56に押付けられることにより閉弁す
る一方、ターボ過給機24による過給で上記吸気通路内
の圧力(過給圧)が排気通路20内の圧力よりも一定差
圧以上上回ると、その圧力差により上記弾発力に抗して
ボール52が上記弁座56から離れ、これにより開弁す
るようになっている。
【0038】このようなエンジンにおいて、上記エンジ
ン本体10が始動すると、そのクランク軸102に連結
されているオイルポンプ108が作動し、エンジン10
内のオイルをオイル供給ノズル62に供給する。このオ
イルは、ノズル噴射口40から油圧タービン38に向か
って噴射され、これにより上記油圧タービン38と一体
にターボ回転軸35が補助回転駆動される。
【0039】ここで、ECU120は、スライド駆動装
置80に適宜制御信号を出力することにより、ロータハ
ウジング46のスライド駆動を制御し、これによりオイ
ルポンプ108の容量制御を実行する。例えば、図4に
示されるようにロータ回転軸48とロータハウジング4
6との偏心量が最小となる位置にロータハウジング46
をスライドさせることにより、オイルポンプ44の容量
を最小の微小量に抑え、補助駆動がほとんど行われない
状態にする。これに対し、図示の位置からロータハウジ
ング46を同図左方向にスライド駆動してロータ回転軸
48とロータハウジング46との偏心量を増やすことに
より、オイルポンプ44の容量を増やして、補助駆動力
を増強する。
【0040】このECU120による制御の具体的な内
容は図5のフローチャートに示す通りである。同図にお
いて、まず、混合気の空気過剰率が1以下であり(ステ
ップS1でNO)、もしくは、排気温度センサ119で
検出される排気温度Tex が図7に示すような許容温度
上限値すなわち十分のNOx浄化率を得るための最高温
度(Tc+ΔTc)未満である場合には(ステップS2
でNO)、1サイクル当たりの目標オイルポンプ吐出量
(以下、目標サイクル吐出量と称する。)qを基本吐出
量qo に設定する(ステップS3)。この基本吐出量q
o は、エンジン回転数及びエンジン負荷と基本吐出量q
o との関係について予め記憶したマップに基づいて決定
する。このマップでは、エンジンの運転状態にかかわら
ず、オイルポンプ108の補助駆動により過給圧が上昇
してもこの過給圧の上昇によって通路開閉弁50から開
かない程度に基本吐出量qo が低く設定されている。
【0041】このような基本吐出量qo を目標サイクル
吐出量として制御信号を演算し、出力することにより
(ステップS4)、エンジンの運転状態に応じてオイル
ポンプ108の容量を制御し、ひいてはターボ過給機2
4の補助駆動力を制御する。この補助駆動力は、上述の
ように通路開閉弁50がスプリング54の弾発力に抗し
て開くほどには過給圧が高まらないような低い範囲に収
められるので、通常の過給装置と同様、過給気は100
%各気筒内に供給される。
【0042】ところが、空気過剰率λが1よりも大きい
リーン状態にある場合、すなわち、エンジン出力が下が
りがちでターボ過給機24の補助駆動を要し、しかも触
媒22のNOx浄化機能が有効に発揮される温度域が狭
くなる場合であって(ステップS1でYES)、さら
に、検出排気側温度Tex が上記温度域の上限値(Tc
+ΔTc)以上まで高まっている場合には(ステップS
2でYES)、この検出排気側温度Texと浄化率最高温
度Tcとの差ΔTexを求め、この温度差ΔTexに応じた
補正吐出量q(ΔTex)を設定する(ステップS5)。
この補正吐出量q(ΔTex)には、上記温度差ΔTexが
大きいほど高い値を設定し、この補正吐出量q(ΔTe
x)を上記基本吐出量qo に上乗せした吐出量を目標サ
イクル吐出量qとして設定する(ステップS6)。この
ように増大補正した目標サイクル吐出量qに基づいて制
御信号を出力することにより(ステップS4)、オイル
ポンプ108の容量増加ひいては補助駆動力の増強を行
い、過給圧を高める。
【0043】この過給圧の上昇により、エンジン出力が
高く保持される一方、図1に示す通路開閉弁50のボー
ル52がスプリング54の弾発力に抗して移動すること
により、分配通路17が開通される。この分配通路17
を通じ、低温の過給気の一部がエンジン本体10をバイ
パスして直接タービンハウジング24さらには触媒22
に分配され、これにより触媒22の温度が下げられる。
このようにして触媒22の温度が図7に示すような許容
範囲(Tex−ΔTc)〜(Tex+ΔTc)内に収めら
れ、良好なNOx浄化性能が維持される。
【0044】以上のように、この装置では、ターボ過給
機24の補助駆動力を高める際、コンプレッサハウジン
グ30から吐出される比較的低温の過給気の一部を分配
通路17を通じて直接触媒22へ分配するものであるの
で、上記補助駆動による過給圧の上昇でエンジン出力を
高めながら、特別な冷却手段を用いることなく触媒22
を適正な温度に保って良好なNOx浄化性能を確保する
ことができる。従って、図6に示すように排気ガス中の
NOx濃度が空燃比A/F=16でピークを迎える特性
があっても、実際の運転時における空燃比を従来よりも
16に近付けながらNOx発生量を十分低く抑えること
が可能になり、運転領域の幅を広げることができる。
【0045】さらに、この実施例では、触媒22の冷却
を特に要する場合、すなわち空気過剰率が1よりも大き
くて排気温度が一定以上の場合にのみ、上記補助駆動力
アップ及び過給気の分配を行っているので、これによ
り、補助駆動力を節減することができる。
【0046】なお、本発明はこのような実施例に限定さ
れるものではなく、例として次のような態様を採ること
も可能である。
【0047】(1) 本発明において、補助駆動力アップや
触媒への過給気分配を実行する条件は適宜設定すればよ
く、例えば、高いエンジン出力を要しかつ排気温度の上
がりやすい加速時に上記補助駆動力アップ及び過給気分
配を行うようにECU120を構成してもよい。この場
合も、NOx濃度を下げるには空燃比A/Fを16より
も大きく設定することが望ましいが、このようにリーン
側に空燃比を設定しても、補助駆動力のアップにより加
速に十分なエンジン出力を確保でき、しかも、その過給
気の一部を触媒22に分配することによって良好なNO
x浄化性能が得られる触媒温度をより確実に維持するこ
とができる。
【0048】(2) 本発明では、上記触媒22への過給気
の分配流量は適宜設定すればよく、例えば常時一定量の
分配を行うようにしてもよいが、上記実施例のように排
気温度Tex が高いほど分配流量を上げるようにすれ
ば、より実際の運転状態に即した過給制御を行うことが
できる。さらに、検出排気側温度に基づいて上記分配流
量をフィードバック制御することにより、良好なNOx
浄化性能をより確実に維持することが可能になる。
【0049】(3) 本発明において、上記過給気の総流量
に対する分配流量の比、すなわち過給分配率は、エンジ
ンの構造に応じて適宜設定すればよく、一般には40%
以下に設定するのが、より好ましい。
【0050】その理由を説明する。いま、エンジン本体
10から排出された直後の排気ガス温度及び空燃比をそ
れぞれTex,xとし、分配される過給気の温度をTdと
し、分配過給気導入後の排気ガス温度及び空燃比をそれ
ぞれTex′,x′とすると、理論的に次式が成立する。
【0051】
【数1】Tex′=(Tex−Td)・(x/x′)+Td この式において、分配過給気導入前排気ガス温度Texを
400℃、分配過給気導入後排気ガス温度Tex′を300℃、
過給気温度Tdを25℃、分配過給気導入前空燃比xを22
とすると、分配過給気導入後空燃比x′は30となり、分
配率(100−x/x′)=27%が得られる。ここで、分
配過給気導入前排気ガス温度Texが400℃を超えること
はほとんどないので、他の条件の変化を考慮しても上記
分配率は40%以下に設定することが、望ましい。なお、
この分配率の調節は、分配通路17の流路面積の調節や
通路開閉弁50の開度調節により可能である。
【0052】(4) 上記実施例では、オイルポンプ108
の容量を変化させることにより分配流量を制御している
が、上記通路開閉弁50に代えて流量制御弁を同じ位置
に設け、この流量制御弁の開度によって分配流量を制御
するようにしてもよいし、エンジン本体10とオイルポ
ンプ108との間にクラッチを設け、このクラッチのオ
ンオフによりオイルポンプ108を駆動状態と非駆動状
態に切換える切換制御のみを行うようにしてもよい。た
だし、上記のように可変容量型オイルポンプ108の容
量変化で吐出量を調節し、過給圧の上昇で通路開閉弁5
0が自動的に開弁するような構成にすれば、オイルポン
プ108の容量制御だけで補助駆動力の制御と分配制御
の双方を同時に行うことができる利点がある。
【0053】また、可変容量型オイルポンプを用いる場
合、その具体的な構造は問わず、エンジンの運転中に容
量が調節可能な種々のポンプを用いることができる。
【0054】(5) 本発明において、排気側温度を検出す
る場合、その具体的な検出個所は適当に設定すればよ
く、触媒22の直上流側でもよいし、タービンハウジン
グ32より上流側であってもよい。また、分配過給気の
導入個所も適宜設定すればよく、前記図1に示すように
タービンハウジング32の上流側に導入するのでなく、
タービンハウジング32と触媒22との間の位置に導入
するようにしてもよい。
【0055】(6) 図3では、ターボ回転軸35がコンプ
レッサ26からタービン28まで一体のものを示した
が、このターボ回転軸35をコンプレッサ側とタービン
側とに分割し、両分割軸をクラッチで連結/切離しでき
るようにしたものにおいても、上記と同様に本発明を適
用することができる。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明は、空気過剰率が
1よりも大きい排気ガス中の窒素酸化物を浄化可能な触
媒が排気通路の途中に設けられたエンジンにおいて、タ
ーボ過給機の補助駆動手段と、補助駆動されるターボ過
給機から吐出される過給気の一部を上記触媒の上流側に
直接分配する分配通路とを備えたものであるので、上記
補助駆動によって過給圧を高めることにより高出力を維
持する一方、この補助駆動の際にターボ過給機から吐出
された低温の過給気を上記分配通路を通じて適宜触媒の
上流側に直接分配することにより、この触媒の過度の温
度上昇を阻止し、十分なNOx浄化性能を維持すること
ができる効果がある。
【0057】ここで、請求項2記載の装置では、エンジ
ン状態に応じて上記補助駆動手段による補助駆動及び過
給気の分配を自動的に制御することができる効果があ
る。
【0058】より具体的に、請求項3記載の装置では、
エンジン出力アップが必要でかつ触媒を有効に働かせる
ための許容温度領域が狭い状態、すなわち混合気の空気
過剰率が1よりも大きい運転状態で、上記補助駆動及び
過給気の分配を行うことにより、高出力を確保しなが
ら、触媒温度上昇の抑制及びリーン燃焼の実行によって
NOx浄化性能を大幅に向上させることができ、これに
より、良好なNOx浄化性能を維持できる空燃比の範囲
を拡大することができる効果がある。
【0059】また、請求項4記載の装置では、エンジン
の加速時に上記ターボ過給機を補助駆動することによ
り、要求加速度に見合うエンジン出力を確保する一方、
過給気の分配によって、上記出力アップに伴う触媒温度
の上昇を抑制し、良好なNOx浄化性能を維持すること
ができる効果がある。
【0060】ここで、請求項5記載の装置では、上記加
速時における混合気の目標空燃比を16よりも大きな空
燃比に設定することにより、NOx濃度の上昇をさらに
抑制でき、しかも、このようなリーン燃焼を行いながら
ターボ過給機の補助駆動によって十分な出力を確保する
ことができる効果がある。
【0061】また、請求項6記載の装置では、検出排気
側温度が一定以上の場合、すなわち真に過給気分配によ
る触媒の冷却が必要な場合にのみ、この過給気の分配を
実行することにより、不必要な過給気分配を防ぎ、補助
駆動力の節減を図ることができる効果がある。
【0062】さらに、請求項7記載の装置では、排気側
温度が高いほど、すなわち触媒の冷却必要度合いが高い
ほど、上記触媒上流側への過給気分配流量を増やすこと
により、実際のエンジン状態により即した分配制御を行
うことができる。より具体的に、請求項8記載の装置で
は、上記排気側温度に基づいて上記触媒上流側への過給
気分配流量をフィードバック制御することにより、触媒
温度をより的確に制御することができる効果がある。
【0063】請求項9記載の装置では、上記補助駆動力
の制御と、開閉手段による上記分配通路の開閉の制御と
で、上記分配の実行の有無及び分配流量の制御を行うこ
とができる。特に、請求項10記載の装置では、上記開
閉手段として、上記ターボ過給機下流側の過給圧が排気
側圧力よりも一定以上高い場合にのみこの分配通路を開
通する通路開閉弁を用いているので、上記補助駆動力を
上げて過給圧を高めることにより、自動的に通路開閉弁
を開かせて過給気の分配を行わせることができ、補助駆
動力の制御だけで過給圧制御と分配制御の双方を同時に
行うことができる効果がある。
【0064】また、請求項11記載の装置では、可変容
量型オイルポンプの容量を調節するだけの簡単な構成で
上記補助駆動力を制御することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるエンジンの過給装置
の要部を示す断面図である。
【図2】上記実施例におけるエンジンの全体構成図であ
る。
【図3】上記エンジンに設けられるターボ過給機の断面
図である。
【図4】上記実施例における可変容量型オイルポンプ及
びそのスライド駆動装置の断面図である。
【図5】上記実施例において行われる制御動作を示すフ
ローチャートである。
【図6】上記エンジンにおける空燃比と排気ガス中NO
x濃度との関係を示すグラフである。
【図7】上記エンジンにおける排気ガス温度と触媒での
NOx浄化率との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10 エンジン本体 14 吸気通路 17 分配通路 20 排気通路 24 ターボ過給機 38 油圧タービン 50 通路開閉弁 62 オイル供給ノズル(噴射手段) 80 スライド駆動装置(容量制御手段を構成) 108 オイルポンプ(可変容量型オイルポンプ) 120 ECU(容量制御手段を構成)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F01N 3/32 ZAB 301 D F02B 37/00 302 Z

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気過剰率が1よりも大きい排気ガス中
    の窒素酸化物を浄化可能な触媒が排気通路の途中に設け
    られたエンジンの過給装置であって、ターボ過給機と、
    このターボ過給機を排気エネルギ以外のエネルギにより
    補助駆動する補助駆動手段と、上記ターボ過給機よりも
    下流側の吸気通路と上記触媒よりも上流側の排気通路と
    を連通する分配通路とを備え、上記補助駆動による過給
    圧上昇時にターボ過給機から吐出される過給気の一部が
    上記分配通路を通じて触媒の上流側に直接分配されるよ
    うに構成したことを特徴とするエンジンの過給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエンジンの過給装置にお
    いて、エンジン状態に応じて上記補助駆動手段による補
    助駆動及び過給気の分配を制御する分配制御手段を備え
    たことを特徴とするエンジンの過給装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のエンジンの過給装置にお
    いて、混合気の空気過剰率が1よりも大きい場合に上記
    ターボ過給機の補助駆動及び上記過給気の分配を行わせ
    るように上記分配制御手段を構成したことを特徴とする
    エンジンの過給装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載のエンジンの過給
    装置において、上記エンジンの加速操作時に上記ターボ
    過給機の補助駆動及び上記過給気の分配を行わせるよう
    に上記分配制御手段を構成したことを特徴とするエンジ
    ンの過給装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のエンジンの過給装置にお
    いて、上記エンジンの加速時における混合気の目標空燃
    比を16よりも大きな空燃比に設定したことを特徴とす
    るエンジンの過給装置。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5のいずれかに記載のエンジ
    ンの過給装置において、排気側温度を検出する温度検出
    手段を備え、この検出された排気側温度が一定以上の場
    合にのみ上記過給気の分配を行わせるように上記分配制
    御手段を構成したことを特徴とするエンジンの過給装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のエンジンの過給装置にお
    いて、上記排気側温度が高いほど上記触媒上流側への過
    給気分配流量を多くするように上記分配制御手段を構成
    したことを特徴とするエンジンの過給装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のエンジンの過給装置にお
    いて、上記排気側温度に基づいて上記触媒上流側への過
    給気分配流量をフィードバック制御するように上記分配
    制御手段を構成したことを特徴とするエンジンの過給装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項2〜8のいずれかに記載のエンジ
    ンの過給装置において、上記分配制御手段として、上記
    分配通路を開閉する開閉手段と、エンジン状態に基づい
    て上記補助駆動手段による補助駆動力を変化させる補助
    駆動制御手段とを備えたことを特徴とするエンジンの過
    給装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のエンジンの過給装置に
    おいて、上記開閉手段として、上記分配通路の途中に、
    上記ターボ過給機下流側の過給圧が排気側圧力よりも一
    定以上高い場合にのみこの分配通路を開通する通路開閉
    弁を設けたことを特徴とするエンジンの過給装置。
  11. 【請求項11】 請求項9または10記載のエンジンの
    過給装置において、上記補助駆動手段として、上記ター
    ボ過給機内に圧油を噴射する噴射手段と、この噴射手段
    から噴射された圧油のエネルギを上記ターボ過給機の回
    転軸の回転エネルギに変換する油圧タービンと、上記噴
    射手段に圧油を供給する可変容量型オイルポンプとを備
    えるとともに、上記補助駆動制御手段として、エンジン
    状態に基づいて上記可変容量型オイルポンプの容量を制
    御する容量制御手段を備えたことを特徴とするエンジン
    の過給装置。
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WO1997025526A1 (en) * 1996-01-12 1997-07-17 Gentech Design Limited Exhaust manifold device
JP2011157922A (ja) * 2010-02-03 2011-08-18 Toyota Motor Corp 内燃機関の制御装置
JP2015081554A (ja) * 2013-10-22 2015-04-27 ヤンマー株式会社 過給機付エンジン

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